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セプターズカップ2001予選


KENJI氏のレポート


[経緯]
当初、私は一番近い赤羽店舗大会のみ参加する予定だった。しかしそれまで未定だった入間店舗大会の日程が発表された。1月20日! そう赤羽での店舗大会と1日ずれてしまったのである。 松岡さん(知っている方もおられると思いますが、私はまだ福岡にいる時に松岡さんにしつこく熱心に薦められてカルドを始めたのでした)をして「あの日入間で会ったメンバーは衝撃的だった。強いセプターっているところにはいるもんだなぁ。」(対戦記録085参照)と言わしめた魑魅魍魎強豪達が集う店舗大会である。

しかしどんな店舗でも本選出場権を獲得するのは2名。そこで敗れた強豪たちが必勝を期して赤羽に乗り込んでくる可能性が高い。「あ、焦るな、とりあえず偵察に行こう。」 と最初は思ったが私の中の誰かが言った。「何を考えているんです!KENJIは一戦でも多く場数を踏んだ方がいいんです!偵察なんて!」

確かにそうである。とにかく勉強させてもらおう。「セプター名」「ライフォ」「ジャッジ」「ドレマジ」「テンペ」等と書かれた怪しい表を捨て、関東、いや全国でもトップクラスの激戦区と言われる入間店舗大会への参加を決意する。

[決戦前夜]
入間店舗大会の前日、同僚のカルド仲間が調整をやってくれるというので、対戦。彼は3人分を操作してくれたが‥。一人は「スチームギア」「シーフ」「ミルメコレオ」主体で「パーミッション」「アポ―ツ」で人を邪魔しつつ周回を重ねる無属性ブック、一人は「カタストロフィ」「テンペスト」「スウォーム」入りの破壊ブック、そしてもう一人はほぼ初期ブック。

「いやー、ここでスウォームはないだろ。」「いや〜、いるんじゃないかな? ラス決まってても打つ人」とか何とか言いながらプレイ(^^;。勝負は意外にも初期ブックが有利で終盤を迎えるもなんとか逆転。「危ねぇなー、しかし「アルマジロ」がスペルでやられるとはな〜」

ちなみにこの日対戦してくれたケンタことネゴリンはその後の新宿大会にキャンセル待ちで参加して、優勝してしまったのである。とりあえず験をかついで「一番絞り」を飲んで寝る。

[会場へ]
8:20頃寮を出発。ネゴリンも出場予定だったが仕事で無理になっていたので一人で行くことに。うどん屋で腹ごしらえをする。予定していたより早い列車に乗ったものの池袋駅で例のごとく迷い、結局予定通り。 入間で電車を降りたときに福岡で会った世代交TAIさんらしきひとを見かけるも「まさかな〜」と思っているうちにタッタと階段を駆け上がっていった。勝手知ったる風である。「やっぱ違ったか」と思っていたのだが‥‥

[会場入り]
会場に入ると早くも人だかりができている。対戦会とかにはあまり私は出ていないので知っている人はいないだろうなー、とか思っていたがとちろーさんがいた。(とちろーさんは私が一度だけ主催した「対人戦初心者向け対戦会」に来てくれた方である。ライフォを携えて。

その他にも宇宙一リーグで会った世代さん(やっぱり)、ふぁいとさんと会う。「何ゆえここで〜?」と思ったがふぁいとさんはそういえば横浜の人って言ってたことを思い出す。しかし世代さんは‥‥(^^; ちなみにふぁいとさんといえば、一度の対戦で私のマインドシーカーをマインドシーカーで、スナッチをスナッチで奪った対戦が思い出される。はっきり言って当たりたくない相手である。

「しかしいい会場だな〜」と感心する。お礼の意味もこめてゲームを1本買う。

[1回戦]
さー、ついに始まりました。「始めて下さい」の声の後、緊張からかいきなり尿意をもよおす(^^;。皆さんに許しを得てからトイレに行く。名づけて宮本武蔵作戦(嘘です、皆さんごめんなさい)

対戦相手は‥‥ルン氏、ヒロ氏、YOHKO氏。もちろん初顔合わせで知っている人はいない。先々週の横浜での対戦会後、構成を変えたブックでの4人対戦は初めてである。はたしてどこまで通用するのか‥‥。

で実際の試合の内容なのですが‥‥、あまり覚えていません。てゆうか思い出したくないです。覚えているのは

・砦通過していないのに「リコール」唱えた
・「マイン」踏んだ(転送円上ではなかったのだが‥)
・「ハウント」食らった2ラウンド後に「アンサモン」引いた(当然躊躇無くレベル2の土地に‥)
・「グレムリンアムル」使って奪った土地がその半ラウンド後、「バンディット&スチームギアコンボ」で奪われた
・「コアティ」に愛しの「ドリアード」が食われた(「ディーダム」だったら守れた‥‥かも(^^; )

ただ終盤ブックをガリガリ回した効果が出て残り3ラウンド、城手前で「オムニポーテント」2枚目を引き、周回。次ラウンドで「リンカネーション」したところ「バリアー」ゲット。最終ラウンド、砦を周り終えた3位の人にバリアーを使いリコールを封じ、逆転阻止。ふぃ〜危ない危ない。

結局参加人数、すでに本選出場を決めている人々の関係で2位以上全員が二回戦にすすむことになった。7〜800の差をつけられての2位だったため正直どうかな〜? とは思っていたが助かった。(よし、今日はついてる‥‥のか? ) こんな訳で緒戦は惨敗した。ちなみにこの時トップだったルン氏は公式ページにもよく書き込みをしている「牌でルン♪♪♪」氏であることは後で知ることとなる。

[2回戦]〜半ラウンドの攻防〜
対戦相手はぶるうすリーチ氏、ナイアキ氏、クロボウ氏。例のごとく初対面の対戦となるが、ぶるうすリーチ氏は公式ページ等で見かけた覚えがある。おそらくかなりの強敵であろう。

序盤は大きな動きもなく進む。ただ城から左3つめの「ランドプロテクト」付ミルメコにクロボウ氏(ナイアキ氏だったかも? ^^;)が止まったとき、彼の手札で「ビステア」が光っていたのには正直驚いた。そうわずか1周の間に彼は火の3連鎖を決めてビステア召還可能になっていたのだ(この時2周目直後)。 ただ彼は自分に魔力的メリットがないということで召還をせずミルメコは羽化せずに済んだ。

その後、私は連鎖をととのえ始め自分に有利な状態になっていったが、バリアーに守られているため大した妨害もなく場は進んでいった。だが同じくバリアーの中から私を狙っていたセプターがいた。そう、ぶるうすリーチ氏である。彼は「ライフフォース」をバリアーで守られていない他のセプターにかけることなく手札に温存していた。

「あなた待ってます、間違い無く待っていますね? 私のバリアーが切れるのを。」

だが手順の関係上、彼のバリアーが一瞬早く切れる。彼は手札にバリアーをさらに持っていたが、現在位置は北の円状。現在彼の順位は4位で周回を少しでも早く稼がないといけない状況かつリコール所持のため、バリアーを自分にかけることはできなかった。 この一瞬のすきをつき、同じく温存しておいた「シャッター」でライフフォースを破壊。最大のピンチを脱することになる。このラウンドで私のバリアーは切れていた。わずか半ラウンドの攻防。最後のブック調整、5枚目のバリアー(&グレムリンアムル)として採用したシャッターがその効果を発揮した対戦であった。

またそのラウンドで他のセプターからの「スワップスペル」の危険があった(リコールが欲しかったらしい)が、標的になったのはぶるうすリーチ氏。 状況、手札の関係上(私もリコールを所持、その他「ドレインマジック」等)のため標的は私になる可能性が高いと思っていたが、彼は手札をよく覚えていなかったためか、バンディット、グレムリンアムル、というさびしい手札はぶるうすリーチ氏に送られることになった(ふぃ〜助かった〜)。

その後リコールで周回した後は土地レベルアップ等で抜け出すことに成功。30ラウンド 終了時には総魔力も5000を超え、最高のかたちで決勝にすすむことができた。(うっし!)

[決勝戦]〜激闘〜
ついにここまで来た。決勝の相手はOHA氏、キール氏、あいる氏である。例によって初顔合わせだが、OHA氏、キール氏は前大会、本選出場経験もあり、超有名セプターである。 あいる氏も2人に恐れられているようであり、このような方々と同じ舞台に立てたことだけで、喜びを感じていたがここまで来た以上、なんとかして本選出場を決めたいという思いは強かった。「有名セプター同士でやりあっている間になんとか2着に食い込みたい」‥‥戦いの火蓋は切って落とされた!

さー私の手札は‥‥バリアー、クリーチャーなし、パーミッション、リコール。はっきり言って目の前真っ暗。すでに対戦者の手札にライフォが見えていた以上、目立つ行動は避けたかった。しかしここで躊躇してはダメだ。序盤でのライフォは打つほうにとっても相当の負担になるはず。 ここはとりあえずパーミッション→リコール。その間ライフォが来ることはなかったが次のラウンドのダイスは6。ダメです、目立ち過ぎです。結局OHA氏よりライフォが飛んでくる。

ここからは我慢の戦いとなった。スペルを手札に溜めて帰還したときに備えようとする。「スワップ来るな〜」。だが願い空しくあいる氏がスワップスペルを引いてくる!しかし目立つことを避けるためか、使用はされなかった。結局引いてくるオムニ、バリアー、マナを次々とうらめしい思いで捨てていくことになった。

その後、上の円を2周ほどして下の円に戻ってくるも、ここでOHA氏よりリコール。なんとか連鎖だけは整え始めようとするが、スペルでの補助もなく、レベル上げを躊躇してしまったりといったミス(結果論かも知れないが‥)もあり、一つ、また一つと土地は奪われていき、ジリ貧状態である。 ただ上位3人がやりあっているのでそれほどの差ではない。特にあいる氏の「バンディット+ベヒーモス」のコンボが2人に炸裂していたのは目を引いた。「かっちょえ〜」。あいる氏のクリーチャはこの他、「アンバーモス」「サムライ」「ドッペルゲンガー」等。 福岡から遠く離れたここ埼玉の地でルマーさんをみた気がした‥‥。

そんな中、また帰還のチャンスが回ってきた。しかしここでキール氏がリコールを引く。キール氏は左の円の右端の転送円上。手札にはパーミッションもある。 そう私にリコールをかければ下の円にくることができ、その後パーミッションで周回することもできる。ただパーミッション→リコールなら任意の土地の領地コマンドを使え、その後の選択肢も多い。どちらを取るか‥‥。結局キール氏はリコールを私に。さすがに天を仰ぐ。

その後城左3つ、キール氏のランプロ付ミルメコのとなりに置いた「リトルグレイ」、その隣のミルメコ(麻痺付)もOHA氏に落とされいかんともしがたくなる。ランドプロテクト、ドレインマジック等のスペルが唱えれるならともかく牽制のためリトルグレイを配置したのはミスであった。 逆転しか手は残されてない以上、隣のミルメコの麻痺を解くとともにキール氏の領地に隣接。レベルを上げさせた後にリトルグレイに変更すべきであった。キール氏の作戦の一つに「テレキネシス」→「シルバープロウ」があるのでとなりがミルメコならレベルを上げる可能性が高かった。 しかし都合のいいように領地コマンドが使えるとは限らないし、やはりたらればの域を出ない。

結局城に戻ってきたのは21、2ラウンドだった。その後パーミッションを引き、使用後、ランプロ、マナも捨て即リンカネ。リコールゲット。リコールで戻り北円、転送円横のディーダムをレベル4まで上げる(この時点で3位? )。さあ残り3ラウンド、正念場です。

城左隣にはOHA氏の地属性レベル1ドリアード、その二つ先にはキール氏の風属性レベル3ミルメコ。城右2つ先は空き地、その先はキール氏のレベル3「オルメクヘッド」を「ホーリーブライト」→クリーチャ移動で奪ったあいる氏のサムライがいた。私の手札はリンカネーション、リトルグレイ、サンドマン、グレムリンアムル、ジャンプ。 ダイスが1か3なら土地を奪える。2でも一手遅れるが空き地に配置→ジャンプ(その場飛び)で同様に土地を奪える。それ以上ならリンカネでツモに期待と同時に右の円、先ほどキール氏のテレキネシスによって移動させられたドリアードを再移動か‥。

さあダイスは‥‥3!あいる氏のサムライをサンドマン+グレムリンアムル(あいる氏は「スリング」所持)で撃破。先ほどのドリアードとも連鎖になり、この時点でなんと暫定トップ!しかしOHA氏はその隣に戻ってきていた。OHA氏のダイスは‥‥1!サンドマンをサンドマンで撃破され、ここでまた一気に4位まで転落する。ここでほぼ2位以内は難しいと思った。 その理由はOHA氏の手札の「イビルブラスト」である。ここでもし仮に次ラウンド、リトルグレイの誘拐が成功してもイビルブラストで焼かれてしまっては4位確定である。‥‥ただ上位3人は僅差で争っている。周回は目前としても土地を奪われ、その後イビルブラストを打っては他の2人に先着される可能性が十分にあるOHA氏はその使用を断念するだろうと考え直し、最後の戦いに挑む。

ジャンプを唱えリトルグレイで突撃。交通安全のお守りに必死で祈るOHA氏。私も目をつむりカルドラ様にお祈り。‥‥「効果がなかった‥」。魔力を失い、リトルグレイも失った私はここで完全に脱落。 最終ラウンド、アイル氏はこれしかないの「レイクリープ」を引き、土地奪取。2位に浮上。キール氏も絶妙のリコール引き、再度2位の座を奪回。

3番目の私の手順。最後のカードはワイルドグロースであったが、4位の私にはどうすることもできない。ここから逆転するには6つ先のキール氏のレベル3ミルメコを奪取するしかない。いや、奪取しても届かないかも知れない。だがそれしか選択肢はない以上、私はリンカネーションを唱えた。 ‥‥ただ私には分かっていた。もうブックにリトルグレイが残っていないことを。ダイスを振る前に確認した手札にはもちろんリトルグレイは入っていなかった。ダイスも6ではなく転送円でワープ。最後にOHA氏がダメ押し。ここに優勝OHA氏、準優勝キール氏、3位あいる氏、4位私の順位が確定した。

[入間予選終了]〜戦い終えて〜
予選終了後、決勝の入賞者には袋いっぱいの賞品が、参加者全員にも参加賞が配られた。おぉ〜、なんてすばらしい店舗、そしてその担当者!店舗大会を開いて下さるというだけで感謝しなければならないのにその上こんなにまでして頂いて。山田さん、あなたに一生憑いて‥‥もとい付いて行きます!

ただ賞品は決勝の上位3名。参加賞の一つは、今日ここで買ったゲームについていたものと被っていた(^^;。しかし私は今日、もっとすばらしいものをたくさん手に入れた。強者との対戦の経験、様々なセプターとの出会い、そしてほんのちょっぴりの自信。 すばらしい大会を運営、補助して下さったスタッフの皆様、大会をいいものにしようと意見を出された皆様、そして全ての参加者方々、本当にありがとうございました。

(本音を少々)「あー、せっかく決勝まで行ったのにぃ。しかも変に顔だけ覚えられて狙われたりしたらどうするんだよ〜。OHA氏、キール氏、絶対リベンジ!‥‥しくしく」

[帰路]
結局ぎりぎりの7時半までお邪魔して、その後、同じJR組のとちろーさん、羽場さん、TAREさんと帰る。入間駅近くのラーメン屋で食事。おいしかったです。この時いっしょだったTAREさんと次の日、赤羽で激しい戦いを繰り広げるとは、この時まだ知る由もなかった。〜死凍‥もとい死闘、赤羽編につづく〜


[一夜明けて]
昨日とうって変わってのいい天気でぽかぽか。寮を出た後、携帯を忘れていたので取りに帰るついでに下に着ていたセーターを脱いでくる。‥‥これがもー大失敗。会場で会った人に「昨日、入間で決勝に残った方ですね?」と声を掛けられる。 その後、定員の説明があった。「一回戦は4人の組と3人の組があります。ま、3人の組に入った人は運がいいということで。4人の組は2人抜け、3人の組は1位抜けです。」 それって何かちゃうやん、と心の中で突っ込みを入れる。ちなみに私は7組中2組ある3人対戦の組。

[1回戦]
対戦相手は美男美女カップルの彼女の方、以下A子さん(すみません名前覚えてません^^;)と 茶パツ気味(?)のB氏(黒ひげさんかと思っていたら違っていたみたいです)。3人1位抜け ってことでライフフォース等の妨害スペルがないのでつらいかなぁ、と思いつつ対戦開始。

いきなりB氏がライフフォース発動!相手は‥‥ルーレット形式で決めています。当然のごとく私が被弾。上の円を一周した後、転送円を通りすぎそうになるが、気合のダイス1で脱出。大した遅れもなく戦線復帰。逆にB氏はこの80Gが響いたのかクリーチャ配置、周回ともままならない様子。

A子さんはいわゆる無属性ブック。クリーチャをうまく配置していき、連鎖をひろげていく。こちらはドリアードのサポートがあるが、連鎖にほとんど差はない。適宜HWX等を唱えるなどして周回も順調。対してこちらはバリアーで守っているので、ジャンプ→パーミッション等、少し窮屈な手法での周回を行なう。 HW系からはドレインマジックで魔力を吸う予定だったが、早々と安全地帯(城横2連鎖)を確保しており、レベルアップを行なってつけいる隙を与えない。

20ラウンドを過ぎるころA子さんは周回、レベルアップのラウンドになった。アップできるのは城横のシーフ(レベル3)、もしくはそのとなりのこれまたシーフ(レベル1)、ちなみにその隣は私のアルマジロ。ここで後ろで見ていた彼氏の方はレベルアップを分散させることを勧める。その原因は私の手札のアンサモンである。 確かにアンサモンが見えている以上、ランプロ無しの土地への一点集中は危険である。最終ラウンドに食らったりしては敗北は明白だ。ただ隣が敵の領地である土地を上げるのも危険なものである。

A子さんは迷った末、城横のシーフをレベル4にアップ!そしてこれがドンピシャ!次のラウンドのB氏がその土地を踏んだのである。しぶしぶリトルグレイを召還するB氏だったがA子さんの手札にはホーリーグレイル。これでトップが逆転、しかもかなりの差になった。B氏は完全に脱落した。

手順が私の方が先だったため、私はここでアンサモンをあきらめリンカネーション。周回→左円のディーダムをアップし追いすがろうとしても、差はまだ数百ある。厳しいか‥‥と思っていたら、なんとB氏がさきほどのディーダムを踏む! これまたしぶしぶリトルグレイを召還しようとしていたが私の「効かないっス」の指摘に「あ、そうか」と納得して引っ込めた。福岡から遠く離れたここ東京の地で たに これで再逆転。

残り2ラウンドで私は上の円で砦を周り終えたA子さん(リコール持ち)にバリアーしつつディーダムの隣のドリアードをレベルアップ。これでなんとか大丈夫かな‥とか思っていたら、A子さんは自力で下の円にワープ!やばい〜!でももはやどうにもならない。最終ラウンド、私は引いてきたマナをとりあえず唱える。

後はA子さんのダイス次第。3以下なら私の勝ちは決定。それ以上ならかなり微妙なところだ。ダイスは‥‥6!周回、そして有り金をすべてレベルアップに‥。結果は‥‥私の僅差の勝利!約200Gの差だった。最後の私のドローがマナでなかったら超微妙。‥‥というかA子さんにオムニポーテントを引かれていたらほぼ間違い無く私の負けであっただろう。

[2回戦]
二回戦も3人対戦、対戦相手はTARE氏、あと‥‥C氏(^^;。

今回は序盤からバリアーを張ることに成功。序盤TARE氏の手札にライフォがみえるも「いやー、ライフォはやめましょう。平和にいきましょう」という協定ができ使用されなかった。C氏は一応、そのライフォをスワップスペルで奪ったあと棄てていた(^^;

うーん、それじゃあ私のバリアーの意味はぁ‥とか思いつつ場はすすむ。序盤は私のペース。城そばの無属性の確保後、地形変化。連鎖を増やしていく。その後無属性ブックのTARE氏の地形変化チャンス。ここで少し迷った後TARE氏は私と同じ地属性に変化させる。「KENJIさんの土地は私のものになりますから。」とのたまう。 なぁにぃ? そうはさせるかぁ〜、と思っていたが、そうはいかなかった。バンディットで強奪とみせかけアイテムを消費させ、その後他人にD・ドア、再侵略等、巧みな戦闘のかけひきにより一つ、また一つと土地は奪われていった。福岡から遠く離れたここ、東京の地でカッパさんを見た気がした。

結局一時5連鎖あった連鎖は2連鎖まで落ち込んでいた。「やはりアルマジロではだめか‥」もちろんトップはTARE氏に移っていた。TARE氏はレベルアップにより抜け出しを図っていく。 私は別の地属性の土地を確保し3連鎖にとりあえず回復。かなり不利な状況だったが私はまだあきらめていなかった。序盤に1枚みえていたアンサモンがまだブックには残っていたからだ。手札は順調に流れている。終盤には確実に引ける‥。

そしてついにアンサモン登場、タイミングを見計らって上の円、レベル3のシーフをアンサモン後、ドリアード移動。これで逆転!後は追撃を振り切りそのまま終了。ふぃ〜、危なかった。

[決勝戦]
決勝戦も3人対戦、対戦相手はヒロシ氏、そして‥‥D氏(^^; ヒロシ氏はバランス型、HWでの高速周回ブック、そしてD氏はアンシーン、デコイ、シェイド等、HP20クリーチャ中心の無属性ブック。‥‥はっきり言って最悪の相性。無効化族対策が全くないので苦戦は必至。ヒロシ氏のブックにも対策はほとんどなさそうであった。 テンペスト、もしくはホーリーブライトを1枚でも入れていればそれだけで本選出場が決定しそうなくらいだったが、迷った末結局入れていない‥。

序盤から中盤にかけてはずっと私は3位。しかし終盤、序盤の下地つくりが功を奏したのか、やっとトップに。残り4ラウンド。D氏が私のレベル3ドリアードの隣にデコイをつけ、「ライフジェム」による心中を狙っている。手札はリンカネーション、バリアー、グレムリンアムル、他クリーチャ。 ここで一瞬手が止まる。確かにここで自分にバリアーを張れば(グレムリンアムルの破壊を防御できるので)自爆は防げる。

ただそれではリンカネーションでリコールを引いても自分に使えない。次のラウンドでドリアードが移動できる私としては自爆はそれほど痛くはない。 D氏の手札破壊スペルはスクイーズのみなので、ここはグレムリンアムルを破壊させ、手持ち魔力をレベル1→4まで上げられる700オーバーにさせる方が得策か‥。ただ他人にバリアーを張ると、自爆が1ラウンド遅れた場合は土地の復帰ができない。結局何もせずこのラウンドを終える。

次のD氏の手順、結局スクイーズ→自爆でドリアードレベル3の土地は空き地に。次のラウンド予定通りのドリアード移動。後はジャンプかリコールを引いてレベルアップでなんとかなるだろうと思っていた。 ‥‥がここでヒロシ氏が今までとんと見かけなかったライフフォースを引いてくる!当然、トップの私が被弾。その後ヒロシ氏はリコールで城にもどりレベルアップ、トップ逆転。はっきり言って、目の前真っ暗。どーにかしようにも出目は最悪の牛歩、牛歩でいかんともしがたい。 ――また決勝まで来て負けるのか‥、やはり昨晩も飲んだ一番絞りのせいか‥――

様々な思いが頭をかけめぐる中、最終ラウンド。ダイスが1か6ならレベルアップが可能である。なんとか2着はとれるだろう‥。天に祈りつつダイスを振る。‥‥3!結局700以上の現金をかかえたまま終了。この時点でほぼ敗北を覚悟。

最後のD氏の手順。砦を周り終えているD氏はもちろんリコールで城へ帰還&レベルアップ。(なぜかテレポートと迷っていたようでしたが‥? )。 結果は‥‥なんと逆転ならず!ぎりぎりの本選出場を果たすこととなった。D氏に3連鎖の一つでもあれば危ないところだったが実は2連鎖しかなかったので魔力の増加がそれほどでもなかったのであった。ほんとうに心臓に悪い一戦だった。



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