本文へジャンプ四国八十八ヶ所お遍路の旅[発心の道場]
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発心の道場

徳島県 阿波
第一   霊山寺
第二   極楽寺
第三   金泉寺
第四   大日寺
第五   地蔵寺
第六   安楽寺
第七   十楽寺
第八   熊谷寺
第九   法輪寺
第十   切幡寺
第十一  藤井寺
第十二  焼山寺
第十三  大日寺
第十四  常楽寺
第十五  国分寺
第十六  観音寺
第十七  井戸寺
第十八  恩山寺
第十九  立江寺
第二十  鶴林寺
第二十一 太龍寺
第二十二 平等寺
第二十三 薬王寺

修行の道場
菩提の道場
涅槃の道場


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2011年01月8日、2013年10月9日
第一番 竺和山 霊山寺(じくわざんりょうぜんじ) ご本尊 釈迦如来 
ご真言 のうまく さんまんだ ぼだなん ばく
霊山の釈迦の御前にめぐりきてよろずの罪も消えうせにけり
まず、参拝用仏品を購入した。
私は納経帳は持っていたので

白衣(半袖)、御影保存帳、輪袈裟、留め金具、さんや袋、金剛杖を購入した。
その後、本堂で法話を聞く。
読経の前に本堂、大師堂それぞれに線香(3本)とローソクをともす。もらい火は駄目なのでライターを持参した方が良い。参拝作法や読経の作法等色々あるので勉強しながらアップしたいと思う。
僧行基が開基した霊山寺、仁王門を入ると右手に泉水池があり、正面に本堂右手に大師堂がある。
大師がこの寺で21日間、修法され霊感を得て釈迦如来を刻まれたとか・・・。天竺(インド)の霊山を和国(日本)に移すという意味で竺和山と言われているそうです。


表:前景 裏:境内

表:本堂 裏:大師堂
住所:徳島県鳴門市大麻町坂東126 電話:088-689-1111
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2011年01月8日、2013年10月9日
第二番 日照山 極楽寺(にっしようざん ごくらくじ) ご本尊 阿弥陀如来 
ご真言 おん あみりた ていぜい からうん
極楽の弥陀の浄土へ行きたくば南無阿弥陀仏口ぐせにせよ
霊山寺より西に1.5Km 仁王門を入り仏足石の脇から43段の石段を上がると本堂、右手に大師堂。
樹齢1200年の長命杉を触って長寿を祈念する

表:本堂 裏:大師堂

表:仏足石 裏:説明文
住所:徳島県鳴門市大麻町桧字段の上12 電話:088-689-1112
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2011年01月8日、2013年10月9日
第三番 亀光山 金泉寺(きこうざん こんせんじ) ご本尊 釈迦如来 
ご真言 のうまく さんまんだ ぼだなん ばく
極楽のたからの池を思えただ 黄金の泉すみたたえる
長寿をもたらす『黄金の井戸』水に顔が写れば長寿・・・写らないと?源義経が金泉寺で戦勝祈願した時弁慶が持ち上げた『弁慶の力石』が有った。
本堂の正面上に彫刻があり説明を受けたが良く判らなかった。


表:弁慶の力石 裏:彫刻(顔の目が…)

表:本堂 裏:左大師堂 右観音堂

表:左閻魔様 右黄金地蔵堂 裏:?
住所:徳島県板野郡板野町大寺字亀山66 電話:088-672-1087
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2011年01月8日、2013年10月9日
第四番 黒厳山 大日寺(こくがんざん だいにちじ) ご本尊 大日如来 
ご真言 おん あびらうんけん ばざら だどばん
眺むれば月白妙の夜半なれや ただ黒谷に黒染めの袖
人里離れた所にあった。山門前の橋は弘法大師様が下にねておられるかもしれないので金剛杖は突かない。山門を入る時、出る時一礼をする。など色々作法がある。本堂が左、大師堂が右にあり回廊でつながっている。途中に三十三体の観音像があった。(拝んで西国の札所巡りをした)大師堂の横には赤い『なぜ地蔵』があった。体の悪いところを取って頂くか、地蔵様のパワーを頂くかで触り方の順番があるようです。

表:本堂 裏:大師堂

表:入口 裏:三門
住所:徳島県板野郡板野町黒谷28 電話:088-672-1225
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2011年01月8日、2013年10月9日
第五番 無尽山 地蔵寺(むじんざん じぞうじ) ご本尊 地蔵菩薩 
ご真言 おん かかかび さんまえい そわか
六道の能化の地蔵大菩薩 みちびき給えこの世のちの世

         表:本堂 裏:大師堂
仁王門をくぐると右手に樹齢800年のイチョウの木があった。右に大師堂、左に本堂がある。残念ながら羅漢堂は時間の都合で見れなかった。
住所:徳島県板野郡板野町羅漢字林東5 電話:088-672-4111
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2011年01月8日、2013年10月9日
第六番 温泉山 安楽寺(おんせんざん あんらくじ) ご本尊 薬師如来 
ご真言 おん ころころ まとうぎ そわか
かりの世に知行争う無益なり 安楽国の守護をのぞめよ
境内に四国霊場最大規模の温泉宿坊があるが泊まらなかったので楽しむ事はできなかった。境内には安楽橋、多宝塔と落ちついた庭園を楽しむことが出来た。
弘法大師が42歳の時この寺を訪れ時に土地の猟師に間違って矢を放たれたそうですが『さか松』が身代わりになり大師を助けたそうです。それ以来、厄除け松として参拝者がお参りするそうです。


       表:温泉宿坊 裏:さか松

表:本堂(修理中) 裏:大師堂

表:多宝塔 裏:鐘楼門
 2013年10月9日
歩き遍路をする為に参籠〔祈願廻向の為読経念仏し、仏様のもとで一夜を明かし御利益や夢告に浴する〕する。薬師の湯〔重曹泉でPHは7.4〕に入り疲れをとり、夕食後、夜のお勤めに参加した。本堂の修理は終わり、立派な金剛宝拝殿〔欄間部分の弘法大師御一代記や干支の彫刻は必見〕が出来ていた。残念ながら楽しみにしていた他言無用の修行の『くす供養』は〔住職所用で不在の為か?〕行われなかった。

表:銀の温泉 裏:金の温泉
 
表:本堂、手前は金剛宝拝殿(修理済)
裏:弘法大師御一代記の彫刻

 
表:干支の彫刻(亥)
裏:多宝塔のお砂踏み
住所:徳島県板野郡上坂町引野寺の西北8 電話:088-694-2046
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             2011年2月12日、2013年10月10日
第七番 光明山 十楽寺(こうみようざん じゅうらくじ) ご本尊 阿弥陀如来 
ご真言 おん あみりた ていぜい からうん
人間の八苦を早く離れれば 到らん方は九品十楽
人間の持つ四苦(生・老・病・死)八苦(愛別離苦・怨憎会苦・求不得苦・五蘊盛苦)に対して阿弥陀如来の慈悲で極楽浄土で受ける10の楽しみ、光明を受けられるような思いを込めて名付けられたそうです。白漆喰と朱色の鐘楼門を入って中門上に『愛染明王』が祭られているので縁結びを望んでおられる方はお参りしたら良いと思います。正面が本堂、右手が宿坊、左手が大師堂。大師堂への登り石段左前に『治眼疾目救蔵地蔵』祭られています。



表:治眼疾目救蔵地蔵 裏:境内の様子

表:鐘楼門(中国風) 
裏:遍照殿の中門


表:本堂 裏:大師堂
住所:徳島県阿波市土成町高尾字法教田58 電話:088-695-2150
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            2011年2月12日、2013年10月10日
第八番 普明山 熊谷寺(ふめいざん くまだにじ) ご本尊 先手観世音菩薩
ご真言 おん ばさら たらま きりく
薪とり水くま谷の寺にきて 難行するも後の世のため
安永3年〔1774年〕に建造された『多宝塔』前まで行くと御詠歌が流れてきた。落ち着く調べで良かった。
中門を入り石段を登り正面が本堂、左手の石段を42段登ると大師堂。各お寺の大師堂正面の横柱には色々な彫刻があり目を楽しませてくれる。



      表:大師堂の正面 裏:鐘楼?

表:多宝塔 裏:中門

表:本堂 裏:大師堂
2013年10月10日 
高さ13m、江戸期の山門としては四国随一の規模。車遍路では見れなかったので、じっくり見た。徳島県指定の有形文化財の登録を受けている。
 
住所:徳島県阿波市土成町土成字前田185 電話:088-695-2065
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              2011年2月12日、2013年10月10日
第九番 正覚山 法輪寺(せいかくざん ほうりんじ) ご本尊 涅槃釈迦如来 
ご真言 のうまく さんまんだ ぼだなん ばく
大乗のひほうも科もひるがえし転法輪の縁とこそきけ
四国八十八ヶ所で唯一『涅槃釈迦如来』ここでしかご真言を唱えられない・・・と思うと何か緊張した。山門前で外人が仏像の絵を描いて売っていた。九番名物の『くさ餅』を購入した。涅槃釈迦像は5年毎の開帳されるが今年2月15日よりで残念ながら見ることは出来なかった。


お遍路のお土産に
あわじ庵くさ餅二個=200円
十番切幡寺でにっき玉と生姜飴を買う。


表:山門  裏:本堂正面

表:本堂 裏:大師堂
住所:徳島県阿波市土成町土成字田中198-2 電話:088-695-2080
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              2011年2月12日、2013年10月10日
第十番 得度山 切幡寺(とくどざん きりはたじ) ご本尊 千手観世音菩薩
ご真言 おん ばさら たらま きりく
欲心をただ一すじに切幡寺 後の世までの障りとぞなる
雪もあり、寄り合いのタクシーで標高155mの切幡寺にお参りした。333段石段は今度また来た時に登ることにしたい。元気であれば…
反物は途中で切ると最初より織らないといけないが弘法大師に渡し気に入られた?・・・とか きりはた観音の説明を受けながらゆっくり散策した。本堂左手に不動堂と将軍徳川秀忠寄進の二層の大塔があった。境から移築されたもので重要文化財に指定されている。

表:本堂 裏:大師堂

表:きりはた観音 裏:不動堂と大塔
住所:徳島県阿波市市場町観音129 電話:0883-36-3010
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              2011年2月12日、2013年10月11日
第十一番 金剛山 藤井寺(こんごうざん ふじいてら) ご本尊 薬師如来 
ご真言 おん ころころ せんだり まとうぎ そわか
色も香も無比中道の藤井寺 真如の波のたたぬ日のなし
仁王門を入ると右手に弘法大師お手植えと言われている藤棚があり寺の名前に由来しているとか。本堂の天井には地元出身の画家が描いた『雲竜図』があった。写真撮影不可の表示がなかったので内部を撮った。
それから、12番札所『焼山寺』への登り口を確認する。遍路ころがしと言われ難所だそうです。約40km、8時間はかかるとか・・・。



表:12番札所焼山寺への道 
裏:藤棚

表:本堂 裏:大師堂

表:雲竜図  裏:本堂正面
 2013年10月11日
参拝後、境内でのんびりする。まず、本堂横の『厄除け臼』の木槌を打つ。フランス人お遍路も打つ。水彩画をスケッチ中にドイツ人お遍路も参拝に来た。彼らは日本語が話せないがガイド本片手にお遍路をしており凄いと思う。早く世界遺産登録にされたら、もう少し歩きやすくなると思う。自転車お遍路、バイクお遍路の青年にも逢った。四国八十八ヶ所と西国三十三ヶ所のミニコースにもお参りする。時間に振り回されず、充実した一時を過ごしました。
 

表:本堂(フランス人)裏:大師堂(ドイツ人) 

 表:厄除け臼〔年の数だけ木槌で打つ〕  裏:水彩画 

ミニ 表:霊山寺 裏:大窪寺

表:ミニ西国一番 裏:弁財天
住所:徳島県吉野川市鴨島町飯尾1525 電話:0883-24-2384
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            2011年3月19日
第十二番 摩蘆山 焼山寺(まろざん しょうさんじ) ご本尊 虚空蔵菩薩 
ご真言 のうぼう あきゃしゃ きゃらばや おん ありきや まりぼう そわか
のちの世思えば恭敬焼山寺 死出や三途の難所ありとも
12番札所から12.8Km。『一に焼山、二にお鶴、三に太龍』と言われ遍路道では一番の難所とのこと。今回はふもとの『おへんろ駅』まで大型バスで行き、小型のマイクロバスの乗り換え標高約800m霊場にお参りした。もう一度、上記藤井寺からの道を歩いてみたいと思っている。おへんろ駅で梅干しを購入した。駐車場より焼山寺までの参道には13仏が寄進されていた。お彼岸の行事で大師様と白い布で結ばれるように布が張ってあった。日本は神国であるが仏教が538年?日本に伝わり広げる為に神社の横にお寺を建てたので、鳥居がお寺の境内にあるそうです。参拝を終え、赤い顔のびんずる(賓頭廬)尊者の体に触れて健康を祈願する。俗に「撫仏」といわれ病人が自らの患部と同じところを触れることでその神通力にあやかり治していただくという信仰があるそうです。お釈迦様の弟子、十六羅漢の一人で神通力(超能力に似た力)が大変強くお酒が好きな弟子だそうです。

表:衛門三郎と大師像*1 裏:お墓と杉

      表:杖杉庵 裏:おへんろ駅

焼山寺駐車場より参道へ

表:本堂  裏:大師堂

表:寺なのに鳥居がある 裏:びんずるさん
 住所:徳島県名西郡神山町下分字地中318 電話:088-677-0112

表:焼山寺境内〔右の塔婆に注目〕 裏:参道からの見た山々の風景〔周辺は県立自然公園〕
*1四国遍路の始まりといわれる衛門三郎伝説です。むかし、伊予の国に河野衛門三郎という強欲な百姓が住んでいました。ある日、衛門三郎の家の前に一人の旅のお坊さんがやってきて、托鉢の鈴を鳴らしました。心地よい昼寝を破られた衛門三郎は、お坊さんを追い返そうとしたのですが、動きません。腹を立てた衛門三郎は、竹ほうきでお坊さんの椀をたたき落としました。すると椀は、8つに割れて飛び散ってしまいました。そんなことがあった翌日から、衛門三郎の8人の子供が次々と死んでしまいます。さすがの衛門三郎も声を上げて泣きました。ある夜、衛門三郎の夢枕にあの旅のお坊さんが現れ、「全非を悔いて情け深い人になれ」 と告げます。夢から覚めた衛門三郎は、自分が強欲であったことを悔い、あの時の旅僧は弘法大師だと気が付きました。衛門三郎は、弘法大師に許してもらおうと、四国を巡っている大師を捜して四国の道を東からまわったり、西からまわったりして歩きますが、なかなか出会うことができません。四国を二十数回まわったところで、阿波(徳島県)の第12番札所焼山寺で倒れてしまいました。その時、衛門三郎の前に弘法大師が現れ、「これでおまえの罪も消える。最後に何か望みはないか」と、声をかけました。衛門三郎は「故あって離れている河野一族の世継ぎとして生まれ変わらせてください。今度こそ人々のために尽くしたいのです」と、言いました。すると弘法大師は“衛門三郎再来”と書いた小さな石を息を引き取る衛門三郎の手に握らせました。それから数年後、伊予の国(愛媛県)道後湯築の領主・河野息利に玉のような男の子が生まれました。ところがその子は幾日経っても左手を握ったままで開きません。そこで、道後の安養寺の住職に祈願してもらいます。「きれいな川の水で洗えば開く」とのお告げがあり、そのお告げのとおりにすると、手が開いて中から“衛門三郎再来” と書かれた男の子は、衛門三郎の生まれ変わりだったのです。その小石は安養寺に納められ、これを機に寺号を「石手寺」に改めたといいます。この石は、現在も第51番・石手寺の大講堂正面に安置してあり、拝観することができるそうです。→インターネット検索データーの転写です。
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              2011年3月19日
第十三番 大栗山 大日寺(おおくりざん だいにちじ) ご本尊 十一面観世音菩薩
ご真言 おん まか きゃろにきゃ そわか
阿波の国一の宮とはゆうだきす かけてたのめやこの世後の世

駐車場に韓国舞踊の舞台がある。住職が亡くなり子供が小さいので奥様が後を継いでいるが奥様は韓国舞踊の第一人者とか…。明治時代の神仏分離令で向かいの一宮神社(阿波のに総鎮守)に祀ってあった十一面観世音菩薩を大日寺し本尊になったとのこと。門を入って正面に「しあわせ観音」その裏に、七福神像が祀ってあった。本堂の横には『おびんずるさん』もあったので、しつこく撫ぜまわした。






表:しあわせ観音 裏:横からみたしあわせ観音

表:大日寺入口裏:一宮神社

表:本堂 裏:大師堂
住所:徳島県徳島市一宮町西丁263 電話:088-644-0098
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              2011年3月19日
第十四番 盛寿山 常楽寺(せいじゅざん じょうらくじ) ご本尊 弥勒菩薩
ご真言 おんまい たれいや そわか
常楽の岸にはいつか到らまし 弘誓の船に乗りおくれずば

四国霊場の本尊で弥勒菩薩はここだけとか。ここの未来仏は釈迦入滅後56億7千万後この世に下生し、終生を救済するとか…。見ることは出来なかったが、京都、滋賀の三井寺と合わせ日本三体の一つとか。本堂正面には大師が病(糖尿病?)に苦しむ老人に煎じて飲ませた「あららぎの木」が、病よけの霊木としてあり、あららぎ大師が祀ってあった。
道しるべに従って約700m歩くと15番札所の国分寺があった。13番~17番札所が近接しており『五ヶ所参り』と言われているそうです。
残念ながら、時間的制約で流水岩の庭園、奥の院慈眼寺には行くことが出来なかった。





表:あららぎの木 裏:あららぎ大師


表:道しるべ  裏:入口風景

表:鐘楼 裏:流水岩の庭

表:本堂  裏:大師堂
住所:徳島県徳島市国府町延命606 電話:088-642-0471
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              2011年3月19日
第十五番 薬王山 国分寺(やくおうざん こくぶんじ) ご本尊 薬師如来 
ご真言 おん ころころ せんだり まとうぎ そわか
薄く濃くわけわけ色を染めぬれば 流転生死の秋のもみじ葉
聖武天皇が天下泰平を祈願して全国66か所に建立した国分寺の一つとのこと。天皇の勅命を受けた行基が建設を指揮したそうです。
本堂は重層入母屋つくり、日本の伝統的な寺院建築様式の一つである『禅僧様=ぜんそうよう』の窓として、中国より伝来した火灯窓・花頭窓(かとうそう)本堂正面右にあった。宗派は曹洞宗。
寺関係者の方より声をかけられ、大師堂は焼失して跡地横にあったが跡地に再建する予定と説明を受けた。



        表:大師堂  裏:跡地

表:山門  裏:境内

表:本堂  裏:花頭窓
住所:徳島県徳島市国府町矢野718-1 電話:088-642-0525
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              2011年3月19日
第十六番 光耀山  観音寺(こうようざん かんのんじ) ご本尊 千手観世音菩薩 
ご真言 おん ばざら たらま きりく そわか
忘れづも導き給え観音寺 西方世界弥陀の浄土へ
国分寺と同様に聖武天皇勅願の道場として創建された観音寺。
鐘楼門を入り正面に本堂。右手に大師堂。大師堂右手前に子供の夜泣きを止めてくれる夜泣き地蔵尊があったので孫の為にお参りした。夜良く寝れるようにお願いするお年寄りもいるようです。
本堂右横には八幡大神宮が祀られている。鳥居も約60種類あるようで神明、明神、三王、八幡・・・形がそれぞれ違うので一度調査してみたいと思った。

表:八幡段神宮 裏:百度石

 表:夜泣き地蔵尊  裏:昭和天皇直筆『弘法』の額

表:鐘楼門 裏:本堂左横の弘法大師像

表:本堂  裏:大師堂
住所:徳島県徳島市国府町観音寺49-2 電話:088-642-2375
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              2011年4月26日
第十七番 瑠璃山  井戸寺(るりざん 井戸じ) ご本尊 七仏薬師如来 
ご真言 おん ころころ せんだり まとうぎ そわか
おもかげを映してみれば井戸の水 結べや胸の垢やおちなむ
仁王門の四国一のわらじを見て境内に入る。正面が本堂、左手に日限大師堂があり中に大師が一夜にして村人の為に作ったと言われる井戸がある。喉をうるおして井戸に顔を映して長寿を確認した・・・。
本尊の七仏薬師如来は聖徳太子の作だそうです。


表:境内の井戸 裏:井戸の中

表:仁王門 裏:四国一のおおわらじ

表:本堂 裏:大師堂
住所:徳島県徳島市国府町観音寺49-2 電話:088-642-2375
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              2011年4月26日
第十八番 母養山  恩山寺(ぼようざん おんざんじ) ご本尊 薬師如来 
ご真言 おん ころころ せんだり まとうぎ そわか
子をうめるその父母の恩山寺 訪らひがたきことはあらじな
女人禁制の寺であったが、大師がこの寺に滞在していた時、母、玉依御前が訪ねてきたが掟が厳しく逢う事が出来なかったそうで、解禁の祈念をして母を迎えたそうです。残念ながら夕方となり、記念の手植えの『びらんじゅ』の大木もゆっくり見ることが出来なくて摺袈裟を購入することが出来なかった。摺袈裟の由来が大師堂前に記載されていたが別名『袈裟曼荼羅』僧侶が用いる袈裟の内に梵字で曼荼羅を書いたもので摺るとは『版木で印刷する』袈裟とは僧侶が一日中、常に身につける法衣で所持すれば曼荼羅の功徳で病も治癒し滅罪生善〔悪い事を良い事に変える〕の功徳があると言われている。昔閻魔大王が『死者が眠る墓にこの摺袈裟を掛け、一週間供養すれば死者が蘇る』と説いたことに由来し、古くから亡くなった人の棺にこの摺袈裟を入れてあげれば、必ず極楽浄土へ往生出来ると言われているそうです。
もう一度、参拝して購入したいと思っている。

  

表:本堂 裏:大師堂

表:お釈迦様 裏:10人の弟子
住所:徳島県小松島市田野町恩山寺谷40 電話:0885-33-1218
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              2011年4月27日
第十九番 橋池山  立江寺(きょうちざん たつえじ) ご本尊 延命地蔵菩薩 
ご真言 おん かかかび さんまえい そわか
いつかさて西の住居のわが立江 弘誓の舟にのりていたらむ
四国霊場は4つの関所(他27番、60番、66番)があるそうです。邪悪な心の持ち主は前に進めないそうです。この寺は女が密通相手とお遍路となりお参りした時黒髪が鉦の尾に絡みついたが懺悔して髪が肉もろともはぎとられ、助かり終生仏道に精進したと言われる『黒髪堂』があった。仁王門入口左手に人気の餅屋があったが朝早くて買う事が出来なかった。

       表:黒髪堂  裏:多宝塔
←本堂天井画

        表:仁王門  裏:餅屋

        表:本堂  裏:大師堂

←本堂の天井画も見所の一つです。
住所:徳島県小松島市立江町字若松13 電話:0885-37-1019
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              2011年4月26日
第二十番 霊鷲山  鶴林寺(りょうじゅうざん かくりんじ) ご本尊 地蔵菩薩 
ご真言 おん かかかび さんまえい そわか
しげりつる鶴の林をしるべにて 大師ぞいます地蔵帝釈
立江寺から約13km、標高516mの山頂にある阿波路の三難所『おつるさん』白衣に鶴と亀〔39番延光寺〕の縁起の朱印を押してもらう為まず、鶴の朱印{200円}もらった。各層が和様、唐様と様式が異なる江戸時代末期に再建された三重塔も見所です。

  
表:山門 裏:仁王像{運慶作} 表:64段の石段裏:ご本尊降臨之杉

表:本堂  裏:大師堂

表:三重塔 裏:不動明王
住所:徳島県勝浦郡勝浦町生名字鷲ヶ尾14 電話:0885-42-3032
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              2011年4月26日
第二十一番 舎心山  太龍寺(しゃしんざん たいりゅうじ) ご本尊 虚空蔵菩薩 
ご真言 のうぼう あきゃしゃ きゃらばや おん ありきや まりぼう そわか
太龍の常に住むぞやげに岩屋 舎心聞持は守護のためなり
西の高野山、太龍寺山の山頂にある。ロープウェイで約10分、途中、弘法大師が百万遍唱えた舎心ヶ嶽や鶴林寺の三重塔を見た。山頂駅前より118段の石段を登ると本堂。高野山、奥の院を真似た大師堂入口見応えがある。鶴林寺より移動中、珍しい十八女(さかり)橋があった。太龍寺名産の『きのこ茶』を試飲後、購入した。
 
表:山頂駅前 裏:大師堂入口  表:かいうんはし 裏:十八女橋

表:百万遍 裏:鶴林寺三重塔

         表:本堂 裏:大師堂

表:持仏堂の龍 
裏:神龍〔蛇の形のワンタッチで描かれている〕
住所:徳島県阿南市加茂長龍山2 電話:0884-62-2021
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              2011年4月27日
第二十二番 白水山  平等寺(はくすいざん びょうどうじ) ご本尊 薬師如来 
ご真言 おん ころころ せんだり まとうぎ そわか
平等にへだてのなきと聞く時は あら頼もしき仏とぞみる
本堂前の上下合わせて石段は54段あった。白水山の井戸は万病に効き、開運の霊水として崇められており本堂内に足が不自由な人の松葉杖等が奉納されていた。
お参り後、帰ろうとした時、突然『法螺貝』がなり、鐘の代わりにお参りの挨拶をお遍路さんがされたようでびっくりした。


      表:二層の仁王門 裏:男坂〔41段〕

表:本堂 裏:大師堂

表:弘法の水 裏:箱車他
住所:徳島県阿南市新野町秋山177 電話:0884-36-3522
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              2011年4月27日
第二十三番 医王山  薬王寺(いおうざん やくおうじ) ご本尊 厄除薬師如来 
ご真言 おん ころころ せんだり まとうぎ そわか
皆人の病みぬる年の薬王寺 るりの薬をあたへまします
ウミガメの産卵地『美波町』にある厄除薬師如来。33段の女厄坂を登り42段の男厄坂を登り、お参りして、61段の還暦の厄坂を登る。
瑜祇塔より日和佐城〔土佐の長宗我部勢を防ぐためにこの地に城を築かれた・・・とか〕を見た。見晴らしは良かった。

表:男厄坂〔42段〕裏:瑜祇塔

表:本堂  裏:大師堂

表:山門  裏:日和佐城
住所:徳島県海部郡美波町奥河内字寺前285-1 電話:0884-77-0023
修行の道場へ
南無大師遍照金剛 願わくは この功徳を以って あまねく一切に及ぼし 我らと衆生と皆ともに 仏道を成ぜん。