2005/5/3 朝、目覚まし時計で目を覚ますと、一瞬「あれ、ここはドコ?」になってしまった。今までのコテージから、夜にただ寝るだけにマタラムのホテルに移動して来て、マタラム市街も散策していない訳だからしかたがない。 レストランで朝食を摂って、やがて来た迎えの車でマタラム空港へ到着。荷物を降ろし終わると、アグスさんの奥さんが昨晩預けた我々のチケットを持って来てくれていた。
という事実は後から気が付いた事で、その時はバリ便の手続きで頭が一杯。アグスさんの奥さん、我々の荷物を無事に通過させるために現地語でベラベラと係官に指示を出して大忙し、私の手荷物のカメラバッグが大きすぎると苦情が出たらしく、「これは高いカメラで、日本円で100万円する貴重品よ、あなたの給料の何倍?と言ってやったわよ!」と楽しそうにご報告である。 という事で無事にバリ便へご搭乗。ロンボック島が眼下に見える中、まだ事の重大さに気が付いていない私は「今頃、連中はまたあの素晴らしいサンゴの樹海で潜っているんだろうナ〜!」などと羨ましく思っていた訳で〜す。
一息付いて、カメラ片手に勝手知ったる懐かしいサヌールのビーチを散歩してみる事にした。昼食はビーチの以前行った食堂で「ビール&ナシゴレン・イスティマワ」に決定、帰りにスーパーで適当に何か仕入れて戻る予定だ。Nさんも誘おうと内線電話でコールしたが出ないので一人で出発する事にした。
けっこうあちこちとビーチを歩き回り、以前は波の浸食で崩れていた遊歩道が新たに造り直されている事に関心した。特に以前はドラム缶を並べてあっただけのビーチの区切り目に、左下のような歩道が出来ていてその先に休息所が建てられているのだ。 久しぶりに以前行った食堂を探したが、何だか様子が変わってしまって行ったり来たりしてようやく見つけた。そして丁度お腹が空き頃に「ビール&ナシゴレン・イスティマワ」である。以前食べた時は刻んだレタスが良い食感だったのだが、時期のせいかレタスではなくキャベツになっていたのが残念だが、ボリュームは十分である。 次にビーチから道路に出て逆戻り、昔みんながお気に入りで通ったカウンターバー、「apa
kabar」があるので覗いてみる事にした。 声を掛けてみると、私を覚えているらしいがあまり元気が無い。「オープンは何時からか?」と聞いてみると、「レストランはPM8:00からで、カウンターバーはPM11:00からだ。」との返事である。以前は夕方から家族の旅行客を呼び込んで繁盛していたのに、前回来た時は雰囲気が変わってどうも売春っぽい様子だったのだが、いよいよそちらがメインの営業に切り替えちゃったようである。
ホテルへ戻り、マンゴスチンをつまみにビールを開けながら今まで撮り貯めた写真をPower
Bookにバックアップしつつ整理を開始。今回CD-Rメディアも持って来たので、人数分焼いて皆に渡す予定なのである。
![]() マンゴスチンは厨房で食べやすいように綺麗に割ってくれました。 以前来た時にここのレストランで注文を受けてくれた女性が私を覚えてくれていて、「前にお会いしましたね。」と声を掛けて来たのでつい話が弾んでしまい、部屋に戻ってPower
Bookをレストランに持ち込んでさっき作成したばかりのスライドをご披露。 とうとう空港へのピックアップの車が到着、部屋から荷物を運び出して車へ積み込み開始。 来る時に重量オーバーで手荷物扱いにしたハンドキャリアーは、馬鹿らしいので持ち帰る気になれずドライバーに進呈する事に決定。 説明に窮して「If You Carry Baggage ,Use This, It's "Goro Gooro Goooro !" 」と擬音で説明しちゃいましたが、納得いただけたようで喜んで貰っていただけましたデス。 という事で、とうとう日本に戻る事となってしまった。流石に消費した荷物の重量分は減ったとはいえ、帰りもしっかりオーバーチャージ発生で〜す。 帰りにデンパサール空港で見た新しい真事実、「空港内に日本食レストランが何軒か進出。」。 私とNさんは出発ロビー近くのバーでNさんはビールを、私は「アラックがあるか?」と聞いたら店員が喜んじゃったのでそのままオンザロックでアラックを、結局3杯頂きましたとさ。 いよいよ出発アナウンスが始まったので搭乗開始、私は行きと同じくジャカルタでの乗り換えを覚悟していたので当然Nさんとは違う便と思っていたら同じ便で、何故かジャカルタでのトランジットも無くそのまま成田までの直行便、ラッキー。 いつもなら冬の富士山を写真に納めるところなのだが、流石に5月では綺麗な富士山を望むべくもなく、結局富士山は無し。 という事で、またまた日本での忙しい毎日の始まり始まり〜。(呪・・・)(^_^;)
という話を聞いて、「大沼さんたち、ボートが沈没しちゃって大変らしいわよ。」と相変わらず他人事みたいにあっけらかんとした早口口調で我々に報告して来た、アグスさんの奥さんの顔がつい浮かんでしまったのである。(他人事じゃなかった・・・(T.T))(呪・・・)(^_^;) |
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