2012年の山田久美女流三段の情報です。いわゆる過去ログ。
(写真の無断転載はご遠慮ください)

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2012年11月24日(土) 大宮将棋センター・指導対局

大宮将棋センターにて久美先生の指導対局があります。
時間は午後1時〜午後5時。料金は1500円。席料別途
詳しくは大宮将棋センターのWebサイトにて。
※久美先生の体調不良により中止になった模様です


2012年10月25日(木) 女流王位戦予選・対千葉涼子四段戦

負けました。 リーグ入りはなりませんでした。


2012年10月21日(日) 将棋名人400年記念 将棋文化検定

将棋文化検定を久美先生も受験します。
会場は東京都調布市・明治大学付属明治高等学校・中学校。
当日はプロ棋士によるトークショー、指導対局、プロ棋士の色紙他が当たるお楽しみ抽選会があります。
久美先生以外の、同じ会場で受験するプロ棋士は、森内名人、深浦九段、宮田七段、植山七段、中村太六段。

申し込み方法や当日の時間、他の会場についての情報は、日本将棋連盟Webサイトの「将棋名人400年祭のお知らせ」にて。


2012年10月13日(土) 大宮将棋センター・指導対局

大宮将棋センターにて久美先生の指導対局があります。
時間は午後1時〜午後5時。料金は1500円。席料別途
詳しくは大宮将棋センターのWebサイトにて。


2012年9月27日(木) 女流王位戦予選・対高群佐知子三段戦

勝ちました! 予選決勝は千葉涼子女流四段と対戦です。


2012年9月15日(土) 第5回神戸ハーバーランドこども将棋まつり

小中学生を対象にした神戸のイベントです。親子でぜひお越し下さい。

時間:10時〜16時頃
場所:神戸ハーバーランドセンタービル地下1階・スペースシアター(JR神戸駅・地下鉄ハーバーランド駅より東(海の手)へ徒歩5分)
内容:ふれあい対局、模擬対局、席上対局、指導対局、保護者向けトークショー、じゃんけん大会など
参加費:無料
出演:井上慶太九段、船江恒平五段、山田久美女流三段、村田智穂女流二段、室谷由紀女流初段

ふれあい対局は定員150名(先着順)。申し込みについては関西将棋会館→大会・イベント情報→その他の大会・イベント、をご参照下さい。



 見に行ってきました。
 回を重ねるごとにだんだんと季節が繰り上がってきて、ついに9月になってしまいましたが、暑い日でなくてよかったです。
 今回も15分ほど前に到着して、イベントが始まるまでを観察していました。 村田二段がいろいろと忙しそうに動き回っていました。 こうやって裏方になってイベントを切り盛りできる棋士がいるというのはすばらしいことだと思います。 他の棋士の方々は10時少し前に登場。 もしかしたら事前にどこかに集合してから移動してきたのかもしれません。 開会を前に、写真を撮ろうとして位置を移動すると、久美先生と目が合ったので、お互いに会釈で挨拶をさせていただきました。 なお、このイベントは子供たちのイベントであるので、子供たちとふれあう久美先生を「観察」するだけのつもりでしたので、近況などを伺うことは予定していませんでした。
 そして10時に村田二段の司会で開会。 舞台に並んで挨拶した後、まずは模擬対局で子供たちに対局の始め方から教えるわけですが、船江五段と室谷初段が模擬対局者になり、村田二段が司会の井上九段と久美先生にマイクを渡してスタート。 駒箱を開けるのは年上か上位者であるとか、先に王将を並べるのは駒箱を開けた方だとか、左金、右金の順番に並べていくとか、色々と説明した後で、「ではみんなでやってみましょう」と井上九段が言うと勝手に駒箱を取って開けようとする子供が続出。 「今言うたばっかりやんか」と井上九段が突っ込みましたが、まあ今回はどちらが上位者を決めるのは難しいので、舞台に向かって右側の子が駒箱を開けましょうということになりました。 駒を並べた後は、振り駒はどうやってやるのかとか、対局の前には「よろしくお願いします」と挨拶をするとか、負けたときは悔しくても「負けました」と言いましょうとか、一通りの説明を終えた後で、ふれあい対局がスタートしました。 ところで久美先生は今回も積極的にしゃべっておられましたが、井上九段はしゃべりが上手ですから、もっと井上九段に話を振ったりして、しゃべっていただいた方がよかったのではと思います。
 ふれあい対局が始まると、指導対局まで先生方は30分ほど空き時間になってしまいましたが、井上九段は「どうぶつしょうぎ」のテーブルで子供たちと対局をしていました。 久美先生は受付のようなところに座って他の先生方と話をしたり、誰も話相手がいなくてぼんやりとしていたり(笑)、舞台裾の物陰で後のイベントの準備らしきものをしていたりしておられましたが、そのうち指導対局の時間が来て、四角くなったテーブルのところに行って「ぐるぐる将棋」の要領で指導対局を始められました。 子供が相手で、初心者の子も多かったようで、六枚落ちとか八枚落ちとかの手合いも多かったようです。 さて久美先生の今日の服装ですが、濃緑のノースリーブインナーの上に、半透明の濃紺のふわっとした上着(何というのかわからない)を羽織って、下はベージュ(あるいは薄い茶色)のロングプリーツスカートでした。 上着は腰に手を当てた姿勢になると袖のあたりがふわりと広がるので、まるで羽が生えた天使のようでした(笑)。 一緒に指導対局をしていた室谷初段がパンツルックでしたので、久美先生の方がかなりおしゃれだったですね。
 途中、筆者が暇つぶしに、対局が終わった将棋盤の駒を並べ直していたのですが、駒が足りないのではと困っていたところを久美先生に見つかってしまい、筆者の初歩的な勘違い(銀が桂のところに置かれていたのを気付かなかった)を一瞬で看破すると、「こうですね」と笑いながら並べ直して去って行かれました。 何ともお恥ずかしいことで、最近将棋をほとんど指していないのがばれてしまったかもしれません。 さらに、せっかく駒を並べ直していたのに、指導対局が終わりに近づくと、係の人が来て盤と駒を片付けてしまいました。 筆者がやっていたことは一体何だったのか(笑)。 12時になると指導対局も終了、棋士の皆さんは昼食へ。 子供たちも昼食の時間のはずですが、対局をしていた子もいたかも?

 13時からは席上対局。 船江五段と室谷初段が平手で対局、「次の一手名人戦」もあり、次の一手は「グー・チョキ・パー」で手を挙げてくださいとのことでした。 つまり第1の候補手と思うなら「グー」、第2の候補手と思うなら「チョキ」、その他の手と思うなら「パー」を挙げるというわけです。 室谷初段の先手で始まり、先手の中飛車を後手の船江五段が居飛車で迎え撃つ、という展開になりました。 解説は井上九段と久美先生。 大盤の駒は磁石が強くて動かすのが大変だったようで、井上九段が「えらい強力な磁石やなあ」と驚いていました。 次の一手名人戦は序中盤の随所で出題されましたが、「パー」の候補手(つまり解説の二人が予想した手でない)を選ぶ人が多く、「我々は信用がありませんねえ」と久美先生が苦笑していました。 対局の方は、室谷初段は左辺の角・金を攻められるのを承知でと金を作りに行き、これが間に合えば、というところでしたが、船江五段は左辺を着実に攻め、また1筋も攻めて挟撃体制を築き、最後はあっと驚く詰みで締めくくりました。 次の一手名人戦は子供たちではなく、付き添いできたお母さんが優勝していました。
 続いて14時からは「保護者向けトークショー」。 テーマは「子供の将棋イベント(大会)に付き添ってくる保護者は、子供に対してどういう接し方をすべきか?」を、棋士の皆さんの子供の頃の実体験を交えて説明しようという趣旨でした。 井上九段と船江五段、それに久美先生の3人で、久美先生が真ん中に座っていましたが、司会の役割をすることになるので、どちらかの端に座った方が良かったかも知れません(そうでないと久美先生がきょろきょろと左右を見回すことになってしまうので)。 それはさておき、まず子供の頃に将棋大会がたくさんあったか?という話から始まったのですが、井上九段は「そんなになかったですねえ、年に2回くらいで、集まる子供の数も少なかった」。 これについては同世代の久美先生も同じ印象で、「特に女の子は少なかった。かき集めても10人もいなかった」ということでした。 久美先生はお父様が将棋に熱心だったので「指している後ろでじっと見ていたので、プレッシャーを感じていた」「負けると帰りの電車の中で家族の雰囲気がすごく気まずくなるのがいやだった」ということだそうです。その点を船江五段に聞くと「将棋大会に連れてきてくれるだけで、その後はほったらかしになるので、とても気楽でした」と、久美先生とは正反対の状況で、結論として「親は子供の将棋の結果に関心を持ちすぎないように。勝っても負けても子供が楽しむ姿を見守ってください」ということになりました。
 その後、井上九段は弟子にどう接しているのかとか、プロになるのはどれだけ難しいことなのかとか、九段になるのはどれだけすごいことなのかとか、加藤九段はどれだけすごい人なのかとか、対局中のくせについてとか、色々話題が出ましたが、久美先生の話題が少なかったので割愛させていただくとして(何という手抜き)、井上九段と久美先生が同世代であるという話題に戻ったときに、井上九段が「初めて将棋会館で山田久美さんに会ったときに、これが本物かと思って感激した」と言って久美先生を慌てさせていました(笑)。 そしてお約束の話題である「あるイベントで豊島四段(当時)に山田久美さんの印象を聞いたら『お母さんみたいな人』と言われてショックを受けた」という話も出ました(当サイトでも「2009年のニュース」でレポートしています)。 これについては久美先生も事の最初から詳細に説明をし始めたので、もはや持ちネタの一つかと思われます(笑)。 それから久美先生の結婚の話になり、「最近主人と一緒にジョギングをしているんです」とのことで、「最初の頃は全く走れなかったけど、今はだいぶ走れるようになって、『次の電信柱まで』を目標にしながら走ったりしてます」。 そしてこれを将棋での目標の持ち方や人生の目標の持ち方に結びつけて、「なんてうまい〆め方なんでしょう(笑)」と自画自賛しながら、トークショーが終了となりました。

 16時からはお楽しみの、ジャンケン大会によるプレゼント抽選会。 数字の入ったくじを引いて、その数字が対局数なら当たりで、人数が多かったらジャンケンをして、勝った子に商品がもらえるというもの。 商品の数より人数の方が少ない場合が何度かあって、その場合はジャンケンなしで商品がもらえていました。 さらに、勝ち数、負け数についても同じことを実施。 かなりの子供が商品をもらえていましたが、最後には「それでも商品をもらえなかった人」を対象に、残り全員によるジャンケン大会が行われました。 さらに最後の最後に、保護者の方々も入って、グルメクルーズ船「コンチェルト」のペア乗船券を賭けて大ジャンケン大会。 大人も子供も楽しめる、すばらしいイベントでした。

模擬対局直前説明 指導対局の感想戦 保護者向けトークショー


2012年9月7日(金) 女流王位戦予選・対中倉宏美二段戦

勝ちました!
予選2回戦は同世代の高群三段との対戦です。


2012年8月26日(日) 大宮将棋センター・指導対局

大宮将棋センターにて久美先生の指導対局があります。
時間は午後1時〜午後5時。料金は1500円。席料別途
詳しくは大宮将棋センターのWebサイトにて。


2012年7月28日(土) マイナビ女子オープン予選・対島井咲緒里二段戦

負けました。 予選1回戦で負けたので、来年はチャレンジマッチからの出場になります。


2012年7月21日(土) JT将棋日本シリーズ2012・福岡大会

久美先生が聞き手として出演します。1回戦第4局、佐藤康光王将−広瀬章人七段の対局です。
解説は藤井猛九段(姉弟弟子解説です!)。
会場は福岡国際センター(福岡市博多区築港本町2−2)。14:50〜
入場無料の公開対局ですので、みなさまお誘い合わせの上、ぜひご来場下さい。


2012年7月8日(日) 大宮将棋センター・指導対局

大宮将棋センターにて久美先生の指導対局があります。
時間は午後1時〜午後5時。料金は1500円。席料別途
詳しくは大宮将棋センターのWebサイトにて。


2012年7月4日(水) 倉敷藤花戦・対中井広恵六段戦

負けました。 天敵にはなかなか勝てません。


2012年6月27日(水) 第6期マイナビ女子オープン 予選一斉対局公開抽選会・女流棋士会ファンクラブ「駒桜」ファン交流イベント

第6期マイナビ女子オープンの予選抽選会とファン交流イベントが開催されます。

場所:パレスサイドビル2F マイナビルームS(東京都千代田区一ツ橋1−1−1)
時間:イベント − 12時30分開場 13時00分開始 16時00分終了
    抽選会 − 16時00分開場 16時30分開始
出演:矢内理絵子四段、甲斐智美四段、千葉涼子四段、山田久美三段、高群佐知子三段、竹部さゆり三段、
    古河彩子二段、早水千紗二段、中村真梨花二段、藤田綾初段、安食総子初段、井道千尋初段、室谷由紀初段、北尾まどか初段、
    野田澤彩乃1級、貞升南1級、中村桃子1級、渡辺弥生1級、相川春香3級
ゲスト:郷田真隆棋王
イベント内容:
 ・指導対局(一般3000円、駒桜会員1500円、希望者多数の場合は抽選)
 ・サイン会(一般3000円、駒桜会員1500円)
抽選会内容:
 ・予選トーナメントの女流棋士参加枠を、ファンによる抽選によって決定。
 ・抽選札は女流棋士による直筆色紙、引いた色紙は抽選車へプレゼント。
入場料:無料

詳しくは駒桜 | 女流棋士会ファンクラブにて。


2012年6月10日(日) 女流棋士との親睦将棋会2012

好評の親睦将棋会が今年も開催されます。皆様お誘い合わせの上、ぜひご参加下さい!

○会場
 品川区立総合区民会館「きゅりあん」7Fイベントホール
 JR京浜東北線・大井町駅より徒歩1分
○時間
 10:00 開場(9:40受付開始)
 10:30 開演(午前の部:〜13:00)
 13:30 午後の部
 17:00 閉会
○内容
 午前の部
  ・指導対局(2部入れ替え制)
  ・席上対局 ★新鋭対局★
  ・抽選会&トークショー
  ・こども将棋教室(品川区民対象)
 午後の部
  ・席上対局 ★早指し対局&特別対局★
  ・ぐるぐる指導将棋
  ・10秒将棋
  ・親睦リレー将棋
  ・女流棋士オリジナル詰将棋テスト
○会費
 一般:12,000円(前売り11,000円)
 駒桜会員:10,000円(前売り なし)
 品川区民優待:10,000円(前売り なし)
 女性、障害者、中学生以下 8,000円(前売り なし)
  いずれも記念品・昼食券付き

申し込み方法など、詳細は女流棋士会公式web site


2012年5月19日(土) 女流王座戦・一次予選

本田小百合二段との対局でしたが、負けました。
二次予選進出ならず。


2012年5月13日(日) 大宮将棋センター・指導対局

大宮将棋センターにて久美先生の指導対局があります。
時間は午後1時〜午後5時。料金は1500円。席料別途
詳しくは大宮将棋センターのWebサイトにて。


2012年5月8日(火) 倉敷藤花戦・対室田伊緒初段戦

勝ちました!
3回戦は中井六段と岩根二段の勝者との対戦です。


2012年4月14日(土) 大宮将棋センター・指導対局

大宮将棋センターにて久美先生の指導対局があります。
時間は午後1時〜午後5時。料金は1500円。席料別途
詳しくは大宮将棋センターのWebサイトにて。


2012年4月13日(金) 女流王将戦予選・対井道千尋初段戦

負けました。 去年に続く予選突破はなりませんでした。


2012年4月4日(水) 倉敷藤花戦・対植村真理三段戦

勝ちました! まずは1回戦を順調に突破。 2回戦は最近婚約を発表した室田女流初段です。


2012年3月25日(日) 第20回 北九州ハイビジョン将棋フェスティバル

北九州国際会議場(北九州市小倉北区浅野3−9−30)で開催されます。
出演棋士:米長邦雄会長、森内俊之名人、渡辺明竜王、谷川浩司九段、森下卓九段、中田功七段、糸谷哲郎六段
山田久美女流三段、井道千尋女流初段、室谷由紀女流初段

○指導対局
参加方法 抽選で100名(第1部50人、第2部50人)
住所、氏名、年齢、電話番号、FAX番号、段級位を記入の上、ハガキかEメールで下記まで
〒802−0001 北九州市小倉北区浅野3−9−30
北九州国際会議場「指導対局」係
Eメールアドレス:shogi@convention−a.jp (←実際のアドレスは全て半角です)
【3月5日必着】
時間 9:30〜12:00
第2部は第1部が終了次第入れ替え
指導棋士 森内名人、渡辺竜王、谷川九段、中田七段、糸谷六段、
山田女流三段、井道女流初段、室谷女流初段

○ステージプログラム
参加方法 先着で500名(入場無料)
時間 13:00〜16:55
内容 第20回記念講演
(13:00〜13:30)
日本将棋連盟会長 米長邦雄永世棋聖
お好み将棋対局
(13:40〜14:40)
女流棋士が目隠しの男性棋士と対戦
対局者:糸谷六段、室谷女流初段
解説:森下九段、中田七段(聞き手:山田女流三段、棋譜読上:井道女流初段)
トークショー
(14:50〜15:15)
出演:渡辺竜王、糸谷六段、井道女流初段、室谷女流初段
進行:山田女流三段、森下九段
記念対局
(15:25〜16:55)
森内名人 VS 渡辺竜王
立会い:東和男常務理事
解説:谷川九段、森下九段(聞き手:山田女流三段、棋譜読上:室谷女流初段、記録:井道女流初段)
次の一手予想:中田七段、糸谷六段

○前夜祭
参加方法 住所、代表者氏名、参加人数(大人・子供各何名)、電話番号、FAX番号、所属を記入の上、
ハガキかEメールで下記まで
〒802−0001 北九州市小倉北区浅野3−9−30
北九州国際会議場「前夜祭」係
Eメールアドレス:指導対局に同じ
【3月3日必着】
日時 3月24日(土)18:30〜20:00
会場 リーガロイヤルホテル小倉(北九州市小倉北区浅野2−14−2)
出演棋士 前記全棋士(予定)
参加費 大人3000円、中学生以下1000円



 見に行ってきました。

 昨年は震災の影響で開催されませんでしたが、今年は無事開催されました。
 開始時間の15分前に行きましたが、もうたくさん人が集まっていました。 定刻になるとNHKの女性アナウンサー(名前忘れました)の案内により、棋士の先生方が入場。 ホールの一角に設えられた壇に上がって並び、常務理事の東和男七段から挨拶がありました。
 それから棋士の先生方を一人ずつ紹介、久美先生も優雅に頭を下げてご挨拶。 その後、先生方は各自の持ち場に別れ、指導対局が始まりました。 男性棋士は6面指しで、女流棋士は5面指し。 2部制で、制限時間は約1時間ということになっていました。 久美先生の最初の手合いは平手が2局、飛車落ち、二枚落ち、四枚落ちが各1局でした。 平手のうち、一人は小学生くらいの子供。 しかし指導対局にも慣れているらしく、駒を持つ手も様になっていました。
 久美先生の今日の衣装は、ダークオレンジ(それとも赤茶色?)の毛糸編みのような感じのワンピース。 七分袖で、茶色い長袖のインナーを着ていました。 ベルトも茶色、ストッキングも茶色、靴も茶色と、茶系統で揃えておられたようです(ちなみに髪の毛も茶色)。 ワンピースのスカートは裾の横の方に金ボタンがいくつか付いているのがワンポイントになっていました。
 対局は進み、予定の1時間はあっという間に過ぎましたが、終わったのは3局のみ。 残っていた対局は感想戦をして次の人と替わるようアナウンスがあり、感想戦では残っていた2局は「まだまだこれから」と「下手優勢」ということになっていましたが、前者は上手の勝勢のように見えました。 終わった3局の方は1勝2敗でした。
 続いて後半の指導対局が始まり、手合いは飛車落ちが3局に、二枚落ちと四枚落ちが1局ずつ。 子供が2人いて、一人は飛車落ちでしたがもう一人は四枚落ちでした(かなり小さい子でした)。 真っ先に終わったのはその四枚落ちで、定跡通り端を破って大駒を侵入させ、上手玉を追い詰めましたが、自玉の詰みを見逃して一手詰め負け。 攻めるときは自玉に詰みがないか確認しましょう、と教えてもらっていました。 そうしているうちに1時間が経って、その他3局が終了して久美先生の全勝、二枚落ちだけが指しかけに終わりましたが、下手が指し切りの感じでした。 結果、4勝1分け。 トータルで5勝2敗3分けでした。
 久々でしたので、挨拶でもしようかと思っていたところ、他のファンが一緒に写真を撮っていたり、係の人に休憩を急かされていたりしたので、存在を気付かれないままに(笑)休憩時間になってしまいました。 まあ、よくあることです。

 昼食後の最初のプログラムは米長会長の記念講演。 1月に行われた将棋電王戦の話など、短かったですが、面白いお話でした。
 続いてお好み将棋対局として、室谷女流初段が目隠しをした糸谷六段に挑戦、という企画でした。 解説は森下九段と中田七段で、久美先生は聞き手を担当。 将棋は先手の室谷女流初段が中飛車に振り、糸谷六段の方から角交換という形になりました。 森下九段は目隠し将棋のコツとして、「端歩は相手に突かれたら自分も突き、突かれなかったら突かないようにする。同じ形にしておくと憶えやすい」などと紹介。 その他、佐藤康九段が目隠しで5面指しをした話など、久美先生と二人で喋りまくっていましたが、中田七段は(手の解説以外は)ほとんど喋っていませんでした。 目隠しの糸谷六段にとっては結構うるさかったと思うのですが、この程度では攪乱されなかったようで、室谷女流初段の緩手をとがめて快勝していました。 久美先生は「横で解説していてもあまり邪魔にならなかったようなので、もっと話しかければ良かったですね」などと言っていました。
 続いて、トークショー。 久美先生は再び森下九段と共に司会を務めました。 観客から事前に集めたアンケートに棋士が答えるという趣向でしたが、のっけからいきなり森下九段がトークショーとは関係ない雑談を開始(2年後に北九州で「将棋の日」イベントが開催されることなど)。 おかげで質問する時間がかなり減ったのではないかと思います。 質問は3つか4つありましたが、渡辺竜王が「家では(すぐに子供を急かしたりするので)セカシマンと呼ばれています」と答えたのが特に面白かったです(何の質問だったか忘れましたが、この答えだけ憶えてます)。 他に面白かった受け答えは、「個性的な棋士は」という質問の時に、渡辺竜王が「糸谷君ですね」と言うと、糸谷六段が「僕に関する情報は誇張されて伝わっていると思います」。 室谷女流初段は「最近、室田さん(伊緒女流初段)が囲碁の井山さん(裕太二冠)と婚約したんですが、名前が似ているので私と間違う人がいるんです」。 井道女流初段は質問を受けた後でマイクを取ると「室谷さんはどうですか?」(←どうして先に自分が答えないんですか?)などなど。 でも司会者の2人が雑談していることが多かったので、司会はどちらか一人でよかったのでは?と思いました。

 最後は本日のメインイベントである記念対局、森内名人対渡辺竜王。 解説は谷川九段と森下九段、聞き手はまた久美先生でしたが、前半はまず谷川九段と久美先生の二人で解説。 舞台で対局、別室で解説している映像が大型スクリーンに映し出される、という形式です。 ハイビジョンをできるだけ活用しようという趣旨だと思うのですが、解説の声を聞くイヤホンから小さい音声が会場内に漏れてしまうのと、解説の面白い話に観客が反応してしまい、対局者が変に気になってしまうのではないかという点から、普通に舞台上で対局と解説をやったらいいのではないかと思います。
 将棋の方は相矢倉に進みました。 谷川九段と久美先生はいつもながら息のあった解説ぶりで、安心して見ていられます。 途中で「次の一手」があり、中田七段と糸谷六段が候補手を予想。 封じ手の後からは森下九段と久美先生のペアに交替。 途中、森内名人に疑問手があったようで、最後は渡辺竜王の勝ちとなりました。
 対局が終わり、簡単な感想戦の後は、抽選会。 筆者は次の一手予想が外れていたこともあって、早々に引き上げることにしました。 しかし、今回のステージプログラムは、久美先生がしゃべる時間が非常に長かったので、満足しています(笑)。

指導対局中 席上対局 トークショー


2012年2月26日(日) 大宮将棋センター・指導対局

大宮将棋センターにて久美先生の指導対局があります。
時間は午後1時〜午後5時。料金は1500円。席料別途
詳しくは大宮将棋センターのWebサイトにて。


2012年2月15日(水) 女流名人位戦予選・対古河彩子二段戦

負けました。 残念ながらリーグ復帰はなりませんでした。


2012年1月21日(土) 大宮将棋センター・指導対局

大宮将棋センターにて久美先生の指導対局があります。
時間は午後1時〜午後5時。料金は1500円。席料別途
詳しくは大宮将棋センターのWebサイトにて。


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