ヤマハ1-2 - 予選1日目
500cc - カピロッシ暫定ポール
南アフリカからアジアへと舞台を移し、セパン・サーキットで行われたマレーシアGP予選1日目、暫定ポールは2'06.412のタイムを出したホンダのロリス・カピロッシ。2番手にスズキのケニー・ロバーツ、3番手にヤマハのマックス・ビアッジが続き、ここまでが2分6秒台をマーク。ワークス・ホンダ勢はクリヴィーレの9番手が最高位となぜか低迷している。
南アフリカで優勝のギャリー・マッコイは5番手。阿部典史が7番手、青木宣篤10番手、岡田忠之14番手、原田哲也16番手、小西良輝20番手。
250cc - ヤマハ1-2
250ccクラスの予選1日目はヤマハのオリヴィエ・ジャックが2'08.853で暫定ポールを獲得。南アフリカで優勝の中野真矢が0.599秒差の2番手でチェスタフィールド・ヤマハ・テック3のチームメイト同士の1-2となった。3番手に加藤大治郎、4番手に宇川徹と日本人ライダーが続いた。松戸直樹は10番手。
125cc - ロカテリ暫定ポール
125ccクラスはアプリリアのロベルト・ロカテリが2'16.195で暫定ポールを獲得。2番手にエミリオ・アルツァモーラ、3番手に上田昇が続いた。4番手にデルビの宇井陽一、12番手に東雅雄。
宇川ポール奪取！ - 予選2日目
500cc - ロバーツ、ポールポジション
予選２日目、前日2番手につけていたケニー・ロバーツがカピロッシを0.594秒上回る2'06.053のタイムでポールポジションを獲得。2番手にロリス・カピロッシ、3番手にマックス・ビアッジ。
低迷するワークス・ホンダ勢だが、どうも2000年型のニュー・エンジンのスピードが足りない模様。昨年型を使うカピロッシ、バロスの二人は2番手、8番手と健闘している。ワークス4人の最上位が6番手のニューカマー、ヴァレンティーノ・ロッシ（Valentino
Rossi）では...。
阿部典史が2つ順位をあげて5番手、青木宣篤11番手、岡田忠之12番手、原田哲也16番手、小西良輝20番手。
250cc - 宇川ポール奪取！
250ccクラスの予選2日目は宇川のチームメイト、アンソニー・ウェストのクラッシュでレッドフラッグが出されたため、残り4分の時点で中断してしまった。リスタート後の混乱の中で宇川徹がポールポジションを獲得。2番手に加藤大治郎がつけて、前日とうってかわってホンダの1-2となった。3番手にラルフ・ワルドマン。中野真矢は5番手、松戸直樹は11番手。
125cc - ノビーポール獲得！
125ccクラスは上田昇がただひとり2分15秒台のタイムを出してポールポジションを獲得。2番手に南アフリカで優勝したアルノー・ヴァンサン、3番手にエミリオ・アルツァモーラ。5番手に宇井陽一、7番手に東雅雄。
雨、雨、雨 - 決勝
500cc - 雨、雨、雨
マレーシアGP決勝は雨のレースとなってしまった。500ccクラスの決勝は1周目にロリス・カピロッシとアレックス・クリヴィーレがクラッシュ。さらにトップのチェカに食い付いていた阿部典史もクラッシュ。しかし阿部はレースに復帰し17位でチェッカーを受けた。
7周目にはケニー・ロバーツがチェカを捕らえてトップを奪った。16周目、レッドフラッグが提示され、全車ピットイン。結局4分の3を消化していたためリスタートはされないままレースは成立。優勝はケニー・ロバーツ、2位にカルロス・チェカ、3位に南アフリカで優勝のギャリー・マッコイ。、青木宣篤5位、岡田忠之6位、原田哲也12位、阿部典史17位、小西良輝はリタイア。
250cc - 中野真矢連勝！
ポールポジションからスタートの宇川徹がいきなりクラッシュ。レースはヤマハの中野真矢がトップを守ってそのままフィニッシュ、南アフリカに続いての勝利を飾った。2位争いは中野のチームメイト、オリヴィエ・ジャックとホンダの加藤大治郎で争われ、ジャックが2位でゴール、加藤が3位となった。松戸直樹は11位。
125cc - 宇井痛恨の2位
125ccクラスは序盤デルビの宇井陽一がリード、これに上田昇、ミルコ・ジャンサンティ、エミリオ・アルツァモラが続いた。宇井はよくリードを守り、そのまま終盤になだれ込んだが、残り2周の時点でアプリリアのロベルト・ロカテリに捕まり逆転を許してしまった。優勝はロカテリ、2位に宇井、3位にジャンサンティ。5位に上田昇、8位に東雅雄。
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