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カルドセプト 対戦記録


071(2000/02/06)


一週間後に迫ったタスク氏主催の対戦会へ向け、「目指せ王国」30ラウンドによる練習試合を行った。ラウンド制限特有のプレイ勘を取り戻すためである。

ラウンド制限ルールでは、制限ラウンドまでに目標額に到達できるマップならば、少しでも先にプレイできる先手セプター有利、到達が難しいマップならば、最後の一手が打てる後手セプター有利であることは周知の通り。 目指せ王国は後者であり、今回の対戦もその「後出しジャンケン」の法則通り、3戦全てが後手セプターの勝利となった。展開もほぼ同じ。

「テレキネシス」を手札に残して隙を覗い、30ラウンド、先手が先に勝負を仕掛けてトップに立つと、後手が相手の仕掛け方に合せてスペルもしくは土地レベルアップを選択して、逆転勝利。実に予定調和的であっさりしている。 これほどプレイ順が重要になると、ブックに「カオスストリーム」の1枚も入れたくなるというものだ。次のカルドセプトでは是非このスペルを復活させて欲しい。

(1)設定

  • マップ:目指せ王国(30ラウンド制限)(勝利条件7000G)
  • 参加者:こうぴ、たにだ、松岡

    (2)展開

    たにだは通常通り、松岡マーク。「シャッター」を引くと、「パーミッション」「リコール」持ちのこうぴは狙わず、5枚持ちで手札十分の松岡から敢えて「リンカネーション」を破壊する徹底ぶり。 意味あんのか? と思ってしまうところだが、そもそもたにだはシャッターを引いた瞬間ノータイムで「マヅポカ」にカーソルを合せているのだから、松岡の手札に何があるかなど問題ではないらしい(T_T)。要は壊せる札が1枚でもあればOKなのだ。 (かつてたにだはこの戦法で、クリーチャーしか持たない松岡の手札を開いたことがある)

    たにだはこうぴの4桁ジャッジメントを食らい、松岡はたにだのハウントに意味無しパーミッションを余儀なくされるなど、3人対戦にしては魔力が伸び悩む。 後半に入っても松岡はこうぴのマークを振り切ることが出来ず、その上、ラウンド制限対戦では必須の「相手スペルチェック」をミスする痛恨プレイ。たにだがどの土地まで辿り着けるのか読み誤ってしまう。

    一方のたにだは、得意の一心不乱ダッシュで最終局面までに態勢を立て直し、ついに30ラウンド、堂々の逆転レベルアップを決めた。

    (3)結果
  • 目指せ王国 30ラウンド
    順位 セプター 魔力 枯渇
    1 たにだ 5574  
    2 松岡 4357  
    3 こうぴ 1797  


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    072(2000/02/06)


    (1)設定

  • マップ:目指せ王国(30ラウンド制限)(勝利条件7000G)
  • 参加者:こうぴ、たにだ、松岡

    (2)展開

    1戦目で王国30ラウンドのノリを思い出した面々は、次に作戦の確認に取り掛かる。 元来高速周回をそれほど好まない松岡は、しばしば長期戦で用いる冗長的或いは強行突破的な作戦を我慢し、スペル使用回数を増やしつつ連鎖の選択肢を絶やさないプレイングを心がける。

    全国大会出場セプターでありながら不思議とマークされず、「ステルスセプター」の異名を取るたにだは、伝家の宝刀「初心者のフリ」の台詞チェックに余念が無い。 こうぴの「ケットシー」に「テレキネシス」をかけようとして「あっそうか」と呟きながら、更にそのケットシーに「ワイバーン」で移動攻撃を仕掛けて「あれ? はっ、しまった!!」と叫ぶ切れ味抜群のコンボ。 常日頃対戦している松岡ですら「今の...マジ?」と騙されそうになる。この迫真の演技を以ってすれば、初対戦の相手を欺くくらいは朝飯前だろう。

    この日たにだはこれ以外にも、「パーミッションを持って砦へお出かけ」「パーミッションを使い忘れたままショートカット一周」など、「目指せ王国」で有効なパーミッション絡みのテクニックを入念に試していた。彼の研究熱心には本当に頭が下がる。 松岡が「たにだ氏要注意」を声高に叫んでもなお、他者の警戒を受けないたにだの特殊アビリティは、こういう地道な修練の積み重ねから発現したものなのだ。

    ラストは松岡のテレキネシス妨害に対し、冷静にレベル3土地の地形変化で切り返して僅差の逆転。選択肢の多い難解な局面であったが、これしかないという松岡の一手に対して、最善手で応じるたにだの実力たるや、流石である。

    (3)結果
  • 目指せ王国 30ラウンド
    順位 セプター 魔力 枯渇
    1 たにだ 5136  
    2 松岡 5063  
    3 こうぴ 3609  


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    073(2000/02/06)


    (1)設定

  • マップ:目指せ王国(30ラウンド制限)(勝利条件7000G)
  • 参加者:こうぴ、たにだ、松岡

    (2)展開

    前2戦で出遅れたこうぴがスタートダッシュに成功し、早くも東エリアの水地形4連鎖を確保する。 「万全過ぎるね。ヤバいよ」と松岡が言えば、「ちょっと厳しいですね」とたにだ。松岡がライフフォースでこうぴの機動力を殺すのを見るや、たにだはすぐさま東風地形を一気にレベルアップ。 その直後、こうぴはその高額地形に捕まって魔力不足となり、せっかくの水地形連鎖を手放さざるを得ない状況に。

    たにだはこうぴから奪った魔力で、東の一本道まで拠点を拡大する。西エリア周回中の松岡は苦い表情で「ああ、それ以上伸びると、このままたにだセンセに持っていかれるね」。 うーん、と長考の末、たにだの拠点を移動攻撃で奪うこうぴ。「んー、でも、」とこうぴは首を傾げながら唸る。「私の連鎖を崩してまで奪いに行く必要があったんですかねぇ」

    ラスト5ラウンドで松岡は、温存してきたマナを連発したあと一気に拠点予定地をレベルアップしてトップに立つ。 更に周回ボーナスを得て、土地レベルアップとテレキネシス妨害の2択を準備すると、あとはたにだの出方に合わせてフィニッシュ。納得いかない顔のこうぴ。

    「...私、騙されてませんか?」

    いやそんなことはないよ、こうぴ。敗れたとはいえ、終始勝負に絡み続けた君こそがゲームの中心だったと、誰もが認めているさ!!(^^)

    (3)結果
  • 目指せ王国 30ラウンド
    順位 セプター 魔力 枯渇
    1 松岡 6167  
    2 たにだ 4474  
    3 こうぴ 3286  


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    074(2000/02/11)


    (0)経緯
    羽場愛理氏来福歓迎対戦会前日。たにだ氏が「明日のブックを調整したい」とやってきた。

    松岡「明日の対戦相手だが、どう見る? タイプとしては...」
    たにだ「やっぱり世代さんでしょう。彼の対策ブックを組んでみました」
    松岡「実は俺も組んだ(笑)」

    対戦メンバーのうち、たにだ・松岡にとって初対戦となるのはタスク氏・羽場愛理氏・世代交TAI氏。タスク氏に関しては全く情報が無い。 関東の並み居る強豪達と日夜しのぎを削り、馬鹿女王の称号を冠する羽場氏は大変驚異だが、実際のプレイを観たことがないため、マサ・オサダ氏らのプレイスタイルをベースに予想する以外は、手の打ちようが無い。

    その点、世代氏は事情が異なる。「ベスト電器福岡店大会」「セプターズカップ福岡予選」において、氏の特徴的なプレイを目の当たりにしている我々としては、これを考慮しないわけにはいかない。

    世代氏は、テンペストを軸とする殺戮系スペルセプターである。序盤から徹底的にバリアーで守り、手札にテンペストを溜める。そして29,30ラウンドでテンペストを発動してマップ上のクリーチャーを一掃、大逆転を狙う戦法だ。

    スペルブック自体はEXPANSION版では不利になってしまったが、この戦法はラウンド制限ルールで俄然面白い存在に変貌する。何しろ必ずゲーム終了ラウンドでテンペストを発動するため、他のセプターは死んでしまったクリーチャーの土地をリカバーできないのだ。

    世代氏は、今回の対戦会も昨夏のブックで行くことを示唆しており、「スペルブックは勝ち切れない」と主張する松岡としては、これに屈することはできない。 たにだ氏は、セプターズカップ本選でスペラーのカタストロフィーに為す術無く沈み、悶々とした日々を送った苦い過去があるため、スペルブックに対する警戒心は人一倍強い。

    ルマー氏がレポートと闘い、羽場氏一行が中洲観光を満喫し、カッパ氏がゲーセンで爪を叩き割っている、そんな同じ福岡の星空の下、八幡組の戦いがひっそりと始まる。


    (1)設定

  • マップ:目指せ王国(30ラウンド制限)(勝利条件7000G)
  • 参加者:たにだ、松岡

    (2)展開
    初戦は、両者とも昨夏の大会時の手慣れたブック。お互いに作戦の内容はおろか、相手のブックの山にあと何が残っているかさえ分かってしまう対戦だけに、何気なく進んで事も無く終る。毎朝顔を洗って髭を剃るようなものだ。

    (3)結果
  • 目指せ王国 30ラウンド
    順位 セプター 魔力 枯渇
    1 松岡 6302  
    2 たにだ 3339  


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    [001002003004005006007008009010011]
    [022024025026028069070071072073074075076077]
    [078079080081082083084085086087088089090091]



    075(2000/02/11)


    (1)設定

  • マップ:目指せ王国(30ラウンド制限)(勝利条件7000G)
  • 参加者:たにだ、松岡

    (2)結果
  • 目指せ王国 30ラウンド
    順位 セプター 魔力 枯渇
    1 たにだ 5800  
    2 松岡 4191  


    [戻る]
    [001002003004005006007008009010011]
    [022024025026028069070071072073074075076077]
    [078079080081082083084085086087088089090091]



    076(2000/02/11)


    (1)設定

  • マップ:目指せ王国(30ラウンド制限)(勝利条件7000G)
  • 参加者:たにだ、松岡、ゼネス、バルテアス


    (2)展開
    第2戦からは、世代氏対策ブックによる対戦。第3戦からは4人対戦の土地の埋まり具合にするため、CPUセプターを加えた。まず、殺戮系スペルブック対策の考え方としては、

     (1)スペルを撃たせない
     (2)スペルダメージを回復する
     (3)スペルダメージに耐える
     (4)自分もスペルブック

    等がある。セプターズカップ時のマサ・オサダ氏やBLT-phive氏は(1)、カッパ氏は(2)、ルマー氏・たにだ氏は(3)になるだろう。残念ながら、公式大会で(4)を見たことはない。

    そういう意味では世代氏対策と言っても、たにだ氏は元々「ジーニー」(HP無限)「クンフーモンク」(HP50)「ハリケーン」(HP50)なブックなのであって、いまさら何を変えようというのだろうか? 注目の手札がオープンされると、そこにいたのは、配置条件不足マークを点滅させる謎の狛犬。

    松岡「ふぅ。たにだセンセもお疲れのようだし、明日に備えてもう休もうかね」
    たにだ「何言ってんですか、マジですよ大マジ。大体、その松岡さんのロボだっておふざけじゃないですか」

    またまた、たにだセンセったら。狛犬とロボを一緒にしちゃイヤですわ。確かにバトルギアって、そこはかとなくイロモノ系の匂いがしますけど、実はとても使い易いクリーチャーなんですよ。

    「目指せ王国30ラウンド」のようなアイテムを減らしたいマップでは、援護系クリーチャーが有効。援護クリーチャーは皆HP30なので、攻撃スペルに弱いのが泣きどころですが、唯一HP40の「バトルギアβ」は「イビルブラスト」一撃で沈みません。

    一方の「バトルギアα」は、HP20で土地確保には向かないものの、援護クリーチャー中唯一のST40であり、“HP40+レベル5土地”や“HP50+レベル4土地”を落とせるST90まで容易に届くのが魅力的です。「ボージェス」率いる無属性ブックと相性が良いのは言うまでもなし。

    しかも合体すれば、スペル対象にならない・スクロール無効・HP70、言わば「サンドマン」に「ミューテーション」2回分相当という、スペルブックに圧倒的な強さを誇る「バンドルギア」の登場です。 「カモフラージュ付きバンドルギア」のような特殊コンボを狙うのでなければ、(1)配置、(2)合体パーツ準備、(3)戦闘 の3アクションで容易に完成しますね。

    (1)地属性土地確保、(2)地属性土地確保、(3)配置、(4)アイテム準備、(5)戦闘、(6)アイテム準備、(7)戦闘、(8)戦闘....なんてやってるうちに30ラウンド終ってしまう「トウテツ」とは、わけが違いますよ.....って、たにだセンセ何マンガ読んでるんスか!

    (3)結果
  • 目指せ王国 30ラウンド
    順位 セプター 魔力 枯渇
    1 松岡 4627  
    2 たにだ 1913  
    3 ゼネス 1591  
    4 バルテアス 1533  


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    077(2000/02/12)


    (1)設定

  • マップ:目指せ王国(30ラウンド制限)(勝利条件7000G)
  • 参加者:たにだ、松岡、セバスチャン、ベルカイル

    (2)結果
  • 目指せ王国 30ラウンド
    順位 セプター 魔力 枯渇
    1 松岡 7284  
    2 たにだ 4284  
    3 セバスチャン 2365  
    4 ベルカイル 236  


    (3)罠また罠
    結局この日の対戦は、たにだ氏十八番の「フェイント」だったのだ。大会前日にワザと大敗しておき、あらゆる意味で相手に勘違いさせるという、この恐ろしい技に何度ハマれば気が済みますか俺。ああもう私の明日は終りマシタ。サヨウナラ。



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