2002年4月

戻る次へHOME目次

最新へとぶ  過去一覧


 多雨とあたたかさ 2002.4.
 ついに四月。雨が多くて、暖かい。これがお茶にどう影響するのだろうか?

 初摘み 2002.4.15.
おおいわせ 本日、ハウスで育てた早生品種の おおいわせ と 山の息吹 の初摘みです。人を頼んで、のべ10人で4時間、25kg採れました。これを茶ピアに運んで製茶しました。普通煎茶の揉み方で、形のぴんとしたお茶になりました。
 5kgできました。淹れるには低い温度で二分くらいかけて茶葉が開くようにすると、甘味とコクがでます。2煎目にやや高めの温度でさっと出しますと、ほのかな香りも楽しめるかな。
 さて、お隣で全国品評会に出品する深蒸しのお茶を揉んでました。それで、全然違うので参考になりました。深蒸し=緑色という考えがありませんか?実は品評会で上位入賞する深蒸しのお茶は、金色なのです。これは目からうろこでした。

 合宿会議 2002.4.20.
 二年間かけて調査した成果を発表しながら、勉強会のツアーを企画し、その分科会の一つを担当しました。地域起しのために、この地ならではの個性をみつけて、それを活かしていくということです。自分の勉強もあるし、自らの経営にも活かしていくのですから自分のためなのですが、同時に地域が元気になればいいなと思っています。宿泊先の民宿で、僕が主催者の1人ということを知ってか知らずか、楽しかったと言ってくれた方のお顔を拝見して、やってよかったなと思っています。

 夜の部の導入部の演出の真似事もやりました。お隣の町の水窪町でやったのですが、台本に忠実にこなしてくれて感激o(^-^)oそして、ソプラノのかわいらしい歌姫のもののけ姫は、思った以上にすばらしくマッチしていてよかったですよ。その後バトンタッチした水窪の方もすばらしい装置をつくってまして、イベント的に見ごたえがありました。

 ナイトビュアといって、暗闇でも見える、簡単に説明すると微細な光をノイズなく増幅する機械を、世界一の企業、浜松ホトニクスが貸してくれました。それを、なにそれと手にとりながら、覗くと「すごーい」と素直に反応してくださる水窪の方々の純朴さが新鮮でした。

 やっとゆっくり眠れます。単なるイベントで終わらぬように、自分なりに様々な手を打ちました。それが種となり、将来実を結ぶといいなあと思います。

 町内観光と見本市 2002.4.21
 帰りに、嵐の中、山住神社に寄りました。それこそ吹き飛ばされそうで。。。

 山門には左大臣と右大臣が鎮座しています。色男です。そしてここは山犬を祭ってあるんです。病気のとき、山犬を借りてくるのだが、振り返ってはいけないとか、大変厳しいおきてがあるようです。また、山犬の良い意味での送り狼も伝説かと思いきや、神社に勤めている方も体験したことがあるそうです。

 裏手にはみそぎのための井戸まで歩く道があります。水はたいへんやわらかく感じました。

 境内には2本の大木があります。以前は3本だったのですが伊勢湾台風で倒れてしまいました。その時年輪を数えると1300年。すごいですね。

 この山住神社は、自然との共生の証でもあり、駿府の徳川家康の城の乾の方向になるために、家康による保護もあったようです。そんないろんな歴史のある神社ですが、結構ファンが多いみたいですよ。

 その後、天竜市の森の知恵暮らし見本市に行きました。お目当てはペレットストーブとつみきハウス。ペレットストーブは外国製で39万円、100kgの大きなものでした。もっとコンパクトの国産のストーブができたらいいと思います。つみきハウスは、木をロゴみたいに組み立てていく家で、子どもでも簡単にできます。実際楽しそうでした。木のよさは、子どもの健康や情操教育効果を考えれば、価値が極めて高くなります。8月にはこの地の木でつみきが出来るように、動き始めています。またお楽しみに。

 一番茶開始 2002.4.23
 ついに始まりました。まずは早生品種からです。ヤブキタの本格的なのは27日くらいになります。

 一番茶開始 2002.4.24
 昨日の出来がよかったので、本日、高級煎茶(竹印)向けと有機JASマークつき有機栽培茶の生産をしようと思っています。

 高級煎茶(竹印)できました 2002.4.27
 高級煎茶の竹印が一足お先にできました。なお、高級煎茶松印は、28日に摘み取る予定です。すぐ仕上げますが、発送は5月になります。よろしくお願いします。

 新茶のご予約承ります 2002.4.
 新茶のシーズンになってきました。今年の新茶はどんなかな。今のところ色はいいけど、香りはどうなるのか。心配ですが楽しみです。ご予約おまちしております。

最新

上へ

2001年      6−7   10 11 12月 過去一覧

2002年   

戻る次へHOME目次