本文へジャンプ四国別格二十霊場巡り 
下記札所〔着色部〕をマウスでクリックして下さい。
発心の道場
修行の道場

菩提の道場
涅槃の道場
高野山満願


別格二十霊場
第一番:大山寺
第二番:童学寺
第三番:慈眼寺
第四番:鯖大師本坊
第五番:大善寺
第六番:龍光院
第七番:出石寺
第八番:十夜ヶ橋
第九番:文殊院
第十番:西山興隆寺
第十一番:生木地蔵
第十二番:延命寺
第十三番:仙龍寺
第十四番:椿堂
第十五番:箸蔵寺
第十六番:萩原寺
第十七番:神野寺
第十八番:海岸寺
第十九番:香西寺
第二十番:大瀧寺

戻る
各お寺の散華を頂きました。

そして、各寺の名前が彫ってある数珠(300円╱寺)を集めて『腕輪念珠』を作りました。
白黒の御影も頂きました。

 表:腕輪念珠 裏:御影
写真(表・裏表示)はマウスを当てると表示が変わります。
2015年 7月28日~12月4日
はじめに
仏教には8万4千〔経典の数?無限に近い数〕の煩悩があると言われていますが、集約して百八(*)の煩悩。さらに集約して3つ〔貪欲(どんよく=好きなものへのとらわれ)・瞋恚(しんに=嫌いなものへのとらわれ)・愚痴(ぐち=われへのとらわれ)、この3つが人間の根源的悪と言われている。これに加え、慢(おごり、たかぶり)・疑(自己以外を信じない)・見(自己の考えに固執)…とか。人間は人間であるがゆえに貪(とん=欲)・瞋(じん=いかり)・痴(ち=おろかさ)を当然のこととし生きています。これを親鸞聖人は『無明(無知)の酒に酔う』言われていますが、四国のお寺を参拝して阿弥陀如来の法に出会い往生できればと思います。
*大晦日に百八の鐘をつきその年の煩悩を消し去りますが百八の根拠は、人間の器官は、眼(視覚)、耳(聴覚)、鼻(嗅覚)、舌(味覚)、身(触覚)の五つ、これに器官から刺激を受けて動く意(心)を加え『六根』と言われる。六根には好(快楽)、悪(不快)、平(どうでも良い〕三つの反応が煩悩の原因であり、6×3=18。18の煩悩には浄(きれい)と染(きたない)二種類の煩悩があると言われる。18×2=36。36の煩悩には前世、今世、来世の三世にまたがっているので、36×3=108。合計108と言われているそうです。
尚、本書記載内容(住所等)は『四国別格霊場会公式サイト』を参考にさせて頂いています。

お遍路の心構え
何事も修行と捉え、愚痴、妄語を慎み(困って、苦しい時は、これが修行だと受け留めて…)

現世利益の霊験を信じ、百八の煩悩を、消滅させるように(全ての人々が、この世で救われることを信じて、迷いの世界から悟りの世界に入るように功徳を積み)参拝したいと思います。


表:二十霊場地図 裏:納経帳(御影他)
写真(表・裏表示)はマウスを当てると表示が変わります。
2015年 7月29日
第一番 大山寺 (たいさんじ) ご本尊 千手観音菩薩 大師中興遺跡
ご真言 おん ばざら たらま きりく
さしもぐさ たのむちかいは 大山の 松にも法の 花やさくらむ  
通称は『おおやまさん』と言われているそうです。麓よりタクシー〔20分、約10km〕で登る。西暦500年頃、武烈継体天皇の御宇西範僧都の開基にして、阿波仏法最初の道場で、弘法大師が阿波入国の折、堂塔を整えられ仏王の山号を奉り恵果和尚より授かりし、千手千眼観自在菩薩の尊像を奉安し、四国霊場開創の根拠地とされている。

弁慶が植えた銀杏の木…とか

       表:本堂 裏:大師堂


伝統四百年の力持ち行事はテレビで見たがある。
住所:徳島県板野郡上坂町神宅字大山14-2 電話:088-694-5525
写真(表・裏表示)はマウスを当てると表示が変わります。
               2015年 7月29日
第二番 童学寺 (どうがくじ) ご本尊 薬師如来 大師学問所
ご真言 おん ころころ せんだり まとうぎ そわか
まいるなら 三世の悪行 消え果る 南無や薬師の 瑠璃の光に
お大師様はこのお寺で『いろは歌』47文字を創作されたそうです。本堂左奥にある霊水を(飲めば諸病治癒、硯に入れ使えば筆達者になる…とか〕飲ませて頂きました。


表:お筆の加持水 
裏:大聖歓喜天堂

表:童学寺入口 裏:本堂

表大師堂 裏:いろは大師石像(境内)
住所:徳島県名西郡石井町石井字城ノ内605 電話:088-674-0138
写真(表・裏表示)はマウスを当てると表示が変わります。
               2015年7月28日
第三番 慈眼寺(じけんじ) 穴禅定の寺 ご本尊 十一面観世音菩薩 穴禅譲の寺
ご真言 おんまか きゃろにきゃそわか 
天とふや 鶴の奥山 おくたえて 願ふ功力に 法ぞ通わん  
慈眼寺は四国八十八ヶ所20番、鶴林寺の奥の院です。穴禅定の修行寺として有名です。鍾乳洞内は年間を通じて13度だそうです。〔入場は3月1日~11月末迄〕

表:鍾乳洞の山 裏:幸せの白衣観音

灌頂ヶ瀧〔御来仰の滝〕落差60m
〔慈眼寺山中にある〕
弘法大師が19歳の時、末代衆生の四苦八苦を除かん為に鍾乳洞〔距離は100m弱〕で修行された寺です。
    
     表:慈眼寺 裏:慈眼寺のパンフレット
 
表:不動堂 裏:行場の道幅 表:本堂 裏:穴禅定前

        表:大師堂  裏:不動堂の横
大師堂参拝後、大師堂内のロッカーに荷物を置いて修行用白衣に着替え、最初のチェック行場の道幅(30cm)を通過出来るか確認をして、幸せの白衣観音入口より600m上の本堂に向かう。本堂でお勤めした後、口を塩水で清め、第二チェックを(28cm)受けて2.5億年前に形成された穴禅定の鍾乳洞にローソク1本持って入り二時間半の修行を行う。
効果は
①無病息災で長患いをしない。②金運・開運が成就。③狭い所を通り抜けるので入試、安産、交通安全の成就…とか。
住所:徳島県勝浦郡上勝町大字正木字灌頂瀧18 電話:08854-5-0044
写真(表・裏表示)はマウスを当てると表示が変わります。
               2015年7月29日
第四番 鯖大師本坊(さばたいしほんぼう) ご本尊 弘法大師 大師修行の旧跡
ご真言 南無大師遍照金剛
かげだにも 我名を知れよ 一つ松 古今来世を すくひ導く  
1200年前にお大師様が通りがかった馬子に積荷の塩鯖を請われましたが口汚く罵られ断られました。馬引き坂に来た時に馬が急に苦しみだし、お坊さんがお大師様と気付き馬子が鯖を持ってお詫びし馬の病気を治してもらったとか…。馬子が鯖を三年間絶って祈念すると願い事が叶い、病気が治り幸福になれると言われだしたそうです。
毎週日曜日は護摩道場が開かれるとか、お砂踏み修行道場があり
①西国三十三ヶ所観音霊場と
②四国八十八ヶ所寺を砂踏みして
③お大師様中国修行
④インド八大仏跡の写真を見させて頂き、見応えがありました。

本  堂

 表〔左:鐘楼 右:大師堂〕 裏:祈願道場入口
参拝メモ
別格は既に八十八ヶ所を終えた方達ばかりでしたが、同じ旅館で今回も新しいご縁を頂きました。
今年4月初めての挑戦で『歩き遍路』を終えられた方より道中記〔お遍路の効用〕をお聞きしました。
ご了解を得ましたので紹介させて頂きます。
1)某社の〔30歳以上〕営業マンは一ヶ月かけて八十八ヶ所を自転車で参拝するそうです。毎日報告することで、出張扱いだそうです…社員教育にビックリしましたが納得しました。
2)遍路中に障がい者の母親に呼び止められ、家に招かれ頭を撫でて欲しいと言われ撫でたそうです。四国では、お遍路さんは弘法大師の化身と言われ皆様声をかけられ、感動の出会いがあります…。
住所:徳島県海部郡海陽町浅川字中相15 電話:0884-73-0743
写真(表・裏表示)はマウスを当てると表示が変わります。
               2015年10月8日
第五番 大善寺 (だいぜんじ) ご本尊 弘法大師 二ツ石大師遺跡
ご真言 南無大師遍照金剛
ゆるぎなき 誓いを二つの 石にたつ 御祖のみ旨 とわにかしこし
高知県唯一の別格霊場です。ここは、昔は海中に突き出た岬で先端に大きな二つの岩があり、その間を廻って通行していたが海に転落するもの水死するものが多く難所だったこの地を弘法大師訪れ水難防止と航海の安全を祈願して仏像を刻みお堂を創建されたそうです。『除災招福、息災延命、開運祈願、諸難消滅』を祈願した『吉祥塩』と近くの道の駅(かわせみ市)で高知名産の生姜を購入した。

表:吉祥塩(納経所=300円)
裏:須崎市道の駅(生姜購入)

  表:本堂(階段を登る) 裏:二ツ石大師説明
 
表:鐘楼 裏:高台の眺望 表:大師堂 裏:階段途中

南海トラフト地震時は、この高台まで大師堂左側より、登る必要があると思う。大師堂写真の上が鐘楼です。
住所:高知県須崎市西町1-2-1       電話:0889-42-0800    近くに宿泊施設あり
写真(表・裏表示)はマウスを当てると表示が変わります。
               2015年10月8日
第六番 龍光院 (りゅうこういん) ご本尊 十一面観世音菩薩 四国開創発願の寺
ご真言 おんまか きゃろにきゃ
みめぐみの 杖をたよりに 有為の山 越えてくもらぬ 月をみるかな
宇和島城(10万石)の鬼門の方向に有る為、宇和島藩(伊達家)の祈願寺として繁栄。入口111段の石段は人間の持つ108の煩悩に残り三段は過去(先祖)、現在(自己)、未来(子孫)の三世を表し、現世(此岸)より悟りの世界(彼岸)に至る道だそうです。石段を登り右に手水場が有ったが台風で壊れて修復中でした。境内には『除災招福大観音』遥拝石がある。この石の上に立ち本堂と大師堂の間に中国四川省よりお迎えした西日本随一の一石彫の観音様を拝んだ。

  表:遥拝石 裏:観音様

       表:本堂     裏:大師堂
 
 表:石段 裏:宇和島城   壊れた手水場

住所:愛媛県宇和島市天神町1-1 電話0895-22-0527  お勧めはホテルクレメント宇和島
写真(表・裏表示)はマウスを当てると表示が変わります。
               2015年10月9日
第七番 金山 出石寺 (いずしじ) ご本尊 先手観世音菩薩 大師雪中修行跡
おんばざら たらま きりく
くもりなき 二名の島の 金山に みのりの光 かがやくを見よ
十夜ヶ橋 永徳寺から、タクシーで標高820mの『三国無双の金山』を目指して出石寺、入口石段まで25km(約50分)です。途中大洲城(加藤家)をみた。眼下には雲海を眺めることが出来た。本堂からは佐多岬が見えました。

  表:雲海  裏:佐田岬

表:大洲城 
裏:空海像(石段前)

山奥ですが常夜灯が有ったのにびっくり!。藤堂高虎が朝鮮出兵の折、持ち帰った高句麗時代に作られた国指定文化財の銅鐘(高さ89cm)も必見です。
平成29年1300年祭において秘仏本尊(50年に一度)が開帳されるようです。仁王門の仁王様もそれに合わせ現在修復中でした。
もう一度、参拝したいお寺です。

   表:仁王門正面(右側常夜灯) 裏:仁王門裏面
 
 表:常夜灯 裏:朝鮮鐘      仁王門 

       表:本堂正面 裏:本堂右側面

        表:大師堂 裏:護摩堂
住所:愛媛県大洲市豊茂乙1   電話:0893-57-0011 宿泊施設約300人(要予約)
写真(表・裏表示)はマウスを当てると表示が変わります。
               2015年10月9日
第八番 十夜ヶ橋 永徳寺 (とよがはしえいとくじ) ご本尊 弥勒菩薩 大師御野宿の跡
ご真言 おん まいたれいや そわか
ゆきなやむ 浮世の人を渡さずば 一夜も十夜の 橋と思ほゆ
弘法大師の御野宿所です。今から1200有余年前『生きることに悩んでいる人々を救いたい』『悟り(即身成仏)へと導きたい』と言う衆生済度(しゅじょうさいど=仏道で生きているもの全てを迷いから救済し悟りを得させること)の思いに耽られ一夜だったが十夜のように長く感じられ『ゆきなやむ 浮世の人を 渡さずば 一夜も十夜の 橋と思ほゆ』と詠まれたそうです。
これから、橋の上を通る時、杖を使わず、人々を思う大師様に失礼にならないようにしたそうです。

橋の下で弘法大師が休まれた所

表:永徳寺〔左:本堂、右:大師堂〕 裏:十夜ヶ橋〔橋の下〕
 
 表:大師堂 裏:木鼻 表:十夜ヶ橋 裏:シャツ

納経所で、お加地布団を買われた人もいましたが私はTシャツを購入した。大師堂の木鼻(木の彫刻)は必見です。
腕輪念珠を作りたいと思っていますので親玉を購入。
住所:愛媛県大洲市東大洲1808      電話:0893-25-2530  近くに宿泊施設あり
写真(表・裏表示)はマウスを当てると表示が変わります。
               2015年9月8日
第九番 文殊院 徳盛院  (もんじゅいん) ご本尊 地蔵菩薩・文殊菩薩
遍路開祖衛門三郎旧跡
ご真言 おん かかかび さんまえい そわか
われ人を すくわんための 先だつに みちびきたまふ 衛門三郎 
衛門三郎の菩提寺です。八名の子供を失って、自分の罪の深さに目覚めた衛門三郎は21回巡拝して大師に再会し生まれ変わり伊予国主になって善政を行ったとか。

          左:本尊  右:大師堂
 
表:鐘楼 裏:境内の石碑  表:大師像 裏:文殊菩薩
住所:愛媛県西条市丹原町今井      電話:0898-68-7371
写真(表・裏表示)はマウスを当てると表示が変わります。
               2015年9月8日
第十番 西山興隆寺 (にじやまこうりゅうじ) ご本尊 先手観音菩薩 求聞持修行遺跡
ご真言 おん ばざら たらま きりく
みほとけの のりのみやまの のりのみず ながれもきよく みゆるぎのはし
642年、空鉢上人によって開創されて以来、行基菩薩、報恩大師、弘法大師の入山により歴代の皇室、武将、藩主、地方信者が多く参拝していて『名勝もみじ寺』と言われている。青く、みずみずしいもみじの葉っぱが参道を散りばめていた。参道には源頼朝公が本堂再建時、牛がこの地で倒れたので牛に似たこの石の口に草を差し込みその労をねぎらった、とか。千年杉の古株跡等もあった。また、境内には数多くの指定文化財の表示がされている。正面仁王門には仁王様が左右安置されているが、暗くて顔が見れなかった。規則違反だがその素晴らしさを共有する為フラッシュをたいて撮らせて戴く。すみません(-_-;)。

表:慈母観音 裏:お聖天様

  表:大師堂から本堂を見る。 裏:参道入り口 
 
表:仁王門正面 裏:裏面    表:左仁王 裏:右仁王
 
 表:牛石 裏:千年杉跡  表:本堂 裏:大師堂
住所:愛媛県西条市丹原古田1657      電話:0898-68-7275  夏季限定で宿泊受付
写真(表・裏表示)はマウスを当てると表示が変わります。
               2015年9月8日
第十一番 生木地蔵 正善寺 (いききじぞう しょうぜんじ) ご本尊 地蔵菩薩 生木地蔵
ご真言 おん かかび さんまえい そわか
一夜にて 願いを立つる みこころは 幾夜かはらぬ 楠のみどりば
生木のお地蔵様と呼ばれ、弘法大師が『童の化身を以て我に示し給う』と三拝され、一夜の内に楠の大木に『延命地蔵大菩薩』を彫刻されたそうです。残念ながら昭和29年9月の洞爺丸台風で根元より倒れたそうですが、お大師様が彫られた地蔵は無事で本堂に安置されているようです。〔写真参照〕
すぐ、左側には神社があります。

          表:本堂  裏:楠のご霊木
 
表:大師堂 裏:地蔵写真 表:神社正面 裏:雨乞石
住所:愛媛県西条市丹原町今井      電話:0898-68-7371  宿泊施設なし。
写真(表・裏表示)はマウスを当てると表示が変わります。
               2015年9月7日
第十二番 延命寺 (えんめいじ) ご本尊 延命地蔵菩薩 いざり松、千枚通本坊
ご真言 おん かかかび さんまえい そわか
千代かけて 誓いの松の ほとりこそ なほありがたき 法の道かな 
『千枚通』霊符の寺として有名ですが、入口左手前に弘法大師お手植えの『いざり松』があったようです。残念ながら直径5m、枝張は東西30m南北20mだった巨木は昭和43年に枯れて、今はありません。わが人生も『いざり松』のように人生を終えたいものだと思いました。
大師堂内で仏具を売っていたので、散華用と御影用を飾る入れ物を購入しました。

   表:入口  裏:奥が大師堂 左は鐘楼

表:本堂  裏:いざり松(孫松?生き生きしてた)
住所:愛媛県四国中央市土井町土井895  電話:0896-74-2339  近くに宿泊施設あり
写真(表・裏表示)はマウスを当てると表示が変わります。
               2015年9月7日
第十三番 金光山 仙龍寺 (せんりゅうじ) ご本尊 弘法大師 護摩修法霊跡
ご真言 南無大師遍照金剛
極楽は 他にはあらぬ この寺に 御法の声を きくぞうれしき
65番三角寺の奥院。弘法大師が42歳の時、登山され息災の護摩壇を築き、朝夕きよめの滝で心身を浄め『開運厄除』と『虫除五穀豊穣』を21日間護摩の修行され、自らの姿を彫刻して安置されたそうです。そのご本尊は『厄除大師』と『虫除大師』として諸国より多くの信者が四季を通じ参籠しているそうです。ふもとよりタクシー約20分で着きました。次の椿堂まではタクシーで約25分でした。歩いたら大変です。
        表:本堂正面    裏:入った所

         表:前景  裏:手洗いと鐘楼
 
表:登り口 裏:本堂下部 表:仙人堂 裏:転生の塔
住所:愛媛県四国中央市新宮町馬立1200      電話:0896-72-2033  宿泊施設あり
写真(表・裏表示)はマウスを当てると表示が変わります。
               2015年9月7日
第十四番 椿堂常福寺 (つばきどうじょうふくじ) ご本尊 延命地蔵菩薩・非核不動尊
金剛杖病封の霊跡
ご真言 おん かかかび さんまえい そわか
立ち寄りて 椿の寺に やすみつつ 祈りをかけて 弥陀をたのめよ
807年邦治居士なるものが地蔵尊を祀り寺を開創したそうです。
そして、弘法大師が815年ここを訪れた折、悪い熱病(流感)が流行っていたので、住民をこのお寺に集めて、杖を土にさして祈祷して病を杖と共に土に封じ込めて去ったそうです。後に、この杖よりさかさなる椿の目が出て椿堂と言うようになったとか。白衣に椿の朱印を頂く。

 表:火伏不動尊 裏:朱印

     表:前景(左は大師堂) 裏:三門(入口)

     表:本堂(納経所左奥)   裏:納経所
参拝メモ
神戸より一泊二日でお参りしており、今回は道後温泉〔からくり時計や正岡子規の像がある側〕に宿泊した。大先達〔お札が銀色〕の方と同部屋で色々お話を伺うことが出来た。ご了解を得たのでご紹介致します。お札は本堂と大師堂に一枚ずつ納めますが、白い札は1回~4回。青札は5回以上。銀札は25回以上。金札は50回以上です。姫路の74歳の方ですが100回以上の錦札を目指して参拝されていました(*_*)。
      
 表:金色の白衣 裏:お札     表:重ね納経帳 裏:初回  表:からくり時計 裏:正岡子規像
住所:愛媛県四国中央市川滝町椿堂      電話:0896-56-4523  宿泊施設なし
写真(表・裏表示)はマウスを当てると表示が変わります。
               2015年12月3日
第十五番 箸蔵寺 (はしくらじ) ご本尊 金毘羅大権現
ご真言 オン クビラヤ ソワカ
いその神 ふりにし世より 今もなお 箸運ぶてふ ことの尊き
こんぴらの奥の院、ガンジス河のワニをサンスクリット語で『コンピラ』と言い金比羅はその名からだそうです。境内の建物はほとんどが国指定(登録)重要(有形)文化財で、
見応えが有りました。

表:ボケ封じ観音 裏:鐘楼堂

表:本堂前の階段 裏:五大力尊

表:本堂 裏:本堂正面

御影堂(大師堂)

表:箸蔵山ロープウエイ(約4分) 裏:仁王門

表:本坊(方丈) 裏:護摩堂(毎日朝夕護摩祈祷)
住所:徳島県三好市池田町州津蔵谷1006 電話:0883-72-0812 宿泊施設あり(約100人)要予約
写真(表・裏表示)はマウスを当てると表示が変わります。
               2015年12月3日
第十六番 萩原寺 (はぎわらじ) ご本尊 伽羅陀山火伏地蔵菩薩(弘法大師作)
ご真言 オン カカカ ビサンマエイ ソワカ
尊くも 火伏をちかふ 地蔵尊 はぎの御山 世を求ふらむ 
中世の密教本堂と言われ入母屋造りの本堂は必見です。秋には町指定の自然記念物の萩の花(白・赤の2500株?)が咲くそうです。大師堂や泰平大黒天は仁王門の外にありました。


表:泰平大黒天 裏:常夜灯

表:本堂 裏:本堂正面

表:大師堂 裏:仁王門
住所:香川県観音寺市大野原町萩原2742   電話:0875-54-2066 近くに民宿あり
写真(表・裏表示)はマウスを当てると表示が変わります。
             2015年12月3日
第十七番 神野寺 (かんのじ) ご本尊 薬師如来
ご真言 オン コロコロ センダリ マトウギ ソワカ
ちまちだに いまもそそぎて のりのしの 恵みあふるる 満濃の大池
本尊と大師様が共存して祀られている。本堂左手前より上に登ると満濃大師和讃の立像がある。凛々しい顔立ちであった。

    満濃大師和讃像
         表:神野寺入口 裏:本堂

 表:満濃池 裏:満濃池の龍(今昔物語)
住所:香川県仲多度郡まんのう町神野45-12  電話:0877-75-0875 宿泊施設なし
写真(表・裏表示)はマウスを当てると表示が変わります。
              2015年12月4日
第十八番 海岸寺 (かいがんじ) ご本尊 正観音 弘法大師誕生佛
ご真言 オン アロリキャ ソワカ
せとのきし まなこやひらく かいがんじ よろこびみちぬ 身も心も
本堂と大師堂は離れている。本堂仁王門が力士像でびっくり!まず、本堂内に上がり護摩堂でお勤めをする。そして約10分ぐらい歩いて、離れている大師堂に向かう。境内には大師の産湯井戸があった。大師堂内では先達さんに『光明石』?(=石に梵字が彫ってる)で肩を撫でてもらいスッキリした。大師堂も必見です。

 表:産井 裏:法雲橋

表:海岸寺本堂入口 裏:仁王門(力士像)

表:大師堂入口 裏:大師堂
住所:香川県仲多度郡仲多度町大字西白方997-1  電話:0877-33-3333 宿泊施設(約300人)あり
写真(表・裏表示)はマウスを当てると表示が変わります。
           2015年12月4日
第十九番 香西寺 (こうざいじ) ご本尊 延命地蔵菩薩
ご真言 オン カカカ ビサンマエイ ソワカ
南無大悲 延命地蔵 大菩薩 みちびきたまえ この世のちの世
僧侶の学校となっていたお寺です。ここでは、結願証を発行して戴ける(2000円)また、納経所には色々なグッズが置かれていたので、記念バッチを購入した。閻魔大王の像が鎮座されていたので写真許可を得て撮らせて頂いた。
五色の旗について(真言密教では)
緑は東方の阿閦如来で大円鏡智
赤は南方の宝生如来で平等性智
黄は中心、大日如来で法界体性智
白は西方の阿弥陀如来妙観察智
黒は北方の不空成就如来で成所作智…と。先達さんが言っていましたが違っているかも知れません。

表:本堂 裏:大師堂

納経所内 表:閻魔大王 裏:そのお供
住所:香川県高松市香西西町211   電話:087-881-2337  宿泊施設なし
写真(表・裏表示)はマウスを当てると表示が変わります。
              2015年12月4日
第二十番 大瀧寺 (おおたきじ) ご本尊 西照大権現
ご真言 南無西照大権現
霊峰の 岩間にひらく 法の道 厄をながして 衆生ぞすくわれる
海抜940mの大瀧山頂は小雪がちらつき1℃でした。四国88ヵ所の総奥の院。徳川時代には、高松藩と徳島藩家老の稲田氏の祈願所と成っていたそうです。当時は度々炎上して現在寺宝としては、別にありませんが江戸時代には、阿波讃岐登山道に鳥居の数十八基あったとか…。国道193号線夏子ダム前より(トイレあり)車で約30分登る。

上記表示より車で約8分。

表:本堂 裏:本堂正面(西照大権現)

表:大師堂 裏:登山道風景
住所:徳島県美馬市脇町字西大谷674   電話:0883-53-7910   宿泊施設なし

〔トップへ〕
願わくは この功徳を以って あまねく一切に及ぼし 我らと衆生と皆ともに 仏道を成ぜん。