2004年の山田久美女流三段の情報です。いわゆる過去ログ。
(写真の無断転載はご遠慮ください)

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2004年12月26日(日) 第15回駒音コンサートフェスティバル

久々復活の駒音コンサートに原宿将棋通りの出演が決定!

時間 16:00開演
場所 ヤマハホール(銀座通り7丁目)
入場場 3000円(自由席)

内容
 ・楽団王将vs女流棋士の対局
 ・プロアマミックスリレー将棋
 ・佐藤康光棋聖によるヴァイオリン演奏
 ・原宿将棋通りコンサート
 ・坂東香菜子女流2級によるピアノ演奏
 ・鈴木輝彦七段によるマジック
 ・棋士のど自慢

出演棋士 大内九段、佐藤康棋聖、中原永世十段、青野九段、田中寅九段、小林九段 鈴木大八段 鈴木輝七段
      原宿将棋通り(清水女流三冠、山田久女流三段、中倉彰女流初段、中倉宏女流初段)
      斎田女流四段、船戸女流二段、古河女流二段、北尾女流初段、坂東女流2級
音楽関係 岩淵龍太郎、宮本聡之、小川晶久、崎谷直、神野明、小山実稚恵 ほか(敬称略)

問い合わせ ミリオンコンサート協会 TEL03−3501−5638


2004年12月25日(土) 女流棋士フェスティバル vol.1 〜クリスマスグランプリ2004〜

クリスマスの日に女流棋士会による一大イベントが開催されます。

時間 10時〜18時
場所 大田区産業プラザPiO コンベンションホール(4F)
    (京浜急行線京急蒲田駅東口徒歩2分)
    (JR京浜東北線蒲田駅より徒歩12分)
入場料 3000円(おみやげ付き)
出演棋士……清水三冠、中井王将、蛸島五段、斎田四段、矢内四段、石橋四段、藤森三段、山田三段、千葉三段、
         船戸二段、高橋二段、本田二段、早水初段、中倉宏初段、中倉彰初段、上川初段、大庭樹1級、比江嶋1級、中村1級、大庭2級
ゲスト……先崎八段

内容:
・女流棋士8名による公開トーナメント
  出場棋士……清水三冠、中井王将、斎田四段、矢内四段、石橋四段、山田三段、千葉三段、高橋二段
    1回戦は盤側観戦、準決勝、決勝は大盤解説。
    優勝者は先崎八段と対局
・クリスマスグランプリ(アマチュア大会)
  サンタクロースの部/スノーマンの部(男性)
    抽選で2組のトーナメントに振り分け、それぞれの優勝者を決定
    事前申し込み制(定員になり次第締め切り)
    参加費:2000円(入場料別、参加賞あり)
    賞金:優勝5万円、準優勝3万円、3位1万円
    1回戦敗退者には別対局あり
  スノーホワイトの部(女性)
    参加費:1000円(入場料別、参加賞あり)
    賞金:優勝5万円、準優勝3万円、3位1万円
  ファンタスティッククラブ(女性)
    参加費:無料(入場料のみで参加可、参加賞あり)
    親睦大会につき、順位はつけず、勝利賞、敢闘賞、連勝賞などあり
  ※参加者全員に女流オリジナルグッズプレゼント
  ※女性大会の優勝者には特製クリスマスケーキ、参加者全員にもケーキをプレゼント
・女流棋士による指導対局



 見に行ってきました。

 10時ちょうどに開場し、10時半から開会式がとり行われました。 女流棋士の方々20人が壇上に集合。 筆者は最前列の右側に座っていたのですが、偶然にも久美先生の立ち位置がちょうど筆者の目の前に。 会場を見回している先生の視線が一瞬筆者と合ったので、頭を下げると黙礼を返していただきました。 どうもありがとうございました!
 藤森会長の挨拶の後、トーナメント戦に参加する8人が壇上に残り、トーナメントの組み合わせ抽選が行われました。 趣向として会場に来ているファンの方にくじを引いてもらうということで、本日の総合司会を務めるNHKの村上アナから「それでは清水さんのくじを……」と言いかけたところで会場から「はいっ!」と手が上がり、その方がくじを引くことになりました(笑)。 久美先生の分を狙おうかと思ってましたが、以後はみんな我も我もと手を挙げるので、気勢をそがれてしまいました。
 結局、久美先生のくじを引いた人はいわゆる「一番くじ」を引き、清水三冠と対戦することに。 その後は会場の四隅に設えられた4つのテーブルに分かれて、ファンに取り囲まれながら対局開始。 持ち時間は10分で、チェスクロックを対局者自ら押す、というものでした。

 対清水戦は先生の先手で、相居飛車の出だし。 両者とも攻めっ気の強い棋風通り(笑)、カニ囲いのまま決戦に。 先手は歩の垂らしからと金を作り、金得になりましたが、後手に位を主張され、角が使えない展開に。 結局その角を後手に取られ、飛車も取られ、大駒を全部取られてしまいました。 先手も何とか粘りますが、終盤の熱戦中、何と時間が切れてしまう(チェスクロックの押し遅れ)という、あっけない幕切れに。 筆者も一瞬何が起こったのかわかりませんでしたが、お二人が淡々と感想戦を始めたのでやっと事の次第を理解。 それにしても、勝手に感想戦に参加するファンもいたりして(笑)、お二人も苦笑されていました。

 対局終了後、対局者は12時半まで一旦休憩。 その間にトークショーなどもあり、楽しませていただきました。
 さて、12時頃に筆者がホールで休憩などしていると、どこからともなく久美先生の声が。 なんと、サイン本などを販売しているテーブルで、久美先生が即席サイン会をしていたのでした。 会場内で休んでいたら気が付かないところだったので、ラッキーでした。 しかも、いつの間にやら着替えられており、赤のスーツとミニスカート姿からチャイナドレス姿に変身! いやいや、再度びっくりさせていただきました。
 「女流棋士の本」か「女流棋士発足30周年記念パーティーフォトグラフ」を買うとサインしていただけるというので、早速後者を購入。 「遠いところからありがとうございます!」とご挨拶まで頂きました。
 ところで、サイン本を買う列の中に初老の女性2人組がいたのですが、久美先生がスタッフの方に「母と叔母です」と紹介。 娘が出演しているイベントにやってきて、娘のサイン本を買う親の心境というのはどんなものなんでしょうかね?

 12時半からはトーナメント準決勝。 久美先生は大盤解説を担当。 他に、高橋二段、早水初段、上川初段が解説を務め、2人ずつ2組に分かれて、準決勝の2局を2元同時解説するという趣向になりました。 まあ、実際は同時にしゃべると訳がわからなくなるので、交互にしゃべるわけですが(笑)。
 最初、久美先生は上川初段と共に斎田−清水戦(先手斎田。以下も先に書いた方が先手)を担当。 しかし、これが何と相振り飛車になってしまい、高橋・早水組が解説する中井−矢内戦が矢倉模様になったため、「相振り飛車わかんないので、そっちの解説がしたいくらいですよ」と泣きを入れる(?)ことに。 これに振り飛車党の高橋二段が「私もそっちを……」と呼応したので、2人が解説役をチェンジ! 中盤以降で交代することになっていましたが、序盤も早々に交代してしまいました。 中井−矢内戦の大盤にやってきた久美先生は「やっと見慣れた盤面になりました(笑)」と嬉しそうでした。

 局面の方は、後手の矢内四段が右四間飛車から速攻を仕掛け、中井王将がこれをがっちりと受けとめる展開に。 持ち時間の短い将棋なので局面は緊迫しているのですが、解説の方は雑談も交えながら和やかな感じ。 向こうで斎田四段と高橋二段が姉弟子と妹弟子(佐伯八段門下)という話が出ると、久美先生は「こっちはもっと複雑ですよ。伯母と姪です(中井王将と久美先生)」と言ってみたり。 声を出さず、盤面を指さしながら早水初段と目で会話するのも早指し将棋の解説ならでは?
 さて、矢内四段が一方的に攻めに回り、終盤に近づいたところでまたまた配役チェンジ。 今度は久美先生が斎田−清水戦の方に戻り、高橋二段とコンビを組みました。 こちらの方は清水三冠が先に仕掛け、早く終わるかに思われたのですが、さすがに斎田四段のしのぎがうまく、息の長い展開になりそうな気配。 清水三冠の2筋からの仕掛けに久美先生は「これは居飛車党ならではの攻め方ですね。振り飛車党なら何はなくとも1筋からでしょう?」と高橋二段に訊きながら解説をしていました。
 そのうちに中井−矢内戦が中井王将の勝ちで終わりましたが、斎田−清水戦は両者入玉もあり得るような壮絶な捕獲合戦に。 清水三冠の攻めを斎田四段がしのぎきり、優勢になったかに見えたのですが、清水三冠が自陣に引きつけていた馬が攻防共に威力を発揮し、最後は斎田四段のトン死で終局。 170手を超す大熱戦(大乱戦?)でした。 後で久美先生に聞くと聞くと「あんまり長く立ちっぱなしだったので足がつりそうでしたよ(笑)。交代するんじゃなかったです」とのことでした。

 短い休憩をはさんで今度は指導対局。 久美先生は会場の入り口付近の対局机のところでしばし待っておられたのですが、実は奥の方が対局場となっていて(係の人がちゃんと案内しないのがまずい!)、若干遅れて指導対局が始まりました。
 今回は3面指し。 手合いは平手、二枚落ち、飛香落ちでした。 平手は相居飛車、二枚落ちは二歩突っ切り、二香落ちは端に歩を垂らす定跡通りに進行。 ちなみに先生のお母様と叔母様も観戦に来ておられました。
 最初に終わったのは飛香落ちで、下手が定跡通りと金を作るも、上手は構わず3・4筋から侵攻開始。 下手が作った馬をうまく消したり、と金を作って金銀をはがしにいくなど、お手本通りの上手の攻めが決まってしまいました。 下手も再度馬を作って桂馬3枚で上手の金銀を攻めにかかり、ようやく2手すきをかけるも上手は馬を切ってこれが詰めろになり、投了。
 次に終わったのは二枚落ちで、下手がどこかで一手遅れてしまい、銀交換させてもらえなくなるという、一番攻めが切れやすいパターンに。 上手は中央を盛り上げて角筋をがっちり止め、飛車いじめを開始。 下手は飛車を逃げ回っているうちに王様を詰まされてしまい、あっけなく投了。 下手は長考が多く、手数が短い割には時間がかかっていました。 しかも感想戦でもあれやこれやと訊くので、隣の平手は終盤のいいところなのに10分近くも待ちぼうけ。 これには先生のお母様と叔母様も「そこまで訊かなくても」と呆れておられた様子でした(笑)。
 最後に終わったのは平手でしたが、これが可哀想なことに時間切れ。 トークショーに出演のため、村上アナが呼びに来たのでした。 下手はうまく端を詰めて玉頭にたくさん歩を垂らし、反対側からも飛車と金で攻め立て、詰むや詰まざるやの終盤だっただけに、残念でした。 しかし、先生は劣勢と判断して投了。 二枚落ちの感想戦がもう少し短ければ、最後までわからなかっただけに、残念でした。
 結果、この日は2勝1敗。

 続いてトークショー。 先生が隣の会場に着くのを待っていたかのように始まり、ぎりぎりセーフでした。 出演者は斎田四段、矢内四段、石橋四段、久美先生、千葉三段。 もう一人、高橋二段はこれまた指導対局が伸びて途中からの参加となりました。 司会進行は村上アナと中倉彰初段。 各々の女流に対していくつか質問をしていくという趣向で、どのやりとりも面白かったですが、全部書いていると大変なので久美先生が絡んでいる分だけをご紹介します。
 まず、矢内四段の通称「鉄のカーテン」。 矢内四段といえばスカートをはかないことで有名ですが、この日ももちろんパンツルック。 久美先生は前日、矢内四段から電話をもらい、対局場が椅子席か畳かを確認されたそうで、「椅子席だったらスカートにするのかなあと思ってたんですが……結局あの電話は何だったんですかねえ?」と厳しくつっこみ。 矢内四段は「ズボンがどれくらいしわになるかが気になったので……」と言い訳。 久美先生は納得がいかないご様子でした(笑)。
 続いて石橋四段の時の年齢の話題。 デビュー後10年以上も経ってしまい、おばさんになったなぁと感じるという話に久美先生が「私や斎田さんを前にしてそういうことを……」と鋭く反応。 石橋四段は「どんどん若い子がデビューしてきて、私や矢内さんもおばさんと思われてるんだろうな、と……」と答えていましたが、これには久美先生も納得されたようです(笑)。
 さて、久美先生自身の話題の時ですが、当然のように一戸建て購入のことや、家庭菜園の話に展開。 ぬか漬けに凝っているという話題も出ましたが、そのうち一緒に家に住む人を探したらという話になり、山田久美争奪将棋大会をしたらどうかとか、オークションを開いたらどうかとか言われるので久美先生は「私の時だけそういう話題を出さないで、斎田さんにも……斎田さんは二枚落ちで勝たせてくれないらしいけど、私は勝たせてあげたじゃないですか」と半分泣き(後の半分は笑い?)を入れながら村上アナを責めていました。  また、自宅の一部屋が衣装部屋というのは本当ですかという話題の時には、ちょうどその場に到着した高橋二段が「本当です。すごいんですよ……同じようなサイズの服は全部同じハンガーにかけて、全部同じ向きに吊ってあるんです」などと証言。 久美先生も「和ちゃんは私の服を『久美さん、これいいですね』とか言って勝手に持って帰ろうとするんですよ〜」というネタを披露していました。

 さて、もう閉会式まで久美先生の出番はない……と思っていたら、小休止の後再び久美先生が会場へ。 指導対局担当の中に先生の名前は入ってなかったのに、ご本人は「指導対局があるはずなんですが……」と会場をうろうろ。 結局席は見つからず。 数分前に斎田四段も「指導対局って言われて行ったのに席なかった〜」と言いながらすれ違っていただけに、段取りに何か手違いがあった模様です。 「今日の仕事終わっちゃいました(笑)」と開き直って(?)笑う先生に、写真撮影を所望。 じゃあ隣の会場のクリスマスツリーをバックにと言いながら会場を移動。 撮影の後、今後の予定を伺うと「2月に北九州将棋フェスティバル」とのお答え。 例年3〜4月なのに、今年は時期が早まったそうです。
 そのうち村上アナが通りがかり、トークショーで責めた件(?)について軽く謝罪。 もちろん、あれは久美先生も承知の上でのやりとりですが、「山田さん、ネタ多すぎ(笑)」との言には思わず納得してしまいました。

 クリスマスグランプリ優勝者(清水三冠)と先崎八段の記念対局は米長永世棋聖の飛び入り解説で盛り上がり、先崎八段の勝ちで終局。 なお、米長永世棋聖は来場されることにはなっていたようですが、解説担当は直前に決まったようです。 先崎八段は来場することすらご存じなかったらしいですが……。
 その後、また会場の外で休憩していると久美先生が登場。 スタッフとこの日の打ち上げの予定について話していましたが、先生はこの日不参加を表明。 お母様と叔母様を家まで送って行かねばならないそうで、「放っておいたらどこに帰っちゃうかわからないですから(笑)」と冗談を飛ばされていました。 その後は会場内で関係者に挨拶をされていましたが、壇上では表彰式まで間が空いたので即席トークショーをすることになり、会場の一番後ろにいたのに見つかって引っ張り出されてしまいました。 そして村上アナ、中倉彰初段、中井王将、久美先生の4人でしばしフリートーク。 その後、女流棋士からのプレゼント抽選会があり、久美先生は特別扇子を供出しておられました。
 これらが終わると、女流棋士が壇上に集合。 清水三冠のご挨拶でお開きとなりました。

開会式にて 1回戦 昼休みサイン中 大盤解説 只今トーク中 ツリーの前で


2004年12月22日(水) 女流王将戦予選・対関根紀代子四段

勝ちました! 2年ぶりの本戦進出です。 タイトル挑戦を目指して頑張ってください。


2004年12月8日(水) 女流名人位戦・対千葉涼子三段

負けてしまいました。
これでリーグ戦全てを終了し、4勝5敗で残留。 来期の順位は6位です。


2004年12月2日(木) 女流王位戦予選・対中倉彰子初段

勝ちました! 次は予選2回戦、上田初美初段と中倉宏美初段の勝者との対戦です。
本戦入り目指して頑張ってください。


2004年11月24日(水) 女流王将戦予選・対高群佐知子三段

勝ちました! 次は本戦入りを賭けて関根四段との対戦です。
本戦入り目指して頑張ってください。


2004年11月10日(水) 女流名人位戦・対高橋和二段

残念ながら負けてしまいましたが、残留決定です。
仮に最終戦を負けて4勝5敗になっても、
 ・上川初段が現在2勝のため、残り2戦2勝しても久美先生より順位が下になる。
 ・最終戦の矢内−本田戦で矢内四段が勝つと本田二段が4勝5敗で久美先生より下になる。
  本田二段が勝つと矢内四段が3勝6敗で久美先生より下になる。
ということで、早水初段と合わせて久美先生より下が確実に3人以上いるため残留となります。
(ちなみに上に挙げた3人の他、高橋二段にも降級の可能性があります)
何はともあれめでたいですが、やはり最終戦には勝って欲しいですね。 相手の千葉三段は挑戦権争いをしているわけで、これに勝つことが今後の勝負において大事だと思います(いわゆる米長理論)。


2004年10月17日(日)〜18日(月) ねんりんピックぐんま・将棋交流大会

ねんりんピックぐんま(10月16日〜19日)のイベントの一つとして将棋交流大会が開催され、久美先生が指導対局棋士として招待されているそうです。

場所:館林市つつじ町14−1 館林市城沼総合体育館
   (東武伊勢崎線館林駅から路線バス〔つつじ観光バス・館林観光バス〕館林・板倉線「城沼体育館前」バス停(約10分))

10/17
 9:00〜 9:30 開始式
 9:40〜12:20 予選リーグ1・2回戦(団体戦)
13:40〜15:00 予選リーグ3回戦(団体戦)
15:00〜15:10 詰め将棋解答・抽選
15:10〜15:40 公開抽選会
15:40〜17:20 記念対局・大盤解説
 プロ棋士との指導対局(当日受付) 10:30〜12:00、13:40〜15:00、15:40〜17:20

10/18
 9:00〜11:40 団体戦 決勝トーナメント1・2回戦(団体戦・個人戦)
12:20〜12:30 次の一手解答・抽選
12:30〜15:10 団体戦 決勝トーナメント3回戦・決勝(団体戦・個人戦)
15:10〜15:40 表彰式
 プロ棋士との指導対局(当日受付) 10:00〜11:40、13:00〜14:40


2004年10月10日(日) 春日部市市制50周年記念将棋大会

時間:9時15分受け付け(要事前申し込み)
場所:春日部市粕壁東1−20−28 県立春日部福祉センター
   (東武伊勢崎線春日部駅東口徒歩7分)
参加費:大人(高校生以上) 1500円、 子供1000円(昼食付)
申し込み:9/20までに官製ハガキで下記へ申し込んで下さい
     〒344−0062 春日部市粕壁東5−12−19 芳賀沼五郎様
試合方法:A級・・・二段以上
      B級・・・初段〜2級
      C級・・・3級〜5級
      D級・・・6級以下、子供
      ※各クラス5対局
入賞:5位まで
招待棋士:山田久美女流三段、本田小百合女流二段、安食総子女流初段
お問い合わせは日本将棋連盟春日部支部長 芳賀沼様(TEL048−754−8643)まで


2004年9月30日(木) 女流名人位戦・対斎田晴子四段

勝ちました! 4勝3敗で暫定4位です。 連勝すればプレーオフ進出の可能性も!


2004年9月26日(日) JT将棋日本シリーズ2004・仙台大会

2回戦第3局に久美先生が聞き手として出演。
対局者は佐藤康光棋聖と三浦弘行八段。
解説は郷田真隆九段。 会場は仙台国際センター。13:00〜
入場無料の公開対局ですので、みなさまお誘い合わせの上、ぜひご来場下さい。

また、前日にはこども将棋大会の他、お母さんのための将棋教室、指導対局があります。
会場はアズテックミュージアム仙台産業展示館。12:30〜(将棋大会)

公式ページには子ども大会に関して先生のインタビュー記事があります。(トップページ→イベントテーマ→私の見たこども大会)


2004年9月19日(日) 第1回松茸杯争奪将棋大会

時間:9時受付 10時対局開始(申込不要・当日受付)
場所:長浜市港町4−9 湖北勤労福祉会館「臨湖(りんこ)」 TEL0749−65−2120
参加資格:アマチュアの方ならどなたでも、県外の方歓迎!!
対局方法:A〜D級の部 各予選後決勝トーナメント
       予選敗者の方無差別級早指し戦あり(駒落戦)
参加費:一般2000円、中・高校生1500円、女性・小学生1000円(昼食付き)
賞品:各クラス第3位まで 香り高い松茸

9時30分頃から山田久美女流三段の実戦将棋教室あり。

お問い合わせは日本将棋連盟長浜支部長 日比野様(TEL 090−8578−2543)まで



 見に行ってきました。
 (今回も将棋大会に参加してません。すみません)

 先生は予定の9時30分よりも遅れて到着。 暇なので琵琶湖でも見に行こうかと思って外に出たところで遭遇しました。 付き添っておられた日比野支部長に、先生の依頼でこのサイトを作っているのかと訊かれましたが、勝手に作ったものであるということを強調しておきました。 ご覧の皆様も、ここは「非公式」であることを改めてご承知おき下さいね。 もっとも、存在自体は認知されているので、闇サイトというわけではありませんが。

 閑話休題、9時50分頃に久美先生が会場に登場し、参加者の皆さんにご挨拶。 松茸が賞品に出るので、私も指導対局じゃなくて大会に参加したいです、とお約束の小ネタを。 それから大会に出るときの心構えとして、先日の高校竜王戦で谷川棋王がおっしゃっていた「普段は自分が一番弱いと思って指し、大会では自分が一番強いと思って指す」を紹介。 また、ご自身の対局前の緊張感の調整法などについて語られました。
 引き続いて「実戦将棋教室」。 お題の棋譜は、既に新聞に掲載されたかどうかわからない(らしい)ので、とりあえず棋戦名や対戦相手などは伏せておきます。 久美先生は後手で、相手(先手)の初手は2六歩。 これは久美先生が相懸かりをほとんど指さないと知った上での挑発らしいのですが、先生はそれには乗らず3四歩。 以下、相矢倉模様に進んでいきますが、後手が6三銀と上がった手に先手が5七銀としたのが軽率で、これにより先手は角の使い方に難渋することになったとのこと。 ここは4七銀に上がるのだったか、という意見が感想戦で出たそうです。
 その後、先手が3筋の歩を変えてきた局面で、「ここで歩を受けるのは初心者の手なので、皆さんやめてください。こういう手なら初段、この手なら二段ですが、『女流三段』の手は……」と言ったので会場は爆笑。 先生もにんまりされてました。 用意のネタでしょうか? 関西に来たら一度は笑いをとらないといけない、とか思われてたりして(笑)。 それはともかく、ここで銀を引いて銀矢倉にするのが構想だったそうで、これに対し先手が飛車を3九に引いたのがまた失敗。 後手に8四角と出られて睨まれることになり、これが最後までお荷物になってしまったようです。
 さて、この後ずっと後手が好調。 先手は角を2六に転回して捌きを狙いますが、これを難なく受けきると、8四角を軸に攻撃を展開。 飛車を5二に回して5筋に集中砲火を浴びせ、3筋の歩を伸ばしてと金を作り、そのと金で角をいじめ、とやりたい放題。 締めの妙手3七角を放って勝負あった。 最後は即詰みがあったのに、しっかり読まずに飛車を取っちゃいました、と笑っておられましたが、見事な完封勝利でした。

 この後、久美先生作の懸賞詰め将棋を出題。 日比野支部長らが駒を並べている間、久美先生は10月5日に長浜の「浜湖月」で開催される王座戦第3局の宣伝をされていました。 何でも、当日の大盤解説役の谷川棋王から直々に宣伝を依頼されたそうで、「平日ですけど、5時からなのでぜひ!」とのことでした。

 次は指導対局ですが、その前にしばし休憩。 久美先生は階段の下(会場は2階)の勝手口(のようなところ)で猫を見つけ、手なずけようとされてましたが、どうもうまくいかなかったようです。 (階段の上から筆者が写真を撮ろうとしているのに気付かれ、苦笑しておられました)

 休憩が終わり、和室に移って指導対局開始。 床の間を背に3面指しでした。 将棋大会とは別室なので、非常に静かで快適でした。 最初の3人の手合いは2枚落ち、飛車落ち、角落ち。 観戦していた位置からは盤面がよく見えず、各々の対局の進行具合はよくわかりませんでした。
 久美先生はピシッと背筋を伸ばし、高い位置から盤面を見下ろすような姿勢で指していました。 途中で一度、膝の上でピアノを弾くような(パソコンのキーボードを叩くような?)感じでパタパタッと指を動かしておられ、何やら頭の中で創造的な出来事が起こった様子。 お昼が近づくと、3面中2面が終盤に入ってきたらしく、自玉の詰み(駒落ちなので終盤はたいてい上手が危なくなってる)を考えながら指すので、なかなか手が進みません。 そのせいと言うべきか、12時を過ぎた時点では1局も終了せず、やむなく指しかけで検討に入ることに。 終盤の2局はいずれも上手が詰むや詰まざるやといったところで、色々つつき回した末に上手の負け筋ということになりましたが、いずれも難しい変化ばかりで、下手が詰ますのは大変だったかもしれません。 あとの1局(2枚落ち)はまだ中盤でしたが、下手の大駒が抑え込まれているので上手ペースに持ち込めそうといったところでしょうか。
 とりあえず、午前の部は終了。 和室にお弁当が並べられ、久美先生は支部の幹部の方々と昼食ということになりました。 筆者は一旦退出。

 昼食が終わった頃に和室を覗くと、先生は一所懸命に色紙に揮毫中。 全部で20枚。 邪魔して時間が余計にかかると申し訳ないので、すぐにまた退出しました。

 午後からの指導対局も3面指し。 手合いは角落ち2面と2枚落ち1面でした。 午前中もそうでしたが、この日は一局の対局時間が少々長かったように感じました。 上手も下手もかなり時間を使って考えていたようです。 途中、懸賞詰め将棋の正解発表&抽選のため、一時指導対局が中断。 久美先生は3面とも下手の手番にするという気遣いをされてから、将棋大会の会場の方に移動されました。
 懸賞詰め将棋は13手詰めの長いものでしたが、あらかじめ「3手目がポイント」というヒントがあったため、かなり正解率が高かったようです。 日比野支部長が抽選を行い、久美先生が賞品を手渡すという趣向。 色紙や扇子、将棋グッズなど、20人近くに当たるという出血大サービスでした。 久美先生の詰め将棋入り扇子も賞品になっていました。 筆者も珍しく抽選に当たったのですが、これがなんと岩根1級の揮毫入り扇子。 運がいいのか悪いのかよくわかりません(笑)。 で久美先生からは「旬の棋士の最新色紙が当たってよかったじゃないですか」と言われました。

 休憩を挟んで指導対局再開。 久美先生は席に戻るなり、鞄から薬のようなものを取り出して飲んでおられました。 もしかして体調が悪かったのでしょうか? そのせいかどうかわかりませんが、2枚落ちと角落ちで立て続けに敗戦。 しかし、もう一つの角落ちは詰みそうなのを粘りに粘り倒して逆転し、ようやくこの日の初勝利。
 次の3面は2枚落ちが2局と角落ちが1局。 いずれも定跡形ではありませんでしたが、2枚落ちを2局とも制勝。 調子が出てきたところでしたが、ここで本日は時間切れ。 角落ちは上手が一方的に攻められていましたが、どうも詰まなそうだということで引き分けに。 もう1局、早く終わったところに2枚落ちが入っていたのですが、こちらは中盤でこれからというところでした。
 結局、この日は3勝2敗5指しかけでした。

 打ち上げまでの時間待ちの間に、今後の予定を伺いました。 最近対局がついてないようですけど、と水を向けると、30日に名人位戦A級が入りました、とのお返事。 「ねんりんピックぐんま」は公式サイトに指導対局を行うプロ棋士の名前がないのですが、久美先生で間違いないとのこと。 あと、武者野六段も来られるのでは、ということでした(基本的に群馬出身の棋士が参加されるそうで)。
 竜王戦のNHK解説はまだ入ってませんか?と訊くと、今回は入らないかもしれませんね、と言われました。 前期が4局で終わってしまったので、5局目以降に登板予定だった人を優先的に起用するためらしいです。 でも、6局目か7局目までもつれるようなら出番が来るかもしれません、ということでした。
 なお、久美先生もお土産に松茸を頂いていたようなので、どんな風に料理する予定ですかと伺うと、うーんと考えてから、やっぱり松茸ごはんとお吸い物でしょう、との答えが返ってきました。 シメジや何かで増量せずに済みそうなくらいはもらっておられたようなので、それが一番松茸を楽しめるかもしれませんね(笑)。 ……などと話をしていると、日比野支部長から、まだ小さいのが余ってるみたいやから2つほど持って帰ったらどうやと言われて筆者も松茸を頂いてしまいました。 ここまで気を遣っていただくと恐縮なのですが、固持しても何なのでありがたく頂いておきました。 どうもありがとうございました。

 それから外に出て、日比野支部長と久美先生のツーショット写真を撮り(依頼されました)、打ち上げ会場に移動。 この日は内輪のささやかなものとのことで、筆者は参加しない予定だったのですが、駅に行く途中の店なので、そこまで一緒にということで付いていきました。 しかし店の前に来ると、一緒に乾杯くらいどうかと言われ、中に入ると2〜30分くらい居たらと言われ、ビールや料理を勧められているうちに、結局最後まで(1時間ほどでしたが)参加してしまいました(すいません)。
 なお、来年のお盆にはまた湖南支部と長浜支部で久美先生を呼ぶことにしようと話が決まり、早くも久美先生のスケジュール帳には来年の予定が入れられた模様です。 湖南支部で1日、長浜支部で2日の予定ですが、筆者は3日とも参加(取材か?)できるかどうかは不明です。 日比野支部長からは、毎日滋賀まで来るのは大変だろうから琵琶湖にテント張ったらどうやと言われましたが(笑)。

 打ち上げが終わると、米原まで久美先生を送るタクシーに同乗させていただきました(恐縮至極です)。 タクシーの中でも先生と少しお話させていただき、移動が多くて大変ですねと言うと、日帰りじゃなくて泊まりのイベントの方がまだ楽です、とのこと。 2〜3日のイベントに行って帰ってきて、洗濯しながら次のイベントのための荷物を詰めて、また次の日に出発、という忙しい日々を送られたそうで、ホテルに泊まると次の日にあまり早起きしなくて済むので楽なようです。 いずれにしても、体調を崩さないように気を付けていただきたいものです。 そういうことなので、一緒にイベントに参加されるプロ棋士の方は、久美先生を夜遅くまで付き合わせないようにしてくださいね(笑)。

落ち着いて指導対局 ちょっとぼやけてますが 支部長とツーショット 松茸と特別扇子


2004年9月18日(土) 第3回湖南支部将棋大会

時間:9時受付 10時対局開始
場所:栗東市小柿1−10−10 福祉センター・ゆうあいの家
参加費:一般1500円、高校生以下1000円(昼食付き)
賞品:ABC級、各クラス4位まで

指導対局あり。勝者には色紙贈呈。

お問い合わせは日本将棋連盟湖南支部 石井様(TEL 077−554−2447)まで



 見に行ってきました。

 将棋大会は10時からでしたが、久美先生の到着はおそらく昼頃だろうと予想。 12時半頃に会場に行ってみたところ、指導対局は13時からとのことで、予想通りでした。
 外に出て近くをぶらっと散歩し、自販機でコーヒーを買っていると、玄関にタクシーが到着。 久美先生が降りてこられましたが……あれあれ、いつの間にやら髪の毛が短くなっていました。 ご挨拶でも、と思って近くに行くと、長浜支部の日比野支部長(いつもお世話になっております)もおられました。 どうやら、湖南支部と長浜支部の共同企画で久美先生を呼ばれたようです。 ということで、支部の役員と思われる方が周りに数人。
 それから一行は会場に入り、大会を行ってるホールで久美先生が参加者のみなさんにご挨拶。 内容からすると、久美先生は湖南支部来訪は初めてのようでした。 そして控え室へ入って、まずは休憩。 どこで指導対局をするのだろうと思って廊下でぼんやりしていると、日比野支部長に声をかけられ、控え室へ入れていただきました。 「遠慮せんでも」とおっしゃいますが、やはり勝手に入ったらまずいでしょう(笑)。
 先生は関係者の方々と雑談中。 横に座らせていただきましたが、だんだんと人が増えてきたので、席を譲って少し下がって全体の状況を眺めていました。 久美先生は雑談をしながらお茶菓子をご賞味。 日比野支部長は久美先生の詰め将棋入り特注扇子を湖南支部の人々に斡旋販売しておられました。 さしずめ、山田久美事務所営業担当といったところでしょうか(笑)。 しかし、この営業力で久美先生を頻繁に長浜に呼んでいただけるのだから、感謝せねば。
 で、役員の方々はこの日の指導方式のやり方を決めていたのですが(なんで直前に……)、人数が多いということで10面指し!はどうかということになり、これを久美先生が快諾。 「盤の数が多くても少なくても全体の時間はそんなに変わりませんから」とおっしゃってましたが、疲労の度合いはどうなんでしょうか?

 ともかく、長テーブルを四角に並べて盤を置き、予定どおり13時から指導対局開始。 10面指しと言っていた割に盤は9面でしたが、まあそれはいいでしょう。 久美先生は鞄から特注扇子とハンカチを取り出し、「四角」の真ん中に入って左回りに指し始めました。
 さて、先生の今日の衣装ですが、ダークグレー(ほとんど黒に近い)のピンストライプのスーツ姿(下はスカート)。 インナーはダークグレーの衿なし。 珍しく、大粒の真珠(?)のネックレスをお召しでした。 まあ、インナーが衿なしなので、開いた首筋をネックレスで埋めるのは基本なんでしょうね。 ただ、この日の会場はカーペット敷きで、しかもスリッパなしで入らなければならなかったため、足元(ストッキングのみ)が何となく寒そうでした。
 筆者の方は「四角」のコーナーのところに置いた椅子に座り、時々回ってくる先生の姿をカメラでパチリ。 観戦してる人が他にほとんどおらず、うろちょろすると目障りだと思ったので動かず大人しく見ていました。 そういう訳なので、各盤の戦型どころか手合いすらわかりませんでしたが、ざっと見たところではほとんどが飛車落ちか角落ち。 平手が一人か二人くらいでした。 で、9面指しのため、先生がたまにしか回ってこないので各盤とも進行が遅く、ようやく終わり始めたのは開始から1時間半ほど経ってから。 そして3時頃までに5局が終了し、上手の3勝2敗。 うち1局は下手が頭銀をうっかりしたというのもありましたが、やはり盤の数が多いと久美先生も大変なようで、いつもより勝率が低いような気がします。
 ここで最初から指している人はそろそろ終了に、との声がかかり、2局が自主的に終了して検討に。 1局はどうやら上手が勝勢、もう1局は下手が勝勢ということのようでした。 残り2局はもうすぐ終わりそうと思ったのか、指し続けていました。

 さて、ここでちょっとしたハプニング。 既に終わった盤のところに新しい人が入って指し始めていたのですが、そのうちの1局で久美先生が序盤定跡を誤り、十数手で下手が圧勝してしまいました。 しかし、これでは指導対局にならない、ということで、久美先生が投了した後、上手が間違えた局面に戻って正しい手で指し直すことになりました。
 3時を過ぎると隣でやっている将棋大会が終わったのか、観戦者が増え始めました。 久美先生の方は休みなしに指導対局を続行。 一心に手を読みながら、広げた扇子を口元に持ってくるいつもの仕種も見られました。 ただしずっと立ちっぱなしなので、だんだんと脚も疲れてきたご様子。 エアコンの設定温度が低めだったのか、筆者は足先が冷えてきましたが、先生はどうだったでしょうか? それとも、対局に集中しているとそういうのは感じないものなんでしょうか。
 4時を過ぎた頃には会場全体がざわついた感じになってきました。 自分が指す前に横で見ていた人に読み筋を披露している人もいましたが、それを聞いた人が意見を言うと「助言」になったりしないんでしょうか。 あと、一度指した手を戻してもう一度考えなおす人もいたりしました。 多面指しで上手の指し手がなかなか回ってこず、下手が暇な時間が多くなるとこういう場面が見られたりしますので、筆者の今までの経験からして、3〜5面指しくらいにした方がいいのではないかと思います。

 5時を前にして終わっていない対局が5局ありましたが、そろそろ終了して検討を、という声が再びかかりました。 終盤でそろそろ終わりそうだったのが3局、中盤のねじり合いだったのが1局、まだ序盤だったのが1局でしたが、終盤のは2局がどうやら久美先生の勝勢で、1局は敗勢のようでした。 中盤の分はやはり優劣の分かれがなく引き分け。 序盤の分は仕掛けに入ろうかというところだったので、検討というより、こういう戦型ではこういう攻め筋がある、というのを久美先生が一生懸命に教えていました。 ちなみに対局者は子どもで、非常に強いらしく、平手で指していましたが、4時を回ってから盤についたので、序盤で終わってしまい、残念でしたね。

 全対局が終わると、ファンの方が先生と記念撮影。 一人で10枚くらい撮ってる人がいましたが(笑)、久美先生が動けなくなってしまうのでできればもう少し遠慮していただきたいですね。
 この後は支部の方と懇親会があるらしく、休憩から戻られた先生にお願いして写真を撮らせていただき、お疲れのようだったのでお話(近況など)を伺うのはまた明日ということで、この日はそのまま辞去しました。 ちなみに去り際にさりげなく聞いてみたところ、先生は例によってこの後どういう予定なのか全然知らされてないようでした(笑)。

感想戦の笑顔 扇子を噛む?


2004年8月22日(日) 第4回桜山商店街将棋フェスティバル

■会場 名古屋市営地下鉄桜通線桜山駅コンコース
■内容 将棋大会桜山名人戦 10時受付 10時半開始
小学生高学年 12時受付 13時開始
小学生低学年 12時受付 13時開始
指導対局12時受付 一般は13時開始 子供は15時開始
サイン会
懸賞詰将棋
■参加棋士 神吉宏充六段・杉本昌隆六段・山田久美女流三段・中山則男指導棋士五段
■参加費 無料



 見に行ってきました。

 13時より少し前に会場に行くと、棋士の先生方は既に本部エリア?で椅子に座ってスタンバイ。 詰め将棋の入った扇子を見せ合ったりして、雑談などをされていました。 ちなみにこの将棋大会では、扇子は必需品です(笑)。

 定刻きっかりに指導対局がスタート。 まずは一般の部。 神吉六段と杉本六段はそれぞれ10面指し、久美先生は5面指しでした。 手合いは平手、飛車落ち、飛香落ち、二枚落ち、四枚落ちとバラバラ。
 さて、本日のお召し物ですが、白地に濃紺で花をたくさんあしらったツーピースでした。 織り目が粗く涼しそうな感じで、暑さ対策ばっちりというところでしょうか。 インナーも花の色に合わせた濃紺。

 指導の方ですが、最初に終わったのは飛車落ち。 下手は右四間の定跡形?から攻めましたが、中央での戦いを凌ぎきられ、飛車を切って猛攻をかけるもするりと玉に逃げられて投了。 角をうまく使えなかったのが敗因といったところ。 次に終わったのは四枚落ち。 下手は定跡を使わず、三間飛車。 馬を作ったまでは良かったのですが、その間に中央を占拠され、作った馬が働かない展開に。 上手は次々に歩を垂らし、「ダンスの歩」で下手陣を翻弄。 結局は下手の居玉が祟った形になり、投了を余儀なくされてしまいました。 これで2連勝。
 その次に終わったのは平手。 先手下手は中飛車から向かい飛車に振り直す作戦。 対して後手上手は浮き飛車から中段で睨みを利かし、銀を繰り出す展開。 最後は攻め合いで一歩及ばず、下手投了。 下手で唯一勝ち名乗りを上げたのが、次に終わった二枚落ち。 四間飛車からするすると左銀を繰り出してぶつけ、上手陣の右翼を破ることに成功。 と金作りを目指すも切った角で飛車をいじめられたりしてなかなか実現しませんでしたが、作ってしまえば後は「まむしのと金」で上手玉ににじり寄り。 自陣が固いこともあって、上手に粘る余地を与えませんでした。
 最後に終了したのが飛香落ち。 下手の三間飛車に対し、上手は玉頭位取り。 右翼に残した金銀で飛車の侵入を許さず、角銀交換で駒得すると、角と桂の手筋で下手玉をおびき寄せ、鮮やかな王手飛車取りを決めてくれました。 下手はこれで戦意を喪失し、投了。
 結果、4勝1敗でした。

 その後、休憩に行かれる前にご挨拶させていただきました。 3月末のパーティー以来、久々だったので、少し緊張してしまいました(笑)。

 休憩終わって、3時からは子どもの部。 これも5面指しでしたが、これが何と全員平手。 最初に手合いを聞いた子がどうも初心者だったらしく、駒落ちはわからないので平手を所望すると、その後釣られたように全員平手になってしまった、というのが原因ですが……
 で、初心者の子が2人、立て続けにあっという間に終了。 最初に負けた子は飛車先に無条件でと金を作られてしまったくらいなので、「超」がつく初心者? 上手が緩めたせいか、馬と龍を作ることができましたが、その間に自玉は上手の馬・龍で追い回されてボロボロと駒を取られ、端まで逃げたところで敢えなく詰み。 次の子も上手に無条件でと金と龍を作らせ、なおかつ角もただ取りされたくらいだから、相当の初心者なのでしょう。 上手は龍を作らせる優しさ?を見せながらも、角桂で玉頭に殺到し、速攻で終了。 2人とも、八枚くらい落としてもらうのが相場というところですが、そういうことも含めてこれから将棋の勉強を始めていって欲しいですね。
 しばらくして3番目の子が終了。 こちらは初心者ではなさそうで、しっかり矢倉に組んで、攻め方の定跡もマスターしている様子。 しかし、プロとの指導対局ではさすがにそれだとうまくいかず、交換した角を先に打ち込まれて馬を作られてしまい、後は上手のなすがまま。 最後、詰まされたとき、その子は「負けちゃったぁ」と大騒ぎしてましたが、「向こう(将棋大会)の予選で負けとるのに、プロの先生に平手で勝てるわけなかろう」とおじいちゃんらしき人にたしなめられてました。

 さて、ここまでは割合早く終わったのですが、残る2人の子が長いの長くないの。 2人はどうやら兄弟らしく、お兄ちゃんの方は棒銀、弟の方は横歩取りのしっかりした定跡形なのですが、この年にして既に長考派のようで、しかも独り言を言いながら自分の読み筋を先生に教えてしまっていました(笑)。 「こういう手やりたいんだけど、こうなったらうまくいかないから困ったなぁ」とか「どうしよう、どんな手指したらいいのかわかんない」などと大声で言いながら、ああでもないこうでもないと考えながら指す姿に先生も思わず苦笑。 「君たち、優柔不断なんだねぇ」と茶化しながら次の手を待ったりしていました。 そうこうしているうちに終了の時間が近づき、先生も「早く指さないと時間切れで引き分けになっちゃうよ」とせかすのですが、どうやら本当に指し手に迷っているようで、結局途中からほとんど進行せず、2局とも指しかけになってしまいました。 結果、3勝2指しかけ。

 終わってから写真を撮らせていただき、先ほどの2人の子について、面白い子どもたちでしたねぇ、と少し雑談。 でも、定跡も知ってるし、筋もしっかりしてたし、これからもっと強くなりそうですね、と久美先生は感心しておられたご様子。 それから今後の予定を伺うと、長浜と春日部で将棋大会、福井で県民文化祭、群馬でねんりんピック、などの予定が入っておられるとのこと (このうち福井を除く3つは「今後の予定」に掲載しました)。 8月の始めに患っていた風邪は既に治り、体調万全!とのことでした。

 さて、それから筆者はご挨拶をして帰りかけたのですが……なぜか地下鉄の駅で久美先生とばったり。 いつもはタクシーで帰っておられるのでは?と訊くと、神吉先生が一緒に帰るときは乗るんですけど、今日はまだ帰られないらしい(打ち上げに行かれるらしい)ので、地下鉄で名古屋駅まで行きます、とのこと。 それなら、ということでご一緒させていただき、この前の高校竜王戦に関する裏話を聞かせていただきました。
 高校竜王戦では本戦に出場する高校生は茶髪厳禁なのだそうで、これは会場になっている大学の理事長の主義らしいのですが、将棋を指してる高校生が誰も茶髪にしてないということはないだろうから、黒く染め直してくる子もいるんでしょうね、と久美先生。 確かに、男子はそんなに染めないでしょうが、女子は染めてる子もいそうです。 それから、理事長と会食する時がたまにあるそうですが、その時は将棋とクラシックの話題しかしてはいけない?という決まりがあるそうで、これには棋士の皆さんも少々苦労されるそうで、ほとんど無口で黙々と食事を進められることが多いそうです(笑)。 話題が逸れたらいけないので、迂闊にしゃべれやしないということでしょう。 棋士でクラシックを愛好されるのは中原会長や青野九段など数えるほどでしょうから、招待された先生方のご苦労が忍ばれます。
 その他、つれづれにお話をするうち、名古屋駅で先生とお別れ。 そういえば、高校竜王戦の夜に恒例の?カラオケに行ったかどうかをお訊きするのを忘れてました(笑)。

ご挨拶の一言 指導対局開始 扇子を持って


2004年8月19日(木)〜20日(金) 高校竜王戦

第17回高校将棋竜王戦の公式サイトはこちら

会場:福岡県太宰府市五条・第一保育短期大学・都築貞枝記念体育館
    西鉄五条駅徒歩10分、西鉄二日市駅徒歩13分、JR二日市駅徒歩25分

19日(大会1日目)
9:00〜 開会式
      優勝旗返還
      予選リーグ開始
14:00〜 決勝トーナメント
       「谷川賞」トーナメント
その他 チャリティーサイン会
     指導対局(小学生対象)

20日(大会2日目)
8:40〜 準決勝
      指導対局
      「谷川賞」決定戦
10:00〜 決勝戦(解説谷川王位・棋王、渡辺五段、聞き手山田女流三段)
11:20〜 閉会式


以下は前夜祭(18日)の予定です。
時間:17:30〜
会場:第一保育短期大学・子ども劇場(都築貞枝記念体育館 隣)
参加費:無料(一般の入場・観覧も可)
出演:森内俊之名人・竜王、谷川浩司王位・棋王、渡辺明五段、山田久美女流三段
内容:
 ・第1部「棋士と語ろう」(トークショー)
 ・第2部「公開模範対局」森内名人・竜王−渡辺五段(解説谷川王位・棋王、聞き手山田女流三段)



 前夜祭を見に行ってきました。

 時間前に行くと、体育館でちょうど抽選会が終わったところで、そのまま隣の子ども劇場に移動。 17時30分ぴったりに前夜祭が開始になりました。

 第1部「棋士と語ろう」はスタッフのアナウンスにより久美先生が司会と紹介され、客席最前列から先生が颯爽と登場。 簡単な挨拶の後、森内名人竜王、谷川王位棋王、渡辺五段を順に紹介されました。 そして早速トークショーの開始ですが、「棋士と語ろう」ということで、まずは客席(高校生)に対し、先生方に何か訊きたいことは?と問いかける久美先生。 さすがに誰もすぐに質問を思いつかないと見えて、高校生たちはだんまり。 しかしそこは準備万端な久美先生のこと、あらかじめいくつか質問を用意してありますので、先にそれを訊いてみましょうということになりました。 もちろんこれは台本通りなんでしょうけど。

 さて、最初は私生活について。 名人竜王になって、何か私生活に変化はありましたか?と訊かれた森内名人竜王、うーんそうですねと考えてから、色々と仕事が増えたのでそれが刺激になって対局の方も好調です、と私生活と直接関係ないことをお答えになってました。 谷川王位棋王にお子さんのことを訊いた後は、渡辺五段に生まれたばかりの赤ちゃんについて質問を。 渡辺五段は、赤ん坊抱くときは頭を持たなきゃいけなくて難しいんですけど、練習してます、と少々恥ずかしそうでした。
 そして谷川王位棋王にもう一度お子さんのことを訊いてから(家ではお風呂に一緒に入ることになってるそうです)、森内名人竜王(新婚)にお子さんはまだですか?とタイムリーな質問を。 しかし名人竜王は、うーんまだ考えてません、と動じる風もなく冷静に答えておられました。 そんな簡単にできるわけない、とつっこみたい(筆者が)ところですが、2つ隣に簡単にできた方がおられるので何とも言えません。

 次の質問は対局前日あるいは直前に考えることについて。 森内名人竜王は、前日は特に研究をたくさんするわけでもなく、連盟に行って免状を書いたり観戦をしたり。 対局直前は、振り駒で先後が決まったらどんな戦型になりそうかなどを考えたりするけど、ぼんやりと対局開始を待っている、とのこと。 谷川王位棋王は、対局場によって違うけれど、例えば東京で対局の時などは夕方ホテルに着いたら面倒なので出歩いたりせず、のんびり過ごす。 対局直前の心境は森内名人竜王と同じ、というお答え。 渡辺五段も同じようなお答えでしたが、対局前日はなるべく早めに(日付が変わらないうちに)寝るよう心がけているとのこと。 次の日の対局が気になって寝られないとかはありませんか?という久美先生の質問には、早く寝ようと思うと寝られてしまう、という特技?を披露されていました。

 次は、悪手を指したときについて。 自分が指したときは顔に出ないように気を付ける、と皆さんおっしゃってましたが、面白かったのは相手が指した場合についてのお答え。 森内名人竜王は、いい将棋だったのに残念だなと思うことがあります、とお答えでしたが、谷川王位棋王は、そう思わないでもないですけど、それは綺麗事ですね(笑)、といつものように受けを狙った答えをされていました。 渡辺五段は、自分が勘違いしてるのかと思って読み直しますけど、はっきり悪手だとわかったらほっとします、とのことでした。

 と、ここまでで20分以上が経過しており、そろそろ公開対局なんじゃないのと思った頃に、皆さんからご質問は?と久美先生。 さっと手が上がり、出てきた質問は「好きなタイプの女性タレントは?」
 これには森内名人竜王と谷川王位棋王が苦笑。 名人竜王は、最近テレビを見てないので昔好きだったタレントでいうなら常盤貴子さん、というお答えでした。 王位棋王は、昔好きなタレントとして答えたことがあるのは中森明菜さんですけど、今の高校生の皆さんはわかりますかねぇと心配げ。 中森明菜さんならわかるでしょう、と久美先生はフォローを入れましたが、ちょっと自信がなさそうだったのですかさず王位棋王が「じゃ、山田久美さんということにしておいてください(笑)」と見事なボケ。 いや、王位棋王は司会が久美先生だとこういうボケができてうれしいので、本当にファンなのかもしれませんけど。
 一方、渡辺五段は今時の高校生と歳の差がないので余裕の表情でしたが、いやーいっぱいいますよ誰にしましょうかと悩みに悩んでから、じゃあ上戸彩さんとか、と答えておられました。

 続いての質問が第一部の最後になりましたが、「反則負けをしたことはありますか?」。 NHK杯で出たばかりなのでタイムリーな質問ですね。 森内名人竜王「ない。相手の反則で勝ったことはある」、谷川王位棋王「勝ちも負けもなし」、渡辺五段「プロになってからはないが、奨励会の時に二歩を打った」。 以上でした。


 さて、引き続いては記念対局の森内名人竜王−渡辺五段戦。 解説は谷川王位棋王、聞き手はもちろん久美先生。 あらかじめ振り駒をして先後が決まっており、渡辺五段が先手。 谷川王位棋王によるとお二人は今年の夏、イベントで何度か対局しており、本局が3局目とのこと。 また、この前夜祭では今まで竜王戦に関係のある対局が何度か指されていることから、竜王戦本戦トーナメント決勝に進出している渡辺五段が挑戦者になるかも知れませんね、とのコメントがありました。
 なお、この対局では記録係は地元の高校生が務めたのですが、少々緊張しているのか計時・棋譜読み上げなどが少し変。 そこで記録係に関して谷川王位棋王と久美先生がしばし雑談。 長考中に記録係が寝てしまうこともありますよね、という話題の時、「普通は大きな駒音を立てて起こすんですけど、それでも起きなかったので扇子で頭を叩いたことがあります(笑)」と王位棋王が激白。 さらに、郷田九段がまだ奨励会員で記録を取ってくれたときにも叩かれたと言ってました、などなどお笑いネタが続出。 聞き手が久美先生で気をよくしているのか、この日の王位棋王はいつにも増してギャグが冴え渡っておられました。

 局面の方はすらすらと相矢倉に進み、3筋で銀を交換。 先手が2五桂と跳ねたのに対し、後手は飛車の頭に銀を打って押さえ込みを狙いました。 しかし先手は強硬に飛車角桂香で後手玉頭に殺到。 細い攻めを何とかつないでいこうとしますが、後手は玉頭に駒を集めて攻めを切らせ、入玉を狙おうとする展開に。 先手は飛車角総交換に持ち込んで何とか追い上げますが、結局切れてしまい入玉を止められず投了。 最後、先手が形作りのため「(先手玉を)寄せてください」という手を指しましたが、後手の指し手はあくまでも辛く、寄せずに「投げてください」と入玉を狙う一手(いずれも王位棋王が「……という手ですね」とコメント)。 竜王名人の持ち味?が出た一局でした。

 対局終了後は大盤の前で簡単に感想戦。 それが終わると、久美先生が3人の先生方に、高校生たちへのメッセージを一言ずつ伺いました。 特に印象に残ったのは、谷川王位棋王の「練習では自分が一番弱いと思って指し、本番では一番強いと思って指す」というお言葉。 ギャグだけではなく、真面目なコメントもさすがですね。 その他のお三方メッセージをまとめると、「よく寝て、万全の体調で明日の対局を迎えてください」。 最後は久美先生がメッセージを述べて、お開きとなりました。

お三方をご紹介 王位棋王と解説


2004年8月10日(火) 女流名人位戦・対上川香織初段

勝ちました! これで3勝3敗。 残留と同時に、上位を狙える可能性も出てきました。


2004年8月6日(金) レディースオープン・対竹部さゆり三段

負けました。 週刊将棋の写真だけが楽しみか……


2004年7月14日(水) 女流名人位戦・対矢内理絵子三段

勝ちました!
これで5回戦を終えて2勝3敗です。 残留にはあと2勝は必要ですが、がんばってください!


2004年7月8日(木) 倉敷藤花戦・対船戸陽子二段

負けてしまいました。 どうして最近に限って船戸二段には勝てないのだろう……


2004年6月24日(木) レディースオープン予戦・対中倉彰子初段

勝ちました!
さらに、予選決勝で藤森三段にも勝って、予選第1ブロックから本戦トーナメント進出決定です!


2004年6月16日(水) 女流名人位戦・対本田小百合初段

負けてしまいました。 今期も苦しい星勘定に……。


2004年6月9日(水) 倉敷藤花戦・対中倉彰子初段

勝ちました!
まずは初戦突破おめでとうございます。


2004年5月19日(水)〜20日(木) 第62期名人戦第4局

NHK衛星第2放送の中継解説に久美先生が出演。
対局場は三重県菰野町「グランドホテル向陽」 。 解説者は井上慶太八段。
放送時間は
19日(水) 9:00〜10:00、18:00〜18:30
20日(木) 9:00〜10:00、18:00〜18:30、24:15〜24:30


2004年4月30日(金) 女流名人位戦・対早水千紗初段

3回戦。
これを弾みにして次戦からも頑張って欲しいです。


2004年4月7日(水) 女流名人位戦・対中井広恵二冠

2回戦。
負けてしまいました。 2連敗ですが、次からは気を取り直していきましょう。


2004年3月27日(土) 第14回 女流棋士との親睦将棋会

好評の親睦将棋会が、今年は「女流棋士発足30周年記念パーティ」として開催されます。 皆様お誘い合わせの上、ぜひご参加下さい!

○会場
 「ホテルパシフィック東京
 JR品川駅前・高輪口正面

○プログラム
  時間 内容
第1部 15:00〜17:00 指導対局(有料・先着200名)
 大道将棋への挑戦コーナー
 ビデオ上映コーナー
 自由対局
第2部 17:30〜20:00 立食パーティー
 席上対局(男性棋士と女流棋士のペア将棋)
 お楽しみ抽選会

○会費
 一般15000円(前売13000円)、高校生以下5000円、6歳以下無料
 指導対局は別料金です。(タイトル保持者4000円、有段者3000円、級位者2000円)

○その他
 ・来場者にはお土産があります。
 ・当日会場にて色紙やポラロイド写真を販売します。
  ポラロイド写真はご希望の棋士と一緒に撮影。1枚800円、サイン付は1000円。
 ・会場に飲食物(ペットボトル等)の持ち込みはご遠慮下さい。

○前売り及び申し込み先
 日本将棋連盟普及部「女流棋士発足記念パーティー係」
 TEL 03−3408−6165
 または女流棋士会公式ホームページ



 参加してきました。

 会場の入り口付近は定刻が近づくに連れて人であふれて、他のホテル利用者の方(結婚披露宴の客など)は結構迷惑していたかも。 それはさておき、その混雑の中に谷川王位や森内竜王が現れて、今回のパーティーが豪華であることを想像させてくれました。
 定刻に会場がオープン。 最初は指導対局なので、久美先生の「持ち場」はどこだろう、と探そうとしましたが……探すまでもなく、入り口に一番近い方の壁際で既にスタンバイをされていました。 さてそのお姿ですが、前週に「パーティー用の衣装を着ます」と宣言されたとおりの艶やかなドレスでした! 袖のないパールブルーのロングドレスは、スカートが斜めにカットされているのがポイントと言うところでしょうか。 それに花束を包むかのように、肩に同色系のシースルーのふわふわショールをまとっているところがとってもお洒落。 これを豪華絢爛と言わずして何と言おうかというところですが(笑)、「山田久美コレクション」としては普通のパーティードレスなんでしょうか? 髪型は前週と同じでしたが、化粧はこれもパーティー用か、ラメの粉が目元や首元に振りかけてあり、きらきらと輝いてとても綺麗でした。
 それはともかく、先生が担当する指導対局は7面。 どういう訳か隣の石橋三段のところから一人回ってきていました。 手合いは平手が2面、飛車落ちが2面、角落ち、二枚落ち、六枚落ちがそれぞれ1面。 藤森会長の簡単な挨拶の後、早速指導対局が開始されました。

 ところで、今回の指導対局観戦はなかなかに大変。 それというのも、久美先生の「持ち場」の位置は入り口に近い上にすぐ近くに柱があり、観戦するスペースがやたらと狭い! とか何とか言いながら筆者は一番いい位置を占めていたのですが(笑)、その狭いところをTVカメラが右往左往していたり、写真を撮ろうとして前に割り込もうとする人がいたりして、じっと立っているだけなのに何度も人にぶつかられてしまいました。 まあ、指導対局は観戦するためにやっているのではないので仕方ないですが……。 あと、久美先生(と石橋三段)の持ち場の周辺だけ天井が低くて照明が暗かったのは残念。

 それはさておき、指導対局で最初に終わったのは6枚落ち。 下手は子どもでしたが、定跡通り端攻めで龍を作ったのに、王手飛車をかけられて龍を素抜かれてしまい、後は上手のなすがまま。 まあ、駒落ちでは飛車を取られると戦意喪失する人が多いですからね。 次に終わったのは平手で、これも久美先生の勝ち。 先手はどこかで手損したのか、後手に端攻めから先攻されたのがまずく、玉頭からの反撃が届きませんでした。 3番目は飛車落ちで、またも上手勝ち。 上手は角で敵玉をにらみながら攻め倒しました。 下手も少々あきらめがよすぎたようで。 4番目に終わったのはもう一つの平手で、これは久美先生の負け。 後手の久美先生はゴキゲン中飛車に構えたのですが、飛車角総交換から無理攻めをして簡単に飛車を切ってしまい、そこからは攻めが息切れしてしまいました。
 と、このあたりで空いた席にもう一人指導対局が追加されました。 これで計8人。 久美先生もなかなか大変そうでした。
 次に終わったのがもう一つの飛車落ち。 下手は右四間で攻めまくりましたが、無理矢理の大駒交換から駒損をしてしまっては、どうやらよくあるパターンにはまってしまった模様。 6番目に終わったのは二枚落ちで、下手は銀多伝定跡で攻めましたが、玉を追いすぎて入玉を目指されてしまい、敢えなく投了。 しかし、最後はうまくやれば勝ちもあったようでした。 7番目に終わったのは後で追加になった対局者で、二枚落ちに三間飛車を採用しましたが、美濃囲いが不完全な間に飛車を無理矢理捕獲しにこられ、そこからはずっと後手を引いてしまい、早々に投了。 最後まで粘ったのは角落ち。 下手は序盤から長考が多く、終盤も粘りに粘り倒したのですが、最後は根負けのような感じで投了。
 結果、7勝1敗。 今回は記念パーティーですが、参加者に花を持たせるために緩める、ということはしなかったようです(笑)。

 指導対局が終わると写真撮影大会(笑)が始まりましたが、一段落してから改めてご挨拶をして、筆者も写真を撮らせていただきました。  控え室に戻る時間が迫っていたのであまりお話はしませんでしたが、名人戦のNHK出演の話は来てますかという問いには「まだです」、福井県のイベントはと伺うと「朝倉将棋を指しに安食さんと……ルールはこれから勉強します(笑)」とのことでした。


 30分の休憩を挟んで第2部が始まると、女流棋士が壇上に勢揃い。 筆者は久美先生の写真を撮ろうと壇の前まで行きかけましたが、既に黒山の人だかりで、他人の頭の写真しか撮れませんでした(笑)。 女流棋士会長からのご挨拶の後は、将棋連盟中原会長からの挨拶、そして特別ゲストの囲碁棋士武宮正樹九段も壇上に。 それから米長専務理事が乾杯の音頭を取るという豪華な顔ぶれが揃いました。
 早速、第2部のメインイベント「席上ペア対局・盛り上げ駒Getへの道」が開始。 対局者は清水二冠・北浜七段ペア、斎田四段・鈴木(大)八段ペア、石橋三段・久保八段ペア、千葉三段・木村七段ペアの4組。 そして司会進行は予想通り、我らが久美先生でした。
 1回戦は千葉・木村ペア対石橋・久保ペア、斎田・鈴木ペア対清水・北浜ペアの組み合わせ。 久美先生は小さな紙切れを片手に、前者の大盤解説には森内竜王を、後者には谷川王位を指名。 細かいことですが久美先生、谷川王位を紹介するときは、神戸からお越しになった(大阪からじゃなくて)、と言わなきゃダメですよ!
 対局が始まると久美先生はメイン舞台の裏道を通ってもう一つのサブ舞台へ移動。 40手くらい進んだところで両対局を止めて、解説者にコメントを求めるなど、的確に進行をこなしていました。

 結局、1回戦は千葉・木村ペアと斎田・鈴木ペアが勝ち残り。 久美先生は対局終了後に解説者に一言もらうなど、聞き手の役目もなさっておられました。 決勝戦までの間に声をかけさせていただくと、「足が痛いです」とのお答え。 この日はハイヒールを履いておられたのですが、踵を引っかけておく紐がないタイプだったので、司会で歩き回っている間に指の付け根当たりを痛められたご様子。 それでもファンから一緒に写真をと頼まれると、笑顔で応じたりしておられました。
 決勝戦(大盤解説は羽生名人)をやっている間はちょっとした休憩タイム。 舞台裏かどこかで休憩しておられたのですが、この後の抽選会の賞品が壇の横へ運ばれてきたと思ったら、またまたご登場。 まさかと思いながら何をやっておられるんですかと聞くと、予想通り「荷物番です(笑)」。 うーん、係の方、久美先生を荷物番なんかに使うのはやめてくださいよ。

 決勝戦が鈴木・斎田ペアの勝ちで終わると、久美先生は羽生名人から総評を頂いて、司会の任から解放。 足が痛いのなら少し休憩されては、と差し出がましくも申し上げると、「うーん、そうですね、そうします」とのお答えが。 しかし、控え室に戻られるのかと思ったら、そのまま会場内でうろうろ。 そして知り合いのファンの方々と楽しく談笑を。 ようやく入り口付近へ行かれたかと思ったら、方向転換して会場の奥の方へ。 結局、お楽しみ抽選会中は一度も休憩に行かることもなく、ファンとの挨拶や談笑にひたすら時間を割いておられました。 しかも、足が痛いというのにご自分から歩き回られながら……。 いやいや、全く頭が下がるほどのファンサービスぶりでした。

 お楽しみ抽選会(ちなみに筆者は当然のように何も当たりませんでした)が終了すると、再び女流棋士全員が壇上へ。 最初は着物だったのに、既に私服に着替えてきている人もいました(笑)。 そして中井二冠から閉会のご挨拶。 それが終了し、壇上から降りてきた久美先生に、足を指すジェスチャーをしながら調子を聞くと、「もう、全っ然ダメです!」とのお答えが。 うーん、お疲れさまでしたというか、お怪我はなかったでしょうか? それだけが少し心配でした。

余談:
 第2部の席上ペア対局中は立食パーティーだったのですが、筆者は料理を後回しにして久美先生の司会ぶりを観察(?)していました。 そして席上対局が終わったところでいざ料理を食べようとすると……ほとんど残っていませんでした。 仕方ないのでワインとか水割りとかを飲みまくってました(笑)。
余談その2:
 当日は多くの男性棋士の方が来られていました。 文中に書いた以外でも男性棋士が多数参加されたようで、筆者が見かけたのは佐藤(康)棋聖、青野九段、藤井九段、石田九段、富岡八段、鈴木(輝)七段、西川七段、日浦七段、小林(宏)六段、中田(功)六段、岡崎五段、高野五段などでした。 四段の棋士も何人かいらしたようですが、名前が思い出せません。

指導対局開始 指導対局終了 ペア対局の司会 ポラロイドにサイン


2004年3月23日(火) 女流名人位戦・対石橋幸緒三段

負けてしまいました。
3ヶ月ぶりの公式戦だったので調子が出なかった?


2004年3月20日(土) 第9回 三田王将杯将棋大会

招待棋士として久美先生と鹿野初段が招かれています。(おそらく指導対局です)
場所:兵庫県三田市中央公民館
時間:9時半開会
会費:2500円(昼食込み)
将棋大会の申し込みは3月16日までにハガキ又はFAXで。
宛先:〒669−1533 兵庫県三田市三田町22番19号
FAX:079−563−2992



 見に行ってきました。
 昨年は昼から指導対局だったような気がするので昼から行ってみたら、午前の部もしっかりあったようです。
 1時前頃に会場に到着すると、ちょうど久美先生と鹿野先生が休憩から戻ってこられるところでした。 お会いするのが5ヶ月ぶりだったもので、挨拶するのも久々で緊張してしまいました(笑)。

 指導対局の場所は、会場のホールの入り口付近の机。 3面指しで、空席待ちが2人の計5人が指導を受けられるようになっていました。
 最初の3人の手合いはそれぞれ角落ち、角落ち、香落ち(なんか駒落ち対局の1セットみたいですが)。 こういう場所で香落ちの指導対局があるのは珍しいですが、この後も何局かありました。 三田の人は香落ちが好きなんでしょうか?
 それはともかく、最初に終わったのは真ん中に座っていた「攻め100%」の方で、上手は陥落寸前ながらも下手の攻め駒選択ミスでギリギリ余して勝ち。 次に終わったのは香落ちで、これはまあ手合い違いというか、もう少し大きい駒を落としてもらった方がいいかなという感じで上手の余裕勝ち。 もう一つの角落ちはまだ中盤戦でした。
 替わって入った2人の手合いは香落ちと二枚落ち。 二枚落ちの下手は定跡通りではなく普通の振り飛車でしたが、大駒で攻め入ろうとしたところが小駒でわらわらと攻め込んでこられて潰れ。まあ、下手のよくある負け方でした。 香落ちは相振り飛車になり、下手の攻めを上手が弾き返して位を取る展開に。防戦一方を嫌った上手は大駒を切って勝負に出ましたが、攻めが細くて足りず、自陣は堅固ながらも早めの投了。
 そして最初から残っていた角落ちですが、まったりとした攻め合いになり、上手が攻めるだけ攻めさせられて自陣が薄くなったところを狙われ、最後は大駒2枚の豪華な?詰みで負け。
 結局、午後最初の部は4勝1敗でした。

 この後は休憩前に将棋大会の表彰式のお手伝い。 先生方二人で子どもたちに盾や副賞を渡したり、一緒に写真に収まったりしていました。 やはり将棋大会のゲストに出席するならこういうシーンがないといけませんね。 指導対局だけして終わりというのはもったいないですから。

 休憩を挟んでこの日の最終回の指導対局……の前に、再び表彰式のお手伝い。 それから対局の席に戻って対局開始。 席に座った3人の手合いはそれぞれ平手、四枚落ち、香落ち。 駒落ちの2人は小学生で手が早く、どんどん進んであっという間に終わりました。 まず香落ちの方は右四間で銀を繰り出しましたが、どこかで勘違いがあったらしく、歩損して手損して銀損という苦しい展開。 そのうち上手に5五銀と出られて玉頭から攻められ、金銀をどんどん打ち込まれて負け。 次に四枚落ちの方は定跡通り端攻めをして歩を垂らしましたが、それを成るタイミングを間違えた挙げ句に銀損。 居玉のまま攻めたのも祟って、玉頭から押しつぶされて負け。
 一方、平手は居飛車穴熊(上手)対振り飛車穴熊になりましたが、居飛車側から角をぶつけられたのに下手は飛車を回らず、ただで龍を作らせてしまいいきなり苦戦。 二枚替えがイヤだったようですが、それ以上の損害になりました。 以降は上手に一方的に攻められて負け。 ということで、ここまで先生の3連勝。

 後で入った二人の手合いは飛車落ちと平手。 平手の方は幼稚園児!だったようですが……うーん、上手はかなり緩めていたようです。 それなりに見せ場も作らせてあげたようですが、最後は桂馬の吊し詰めで終了。 先生は「2年後には平手で勝てるようになろうね」と励ましていました。 飛車落ちの方は例によって上手が大駒を抑え込む展開になり、防戦一方を嫌った下手が飛車角をぶった切って妙なところに角を打ち込んだのですが……上手が金頭に香を打ち込まれる筋をうっかりしたせいでうまくしがみつかれてしまい、何やかやで寄せられてしまいました。 これがほんとの妙角?
 結果、先ほどと同じ1勝4敗でした。

 さて、指導対局が隣の鹿野先生よりも早く終わったので、外で写真を撮らせていただき、少しお話を。 「こっち(関西)はまだ寒いですね」と言われたのですが、うーん、2〜3日前は暖かかったんですけどね。 それから髪型のことを訊ねると、「わざとこういうの(ソバージュのような感じ)にしてるんですけど、掲示板で『お風呂上がりで髪が乱れてた』って書かれてびっくりしました(笑)」とのこと。 まあ、洗い髪に見えないこともないですが(笑)。 ただ、先日放映された『香田晋の将棋天国!』(囲碁将棋チャンネル)の映像では去年と同じ髪型だったので、いつから変えたのかを訊いてみると、2月初め頃とのこと。 番組の録画は1月末だったそうです。
 また、「順位戦最終局解説会」の次の日はお台場のどこかに遊びに行かれたのですかと訊くと、「いえ、次の日に連盟で(女流棋士の)事務会とその後お稽古があったので、仮眠してから帰りました。 でも、仮眠室にいびきがうるさい人がいてなかなか寝られなくて困りました(笑)。 他の部屋に移っても、しばらくしたら隣に人が入ってきて、30分くらいなんだかごそごそしてるなと思ったらその人がいびきをかき始めて(笑)」。 結局、その日はすごい寝不足だったそうです(笑)。

 それから掲示板にも自ら書かれていたDVDのダビングの件ですが、「ビデオからDVD−RWにダビングするとCMカットとかはできるんですが、そのままだと普通のDVDプレーヤーで見られないし、それにDVD−RWメディアが高いので(笑)」という理由でビデオ⇒DVD−RW⇒DVD−Rダビング大作戦になったそうです。 で、46分の録画のための43分寝る、という睡眠時間切り詰め策も、最後の方ではちょこちょこと寝て起きてするのが面倒になり、「パウンドケーキ作ったりしてました。夜中の3時頃に粉とかシャカシャカ混ぜてたり……冷蔵庫の中に常にケーキが3つくらいある状態でした(笑)」ということもされていたそうで。
 まあ、対局が3ヶ月以上もなかったことと、一人暮らしだからこそできたことですけどね(本人談・笑)。

 あと、来週の「女流棋士発足30周年記念パーティー」について、髪型とか衣装はどうされるんですかとお伺いしたところ、「衣装は和服は着ません。 パーティー用の衣装にします……別に豪華絢爛なのじゃなくて、『普通の』パーティ用です(笑)。 髪型は……どうするか決めてません」とのこと。 まあ、先生のことだから衣装に合わせた髪型を考えられるのでしょう。 衣装も「例年並み」ということで、皆さんあんまり過剰に期待されませんよう(笑)。 逆に「毎年パーティー用衣装を着てるのか」と思われそうですが、まあ、そんな感じです(笑)。

 で、こういうことをなんやかやとお話ししている間に他のファンの方々が集まってきて『写真撮影会』が始まってしまい、先生はいろんなポーズを撮らされたりしてました(笑)。 それにしても、皆さん写真撮りすぎ。 そんなに何枚も撮らんでもええやん(笑)。


手をくるっと回す 表彰式に花を添える 春風のような笑顔


2004年3月4日(木) 「大江戸温泉物語」A級順位戦最終局解説会

会場
 大江戸温泉物語 大広間「中村座」
 東京都江東区青海2−57
 電話 03−5500−1126
 東京臨海新交通(ゆりかもめ)「テレコムセンター」から徒歩2分
 東京臨海高速鉄道(りんかい線)「東京テレポートから徒歩15分・シャトルバス約2分
 URL http://www.ooedoonsen.jp/
時間
 18時から翌2時まで
 大盤解説は19時〜、21時〜、23時〜終局まで。
 仮眠施設あり。
入場料
 2800円(消費税・入湯税込)
 入場料(入浴料含む)・イベント参加料・お弁当・ワンドリンクサービス・お土産付
 ※深夜2時を越えてのご滞在は、別途深夜料金1575円(込)がかかります。
解説棋士
 田中寅彦九段・中村修八段・山田久美女流三段・高橋和女流二段
申し込み
 住所・名前・電話番号・参加人数を明記の上、e-mailもしくはFAXにて。
 先着350名様で、定員になり次第、締め切り。
 e-mail gyomu@oom.jp
 FAX 03−5500−4216


「加藤ファン」様より写真をご提供いただきました。

中村八段と解説 本日はようこそ


2004年1月25日(日) 女流名人位戦第2局イベント

会場:「一の俣温泉グランドホテル」
    山口県豊浦郡豊田町一ノ俣1711
    JR山陽本線小月駅からサンデン交通バス一の俣行きで約1時間、一の俣温泉下車すぐ
    ※註:一の俣行きは1日1本のみ運行(小月駅発10時9分)
       一の俣温泉からの帰りの便も1日1本のみ運行(11時10分発豊田西市行きで約20分)
       小月駅〜豊田西市間は1時間に1〜2本程度
内容:大盤解説、指導対局
出演:脇謙二八段、酒井順吉六段、山ア隆之五段、長沢千和子女流四段、山田久美女流三段
問合:豊田町役場 電話0837−66−1056


2004年1月2日(金) 将棋会館道場・新春特別指導対局

森内俊之竜王と共に特別指導対局を行います。
受付は当日11時から、先着各10名。 料金は3500円。
対局開始は13時より。


森内俊之竜王応援ページ」のアレグレット様より写真をご提供いただきました。

指導対局中 ご挨拶中


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