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Home > World Grand Prix > 2000 Season > Round 6 Gran Premio Cinzano d'Italia

第6戦 イタリアGP: ムジェロの激闘

Round 6 Gran Premio Cinzano d'Italia: Mugello, Italy, May 26-28, 2000

 

ロッシ! - 予選1日目

500cc - ロッシ!
アルプスをこえてフランスからイタリアへ舞台を移したグランプリ6戦目、ムジェロでの予選1日目500ccクラスで衆目を集めたのはホンダのヴァレンティーノ・ロッシだった。500ccルーキーのロッシは1'53.066のタイムで2番手以下に0.5秒の差をつけ、暫定ながらついに初のポールを獲得。2番手にはヤマハのマックス・ビアッジ、3番手にスズキのケニー・ロバーツ、4番手にアレックス・クリヴィーレが続いた。
岡田忠之は7番手、昨年ムジェロでポールポジションを獲得したアプリリアの原田哲也が9番手、阿部典史は12番手、青木宣篤は14番手、小西良輝は19番手。

250cc - ワルドマン、暫定ポール
250ccクラスはアプリリアのラルフ・ワルドマンが1'54.957で暫定ポールを獲得。2番手に同じくアプリリアのベテランテストライダー、マルチェリーノ・ルッキが僅差で続いた。3番手にはヤマハのオリヴィエ・ジャック、フロントロウ最後の4番手に中野真矢が並んだ。
宇川徹は5番手、加藤大治郎は10番手、松戸直樹は23番手。

125cc - イタリアン、フロントロウを独占
125ccクラスはアプリリアのシモーネ・サンナが暫定ポールを獲得。1秒弱離れての2番手にミルコ・ジャンサンティ、3番手にロベルト・ロカテリ、4番手にジーノ・ボルソイと地元イタリア勢が暫定のフロントロウを占めた。
フランスGPのウィナー宇井陽一は6番手、上田昇はクラッシュして12番手、東雅雄は15番手。

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バロス、初ポール! - 予選2日目

500cc - バロス、初ポール!
500ccクラス予選2日目は、セッション終了間際にホンダのアレックス・バロスが1'52.811をマークし、マックス・ビアッジを0.123秒上回って初のポールポジションを獲得した。2番手にビアッジ、初日暫定ポールのヴァレンティーノ・ロッシはタイムを更新することができず3番手、4番手にロリス・カピロッシが続いた。ディフェンディング・チャンピオンのアレックス・クリヴィーレは2度に及ぶクラッシュで12番手に後退。
岡田忠之は7番手、青木宣篤は8番手、原田哲也は10番手、阿部典史はクラッシュして14番手、小西良輝は19番手。

250cc - ワルドマン、ポール獲得
なぜか今年のグランプリは雨が多い。250ccクラスの予選2日目は雨となってしまい、初日のタイムでグリッドが決まってしまった。ポールポジションはアプリリアのラルフ・ワルドマン、2番手にマルチェリーノ・ルッキ、3番手にオリヴィエ・ジャック、4番手に中野真矢。雨の中トップタイムをマークして気を吐いた宇川徹が5番手、加藤大治郎は10番手、松戸直樹がグリッドについていない?

125cc - ロカテリ、ポール獲得
125ccクラスはアプリリアのロベルト・ロカテリが2番手に1秒近くの差をつける1'58.923のタイムでポールポジションを獲得。2番手にシモーネ・サンナ、3番手にジャンルイジ・スカルヴィーニ、4番手に宇井陽一。
上田昇は6番手、東雅雄は12番手。

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カピロッシ、激戦を制する! - 決勝

500cc - カピロッシ、激戦を制する!
2周目にトップに立ったロリス・カピロッシが逃げ、これをヴァレンティーノ・ロッシ、マックス・ビアッジが激しいバトルを繰り広げながら追う、という3人のイタリアンの熱い熱い戦いとなった500ccクラスの決勝、生き残ったのはカピロッシただひとりだった。
残り2周、ロッシがカピロッシをかわしてトップに立ったが、最終コーナーでクラッシュ! 迎えたファイナルラップ、ビアッジがカピロッシの前に出るがカピロッシが抜きかえす、そして最終コーナーで今度はビアッジがクラッシュ! カピロッシはそのままチェッカーを受けて優勝。2位 にカルロス・チェカ、3位にはアプリリアのジェレミー・マクウィリアムズが入った。ポイント・リーダーのケニー・ロバーツは6位 でフィニッシュ。ビアッジとロッシは再スタートを切り、それぞれ9位と12位に入った。ポール・シッターのアレックス・バロス、ディフェンディング・チャンピオンのアレックス・クリヴィーレは転倒リタイア。
青木宣篤は4位、阿部典史は5位、岡田忠之8位、小西良輝は15位、原田哲也はリタイアに終わった。

チェカは2位フィニッシュでロバーツと並んでランキングトップに、阿部がランキング3位 につけた。

250cc - 中野、3勝目!
250ccクラスはチェスタフィールド・ヤマハ・テック3の中野真矢とオリヴィエ・ジャックが1-2を決めた。加藤大治郎、宇川徹、マルコ・メランドリの3位 争いは加藤が制し、メランドリは4位、最終コーナーで転倒した宇川は再スタートして6位 でフィニッシュ。松戸直樹が8位。ポールからスタートのマルチェリーノ・ルッキは12周目に転倒リタイアとなった。

シーズン3勝目をあげた中野は加藤に5ポイントをつけて逆転、ランキングトップに立った。

125cc - ロカテリ、ポール・トゥ・ウィン!
アプリリアのロベルト・ロカテリがポールからスタートのまま、他をよせつけずにフィニッシュ。シーズン2勝目をあげた。2位 以下はミルコ・ジャンサンティ、ルーチョ・チェッキネッロ、東雅雄、エミリオ・アルツァモーラ等13台の集団となり、ファイナルラップでのチェッキネッロ、マヌエル・ポジャーリのクラッシュでジャンサンティが2位 、東が3位でチェッカーを受けた。上田昇は6位、宇井陽一はマシントラブルでリタイアに終わった。

ジャンサンティは優勝こそないものの2位4回、3位1回の好成績でアルツァモーラを逆転してランキングトップに立った。

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