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− 2001.05.26 −_

 

 ラルクの面々は「DEAD END」のファンだったそうだ。この DEAD END に第5のメンバーといわれるほど影響を及ぼしていたのが、当時彼らのサウンド=プロデュースをしていた岡野ハジメであった。つまりラルクは岡野ハジメのファンでもあった。だから選ばれた。…と、考えるのが普通だが。

 忘れてはいけない。ラルクに「普通」は通じない。逆だ。ラルクが岡野ハジメのファンである以上に、岡野ハジメがラルクのファンだったのである。本人から聞いたわけではない。記事で読んだわけでもない。だが断言する。岡野ハジメはラルクの大ファンである!

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 PINK のサウンドを聴いていると、そうとしか取れないのだ。わかっている。PINK と DEAD END だけでは証拠不充分だ。岡野ハジメが現在所属する「PUGS(1993〜)」も聴いた。
 音楽性は異なるが、PUGS もそれぞれ楽器の音のキャラクターがちゃんと立っている。ボーカルと対等に。PINK のように。DEAD END のように。ラルクのように。そう、岡野ハジメはこういうスタイルのバンドが大好きなのである。

 立証するにはまだ弱いか。どこかに第三者の証言がないものか。ハイ、みつけました。 Master さんによるサイト「Across the Silence」のL'Arc Dictionaryで。

 それによると「True」以後、岡野ハジメの方から「一緒にやりませんか?」と声をかけたそうである。我が意を得たり! 読んで思わずガッツポーズした。
 では、いつごろ申し出たか。「True」での担当曲「Caress of Venus」と「good−morning Hide」収録終了直後にはアプローチをかけていたはずである。自分ならそうする。なにしろ他に5人もライバルがいるのだ。皆が同じことを考えている可能性もある。出し抜かれる前に出し抜かねばならん。悠長なことしちゃおれん。ところが。

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 翌年の1997年。ラルクは活動休止を余儀なくされた。ファンもショックだったが、岡野ハジメもショックを受けた。熱い思いの丈を伝えたとたん、おあずけを食らうことになったのである。これはつらい。だが、さらに岡野ハジメを衝撃が襲う。

 ラルク再生の記念すべきシングル「虹」のプロデュースをほかの男にかっさらわれてしまったのだった。「虹みたいに繊細な曲は岡野さんじゃねぇ」ということか? それはあんまりだ、ken。
 しかし c/w曲のいかにもロックな「THE GHOST IN MY ROOM」も別のプロデューサーである。なぜだ。残念ながら岡野ハジメのスケジュールまで調べられるサイトはなかった。こればかりは理由がわからなかったので「岡野ハジメはこの頃、とても忙しかった!」そういうことにしておこう。それにしても

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【注】
Across the Silence
さんは閉鎖されました












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