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Home > World Grand Prix > Japanese Grand Prix > 1997 Marlboro Grand Prix of Japan Final

大治郎、ノビー、優勝おめでとう! - 決勝

Round 2 Marlboro Grand Prix of Japan: Suzuka, Japan, April 18-20, 1997

 

500cc - 岡田逃げ切れず、ドゥーハン連続勝利!
やや雲があるもいい天気になった日本GP決勝レース。予選と違いストレートでは向かい風となる海からの東風が吹いていた。

Michael Doohan岡田が逃げる、逃げる、逃げる、逃げる、逃げる! 序盤、ポールポジションから素晴らしいスタートを切った岡田忠之は周回ごとに後続を引き離し、あわやポール・トゥ・ウィンかと思わせるような鮮やかな走りを見せた。
しかし中盤になるとディフェンディング・チャンピオン、マイケル・ドゥーハンがその差を詰めてきた。ドゥーハンは10周目に岡田をかわしてトップに浮上。ドゥーハン、岡田、そしてアレックス・クリヴィーレと3台のレプソル・ホンダが一列となって続く。岡田は16周目にクリヴィーレにもかわされ3位に後退、次第に前の2台との差が開いていった。岡田は決して遅くはなかった。しかし2分8秒台のラップを続けるドゥーハン、クリヴィーレと9秒台の岡田、これが世界との力の差なのだろうか。
迎えたファイナルラップ、クリヴィーレはなんとかドゥーハンを抜こうとアタックをくり返したがドゥーハンがこれを押さえきってチェッカーを受け、マレーシアに続いて2戦連続優勝を達成した。2位にクリヴィーレ、3位岡田。4位に拓磨、5位に宣篤、阿部典史は7位、藤原儀彦9位。

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250cc - 加藤大治郎、GP初優勝!
250ccクラスの決勝は序盤から原田哲也、宇川徹、辻村猛、加藤大治郎、ラルフ・ワルドマンらによる激しいドッグファイトとなった。その混戦の中、15周目当たりから原田が少し抜け出してくる。そのまま後続を引き離して優勝という原田のもくろみは成功したかに思われたが、アプリリアのエンジントラブルによって水泡と化してしまった。
ファイナルラップ、失速した原田に、宇川と加藤が急接近し同時にシケインに進入。加藤が抜け出して今シーズン初レースでグランプリ初優勝、宇川が2位、原田は3位で125ccと同じくこのクラスも日本人による表彰台独占となった。辻村は4位、加賀山就臣が6位、青木治親8位、沼田憲保9位、松戸直樹10位、小倉直人13位、亀谷長純15位。

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125cc - ノビー、最後尾スタートで優勝!
ポールポジションからスタートのはずの上田昇がサイティングラップを終えるとマシンをピットに入れた。向かい風のためにスプロケを換えたとレース後のインタビューに答えた上田は、このピットインにより最後尾からのスタートとなった。

その上田は驚異的な追い上げで僅か6周でトップ集団の末尾に追いついてしまった。この時点でトップ集団は11台となりこの中で順位が激しく入れ替わるいかにも125ccらしい混戦となった。そして9周目、上田は8番手のポジションから一気に5番手までポジションアップ、さらに次の周回では4番手に、その次に周回には2番手に、そして12周目の130Rでついにトップに立ってしまった。
その後も激しく順位を入れ替えながらの壮絶なトップ争いが展開されたが、上田はファイナルラップのヘアピン先でトップを奪うとそのまま後続を押さえきり、最後尾からのスタートで優勝をもぎ取った。2位に坂田和人、3位にはワイルドカードの仲城英幸と日本人によって表彰台が独占された。以下、東雅雄4位、加藤義昌6位、高尾和弘8位、眞子智実12位、徳留真紀13位、上江洲克次16位、稲毛田潤17位、藤岡祐三20位。

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