本文へジャンプ四国八十八ヶ所お遍路の旅[菩提の道場]
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発心の道場

修行の道場
菩提の道場

愛媛県伊予
第四十 観自在寺
第四十一 龍光寺
第四十二 仏木寺
第四十三 明石寺
第四十四 大宝寺
第四十五 岩屋寺
第四十六浄瑠璃寺
第四十七 八坂寺
第四十八 西林寺
第四十九 浄土寺
第五十   繁多寺
第五十一 石手寺
第五十二 太山寺
第五十三 円明寺
第五十四 延命寺
第五十五 南光坊
第五十六 泰山寺
第五十七 栄福寺
第五十八 仙遊寺
第五十九 国分寺
第六十   横峰寺
第六十一 香園寺
第六十二 宝寿寺
第六十三 吉祥寺
第六十四 前神寺
第六十五 三角寺

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2011年 7月 13日
第四十番 平城山 観自在寺(へいじょうざん かんじざいじ) ご本尊 薬師如来 
ご真言 おんころころ せんだり まとうぎ そわか
心願や自在の春に花咲き手浮世のがれて住むやけだもの
菩提の道場に入り四国霊場の裏関所〔一番札所から一番遠い札所〕をお参りした。本堂は石造り、右には、『大師値遇』左『隋録往来』の門柱参道を入り自分の干支(亥)阿弥陀如来に水をかけ、栄 (さかえる)の
1)親子孫と三かえる。
2)お金がかえる。
3)福がかえる。
4)病気が引かえる。を祈念して
三かえるの頭を撫ぜた。
大師堂の左から八十八ヶ所の札所を表示されていたので、一足先に歩いてお参りをした。

表:札所参り
裏:阿弥陀如来

表:本堂 裏:大師堂

表:カエル裏:十二支守本尊八体仏(石)作り

表:山門 裏:仏足石
尚、大師堂には独鈷杵(お大師様のお加持の法具)が展示されていたので心を込めて触りご加持を頂いた。

 独鈷杵(どっこしょう)
住所:愛媛県南宇和郡愛南町御荘平城2253-1 電話:0895-72-0416
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2011年 7月 13日
第四十一番 稲荷山 龍光寺(いなりざん りゅうこうじ) ご本尊 十一面観世音菩薩 
ご真言 おん まか きゃろにきや そわか
この神は三国流布の密教を守り給わむちかいとぞきく
明治の神仏分離で旧本堂を稲荷神社して新しく本堂が建立され十一面観世音菩薩が祀られている。山門は無くて石段を登れば右手に大師堂、横には南予七福神恵比寿様が祀られていた。

表:本堂 裏:大師堂

表:稲荷神社 
裏:安産守犬(あんざんまもるけん)
住所:愛媛県宇和島市三間町大字戸雁173 電話:0895-58-2186
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2011年7月13 日
第四十二番 一棵山 仏木寺(いっかざん ぶつもくじ) ご本尊 大日如来 
ご真言 おん あびらうんけん ばさら だどばん
草も木も仏になれる仏木寺 なおたのもしき鬼畜人天
牛や馬の守り本尊として知られており最近はペットも含め動物全般の病封じとして訪れる人が多いそうです。尚、仁王門は総工費一億四千万かけて平成23年5月に修繕されていた。仁王門を入り右手の茅葺鐘楼も必見です。


表:奉納わらじ
裏:境内にある不動堂

表:本堂 裏:大師堂

表:茅葺の鐘楼 
裏:境内の道祖神

表:仁王門 
裏:大師堂(左)本堂(右)
仁王様
住所:愛媛県宇和島市三間町則1683 電話:0895-58-2216
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2011年 7月 13日
第四十三番 源光山 明石寺(げんこうざん めいせきじ) ご本尊 千手観世音菩薩 
ご真言 おん ばさら たらま きりく
聞くならく千手ふしぎのちからには大盤石も軽くあげ石
欽明天皇の勅願で唐から渡来した千手観音菩薩を安置し、七堂伽藍を建立し、紀州の熊野権現を勧請し修験者の中心道場になったとか・・・。源頼朝が阿弥陀如来を安置した為鎌倉時代以降は武士の信仰も厚かったとのこと。本堂は石州瓦を使っていてピカピカ光って見えた。
延命地蔵尊は自分の干支亥の前で阿弥陀如来の真言(おんあみりたていせいからうん)を唱え長寿を祈願した。

表:夫婦杉
裏:しあわせ観音様

表:本堂 裏:大師堂

表:山門 裏:本堂天井画

表:延命地蔵尊 
裏:亥(阿弥陀如来)
住所:愛媛県西予市宇和町明石201 電話:0894-62-0032-862-0055
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2011年 8月 1日
第四十四番 菅生山 大寶寺(すごうざん だいほうじ) ご本尊 十一面観世音菩薩 
ご真言 おん まか きゃろにきや そわか
今の世は大悲のめぐみ菅生山 ついには弥陀の誓いをぞ待つ
仁王門は室町時代の作だそうです。100年に一度取り換えられるそうですが奉納されたわらじが左右にある。入る時左のわらじに手を当て左足をさすり、帰りは右のわらじを触り右足をさすり健脚を祈願した。

表:仁王門わらじ右 裏:左

表:仁王門 裏:境内の観音像

表:本堂 裏:大師堂〔総桧造り〕
住所:愛媛県上浮穴郡久万高原町菅生1173 電話:0892-21-0044
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2011年 8月 1日
第四十五番 海岸山 岩屋寺(かいがんざん いやわじ) ご本尊 不動明王 
ご真言 のうまく さんまんだ ばざらだん せんだ まかろしゃだ そわたや うんたらた かんまん
大聖の祈る力のげに岩屋 石の中にも極楽ぞある
標高700m、一番の難所、駐車場より約25分徒歩で登る。途中極楽橋や苔むした石仏が有り深山霊谷の参道だ。周辺は国の名勝で県立自然公園に指定されている。帰りは土砂降りの雨となり、お遍路さんは雨シャワーを浴びて忘れられないお参りとなった。


表:本堂 裏:大師堂

表:海岸山 裏:登り口

表:登る途中の石仏 裏:極楽橋
表:岩に埋もれている建物 裏:穴禅定(独鈷の霊水)
住所:愛媛県上浮穴郡久万高原町七鳥1468 電話:0892-57-0417
砥部焼陶芸館2011年8月1日訪問〔松山市内〕

砥部焼は大洲藩の財政再建策として磁器作りを命じられた杉野丈助が作り始めたもので丈夫で保温性が高く実用的な焼き物である。1996年に陶芸館を訪れた折、お猪口〔和〕と徳利〔飲もう心ゆくまで…と書いて焼いてもらった〕を作った。15年ぶりの訪問であったが昔を想い出した。

 今回は茶碗と一輪ざしを購入する。

2011年 8月 2日
第四十六番 医王山 浄瑠璃寺(いおうざん じょうるりじ) ご本尊 薬師如来 
ご真言 おんころころ せんだり まとうぎそわか
極楽の浄瑠璃世界たくらえば 受くる苦楽は報いまらまし
奥道後温泉で一泊して松山市内のお寺にお参りする。娘に二子が授かったので大師堂の誕生佛を持ち上げ無事の出産を祈念した。境内には文筆達成の仏手石や霊鷲山の石が埋め込んである説法石などご利益を授かる場所が沢山あった。


表:お大師様の誕生佛
裏:ビャクシンの大木?

表:正面入口 裏:境内の蓮

表:本堂 裏:大師堂

表:仏手石 裏:説法石
住所:愛媛県松山市浄瑠璃町282 電話:089-963-0279
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2011年 8月 2日
第四十七番 熊野山 八坂寺(くまのざん やさかじ) ご本尊 阿弥陀如来 
ご真言 おんあみりた ていせい からうん
花を見て歌詠む人は八坂寺三仏じょうの縁とこそ聞け
本尊阿弥陀如来像は50年に一度しか開帳されない…とか。本堂地下入口が解放されていたが残念ながら見落とした。まず、山門を入り天井画を見た。お勤めをして閻魔堂、極楽洞の壁画を見た。
駐車場の売店で塩アイスを食べた。


表:山門 裏:天井画

表:本堂 裏:大師堂

表:閻魔堂裏:極楽洞壁画

表:いやさか不動尊
裏:駐車場の売店
住所:愛媛県松山市浄瑠璃町八坂773 電話:089-963-0271
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2011年 8月 2日
第四十八番 青滝山 西林寺(せいりゅうざん さいりゅうじ) ご本尊 十一面観世音菩薩 
ご真言 おん まか きゃろにか そわか
弥陀仏の世界を訪ね行きたくば 西の林の寺に詣れよ
仁王門の前に正岡子規明治28年作の句碑がある。

秋風や 高井のていれぎ 三津の鯛

中国の晋の張論が秋風が吹き始めると故郷の料理が食べたく退官して郷里に帰った故事に基づき作ったとか…。


表:本堂(左) 裏:大師堂

表:正岡子規の句碑 
裏:仁王門
住所:愛媛県松山市高井町1007 電話:089-975-0319
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2011年 8月 2日
第四十九番 西林山 浄土寺(さいりんざん じょうどじ) ご本尊 釈迦如来 
ご真言 のうまくさんまんだ ぼだなんばく
十悪の我身を棄てずそのままに 浄土の寺にまいりこそすれ
本堂は唐様式折衷建築の重要文化財だそうです。
正岡子規の句碑に

霜月の空也は 骨に生きにける

空也は阿弥陀聖とも言われ、念仏踊りをしながら諸国を行脚して仏の道を広めた方で浄土寺に三年滞在したそうです。骨に生きる…とは空也の肉体は白骨となっても人々の胸には念仏の教えが今も生きている…ことだそうです。


表:仁王門裏:正岡子規句碑

表:本堂(左) 裏:大師堂
住所:愛媛県松山市鷹子町1198 電話:089-975-1730
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2011年 8月 2日
第五十番 東山 繁多寺(ひがしやま はんたじ) ご本尊 薬師如来 
ご真言 おんころころ せんだり まとうぎそわか
万こそ繁多なりとも怠らず 諸病なかれと望み祈れよ
石鳥居の奥には徳川四代将軍家綱の念持仏を祀る歓喜天堂がある。将に神仏習合。元禄時代に鋳造された梵鐘がかかる鐘つき堂の『二十四考=にじゅうしこう』を題材にした天井画も必見です。

   表:鐘楼  裏:天井画

表:本堂(表面)右は鐘楼 
裏:大師堂

表:石鳥居(本堂左)
裏:境内の法界塔?
住所:愛媛県松山市畑寺町32 電話:089-975-0910
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2011年 8月 2日
第五十一番 熊野山 石手寺(くまのざん いしてじ) ご本尊 薬師如来 
ご真言 おんころころ せんだり まとうぎそわか
西方をよそとは見まじ安養の 寺に詣りて受くる十楽
十五年ぶり参拝。所々であるが懐かしく想い出した。本堂横でお参りしていると洞窟より、冷気が流れてきて気持ち良かった。大師堂横の訶梨帝母天堂(かりていもてんどう=鬼子母神)にもお参りした。安産子宝石が沢山置いてあった。


表:三重塔(重文、高さ25m)
裏:衛門三郎再生の石

表:東山日中友好西安大師像(16m)
裏:参道

表:仁王門(国宝)
裏:訶梨帝母天堂(重文)

表:本堂 裏:大師堂
住所:愛媛県松山市石手2-9-21 電話:089-977-0870
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2012年 1月 6日
第五十二番 瀧雲山 太山寺(たきうんざん たいさんじ) ご本尊 十一面観世音菩薩 
ご真言 おん まか きゃろにきゃ そわか
たいさんへのぼれば汗のいでけれど 後の世おもえばなんの苦もなし
石段を上がると鎌倉時代作の仁王門、正面に国宝の本堂、見ごたえがある。

表:石段 裏:鐘楼内の鐘

表:鐘楼堂 裏:地獄絵〔内部〕

表:本堂正面(国宝) 裏:本堂左横面

表:大師堂 裏:大師堂左面

表:仁王門〔重要文化財〕 
裏:仏足石〔仁王門を入ると左にある〕
住所:愛媛県松山市太山町辻1730 電話:089-978-0329
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2012年 1月 6日
第五十三番 須賀山 円明寺(すがざん えんみょうじ) ご本尊 阿弥陀如来 
ご真言 おん あみりた ていぜい からうん
らいごうのみだのひかりの円明寺 てりそうかげはよのよなの月
山門を入るとすぐ左にキリシタン灯篭がある。高さ40cmの合掌するマリア観音とおぼしき像があり、隠れキリシタンに使われたとか…境内の中央に中門、正面に本堂がある。大師堂の屋根瓦は見ごたえがあった。


表:中門 裏:大師堂の天井画

表:本堂 裏:大師堂

表:山門 裏:キリシタン灯篭
住所:愛媛県松山市和気町1丁目182 電話:089-978-1129
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2012年 1月 6日
第五十四番 近見山 延命寺(ちかみざん えんめいじ) ご本尊 不動明王 
ご真言 のうまく さんまんだ ばざらだん せんだ まかろしやだ そわたや うん たらた かんまん
くもりなきかがみのえんとながむれば のこさずかげをうつすものかな
山門は今治城の城門を移したものだそうです。山門をくぐると正面に本堂、左手の石段をあがると大師堂です。本堂内の不動明王は拝顔出来なかったが本堂前の不動明王で左上、右下(上智和合)左縄(救う)、右剣(見えを切る)…大日如来の化身不動明王の成り立ちをしげしげと観察した。鐘楼の前には大飢饉で農民を餓死から救った庄屋・越智孫兵衛の供養塔があった。


表:不動明王 裏:鐘楼

表:本堂 裏:大師堂

表:山門(表) 裏山門(裏)
住所:愛媛県今治市阿方甲636 電話:0898-22-5696
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2012年 1月 6日
第五十五番 別宮山 南光坊(べっくさん なんこうぼう) ご本尊 大通智勝如来 
ご真言 だいつうちしょうぶつ
このところ三島に夢のさめぬれば 別宮とてもおなじしゅいじゃく
今治沖の大三島の大山祇(おおやまみず)神社(国宝の8割を所蔵しているそうです)に奉安されていた大通智勝(だいつうちしょう)如来を明治の廃仏し薬師堂の寺とし独立したとか?。境内に筆塚があり写経が上手く出来るように拝んできました。また、本堂前には松尾芭蕉の朽ちかけた石碑があります。


   仁王門正面・裏面

大師堂の全面上に梵字『ゆう』を見つけた。

表:大師堂 裏:本堂
大師堂は屋根に相輪塔のせている(

表:筆塚 裏:松尾芭蕉の句碑
ものいえば 唇寒し 秋の風
住所:愛媛県今治市別宮町3丁目1 電話:0898-22-2916
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2012年 1月 5日
第五十六番 金輪山 泰山寺(こんりんざん たいさんじ) ご本尊 地蔵菩薩 
ご真言 おん かかかび さんまえい そわか
みな人のまいりてやがて泰山寺 来世のいんどうたのみおきつつ
蒼社川は昔は人取川と言われ弘法大師が村人と堤防を作り法要したそうです。法要の満願日に天空に地蔵菩薩が現れその像を刻んで本尊にされたとのこと。本尊は伏見の醍醐氏三宝院でこの寺は5段階中の格式3とのこと。白い壁に3本の筋が入っていた。
境内には弘法大師が寺建立時に植えられた松(3代目)があった。

表:本堂 裏:大師堂

表:不忘松 裏:境内の大師像ほか
住所:愛媛県今治市小泉1丁目9-18 電話:0898-22-5959
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2012年 1月 5日
第五十七番 府頭山 栄福寺(ふとうざん えいふくじ) ご本尊 阿弥陀如来 
ご真言 おん あみりた ていぜい からうん
この世には弓矢を守る八幡なり 来世は人をすくう阿弥陀仏
蒼社川を渡り、府頭山の中腹にある。本堂、大師堂の彫刻は素晴らしい。本堂の箱車は昭和8年15歳の足の不自由な少年が犬を連れお遍路した時、この寺で治り歩けるようになったので奉納したそうです。


  表:箱車 裏:お願地蔵

表:本堂 裏:大師堂

表:本堂彫刻 裏:大師堂彫刻
住所:愛媛県今治市玉川町八幡甲200 電話:0898-55-2432
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2012年 1月 5日
第五十八番 作礼山 仙遊寺(されいざん せんゆうじ) ご本尊 千手観世音菩薩 
ご真言 おん ばざら たらま きりく そわか
たちよりて作礼の堂にやすみつつ 六字をとなえ経をよむべし
今治市街を眼下に来島海峡大橋が見渡せる海抜300mの作礼山山頂にあり、見晴らしは素晴らしい必見です。本堂横の千体地蔵の顔も表情が各々違っていて見ごたえがあった。犬塚池は残念ながら写真が撮れなかった。57番の永福寺との鐘による合図で両寺の連絡を手伝う犬がある時同時に聞きどちらに行けばよいか判らなくなり池に飛び込み亡くなったので村人が犬塚を設けたとか…。
表:本堂 裏:大師堂

表:千体地蔵 裏:仁王門
住所:愛媛県今治市玉川町別所甲483 電話:0898-55-2141

今治市街
2012年 1月 5日
第五十九番 金光山 国分寺(こんこうざん こくぶんじ) ご本尊 薬師如来 
ご真言 おん ころころ せんだり まようぎ そわか
守護のためたててあがむる国分寺 いよいよめぐむ薬師なりけり
タオル屋の角を左折して参道の石段をあがると、表面に本堂、右手に大師堂がある。修行大師と握手し、胸の手術跡をさすり薬師の壺に触れ、健康を祈願する。

表:石段 裏:本堂の錫杖

タオル屋

表:本堂 裏:大師堂

表:握手修行大師 裏:薬師の壺
住所:愛媛県今治市国分4丁目1-33 電話:0898-48-0533
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2011年10月 3日
第六十番 石鎚山 横峰寺(いしづちざん よこみねじ) ご本尊 大日如来 
ご真言 おん あびらうんけん ばさら だとばん
たてよこに峰や山べに寺たてて あまねく人をすくうものかな

八十八ヶ所中、3番目の高さで伊予の関所寺である。標高1983m石鎚山の北側、標高750mの深山にある。ふもとの駐車場から、8Km、約25分、参拝専用バス[せとうちバス]があるが、冬季は不通の場合があるそうです。
 上の駐車場からの見晴らしは良い。約500m下ると大師堂に出ます。途中商売繁盛、家運隆昌に御利益がある妻白大明神が祀ってあった。大師堂に面して奥に本堂があります。本来の参道(遍路道)を行くと仁王門があり方丈、納経所があります。
 本堂には本尊大日如来、脇士石鎚蔵王権現と石仙菩薩、左大臣、右大臣を安置してある。
境内には石楠花の木が生い茂っていた。


表:本堂 裏:大師堂

表:石楠花と石仏 裏:鐘楼

表:ふもとの駐車場 裏:妻白大明神

お寺の近くの駐車場からの景色(西条市街)
 住所:愛媛県西条市小松町石鎚2253 電話:0897-59-0142
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2011年10月 4日
第六十一番 栴檀山 香園寺(せんだんざん こうおんじ) ご本尊 大日如来 
ご真言 おん あびらうんけん ばさら だとばん
のちの世を思えばまいれ香園寺 とめてとまらぬ白滝の水

用明天皇(在位585587)の御病気平癒を祈願して聖徳太子が建立されたそうです。弘法大師が訪れて、身重、難産の婦人を救おうと栴檀(せんだん)の香を焚き護摩修法をされ、無事に男子が生まれました。大師は安産、子育て、お身代わり、女人成仏の4つの誓願と秘法を伝え、第六十一番札所として定められたそうです。その後、長曽我部軍の兵火に遭い焼失、以後衰退したが1913年、子安講を創始して今日まで栄えてきました。本堂と大師堂は昭和51年に建立、コンクリート製の大聖堂であり、最上階には本尊大日如来、左に脇士不動明王と右に子安大師を安置し椅子席でお参りが出来る。子安講の信者は全国に数十万人にもおよび「子安大師」として親しまれているそうです。
娘の安産を願いお守りを購入。来年3月無事生まれたら
お礼参りをしたいと思う。

平成24年9月2日
お守りのお蔭で3月17日孫娘『波花』誕生。お礼参りをした。


表:二階が本堂、大師堂(全景)
裏:二階入口の曼荼羅絵    

表:子安大師銘の鐘楼 
裏:子安大師      

表:伊予小松駅 裏:お札の返却場所
住所:愛媛県西条市小松町南川甲19 電話:0898-72-3861
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2011年10月 4日
第六十二番 天養山 宝寿寺(てんようざん ほうじゅじ) ご本尊 十一面観世音菩薩 
ご真言 おん まか きゃろにきゃ そわか
さみだれのあとにいでたる玉の井は しらつぼなるや一の宮かわ

伊予一国一の宮の法楽所として建立、幾度かの洪水により荒廃、1144年に再建され、山号を天養山と改め金剛宝寺と言われていた。弘法大師がこの地を訪れ光明皇后を頭に描きながら十一面観音像を刻み本尊とし、宝寿寺と改め、第六十二番札所として定められたそうです。当時の国司、越智氏の夫人の安産のため、「玉の井」の水を加持して与え、無事に男子を出産したことから安産の観音様としても信仰されています。
 1585年豊臣秀吉の四国征伐により焼失、1642年に再興され、その後、明治の廃仏毀釈により廃寺となり明治10年(1977)再興、大正10年(1921)には予算線開通のため現在地に移転とのこと。現在はさびれていて、山門もなく参道を入ると正面に旧本堂があり、右手に新しい本堂、大師堂が建立されていた。本尊十一面観音菩薩は秘仏とのこと。
JR伊予小松駅下車、西へ徒歩、1分
国道11号沿い。駐車場なし。


表:道路標識 裏:全景

表:本堂 裏:大師堂

表:境内の石仏 裏:日本庭園
住所:愛媛県西条市小松町新屋敷甲428 電話:0898-72-2210
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2011年10月 4日
第六十三番 蜜教山 吉祥山寺(みつきょうざん きちしょうじ) ご本尊 毘沙門天 
ご真言 おん ぺい しらまんだや そわか
身の中の悪しき悲報をうちすてて みな吉祥をのぞみいれよ

弘法大師は光を放つ檜を見つけ霊木と感じ、本尊毘沙門天と吉祥天、善尼師童子(ぜんにしどうし)を刻み、坂元山中腹に堂宇を建立して安置し、第六十三番札所として定められたそうです。
本尊毘沙門天は七福神の一つで、八十八ヶ所中この寺だけだそうです。農家の信仰厚く「米持ち大権現」といわれています。山門をくぐると正面に本堂、左手に大師堂があります。境内に穴のあいた「成就石」があり、目をつむり歩いて石の前に行き、金剛杖が入れば願いが叶うといわれています。私も挑戦して二度目で入れることが出来、健康を祈願しました。
また、あらゆる貧困から救ってくれる『くぐり吉祥天女像』があり、祈願をした。

表:くぐり吉祥天女像
裏:成就石


表:本堂 裏:大師堂

成就石 

表:毘沙門天 裏:くぐり吉祥天女像

表:山門 裏:境内の石碑
住所:愛媛県西条市氷見乙1048 電話:0897-57-8863
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2011年10月 3日
第六十四番 石鉄山 前神寺(いしてつざん まえかみじ) ご本尊 阿弥陀如来 
ご真言 おん あみりた ていぜい からうん
前は神後ろは仏極楽の よろずの罪をくだくいしづち

山門をくぐり広い境内に入ると、大師堂があり、浄土橋を渡って、本堂へ向かう途中に昔滝行が行われていた所に「御滝不動尊」がある。ここで、一円玉を石壁にぶっつけて付着すればご利益があるとのこと。左手の石段を上がると石鎚権現社があり一番奥に本堂がある。
 石鎚修験道の根本道場でもあり、毎年7月1日から10日まで「お山開き」があり念仏を唱えながら10万人におよぶ信者が石鎚山へ登るそうです。

表:石鎚権現社
裏:御滝不動尊


表:本堂[入母屋造り] 裏:大師堂

表:右が御滝不動尊 裏:一枚岩に刻まれた大師像

表:前神寺 境内図 裏:鐘楼

表:薬師堂 裏:不動明王
住所:愛媛県西条市洲之内甲1426  電話:0897-56-6995
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2011年10月 3日
第六十五番 由霊山 三角寺(ゆれいざん さんかくじ) ご本尊 十一面観世音菩薩 
ご真言 おん まか きゃろにきゃ そわか
おそろしや三つのかどにも入るならば 心をまろく慈悲を念ぜよ

「伊予の関所」と呼ばれ、平石山の中腹[標高430m]にあり、石段の参道を上がると仁王門がある。この門には鐘が吊り下げられていたので鐘を1つついてお参りした。さらに参道を行くと右手の一段上がった所に大師堂、本堂は参道の一番奥にある。
 本尊十一面観音菩薩は平安中期作といわれ、子安観音、開運厄除け観音として信仰厚く、寺の杓子を持ち帰り床下に置き安産であれば寺にかえす事になっているとか…。

表:72段の石段
裏:延命地蔵菩薩立像
  (7m銅造)


表:本堂 裏:大師堂

表:山門鐘楼 裏:山門

表:小林一茶の石碑
「これでこそ 登りかひあり 山桜」
 裏:境内の寒桜
住所:愛媛県四国中央市金田町三角寺75 電話:0896-56-3065
涅槃の道場へ
 願わくは この功徳を以って あまねく一切に及ぼし 我らと衆生と皆ともに 仏道を成ぜん。