rpm
Home | WGP 8-hours Tour Photo Garage Links | Map
Continental Circus - Road Racing World Championship
 
Home > World Grand Prix > 2000 Season > Round 5 Gran Prix de France

第5戦 フランスGP: チャンピオン復活で、いよいよ混戦の500

Round 5 Gran Prix de France: Le Mans, France, May 12-14, 2000

 

ロバーツ、暫定ポール - 予選1日目

500cc - ロバーツ、暫定ポール
ル・マンでの開催となるフランスGP予選1日目、500ccクラス暫定ポールは1'39.705のタイムでスズキのケニー・ロバーツ。2番手にヤマハのカルロス・チェカ、3番手に同じくヤマハのマックス・ビアッジ。ホンダ勢は4番手に入ったヴァレンティーノ・ロッシが最上位。
阿部典史7番手、岡田忠之が11番手、青木宣篤13番手、原田哲也16番手、小西良輝18番手。

250cc - 中野、暫定ポール
250ccクラスはヤマハの中野真矢が1'43.125で暫定ポールを獲得。僅差の2番手にホンダの加藤大治郎、3番手にオリヴィエ・ジャックが入った。宇川徹は4番手、松戸直樹は14番手。

125cc - 宇井、ウェットで暫定ポール
ウェットコンディションとなってしまった125ccクラス予選1日目は、デルビの宇井陽一が1'54.797で暫定ポールを獲得。2番手にイヴァン.ゴイ、3番手にジャンルイジ・スカルヴィーニが続いた。(どうでもいいが、ウイとゴイである。これでボルソイも並ぶと韻を踏んでいいのだが...(^^;)4番手に東雅雄、12番手に上田昇。

top

ヤマハ1-2 - 予選2日目

500cc - ビアッジ、逆転ポール
朝のフリー・プラクティスはウェットだったが、予選になってドライコンディションに戻った500ccの予選2日目はル・マンのラップ・レコードとなる1'39.342を記録したマックス・ビアッジが逆転でポール・ポジションを獲得した。2番手にはビアッジのチームメイトのカルロス・チェカが続きワークス・ヤマハの1-2となった。3番手にはホンダのアレックス・バロスが入った。予選1日目暫定ポールのケニー・ロバーツは4番手。阿部典史7番手、岡田忠之が10番手、青木宣篤14番手、原田哲也15番手、小西良輝18番手。

書くのを忘れていた、スペインGPで負傷したシェーン・ノルヴァルの代役としてスポットでNSR500Vを駆るのは古いファンには懐かしいロケット・ロンことロン・ハスラム(!)である。125ccクラスには息子のレオン・ハスラムがフル参戦(今回は予選落ち)しており、親子でのGP参戦となった。

250cc - 加藤、逆転ポール
250ccクラスは加藤大治郎が1'41.635のタイムでポールを獲得。2番手に前回ヘレスで優勝のラルフ・ワルドマン、3番手に中野真矢が続いた。宇川徹は5番手、松戸直樹は11番手。

125cc - 宇井、ポール獲得
125ccクラスは、フランスGPからニュー・エンジンを投入したデルビの宇井陽一が1'49.776で今シーズン2度目のポールを獲得。2番手にはロベルト・ロカテリ、3番手には上田昇が入った。東雅雄は11番手。

top

宇川、ついに今シーズン初優勝! - 決勝

500cc - チャンピオンの復活
500ccの決勝レースは、ポールからスタートのマックス・ビアッジがわずか4周でクラッシュしてリタイアしてしまった。
その後は同じくヤマハのカルロス・チェカがリードを奪うがケニー・ロバーツがチェカを捕らえてトップに立った。さらにアレックス・クリヴィーレがチェカをかわして2番手に浮上。阿部典史がこれに続いた。
18周目、ロバーツ突然のスローダウンでクリヴィーレがトップに立った。さらにこれを阿部が抜いてトップに。3位のポジションにはヴァレンティーノ・ロッシがあがってきた。トップで逃げる阿部はチャンピオンのプレッシャーに良くたえていたが、ファイナルラップでついにクリヴィーレの先行を許し、そのままチェッカー。優勝はクリヴィーレ、2位に阿部、3位にロッシ。
原田哲也10番手、青木宣篤11番手、岡田忠之が14番手、小西良輝はリタイア。

250cc - 宇川、ついに今シーズン初優勝!
250ccクラスは大荒れのレースとなった。加藤大治郎のクラッシュ−最後尾からリスタート−でトップに立った宇川がコースアウトでポジションを落としてしまった。その間にトップはアンソニー・ウェスト、それをパスしたオリヴィエ・ジャック、中野真矢が続いた。
コースアウトした宇川はトップに猛烈な追い上げでトップグループに迫り、さらに最後尾から追い上げる加藤は前を走るライダーをごぼう抜きにして順位をあげていった。残り数周のところで、宇川が前の2台をかわしてトップに。中野はジャックをパスして2位に。そして宇川はファイナルラップの中野チャージから逃げ切りトップでゴール。ついに今シーズンの初優勝を遂げた。2位に中野。3位にジャック。追い上げた加藤は6位までポジションをあげてフィニッシュ。松戸直樹は7位。

125cc - 宇井、2勝目
125ccクラスの決勝は、ポールシッターの宇井陽一が序盤の数周をリードしたが、地元フランスのアルノー・ヴァンサンが宇井をかわしてトップに。ルーチョ・チェッキネッロとミルコ・ジャンサンティが2位争いで続き、宇井は4位に後退。さらにロベルト・ロカテリとエミリオ・アルツァモーラがトップグループを形成した。
その後、チェッキネッロがスローダウンし、前を行くジャンサンティを抜かして宇井が2位にあがる。トップのヴァンサンは宇井のプレッシャーにまけてコースアウトを喫し、宇井がトップでチェッカーを受けて今シーズン2勝目をあげた。上田昇と東雅雄は共にリタイア。

top

Grand Prix in Japan

Home | WGP | 8-hours | Tour | Photo | Garage | Links | Map


rpm banner
Copyright (C) 1996-2002 Jun