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500cc - ドゥーハン、トップに
いよいよ始まった98シーズン、オープニングは鈴鹿サーキットとなった。予選1日目暫定ポールにつけたのは5度目のシリーズチャンピオンを狙うホンダのミック・ドゥーハン。タイムは2分7秒台中盤で、おそらく予選2日目にはもっとタイムを削ってくると思われる。
2番手以降には日本人ライダーが名を連ねるが、その筆頭に躍り出たのがワイルドカードで参戦するヤマハの芳賀紀行だった。芳賀はWSB初戦優勝の勢いをそのまま鈴鹿に持ち込んだのか、これも2分7秒台のタイムで見事2番手につけた。3番手にホンダの岡田忠之、4番手にジャン・ミッシェル・バイルに替わって参戦するヤマハの難波恭司、5番手に阿部典史、6番手に500ccにステップアップしIRTAの鈴鹿テストでは驚異の2分6秒台を出しているマックス・ビアッジ、7番手にスズキのエースに抜てきされた青木宣篤、12番手にケガの癒えない藤原克昭に替わって参戦するスズキの北川圭一がつけた。
4番手の難波までが2分7秒台、5番手の阿部から10番手のカルロス・チェカまでが2分8秒台のタイムを出しており、決勝のグリッドがどうなるのかまだまだわからない状態である。
250cc - 宇川徹、2分8秒台で暫定ポール！
250ccはホンダの宇川徹が2分8秒台のタイムで暫定ポールを獲得した。2番手に昨年優勝し今年もワイルドカードで参戦するホンダの加藤大治郎、3番手に同じくワイルドカードで参戦するヤマハの中野真矢がつけた。250ccにステップアップし鈴鹿のIRTAテストで2分8秒台を記録した昨年の125ccチャンピオン、アプリリアのヴァレンチーノ・ロッシが4番手、ワイルドカードの松戸直樹が5番手、スズキの沼田憲保が6番手、アプリリアの原田哲也が9番手。
以下、辻村猛11番手、加賀山就臣12番手、亀谷長純15番手、青木治親18番手、宮崎敦19番手、玉田誠22番手、畠山泰昌28番手。
125cc - 藤岡祐三、暫定ポール！
125ccはワイルドカードの藤岡祐三が2分17秒台のタイムで暫定ポールを獲得した。2番手に上田昇、3番手に坂田和人、4番手に大崎誠之、5番手に宇井陽一と上位を日本人ライダーが独占している。
以下、菊池寛幸8番手、眞子智実11番手、東雅雄13番手、徳留真紀18番手、秋田貴志20番手、高尾和弘21番手、加藤義昌22番手。
各クラスとも本格的なタイムアタックが予想される土曜日の予選2日目が非常に楽しみである。
日本GP index | 1/3 | 予選2日目
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