2002年7・8月

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 お茶の勉強に東京上京 2002.7.12.
 お茶の勉強のため、東京に行ってきました。朝7:30、よく晴れ渡った青空の下、風はやや涼しいが、やや強い日差しの中を車で掛川駅へ。静岡駅でよく雑誌に載るようなお茶をつくっている農家の皆さんと合流して、東京へ。山手線を新橋駅で降りて、歩くこと10分。茶業会議所と日本インストラクター協会などが同居している部屋に着いた。

協会の事務所 ちょうどアドバイザーかインストラクターになるための勉強教材の発送なのか、たくさんの荷物が廊下まででていた。


お茶を拝見盆に出してみています お昼すぎに会場を移し、静岡県の行政の話や茶市場の相場、今年度のお茶つくりの様子、中国の輸入茶とその対応などを話し、午後1時に、東京のお茶やさんで、インストラクターでもあるKさんに、それぞれの個性的なお茶を見ていただいた。その後同じくお茶屋さんで日本茶インストラクターでもあるIさんが合流。批評をいただく。


 お茶を飲む人と作る人が離れてしまったために、また消費が多様化していることもあって、生産者もどういうお茶をつくろうかと悩んでいる。それは日本国中どの地域でもそうなのらしい。

 一方で御茶屋さんも、今年のお茶はいつどうやって買うかが難しかったという。相場・品質・買い方の判断が難しかったと。ただ、今年のお茶は全体によくて、個性的なお茶が欲しいと思っていたら、揃いすぎて、きりたつというかとげっぽくなるので、どこにもあるようなお茶が欲しいとか。それぞれにこれからのお茶つくりに生かすヒントをいただいた。

 午後4時に解散後、ひとり行動した。JR新橋駅から有楽町駅まで歩く。線路の下に、個性的な食べ物やさんや飲み屋さんが軒を連ねていた。これは新鮮だった。

 有楽町駅の北西側で、めざすお店を探す。つぎつぎにビルに入るが、ない。そのうちに鹿児島県のアンテナショップを見つけた。当然お茶もあるが、肉から焼酎、新鮮野菜まであって、結構にぎわっていた。僕らは九州の人の懸命さを学ばなければならない。

 1時間探したが見つからないので、電気店の5階、パソコン売り場をめざす。ADSL体験コーナーをみつける。しかし、キーボードは片付けてあるので、検索が出来ない。さて。。。しばし考えて、ひらめいた。右下のIMEパットをつかって入力する。WEB発見。http://www.afternoon-tea.net/。MAPを出して、みつけた。駅の反対側でした(^^ゞ。急いで向かう。

めざす店舗はこのなか 喫茶店は若い女性で一杯。中に入れずに外の長いすで待つ人も。紅茶は700円から。いいお値段です。ダージリンとアッサムのストレートティー、香料やハーブを入れたフレーバーティーなどの原葉と、クッキーやジャムが売っていた。小さなコビンに茶葉があり、香りが分かる。特徴とミルクティーやストレートやレモンティーなどどういうのみ方がいいかとか色の表示があった。買うよりは喫茶が多いのかな。


 対岸には雑貨が置いてあり、こちらも女性の人だかり。おしゃれなのかなあ。やはり感覚が分からない。だから雰囲気を知る価値があるのだが。

ぷらんたん銀座 その後、プランタン銀座。マーケットリサーチとはいえ、僕には辛い。だが、このセンスに提供できるお茶という課題をもらっているので、腹を決めてのぞむ。
 パリの雰囲気なのでしょうか、若い女性が99%。恥ずかしいのなんの。地下にもぐると人はやや少ないが、それでも結構な人。半分お菓子コーナー、こじんまりでおしゃれな小さなケーキ。人気があったのはエスカレーターで降りた横のフランス人のケーキ屋さんかな。ワールドカップの影響か?豆腐のアイスやら、代官山のケーキとか、見る人が見ればおしゃれなんでしょうが(^^ゞ。



 パン屋も人気。ドイツ式のイースト使わないパンを買いたかったが、6時ごろだから帰る人が多いのか混んでいて除くだけ。中国茶のコーナーもあって、種類ごとに缶に入って並んでいる。中国茶は管理が楽そうですね。

 輸入食品のコーナーが1/4くらいかな。チーズの種類はたくさん。このワインにとか、味の様子とかの表示。6角形の缶に入った中国茶、ハーブ類も充実。粉は全粒粉からライ麦からいろいろあるし、塩だけでも種類はたくさん。

ケーキ 惣菜とお弁当コーナーはそれなりでした。帰りに買っていくOLさんで一時混みました。1F入り口のアンジェリーナで子どものお土産を買い、帰りました。有楽町駅に向かう途中、静岡県の茶業青年団が6人ほどで冷茶を試飲販売していた。ごくろうさまです。


 すごーい、人ごみのあるところから、虫の声が響く山の中に帰って、ほっと一息。星がきらきらきれいです。やっぱり山はいいね。

 今年も子ども達と手揉み 2002.8.19.
 今年も東京からKSKKの子ども達がやってきました。スタッフ合わせて41名。手揉みを体験です。
 
まんぱち 台風が近づいていることもあり、茶摘みは前日3人で3時間かけて摘んだ5.4kgの生葉を用意。蒸気に熱いといいながらも、「まんぱち」という中華マンを蒸すようなボイラーの上で、網の上に茶葉をのせてふたをする。香りがふっと消えたらというと真剣にかぐ。でもここで気をつけないと鼻の奥をやけどしてしまう。

 次に白くあがる湯気の中、長い箸を回して、茶葉をかき混ぜる。これが熱いのね。

 で、も一度ふたをして、パンパンって圧力をかけてから、おろして網を振ってから、うちわで扇いで一気に冷ます。すると表面の余分な水分が一気に飛んでいく。

手揉み それを熱い台の上で揉んでいく。手の中で葉がお茶になっていくのが不思議のようだ。この気持ちが初心であって、僕も大事にしたいなと思う。

 都会の子ども達も、みんな素直な子。この子らのためにも頑張らんといかんなと、思いっきり元気をもらいました。


 竹笛と伐採とぶどう狩り 2002.8.20.
 公民館とクマハウスに泊まった子どもらはやや寝不足かな。大人のリーダーの方が元気なかった気もするが。ドラム缶風呂に入ったり、薪割したりしたみたい。

竹笛つくり 午前中は勝坂の鈴木さんが講師で、竹笛をつくる。ドリルで穴をあけるにちょっと位置がずれると曲がってなかなか難しい。でもそれが面白いみたい。


 午後は間伐。中でも興味をもったのはヒノキ。朽ち果てたヒノキが転がっているのを、香りがいいからといってもって帰っていった。確かにヒノキの香りはいいですね。

安芸クイーン そのあとはぶどうがだいぶ傷んできていたので、残りをぶどう狩りさせたら、大喜びでおいしいと食べていました。「無農薬だからおいしい」という子や、毎日食べられるならここに住みたいなど。楽しいね。でも下に植わっていた、ニンジンやイチゴにも注意を払って欲しかったなあ。

 紅葉は11月3日からが見頃 2002.11.5.
春野町の北部の山々 10月下旬の急激な寒さで、紅葉が一気に進みました。例年なみに戻ったともいえます。日々、色が濃くなっています。なお、日本海側の雲が流れてくることがあって、高い山々では時雨れることがありますのでご注意を。11月上旬は全般的に紅葉が楽しめるのではないかと思っています。山住神社の北の常光寺山がみごとです。

 さて、スーパー林道ですが、現在竜頭山の付近で舗装工事の為、全面通行止め(通れる日もあります。たぶん日曜日)になっています。秋葉山から山住神社に抜けるには、一度久保田線やあじやま線で気田の町に降りてから、勝坂、明神京、門桁、山住神社。あるいは龍山か佐久間に降りて、水窪の布滝を通って常光寺山 をみながら山住神社に行くことになります。


 今年の紅葉 2002.11.15.紅葉
 写真は春野町ないでも普段は人が立ち入れない北の山の紅葉です。14日ですが、時雨れてきました。さすがに山の天気は変わりやすいです。

 今年の紅葉はいきなり寒くなったために、きれいに紅葉したものの、寒すぎて葉が枯れてしまったり、その後の強い風で落ちてしまったりで、全体としては短い期間で終わってしまった感があります。でも、ところどころ燃えるような赤から黄緑色へのグラデーションを見かけると、ホントに見事です。

 そんな山歩きが主の仕事を請け負って、毎日14000歩ほど歩いています。急傾斜や沢登りもありますから、けっして楽な一歩ではないですが。

 それで発見したことですが、昼間からニホンカモシカやイノシシが国道をうろつき、シカが飛び跳ねる天然のサファリパークということがよく分かりました。

 16日17日と磐田産業祭りに出店します。また23日24日には春野産業祭りに出店しますが、おそらく手揉みをしていることでしょう。

 磐田産業祭り 2002.11.16.17.
磐田産業祭りのジュビロ選手による餅投げ 磐田産業祭りではDonDokoDonとジュビロ磐田の選手による餅投げが特に人気でした。

 ビンカ峠 2002.11.19.
ビンカ峠 春野町と中川根町の境に、ビンカ峠があります。昔はこの峠を越えて行き来したのでした。ビンカとはイヌツゲという木のことで、ここには樹齢500年とも700年とも伝えられるビンカが生えていることから名づけられたそうです。
 根元には地蔵尊が祀られています。縁結び・長寿の地蔵尊ということでした。
川の上流部 春野の川は広い川原が広がっていますが、上流部では固い岩の地層部分がありまして、そこは写真の様な渓谷になっています。こうした谷底では、昼間でも暗く感じます。風が越すのか紅葉も長く保っているようですよ。

 はるの産業祭り 2002.11.23.
はるの産業祭り 今年の産業祭りは小雨が時々降りましたが、ほんわかした春野らしい祭りのような気がします。投網で採った子持ちアユを、きれいにあぶったものや、竹炭や手作り電気スクーターなど、新しい発見もそこかしこにみられました。

 寒さのために、しいたけが少ないのが残念ですが、実はみなこのイベントに向けて、水をかけたり、袋をかけたりして準備したのでした。それでも自然相手ですからなかなか難しいものです。

 はるの炭れプラザ 2002.11.23.すみれプラザのもりそば
 春野の入り口に新しい名所ができました。炭の展示をしている、ログハウスです。中では軽食ができるようになっています。
 一日限定20食のおそばもあります。毎朝蕎麦をうっているそうですよ。炭の粉が面に入っている手打ち蕎麦です。本日は打ち立ての新蕎麦をご馳走になりました。コシが強くおいしいお蕎麦なので、ぜひご賞味くださいね。営業時間は10:00から17:00、水曜休みです。


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