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Wind's Twelve Quarters - Motorcycle Touring Scene
 
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雨の紀伊山中400番台国道の恐怖 (2)

紀州 February 9-10, 1991 Kawasaki GPX250R

 

怖いものは何もない? - 2月10日

400番台国道とは
朝、起きたら雨が降っていた。さてどうしようか。紀伊山中を縦断して帰るつもりだったし、雨だからといってこのまま引き返すのも芸がない。田辺の先まで走ってR425でちょっとだけ山の中走って海南に抜けて広い道で帰ろうと考えた。
カッパを着込んで出発。雨の国道をそろそろと走る。体が固くなるから余計にふらふらする。「力抜けー、力抜けー」と唱えながら走る。田辺で左折、山へ向かう。最初はツーリングらしくてよかったのだ。しかし、問題の国道425号はぐいぐいと高度を上げ、それとともに道幅が減少していった。しかも雨。こんなとこで事故ったら発見されへんかもしらんなと思いつつ、落ち葉のたまった道を慎重に走る。
事故ることもなくなんとか山を下りた。後は帰るだけ。今なら阪和道から近畿道、名神と乗り継いでさっさと帰るのだろう。その当時は高速は使わないという思い込みがあって、下道をとろとろ走って家に帰り着いた。

もう怖いものないやろ
ツーリングらしかったのは海沿いの道と山へ向かうとばぐちのところくらいか。振り返ってみれば、全然たいした事のない、ただ走ってきたというツーリングだった。でも、これが初のお泊まりツーリング。雨に降られて、400番台の細い山道走って、もう怖いものないやろといわれた初ツーリングだった。確かにその後はあれより国道らしくない国道もそうは走っていない。恐ろしき紀伊山中400番台国道だった。

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