2000シーズン開幕! - 予選1日目
500cc - ジベルノー暫定ポール
2000シーズンいよいよ開幕!初秋の南アフリカはウェルコムでの開幕戦500ccクラスの予選1日目、1'37.707のタイムで暫定ポールを獲得したのはホンダのセテ・ジベルノー、これに0.52秒差で同じくホンダの岡田忠之、3番手には岡田と0.001秒差(ほとんど差はなしですな)でスズキのケニー・ロバーツが続いた。
ヤマハの阿部典史は7番手、スズキの青木宣篤は11番手、アプリリアの原田哲也は13番手、テクニカル・スポーツの小西良輝は20番手。ディフェンディング・チャンピオンのアレックス・クリヴィーレは8番手となった。
250cc - 中野トップ!
250ccクラスの予選1日目、ヤマハの中野真矢が1'38.612のタイムで暫定ポールを獲得!2番手にはホンダの加藤大治郎が0.035秒差で続いた。3番手はヤマハのオリヴィエ・ジャック、4番手にホンダの宇川徹、17番手にヤマハの松戸直樹。
125cc - ジャンサンティ、トップタイム
125ccクラスはホンダのミルコ・ジャンサンティが1'43.767でトップに。2番手にアプリリアのジャンルイジ・スカルヴィーニ、3番手にアプリリアのロベルト・ロカテリが続いた。日本勢は5番手にホンダの上田昇、7番手にデルビの宇井陽一、15番手にホンダの東雅雄。
中野真矢ポールポジション! - 予選2日目
500cc - ジベルノー、ポール獲得
500ccクラスの予選2日目、前日暫定ポールを獲得したホンダのセテ・ジベルノーがさらにタイムをつめ1'36.273で自身初のポールポジションを獲得した。これに0.124秒差で同じくホンダのロリス・カピロッシ、3番手にスズキのケニー・ロバーツが続いた。
予選1日目に2番手のタイムをマークしたホンダの岡田忠之は6番手に後退、スズキの青木宣篤は12番手、アプリリアの原田哲也は14番手、ヤマハの阿部典史は15番手、テクニカル・スポーツの小西良輝は21番手。
250cc - 中野真矢ポール!
250ccクラスはヤマハの中野真矢が1'37.705のタイムでポールポジションを獲得!2番手にはホンダの宇川徹、3番手にホンダの加藤大治郎が入りフロントロウに3人の日本人ライダーが並んだ。ヤマハの松戸直樹は18番手。
125cc - ロカテリ、逆転ポール
125ccクラスはアプリリアのロベルト・ロカテリが1'43.464で前日3番手からポールを獲得。0.083秒差の2番手にデルビの宇井陽一!3番手にホンダのミルコ・ジャンサンティ。ホンダの上田昇が7番手、ホンダの東雅雄が12番手。
マッコイ500cc初優勝! - 決勝
500cc - マッコイ500cc初優勝!
500ccクラスの決勝。セテ・ジベルノーの初ポールというのも十分予想外だったが、決勝はさらに驚くべき結果となった。レース序盤は、カルロス・チェカ、ケニー・ロバーツ、ロリス・カピロッシの3台がレースをリード、これに岡田忠之とポールからスタートのジベルノーが続いた。
その後、マックス・ビアッジ、ヴァレンティーノ・ロッシ、ジベルノー、岡田がリタイアしていく中でチェカがトップをキープ。しかし、3列目スタートのギャリー・マッコイが驚異の追い上げを見せ、残り2周の時点でついにトップに立つと、そのままチェカを押さえ切ってGP初優勝を遂げた。2位にチェカ、3位にカピロッシ。
阿部典史は7位、青木宣篤は8位、小西良輝が13位。岡田忠之と原田哲也はリタイアに終わった。
250cc - 中野真矢1勝!
250ccクラスの決勝はポールからスタートの中野真矢がトップで逃げ切って優勝した。2番手争いはGP参戦5年目の宇川徹とルーキーの加藤大治郎という2人のホンダワークスライダー同士の争いになった。加藤は宇川を押さえて中野に0.8秒差まで迫ったが及ばず2位でフィニッシュ。宇川がそのまま3位となり開幕戦は日本人ライダーによる表彰台の独占となった。
松戸直樹は10位。
125cc - アルノー・ヴァンサン優勝
125ccクラスの決勝はアプリリアのアルノー・ヴァンサン(1997年のヨーロッパ選手権125ccクラスのチャンピオン)が優勝。激しい2位争いはミルコ・ジャンサンティが制し、3位にエミリオ・アルツァモラ。
上田昇は5位、東雅雄が9位。
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