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Continental Circus - Road Racing World Championship
 
Home > World Grand Prix > 2000 Season > Round 8 Rizla Dutch TT

第8戦 ダッチTT: 6人目の覇者

Round 8 Rizla Dutch TT: Assen, Netherlands, June 22-24, 2000

 

ノビー、暫定ポール - 予選1日目

500cc - カピロッシ、暫定ポール
6月最後の土曜日はダッチTT。カタルニアから再びヨーロッパを北上しオランダはアッセンで迎えた予選1日目。500ccクラスはホンダのロリス・カピロッシがトップタイムをマークし暫定ポールを獲得。2番手にケニー・ロバーツ、3番手にアレックス・バロス、4番手にマックス・ビアッジと続いた。ホンダ・ポンスの2台カピロッシとバロスはここのところずっと予選で上位につけている。岡田忠之は8番手、原田哲也は10番手、青木宣篤は13番手、阿部典史は15番手、小西良輝はNot Classifiedとなっている。

250cc - ワルドマン、暫定ポール
250ccクラスの予選1日目はアプリリアのラルフ・ワルドマンが暫定ポールを獲得。これにマルコ・メランドリ、オリヴィエ・ジャック、そしてポイントリーダーの中野真矢が続いた。宇川徹は5番手、加藤大治郎は6番手、松戸直樹は19番手。

125cc - ノビー、暫定ポール
ウェットコンディションで行われた125ccクラスの予選1日目は、午前中のフリープラクテスでもトップタイムをマークしていた上田昇が後続に2秒の差をつけて暫定ポールを獲得。2番手にスティーヴ・イェンクナー、3番手にロベルト・ロカテリ。宇井陽一は5番手、東雅雄は12番手。

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宇井、ポール獲得 - 予選2日目

500cc - カピロッシ、ポールを守る
500ccクラス予選2日目は好調を維持するロリス・カピロッシがポールを獲得。2番手に初日9番手から一気に2秒台を出してポジションアップしたアレックス・クリヴィーレ、3番手にケニー・ロバーツ、4番手にアレックス・バロス。岡田忠之は7番手、原田哲也は8番手、青木宣篤は12番手、阿部典史は15番手、小西良輝は19番手。原田の予選8番手はムジェロでの9番手を上回る今シーズン最高のポジション。

250cc - ワルドマン、ポール
250ccクラスは予選1日目のリードを守ったアプリリアのラルフ・ワルドマンがポールポジションを獲得。同じく予選1日目のタイムでマルコ・メランドリが2番手、3番手に2日目のタイムでチームメイトのオリヴィエ・ジャックを逆転した中野真矢、4番手にジャック。宇川徹は5番手、加藤大治郎は6番手、松戸直樹は14番手。

125cc - 宇井、逆転ポール
125ccクラスの予選2日目、セッション最後の数周、乾いてきた路面でデルビの宇井陽一が2'18.942をマークして逆転でポールポジションを獲得した。予選1日目のリードを保った上田昇が予選総合で2番手、3番手には初日の23番手からジャンプアップしてきたエミリオ・アルツァモーラ、4番手にシモーネ・サンナ。東雅雄は17番手。

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バロス、今シーズン初優勝 - 決勝

500cc - バロス、今シーズン初優勝
3月の南アフリカはダークホース、ギャリー・マッコイの優勝で始まった2000シーズンは折り返し点となるダッチTTで6人目の優勝者を出すことになった。まだまだ混戦の500ccクラスである。

スタートはケニー・ロバーツ。しかしロバーツは1周目を終えずにハイサイドでふっとんでリタイアしてしまった。かわって午前中のフリープラクティスでクラッシュし左手の骨を折ったロリス・カピロッシがトップに立った。これに岡田、バロスが絡んでいった3周目で雨!レースは一時中断となった。

インターミディエイトかレインか。コースの半分は乾いてきたが他の半分は飛沫があがるほどのウェットである。そして、小降りとなった雨はこの後どうなるのか。アッセンは難しい。リスタートの時点ではほとんどのライダーがインターミディを選択。その中で、ロバーツのリタイアでポイントを挽回するチャンスを得たカルロス・チェカがフロントスリックで勝負に出ている。

45分の中断の後リスタートしたレースはレプソル・ホンダのセテ・ジベルノーがリード、NSR500Vを駆る地元オランダのユルゲン・ファン・デン・グールベルフ、レジス・ラコーニが続いた。しかしすぐにバロス、クリヴィーレの二人のアレックスがこれをかわしてトップ争いを繰り広げた。コース上の順位とトータルタイムでの順位が違う。クリヴィーレはバロスより先にフィニッシュしたが、トータルではバロスが上回り今シーズン初優勝を飾った。2位にクリヴィーレ、3位にカピロッシ。

阿部典史は10位、岡田忠之は11位、原田哲也は12位、青木宣篤は13位、小西良輝はリタイア。

250cc - 宇川、今シーズン2勝目
250ccクラスの決勝はシェル・アドヴァンス・ホンダの2台、宇川徹とアンソニー・ウェストがレースをリードした。路面が乾いてくるとチェスタフィールド・ヤマハ・テック3のオリヴィエ・ジャックがウェストをパス。ウェストは中野真矢との3位争いにも破れて4位でフィニッシュ。トップの宇川はリードを守ったままチェッカーを受け、今シーズン2勝目を挙げた。2位にジャック、3位に中野。松戸直樹は5位、加藤大治郎は8位。

125cc - 宇井、ポール・トゥ・ウィン!
125ccクラスの決勝はポールからスタートしたデルビの宇井陽一が2番手以下を寄せつけずほぼ独走で優勝した。2位には上田昇、3位に宇井のチームメイト、マヌエル・ポジャーリが入った。東雅雄は9位。

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