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Continental Circus - Road Racing World Championship
 
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第10戦 ドイツGP: ザクセンリンクの接戦

Round 10 Cinzano Motorrad Grand Prix Deutschland: Sachsenring, Germany, July 21-23, 2000

 

ロッシ、暫定ポール - 予選1日目

500cc - ロッシ、暫定ポール
ドイツ、ザクセンリンクで行われる第10戦。今シーズンはもはや晴れている方が珍しく、ドイツGPも予選1日目の朝は雨となってしまった。幸いにも寒いながらもドライコンディションで行われた予選1日目、暫定ポールを獲得したのは前回イギリスGPでの500cc初優勝の勢いでザクセンリンクに乗り込んだヴァレンティーノ・ロッシ、タイムは1'23.539。2番手にケニー・ロバーツ、3番手にアレックス・バロス。岡田忠之は8番手、原田哲也は9番手、阿部典史は11番手、青木宣篤は12番手、ケガの小西良輝に替わってTSRからスポット参戦の嘉陽哲久は19番手。またこのドイツGPではモデナスからアンソニー・ゴバートに替わって久しぶりにルカ・カダローラが参戦している。

250cc - メランドリ、暫定ポール
250ccクラスはアプリリアのマルコ・メランドリが1'23.807で暫定ポールを獲得。2番手にオリヴィエ・ジャック、3番手に宇川徹、4番手に中野真矢。加藤大治郎は16番手、松戸直樹は17番手。

125cc - ロカテッリ、暫定ポール
125ccクラス予選1日目、1'26.575のタイムで暫定ポールを獲得したのはアプリリアのロベルト・ロカテッリ、2番手にデルビのマヌエル・ポジャーリ、3番手に同じくデルビの宇井陽一が続いた。上田昇は10番手、東雅雄は13番手。

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ロバーツ、ポール - 予選2日目

500cc - ロバーツ、ポール
朝のフリープラクティスでカルロス・チェカがハイサイドでクラッシュし午後の予選は欠場した。レースには出場できる模様。暫定ポールを獲得していたヴァレンティーノ・ロッシも予選開始早々にクラッシュし、セカンドマシンで走るも6番手に終わった。ポールポジションを獲得したのはケニー・ロバーツ、0.092秒の僅差で2番手にアレックス・バロス、3番手にマックス・ビアッジ、4番手にロリス・カピロッシ。青木宣篤は7番手、原田哲也は9番手、岡田忠之は10番手、阿部典史は15番手、嘉陽哲久は19番手。

250cc - ジャック、ポール
250ccクラスはヤマハのオリヴィエ・ジャックがポールポジションを獲得。2番手に宇川徹、3番手にマルコ・メランドリが続いた。5番手に中野真矢。加藤大治郎は7番手、松戸直樹は21番手。

125cc - 宇井、ポール
予選1日目暫定ポールのロベルト・ロカテッリが朝のフリープラクティスでもさらにタイムを縮めて好調さをアピールしたが、0.222差でポールポジションを獲得したのは宇井陽一だった。2番手にロカテッリ、3番手にシモーネ・サンナ、4番手に上田昇。東雅雄は5番手。

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宇井、5勝目でランキングトップを守る - 決勝

500cc - バロス、今シーズン2勝目
500ccクラスの決勝はアレックス・バロスがリード、これをケニー・ロバーツ、ロリス・カピロッシ、原田哲也、マックス・ビアッジの4人が追う展開となった。この5人の後方から怒濤の追い上げを見せたのが予選6番手からスタートしたヴァレンティーノ・ロッシで、レース中盤にはトップグループに追い付き、原田、ビアッジ、カピロッシを相次いでパス、28周目にはロバーツをも抜かして2位に浮上した。ここからチェッカーまでのバロス、ロッシ、ロバーツ、カピロッシのトップ争いは熾烈を極めたが、バロスが0.078秒差でロッシを振り切って今シーズン2勝目を挙げた。2位はロッシ、3位にケニー・ロバーツが入った。岡田忠之は4番手、阿部典史は11番手、青木宣篤は13番手、途中までトップグループに食らい付いていた原田哲也はリタイア、嘉陽哲久は決勝を走っていない。
ロバーツはポイントを161にのばし、2番手のチェカに38ポイントの差をつけチャンピオン獲得へと大きく前進した。また、20ポイントを稼いだロッシがトータル112ポイントでカピロッシと並んで3位に浮上している。

250cc - ジャック、今シーズン2勝目
250ccクラスの決勝はポールシッターのオリヴィエ・ジャックがホールショットを奪い、これに宇川徹が食い付いていく展開となった。宇川はファステストラップを更新しながらジャックを追ったが、ジャックがトップを譲ることはなく、中盤以降は宇川を大きく引き離し、最終的に11秒の大差をつけて優勝した。2位に宇川徹、3位に中野真矢、4位に加藤大治郎、松戸直樹は14位でチェッカーを受けた。
ジャックは今シーズン2勝目ながら10戦目までのレースを全て4位以上でフィニッシュするという安定ぶりで中野に16ポイントの差をつけてランキングトップの座を守った。

125cc - 宇井、5勝目でランキングトップを守る
125ccクラスの決勝はデルビの宇井陽一が今シーズン5勝目を挙げた。2位はアプリリアのロベルト・ロカテッリ、ポイントランキングでも宇井を追って2番手につけているが、宇井の優勝でその差は10ポイントに広がった。3位にロカテッリのチームメイト、シモーネ・サンナ。上田昇は13位、東雅雄はリタイアとなった。

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Grand Prix in Japan

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