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シーガル泉店 Culdcept Freak 対戦会
(2003/06/21)

book 07

ブック名: まんまる

Creature 18 Item 06 Spell 26
S・ジャイアント 1 ウォーターアムル 2 インフルエンス 2
アイスウォール 2 カウンターアムル 1 シンク 3
アンダイン 2 グレムリンアムル 1 ドレインマジック 1
キングトータス 2 ティアリングハロー 1 パーミッション 2
グリンデロー 2 ホーリーグレイル 1 ヘイスト 3
ダゴン 1     ホープ 4
ドルール 2     ホーリーワードX 4
バンニップ 1     マナ 4
フェイト 2     ランドプロテクト 1
ボジャノーイ 1     リベレーション 2
リザードマン 2        


このブックは「使いやすさ」に重点を置いています。対人戦の経験が少ない方でも使えるように工夫しています。つーか、対人戦経験豊富な方は解説書を読まなくても特別問題無いかと思いますよ。 ではまず、このブックに入っているカードを説明します。

クリーチャー
アイスウォール、アンダイン、キングトータス、グリンデロー、フェイト
上記のクリーチャーはコストも配置制限も少なく、手持ち魔力(以下「魔力」で統一)が少ない序盤でも比較的ラクに配置できます。また、守りも強めなので、空き地には属性が合っていなくてもどんどん配置していきましょう。フェイトは領地能力が強いので配置できる時は配置しちゃいましょう。

ドルール、バンニップ、リザードマン
これらも、コストは少々高いですが配置制限が無いので魔力に余裕があるならとりあえず置いておきましょう。また、アイテムや条件がそろえば優秀な侵略クリーチャーなので奪える土地ならば躊躇なく奪いましょう。(相手のアイテムには注意すること)

S.ジャイアント、ダゴン、ボジャノーイ
これらはレベル上げする拠点の候補クリーチャーです。制限、コスト共に高いですが、それ相応の力をもっています。また、STも高く侵略にも使えますが、失敗した時のリスクは非常に高いので100%落とせる土地のみにしておきましょう。

レベル上げ推奨クリーチャー
・対戦相手にバジリスク、リトルグレイ等の即死クリーチャー、又は条件のそろったドルール、コアティ、ソウルコレクター等の侵略クリーチャーがいた場合・・・ボジャノーイ(先制&即死)、水連鎖が2〜3以上のアンダイン(水属性無効化)、グリンデロー(ST30以下無効化)、支援効果の付いたリザードマン(先制)
・破壊系スペル(マジックボルト、テンペスト、アシッドレイン等)が見えた時・・・S.ジャイアント(HP60)、ダゴン(HP80)、キングトータス(HP50)
・ルナティックヘア+クランプが見えた時・・・ボジャノーイ+支援効果(先制&即死)、ドルール(STは所持する水土地×10)、ダゴン(ST60)
・それ以外・・・バンニップ、ドルール、フェイトを除く全クリーチャー(リザードマンはちょいと微妙かも)

アイテム
アイスウォール、キングトータス、ドルールはティアリングハローが使えません。それ以外は全てのクリーチャーが全てのアイテムを使えます。アイテムは出し惜しみしないで使える時に使っちゃいましょう。

スペル
インフルエンス、シンク
地形変化スペルです。このブックは水連鎖が増えると能力が増すクリーチャー(アンダイン、ドルール)も入っているためけっこう重要なスペルです。魔力に余裕があるなら防御の強そうなクリーチャーからどんどんかけていきましょう。また、相手の(水以外の)連鎖を崩す手段にもなりますが基本的に自分の連鎖を増やすために使いましょう。おそらく対戦相手のブックにもこの手のスペルは入っているはずなので大したダメージは与えられないうえ、こちらは貴重なカードと魔力を無駄にすることになります。妨害打ちは、打つことで100%高額地を奪える時か、ゲームが決まりそうな時に一時しのぎで打つくらいで十分です。

ドレインマジック、マナ
単純に魔力を増やすスペルです。このゲームでは魔力が無いとほとんどなにもできないので少し多めに入れています。ドレインマジックは最低270G以上持っている相手に使いましょう。序盤はたいして儲からないスペルですが、何もしないよりはマシだと思って使いましょう。

パーミッション
周回を補佐するカードです。マップによって使い方が異なります。
錬金術師の館・・・砦を通る前に転送円で飛んでしまった時くらいしか使い道はありません。まあ、意外とそういう状況は多いんですけどね。
トールの槌・・・普通このマップで周回ボーナスを貰うためには城を2回通らなければなりません。それを半分の1回にできるメリットはかなり大きいです。少し持ち歩いてでも片側の砦を通ってから使用しましょう。(メズマライズには注意)
鳥羽根揚羽・・・主に護符を買いに行く時に使用します。マップ解説の方で説明します。

ヘイスト、ホーリーワードX(以下、HWXで統一)
これらは通称「足スペル」といいます。普通に運のみでダイスを振るよりも「速く」「確実に」周回することができます。そして普通より周回数を多くすることによってボーナスもより多い回数貰えるわけです。また、相手高額地の回避や、狙った土地への侵略、相手を自分の高額地にハメる等いろいろ応用できる便利なスペルです。ケチケチせずにどんどん使っていきましょう。

ホープ、(フェイトの領地能力)
このゲームでは1ターンに1枚しかカードをドローできません。ですが、手札は使えば使うほど無くなります。効率良くゲームを進めるには効率良く手札を補充する必要があるのです。手札が少ない時、他にすることが無い時、欲しいカードがある時等は優先して使いましょう。

ランドプロテクト
土地を安定させるスペルです。最終的にレベル5まで上げる予定の土地にかける感じになります。もし序盤に引いてきてしまって手札が余りそうになってきたら1番防御力の高そうな水土地に配置されているクリーチャーにかけてしまいましょう。

リベレーション
今回の3マップではかなり使えるスペルだと思います。近くにない、または通りそうもない土地のクリーチャー交換や領地コマンドによる地形変化、勝負掛けのレベルアップをする時等に使用するのが主な使い方です。

マップ別解説
錬金術師の館
まず、なにはともあれクリーチャーを配置しましょう。このマップは空き土地数こそ24個と多めにありますが、実際は転送円を使わないと行けない土地が12個もあるためけっこう配置するのが困難です。また、全ての土地が無属性なため連鎖を作るのに苦労します。よって、なによりもまずクリーチャーを配置(侵略含む)することが重要になります。序盤は魔力が底を尽きそうでも、すぐボーナスがもらえる位置だったり、手札にマナがある場合なら配置しちゃって構わないでしょう。

ある程度土地を確保できたら地形変化スペルや(リベレーション+)領地コマンドを使って連鎖を増やしましょう。また、魔力が500Gを越えるようならレベル上げもしていっちゃいましょう。ただ、魔力は200Gを下回らないように。アイテムの使用や通行料支払い等で身動きが取れなくならないようにするためです。あとは、「周回→魔力獲得→レベル上げ」を繰り返して目標魔力を達成しましょう。

・もし、他人の高額地を踏んでしまった場合
奪うことができないなら無駄な戦闘は控えるべきです。また、その際に土地を手放すことになった場合は「連鎖している」最もレベルの「高い土地」を売りましょう。CPUのように価値の低い土地をたくさん売るより価値の高い土地を1つ売った方が自分のダメージも少なく、立ち直りも格段に早いです。

トールの槌
このマップは周回するのに40マスも移動しなくてはならないため序盤は非常に魔力が尽きやすいです。普通にダイスを振るだけだと周回するのに9Rくらいかかってしまうので足スペルやパーミッションをうまく使っていきましょう。序盤はクリーチャー配置よりも周回を優先させた方がいいでしょう。土地数はかなり多めなので連鎖を作るのは楽ですが、移動攻撃をしやすいマップなので相手の侵略には十分注意が必要です。まあ、あとは基本的に「練金術師の館」と同じなので省略します。

鳥羽根揚羽
このマップには護符売り場(聖堂)があります。が、まずは普通に北エリアを周回します。このブックは水ブックなので、まず右側の砦(E)を目指して右回りで周回しましょう。何回か周回して魔力が500G以上あり、なおかつパーミッションを持っているなら右側の砦を通過したあとパーミッションを使用して左下のエリアに行き、護符を買いましょう。護符の買い方ががよくわからない人はとりあえず北エリアの水護符を30〜50枚程度買っておけばいでしょう。あとは今までのマップと同じようにレベル上げ→達成と行きたいところです。

ですが、このマップでは護符の相乗り(他人に北エリアの水護符を買われてしまうこと)されてしまうと簡単にレベルアップできなくなってしまいます。もし、対戦相手に相乗りされて、しかも自分より所持数が多い場合はタイミングを計ってレベル上げしましょう。(レベル3に上げる程度ならあまり問題無い場合が多いですが)4連鎖で護符を30枚もっている場合、レベル1の土地(土地価値80)をレベル5に上げると総魔力が1920G増えます。それを頭に入れておいて自分の総魔力が6000G弱くらいになったら対戦相手が当分城にたどり着けないタイミングで、リベレーション使用か足スペル等で自領地通過→レベル上げ→次のターンに城到着、周回ボーナスと合わせて8000Gオーバー→ゲーム終了と持っていきたいです。

また護符を持っている場合、そのエリアの他人の(他色の)高額地に「シンク」を打ち込むと護符の価値が上昇し、総魔力が上がります。逆に打ち込みされた方は連鎖が減らされるうえ(相手が水土地を持っている場合は減らない可能性もあります)、護符の価値も下がるので二重に痛いです。「インフルエンス、シンク」のところでも述べたようにおそらく対戦相手にも地形変化スペルがあるはずなので基本的には自分の土地に打ち込むべきですが、護符価値の上昇分で達成(又は達成阻止)できそうなときとかは使ってみるのもいいでしょう。また、自分が達成していてあとは城に帰るだけという場合は無闇に地形変化スペルを打たないで、対戦相手の打ち込みに備えて手札に持っておく必要があります。護符戦では地形変化スペルや、ランドプロテクトの価値が高いので粗末に扱わないようにしましょう。

さて、いろいろと説明してきましたが実際は対戦相手の性格、技量やブックの相性、運、盤面の状況によって自分のプレイングも臨機応変に変えていかなければならないのですが、このブックの場合は自分の利益のみを考えてプレイしてもけっこう良い勝負できるはずなので頑張ってみて下さい。健闘を祈ります。


ども。作者です。
今回わたしが作ったブックは「尖ったブックばかりが個性ではないはず」「いや、むしろ真ん丸であること自体が強烈な個性なのでは!」と思ってつくりました。本当はもっと単純で解りやすい解説書を書こうと思っていたのですが、自分の文章力の無さ、ボキャブラリーの無さを実感する形になっちゃいました。長すぎですよね・・・申し訳ないです。30分で読み終わるのかしら。ちょっと心配です。一応、何も知らない初心者のかたにも簡単なテキストとして使って頂けるようにしたつもりなんですけど。

まあ、冒頭で偉そうなこと言ってるわりにはちゃんと普通すぎるブックがたくさんあってしょうがない時用にネタブックも作ってはありますけどね(笑)ただ、こちらは小説読んでない人にはわからないネタだし、使い方も妙に難しいのでかなり人を選ぶんですよ。よって今回はまんまるで行こうと決めました。



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