セプターズカップ2002用ブック
カチモリ氏 |
日付 | 区分 | 大会名 | 結果 |
11/09 | 店舗大会 | シーガル泉バイパス店 | 優勝 |
12/22 | 本選大会 | セプターズカップ2002 | 二回戦敗退 |
店舗予選ブック: 仙台予選 |
Creature | 17 | Item | 04 | Spell | 29 |
デコイ | 1 | カウンターアムル | 2 | インフルエンス | 1 |
リビングシールド | 1 | グレムリンアムル | 2 | エスケープ | 3 |
ガスクラウド | 2 | クイックサンド | 1 | ||
S・ジャイアント | 1 | シンク | 3 | ||
アイスウォール | 4 | パーミッション | 4 | ||
アンダイン | 1 | ヘイスト | 1 | ||
グリンデロー | 2 | ホープ | 4 | ||
ボジャノーイ | 2 | ホーリーワードX | 4 | ||
ミルメコレオ | 3 | マナ | 4 | ||
メズマライズ | 2 | ||||
ランドトランス | 2 |
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Creature | 17 | Item | 07 | Spell | 26 |
アイアンアイドル | 1 | ゴールドグース | 3 | イビルブラスト | 1 |
アンバーモス | 1 | ブーメラン | 1 | インフルエンス | 1 |
クレリック | 1 | ホーリーグレイル | 3 | ウェザリング | 3 |
デコイ | 1 | コラプション | 1 | ||
ルナティックヘア | 1 | パーミッション | 3 | ||
アイスウォール | 2 | フライ | 4 | ||
ビジョン | 2 | プロフェシー | 2 | ||
グリフォン | 3 | マナ | 3 | ||
スペクター | 3 | ミスルト | 4 | ||
ホーリーラマ | 2 | メズマライズ | 2 | ||
ランドトランス | 1 | ||||
ランドプロテクト | 1 |
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Creature | 17 | Item | 05 | Spell | 28 |
ウルフ | 1 | ゴールドグース | 3 | インフルエンス | 3 |
ゴールドトーテム | 2 | ホーリーグレイル | 2 | クインテッセンス | 1 |
スタチュー | 1 | サプレッション | 2 | ||
バーサーカー | 2 | パーミッション | 2 | ||
バトルギアβ | 2 | バニシングレイ | 2 | ||
ボージェス | 2 | フライ | 4 | ||
ルナティックヘア | 1 | プロフェシー | 3 | ||
バード | 2 | ヘイスト | 4 | ||
スペクター | 4 | マナ | 4 | ||
メズマライズ | 2 | ||||
ランドプロテクト | 1 |
カチモリ 「お互い本選での1勝できてよかったですね。一回戦、二回戦と心頭滅却Tシャツを背中に背負って戦ってました。決勝いったらYシャツの上から着るつもりだったのに〜〜。決勝で二人並んで目立ちたかったですね(笑)」 松岡 「ただ、前回までと異なり今回の決勝卓はセプターが客席側を向いてプレーしていたので、客席から表情が良く見える反面、背中の風神様が見えないんですよね。そこが我々の思惑にとっては痛恨でした。 さて、早速拝見させていただいたカチモリさんのブックですが、一回戦・二回戦どちらのブックも様々な要素が詰め込まれた汎用性の高いブックで、どんな条件でも対応し易い反面、選択肢が多くて道中かなり難解な判断を求められるのではないかと感じました。 近年CPUの老朽化が著しく、終盤に度々持ち時間切れを起こす私などは、難しくて頭がショートするでしょうね(笑)」 カチモリ 「はじめに言っておきますが、私はデジタルセプターではないです。(汗) なので、頭の中で作成したブックをスパーで調整するタイプっすね。ですので、細かい根拠がない場合が多々ある点をお許しください。 今回のブックは「アイドル置かれても無視」ってところですかね。アイボリー、マーブルなど置かれても、大きく影響を受けないようにしてみました。スペクターは好きなので、「4枚いれてるじゃん!」というツッコミは却下。クリーチャー構成はグース効率、散らし、好みで決めました。好み重要。 また、足カードも含めマナブーストを散らす or サプル方向でした。パーミッションは4枚だと前半でても出遅れるカードなので、普通は2枚っすね。ただし、ミスルトやフェアリー等のカードがあるなら3枚は入るかな? アイテムはマナブーストのグース、守備のホリグレ、スペクター用のブーメランです。はっきり言って守備力ないクリ構成ですんで、ホリグレにしてみました。 あとはブックによってイビルブラスト、コラプションなど入ってます。イビルはミルメコトランスに対して、即引き撃ち込み用です。実際に初戦でデコイLv5上げられた直後に引いてビックリされました! このあたりは入れててよかったスペル系ですんで、特に必要無い方が個人的にはありがたいんですけどね。保険ってあるとプレイにもゆとりが出てきますし〜〜」 松岡 「それらの中では一回戦のブックのミスルト4が目立っていますね。アイアンアイドル1ということで、これは前半の期待値+150G、後半は+250Gという値でマナへの優位性を想定しているように思え、マナが3であることもそれを裏付けていると感じます。 そこで、カチモリさんが今回ミスルトを選択するに至った経緯を聞かせていただけますでしょうか」 カチモリ 「DCからPS2になって皆さん感じられていることですが、暴力的に強いカードが弱まって弱いカードが強化されました。ソウルハントとかはやりすぎだろって思ってますが、ミスルトに関してはPS2の能力が適正だろうと考えています。DCが異常すぎたんですって!コスト70Gであれはないでしょ。強すぎたので反ミスルト同盟(俺1名)を立ち上げましたし・・・。 DCでミスルトばっかり使っていたセプターが、PS2になって全然使っていない事ははっきり言ってむかつきます。なら私が全国でミスルトを使ってやろうじゃないかって思ったわけです。松岡さんがおっしゃる想定期待値とかは全然考慮していません。(恥) 私の個人的な「おもい」がこめられた形がミスルト4枚です。効率を求めるのも良いですが、やっぱ「カード愛」を持ってもらいたいっす。 アイアンアイドルは最初2枚入ってたんですが、リンカネ弱体化によって2枚と1枚はほぼ同じと感じました。そこで置ければいいな〜、くらいで1枚に削っています。1枚目のミスルトはたしか50Gしか入ってこなかったけど・・・。マナが3枚なのは、足がフライのみなので周回数が少なくなるからです。足が多いならマナ4枚でもいいかな〜〜っと思っています」 松岡 「ミスルトといい、カード愛といい、福岡のご老公を思い浮かべずにいられませんね。一般にデジタル集団と見られがちな めがねーずの懐の深さというべきでしょうか。 続いて、二回戦のブックは無属性+スペクターのクリーチャー群にインフルエンス+クインテッセンス更にサプレッションと、他者の護符操作を封じつつ自分はワイドに構える構図が見えますが、このブックの具体的運用プラン、特に他者同士の色被りの有無や、自身の勝負タイミングについて詳しく教えてください」 カチモリ 「無属性中心なので、てきと〜ばら撒きして色は後半に調整する考えでした。具体的運用は特に考えていません(!!)が、相手のランド変化スペルやホーリーワードXをサプレしてインフルわっしょいですか。 城横の複属性にスペクターを置いて上げていって、最後にインフル撃ち込みゴールが最高の形だな〜って思ってました。本番はサプレは全然機能してませんでしたが・・・」 松岡 「そう、ブック名でホーリーワードサプレを高らかに宣言されていますね。確かにこのブックはホーリーワードを切りに行ける構成になっていますが、これはブック名のブラフではなく本当にHW切りを狙ったということですか。もし切れた場合、その後の試合展開におけるアドバンテージをどのように見ていますか?」 カチモリ 「ええ、本当にHWXサプレする予定でした。このマップはパーミが後半ちょい強いかなって程度で、前半は逆に周回に苦しむので4枚はないだろうと考えてました。そこでHWXをサプレして自分はヘイストフライで走りまくれば、自分のマナ効果アップしつつ相手のマナ効果を下げれるかなっと。 後はHWXを積極的にサプレしてこないだろうという、相手の意表をついたナイスな戦略だとDCのころからやってるんですよね。切るチャンスがあった時にサプレ全然引けませんでしたが・・・」 松岡 「私の一回戦でもXサプレが繰り出されて驚きました。この時は皆次々とリバイバルで復活できて事なきを得たのですが...... 私自身もサプレを使いますけど、サプレは威力が大きすぎて局面がどちらに転がるか読みきれない部分があるのが恐いですね。例えばXサプレなら、足が無くなった3人同士で振り込み合戦が始まり、そのうち1人が通行料で決定的な差を付けて抜け出すかもしれない。挙句サドンデス終了とか。 地形変化に関しても、カッパさんとの議論では「4人のうち誰とも被っていない属性の地形変化を序盤にサプレすると、サプレされた人は自由度を奪われて大きく沈み、かつ他3人は抑止効果が減少するため伸びる。結果、試合が極端に傾いて終盤の思わぬリスクに繋がりやすい」という結論になっています。 私の二回戦では、アイルトンさんが1ラウンド目にシンクをサプレされていましたね。あれはアイルトンさんにはどうしようもなく、アンラッキーでした。 カチモリさんの試合の話に戻りまして、二回戦の中盤、城西分岐のバーサーカーを風に地形変化するシーンがあり、結果的にはあの一手が終盤において裏目に出てしまったようですが、あの時点での意図はどのようなものだったのでしょうか」 カチモリ 「あれは私のミスでした。今回は2回大きなミスして負けてしまいました。1つはご指摘の点で、もう1つはバードLv4上げです。(恥) あれは移動で飛ばそうと思ったら、なんか上げてました。店長(よよてん氏)が後ろからそれ見ててずっこけたそうです。あははは。 バーサーカーの件ですが、ブックにラントラ入れてたと勘違いしたんです。スペクター風Lv3があったのでそこをLv5にして踏みに期待か、トランスしてどっかの護符を買ってしまおうかな〜〜〜〜っと。実際にはブックにラントラなんか入ってませんでしたががが。 入れてるブックと入れてないブックが半々くらいで忘れていました。とほほ。火にしていれば勝負に絡めたんですよね。萎え」 松岡 「なるほど。複数ブック体制の弊害が出てしまった、と。複数ブックで挑む場合、どんなブックか一目でわかるように、中身を記号で表したブック名にしたりしますよね。例えば「witr+コ」みたいに。 ただブック名は重要な自己主張要素の一つであり、加えてリプレイに名前が残ることもあって、味気ない命名に抵抗を覚える方が多いのも確かです。特に列島の端っこ在住のとある方々などは、ブック構築よりも命名やプロフィールに時間を割くといわれるほどです。 最後の質問になりますが、その二回戦でカチモリさんは福岡の実力派愉快セプターSIN氏と対戦し、SIN氏曰く「同じ匂いがする」と意気投合されたようですね。カチモリさんにとってSIN氏の印象はどのようなものでしたか? また、リーグ戦でいつもSIN氏のトークに腹を抱えている者としては、あの本選の日カチモリさんとSIN氏がどんなオモロ話で盛り上がられたのか、とても興味を惹かれます。差し支えない範囲でその時の様子を再現していただけませんでしょうか(笑)」 カチモリ 「SINさんは名前だけはよく拝見していたのですが、お話したのはこの前の本選対戦中が初めてですかね。行きの電車の中でカーンさんと一緒の時に挨拶はしたかな?初戦はデモトレ&鬼ウェザ引きで勝ちあがったのを確認して、デモトレいるならサプレ入りにしておこうとブック決めてました。すまん。 SINさんの印象は私が次々スペクターをドローしてきた時に、なんか横で反応されていたので「もしやスペらぶ?」って思ってました。 それで私のスペクター VS 風Lv1ラマの時に、なんかスペ死にそうって感じてグース使うか迷って結局使わなかったんですよ。結果はスペST30ちょいHP18くらいでスペ死亡だったんですがね〜。 戦闘後に死ぬかと思ったんだよな〜ってつぶやいたら、「グース持ってたらたぶんラマ死亡ですよ。グースは倒す時に持たせましょう。」というニュアンスのことを話されて、もしや九州のネタセプター?と感じました。 その後は2人合わせて7体のスペが大暴れ?したり、私のウルフにバードパンチで隣に飛んで「やめろ〜〜〜」と叫んだすぐ後に、私がそのバード直に踏んでバードで殴り殺したりしてました。 SINさんはダイスが最悪で前半きつそうでしたが、後半に形ができてきたんでちょい警戒してたんですよ〜。護符を東でなく西の風のを買っていれば勝てたかもしれなかったすよね。 結局は2人で騒いで共に撃沈というありがちパターンで決勝行けず。後で決勝用のブック見せ合いましたが、共にアレスというオチまでつきました。 今度は関東に来るとのことで、関東杯などでお会いする事が楽しみです。私は仙台ですが関東セプターと言っても良いくらい出没してますんで!!」 松岡 「カチモリさんも機会がありましたら是非福岡へお越しください。宇宙一リーグメンバー一同歓迎いたしますよ。本日はお忙しいところをどうもありがとうございました」
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