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Continental Circus - Road Racing World Championship
 
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第14戦 リオGP: ロバーツ、チャンピオン獲得!

Round 14 Cinzano Rio Grand Prix: Rio de Janeiro, Brazil, October 5-7, 2000

 

バロス、地元で暫定ポール - 予選1日目

500cc - バロス、地元で暫定ポール
初秋のヨーロッパから春の南米へと大西洋を渡ったグランプリは第14戦、いよいよチャンピオンシップも大詰めを迎えたブラジルはリオGP予選1日目、1'51.873で暫定ポールを獲得したのはホーム・グランプリに燃えるホンダのアレックス・バロスだった。2番手にヤマハのマックス・ビアッジ、3番手にホンダのヴァレンティーノ・ロッシと続き、チャンピオンに王手をかけたスズキのケニー・ロバーツは4番手となった。昨シーズン、ブラジルで優勝している阿部典史が8番手、岡田忠之は11番手、青木宣篤は14番手、原田哲也は15番手、小西良輝は20番手となった。

250cc - 中野、暫定ポール
250ccクラスは逆転のチャンピオンを狙うヤマハの中野真矢が1'54.409で暫定ポールを獲得。2番手にはシーズン後半になって調子を上げてきたアプリリアのマルコ・メランドリ、3番手にホンダの加藤大治郎、4番手にポイントリーダーのオリヴィエ・ジャックとなった。宇川徹は6番手、松戸直樹は21番手。

125cc - 宇井、暫定ポール
125ccクラスは中野同様逆転のチャンピオンを狙う宇井陽一が暫定ポールを獲得、タイムは2'00.834。2番手には宇井のチームメイト、マヌエル・ポジャーリ、3番手にシモーネ・サンナが続いた。上田昇は6番手、ポイントリーダーのロベルト・ロカテッリは7番手、東雅雄は13番手となった。

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ビアッジ、逆転ポール - 予選2日目

500cc - ビアッジ、逆転ポール
リオGP予選2日目は3クラスでイタリアンがポールポジションを占めることになった。500ccクラスのポールポジションはマックス・ビアッジが1'51.058のタイムで獲得。0.232秒差の2番手にアレックス・バロス、3番手にビアッジのチームメイト、カルロス・チェカ、4番手にヴァレンティーノ・ロッシが入った。ケニー・ロバーツは7番手からのスタートとなった。阿部典史は6番手、岡田忠之は8番手、青木宣篤は15番手、原田哲也は16番手、小西良輝は20番手。
ロバーツは6位以上に入ればチャンピオン獲得となる。

250cc - メランドリ、初ポール
250ccクラスはマルコ・メランドリが初のポールポジションを獲得した。タイムは1'53.464。2番手にはオリヴィエ・ジャック、3番手に加藤大治郎、4番手にフランコ・バッタイニが続いた。中野真矢は5番手、宇川徹は6番手、松戸直樹は17番手。

125cc - ロカテッリ、ポール
125ccクラスのポールポジションはロベルト・ロカテッリが1'59.011で獲得。0.360秒遅れの2番手に宇井陽一、3番手にシモーネ・サンナ、4番手にミルコ・ジャンサンティが続いた。東雅雄は9番手、上田昇は10番手。

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ロバーツ、チャンピオン獲得! - 決勝

500cc - ロバーツ、チャンピオン獲得!
キングと呼ばれた父と同じケニーの名を持つことはどれほどのプレッシャーだったのだろうか。ケニー・ロバーツが14戦目にしてついに2000年のシリーズ・チャンピオンを獲得した。ロバーツは6位でフィニッシュしてトータル224ポイントとし、ランキング2位で追うロッシが残る2戦共に優勝しても223ポイントで追い付くことはできず、ロバーツのチャンピオンが確定した。

決勝レースはヴァレンティーノ・ロッシが今シーズン2勝目を挙げた。2位には地元のアレックス・バロス、3位にはギャリー・マッコイが入った。阿部典史は4位、岡田忠之は9位、青木宣篤は12位、原田哲也は13位、小西良輝は18位。

ロバーツのチャンピオンは決定したが、2位以下のポジションでは現在173ポイントのロッシがほぼ2位を確定したと見られ、150ポイントで続くマッコイと142ポイントのチェカ、141ポイントのバロスの3人による3位争いとなる。

250cc - 加藤、2勝目
250ccクラスの決勝はランキングトップを争うヤマハの2台、オリヴィエ・ジャックと中野真矢が大きく出遅れる意外な展開となった。レースをリードしたのは加藤大治郎、宇川徹、マルコ・メランドリの3台。後方からポジションをばん回していった中野とジャックだが、14位のポジションから最終的にはメランドリに続く4位までポジションアップした中野に対し、ジャックは13位まで上がってきたところでクラッシュしてしまった。優勝は接戦を制した加藤大治郎。2位に宇川徹、3位はメランドリとなった。中野真矢は4位、松戸直樹は12位。

チェスターフィールド・ヤマハ・テック3のチームメイト同士のチャンピオン争いは22ポイント差で追う中野真矢が4位で13ポイントを得てトータル232ポイントとしたが、逃げるオリヴィエ・ジャックは今シーズン初のリタイアでノーポイントとなりトータル241ポイントで変わらず、その差は一気に9ポイントに縮まった。また、加藤の優勝、宇川の2位でこの2人が218ポイントで並び、数字上はこの4人にチャンピオンの可能性がある。残り2戦、目が離せません。

125cc - サンナ、初優勝
125ccクラスはアプリリアのシモーネ・サンナが初優勝を遂げた。2位に東雅雄、3位に宇井陽一、上田昇は6位、ロベルト・ロカテッリはマシントラブルでリタイアとなった。

250ccクラス同様、チャンピオンシップのトップを走るライダーがリタイアに終わり、ランキングトップのロカテッリ205ポイントに対し2番手の宇井が197ポイントとその差を8ポイントまで縮めてきた。また、3位のアルツァモーラも170ポイントに迫り、この3人にチャンピオンの可能性が残る。

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Grand Prix in Japan

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