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京都の職場にいた頃、同期の連中や先輩らと一緒につるんで走ることが度々あった。なぜか皆、限定解除した人たちばかり、それも一発合格から多くて3回で合格という猛者ばかりでビッグバイクがそろっていた。リーダー格で同期のV-Max（逆輸入フルパワー＋Kerker爆音仕様）を初め、FXDL、GSX-R750、ZZ-R1100といった具合。私はといえば、前の年から限定解除にチャレンジしていたのだが、受験7回を数えていまだ不合格のままZephyreに乗り続けていた。
昔、ケータイは無かった - 7月9日
京都にも海がある
ツーリング話はいつも急にやってくる。金曜の晩に京都市街を発って丹後半島は網野（あまり知られていないかもしれないが、京都にも海はある。天橋立、丹後半島といった日本海側だ）を目指す。海岸で雑魚寝して朝になったら海水浴、疲れたら砂浜にある温泉につかって休んでのんびり。梅雨はまだ明けていないがちょっと早めの夏休みといったところである。
昔、ケータイは無かった
集合したのは夜の9時。R9沿いの深夜まで開いている本屋の駐車場に集まったはずが、二人ほど姿を見せない。当時はまだケータイなる便利なものは普及しておらず、ひたすら待つだけの我々。そうこうするうちに40分ほど遅れて件のGB250とV-Maxが登場。GBのエンジンが掛からず、あーでもないこーでもないとやってたとのこと。出発は1時間遅れて夜の10時となった。
夜に走る
総勢7台だったか？ マスツーリングの時は千鳥で隊列を組む。R9をひた走り、老ノ坂を越え、亀岡市街を通り抜け、須知のR27との分岐点にある大きな土産物やの駐車場でひと休みした。そこでV-Maxのフロントブレーキからフルードが漏れていることが発覚、やむなくリタイアとなってしまった。
残されたメンメンは夜のR27を北上。ヘッドライトの明かりだけを頼りにもくもくと飛ばし続ける。綾部、宮津を通って天橋立の近くでもう一度休憩したかな？ そこから丹後半島を縦断して目的地の網野は琴引浜にたどり着いた。浜に出てドカシーや銀マットを敷いて雑魚寝。
Touring index | 1/2 | 2日目
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