2002/1/1
朝の散歩の時、エナ氏と約束のハウジングの金額のメモを持ってビーチへ向かったが、何故か昨日の抜け道は扉が閉まっていて通行不可能・・・(^^ゞ。
「誰かに私が勝手に人の土地に入ったのを見つかってとうとう閉められたのか?」と一瞬不吉な考えが頭をよぎったが、今日は「サルマタ・フンバルー!」(Part3)(A
Happy New Year)なのだ。牧畜もお休みでいいじゃないか。
遠回りをしてビーチへ出ると早速エナ氏が飛んで来たので、メモを渡して説明開始。「日本ではTAXが5%だ。」という部分で何となく腑に落ちない顔をしていたが、まったく金額をふっかける気の無い私は悠然としたもの。ようやく納得したようで、「日本円で払うから是非譲って欲しい!いつ譲り渡せるか?」とせっついて来る。(飛行機代がかかってるんだから、配送手数料を多少ふっかけておいても良かったかな?と後で思ったが、ま、いいか・・・。)
WP-DC100(Water Proof Case)...................................¥16,799-
TAX (5%).........................................................................................840-
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TOTAL....................................................................................¥17,639- |
「明日はダイビングが無いから、明朝散歩の時でどうか?」と言うと、こういう時はセッカチなエナさん、「明朝必ず持って来てくれ、金は出発までに必ず渡す!約束だぞ!!」とソワソワ、ニコニコ。そうとう入れ込んでますネ。
ホテルへ戻り朝食をすませてダイビングの準備、今日は「なるほど、そういう事か!」その1のオジサン・オバサン達と同じボートのダイビング、のスケジュール、だったのだが・・・。
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ビーチへ付くと、エナ氏とイマナカ氏(エナ・ダイブセンターのパトロンの1人だそうだが、 あまり良い評判は聞かない。顔が「鈴木宗男元議員」そっくりなオヤジ)が話し込んでいる。
私も呼ばれたので加わってみると、「あなたと大沼の関係は?」とかいろいろと探りを入れて来るのだ。私は「ダイビングの師匠で、今はダイビング仲間で友人だ。」と答えると何だか不振そうな顔(どうも私が大沼氏のパトロンと勘違いしているようなのだ。)をしているが、実際それ以上でもそれ以下でもないのだから探られても何も出て来ないのだ。
噂では「エナ氏と大沼氏がビジネスパートナーとして上手く付き合っているのを、後発のイマナカ氏が牛耳りたくて陰でコソコソやっているらしい。」と聞いていたので、「これが噂のイマナカ氏か」と初対面でピン!と来たのである。
イマナカ氏が、「今日はうちらのスペシャル・ツアーだから、あんたも来い!」とかなり強引な口調で誘われたので、「オオヌマ・スペシャル」と「イマナカ・スペシャル」を見比べてみるのも話題の一つと口車に乗ってみる事にしたのである。
ガイドはすでに私と顔見知りの「トゥデ」と「サディアン」の2人。なるほど、昨日トゥデが明日の予定に口ごもっていた訳だ。
私がガイド2人と楽しそうに話し込んでいるのが気に入らない様子のイマナカ氏は、ボートのデッキで不貞寝である。
ポイント近くなってムックリ起き上がったイマナカ氏がガイド2人にこっそりチップを渡していたが、その時は愛想笑いの2人がイマナカ氏が後ろを向いた瞬間に私の目の前で「アカンベー!」をして私にガッツポーズして来たのには笑ってしまった。
トゥデは「チップ貰えるけど、わがままなイマナカの面倒観なきゃならないから大変。」としきりに私にボヤいて、昔の「オオヌマ・スペシャルツアー」の事を話題に出しては勝手に喜んでいるのである。
今回イマナカ氏1人だけがゴリ押しのスピア・フィッシング、トゥデはお供の専任ガイドにされてしまったのだった・・・。
ランチタイムになり、私の「ナシ・チャンプルー+チリソース弁当」が本来私が乗るはずだったボートに積まれていて、こっちには「サンドイッチ」しか無い事が判明したが、トゥデが「うちのママの作ったランチで良ければこれを食べていいよ。」と言ってくれたので遠慮無くいただく事にした。
新聞紙に包まれた大量のナシプチ(ライス)と、味付けされてカリカリにゴレンされた豚肉少々にチリソースだけのシンプルなランチだったが、「ナシ・チャンプルー+チリソース弁当」よりも遙かに美味しくて、残さずみ〜んな食べてしまいましたとさ。(トゥデ、ごちそうさま。ランチ抜きにしちゃってゴメン・・・。(m_m))
2本目が終わり、イマナカ氏の獲物は小振りのロブスター1匹だけ。私がデジカメで撮った「カスミアジ」の写真を見せて、「こういうの捕らなくちゃ!」と言うとトゥデも調子に乗って「サシミ、最高〜!」なんて言い出すものだから、イマナカ氏さらにムッ!としちゃった。そして今度はエナ氏に向かって「スピアの手入れが悪い、水中でスリング1本切れたじゃないか!」と文句を言い出してしまったのだ。
エナ氏にとってはパトロンの1人である。おとなしく謝っていたが、いやはやとばっちりですな〜。
スピアなら一度ドロップオフを水深30〜40メートルぐらいまで駆け下りて、徐々に浮上すれば(魚は上からの接近には敏感だが下からは鈍感なのだ。)けっこう近付けるのに、浅瀬で穴覗きだけじゃ無理も無い。腕が悪いと私は観たのだがね〜・・・。
結局最後もファンダイビングになっちゃったけど、久しぶりにトゥデとサディアンに会えてそれなりに楽しかったし、今回はこれで良しとしよう。
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ビーチに付くと、イマナカ氏が私を手招きして「コーヒーでも一緒に飲もう。」というお誘い。
結局今日も使わなかった重たい一眼レフ水中ハウジングを片手にエッチラオッチラ付いて行き、私がビールを注文するといきなりイマナカ氏が語り出したのである。
「ワシの生まれは京都の酒蔵でな、酒で身上潰したバカ共をガキの頃からギョーサン見てきたんや。だからワシは酒飲みが大嫌いなんや。大沼は酒飲みだからワシャ好かん。あんな大酒のみはワシャ好かん。あんたも酒飲みか?」という問いに。「酒は嫌いじゃないけどサ〜。」と適当に答えておいたが、どうもこのオッサン、時々話しにホラが混ざるので話半分で聞いておいたが、まだ私を探っている様子である。
(誰が何処で酒を飲もうがそんなの勝手でしょ、嫌われてもいいもんネッ!)
いやはや、「イマナカ・スペシャル」は結局最後までこのオヤジに振り回されて終わってしまった・・・(^^ゞ。
ホテルへ戻り、ビールが無くなったのでスーパーへ買い出しに、ついでにランブータン(中身はライチと同じこちらの果物)と大沼氏へのおみやげ用の辛いチリ(一番小粒で緑色の唐辛子)を購入。
下の部屋のオジサン・オバサン達から「スーパーでビール沢山調達してあるからいかが?」と声が掛かったので寄らせてもらった。
「私のランチがそっちのボートに混ざっちゃったみたいだけど、どうしたか?」と聞くと、「貰い手が無くて、若い男の子が泣く泣く食べてたよ〜!ずいぶんイヤがってたみたいだったけど〜。」という答えに、思わず苦笑してしまいました。
「スプーンなんて洒落た物使わずに、オカズとナシ(ゴハン)とチリソースを手でこね合わせてそのまま口へ運べば、サンドイッチなんかよりこっちの方が遙かに美味しいのにナ〜。」と言ったら、白い目で見られてしまったデスネ、ハ〜イ。
昨日、エナ氏に会った時に「エステコース」の事を連絡しておいたよと報告したら、先ほどセンターから連絡があってすでに手続きが済んでいるとの事で感謝されました。さすがエナさん、ビジネスはしっかりしてますデスね。
明日のランチにお勧めの所を紹介してほしいとの要望があったので、「このホテルの食事の方が下手に外へ出るより美味しいんじゃない?大沼さんお勧めだし。」と助言して、味見の済んでいる「ミークワ」と「ナシゴレン」を勧めておきました。ついでに屋台の「Bakso」、あるいは「Bakwan」も・・・。
今日はバリ最後の夜だし、念のため最後にまた「apa kabar」へ行ってみる事にした。以前の「apa
kabar」なら下のオジサン・オバサン連中連れて行っても気楽な雰囲気で楽しめるだろうけど、今回は何となく様子が違うので誘うのを止めて一人で出かける事にした。
いつものカウンターに付いて、見知らぬウエイターに「アラックのオンザロック」と注文すると、今日は氷がちゃんとあるようで注文通り出てきた。
ドラえもんが居ないか探してみたが、今日は彼はお休みののようで、この店のオーナーの娘一人で切り回しているようだ。
仮設ステージには、今度はキーボードのアメリカ兄ちゃんが勝手に何か歌っているがあまり客には受けていない様子。
まだ夕食が済んでいなかったので、ここで私のインドネシア永遠のテーマ、「ミークア」を頼んでみた。味は悪くは無かったが、今のところ「アンボンの屋台」が一番で「アンボンのホテル」が2番、「タマナグン・ホテル」が3番でこことPart2のバリ屋台が4番。最悪がPart2のカニ中華料理屋とPart3の悪徳呼び込みオバサンの店という順番なのであ〜る。
これだけでは足りなかったので、次に「チキン・カレー」を注文。けっこうサッパリ味でこれも悪くは無かったのだ。
最後に「アラックのオンザロック」をお代わりして、そろそろいい気分でおあいそ、で出てきた請求書に、「アレ?」
アラックで頭がバリニーズでも、何で「49,600+4,960=76,560」ナンダァ〜?よくよく見ると、4じゃなくて6。でも、これはどう見ても4に見えるよナ〜!
という事で、どうも前よりも料金が高くなった「apa kabar」を後に部屋へ戻って、アラックの酔いでバリニーズ状態になっちゃった今夜は、もうこのまま、おやすみなさ〜い!(
^.^)( -.-)( _ _)
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と思ったが、部屋を開けるルーム・キーが、無い・・・。(^-^;
アラックで頭がボーっとしていたのが半分冷めて、ホテルのカウンターに頼んで部屋を空けてもらって中を探すが、無い・・・。(¨;)
改めて「apa kabar」までの道のりを戻って探すが道には落ちて、無い・・・。(^◇^;)
とうとう「apa kabar」まで戻ってウエイターに訪ねるが知らないというつれない返事。(O.O;)(o。o;)
ふと自分の座っていた座席を見ると、「アッ、あった〜!」どうもポケットからスル〜ッと抜け落ちて、そのまま座席の隅へ置いて来ちゃったみたいなのである。客も少ないから誰にも気が付かれずに・・・。(^^ゞ
これで一安心、ルーム・キーを無くしたら大騒ぎである。拾った人はルームチャージ出来ちゃうからホテルで勝手に飲み食いし放題、ホテルはドアの鍵ごと丸ごと変えなきゃならないから大事になる所だったのだ・・・。
部屋に戻って半分冷めちゃった酔い戻しに、懲りずにビンタンビール2本飲んで、今度は本当におやすみなさ〜い!(_ _)(-.-)(‾O‾)ファ…(‾O‾)(-.-)ホッ・・・。
ダ イ ビ ン グ ロ グ
1 ダ イ ブ |
2 ダ イ ブ |
エントリー |
11:23 |
エントリー |
13:30 |
エキジット |
12:19 |
エキジット |
14:21 |
潜水時間 |
00:55 |
潜水時間 |
00:51 |
最大水深 |
34.8m |
最大水深 |
20.3m |
平均水深 |
18.1m |
平均水深 |
11.7m |
水 温 |
29度C |
水 温 |
28度C |
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