ラコーニ、暫定ポール - 予選1日目
500cc - ラコーニ、暫定ポール
ヨーロッパラウンドの最終戦となるヴァレンシアGP予選1日目、1'35.682というタイムで暫定ポールを獲得したのはヤマハのレジス・ラコーニ、2番手にケニー・ロバーツ、3番手にアレックス・バロス（Alex
BARROS）が続いた。青木宣篤は6番手、阿部典史は8番手、岡田忠之は14番手、原田哲也は18番手、小西良輝は19番手。
250cc - 中野、暫定ポール
250ccクラスはヤマハの中野真矢が1'37.263で暫定ポールを獲得。これにポイントリーダーのオリヴィエ・ジャックが続き、3番手にアプリリアのフランコ・バッタイニが入った。宇川徹は5番手、加藤大治郎は9番手、松戸直樹は17番手。
125cc - 宇井、暫定ポール
125ccクラスはエストリルでのクラッシュでポイントリーダーの座を明け渡した宇井陽一が1'41.055のタイムで暫定ポールを獲得、2番手にポイントリーダーとなったロベルト・ロカテッリ、3番手にアレックス・デ・アンヘリスが続いた。上田昇は4番手、東雅雄は10番手。
ロバーツ、ポール - 予選2日目
500cc - ロバーツ、ポール
予選2日目、1'35.133でポールポジションを獲得したのはスズキのケニー・ロバーツ。0.053秒差の2番手にヤマハのマックス・ビアッジ、3番手にホンダのロリス・カピロッシ、4番手にヤマハのギャリー・マッコイが入った。青木宣篤は12番手、岡田忠之は14番手、阿部典史は16番手、原田哲也は17番手、小西良輝は20番手。
250cc - ジャック、ポール
250ccクラスはヤマハのオリヴィエ・ジャックが1'36.680で逆転のポールポジションを獲得。0.026秒差の2番手に中野真矢、3番手にアプリリアのマルコ・メランドリ、4番手にホンダの宇川徹が入った。加藤大治郎は12番手、松戸直樹は18番手。
125cc - ロカテッリ、ポール
125ccクラスはロベルト・ロカテッリが1'40.918でポールポジションを獲得。0.093秒差の2番手に宇井陽一、3番手にエミリオ・アルツァモーラ、4番手にパブロ・ニエトが続いた。東雅雄は6番手、上田昇は9番手。
マッコイ、連勝 - 決勝
500cc - マッコイ、連勝
ヴァレンシアGP決勝は予選4番手からスタートのギャリー・マッコイが、スタートから他を寄せ付けずに逃げ切って今シーズン3勝目を挙げた。2位にケニー・ロバーツ、3位にマックス・ビアッジ。青木宣篤は4位、岡田忠之は9位、小西良輝は14位。阿部典史と原田哲也はリタイアとなった。
ロバーツはポイントを214にのばし、リタイアに終わった2位のヴァレンティーノ・ロッシに66ポイントの大差をつけた。残り3戦、次のブラジルGPで6位以上にはいれば、ロッシが3連続優勝しても追いつけずロバーツのチャンピオンが決定する。
250cc - 中野、5勝目
250ccクラスはスタートからラルフ・ワルドマンがリードしたが、すぐにヤマハの2台、中野真矢とオリヴィエ・ジャックがワルドマンをパス。中野はジャックも引き離して今シーズン5勝目を挙げた。2位にジャック、3位は宇川徹とマルコ・メランドリとの争いとなり、メランドリが0.049秒差で宇川を押さえて3位、宇川は4位。加藤大治郎は5位、松戸直樹は15位。
中野の優勝でジャックとのポイント差は22に縮まった。残り3戦で追いつけるかどうか微妙なところ。ジャックはここまでの13戦でノーポイントのレースがなく非常に安定しているが、数字の上では3位の宇川、4位の加藤までチャンピオンの可能性は残っている。
125cc - ロカテッリ、4勝目
125ccクラスはロベルト・ロカテッリが4周目以降ほぼレースを支配し今シーズン4勝目を挙げた。2位に東雅雄、3位に宇井陽一。上田昇は11位。
ロカテッリと宇井のポイント差は24に拡がった。残り3戦を上位でフィニッシュしてロカテッリにプレッシャーをかけていきたいところ。
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