2009年の山田久美女流三段の情報です。いわゆる過去ログ。
(写真の無断転載はご遠慮ください)

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2009年12月10日(木) 新宿将棋センター・女流ミニイベント

新宿将棋センター(東京都新宿区西新宿7−1−8 ヒノデビル6F)で、女流棋士による指導対局、トークショー、席上対局が行われます。

時間:15時〜19時
出演:矢内女王、山田久三段、本田二段、藤田綾初段、中村桃1級
料金:980円(席料込み)
お問い合わせは 03−3366−4405


2009年12月6日(日) 第20回埼玉県芸術文化祭

文化庁主催の「地域文化芸術振興プラン推進事業」として埼玉県芸術文化祭が開催され、分野別フェスティバルの中に将棋まつりがあります。

時間:10時〜17時頃(受付9時)
場所:上尾市文化センター(JR高崎線上尾駅から北東へ徒歩約20分)
内容:
 午前の部
  ○指導対局(10〜12時、受付9時〜9時30分)
   プロ棋士による5面指し指導対局
   ※当日受付。希望者多数の場合は抽選。対局者の指名不可
 午後の部
  ○開会式(13時)
  ○文化講演会(13時40分〜14時40分)
   講師:羽生善治名人
   質問コーナーあり
  ○隠し芸大会(14時50分〜16時50分)
   出演棋士による隠し芸大会
出演:羽生名人、佐藤義八段、植山七段、泉七段、豊川七段、安西六段、金井四段、
   矢内女王、山田久女流三段、野田沢女流1級、中村桃女流1級

主催:文化庁、埼玉県、埼玉県文化芸術振興事業実行委員会、久喜市将棋愛好会、彩の国上尾将棋連合会
後援:久喜市・久喜市教育委員会、上尾市・上尾市教育委員会、上尾市文化団体連合会、社団法人日本将棋連盟、
   日本将棋連盟埼玉県支部連合会、埼玉新聞社
問い合わせ:彩の国上尾将棋連合会 深澤 TEL048−725−5208


2009年11月28日(土) 第2回ハーバーランドこども将棋まつり

小中学生を対象にした神戸のイベントです。村田女流初段企画で昨年に引き続き第2回。親子でぜひお越し下さい。

時間:10時〜16時
場所:神戸ハーバーランドセンタービル地下1階・スペースシアター(JR神戸駅・地下鉄ハーバーランド駅より東(海の手)へ徒歩5分)
内容:将棋大会、ふれあい対局、駒製作実演、模擬対局、席上対局、指導対局など
参加費:無料
出演:谷川浩司九段、井上慶太八段、山田久美女流三段、村田智穂女流初段、室田伊緒女流初段

将棋大会はクラス制、定員150名。申し込みについてはハーバーランドの案内ページをご参照下さい。


2009年11月27日(金) 指導対局@関西将棋会館

関西将棋会館の道場で久美先生が指導対局を行います。
時間、指導料、申し込みなどについては関西将棋会館サイトの指導対局のページでどうぞ。


2009年11月22日(日) JT将棋日本シリーズ2009・東京大会

決勝戦に久美先生が聞き手として出演します。
解説は加藤一二三九段。
会場は東京ビッグサイト東4ホール。15:40〜
入場無料の公開対局ですので、みなさまお誘い合わせの上、ぜひご来場下さい。


2009年11月14日(土) 大宮将棋センター・指導対局

大宮将棋センターにて久美先生の指導対局があります。
11月は14日の午後1時〜午後5時。
料金は1500円。席料別途
詳しくは大宮将棋センターのWebサイトにて。


2009年10月24日(土)〜25日(日) ながはま将棋まつり

滋賀県長浜市で将棋まつりが開催され、久美先生も出演します。

時間:両日とも10時〜17時
場所:滋賀県長浜市 曳山博物館コミュニティ広場・長浜大手門通り商店街アーケード・パウビル3F
出演棋士:久保利明棋王、阿部隆八段、山崎隆之七段、豊島将之五段、村田顕弘四段、
     矢内理絵子女王、山田久美女流三段、本田小百合女流二段、安食総子女流初段、鈴木環那女流初段
内容:
 1.浅井三姉妹 お江杯将棋大会(要事前申し込み)
 2.石田三成杯将棋大会(要事前申し込み)
 3.長浜大手門通り100面指し(要事前申し込み)
 4.大道詰将棋
 5.サイン会
 6.公開対局、大盤解説会
 7.お楽しみ抽選会
 8.プロ棋士との交流レセプション(要事前申し込み)
問い合わせ:〒526−0031 長浜市八幡東町632 長浜市企画部生涯学習・文化スポーツ課「長浜将棋まつり担当」
      TEL 0749−65−8787



 2日目のみ、見に行ってきました。
 ネットで事前に調べたところ、久美先生の出番は午後からということでしたので、12時頃に行きました。 ちなみに新聞社やブログなどの記事では、久美先生ら女流の先生方が着物をお召しになった写真がありました。 長浜名産の浜ちりめんの着物だそうです。
 到着すると、ちょうど大道詰将棋をやっているところでした。 司会は本田二段と安食初段。 前日は久美先生と安食初段だったそうです。 そろそろ指導対局が始まる時間、というところで、蔵(長浜名物の曳山の山車を入れる巨大な蔵)の陰から久美先生が着物姿で登場。 萌葱色の着物に、薄緑の帯です(説明が難しいので写真をご参照下さい)。 なお、振り袖ではありませんでした。 挨拶をすると、「遠いところをご苦労様です」とのお言葉。 2時間ちょっとかかりますが、まあ埼玉県よりは近いですから。 今日の出番はお昼からですねと確認すると、「指導対局とトークショー、お楽しみ抽選会に出ます」と教えていただきました。 着物のことを伺うと、「昨日は女流棋士みんなで着てましたが、今日は私と安食さんだけです」とのことでした。 それから久美先生は近くにおられた久保棋王と談笑。 大道詰将棋の盤面を見ながら、あれは私も迷いましたとか、昨日安食さんと一緒に司会した時は話のテンポが合わなくて、などとお話をされていました。

 さて、しばらくして多面指し指導対局が始まりましたが、久美先生は机を四角に並べて8面指し。 他の棋士の先生方もおおむね8面指しでしたが、安食初段と鈴木初段のお二人は6面指しでした。 8面指し×5人と6面指し×2人で計52面指し。 プログラムでは100面指しとなっていましたが、まあ2日あるし、1日の中でも2回あるし、問題なし。 指導の席の方は最初から満員というわけではなく、最初は一人か二人で、始まってから30分くらい後までじりじりと増えてくるという感じでした。 結局、久美先生の机には7人しか来ませんでしたが。 指導が始まる前、久美先生は子供から小さい色紙に揮毫を求められ、快く応じていました。 書いたのは「一念通天」(下に写真があります)。
 手合いの方は、平手が3面、二枚落ちが2面、六枚落ちが2面でした。 ただし最初の方の対局者が少ない頃は、平手が少なかったので、久美先生は皆さん遠慮深いですねえなどと言っておられました。 また初心者の方には時々、将棋講座のように「いい手」を教えながら対局を進めるなど、余裕綽々。 指してから時計を押すような仕草をした人には「(将棋)大会の方から来られましたか」などと訊いていました。 しかし対局の方はかなり難しく(手合い違いが多いような気がしましたが)最初に終わった平手から数えて4連敗でした。 2枚落ちに一つだけ勝った(と思う)のですが、残る2局は時間切れにより強制的に感想戦へ。 どちらも久美先生の方が劣勢だったような感じです。 他の先生方は結構早く終えられていましたが、最後まで残っていたのは久美先生と安食初段でした。 指導対局が終わると久美先生は係の人と一緒に商店街の方へ。 たぶん、どこかのお店に休憩に行かれたのだと思います。

 30分ほど休憩が入って(舞台の方では豊島五段とアマの方の記念対局をやっていましたが)3時からはトークショー。 予定では久美先生と久保棋王と山崎七段というメンバーでしたが、舞台に上がったのは久美先生と阿部八段と豊島五段。 メンバーが替わった理由については「(予定のメンバーでは)話が面白くないので」と阿部八段が言っておられました。 トークのうまい久美先生と阿部八段とで、最近活躍して注目の豊島五段に何か喋らせようということなのでしょう。 豊島五段は長浜は初めてですか、などという当たり障りのない話題から、最近の関西の若手「四天王」の話になり、そういえば阿部八段はもうすぐ勤続25年ですが(ちなみに久美先生は27年)というネタへ。 そして阿部八段が豊島五段に「山田久美さんってどういう印象?」と訊いたところ、豊島五段が「そうですね、お母さんという感じです」と答えたので客席は爆笑。 久美先生も笑っておられましたが、実際のところは結構ショックを受けておられたのではないかと思います。 阿部八段もそれはないやろ、と思ったのかどうか「君のお母さん、いくつやねん」と豊島五段に訊くと「49?」(はっきり憶えてないようです)。 久美先生は「うちの姉と同じですね」と言っておられましたが、ご自分の方が若いと知ってほっとされたのではないかと思います。
 ちなみにその後の話では豊島五段は(将棋の研究の話でしたが)「言ったことが間違っていても、嘘を言ったのではなくて、本当に知らなかったか間違っていただけなので」と言っていました。 しかしもう大学生ということですので、女性の年齢の話をする時は嘘をついてもいいということくらいは知っておいた方がよいのではないでしょうか。 まあ、この日で思い知らされたでしょうが。 それはともかく関西の棋士の皆さんは、今後しばらくこのネタで久美先生をいじってやろうとお考えになるのではないかと思いますが、そういうことはどんどんやって下さい(笑)。
 他には、久美先生が他の女流に『番長』と呼ばれていることを阿部八段が暴露。 「前はだいたい『姐御』だったんですけど、そこから格が上がったのか下がったのかわからないんですよ」などと久美先生が混ぜ返して笑いを取っていました。 トークショーは20分しかなかったのであっという間に終わってしまったのが残念です。

 さて、その後は3時30分から久保棋王と山崎七段の席上対局。 解説は阿部八段と矢内女王でした。 久美先生は休憩。 そして筆者が対局を見ていると、いつもお世話になっている長浜支部の日比野支部長に見つかり、滋賀県連合会長から棋士の皆さんへのお土産を運ぶ手伝いをさせられました。 蔵の向こう側に控え室のようなところがあり、久美先生は既に着物から洋服に着替え、休憩中でした。 「甘いものはどうですか?」と差し入れのお菓子も勧めていただきました。 ありがとうございました。 しばらくいて話でもしていけ、と支部長に言われましたが、とりあえず皆さんの雑談を聞いていました。
 安食さん(2回目の指導対局中)はそろそろ戻ってこないと着替えができないのでは、という話の時に久美先生が「指導対局を早く終わらせるにはコツがあるんです」。 どうやればいいかというと、指し手が遅い人(一周回ってきてもまだ指してない人)のところではじっと待って、相手に「早く指してよ」という無言のプレッシャーをかけるのがよいのだそうで。 指してないからといって飛ばして次の人のところに行ってしまうと、相手はゆっくり考え始めるので、なかなか終わらなくなる、ということのようです。 つまり、久美先生や安食さんはこの日は結構時間がかかったので、それをやってないということでもあるのでしょう。 でも指導対局を受ける人は、時間無制限だからといってゆっくり考えるのはやめた方がいいと思います。 対局が終わらなかったらそれも嫌でしょうし。 お楽しみ抽選会が始まる時間が近付いてきて、支部長がちょっと様子を見てくると言って席を立ったので、筆者もその時点で抜けてきました。
 「あまりネタを提供できなくてすいません」と久美先生はおっしゃっていましたが、「お母さん」のネタで充分だと思います(笑)。 何しろ、その後お楽しみ抽選会のために外に出てきた久美先生が、山崎七段などに「お母さんの年いくつ?」と訊いているのまで見ることができましたので。 「50いくつか」という答を聞いた時にはかなりほっとしたご様子でした。

 お楽しみ抽選会が久美先生と本田二段の司会でてきぱきと終わると、その後は最後のご挨拶。 しかし棋士の先生方の集まりがなぜか悪くて、久美先生らは雑談でずっと引っ張っていました(何も話をしないとお客さんが帰ってしまう!と言って)。 ちなみに最後のご挨拶を久美先生が仕切るのは控え室で相談済みでした。 また来年もぜひやりたいですね!などと久美先生が盛り上げ、無事お開きとなりました。
 壇を下りた後、久美先生は連合会長を見つけてお土産のお礼など、挨拶をしていました。 こういう細かい気配りが大切だと思います。 他の棋士の方もぜひ見習っていただきたいと。

色紙に揮毫 指導対局 トークショー お楽しみ抽選会


2009年10月17日(土) 大宮将棋センター・指導対局

大宮将棋センターにて久美先生の指導対局があります。
10月は17日の午後1時〜午後5時。
料金は1500円。席料別途
詳しくは大宮将棋センターのWebサイトにて。


2009年10月15日(木) 竜王戦大盤解説会

第22期竜王戦第1局の大盤解説会(将棋会館)に久美先生が出演されます。

場所:東京・将棋会館2階研修室
時間:16時30分開場 17時開始
解説:屋敷伸之九段、山田久美女流三段
料金:一般2000円、60歳以上・支部会員・女性・学生・障害者1500円
全席自由、70席

お問い合わせは日本将棋連盟道場まで。
解説会の案内へのリンク


2009年9月17日(木) 女流王位戦予選・対貞升南1級

負けました。今年は対局数が非常に少なくなりそうです。


2009年9月12日(土) JT将棋日本シリーズ2009・福岡大会

久美先生が聞き手として出演します。2回戦第3局、渡辺竜王−丸山九段の対局です。(註:対局者が渡辺竜王から谷川九段に変わりました)
解説は先崎学八段。
会場は福岡国際会議場多目的ホール・メインホール。14:50〜
入場無料の公開対局ですので、みなさまお誘い合わせの上、ぜひご来場下さい。


2009年8月23日(日) 真夏の感謝祭

金曜☆ナイトスクールが1周年を迎えたことを記念し、恒例の「ゆかたまつり」と新棋戦「LADIES HOLLY CUP」の公開対局と会わせて開催することになりました。 詳細は以下の通りです。

時間:13時30分開場、14時開始 18時30分終了予定
場所:将棋会館 2階研修室
料金:一般:5000円、金曜☆ナイトスクール会員:1000円 (お土産つき)
出演:山田久美女流三段、本田小百合女流二段、中村真梨花女流二段、伊藤明日香女流初段、安食総子女流初段、鈴木環那女流初段、野田澤彩乃女流1級、香川愛生女流2級
内容:
 ・LADIES HOLLY CUP公開対局
  中村女流二段−香川女流2級、鈴木女流初段−野田澤女流1級
  同時に女流棋士による大盤解説会
 ・指導対局
 ・お客様参加のコーナー(講座?など未定)
 ・ミニ販売コーナー
申込:詳しくは女流棋士会websiteへ。


2009年8月22日(土) 大宮将棋センター・指導対局

大宮将棋センターにて久美先生の指導対局があります。
8月は22日の午後1時〜午後5時。
料金は1500円。席料別途
詳しくは大宮将棋センターのWebサイトにて。


2007年8月10日(月)〜12日(水) 第43回東急東横将棋まつり

恒例の東急将棋まつりが開催されます。
場所は渋谷・東急東横店。入場料は無料。
久美先生が出演するのは12日(水)のみ。
出演は席上対局の聞き手、指導対局、サイン会など。



 12日、見に行ってきました。(何と今年の初取材です)

 開場は10時からとなっていましたが、棋士の先生方はそんなに早くお越しになることはないだろうと高をくくっていたらやはりその通りでして(註:一部の先生は早かったようですが)、久美先生が現れたのは11時の5分程前でした。 関係者の方々に「お早うございます!」と明るく挨拶されながら、控え室の方に入って行かれました。 本日の衣装はスーツ(パンツスタイル)なのですがちょっと変わった感じで、上着は袖が肘くらいまでの長さの半袖で、前が一つボタン、下はふくらはぎの中程までの長さのパンツ、というものでして、おまけに靴(ハイヒール風)もちょっと言葉では説明しがたいものでした(写真でご確認下さい)。
 そして11時から指導対局。 いつもどおり、2面指しでした。もったいないです。3面指しにすればいいのにと思います。 対局者は仙人のような長い髭を生やした年配の男性(2枚落ち)と、高校生くらいの男子(平手)でした。 メイン会場の方では鈴木八段と野月七段の席上対局をやっており、そこで解説の木村八段がトークでたびたび会場の爆笑を誘っていましたが、指導対局の方はそんな喧噪は耳に入っていないかのように淡々と進んでいました。 何か面白いことを言ってそうだと気になってしまう筆者はまだまだ修行が足りないようです。 それはともかく、2枚落ちの方は下手が矢倉風に囲って居飛車で普通に攻めていました。 進行は平手よりこちらの方が早いです。 平手の方は下手の四間飛車に対し、久美先生は左美濃で対抗。 角を使って攻める下手に対し、上手は飛車で中央突破を狙い、飛車交換に持ち込みました。 先に終わったのは2枚落ちの方で、下手の勝ち。 手合い違いではないかと思います。 平手の方はちょうど12時くらいに終了。 こちらは上手勝ち。 上手が交換した飛車を敵陣に打ち込んでからは結構早く寄りました。 久美先生はこの後食事に行かれたのではないかと思いますが、詳細は不明です(ちょうど会場の上の階がレストランフロアです)。

 12時15分からは女流席上対局。 久美先生は聞き手で、解説が羽生名人でした。 対局者は里見倉敷藤花と斎田四段。 久美先生は羽生名人から対局者の2人の性格について訊かれ、「斎田さんはとても面倒見がいい人」「里見さんはとても大人しいです」と持ち上げた後で、「でも2人とも将棋は負けず嫌いです」と落としていました。 まあそうでなければタイトルは獲れないでしょうから、ある意味褒め言葉であろうと思います。 そして対局が始まり、「羽生先生と解説をするのは10年ぶりくらいになりますが」と久美先生が言うと、羽生名人は「ええ!? そんなにはならないと思いますけど」と驚いていましたが、少し考えた後で「ああ、山田さんと2人で解説するのは確かにだいぶ久しぶりですかね」。 たぶん、久美先生が色々なタイトル戦の大盤解説に行っているので、そこで何度も会ってることから、2人で解説するのが久しぶりという感覚がなかったのでしょう。 対局の方はもちろん振り飛車党の2人ですから相振り飛車に。 両者とも三間でした。 最初は対称形に進みましたが、そのうち後手の斎田四段の方が対称を破ってきました。 羽生・山田の解説はほとんどずっと喋りっぱなし。 羽生名人の解説というのは筆者はあまり訊いたことがないですが、久美先生に乗せられたのかずいぶんと喋りやすそうな感じで、予想の手が当たったときも「今日は調子がいいです」と笑っていました。 中盤からずっと斎田四段の方が指しやすい感じだったようですが、里見倉敷藤花は相手の王手に妙な中合いを打つなど、怪しい受け手を連発。 それで相手のミスを誘ったのか、最後は斎田四段が寄せきれずに投了となりました。 感想戦で里見倉敷藤花は中合いについて羽生名人に訊かれ、「変だったですか?」と不安そうに聞き返していました。

 しばらく休憩を挟み、15時30分頃から2回目の指導対局の予定でしたが、将棋大会の表彰式(久美先生も贈呈役をしておられました)で少し遅れ、15時50分頃から始まりました。 今度は中年男性2人で、手合いは2枚落ちと角落ちでした。 2枚落ちは下手の銀多伝定跡形で、上手が金で角を攻めに行ったのに対してあっさりと交換。 歩が切れた筋にと金を作り、金を打ち込んで玉を吊り上げ、最後は詰め将棋のような捨て駒から詰ませました。 ずいぶん早く終わり、久美先生が「今度からは飛車落ちでお願いします」と言う程の手合い違いだったようです。 角落ちの方は上手の方が一方的に攻める展開になり、下手玉が入玉を目指すなどして非常に時間がかかりましたが、最後は上手が入玉を阻止、押し戻して中段で詰ませました。 既に他の指導対局もメインイベントの席上対局(羽生名人−木村八段戦)も終わっており、感想戦の頃には5時を過ぎて会場の片付けも始まっていましたが、その後も久美先生は色紙にサインをしたりファンの方と写真を撮ったりと忙しくしておられました。 筆者が来ていることには最後の最後に気付かれたようです。

鋭い視線 大盤解説 扇子を額に


2009年7月25日(土) マイナビ女子オープン予選

今年度初対局となった第3期マイナビ女子オープンの予選ですが、 1回戦で高群三段に勝ちましたが、2回戦で香川2級に負けました。
本戦に出場できず、残念です。


2009年7月11日(土) 大宮将棋センター・指導対局

大宮将棋センターにて久美先生の指導対局があります。
7月は11日の午後1時〜午後5時。
料金は1500円。席料別途
詳しくは大宮将棋センターのWebサイトにて。


2009年6月24日(水) 名人戦 大盤解説会

第67期名人戦第7局の大盤解説会(将棋会館)で久美先生が解説を担当します。
場所:将棋会館 2階道場
時間:17時30分開場 18時開始
解説:佐藤康光九段、山田久美女流三段
入場料:一般2000円、支部会員・女性・学生・60歳以上・障害者1500円
次の一手あり(賞品付き)
詳しくは将棋連盟会館道場サイトイベントページにて。


2009年5月23日(土) 女流棋士誕生35周年記念パーティー

例年の「女流棋士との親睦将棋界」の35周年記念版です。奮ってご参加下さい。

時間:16時開場、17時開演、20時30分閉会
会場:東京會舘 丸の内本館
会費:一般15,000円(前売り14,000円)
   女性・障害者13,000円(前売り12,000円)
   小学生以下5,000円(前売りなし)
内容:第1部:17時〜 特別講演 羽生善治名人、女流棋士紹介、講話 米長邦雄会長
   第2部:19時〜 立食パーティー、女流棋士インタビュー、歌謡ショー、抽選会など
ゲスト:渡辺明竜王、深浦康市王位、佐藤康光棋王

申込:女流棋士会サイト<http://lppg.shogi.or.jp/>からお申し込み下さい。


2009年5月10日(日) 大宮将棋センター・指導対局

大宮将棋センターにて久美先生の指導対局があります。
5月は10日の午後1時〜午後5時。
料金は1500円。席料別途
詳しくは大宮将棋センターのWebサイトにて。


2009年4月4日(土) 大宮将棋センター・指導対局

大宮将棋センターにて久美先生の指導対局があります。
4月は4日の午後1時〜午後5時。
料金は1500円。席料別途
詳しくは大宮将棋センターのWebサイトにて。


2009年3月27日(金) 倉敷藤花戦・対安食総子初段

負けました。今年度は不出来な成績でしたので、来年度は頑張って欲しいです。


2009年3月12日(木) 女流王位戦予選・対早水千紗二段

負けました。リーグ入りはなりませんでした。


2009年2月14日(土) 大宮将棋センター・指導対局

大宮将棋センターにて久美先生の指導対局があります。
2月は14日の午後1時〜午後5時。
料金は1500円。席料別途
詳しくは大宮将棋センターのWebサイトにて。


2009年2月9日(月) 女流王位戦予選・対大庭美樹初段

勝ちました! 次は予選決勝、早水千紗二段と対戦です。 リーグ入り目指して頑張ってください。


2009年1月30日(水) 女流名人位戦予選・対香川愛生2級

負けました。今期もB級復帰はなりませんでした。


2009年1月17日(土) 大宮将棋センター・指導対局

大宮将棋センターにて久美先生の指導対局があります。
1月は17日の午後1時〜午後5時。
料金は1500円。席料別途
詳しくは大宮将棋センターのWebサイトにて。


2009年1月14日(水) マイナビ女子オープン・対清水市代二冠

残念ながら敗戦です。 今年はベスト8止まり。 来期は久々に予選からの出場になります。


2009年1月4日(日) 新春女流棋士フェスタ2009

今年好評を博した女流棋士フェスタが来年も開催されます。
指導対局や席上対局、女流棋士カフェ、トークショーその他のイベントやミニ企画など盛りだくさんです。
詳しくは女流棋士会のサイトをご覧ください。

会場 東京・将棋会館・1階から4階まで
時間 13時〜17時(11時30分開場)
料金 一般5000円 障害者・女性・高校生以下3000円
   指導対局は別料金で1局5000円
   お支払いは受付当日です。
内容 指導対局、席上対局、カフェ・ド・ミルク、トークショー、販売コーナー他
出演 女流棋士多数
申込 ハガキまたは、メールで受付。郵便番号・住所・氏名・電話番号・指導対局希望の有無を明記の上、下記まで。
   ハガキは 151−8516 東京都渋谷区千駄ヶ谷2−39−9 日本将棋連盟 女流棋士事務局
   メールは女流棋士会のサイトから送付できます。
   締め切りは12月10日


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