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第11戦 チェコGP: ビアッジ・イズ・バック!

Round 11 Gauloises Ceske Republiky Grand Prix: Brno, Czech Republic, August 18-20, 2000

 

ビアッジ、復活の暫定ポール - 予選1日目

500cc - ビアッジ、復活の暫定ポール
夏休みは終わった。1ヶ月のインターバルをおいて再開されたグランプリ後半戦はチェコはブルノから。予選1日目、2'01.510をマークし暫定ポールを獲得したのは、前半戦の不調から次第に調子を取り戻しつつあるヤマハのマックス・ビアッジだった。コンマ2秒遅れて2番手にロリス・カピロッシ、3番手にケニー・ロバーツが続いた。阿部典史は9番手、青木宣篤は10番手、原田哲也は14番手、岡田忠之は15番手、小西良輝は20番手。

250cc - 中野、暫定ポール
250ccクラスはヤマハの中野真矢が2'03.686で暫定ポールを獲得。2番手にアプリリアのラルフ・ワルドマン、3番手にオリヴィエ・ジャックが続いた。3戦続けてノーポイントに終わっているアプリリアのマルコ・メランドリがナンバーを13から35に変更して(13は不吉ということか)4番手を獲得している。宇川徹は5番手、松戸直樹は13番手、加藤大治郎は16番手。

125cc - 宇井、暫定ポール
125ccクラスはこのところ3連勝と絶好調でチャンピオンに向けて突っ走るデルビの宇井陽一が2'10.229で暫定ポールを獲得。2番手にエミリオ・アルツァモーラ、3番手にアンヘル・ニエトJr.が続いた。10ポイント差で宇井を追うロベルト・ロカテッリは6番手となった。上田昇は7番手、東雅雄は9番手。

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ビアッジ、ポール獲得 - 予選2日目

500cc - ビアッジ、ポール獲得
500ccクラスのポールポジションは2'01.291でヤマハのマックス・ビアッジが獲得。2番手には朝のフリー・プラクティスでクラッシュし右手を骨折してしまったロリス・カピロッシ、前日のタイムを上回れなかったが3番手をキープしたのがケニー・ロバーツ、前日11番手から4番手グリッドにジャンプアップしたのがギャリー・マッコイとなった。阿部典史は7番手、原田哲也は8番手、岡田忠之は12番手、青木宣篤は14番手、小西良輝は21番手。

250cc - ジャック、ポール獲得
250ccクラスはヤマハのオリヴィエ・ジャックが2'03.673のタイムでチームメイトの中野真矢からポールポジションを奪いさった。2番手には前日のタイムを上回ることができなかった中野がつけ、3番手にはこれまた前日のタイムでラルフ・ワルドマン、4番手に宇川徹が続いた。加藤大治郎は8番手、松戸直樹は12番手。

125cc - ロカテッリ、逆転ポール
125ccクラスは2'10.003とタイムをのばしたロベルト・ロカテッリが逆転でポールポジションを獲得。0.045秒差の2番手に宇井陽一、3番手に上田昇、4番手にエミリオ・アルツァモーラが続いた。東雅雄は10番手。

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ビアッジ・イズ・バック! - 決勝

500cc - ビアッジ・イズ・バック!
500ccクラスの決勝はポールポジションからスタートしたヤマハのマックス・ビアッジが2周目にトップに立つとそのままリードを広げ、今シーズン初優勝を遂げた。ヴァレンティーノ・ロッシとギャリー・マッコイの2位争いはロッシが制し、マッコイはマレーシアGP以来の3位表彰台となった。青木宣篤は8位、岡田忠之は10位、原田哲也は14位、小西良輝は20位、阿部典史はリタイアに終わった。
ポイントリーダーのケニー・ロバーツは4位で手堅く13ポイントを稼ぎ2位との差を42ポイントに広げて初のチャンピオンへ秒読み体制となった。その2位にはヨーロッパラウンド後半となってそのポテンシャルを発揮しはじめたロッシが躍り出た。

250cc - 中野、4勝目
250ccクラスはヤマハの中野真矢が4勝目を挙げ、オリヴィエ・ジャックとのポイント差を7に縮めた。2位にはホンダの宇川徹、3位にジャックが入った。加藤大治郎は6位、松戸直樹は11位。
3人の日本人にジャックを加えた4強と目されたチャンピオン争いは、現在ランキングトップのジャックが201ポイント。これを194ポイントの中野と185ポイントの宇川が追っている。この3人がチャンピオン圏内で、4位加藤は157ポイントと少し離されてしまった。

125cc - ロカテッリ、3勝目
125ccクラスはポールからスタートのロベルト・ロカテッリが宇井陽一を寄せ付けず今シーズン3勝目を挙げた。2位に宇井、3位にエミリオ・アルツァモーラが続いた。上田昇は5位、東雅雄はリタイアとなった。
優勝かリタイアか。宇井の今シーズンの成績は優勝5回、2位2回、リタイア4回と極端な結果になっている。対するロカテッリは優勝こそ3回だが2回のリタイアを除き完走したレースはほぼ4位以内(オランダGPは6位)に入るという安定ぶりで、宇井との差を5ポイントまで詰めてきた。3位にはアルツァモーラとミルコ・ジャンサンティが126ポイントで並んでいるが、チャンピオン争いはほぼ宇井とロカテッリの2人に絞られたと言っていいだろう。

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Grand Prix in Japan

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