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(上)_ − 2001.03.17 −_ |
4年ほど前、友人宅でベースを弾かせてもらったことがある。といっても右利き用のベースで左利きに何ができるはずもなく、15分ほど教授してもらったものの音ひとつまともに出せなかった。 ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ 2000年、秋。大学時代バンドをやっていた上記とは別の友人に「今、ラルクにはまっている。彼らの楽曲は実に素晴らしい。ラルクを知っているか?」と自慢気にいったら「今まで知らなかったのか」と逆に呆れられた。…すんません。それならと、友人は先日あった大学時代のサークルの同窓会でのことを聞かせてくれた。 各バンドがそれぞれ数曲ずつライブを披露する中、サークルいち巧いベーシストが所属するバンドがラルクを2曲演奏した。演目は「自分は別にラルク=ファンではないから、いちど曲名聞いたくらいでは覚えていない」だと。演奏を終えてからそのベーシストが「tetsu のベースラインは難しい」と評していたといい、「自分も tetsu には一目置いている。あのベースは本当に凄い」と続けた。 ラルクを聴き出して半年が過ぎていた。すっかり tetsu を知った気になっていた。が、それは tetsu のセンスについてであって、テクニックについては及びもしていなかったことを思い知った。tetsu に備わる魅力の半分しか楽しんでいなかったのだ。tetsu に限らず hyde も ken も yukihiro も。そしてこの先も半分しか楽しむことができない。…ガーン。 tetsu の良さを解さぬ友人には tetsu の凄さがわかり、tetsu の良さを解す自分には tetsu の凄さがわからない。これが、楽器演奏ができる者とできない者の差である。 以来、tetsu の頭上には「実は凄い」という名の冠が輝いている。当サイトで tetsu の名を見たら、心の中で「実は凄い」冠を捧げつつ読み進めていただきたい。表記するとなぜか間抜けになるため、いたしません。 |
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■ yukihiro攻略 |
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