帰還 - 8月17日
土佐といえば司牡丹
朝5時、野良猫がきてランタンを転かしたので目が覚めた。今日は寒くもなく快適な朝である。おまけに早起きのせいで 日の出まで見てしまった。
R321で中村市へ、四万十川を渡ってR56にはいる。昨日教えてもらったR56沿いの喫茶店「ケルン」で朝食。
須崎からR33に抜けて高知市へ。はりまやばしの近所の店で土産（土佐といえば司牡丹）を買い、土佐料理の店で昼食をとる。
後は淡々と往路で通った道を逆に走る。さすがに疲れてきたので休み休みになってしまった。大鳴門橋を渡って津名に着いたのが6時。
星の降る夜（reprise）
津名から西宮の阪神高速フェリーに乗船。車は5時間待ちだがバイクはすぐ乗れる。客室で1時間くらい休み、後はデッキに出て外を見ていた。
津名を6時40分に出たフェリーは西宮に向かう途中で日没を迎える。西の空がしだいに暗くなると見えてくるのが神戸の灯である。それは最初ごくかすかに見えているだけだったが、近づいてくるにつれてその数を増やし、さながら地上の星座の趣である。大阪の方からずっと連なって見えるのは阪神高速湾岸線だろうか？
8時30分、西宮港着。後は名神で京都に帰るのみである。
本日の走行：大岐の浜−高知−池田−鳴門−津名−西宮−京都 420km
余談
帰ってきてから坂東眞砂子の『死国』を読んで、自分が反時計周りに四国を巡っていたことに気付いたのであった。石鎚の南側をくるっと走っただけだから大丈夫だろーか...；-）
日 程：1996年8月15-17日
走行距離：1110km
燃 費：不明（四国のスタンドはレシートをくれないところが多い）
2日目 | 3/3 | Touring
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