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セプターズカップ2002用ブック


ぷちなん氏

日付 区分 大会名 結果
11/09 シード大会 ファミ通カップ 一回戦敗退
11/10 店舗大会 ウキウキ新大陸 新庄駅前店 3位
11/17 店舗大会 さくらや新宿ホビー館 一回戦敗退
11/23 店舗大会 ウキウキ新大陸 山形大学前店 一回戦敗退
11/24 店舗大会 ウキウキ新大陸 山形西バイパス店 準優勝
12/01 店舗大会 TSUTAYA新狭山店 優勝
12/22 本選大会 セプターズカップ2002 一回戦敗退


本選ブック(未使用): みかみみかみ

Creature 17 Item 05 Spell 28
グラニットアイドル 4 カウンターアムル 1 アップヒーバル 3
ゴールドトーテム 4 グレムリンアムル 1 エスケープ 1
バトルギアα 1 ゴールドグース 2 クインテッセンス 1
ブラスアイドル 2 ホーリーグレイル 1 サプレッション 2
ケットシー 3     デモニックトレード 1
コンジャラー 3     テレグノーシス 1
        パーミッション 3
        フライ 3
        ヘイスト 4
        ホーリーワードX 4
        マウンテンリープ 1
        マスファンタズム 1
        マナ 3


こんにちは、ぷちなんです。

ALL JAPAN CEPTER'S CUP 2002、予選は運良く突破したものの本選は今回も緒戦敗退。試合の内容については、語る程のモノじゃなし。宇宙一リーグでの私のセプター紹介は「ブック最強なら、試合結果はどーでも」調ですが、まぁ、裏返せばプレイングはマズいってことさね。ふー・・・

どーせ、実績の伴わないブック自慢したがりですから、他人のアイデアをパクった上に本選で使ってもいないブックの講釈を垂れるなんてこともヘーキでやります。・・・あはは。

参考: ぷちなん氏の本選使用ブック

【コンセプト】
護符を誰よりも早く押さえて周回ボーナスを増やしましょう。自分の土地に増資するのは、最後の最後に離れ小島狙いが基本。

普通ブックを速攻型に調整していく場合、通行料収入は当てにせず、収入系カード、周回ボーナス、連鎖した土地の運用を中心に達成魔力を自力で稼ぐスピードを重視します。カードのコストを軽くし、他人への干渉手段を削り、メタを読んで防御手段も削って空けたスペースに収入手段を詰め込んで、目標魔力+αに到達するグラフの傾きを上げることに注力することが大事でしょう。 最適効率を追求していくなら、マナ、ゴールドグース等+ランドトランスを採用した柔軟でバランスの良いブックか、機能した時の圧倒的な爆発力を誇るデモニックトレードが今回の最有力候補でしょう。

このブックはそれらに劣ります。つーか、目標魔力に達する前に息切れしてしまう。オーロラ、シャインも無いので最後の一伸びが物足りないです。が、護符が強い展開なら終盤、迂闊にレベルアップ出来ないのは皆一緒でしょう。 ならば他人の底上げ期待で序盤に護符を押さえれば、足勝負に持ち込むことはできる。その時は、移動系カードの枚数、簡易拠点となるクリーチャーが有利に働くだろうという、「中盤スカスカ」コンセプトです。

ちなみに、ぶるうすリーチさんのブックを黙ってパクっているのは、内緒です(笑)。スペクターを抜いてクリーチャー依存度を下げつつ、マスファンタ以外の1枚入りカード達を採用していったのが私の調整。 本来、1枚採用は速攻向きでは無いのですが、引かないことを心配するよりブラス場前提で、引いた後の選択の幅を気にした点が私らしいところでしょうか。ブック全体のコストも大分重くした為、最早「軽さ」のメリットは感じないかも。

【キーカード解説】
■ゴールドトーテム
デモトレ、ラントラと較べて儲けは微々たるもの、つーか単純に使う分にはホントに得なのかアヤしいカードですが、動くのは早い。このブックのコンセプトの根幹ですね。

■バトルギアα
この4匹目のケットシーはなんと、殴れるし泳げます。素敵。

■ブラスアイドル
スタンダードなバランス型ブックに、まったりとしたゲーム運びをされるのは変則ブックにとって困った展開。それを防ぐ意味もあって重要なのですが、このマップでは誰かしらが置く可能性は高いし、最序盤から置いて空き土地が直ぐに埋まっていくのも嫌。結果、少な目の枚数に落ち着きました。

■ヘイスト
フライよりコストパフォーマンスは悪い。しかし着地点が予測できる点で、配置は空地を狙い、高額値は跨ぐ必要があるこのブックならヘイストが4枚で良い筈。多分。

■テレグノーシス
割高感のあるコスト、ブック回転への悪影響、効率的な手札消費の妨げ、と速攻向きとは言えないカードです。が、このブックは領地能力持ちクリーチャーが多いことに加え、(ブラス場で)ブック一周する頃にゴールを狙っています。そう考えれば、終盤の繰り返し使用が有用で、採用。 「強いカードをより強く使えるブック」の方が良いと理屈では分かっていても、こんなビミョーなカードが入るようなブックを私は好みます。甘いんですけどね。

■サプレッション
グラニットを置く前の最序盤やグラニット除去されて次を置くまでといった、限られた時間帯の中で考えるなら、メズマよりサプレの方が使える機会が多いでしょう。

■デモニックトレード
今回の本選で一番警戒すべきブックタイプはデモトレと思っていました。そんなに強いと思うなら自分で使えば良いのでは?というと、偶々スパーで見かけなかった為、ブックがパクれなかったし、自分には使いこなせない自信が有りました。 なんだかタワケな理由ですが仕方なく、脳内シミュレーションでこのブックに適した対策カードを探した結果が、コレ。まぁ、実際にこのブックでデモトレと対戦したことが無いので、狙いどおり機能するかは未知数です。

限定されたメタを考慮せず、汎用的な意味ならこのスロットはシャインでしょう。

【頂上は下がり、裾野は拡がる】
本選当日、メモリーカード内にブックは2つだけでした。実際に使用した「アレスブック」も参照していただけると分かりますがメズマライズを一枚も持っていっていないですね、私。 ブックタイプも割と極端な「速攻型」と「遅延型」。これはリンカネーションが弱体化した今なら「ゼネラリスト」より「スペシャリスト」タイプが強かろうと考えたからです。でも、4人対戦というゲームの構造上まだまだ「安定」優勢なのかな・・・

まぁ、どんなブックも弱点が増えたということで、新機軸を探すには良い環境になったと思いますよ。


店舗予選ブック: ぷっちん

Creature 17 Item 05 Spell 28
コロッサス 1 カウンターアムル 2 インフルエンス 3
ガスクラウド 1 カタパルト 1 エスケープ 3
ソーサラー 1 ブーメラン 1 サプレッション 2
パイロドレイク 2 ホーリーグレイル 1 ドレインマジック 2
アイスウォール 2     パーミッション 4
ハイド 1     ピース 1
フェイト 2     ホープ 3
コーンフォーク 1     ホーリーワードX 4
ナイキー 1     マナ 3
ホーリーラマ 2     メズマライズ 3
マスターモンク 1        
ミルメコレオ 2        


身近な人達はご存知の通り、私ぷちなんはこの時期、モロモロ絶不調。そして迎えた、最後のチャンスに使用したのがこのブックです。ちなみに他のブックは全て削除しておきました。ブック選択時ってカルドの魅せ場の一つですからね(笑)。

新狭山に至るまで、ブックが固まらずに負け続けていた者として、せめて最後は「ぷちなん」らしさを出そうと考えました。私自身が思うところの「らしさ」とはこんなところ。

・基本的に地属性好きだが、多色も好む。
・仕事(伸びようとしている相手への干渉)に熱心だ。
・コンセプト主張型ではなく、対応型寄り。ブックを尖らさずに丸くしがち。
・終盤は慎重つーか、悲観派。大胆で鋭いゴールプランは不得手。

自分のブックコンセプトをあまり前面に出さず、相手が速攻タイプでも遅延タイプでも、その場で対応できる手段を用意しておこうとなると、結果、中速タイプということになりますね。メズマライズやサプレッション等を駆使して、相手のやりたい事を制限しつつ、尖ったブックの側面から勝負することが基本パターンです。

リンカネーション弱体化により、今作はどんなブックもパワーが低下しています。事故ったり、ブック相性で完封されるケースも増えました。ブック構成の力の入れドコロと抜きドコロを意識し、プレイングに反映しなくてはなりません。ま、前作までも、また全てのブックに共通するコトですが。

さて、基本的に受身のスタイルで自分のアドバンテージはドコに見出すのか。目をつけたのは、地形変化スペルと属性被りの問題。

 ・地変サプレされると、かなり一大事だ
 ・属性被ったら土地取り合戦が熾烈だ
 ・1人属性違いも終盤連鎖崩されるのがツライ

上記は誰でも思い当たるフシが有ると思います。そこで誰とも属性が被っているとも被っていないとも言える曖昧な状態で、領地確保を重視しつつ、インフルエンスと他の地形変化スペルとのコスト差、サプレ被害の受けにくさを利点とするブックを構築することにしました。

防御力に優れた仮置きクリーチャー、低レベル土地を対象としたアイテム無しでの戦闘力に優れたクリーチャーにより色を選ばずに土地を確保して、領地能力持ちクリーチャーにより、盤上にシステムを構築することを目指す、序中盤の配置を重視するブック。序盤からの加速力、終盤の高レベル領地対象の防御力、侵略力、スペル耐性は不足しています。

ブックタイプを競走馬の脚質に例えれば、話題となったラントラブックは「逃げ」でしょう。絶対スピードを誇ります。対してこのブックは「先行」タイプ。終盤の差し脚は有りません。中盤に優位に立って、他者の妨害、逆転の伸び手段を抑えるのが勝ちパターンです。色を選ばない点は無属性ブックに通じますが、コスト面で見劣りします。但し、狙いがバレ難いことが利点でしょうか。



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