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第5回宇宙一リーグ 第4節


10a(2004/04/17)
森陽氏のレポート


(1)設定
マップ:山(勝利条件7000G)
参加者:カッパ、たにだ、森陽、松岡

(2)レポート
今回のマップは、「山」。2001年の全国大会予選に使われた、思い出深いマップです。この「山」の特異点は、なんといっても三本の橋。普通に周回するのなら、途中一回城に立ち寄り、初めに選んだ道を逆から通ることになります。つまり三本あるうちの一本を二度通らねばならない、ということ。それだけ踏みが発生しやすく、踏みによって勝負が決しやすいマップと言えるでしょう。 周回しつつ自分の好きなルートを重点的に通れるパーミッションが有利なだけでなく、高額地を避けるためのテレポート、ヘイスト、ホーリーワードも有効です。周回方法にブックの重点を置くか、それとも戦闘力に活路を見出すか。バランスをとるのか、それともダメージスペルで土地を落ちやすくするか。

私の作戦は、テレポート、パーミッション、ヘイストによる高速周回。あえてホーリーワードXを切ったのは、ヘイストの方が2Rの効果中でスペルを一回挟める分、上がり形を作りやすいから。また、テレポートでショートカットできるので、ここでは距離を稼ぐためのホーリーワードは不要だろうと判断し、思い切った作り方にしてみました。あとは防御アイテムを多めにし、攻めは巻物に任せます。 主力は火ですが、フェイト2とイエティ1(最後までフェイト3にすべきかどうか悩みました)を入れています。テレポートとフェイトの組み合わせでブックを回し、火属性対策を意図した結果こうなりました。

蓋を開けてみれば、なんと地属性三人被り! 私だけ火属性です。地属性ってことは、当然アレが入っていますよね。ふぅ……なんだか陰鬱な空気が垂れ込めてきましたよ。プレイ順はカッパさん、たにださん、森陽、松岡さん。 カッパさんは初手でホーリーワードX、パーミッションなどあるものの、スペルを使わずに普通にダイスを振ります。そして出た目で、颯爽と中央の地土地にマッドマンを配置。まず確実に地属性を確保するための、うまいやり方です。数ラウンド後に、その一歩先の複属性の土地にもマッドマンを配置することに成功、順調な滑り出しを見せます。 たにださんはコアティ、マミーなどの他にフェイトを入れています。Xを使って周回しつつ、こちらも順調に配置。パーミッションを使った周回後に、アイスウォールなどで城右側の地属性を確保し、後に水土地に置いたフェイトにピースをかけます。

私は初手、全てスペル。テレポート、アップヒーバル、パーミッション……なんとスペルばかりです! まずはテレポートを使って中央の砦に飛び、次ラウンドにパーミッションを使用。その時引いたボガートを複属性の土地に配置してから、クリーチャーをなかなか引きません。 クリーチャー枚数が少なめで、ドローカード0枚のブックを使っているからまぁ仕方ないのですが……。頼みの綱はフェイトピースとテレポートなのに、先にピースだけ出てきます。アイテムもないことだし、仕方なく、ボガートにピースをかけてしばらくは大人しく周回しようと思いました。 松岡さんの手札は、テレポート、セージ、そしてフェイトなど。考えることはみんな一緒ですね〜。風土地にフェイトを置き、次ラウンドでピースをかけます。しかしダイス目が小さいものばかりで、出遅れる形に。

5R、カッパさんは中央砦横のマッドマンにランプロをかけて早々にレベル3にまで上げてしまいます。地属性被りのマッドマンなんて即死でもない限り倒せないッスよ〜。7R、私は負けじとボガートをレベル4に。一連鎖で未だアイテムを引かないものの、手札にはクイックサンドがあり、右を周回して中央を城方向に下がってきたカッパさん、たにださんに圧力をかけます。
8R、クイックチャンス。この時の状況は以下の通り。

 橋
 □
 ◆ ・・・カッパさん(進行方向↓)
 □
 砦
 ◆ ・・・たにださん(進行方向↓)
 ◎ ・・・ボガートLv4(ピース付)
 □
 城
カッパさんの手札は地形変化が3〜4枚ほどあり(ワイルドグロースとインフルエンス)、アースアムルまで握っているものの、クリーチャーはいません。そして私は、未だアイテム0枚。たにださんは手前にドリアードを配置し、クリーチャー0枚に。手札はホーリーグレイルや無害なスペルのみ。 ここで私のとった行動は、クイックスルー。ここで勝負を仕掛けても割に合わないと判断しました。判断基準は以下三点。

1.クリーチャーをドローされて落とされる可能性がある(カッパさんの地変を警戒)
2.ハメることができても、連鎖がないので投資先がボガートしかいない。つまり通行料で得たアドバンテージを非常に活かしにくく、逆にこのリードを必要以上に警戒される恐れがある
3.この状況下では魔力より土地が重要であり、地属性三人被りなので中盤以降も見据え、大人しくしているが吉

すかさず9R、カッパさんがシャッターをドローし、私のクイックサンドを割ります。まぁ、問題ないでしょう。ダイス目は小さく、ボガート手前に残ります。そして10R、カッパさんはバジリスクをドロー。結果的にクイックサンドをスルーして正解だったと胸をなでおろします。

その間、松岡さんは周回に勤しんでいたのですが、なかなか地属性の土地にクリーチャーを置けなくて苦戦している模様。右砦西隣の地土地にやっと置けたセージを、10Rにレベル4に上げます。クリーチャー0枚でアイテムはカウンターアムルとグースのみ。この時私は松岡さんの後ろをくっついて周回していたので、あわよくばあそこを踏めないかなぁと考えていました。手札にはケットシーとフュージョンが。

そしたらなんと、11Rに本当に直踏みしてしまいます。そのラウンドに引いたパイロで侵略成功し、次ラウンドに地形変化を打ち込みました。これで一気にトップに立ちます。松岡さんはグースこそ決めたものの、拠点が落とされ大きく後退。 ぽこぽこと地属性にクリーチャーを置いて連鎖を稼ぐたにださん、マッドマンが超安定のカッパさんに危険を感じながら、しばらく森陽がトップを維持します。最下位の松岡さんは、移動侵略で たにださん、カッパさんの領地を脅かします。

18R、森陽がイビルブラストをドロー。場にはたにださんのレベル4ドリアードが。しかしあれに撃つと、カッパさんのコンジャラーが空き地を横取りしてしまいそうです。迷った挙句、カッパさんのマッドマンレベル3に打ち込み。会場からは「え〜?」と疑問の声が(後で、コンジャラーを警戒するなら素直にそれを焼けばよかったのではと言われて納得してしまいます)。とにかくメズマライズ⇒ボガートに打ち込み、を防ぎたかったのでぶっちゃけどこでもよかったのです。 ところがその直後にコンジャラーを直踏み、サラマンダーで侵略成功、脅威が消え去ります。カッパさん、すごい迷惑そうです。

20R、音楽が変わります。一位は依然として森陽。……ですが地属性が三人もいる以上、このリードは簡単にひっくり返されるでしょう。逆に、私がずっと握りこんでいる地形変化が切られたら、地属性三人にとっては他の人を止める手段がなくなるということ。 途中カッパさんがサプレッションを引きますが、「これはアップヒーバル切らないのではないか」との読み通り、たにださんと私が入れていたヘイストを切りました。予想範囲内のサプレでほっと胸を撫で下ろします。地形変化はしばらく持ち歩いても大丈夫そうです。

21R、カッパさんはテンペストを捨てます。これが試合の一つのキーポイントになったでしょう。この当時カッパさんがいい位置についており、強いてテンペを使う必要はなかったものの、私はもう少し持ち歩いてもいいかと思ったのですが……。

と、このあたりで皆さんの手札にアレが出揃ってまいりました。不毛なバジリスク天国へようこそ。

26R 松岡さん⇒カッパさんへアタック
 バジ vs マミーLv3  即死せず。土地Lvダウン
 (松岡さん、今後の展開を占う象徴的な結果に脱力気味)
27R カッパさん⇒森陽へアタック
 バジ+グレアム vs ケットシーLv4  即死せず。土地Lvダウン
 (カッパさんのグレアムは、私の猫愛まで壊せなかった)
27R 松岡さん⇒カッパさんへアタック
 バジ vs マミーLv3+グース  即死せず。土地Lvダウン
 (カッパさん、グース使い損。寧ろ死んでくれの一言)
28R たにださん⇒森陽へアタック
 バジ+ホリグレ vs ケットシーLv4+ホリグレ  即死せず。土地Lvダウン
 (たにださんはなぜホリグレを使ったのでしょうか…。これにつられて、私は次のターンにグリマルキンに地形変化を打ち込もうとしてカーソルを動かし、「しまった」と言ってしまいます。うっかりは伝染するというアレでしょうか。)

と、ここまで全然光りません。場には一体のガーゴイルもなく、バジ様の横暴を許しています。こんなこともあるんですねぇ。まぁ私は、ボガートにピースかけといてよかったなぁとか思いながら状況を冷静に見ていました。見ていたのですが、29Rに松岡さんがカッパさんのレベル5マッドマンを落としたあたりから焦り始めます。 コンジャラーで召喚させたバ=アルのレベルを早く上げたい、そう思っている最中、パイロドレイクと交換した砦隣のレベル4ボガートをバジリスクの移動侵略でたにださんに落とされてしまいます。ホーリーグレイルが一枚あったのですが、横付けされては防ぐのは無理だと、運を天にまかせたらこんなんなっちゃいました。アヒョー!

気を取り直して次のターンにテレポートを使い、バ=アルをレベル5に。これでバジリスクを恐れずに済む拠点が一つできました。ここと、ピース付ボガートだけは大丈夫そうです。

32R、私はまたもやイビルブラストを引きます。しかし現段階でイビル一発で倒せるクリーチャーは不在。ただ、たにださんのレベル4グリマルキンに横付けしてフュージョンの存在をちらつかせている松岡さんのニンジャが気になる……そこへカッパさんが横から一言。

「ニンジャにでも撃っといたら」

うん、そうしよう。私はニンジャにイビルブラストし、体力を削ります。はっきりいって自分もニンジャを持っていますし、普通に侵略できるので意味はほとんどありません。なんとなくマークしておきたかっただけです。会場からは非難の声が囂々と。「え〜、うそー。ウソだろー」言った本人も驚いているところへ松岡さんが「カッパさん、あんた暫らく黙っとれっちゃ。」私もそれがよかろうと思いました。

37R、私はたにださんのマッドマンを落としたばかりの、松岡さんのレベル3バジリスクにアップヒーバルをかけます。松岡さんの手札にはワイルドグロースがあったものの、私は直踏み侵略でバジリスクを落とせる距離にいましたし、なおかつここで5連鎖になった松岡さんが二位に浮上してくる。そしてこちらの手元にはアップヒーバルが二枚。ここで松岡さんの地形変化を切っておいてもいいだろうと判断し仕掛けた妨害です。当然のように直踏みはできず、松岡さんはそこへすぐワイルドグロースを打ち込みます。 バジ合戦で松岡さんがだんだんと差をつめてきたものの、こうなっては誰が抜け出てもおかしくない状況。場には高額地がうようよしています。ただ一人、レベル5マッドマンを落とされてから、カッパさんが劣勢に立たされているようです。

41R、カッパさんは圧力をかけ状況を打開するべく、テンペストを使用します。が、私は周回行動を終え城一歩手前にいたので、ほとんど影響を受けません。逆にブック一周してイビルブラストが出たらチャンス。中盤配置できたフェイトなどで懸命にドローした結果、43R、私はクイックサンドを引いてブックを一周させます。 手元にクイックサンドがきたことで、他の三人にプレッシャーを与えることができるようになりました。場にはちょうどメズマライズが切れていますし、まだしばらくはそれを引きそうにない予感がします。様子を見ながら持ち歩くことに決めました。

と、45R。試合が大きく動きます。たにださんが松岡さんの左砦北隣レベル5マッドマンを踏んでしまったのです。手札にはバジリスク、ここは当然仕掛けます。ところが松岡さん、(カウンターアムルではなく)フュージョンを使用! もし即死が失敗すれば、2048Gの通行料を得て、試合の天秤は一気に松岡さんに傾く――のですが、私の深層意識は即死の成功を予感していました。こういう状況において、松岡さんはとことん運に見放される。少しどきどき、ちょっと冷めた目で見学していたら、案の定あっさりと即死を成功させたバジ様。松岡さん超ガックリ。

ちなみに、口ハウントによるイビルブラストがなければ、ニンジャはテンペストで死なず隣のマッドマンに支援を与えていたので、この場面はフュージョンでなくカウンターアムルでバジリスクを100%撃退できていた。 ブックにテンペストを残していたカッパ氏は、イビルブラストを撃たれたクリーチャーがその後テンペストで死亡することを予想できる立場にあり、(冗談で言ったつもりかどうかは関係なく)当リーグ的にかなり悪質な行為だったと言える。今後このような事が二度と無いよう、参加者は皆注意してください。

これでたにださんが周回すれば勝負は決まってしまう――そう思った私は、そこへすかさずアップヒーバルを打ち込みます。するとなんと、そこを直踏みする‘幸運の’ダイスが。たにださんはアイテムがなく、私の手札にはニンジャ。勿論そこを攻め落とし、私が逆リーチをかける形となりました。 ここまでくれば相手はたにださん、ただ一人。たにださんのレベル4ワーボアをイビルで焼いて更地にするなどしながら、城を目指します――が! 47R、右を回っているときに、よりによってたにださんのレベル4ガーゴイルを踏んでしまいました…。私は通過した地土地のニンジャを地形変化し、連鎖を5にしてから先ほど奪取した火土地レベル4ニンジャを手放します。ダメージはだいぶ軽減されたものの、これでまた勝負はわからなくなりました。

ここは勝負に出ねば……! 48R、レベル5バ=アルにクイックサンドをかけます。標的は、その向こうにいるたにださん。松岡さんがそれを阻止するため、いかにも不本意そうな表情でランプロによるクイックサンド上書きを決行。私にとってはそれはそれで美味しい妨害。このまま大きな踏みがなければいけそうです。

50R、私は達成を意識してヘイストを使用。幸運にも火の空き地にフェイトを配置でき、5連鎖になりました。ここでピカっと光ります。手札にはパーミッション、アップヒーバル。妨害があると思いきや、ワイルドグロースを一枚持つ松岡さん、何も行動を起こしません。それに習って、同じように地変を持つカッパさんも妨害なし。 しかしカッパさん、私のピース付きボガートにランプロをかけ、バジでの直踏み侵略を企てます。しかししかし、なんとダイスは一歩足りず、「あ〜もう、かんけーねー」とかのたまいながらボガートの一歩手前、たにださんが所有するレベル4ドラゴンゾンビにバジで特攻したのです。 この時点でたにださんは全ての砦を周回し、総魔力6374Gで城まであと一歩。たにださんは達成までにもう一周必要とふんでヘイストで仕掛けたのですが、カッパさんのバジが失敗すると逆転されてしまう……胸中に最悪の結末の影が去来する中、蛇の王バジリスクは――即死成功! 51R、私はパーミッションを使用し、胸を撫で下ろしながら達成したのでした。

振り返ってみると、今回の勝利は幸運の連続です。テレポートがこれ以上ないくらいに機能してくれました。ずいぶんうそ臭いダイスも出しましたが、それでも通行料支払いは私がワースト1だったのです。勝因はきっちり五連鎖を築けたことと、他のみなさんがバジで足の引っ張り合いをしていたから。それから皆さんのガーゴイルが一様にブックの底に埋まっていたことが、私にはかなりいい方向で影響したと思います。今回は個人的理由で絶対に負けられなかったので、真に嬉しい初勝利と相成りました。

(3)コメント
森陽
 火1(私)対森3の苦しい戦いを制せられたのは。まごうことなく猫への愛の力です!!

たにだ
 不毛なバジリスクによる足の引っ張り合いに、現在の世相を見る思いでした。

松岡
 DC版宇宙一リーグの「山」でバジリスクの「やってられない感」に打ちのめされたので、今回は自分もバジ側に回ることにしました。・・・報復に報復で応じるネガティブスパイラル。踏んだ方にも踏まれた方にも笑顔はなく、ダイスと50%の気まぐれが果てしなく続く滑稽な勝負に、ただ徒労感のみが募りました。アーシェなしでここまで長くなるのだから、どれくらいバジり合ったかお分かりいただけるでしょう。地被りの影響で地土地確保に苦労し、その上地属性3人ともブック一周直前までガーゴイルを引けなかったことが泥沼を招いた。

カッパ
 不毛なバジ合戦を繰り返すうちに森陽さんが抜けてしまいました。

(4)結果
山 51ラウンド 1時間55分
順位 セプター 魔力 付記
1 森陽 7987  
2 たにだ 5690  
3 松岡 4541  
4 カッパ 3279  



10b(2004/04/18)
とやぷぅ氏のレポート


(1)設定
マップ:山(勝利条件7000G)
参加者:FOX'、いのくち、Max.M.Mine、とやぷぅ

(2)レポート
山。山といえばDC版の全国大会の予選マップでした。つまり、これでもかってぐらい研究されているマップのはずです。ですので、色々悩んだ挙句に、過去使用したブックをPS2版に焼きなおして臨みました。

FOX':ST高めのコインブック。メテオ・アースシェイカー入りで長期戦の構え。
いのくち:全破壊系ブック。テンペ、カタスで壊す気満々。オドラデクは狙いすぎかと。
Max.M.Mine:水属性中心の走りブック。攻撃力が高めなのがさすがです。
とやぷぅ:地属性中心の走りブック。防御力に特化してみたり。
3ラウンド目ぐらいから、遅延系vs走り系と2対2の構造が出来あがりました。

持っていったのは、地属性走りブック。このマップでは王道と言って良いブックです。初手1〜5までで属性土地が取りやすい事と、高いHPで守りやすい事、マッドマンがいるため、被りに強い事が利点ですね。また、リープ系が使いやすいマップなので、周回も早く行う事が出来ます。遅延系6周に対し、走り系12周ってのが物語っています。リープ系でも地、風は飛びやすい位置に土地があるため、水、火に比べて有利に動く事ができるのです。

序盤
初っ端から いのくちさんがかましてくれます。7Rにいきなりテンペ発動。続けざまに打つかとおもいきや、単発のみ。その後、ST30のクリーチャーで土地を奪おうと侵略するも、ことごとく返り討ちに。うーん、侵略奪取がしたかったんですね。きつねさんがゴールドアイドル→アレスコンボで環境を整えるも、いのくちさんのテンペ→カタス→スウォームの連射で撃沈。場が一掃されて、ゼロスタートになっちゃいました。 2回目のテンペでMineさんのLv3ダゴンが撃沈(「なんでやねんーーー」)して、いのくちさんがフェイト横移動で空き地をちゃっかりゲット。このLv3のフェイトのおかげで、場が動きはじめました。いのくちさん、テンペ→カタスと打った時点で残り46G。きつねデコイvsいのくちオドラデクで、きつねさんコインゲット、いのくちさんグースで200Gゲット。きみたち、コンビ打ちしよるやろー。

中盤
いのくちさんがLv3フェイトをゲットしたおかげで、テンペ即打ちの恐怖から開放されました。土地を守って行動してるのがバレバレです。ですが、用心用心って事で、現金を持ち歩いて、クリーチャーを交換し続ける走り組と、虎視眈々とコインを狙うきつねさん、という対戦図式に変わって行きます。 いのくちさんは、っていうと、1位安泰で水の4連鎖なんか作って余裕の構え。現金が無くなっても、エコーで収入って所がイヤらしい。たまに、走り組がLv3程度の領地を作っても、きつねさんのメテオ・アースシェイカーでリセットされて、なかなか抜け出る事ができません。こんな状態がだらだらと続いて行ったのでした。
Max.M.Mine「くそー、なんにもできねー」
とやぷぅ「ま、おやつでもどうぞ」
Max.M.Mine「あ、いただきます」
ボス「こらこら、そこ、和むな」

終盤
きつねさんがいのくちさんの水4連鎖を、エグゼクターの横移動だけで崩壊させてから(コインも3回ゲット)、場が動き始めます。いのくちさんが、土地の呪縛から開放されて、カタス→スウォーム→スウォームの連射で場を一掃させます。このとき、クリーチャーの交換でうまい事生き残った、私といのくちさんの土地以外は全滅に。2000G付近の低魔力から、改めてトップ戦線がスタートです。

皆、じわじわと土地を回復してゆくものの、きつねさんがLv3を2回踏んで、3桁に落ちてトップ戦線から脱落。いのくちさん、オドラデクをLv4に引き上げるも、きつねさんのメテオで撃沈。その後Lv5にするも、再び私のメテオ(メズマ使用)で潰されてトップ戦線から脱落。水土地の連鎖をキープしつつ積極的に動くMineさんと、私の一騎打ちとなってきました。

私はドラゴンゾンビをLv5に引き上げて、4歩前のいのくちさんの踏みを狙うものの、いのくちさんは、するっと1歩差で抜けてしまいました。ピンチを切り抜けたいのくちさんは、テンペ、スウォームを連射して一掃を狙います。慌てて交換する走り組ですが、次々と高額地が別の人に渡って行きます。 私はクリーチャーの交換がうまく行ったので、Lv5をキープする事に成功しました。さらに、残った高額地をちゃっかりゲットする事にも成功。トドメは、ぐるっと回ってきたいのくちさんが、Lv5ドラゴンゾンビを踏んで終了となりました。

感想
遅延系の息が切れたタイミングで、高額地を作って逃げ切りました。うん、タイミングが良かったです。にしても、長かった〜。途中は、どーにも周回するだけだったので、お茶したり、おやつ食べたりしながらプレイしてました(てへ)。集中する所と、気合を抜く所のメリハリが重要ですな。

山に関しては、走りブックが有利だと思いました。遅延系が頑張れるほどMapが広く無いことと、リープ、パーミを使ったショートカット戦法で安易に収入が得られるため、走り系の持ちなおしがしやすいように思えます。 しかし、いのくちさんのエコーがドレインだった場合、現金を貯めてチャンスを待つ走り系の頭を押さえる事で、もっと試合が長引き、私のワンチャンスが消されてたのではないかと思います。そうなると、試合の結果がどうなるか・・・今考えても怖いですね。試合時間、2時間11分。山でこんな長時間やるとは思わなかったーーー。

(3)コメント
とやぷぅ
 序〜中盤は耐えました。ええがんばりましたとも。なんとか勝てて良かったです。

Max.M.Mine
 もーいや、こんなブックとやるのは!

FOX'
 銀河の歴史がまた1ページ。

いのくち
 初テンペ撃沈。

(4)結果
山 69ラウンド 2時間12分
順位 セプター 魔力 付記
1 とやぷぅ 7533  
2 Max.M.Mine 5452  
3 FOX' 3029  
4 いのくち 64 惨敗



10c(2004/05/29)
世代交TAI氏のレポート


(1)設定
マップ:山(勝利条件7000G)
参加者:会社員M、DARK、TIO、世代交TAI

(2)レポート
山で勝ってしまった。予選では勝ってないのに、なぜだろうなあ。全くもって不思議である。では、試合の流れを見てみよう。(以下敬称略)

会社員Mと世代交TAI(以下、世代)は地属性、DARKは火属性、TIOは水属性であった。DARKは初手フェアリーライト、2ラウンドにホーリーワードXという謎の行動を実行。わからない。

城から北方向に、各自がクリーチャーを配置していた。

          ミューテ
 城  マドマン  カーバン  ガスクラ  空地  N
    世代    会社員M  DARK
ガスクラウドにTIOがリバイアサン+水アムルで猛烈侵略。土地変性は久しぶりだなあ。
          ミューテ
 城  マドマン  カーバン  リバイア  空地  N
    世代    会社員M  TIO
北砦に止まった会社員M(城に向かっていた)は、カーバンクルを横移動。ダークマスターをつけてリバイアサンを撃破。
 城  マドマン  空地Lv3   カーバン  空地  N
    世代          会社員M
しかし、会社員Mの次のダイスは1。カーバンクルを元の位置に戻せない。世代はこの空地を狙ってダイスを振るが惜しくも外れ。

世代はワイルドグロースを手元に持っているものの、300Gを消費して自力地形変化を繰り返す。これは、目立たないための一つの策であり終盤に抜け出すことを考えていた。ちなみに、DARKは城から西方向にレベル3を3連続で打ち立て(通行料256G)、皆ダイス操作スペルをここで使うようになっていた。目立ってますねえ。 この隙に世代はホーリーワードXはめのチャンスは無いかとマッドマンのレベルを4に上げたが、そのチャンスは最後まで訪れることは無かった。

TIOは6マス先が世代のマッドマン(通行料691G)であるにもかかわらず、男ヘイストを敢行し7を出す。強いなあ。世代は会社員Mの全く落ちそうにないカーバンクルHP45(会社員Mのミューテ+TIOのマスグロース)を踏みまくり、576G、691Gを支払。これを見てTIOは会社員Mにラスト。 世代はギア+グースで550Gの現金収入を得て戦線復帰。マッドマンのレベルを5に引き上げる。ラストが飛んで来ずホーリーグレイルを維持できていたのが功を奏したようです。TIOがマッドマンを踏んでTHE END。やはりレベル5になった瞬間に踏むジンクスは存在するのかもしれない。

世代は自分がドローしてくるグーバクイーンやバジリスクに対して「遅いよ」と突っ込みつつ城に到着。無事、勝利した。ちなみに、バルダンの変身はバトルギアβやヘルハウンド等。適度な強さを保っています。やはり、地属性は安定しますなあ。

(3)コメント
世代交TAI
 ステルスしてたら、レベル5踏んでくれました。

DARK
 のんびりレベルを上げていたら終わっちゃいました。

会社員M
 レベル5の踏み込みで試合が加速しました。のんびりしてたんでもー打つ手なし

TIO
 序盤で力尽きました ○| ̄|_

(4)結果
山 36ラウンド 1時間15分
順位 セプター 魔力 付記
1 世代交TAI 7929  
2 DARK 5911  
3 会社員M 5162  
4 TIO 1000 惨敗



10d(2004/11/06)
会社員M氏のレポート


(1)設定
マップ:山(勝利条件7000G)
参加者:会社員M、NO.001、カッパ、ルマー

(2)レポート
対戦メンバーのブック構成
 ルマー: 無属性中心 ミルメコとフェイト入り
 カッパ: 地、高HPクリチャー構成でテンペあり
 NO.001: 風、ラマを駆使して高額地回避&ハメ狙いでしょうか
 会社員M: いつもの青い恋人マンセー(いいんだよ穴埋めなんだから)

「山」には私にとって嫌な場所が一箇所あります。N砦の上の水土地! ここで毎回はまって負けてるのでおさえたいところ。とか考えてたら2ラウンド目に確保できました。んーいけるいける。穴埋めの気楽さに加えて、これでのんびりできます。

あとはホントーにいつものプレイング。ベータとアンダインをばら撒いてアンダインのHPが60以上になったら余剰のマナを惜しげも無くほいほい突っ込んで突っ走る。 他プレイヤーはというと、地のカッパはNO.001の風ブックにダンピールが入っており、いやな感じ。加えて何故かLv4高額地を踏むことが多く、不運でした。バジリスクがあるので怖かったんですけどドローが噛みあわなかったみたいです。

NO.001はN砦下のナイキーをじわじわ上げて稼ぐも、Lv5まであげたそこをルマーにチャリオット+ミゴール+ヘルブレで落とされたり、デコイ高額地を取られたりで一気に伸びることが難しかったです。あとラマハメもチャンスがこなかったようです。

ルマーは20Rにミルメコラントラを決めデコイに投資すると、そのあとのカッパのドローにテンペストが! このテンペでデコイが4体ほど吹っ飛びました。うち2体高額地。カッパ以外にはみなデコイがあり連鎖要員でしたが、この瞬間デコイは仮置きクリに。テンペもう1枚くらいありそうな感じですし。 山は連鎖用デコイが有効なんで、テンペのこういう使い方はおもしろいですね。

終盤、魔力達成者が発生しては土地色変え妨害がきて、終わりそうでなかなか簡単にはいかない状況。ルマーが城を1マス通り過ぎ、通過自領地を上げ達成、手札にカオスパニックあり、しかしカッパがサプレ。残念でしたが、そういう達成ってできたらかっこいいと思うのワシだけ?

私の場合の泥臭い達成はこんな感じ。私がNO.001のLv5ケンタウロスを踏むとNO.001が私のLv5アンダインを踏み、私がルマーのLv5ミゴールを踏むとルマーが私のLv5のアンダインを踏む、割り増し返し!(連鎖数違いと天然ラントラ効果の為ですね) アンダインラブー。あーこりゃこりゃ。で、さくっとドローしたHWXでゴール。穴埋めは気楽でいいよねぇ。

(3)コメント
会社員M
 山って勝てる気がしないんだけどアンダインがポコポコ上がると勝てる気がするだけ〜。

ルマー
 何が決め手かというと、通行料長者属性が全てなわけで、惜敗でよし!

NO.001
 DC版予選の頃から、このマップで勝てると思った事がありません。

カッパ
 踏みまくってすいません。テンペ撃ってすいません。最後カオパニぶっ壊してすいません。穴埋なのに。

(4)結果
山 39ラウンド 1時間25分
順位 セプター 魔力 付記
1 会社員M 8887 穴埋
2 ルマー 6128 惜敗
3 NO.001 4163  
4 カッパ 2458 穴埋


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[07 a b c] [08 a b c] [09 a b c] [10 a b c d] [11 a b c d] [12 a b c d]
[13 a b c d] [14 a b c d] [15 a b c d] [16 a b c d] [17 a b c d e] [18 a b c d e]
[19 a b c d] [20 a b c d] [21 a b c d] [22 a b c d] [23 a b c d] [24 a b c d]
[25 a b c d] [26 a b c d] [27 a b c d] [28 a b c d] [29 a b c d] [30 a b c d]


11a(2004/04/17)
松岡のレポート


(1)設定
マップ:極寒の村 ケルダー(勝利条件8000G)
参加者:カッパ、松岡、たにだ、森陽

(2)レポート
セカンドEXに復刻された初代カルドセプトの「極寒の村 ケルダー」。クアンゼと同じく土地属性が偏っていて、水地形が全体の半数を占めるマップです。 よってSS版やPS版では無条件に水属性有利だったのですが、セカンドから強化された属性ダメージスペルによって特定の属性が狙い撃ちされる危険性が高まり、更に復刻されたケルダーのショップにはわざわざそのエクスプロードやファイアーボルトが売られている。 つまり水は連鎖を組みやすいものの全滅の危険性すらある、非常に不安定な属性であるといえます。

水土地数が多いマップでは無敵の安定感を誇るアンダインも、この状況下ではショップに売られているマーフォークと同様、HP30の儚い存在に過ぎません。マスファンタズムで対抗する手もありますが、ケルダーは3エリアあるうえ、ショップで買えるエクスプロードとブックに何枚も入らないマスファンタズムでは分が悪い。 ではプリンならどうかというと、エクスプロード前提では育成前のポイ置き段階が危険ですし、それ以前にケルダーは周回数を稼げる護符マップであるため、展開によっては速攻で終わる可能性が十分にあり、育成する暇があるか微妙です。

では、水属性でなければ何がよいか。マップの形状から素直に考えれば、地属性有利でしょう。

(1)聖堂周辺が地地形
  護符の売り買い直後に土地レベル上げできる。護符マップの基本です。
(2)周回数稼ぎやすくマミー、バロメッツ有利
  聖堂マップなら当然魔力源重要。万が一の遅延系への保険にもなります。
(3)フォレストリープによる大ジャンプ
  ケルダーのフォレストリープ大ジャンプ(最大23歩相当)は、初代ケルダーからの伝統であり、強力な高速周回手段。そのメリットを独占するため、着地ポイントを確保し高額地化できるのは地属性の強みです。

ここまで考えて、更に地属性同士の被りやアンチ地属性ブックの存在も検討してみましたが、今回は地味にマップ分析したり、分析の裏を突いてきたりするタイプの相手ではないので、地属性強力、そこまでで大丈夫だろうと結論しました。蓋を開けてみると、たにださんが水のテンペスウォーム、森陽さんが火、カッパさんが水+少しだけ地、でした。

さて、ケルダーショップにはエクスプロード以外にも物騒な商品が並んでいて、特に注目せざるを得ないのが、コラプションとリムーブカース。どちらも護符メインの勝負を大きく左右するため、決して自分が撃たれたくないカードです。 よってそれらを被弾する可能性を念頭にブックやプレイングを組み立てるのは当然ですが、まずはそれらを買った本人に易々と撃たれないようにしたい。そこでメズマライズ。パーミッションが極端に有効なマップだけに、他人のパーミッションをつまみつつ、ショップのスペル購入をも牽制できるメズマライズはこのマップで最も重要なスペルのひとつです。

以前ブック解説に私のドローサポートの考え方を書いたことがありますが、今回のようにメズマライズが場に溢れる状況ではやはりドローサポート台無しで、ホープ、ファインド、フェイトはかなり使いにくいです。私はブック前半にクリーチャーとグースを間引いて使い、後半にスペルを固める狙いでプロフェシーを採用しました。 この試合で森陽さんはブラスアイドル+リンカネーションを組み込んでいましたが、特殊な仕組をブック内に用意しないなら基本的にブラスは入れた者損であるばかりか、リンカネ直後はメズマの格好の標的であり、果たして森陽さんに利益が出ていたかどうか。 ただ、スタンダード対戦へのブラス配置でブック構築の細かいアドバンテージの差を帳消しにし、試合展開を大雑把なものにできたとは言えるでしょう。

また、リムーブカースが店に陳列されている以上、ランドプロテクトの価値は低くなります。そこで天然ランプロクリーチャー!と言いたいところですが、捻らず真直ぐ水ブックで来たセプターがいた場合、そのセプターが入れているであろうドルールの餌食になってしまうため、戦術の中心に持ってくるわけにもいきません。 水ブックが居らずあわよくばグリマルキン、くらいのつもりで1枚。通常ランプロに割く枚数分はその他を厚くする用途に回しました。どうしても屋根が欲しい形になったら、他人のをメズマでつまんでもいいということで。

とにかく今回はメズマ重視なので、他人のスペルはいつも以上に要チェックです。


試合序盤は速やかに西エリアの土地を確保したい松岡でしたが、手札にクリーチャーがなく、3Rに森陽さんがコンジャラーを西砦から2歩の地土地に仮置き(手札にはサキュバスリング)、5Rにカッパさんが西砦隣の地土地にブラッドプリンを配置(手札にはスチームギア)してしまいます。 ようやくドラゴンゾンビを引いてこれらを直踏みしますが、どちらも手を出せず、かといってその他の空き地には止まれず。西エリアの重要な三叉路は素早くカッパさんのメガロドンに押さえられ、その周辺もカッパさんや たにださんの水クリーチャーでたちどころに埋まっていきます。 私は中盤まで西エリアに土地を確保できないままワイルドグロースばかりザクザク引いてしまったため、その後のガーゴイル・バジリスク配置やワイグロのサプレッション回避を意識して、北と東にクリーチャーを配置後ワイルドグロース撃込。しかし、これは護符戦的にもリープジャンプ的にも苦しい手です。

たにださんがビジョン(支援ST+10)+グースでカッパさんのドルールを あっそうか撃退。また、東エリアで謎移動侵略により土地を失ったり、西エリアで仮置きクリーチャーをわざわざスチームギアに置き換えて移動侵略による連鎖切りを狙ったり、せっかくの聖堂通過機会に自分の護符ではなく西地護符を2だけ合わせ買いしたりと、対松岡の疑問アクションが目立ちます。 極めつけは、森陽さんや松岡がメズマキープしているにもかかわらず、ショップでコラプションを買い(!)、森陽さんにメズマで撃ち返された場面。どうするつもりだったのか試合後に訊ねると、
「森陽さんのメズマで松岡さんに撃ってもらおうと思った」 ・・・(゚Д゚)ハア?
この時、森陽さんはトップで、たにださんは2位、松岡はトップからダブルスコア以上離された最下位。そりゃ普通森陽さんはたにださんに撃ちますよ。(*1) たにださんは、他人の踏みで負けたと嘆く前に、護符戦における一手一手をもっと大事にすべきではないかと思いました。

(*1) ところが驚くことに、カッパさん曰く「松岡さんひとりを確実に殺しておくという意味でアリなのでは?」。 でも、そういう「サバイバルレース」的ゲーム運びで行くなら、前試合の「山」で、カッパ、たにだ、松岡の3人地被り、森陽さん一人火の状況で、なぜカッパさんは森陽さんのアップヒーバルをサプレせずにスルーしたのか? ましてやあの時森陽さんはトップだったではないか。と問うと、今度はカッパさん「もし自分以外の誰かが伸びて来たとき、場に止める手段が無くなるから」とおっしゃる。 ううむ、それってサバイバルの話と矛盾してるし、結局カッパさんも たにださんと同じで、無意識に私をマークしてるだけなんじゃないの?と思ってしまうのですが・・・

(後日)
カッパ「無意識どころかバリバリマークしてるに決まってるじゃないですか。松岡さんをマークしてるから優先的に松岡さんを殺す。全っ然矛盾してないし、無問題ですよ!(エッヘン)」
いやそういうことを聞いてるんじゃなくて、最初に私が言っていたのは、勝ち筋の考え方のタイプとそれに伴う選択肢の・・・・モウイイヨ・・・シクシク・・・

西エリアに変化があったのは13R。森陽さんが三叉路のLv1メガロドンを直踏みしリトルグレイで誘拐、更に14R、移動侵略でLv1ビジョンを誘拐、と大暴れ。カッパさんが占めていた西エリア入口からクリーチャーを掃き出しました。そして16Rたにださんのテンペストで西エリアのカッパプリンと森陽グレイは消滅。空いた西エリア三叉路には21Rに松岡マッドマンが入り、念願の西エリア1個目ゲットです。 22Rにそのマッドマンへワイルドグロース撃ちつつ西地護符を50まで買い足した松岡は、23Rにフォレストリープ、24Rにメズマエスケープで続けざまに西地土地を確保し3連鎖。この4ラウンドで一気に形が出来上がりました。

しかしちょうどその頃(21R)、森陽さんが配置したブラスアイドルによって、4人ともパーミッション、ホーリーワードX、メズマライズを次々に引き始め、怒涛の勢いでゲームが加速。もうこうなるとマップがケルダーだけに、多少の形勢差はセプターの位置関係とドロータイミング次第で簡単にひっくり返ってしまいます。 排除しようにも配置後即ピースされたブラスには手が出ず、直前に600Gグースを決めていた松岡からカッパさんが412Gドレインしたこと、ブラス場でおかしな考え方をした松岡が2ターン分ほど周回ロスしたことなどもあり、混戦の様相・・・なんと美しくない展開でしょうか。26Rに松岡がシンクサプレしますが、やはりブラスの影響で回復はあっという間です。

西エリアからクリーチャーを排除されたカッパさんは、27Rに北エリアの水護符を50買って目標エリアを切り換えます。31R、西エリアでギアグースを決めると、32Rにパーミしつつ聖堂で手持ち調整(1201G)し、3連鎖フェイトLv1→5のナチュラルトランス。着地点が1連鎖Lv1スチームギアであるだけにやや面倒な形でしたが、そつなくこなしました。これで形勢上明らかなトップに。

一方たにださんも32Rに西エリアへ侵入し、東エリアへスイッチする意図の東水護符を30枚(300G)購入しますが、まだ手持ちに479G残しており、50枚まで買っても良さそうなところ。先ほどのギアグース〜トランスの流れでカッパさん有利が確定したのは誰が見ても明らかだし、ここは目一杯頑張らないともう間に合いません。 しかもカッパさんの護符数は70枚オーバー。最も手が遅れているたにださんが80枚所持したとしても、コラプを撃ち込まれる危険性は極めて低いでしょう。たにださんは直後の33Rにボーナスを得て、シーボンズLv1→4上げで 519/3742Gですから、やはり50買いで問題なかった気がします。

こうして各自上がりへの道筋が明確になりました。

    カッパ  松岡  たにだ  森陽
 北  水50       火11   火40
 東           水30
 西  水22   地50  水21地2
ブック一周した結果、アースシェイカー、ディスビリーフ、プレッシャーなどの全体遅延は無く、ブラスは健在。たにださんのテンペスウォーム引きを考慮する以外は、終局まで最短距離を進むが吉でしょう。

カッパさんは34R、北2連鎖メガロドンLv3→5。35R、西へ向かいつつ北2連鎖ビジョンLv1→4。好ダイスが続き、各セプターの位置関係を気にしながらのプレーです。たにださんは35R、東エリアのカッパビジョンLv1をドルールで落として4連鎖。 森陽さんは35R、前ラウンドのエスケープ方向転換からパーミナイスドローに繋がり、城上ちょうどで北4連鎖ケットシーLv1→5。追いつきました。これはあとワンアクションでゴールの形。止めさえ入らなければ、北エリア12歩を回ってもう一箇所上げ、戻ってくるだけです。

36R。
カッパさんは西水護符を20買い足し、西3連鎖メガロドンLv1→5。9173Gとなり目標魔力越え。止めが入ることを前提に、地形変化撃ち直しの上がりを想定しています。松岡がそのメガロドンにワイルドグロースし、とりあえず止める。 このチャンスに森陽さんはメズマXで4連鎖ボガートLv1→4とするも、7964Gと36G足りず。メズマを起動した分届きませんでした。たにださんは自領地のビジョンを領地コマンドで水にし5連鎖。5連鎖ならば護符30でも辛うじて形になったと言えますが、それでもやはり2手ほど遅い。

37R。
カッパさんは地形変化を引けないものの、ダイス2で依然城まで3歩の好位置をキープ。松岡は聖堂で護符を一部手放して、カッパさんの目の前、西三叉路マッドマンをLv4→5とし、あとワンアクションまで漕ぎつけます。これで、カッパさんが城通過前に地形変化を引けなければ松岡勝利の目があります。 しかもたにださんのテンペストでブラスがなぎ倒され、ドロー待ちのカッパさんには不利な状況となりました。 森陽さんはマナリーチだったが、引いてきたのはルナティックヘア。しかし、手札のグレアムとの組み合わせで松岡の西ストーンウォールLv5ならば落ちます。西エリアへ周回。

38R。
カッパさんが遂にインフルエンス引き! メガロドンLv5の地形を水に戻し、3以上ならば勝利です。その確率75%。仮に2でも、次のラウンドで勝利する可能性大でした。

が、無情にも出たのは1。(松岡3連鎖Lv5マッドマン) 通行料1843Gが移動し、一瞬にして松岡断然有利の状況に。ここまで高額地を素ダイスで通過され続けていた松岡でしたが、遂に捕えました。その松岡はダイス7で、城まで1歩のリーチ。テンペストで削られた西バロメッツをマッドマンに交換し、あとは地形変化撃ち込みや森陽さんのダイス2が出ないことを祈るだけです。

たにださんは、5035Gから城上ちょうどのボーナスで東5連鎖ベヒーモスLv1→5。もうこのダイスしかないという強烈な追い上げで、一気に7932Gまで伸びます。 たにださん的には、森陽さんかカッパさんが次の1ラウンド以内に松岡を止める→森陽さんと松岡がともに牛歩→たにださんには高額地を踏まない大きな目が2ラウンド連続で出る(笑)、という、逆転の目が出てきました。極めて細い線ですが、なにしろそれが たにださんである以上、全く無いとは言い切れません。

そして注目の森陽さん。ダイス2なら逆転トップの局面、で、最悪の8。(松岡3連鎖Lv5マッドマン)  仕方なくルナティックヘア+サキュバスリングの即死コンボで攻めるも、プリズムワンド(*2)で殴り倒されます。

(*2) この局面、防御側の受けはワンドでなくグレアムじゃないの? という声があったが、グレアムで受けた場合(マッドマンはST40・HP20)、カッパさんの地形変化引き撃ち(目標魔力届かず)→たにださんのテンペスト引き、のケースで死ねる。

最終39R、カッパさんが地形変化をドローすることはなく、一縷の望みを託した祠も「障壁」では何も変わらず、松岡の勝利となりました。

(3)コメント
松岡
 皆さんなにか偶々負けたようなことばかりのたまってますが、少なくとも、ゲームが始まった途端「ああ、こういうマップだったか」とか、ショップに入って「こんなものが売ってる・・・」とか言っていた方は、この結果を謙虚に受け止めた方がよろしいのでは。今回はブラスアイドルのせいで大味な展開になりましたが、それがなければマップ理解の差がもっとはっきり出たはず。

それはさて置き、肝心なところを聖堂ラントラできっちり抜け出して来たカッパさんは、実に手馴れていてさすがだと思った。ただ、前回の「預言者の神殿2」とは逆のパターン、つまり最後の最後で私にダイス運が回ってきたという感じでしょうか。

たにだ
 他者の踏みばかりは致し方なし

森陽
 猫を信じていれば勝てた!

カッパ
 最後に撃たれたエクスプロードは今後の展開に禍根を残すと思いました。

(4)結果
極寒の村 ケルダー 39ラウンド 1時間34分
順位 セプター 魔力 付記
1 松岡 10424  
2 たにだ 7932 惜敗
3 森陽 5955  
4 カッパ 5885  



11b(2004/04/18)
FOX'氏のレポート


(1)設定
マップ:極寒の村 ケルダー(勝利条件8000G)
参加者:Max.M.Mine、いのくち、FOX'、とやぷぅ

(2)レポート
この濃いメンツにおいて武闘派ばりばりの予感が大でしたが、狐の作戦は無属性で水土地を取りカロンを置いてクイックサンドではめることでした。 このマップにはエクスプロードやコラプションが売っており、はっきり言って水は流行らないだろうと思い、水属性クリはカロンのみだったのだが、とやぷうさんとMineさんは普通に水属性で、HP30や40クリが満載でエクスプロード2発で終わってしまうブックであったのにはビックリ(つーかエクスプロードのこと忘れてるんじゃねえーの?) しましたが、さらにビックリは いのくちさんがその売っているものを全く知らず普通に地ブックであり、対戦してからやっとそのことを知らされたことでした。まあさすがは いのくちさんといったところで、いのへち節がすでに炸裂しているのであった。

序盤、きつねはクリーチャーが全く引けず、ただ周回するのみで、Mineさんや とやぷうさんにどんどん水属性に水クリを配置されやばい状況になってきた。(まずいっつーの。クリたくさんいれてるのに全然ひかねえっつーの運わるいのう) さらに とやぷうさんにバーブルをかけられ徹底マークの予感がいなめなかった。(やっぱ打たれるといやだねえw) もはや きつねのやることはショップでエクスプロードを買い、乱れ打ちするしかないと思ったが、残念なことにエクスプロードのショップには一度も止まれないかわいそうな きつねでした。

10R付近でやっとクリを引いた きつねはボージェスピースを完成させ、無属性主体のクリを配置できてきたが、断然の4位まっしぐらであった。(今回も負けかのう) Mineさんとはすでに倍以上の魔力差をつけられていた。 12R目ジリ貧のきつねに対して とやぷうさんはまたしてもバーブルを発動。(ちきしょーてめえ、つーかなんもできねえよー) 15R目には総魔力の差が3倍にまで引き離され、半分やる気をなくしていたところ、Mineさんは順調に魔力を伸ばし、いのくちさんは とやぷうさんにハウントを打たれていました・・・(とやぷうさん変なもの入れまくりでこええー)

17R目には いのくちさんは いのへち節パート2を展開し、コラプなんてしらんしらんと言って、護符を70枚まで買っていた。(無論コラプが売っていることは承知の上) 19R目に きつねは とやぷうさんのドルールをコロッサスで攻め、グースをきめさせてしまった。(やべえ失敗だったかなあ) しかし いのくちさんがコラプを引き とやぷうさんに-400G食らわせたので、結果オーライだったかもしれない。

23R目に やっと追いついてきた きつねは、護符を1枚も買っておらずまだ全然いけてない状況だったが、カロンをレベル5に上げてみると、そこへ次のターンに とやぷうさんがナイスダイスではまってくれました。(ラッキーー) さらに追い打ちで25R目にクイックサンドをカロンにかけ、Mineさんがそれにチュドーン!! たった2Rで4000Gもの魔力をもらった きつねは、アッというまに達成しました。

この試合のポイントは、多分とやぷうさんはリリーフやバーブルを余計にブック復帰させすぎたこと、Mineさんはしっかり護符を買わずにちょこちょこレベル上げて遅くなっていたこと、いのくちさんはというと・・・運がわるかったですね。

(3)コメント
FOX'
 「軍隊なんて道具だ。それもなくていい道具だ。以下略」

いのくち
 さあこれからというときにきつねが4000Gゲットで終了。惜敗くれーっ

Max.M.Mine
 ピース残しとけバカ

とやぷぅ
 ふみふみ痛いっス。にげたと思ったら反対からふみっと。やっぱり高Lvの土地はこわいねぇ・・・。

(4)結果
極寒の村 ケルダー 28ラウンド 0時間58分
順位 セプター 魔力 付記
1 FOX' 9494  
2 いのくち 4171  
3 Max.M.Mine 2682 惨敗
4 とやぷぅ 1353 惨敗



11c(2004/05/29)
世代交TAI氏のレポート


(1)設定
マップ:極寒の村 ケルダー(勝利条件8000G)
参加者:会社員M、DARK、TIO、世代交TAI

(2)レポート
ケルダーである。ブック構築時にマップの形状は見たものの、ショップの中身までは確認していなかった。いざ、ふたを開けてみると・・・エクスプロード売ってるじゃないですか! 水ブック組んでいるの私だけだし。こりゃあ、まいったなあ。

聖堂の位置から言って、地ブックか水ブックになると考えていたのだが、きれいに色は分かれていた。TIOさんがリープを入れているのを見て、「ああ、そんな戦略もあったなあ」と記憶が蘇ってきた。ブック構築時に蘇ってないので全くもって意味無いんですけれど。

エクスプロードを買われる前になんとか勝負をつけなければならない。護符は目標枚数買えていたので、3連鎖でレベル上げ開始。護符を売りつつ上げまくってレベル5、レベル5、レベル1となった。レベル5ハイドにはシニリティがかかっていたものの(本気で自己マヒ化を考えた)かまわず、亀をレベル4に引き上げる。

この達成が見えた瞬間に、場にエクスプロードが2枚揃ってしまった。(かなり前から、会社員Mさんが1枚所持)焼かれまくって空地、空地、レベル4(亀HP10)である。 ここから奇跡が起きた。世代は素ダイスでレベル5を確保。そして、フライでもう一つのレベル5も確保。やはり、フライの信頼は厚いです。亀はイビルブラストで焼かれたものの、レベル5配置前に護符を買いあさっていたので目標魔力は突破していた。最後は、大きなダイスを出して難なく勝利。

まさしく、勝利の女神が微笑んでいましたね。

(3)コメント
世代交TAI
 久しぶりの水ブック。エクスプロードに焼かれたけどギリギリでした。

TIO
 世代さんを意識するあまり、変なブックで行ってしまいました。よもや世代さんが水とは・・・

DARK
 何をしていいのか分からなくなりました。はぁ〜!

会社員M
 水に一方的にやられるワシら・・・南無。

(4)結果
極寒の村 ケルダー 34ラウンド 1時間23分
順位 セプター 魔力 付記
1 世代交TAI 8467  
2 TIO 3275  
3 DARK 2336 惨敗
4 会社員M 2134 惨敗



11d(2004/11/06)
松岡のレポート


(1)設定
マップ:極寒の村 ケルダー(勝利条件8000G)
参加者:カッパ、NO.001、松岡、ルマー

(2)レポート
基本的に前回(11a)と同じ発想のブックですが、自分がドレイン、コラプション、メズマを喰らわず、かつコラプションを実際に撃つことを重視し、アンチマジックとコラプションを追加しました。 最大ダイス8(フライの空振りが多い。逆に大ダイスも出やすいが、パーミが強いこのマップでは必ずしも歓迎しない)である点がHWX→フライと差し替える上で少しだけ気になるものの、総合的にはこちらの方が強い。 今大会私の向上テーマであったネゴカルドを不本意ながら断念した以上、普通に単純妨害カードを組み込み普通に邪魔して勝つ。そう、ここはそういうお国柄だったと確認できたから。木星にはひとりで行くって決めました。たにださんは地球の周りを這いずり回っていろ。

カッパさんは前回と同じ水+チョイ地なブック。NO.001さんはシーボンズで通行料を狙える水ブック。ルマーさんは地リープ+アンチマで、私とほぼ同じ。ルマーさんは、抽選でケルダーの穴埋が私になった時点でブック被りを予想していたようでした。ルマーさんとケルダーで対戦するのはPS版カルド時代の関東版宇宙一以来という、ちょっと縁のあるマップです。


ゲームは予想通り、ルマー、カッパ、松岡による西地護符の買い勝負で始まりました。互いに相手より上回る追加買いを繰り返す中、13Rにカッパさんが800G持ちで聖堂1歩手前まで来たところで、松岡は西2連鎖ワーボアLv2→4(護符価値11→18。ルマー51枚、松岡50枚、カッパ24枚)とし、なんちゃって買いのカッパさんにお引取り願います。 これに対してカッパさんは北水を30購入。直後東エリアに移動したところでNO.001さんに4歩前の2連鎖シーボンズをLv3→4とされ、踏んで西地護符を手放すことになりました。

こうして好条件の地護符マッチレースをルマーさんに提示してみせた松岡でしたが、ルマーさんはわざわざNO.001さんのヘイストをメズマして松岡のアンチマへぶつける非道の仕打ち。ま・じ・ひ・ど・い。

23R、松岡はワイルドグロースを西水ドワーフに使って3連鎖(護符3up)しつつ、城上丁度のボーナスで西地3連鎖ドワーフLv1→4(護符10up)と、2段目の仕掛けを淡々と進めます。

23R終了時
   カッパ  NO.001  松岡   ルマー
    1352    533    310    843
    3146   3197   4634   3634
護符 北水30  東水10  西地52  西地55
25R、ルマーさんカッパさんが西エリアに侵入したところで、松岡はフォレストリープで東→西へジャンプし、ルマーさんに連鎖要員を落とされた際のグース遺産を地2連鎖ドワーフに注ぎ込んでLv4→5。ルマーさんも聖堂横の地4連鎖グリマルキンをLv1→4。 目の前に突然高額地が並んだカッパさんは、Lv5を踏む未来が垣間見えたのか、松岡の地2連鎖Lv5ドワーフにシンクすると、まさに予知通りかはたまた罰当たりシステム発動か、踏んで-1024G吐き出します。松岡はその通行料収入を使って先程シンクで下がった地護符を20買い足し、次ラウンドに地1連鎖Lv4ワーボアをLv5に。その後フォーサイトにより、パーミ2発で上がれる形であることを確認します。
28R終了時
   カッパ  NO.001  松岡   ルマー
     698    677    870   1248
    1900   4355   5814   5360
護符 北水45  東水10  西地72  西地61
31R、松岡はカッパさんの5連鎖Lv4に嵌るものの、直後にルマーさんから1連鎖Lv5の通行料を奪い、城ボーナスを加えて最終周回へ。最後はNO.001さんがシンク撃ち込みで止めることも可能でしたが、護符戦でノーチャンスのNO.001さんは遅延が得策でないと判断し、そのまま5連鎖Lv1→4上げできっちり2位確保。松岡が1/2ダイスをクリアして試合終了となりました。


今回、抜け駆け戦法を得意とする水陣営の二人は、同じ水でもカッパさんが北、NO.001さんが東と、護符で買い分かれ、協調路線を採りませんでした。また、移動侵略による小競り合い(主にNO.001→カッパ)が多く土地が不安定で、護符上げに専念できなかった側面もあります。互いに移動侵略ゼロで一緒に同じ護符を伸ばしあった地2名に対し、遅れを取ったのは仕方がないことだったかもしれません。

カッパさんは、その護符被り無しの不利を22Rの水4連鎖Lv4ラントラで埋め合わせることに成功しましたが、高額地の踏み過ぎが致命傷となりました。移動スペル無しの素ダイストライがやや多かったようです。しかし、とことん踏みながらも各種ラントラを駆使して最後まで崩れない粘りのプレーでした。

NO.001さんは早上げによる序盤からの通行料奪取に成功したものの、護符被り無しの不利に加え、護符購入数10と不足していたこともあって、後半の伸びが追い付きませんでした。1エリアあたり土地数10のケルダーにおいて、最大でなんと東水6連鎖Lv4まで伸ばしていただけに、20Rにディスカードしたラントラさえ残っていれば劇的に伸びたことが予想されます。

ルマーさんは31R時に魔力930/5522、西地護符61、西地4連鎖+水Lv4で手札にワイルドグロース2枚、しかもアンチマジック中という、絵に描いたような完璧リーチ状態を実現したにもかかわらず、痛恨の-1024G踏み。その後2位惜敗確保に受けることが可能な局面がありましたが、NO.001さんのシンク止めを期待し、最後まで真直ぐ1位を狙いました。 見た目の総魔力こそ少し離された3位ですが、ルマーさんにとってまさに惜敗と呼ぶべき試合だったと言えるでしょう。

(3)コメント
松岡
 ルマーさんと3年ぶりのケルダー対戦はブック丸被り。

NO.001
 水ラントラとか定石に逃げず、大人しくフルスペルで突っ込みゃよかったです。

ルマー
 山に続いて、「ビクトリーロードではまって終了」というのは流石にどうかと思った。

カッパ
 また踏みまくりでした。最後仕事しとけばよかったなぁ。

(4)結果
極寒の村 ケルダー 35ラウンド 1時間29分
順位 セプター 魔力 付記
1 松岡 9245 穴埋
2 NO.001 5712  
3 ルマー 5536  
4 カッパ 4861 穴埋


[戻る] [リーグ説明 順位表]
[01 a b c d e] [02 a b c d e] [03 a b c d e] [04 a b c d e] [05 a b c d e] [06 a b c d e]
[07 a b c] [08 a b c] [09 a b c] [10 a b c d] [11 a b c d] [12 a b c d]
[13 a b c d] [14 a b c d] [15 a b c d] [16 a b c d] [17 a b c d e] [18 a b c d e]
[19 a b c d] [20 a b c d] [21 a b c d] [22 a b c d] [23 a b c d] [24 a b c d]
[25 a b c d] [26 a b c d] [27 a b c d] [28 a b c d] [29 a b c d] [30 a b c d]


12a(2004/04/17)
カッパ氏のレポート


(1)設定
マップ:賢者の島 ダーハン(勝利条件8000G)
参加者:松岡、カッパ、森陽、たにだ

(2)レポート
ダーハンはセカンド屈指の戦闘マップです、多分。前回の宇宙一では、アレス+アースシェイカーを持ちこんだら、対戦相手のSINさんもアレスシェイカーだったもんだから思いっきり泥仕合に。んなわけで、今回はおとなしめの、ウィルス&ケツァルコアトル&先制ブックにしてみました。おとなしいですよね?

で、他の方のブックはと言うと、松岡さんはオーソドックスな地ブック。フェイト、ラマ、氷壁などのワンポイントが光ります。バジも光りそうです。森陽さんは、相変わらずボガート入りの火ブックです。何気にF・ジャイアントが入っているあたり、「SINさん亡き(死んでない)あと、彼の遺志(死んでない)を継ぐのは俺だ!」と言わんばかり。 たにださんは、風ブックです。メンツはラマ、ウェンディゴ、マスターモンクなどなど。ガルーダ将軍も入っています。とても嫌な感じです。

で、試合の方ですが、序盤は私と森陽さんが土地で優勢。たにださん、松岡さんはパーミッションで周回はしますが、置けずに苦しそうです。特に松岡さんは序盤全然クリが出ず、緑に置けません。手持ち魔力が300Gもないのに、風Lv1ラマにワイルドグロースをかけてガーゴイル置くなど、「俺頑張ってるよね」感いっぱいで、涙を誘います。 しかし、松岡さん以外が土地の小競り合いをしている間に、何時の間にか4連鎖までこぎつけ、トップに立ちます。この辺の嘘臭い立ち回りはさすがです。見習いたいですね。

中盤、いちはやくLv5を作った松岡さん、一歩抜け出します。遅れて、私を含め他の方もLv4を作り、本島は修羅場状態に。今回、右側の島は全く開拓されませんでした。こんなことなら離島作戦すればよかったと思ったのは秘密です。

ここで事件です。森陽さんが たにださんのLv4ガルーダ or 松岡さんのLv5ガーゴイル の2択に捕まり、やむをえず たにださんのLv4に。さすが たにださん。 ちなみにこの試合、最終的にウィルス、ケツァルコアトル、ダークマスターが置かれて、かなり計算がややこしい状態でしたが、たにだアタックはありませんでした。残念。その代わり、カウンターアムル持ちのLv5ガーゴイルに横付けしたダンピールを、無造作に突っ込ませたりしてました。もちろん返り討ちです。戦闘終了後になぜか時間差で「あ、そうか」が飛び出してましたが、相変わらず深遠なるたにだ戦法はわかりません。

さらに、森陽さんがまたも同じところで今度は松岡&たにだ1843Gの2択に。やむをえずまたも たにださんの土地に。さすが たにださんとしか言いようがありません。これで松岡さんと たにださんが並びます。 森陽さんはLv5F・ジャイアントを売っ払い、脱落。F・ジャイアント使いへの道は遠いようです。

並んだかに思えた たにださん、すぐさま松岡さんのLv4に振り込み。さすがです。これで松岡さんリーチ。このあと たにださんは、森陽さんにメテオをぶっぱなされ脱落。 ちなみに たにださんはドレインで吸われまくってました(3回1200Gぐらい)。某氏は「400G吸われたらLv4踏みか、周回1回分ぐらい無駄」と言っていましたが、確かに たにださんは魔力持ってぶらぶらし過ぎでした。

で、私は何してたかと言いますと、ラスト使いつつ、ナイトフィーンド先生+アイテム5枚を保持り、高額地求めてブラブラ・・・してたら、たにださんの風Lv5マスターモンクにぶちあたり、これを強襲。色が合ってたもんだから、一気に3000G伸びていきなり達成です。その後松岡さんはダイスに嫌われ、私は松岡さんの高額地を一気に飛び越えゴール。相変わらず嘘臭い。 ケルダーでダイスに泣かされた分、ダーハンではダイスに恵まれました。

(3)コメント
カッパ
 ナイトフィーンド様々でした。

松岡
 先程やったケルダーとは反対に、今度は最も勝利に近かった私がカッパさんのピンポイントダイスでまくられ、そういう意味ではおあいこと言えなくもないですね。カッパさんの風属性のシステマティックな戦闘ブックが最後に報われた、ということで。

森陽
 水対策が空振り。ブックが力負けしていました。拠点をぼこぼこ踏むのも痛かったですが、手札がもう少し回ってくれればー。難しいものです。

たにだ
 運がいいのか悪いのかわからない試合でした。カウンターアムル・ホーリーグレイルの駆け引きについては刷り込んどきます。

(4)結果
賢者の島 ダーハン 44ラウンド 1時間29分
順位 セプター 魔力 付記
1 カッパ 8257  
2 松岡 7979 惜敗
3 森陽 3149  
4 たにだ 2457 惨敗



12b(2004/04/18)
FOX'氏のレポート


(1)設定
マップ:賢者の島 ダーハン(勝利条件8000G)
参加者:Max.M.Mine、いのくち、FOX'、とやぷぅ

(2)レポート
この護符の無いマップでこの武闘派メンツを相手にするのはきついものがありました。Mineさんにおいてはどこかでくるだろうと思っていたコインブックで、ウサギクランプコインでした。いのくちさんはドリキャスの時と同様パウダーミューテであったが、ガルーダが入っていなかったことにはさすが忘れ物大王いのくちさんといったところでした。 とやぷうさんは普通に火ブックでドラゴンなど戦闘バリバリでしたが、今節とやぷうさんが無属性ブックを使わなかったことが意外でした。きつねはというと今節初挑戦無属性ブックで、いのくちさんのグレムリン+クレイモアやとやぷうさんのドラゴン+ボーパルソード、Mineさんのウサギにはもう怖くてたまりませんでしたよ。

はじめのほうはみんなクリを順調に配置していたが、Mineさんだけ離島に遊びに入り、なかなか出てこれず、一人ダメーズとなっていました。他の3人は連鎖をつくり、順調に魔力をのばしていました。 この時の いのへち節はというと、パウダーイーターにミューテをかけることはなく、グレムリンやケンタウロスにかけ、HPが80となっていた。しかしMineさんのクランプでSTは0となり、うさぎで一撃だったのだが、しらんしらんとやはりLvを上げていた。 きつねはトランスで順調にそして早く魔力を伸ばしていたが、Mineさん等の地震によってなかなか終われない状況であった。(だるーいw)

そんななか きつねのただ1Rの失敗は、とやぷうさんのドラゴン+ボーパルソードで私のクリはなんでも落ちる時、次のラウンドでリビングシールドを回収するからと、カメレオンをLv5に上げてしまいました。すると とやぷうさんは出しましたよぴったりダイス、私と松岡さんはドキドキして見ていましたが、とやぷうさんは反対方向に行ってくれました。(ふううううう たすかったーー) これを落とされていたら一気に とやぷうさんは光ってしまっていたでしょう。こんなぬるいプレイの きつねをお許しください。(*1)

(*1) 正確には、FOX'さんが とやぷぅさんのアップヒーバルを空撃ちするためメズマしたはいいが、どうでもいい土地に撃てば何の問題もないところを、よりによって踏まれれば落ちることが確定している自分のLv5ホーンカメレオンに撃ったシーンのこと。 その直前にFOX'さんは いのくちさんから連鎖要員への侵略を受け、悩んだ末になけなしのアイテムを使って守ったため、Lv5ホーンカメレオンは落ちる状況になっていた。FOX'さんは直後にポイ置きのリビングシールドを回収できるので、たった1Rの間だけ とやぷぅさんのダイスが出なければいいという判断だったのでしょう。 わざわざアップヒーバルでポインティングされた とやぷぅさんはさすがにその土地が落ちることに気付いただろうと思われたし、アップヒーバルを撃つコストと手数まで省けて最高のチャンス到来、そして実際とやぷぅさんにそのダイス目が出た!(その瞬間私がFOX'さんに視線を移すと、FOX'さんは画面を凝視したまま凍りついていた) のですが・・・

とまあ今回地震を6回も発動されましたが、(きつねも1回うったけどw) めげずにトランスで補填していた きつねがやっとのことで、勝利をおさめることができました。今回はひやひやものの対戦でした。しかし次回はもっと楽しいブックをつくりたいとおもいます。九州は対戦時間の引き延ばしが多いが、まだまだ長時間プレイに慣れてない人が多い気がします。がんばりましょー☆

(3)コメント
FOX'
 「国家の荒廃なんて個人の権利に比べればとるに足らないものだ。」

とやぷぅ
 集中力が全然持ちませんでした。体力つけなきゃなぁ・・・(涙)

いのくち
 アーシェのせいでのがした。

Max.M.Mine
 ヘタクソはコインブックなんかつかってはいけませ

(4)結果
賢者の島 ダーハン 52ラウンド 2時間21分
順位 セプター 魔力 付記
1 FOX' 8446  
2 とやぷぅ 5901  
3 いのくち 4205  
4 Max.M.Mine 2120 惨敗



12c(2004/05/29)
DARK氏のレポート


(1)設定
マップ:賢者の島 ダーハン(勝利条件8000G)
参加者:TIO、世代交TAI、DARK、会社員M

(2)レポート
2R:TIOさんが、城の二つ上においていた忍者を移動。全員理解に苦しむ。(今から始まる戦いに向けて体を温めているのでしょうか?やる気満々ですね、TIOさん!!)
序盤の情報は以下のような感じです。
 TIO:無と風属性
 会社員M:水属性
 世代交TAI:風属性
 DARK:火と水属性
とりあえず、全員土地を確保することには問題なく、色変えも順調!!

4R:TIOさんが世代交TAIさんにラストを撃ち、フュージョン、ヘルブレイズを破壊!(もうですか?もう少しゆっくりでも・・・、) ならば私もがんばりますよ!!DARKが城の二つ下の土地にパイロドレイクを配置。手札にはもちろん、ミューテーション!DARKらしいでしょう。え?Mさん!な、なにを?MさんがDARKのコンジャラーを倒すべく、アンダインを出動!

しかしそれは、0ダインだった。(・・・。)

5R、6R:TIOさんによる忍者フットワークが続く!(隠密行動の忍者が目立ってる?)忍者フュージョンはまだないと思うのですが?どうなんでしょうか?TIOさん?Mさん? 9R:Mさんが世代交TAIさんのバルダンダースにドルールで挑む。が…、バルダンダースがティラノサウルスに!(なんでや!!)ドルールあえなく、返り討ちで撃沈。 10R:Mさんの仇(笑)を撃つべく、DARKがバルキリーでバルダンダースに挑む!ボーパルソードを片手にいざ勝負! 負けを悟ったバルダンダースは、な、なんとフェイトに変身!そして、遺産は「ホープ」。(流石は、スペシャルカード!)侮りがたし(涙)

11R:DARKインフルエンス失敗。バルキリーの土地を水から火に変えるつもりが水から水に・・・。数を確認していませんでした。 12R:DARKフェアリーライト発動。これが幸か不幸か…? 13R:でTIOさんがレベル3のミューテパイロを踏む。いや踏みにきた!グースフェイトでダブル遺産、400G+ピースドロー+毒18ダメージは、なかなかおいしいですね!! 14R:TIOさんのケンタウロスがDARKのリザードマンに殴りこみ!!(え?武器あったけ?)いざ、弓対決!!そんな小さな弓には負けんぞ!! …が、スパイクシールドを持つケンタウロスには勝てず。(ぐふっ)

その後DARKは9R間孤島から帰れず、しかし、フェアリーライトのおかげで400Gの魔力を得、パイロドレイクのおかげで500Gの魔力を得、その他もろもろで手持ち魔力が溢れ、ドレインマジックに脅えることになる。何処か、上げれそうなところはないかなぁー?

20R:TIOさんのテンペとうそ臭いダイス世代交TAIさんのペガサスを消し、自分のケンタウロスを配置!城下パイロ、Mさんのレイスに攻められ、あと4!!!!がんばれパイロ!がしかし、スペクターにより、撃沈。 23R:TIOさんダンピールを出すが、森おらず。 24R:Mさん、DARKがだぶついた手持ち魔力に困って上げたバ=アルを踏み、枯渇。焦りの空気に飲み込まれる!(皆はDARKを早く止めようと、DARKは準備不足のために逃げ切れないこの場をどうするかと…) 26R:スカルプチャー発動!DARKのスタチュー(元ガスクラウド)Mさんのコロッサスにより秒殺! 30R:TIOさんチャリオットで失敗(世代Lv3スタチューがグレイルで防御)。しかし、失敗しても、根性で歩いていくナイト!!(TIOナイトが領地コマンドでスタチューの隣へ移動) 君子の為ならなんでもするんですね!恐るべき、忠誠心。

悪気はなかったのです。Mさん。上げ易そうなクリーチャーを上げただけなんです。ごめんなさい。2回も。さて、今回の目玉はなんと言っても30RのマスターモンクVSスタチュー!(世代HP30モンクが移動侵略) いつも考えている人はいざという時にすごいことをするのですね! Enemy譲りのうそ臭い勝ち方でした。

(3)コメント
DARK
 ダーハンが8000Gだとばかり思っており、途中で城に帰っていました。Mさんのおかげだっただけで、でなければ負けていました。

世代交TAI
 2位にねじ込むことに、なんとか成功。

TIO
 ねじ込まれましたよ。ええ・・・

会社員M
 もーひどい負けかた。

(4)結果
賢者の島 ダーハン 34ラウンド 1時間11分
順位 セプター 魔力 付記
1 DARK 9387  
2 世代交TAI 3294  
3 TIO 3171  
4 会社員M 525 惨敗



12d(2004/11/06)
松岡のレポート


(1)設定
マップ:賢者の島 ダーハン(勝利条件8000G)
参加者:NO.001、会社員M、松岡、ルマー

(2)レポート
ルマーさんと松岡は風属性。NO.001さんは無属性ラントラ。会社員Mさんは無属性+水のラントラ。無属性陣営はNO.001さんが初手でボージェスを置くことに成功し、その後14Rにはピースも付いて安定。

松岡は2R(ラウンド)、離れ島へ飛んだ着地点にミルメコを配置し、キープしていたHWXでS砦を通過しつつ本島帰還のベストパターン。しかしその点以外は、手札のガルーダを出すための風土地が取れず、素のフェイトを領地コマンドで300Gかけて風土地2つ目を得るなど、苦しい序盤でした。しかもその直後にMさんの4連鎖水Lv3デコイに嵌り、折角のガルーダでグース補填する始末で、Mさんとはトリプルスコアになってしまいます。

配置・魔力の伸び共に好調なMさんでしたが、6Rにシーボンズを配置した直後に松岡にアシッドレインを引き撃たれており、14Rに更にMさんがシーボンズLv1→5と一気に前に出たところで、運悪くまたも松岡がアシッド引き撃ち。これで水Lv5を失ってしまったうえ、同Rルマーさんにニンジャ+ティアリングハローで水Lv3デコイを落とされ、一気に総魔力441Gまで後退します。 だたそんな不幸も束の間で、19Rに水Lv5の回収に成功したMさんはラントラ態勢も整い、元通り以上に持ち直しました。

ルマーさんは欲しい土地に素直にクリーチャー配置すればよいものを、「置くかっての、だ・れ・がっ、置いてやるもんですかっての!」とひたすら連呼し、風クリーチャーの配置を我慢し続けます。お互い風被りなんだから、私とふたりでガルーダ増強万歳でいいじゃないですか、いったい何が不満だというのでしょうか。 その後ルマーさんはガルーダがST100に達したあたりで「もうダメだっ・・・これ以上はいくら増えようが同じだし!」と愚痴ると、ようやく風クリーチャーを置き始めるのでした(笑)。どうやらルマーさんは風ガルーダではなく、普通の風ラントラだったようです。

中盤は、高額地踏みとトランスが激しく入り乱れる展開。ラントラ組3人のうちMさんとルマーさんは順調でしたが、高額通行料収入が無かったNO.001さんは、トランス後2連鎖となったタイミングで松岡風3連鎖Lv4コーンにクイック引き撃ちで捕まり、立て直しが苦しくなります。

35R終了時点
NO.001  会社員M 松岡   ルマー
 2347   2152    739   1684
 2667   6472   4891   6336
Mさんとルマーさんが連鎖状況も含めていい形。 Mさんはもっと積極的に仕掛けていい場面が多数あるのですが、序盤の侵略負けやアシッド被害、ルマーさんが35Rまで引っ張って行使したスカルプチャー等の残像が残っているのかレベル上げに消極的で、クリーチャー交換を繰り返しています。マスグロHP35のボージェスがいるため、スタチューでもそこそこ堅いのですが・・・。

そうしているうちに37R、NO.001さんに641Gドレインを当てられ、Mさんは1497/5817。それでもなお水4連鎖で、手札にニンジャ、ニンジャ、フュージョン、インフルエンス、シンク、マナ、ラントラとあり、マナ→Lv5上げ→Lv5ラントラ→Lv5上げ・・・等と仕掛ければまだまだ上がり切れる形勢です。

しかし、Mさんはここでインフルエンスをディスカードして、更に目の前のLv4スタチューをそのままラントラ(!)。直後S砦真上に止まるダイス目が出るが、ここもトロージャンホースLv2→4(2857/5593)。北側のスタチューLv1→5なら1657/6553で、次Rにトロージャンホース通過時にLv2→5と上げる選択肢を残せるところです。

それでもまだMさんに追い風が吹き続けます。なんとNO.001さんがMさんの水3連鎖Lv5バトルギアβ(-1843G)踏み。で、Mさんはといえば、松岡火1連鎖Lv1ミルメコを手出しニンジャで羽化させたりしてますけど、そんなのほっといていいですから!(笑)

同R、松岡は5178Gに城ボーナスを加え、城横の4連鎖ガルーダLv1→5で7118G。Mさんの城へのダイス目を狭めつつ、あとワンアクションというところまで何とか到達。 ルマーさんはHP20に減った風6連鎖Lv5レベラーをラントラ後、松岡の風連鎖を切ろうとニンジャで移動侵略を仕掛けます(松岡はウィンドシールドで防御)。ここはルマーさんが上がりにも向かえる難しい場面で、リビングシールドを引いてMさんのニンジャ+フュージョンを耐えられる状態になったことですし、その5連鎖風Lv1ニンジャをそのままLv5まで上げて(4205/6317→3005/7757)、シンク被弾覚悟の仮リーチに受ける手もあったかもしれません。

そして勝負の39R、Mさんはマナを保留したもののダイスは三叉路真上にピタリ。次Rは城まで3マス、即ちダイス確率4分の3。しかも1Rの間に上がりを阻止された時は通常周回に向かえばOKな場所です。 しかし、Mさんはここでも3連鎖トロージャンホースLv3(ルマーさんのレベラー移動侵略でLv4から下げられた)をLv3→4と、上がりに向かわず(7449G)。もしもLv5まで上げていれば7961Gかつ次Rマナでダイス3/4の達成、しかも39RのドローがHWXだったので、マナ使用→Lv5上げならば次Rに確定ゴールでした。

これでルマーさんや私にも勝利の目が出てきました。松岡はエスケープでMさんのLv5バトルギアβを飛び越え、βの隣にスプライトを配置。8分の1のスーパーリーチを作りつつ、Mさんルマーさんとの足勝負に挑みます。

40R、MさんはN砦方向に進み、今ドローしたアンダインをLv5バトルギアβではなく、隣のLv1スタチューと交換。で、松岡のダイスは出ました1。周回を無視してグリフォン(スプライトの支援付きST60)+グレアムでLv5バトルギアβを落として8000Gを越えます。城までは5マス。 一方、ルマーさんはヘイストで砦を周り終えて城まで11マス。次Rは手札にフライがあり、使えば確定で城ボーナス。しかし1箇所上げてからでないと8000Gに到達しないため、フライ使用も城ではなくS砦側へ迂回してウェンディゴLv1→5として城まで11マスとします。

41R、松岡のダイスは1。42Rもダイス3と、1マス届かず。しかし、ルマーさんもMさんのLv4トロージャンホースに嵌ったため、42Rに城先着しボーナスを得るも7928Gと72G足りず、結局松岡がゴール。松岡牛歩 vs ルマー踏み という両者の得意技による「上がれないリーチ対決」は、松岡が3Rで5マス進む間に26マス走って384G支払ったルマーさんにネタの女神が微笑みました。誠におめでとうございます。

(3)コメント
松岡
 昔を思い出すような勝ち方でした。福岡で戦う分にはこっちの方がいいのかも。

ルマー
 結局この節は全戦「最後の詰めで踏んで終了」だったとさ、南無!

会社員M
 アンダイン引け〜 全然出てこないし。

NO.001
 無属性ラントラでしたが、見事に出遅れました。

(4)結果
賢者の島 ダーハン 43ラウンド 1時間45分
順位 セプター 魔力 付記
1 松岡 10974 穴埋
2 ルマー 8004 惜敗
3 会社員M 4011 穴埋
4 NO.001 3860  


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