第5回宇宙一リーグ 第4節
10a(2004/04/17) 森陽氏のレポート |
(2)レポート 私の作戦は、テレポート、パーミッション、ヘイストによる高速周回。あえてホーリーワードXを切ったのは、ヘイストの方が2Rの効果中でスペルを一回挟める分、上がり形を作りやすいから。また、テレポートでショートカットできるので、ここでは距離を稼ぐためのホーリーワードは不要だろうと判断し、思い切った作り方にしてみました。あとは防御アイテムを多めにし、攻めは巻物に任せます。 主力は火ですが、フェイト2とイエティ1(最後までフェイト3にすべきかどうか悩みました)を入れています。テレポートとフェイトの組み合わせでブックを回し、火属性対策を意図した結果こうなりました。 蓋を開けてみれば、なんと地属性三人被り! 私だけ火属性です。地属性ってことは、当然アレが入っていますよね。ふぅ……なんだか陰鬱な空気が垂れ込めてきましたよ。プレイ順はカッパさん、たにださん、森陽、松岡さん。 カッパさんは初手でホーリーワードX、パーミッションなどあるものの、スペルを使わずに普通にダイスを振ります。そして出た目で、颯爽と中央の地土地にマッドマンを配置。まず確実に地属性を確保するための、うまいやり方です。数ラウンド後に、その一歩先の複属性の土地にもマッドマンを配置することに成功、順調な滑り出しを見せます。 たにださんはコアティ、マミーなどの他にフェイトを入れています。Xを使って周回しつつ、こちらも順調に配置。パーミッションを使った周回後に、アイスウォールなどで城右側の地属性を確保し、後に水土地に置いたフェイトにピースをかけます。 私は初手、全てスペル。テレポート、アップヒーバル、パーミッション……なんとスペルばかりです! まずはテレポートを使って中央の砦に飛び、次ラウンドにパーミッションを使用。その時引いたボガートを複属性の土地に配置してから、クリーチャーをなかなか引きません。 クリーチャー枚数が少なめで、ドローカード0枚のブックを使っているからまぁ仕方ないのですが……。頼みの綱はフェイトピースとテレポートなのに、先にピースだけ出てきます。アイテムもないことだし、仕方なく、ボガートにピースをかけてしばらくは大人しく周回しようと思いました。 松岡さんの手札は、テレポート、セージ、そしてフェイトなど。考えることはみんな一緒ですね〜。風土地にフェイトを置き、次ラウンドでピースをかけます。しかしダイス目が小さいものばかりで、出遅れる形に。
5R、カッパさんは中央砦横のマッドマンにランプロをかけて早々にレベル3にまで上げてしまいます。地属性被りのマッドマンなんて即死でもない限り倒せないッスよ〜。7R、私は負けじとボガートをレベル4に。一連鎖で未だアイテムを引かないものの、手札にはクイックサンドがあり、右を周回して中央を城方向に下がってきたカッパさん、たにださんに圧力をかけます。 橋 □ ◆ ・・・カッパさん(進行方向↓) □ 砦 ◆ ・・・たにださん(進行方向↓) ◎ ・・・ボガートLv4(ピース付) □ 城カッパさんの手札は地形変化が3〜4枚ほどあり(ワイルドグロースとインフルエンス)、アースアムルまで握っているものの、クリーチャーはいません。そして私は、未だアイテム0枚。たにださんは手前にドリアードを配置し、クリーチャー0枚に。手札はホーリーグレイルや無害なスペルのみ。 ここで私のとった行動は、クイックスルー。ここで勝負を仕掛けても割に合わないと判断しました。判断基準は以下三点。 1.クリーチャーをドローされて落とされる可能性がある(カッパさんの地変を警戒) 2.ハメることができても、連鎖がないので投資先がボガートしかいない。つまり通行料で得たアドバンテージを非常に活かしにくく、逆にこのリードを必要以上に警戒される恐れがある 3.この状況下では魔力より土地が重要であり、地属性三人被りなので中盤以降も見据え、大人しくしているが吉 すかさず9R、カッパさんがシャッターをドローし、私のクイックサンドを割ります。まぁ、問題ないでしょう。ダイス目は小さく、ボガート手前に残ります。そして10R、カッパさんはバジリスクをドロー。結果的にクイックサンドをスルーして正解だったと胸をなでおろします。 その間、松岡さんは周回に勤しんでいたのですが、なかなか地属性の土地にクリーチャーを置けなくて苦戦している模様。右砦西隣の地土地にやっと置けたセージを、10Rにレベル4に上げます。クリーチャー0枚でアイテムはカウンターアムルとグースのみ。この時私は松岡さんの後ろをくっついて周回していたので、あわよくばあそこを踏めないかなぁと考えていました。手札にはケットシーとフュージョンが。 そしたらなんと、11Rに本当に直踏みしてしまいます。そのラウンドに引いたパイロで侵略成功し、次ラウンドに地形変化を打ち込みました。これで一気にトップに立ちます。松岡さんはグースこそ決めたものの、拠点が落とされ大きく後退。 ぽこぽこと地属性にクリーチャーを置いて連鎖を稼ぐたにださん、マッドマンが超安定のカッパさんに危険を感じながら、しばらく森陽がトップを維持します。最下位の松岡さんは、移動侵略で たにださん、カッパさんの領地を脅かします。 18R、森陽がイビルブラストをドロー。場にはたにださんのレベル4ドリアードが。しかしあれに撃つと、カッパさんのコンジャラーが空き地を横取りしてしまいそうです。迷った挙句、カッパさんのマッドマンレベル3に打ち込み。会場からは「え〜?」と疑問の声が(後で、コンジャラーを警戒するなら素直にそれを焼けばよかったのではと言われて納得してしまいます)。とにかくメズマライズ⇒ボガートに打ち込み、を防ぎたかったのでぶっちゃけどこでもよかったのです。 ところがその直後にコンジャラーを直踏み、サラマンダーで侵略成功、脅威が消え去ります。カッパさん、すごい迷惑そうです。 20R、音楽が変わります。一位は依然として森陽。……ですが地属性が三人もいる以上、このリードは簡単にひっくり返されるでしょう。逆に、私がずっと握りこんでいる地形変化が切られたら、地属性三人にとっては他の人を止める手段がなくなるということ。 途中カッパさんがサプレッションを引きますが、「これはアップヒーバル切らないのではないか」との読み通り、たにださんと私が入れていたヘイストを切りました。予想範囲内のサプレでほっと胸を撫で下ろします。地形変化はしばらく持ち歩いても大丈夫そうです。 21R、カッパさんはテンペストを捨てます。これが試合の一つのキーポイントになったでしょう。この当時カッパさんがいい位置についており、強いてテンペを使う必要はなかったものの、私はもう少し持ち歩いてもいいかと思ったのですが……。
と、このあたりで皆さんの手札にアレが出揃ってまいりました。不毛なバジリスク天国へようこそ。 と、ここまで全然光りません。場には一体のガーゴイルもなく、バジ様の横暴を許しています。こんなこともあるんですねぇ。まぁ私は、ボガートにピースかけといてよかったなぁとか思いながら状況を冷静に見ていました。見ていたのですが、29Rに松岡さんがカッパさんのレベル5マッドマンを落としたあたりから焦り始めます。 コンジャラーで召喚させたバ=アルのレベルを早く上げたい、そう思っている最中、パイロドレイクと交換した砦隣のレベル4ボガートをバジリスクの移動侵略でたにださんに落とされてしまいます。ホーリーグレイルが一枚あったのですが、横付けされては防ぐのは無理だと、運を天にまかせたらこんなんなっちゃいました。アヒョー! 気を取り直して次のターンにテレポートを使い、バ=アルをレベル5に。これでバジリスクを恐れずに済む拠点が一つできました。ここと、ピース付ボガートだけは大丈夫そうです。
32R、私はまたもやイビルブラストを引きます。しかし現段階でイビル一発で倒せるクリーチャーは不在。ただ、たにださんのレベル4グリマルキンに横付けしてフュージョンの存在をちらつかせている松岡さんのニンジャが気になる……そこへカッパさんが横から一言。 37R、私はたにださんのマッドマンを落としたばかりの、松岡さんのレベル3バジリスクにアップヒーバルをかけます。松岡さんの手札にはワイルドグロースがあったものの、私は直踏み侵略でバジリスクを落とせる距離にいましたし、なおかつここで5連鎖になった松岡さんが二位に浮上してくる。そしてこちらの手元にはアップヒーバルが二枚。ここで松岡さんの地形変化を切っておいてもいいだろうと判断し仕掛けた妨害です。当然のように直踏みはできず、松岡さんはそこへすぐワイルドグロースを打ち込みます。 バジ合戦で松岡さんがだんだんと差をつめてきたものの、こうなっては誰が抜け出てもおかしくない状況。場には高額地がうようよしています。ただ一人、レベル5マッドマンを落とされてから、カッパさんが劣勢に立たされているようです。 41R、カッパさんは圧力をかけ状況を打開するべく、テンペストを使用します。が、私は周回行動を終え城一歩手前にいたので、ほとんど影響を受けません。逆にブック一周してイビルブラストが出たらチャンス。中盤配置できたフェイトなどで懸命にドローした結果、43R、私はクイックサンドを引いてブックを一周させます。 手元にクイックサンドがきたことで、他の三人にプレッシャーを与えることができるようになりました。場にはちょうどメズマライズが切れていますし、まだしばらくはそれを引きそうにない予感がします。様子を見ながら持ち歩くことに決めました。 と、45R。試合が大きく動きます。たにださんが松岡さんの左砦北隣レベル5マッドマンを踏んでしまったのです。手札にはバジリスク、ここは当然仕掛けます。ところが松岡さん、(カウンターアムルではなく)フュージョンを使用! もし即死が失敗すれば、2048Gの通行料を得て、試合の天秤は一気に松岡さんに傾く――のですが、私の深層意識は即死の成功を予感していました。こういう状況において、松岡さんはとことん運に見放される。少しどきどき、ちょっと冷めた目で見学していたら、案の定あっさりと即死を成功させたバジ様。松岡さん超ガックリ。 ちなみに、口ハウントによるイビルブラストがなければ、ニンジャはテンペストで死なず隣のマッドマンに支援を与えていたので、この場面はフュージョンでなくカウンターアムルでバジリスクを100%撃退できていた。 ブックにテンペストを残していたカッパ氏は、イビルブラストを撃たれたクリーチャーがその後テンペストで死亡することを予想できる立場にあり、(冗談で言ったつもりかどうかは関係なく)当リーグ的にかなり悪質な行為だったと言える。今後このような事が二度と無いよう、参加者は皆注意してください。 これでたにださんが周回すれば勝負は決まってしまう――そう思った私は、そこへすかさずアップヒーバルを打ち込みます。するとなんと、そこを直踏みする‘幸運の’ダイスが。たにださんはアイテムがなく、私の手札にはニンジャ。勿論そこを攻め落とし、私が逆リーチをかける形となりました。 ここまでくれば相手はたにださん、ただ一人。たにださんのレベル4ワーボアをイビルで焼いて更地にするなどしながら、城を目指します――が! 47R、右を回っているときに、よりによってたにださんのレベル4ガーゴイルを踏んでしまいました…。私は通過した地土地のニンジャを地形変化し、連鎖を5にしてから先ほど奪取した火土地レベル4ニンジャを手放します。ダメージはだいぶ軽減されたものの、これでまた勝負はわからなくなりました。 ここは勝負に出ねば……! 48R、レベル5バ=アルにクイックサンドをかけます。標的は、その向こうにいるたにださん。松岡さんがそれを阻止するため、いかにも不本意そうな表情でランプロによるクイックサンド上書きを決行。私にとってはそれはそれで美味しい妨害。このまま大きな踏みがなければいけそうです。 50R、私は達成を意識してヘイストを使用。幸運にも火の空き地にフェイトを配置でき、5連鎖になりました。ここでピカっと光ります。手札にはパーミッション、アップヒーバル。妨害があると思いきや、ワイルドグロースを一枚持つ松岡さん、何も行動を起こしません。それに習って、同じように地変を持つカッパさんも妨害なし。 しかしカッパさん、私のピース付きボガートにランプロをかけ、バジでの直踏み侵略を企てます。しかししかし、なんとダイスは一歩足りず、「あ〜もう、かんけーねー」とかのたまいながらボガートの一歩手前、たにださんが所有するレベル4ドラゴンゾンビにバジで特攻したのです。 この時点でたにださんは全ての砦を周回し、総魔力6374Gで城まであと一歩。たにださんは達成までにもう一周必要とふんでヘイストで仕掛けたのですが、カッパさんのバジが失敗すると逆転されてしまう……胸中に最悪の結末の影が去来する中、蛇の王バジリスクは――即死成功! 51R、私はパーミッションを使用し、胸を撫で下ろしながら達成したのでした。 振り返ってみると、今回の勝利は幸運の連続です。テレポートがこれ以上ないくらいに機能してくれました。ずいぶんうそ臭いダイスも出しましたが、それでも通行料支払いは私がワースト1だったのです。勝因はきっちり五連鎖を築けたことと、他のみなさんがバジで足の引っ張り合いをしていたから。それから皆さんのガーゴイルが一様にブックの底に埋まっていたことが、私にはかなりいい方向で影響したと思います。今回は個人的理由で絶対に負けられなかったので、真に嬉しい初勝利と相成りました。
(3)コメント
たにだ
松岡
カッパ |
順位 | セプター | 魔力 | 付記 |
1 | 森陽 | 7987 | |
2 | たにだ | 5690 | |
3 | 松岡 | 4541 | |
4 | カッパ | 3279 |
10b(2004/04/18) とやぷぅ氏のレポート |
(2)レポート
FOX':ST高めのコインブック。メテオ・アースシェイカー入りで長期戦の構え。 持っていったのは、地属性走りブック。このマップでは王道と言って良いブックです。初手1〜5までで属性土地が取りやすい事と、高いHPで守りやすい事、マッドマンがいるため、被りに強い事が利点ですね。また、リープ系が使いやすいマップなので、周回も早く行う事が出来ます。遅延系6周に対し、走り系12周ってのが物語っています。リープ系でも地、風は飛びやすい位置に土地があるため、水、火に比べて有利に動く事ができるのです。
序盤
中盤
終盤 皆、じわじわと土地を回復してゆくものの、きつねさんがLv3を2回踏んで、3桁に落ちてトップ戦線から脱落。いのくちさん、オドラデクをLv4に引き上げるも、きつねさんのメテオで撃沈。その後Lv5にするも、再び私のメテオ(メズマ使用)で潰されてトップ戦線から脱落。水土地の連鎖をキープしつつ積極的に動くMineさんと、私の一騎打ちとなってきました。 私はドラゴンゾンビをLv5に引き上げて、4歩前のいのくちさんの踏みを狙うものの、いのくちさんは、するっと1歩差で抜けてしまいました。ピンチを切り抜けたいのくちさんは、テンペ、スウォームを連射して一掃を狙います。慌てて交換する走り組ですが、次々と高額地が別の人に渡って行きます。 私はクリーチャーの交換がうまく行ったので、Lv5をキープする事に成功しました。さらに、残った高額地をちゃっかりゲットする事にも成功。トドメは、ぐるっと回ってきたいのくちさんが、Lv5ドラゴンゾンビを踏んで終了となりました。
感想 山に関しては、走りブックが有利だと思いました。遅延系が頑張れるほどMapが広く無いことと、リープ、パーミを使ったショートカット戦法で安易に収入が得られるため、走り系の持ちなおしがしやすいように思えます。 しかし、いのくちさんのエコーがドレインだった場合、現金を貯めてチャンスを待つ走り系の頭を押さえる事で、もっと試合が長引き、私のワンチャンスが消されてたのではないかと思います。そうなると、試合の結果がどうなるか・・・今考えても怖いですね。試合時間、2時間11分。山でこんな長時間やるとは思わなかったーーー。
(3)コメント
Max.M.Mine
FOX'
いのくち |
順位 | セプター | 魔力 | 付記 |
1 | とやぷぅ | 7533 | |
2 | Max.M.Mine | 5452 | |
3 | FOX' | 3029 | |
4 | いのくち | 64 | 惨敗 |
10c(2004/05/29) 世代交TAI氏のレポート |
(2)レポート 会社員Mと世代交TAI(以下、世代)は地属性、DARKは火属性、TIOは水属性であった。DARKは初手フェアリーライト、2ラウンドにホーリーワードXという謎の行動を実行。わからない。 城から北方向に、各自がクリーチャーを配置していた。 ミューテ 城 マドマン カーバン ガスクラ 空地 N 世代 会社員M DARKガスクラウドにTIOがリバイアサン+水アムルで猛烈侵略。土地変性は久しぶりだなあ。 ミューテ 城 マドマン カーバン リバイア 空地 N 世代 会社員M TIO北砦に止まった会社員M(城に向かっていた)は、カーバンクルを横移動。ダークマスターをつけてリバイアサンを撃破。 城 マドマン 空地Lv3 カーバン 空地 N 世代 会社員Mしかし、会社員Mの次のダイスは1。カーバンクルを元の位置に戻せない。世代はこの空地を狙ってダイスを振るが惜しくも外れ。 世代はワイルドグロースを手元に持っているものの、300Gを消費して自力地形変化を繰り返す。これは、目立たないための一つの策であり終盤に抜け出すことを考えていた。ちなみに、DARKは城から西方向にレベル3を3連続で打ち立て(通行料256G)、皆ダイス操作スペルをここで使うようになっていた。目立ってますねえ。 この隙に世代はホーリーワードXはめのチャンスは無いかとマッドマンのレベルを4に上げたが、そのチャンスは最後まで訪れることは無かった。 TIOは6マス先が世代のマッドマン(通行料691G)であるにもかかわらず、男ヘイストを敢行し7を出す。強いなあ。世代は会社員Mの全く落ちそうにないカーバンクルHP45(会社員Mのミューテ+TIOのマスグロース)を踏みまくり、576G、691Gを支払。これを見てTIOは会社員Mにラスト。 世代はギア+グースで550Gの現金収入を得て戦線復帰。マッドマンのレベルを5に引き上げる。ラストが飛んで来ずホーリーグレイルを維持できていたのが功を奏したようです。TIOがマッドマンを踏んでTHE END。やはりレベル5になった瞬間に踏むジンクスは存在するのかもしれない。 世代は自分がドローしてくるグーバクイーンやバジリスクに対して「遅いよ」と突っ込みつつ城に到着。無事、勝利した。ちなみに、バルダンの変身はバトルギアβやヘルハウンド等。適度な強さを保っています。やはり、地属性は安定しますなあ。
(3)コメント
DARK
会社員M
TIO |
順位 | セプター | 魔力 | 付記 |
1 | 世代交TAI | 7929 | |
2 | DARK | 5911 | |
3 | 会社員M | 5162 | |
4 | TIO | 1000 | 惨敗 |
10d(2004/11/06) 会社員M氏のレポート |
(2)レポート 「山」には私にとって嫌な場所が一箇所あります。N砦の上の水土地! ここで毎回はまって負けてるのでおさえたいところ。とか考えてたら2ラウンド目に確保できました。んーいけるいける。穴埋めの気楽さに加えて、これでのんびりできます。 あとはホントーにいつものプレイング。ベータとアンダインをばら撒いてアンダインのHPが60以上になったら余剰のマナを惜しげも無くほいほい突っ込んで突っ走る。 他プレイヤーはというと、地のカッパはNO.001の風ブックにダンピールが入っており、いやな感じ。加えて何故かLv4高額地を踏むことが多く、不運でした。バジリスクがあるので怖かったんですけどドローが噛みあわなかったみたいです。 NO.001はN砦下のナイキーをじわじわ上げて稼ぐも、Lv5まであげたそこをルマーにチャリオット+ミゴール+ヘルブレで落とされたり、デコイ高額地を取られたりで一気に伸びることが難しかったです。あとラマハメもチャンスがこなかったようです。 ルマーは20Rにミルメコラントラを決めデコイに投資すると、そのあとのカッパのドローにテンペストが! このテンペでデコイが4体ほど吹っ飛びました。うち2体高額地。カッパ以外にはみなデコイがあり連鎖要員でしたが、この瞬間デコイは仮置きクリに。テンペもう1枚くらいありそうな感じですし。 山は連鎖用デコイが有効なんで、テンペのこういう使い方はおもしろいですね。 終盤、魔力達成者が発生しては土地色変え妨害がきて、終わりそうでなかなか簡単にはいかない状況。ルマーが城を1マス通り過ぎ、通過自領地を上げ達成、手札にカオスパニックあり、しかしカッパがサプレ。残念でしたが、そういう達成ってできたらかっこいいと思うのワシだけ? 私の場合の泥臭い達成はこんな感じ。私がNO.001のLv5ケンタウロスを踏むとNO.001が私のLv5アンダインを踏み、私がルマーのLv5ミゴールを踏むとルマーが私のLv5のアンダインを踏む、割り増し返し!(連鎖数違いと天然ラントラ効果の為ですね) アンダインラブー。あーこりゃこりゃ。で、さくっとドローしたHWXでゴール。穴埋めは気楽でいいよねぇ。
(3)コメント
ルマー
NO.001
カッパ |
順位 | セプター | 魔力 | 付記 |
1 | 会社員M | 8887 | 穴埋 |
2 | ルマー | 6128 | 惜敗 |
3 | NO.001 | 4163 | |
4 | カッパ | 2458 | 穴埋 |
11a(2004/04/17) 松岡のレポート |
(2)レポート 水土地数が多いマップでは無敵の安定感を誇るアンダインも、この状況下ではショップに売られているマーフォークと同様、HP30の儚い存在に過ぎません。マスファンタズムで対抗する手もありますが、ケルダーは3エリアあるうえ、ショップで買えるエクスプロードとブックに何枚も入らないマスファンタズムでは分が悪い。 ではプリンならどうかというと、エクスプロード前提では育成前のポイ置き段階が危険ですし、それ以前にケルダーは周回数を稼げる護符マップであるため、展開によっては速攻で終わる可能性が十分にあり、育成する暇があるか微妙です。
では、水属性でなければ何がよいか。マップの形状から素直に考えれば、地属性有利でしょう。 さて、ケルダーショップにはエクスプロード以外にも物騒な商品が並んでいて、特に注目せざるを得ないのが、コラプションとリムーブカース。どちらも護符メインの勝負を大きく左右するため、決して自分が撃たれたくないカードです。 よってそれらを被弾する可能性を念頭にブックやプレイングを組み立てるのは当然ですが、まずはそれらを買った本人に易々と撃たれないようにしたい。そこでメズマライズ。パーミッションが極端に有効なマップだけに、他人のパーミッションをつまみつつ、ショップのスペル購入をも牽制できるメズマライズはこのマップで最も重要なスペルのひとつです。 以前ブック解説に私のドローサポートの考え方を書いたことがありますが、今回のようにメズマライズが場に溢れる状況ではやはりドローサポート台無しで、ホープ、ファインド、フェイトはかなり使いにくいです。私はブック前半にクリーチャーとグースを間引いて使い、後半にスペルを固める狙いでプロフェシーを採用しました。 この試合で森陽さんはブラスアイドル+リンカネーションを組み込んでいましたが、特殊な仕組をブック内に用意しないなら基本的にブラスは入れた者損であるばかりか、リンカネ直後はメズマの格好の標的であり、果たして森陽さんに利益が出ていたかどうか。 ただ、スタンダード対戦へのブラス配置でブック構築の細かいアドバンテージの差を帳消しにし、試合展開を大雑把なものにできたとは言えるでしょう。
また、リムーブカースが店に陳列されている以上、ランドプロテクトの価値は低くなります。そこで天然ランプロクリーチャー!と言いたいところですが、捻らず真直ぐ水ブックで来たセプターがいた場合、そのセプターが入れているであろうドルールの餌食になってしまうため、戦術の中心に持ってくるわけにもいきません。
水ブックが居らずあわよくばグリマルキン、くらいのつもりで1枚。通常ランプロに割く枚数分はその他を厚くする用途に回しました。どうしても屋根が欲しい形になったら、他人のをメズマでつまんでもいいということで。
たにださんがビジョン(支援ST+10)+グースでカッパさんのドルールを あっそうか撃退。また、東エリアで謎移動侵略により土地を失ったり、西エリアで仮置きクリーチャーをわざわざスチームギアに置き換えて移動侵略による連鎖切りを狙ったり、せっかくの聖堂通過機会に自分の護符ではなく西地護符を2だけ合わせ買いしたりと、対松岡の疑問アクションが目立ちます。
極めつけは、森陽さんや松岡がメズマキープしているにもかかわらず、ショップでコラプションを買い(!)、森陽さんにメズマで撃ち返された場面。どうするつもりだったのか試合後に訊ねると、
(*1) ところが驚くことに、カッパさん曰く「松岡さんひとりを確実に殺しておくという意味でアリなのでは?」。
でも、そういう「サバイバルレース」的ゲーム運びで行くなら、前試合の「山」で、カッパ、たにだ、松岡の3人地被り、森陽さん一人火の状況で、なぜカッパさんは森陽さんのアップヒーバルをサプレせずにスルーしたのか? ましてやあの時森陽さんはトップだったではないか。と問うと、今度はカッパさん「もし自分以外の誰かが伸びて来たとき、場に止める手段が無くなるから」とおっしゃる。
ううむ、それってサバイバルの話と矛盾してるし、結局カッパさんも たにださんと同じで、無意識に私をマークしてるだけなんじゃないの?と思ってしまうのですが・・・ 西エリアに変化があったのは13R。森陽さんが三叉路のLv1メガロドンを直踏みしリトルグレイで誘拐、更に14R、移動侵略でLv1ビジョンを誘拐、と大暴れ。カッパさんが占めていた西エリア入口からクリーチャーを掃き出しました。そして16Rたにださんのテンペストで西エリアのカッパプリンと森陽グレイは消滅。空いた西エリア三叉路には21Rに松岡マッドマンが入り、念願の西エリア1個目ゲットです。 22Rにそのマッドマンへワイルドグロース撃ちつつ西地護符を50まで買い足した松岡は、23Rにフォレストリープ、24Rにメズマエスケープで続けざまに西地土地を確保し3連鎖。この4ラウンドで一気に形が出来上がりました。 しかしちょうどその頃(21R)、森陽さんが配置したブラスアイドルによって、4人ともパーミッション、ホーリーワードX、メズマライズを次々に引き始め、怒涛の勢いでゲームが加速。もうこうなるとマップがケルダーだけに、多少の形勢差はセプターの位置関係とドロータイミング次第で簡単にひっくり返ってしまいます。 排除しようにも配置後即ピースされたブラスには手が出ず、直前に600Gグースを決めていた松岡からカッパさんが412Gドレインしたこと、ブラス場でおかしな考え方をした松岡が2ターン分ほど周回ロスしたことなどもあり、混戦の様相・・・なんと美しくない展開でしょうか。26Rに松岡がシンクサプレしますが、やはりブラスの影響で回復はあっという間です。 西エリアからクリーチャーを排除されたカッパさんは、27Rに北エリアの水護符を50買って目標エリアを切り換えます。31R、西エリアでギアグースを決めると、32Rにパーミしつつ聖堂で手持ち調整(1201G)し、3連鎖フェイトLv1→5のナチュラルトランス。着地点が1連鎖Lv1スチームギアであるだけにやや面倒な形でしたが、そつなくこなしました。これで形勢上明らかなトップに。 一方たにださんも32Rに西エリアへ侵入し、東エリアへスイッチする意図の東水護符を30枚(300G)購入しますが、まだ手持ちに479G残しており、50枚まで買っても良さそうなところ。先ほどのギアグース〜トランスの流れでカッパさん有利が確定したのは誰が見ても明らかだし、ここは目一杯頑張らないともう間に合いません。 しかもカッパさんの護符数は70枚オーバー。最も手が遅れているたにださんが80枚所持したとしても、コラプを撃ち込まれる危険性は極めて低いでしょう。たにださんは直後の33Rにボーナスを得て、シーボンズLv1→4上げで 519/3742Gですから、やはり50買いで問題なかった気がします。 こうして各自上がりへの道筋が明確になりました。 カッパ 松岡 たにだ 森陽 北 水50 火11 火40 東 水30 西 水22 地50 水21地2ブック一周した結果、アースシェイカー、ディスビリーフ、プレッシャーなどの全体遅延は無く、ブラスは健在。たにださんのテンペスウォーム引きを考慮する以外は、終局まで最短距離を進むが吉でしょう。 カッパさんは34R、北2連鎖メガロドンLv3→5。35R、西へ向かいつつ北2連鎖ビジョンLv1→4。好ダイスが続き、各セプターの位置関係を気にしながらのプレーです。たにださんは35R、東エリアのカッパビジョンLv1をドルールで落として4連鎖。 森陽さんは35R、前ラウンドのエスケープ方向転換からパーミナイスドローに繋がり、城上ちょうどで北4連鎖ケットシーLv1→5。追いつきました。これはあとワンアクションでゴールの形。止めさえ入らなければ、北エリア12歩を回ってもう一箇所上げ、戻ってくるだけです。
36R。
37R。
38R。 たにださんは、5035Gから城上ちょうどのボーナスで東5連鎖ベヒーモスLv1→5。もうこのダイスしかないという強烈な追い上げで、一気に7932Gまで伸びます。 たにださん的には、森陽さんかカッパさんが次の1ラウンド以内に松岡を止める→森陽さんと松岡がともに牛歩→たにださんには高額地を踏まない大きな目が2ラウンド連続で出る(笑)、という、逆転の目が出てきました。極めて細い線ですが、なにしろそれが たにださんである以上、全く無いとは言い切れません。 そして注目の森陽さん。ダイス2なら逆転トップの局面、で、最悪の8。(松岡3連鎖Lv5マッドマン) 仕方なくルナティックヘア+サキュバスリングの即死コンボで攻めるも、プリズムワンド(*2)で殴り倒されます。 (*2) この局面、防御側の受けはワンドでなくグレアムじゃないの? という声があったが、グレアムで受けた場合(マッドマンはST40・HP20)、カッパさんの地形変化引き撃ち(目標魔力届かず)→たにださんのテンペスト引き、のケースで死ねる。 最終39R、カッパさんが地形変化をドローすることはなく、一縷の望みを託した祠も「障壁」では何も変わらず、松岡の勝利となりました。
(3)コメント
たにだ
森陽
カッパ |
順位 | セプター | 魔力 | 付記 |
1 | 松岡 | 10424 | |
2 | たにだ | 7932 | 惜敗 |
3 | 森陽 | 5955 | |
4 | カッパ | 5885 |
11b(2004/04/18) FOX'氏のレポート |
(2)レポート 序盤、きつねはクリーチャーが全く引けず、ただ周回するのみで、Mineさんや とやぷうさんにどんどん水属性に水クリを配置されやばい状況になってきた。(まずいっつーの。クリたくさんいれてるのに全然ひかねえっつーの運わるいのう) さらに とやぷうさんにバーブルをかけられ徹底マークの予感がいなめなかった。(やっぱ打たれるといやだねえw) もはや きつねのやることはショップでエクスプロードを買い、乱れ打ちするしかないと思ったが、残念なことにエクスプロードのショップには一度も止まれないかわいそうな きつねでした。 10R付近でやっとクリを引いた きつねはボージェスピースを完成させ、無属性主体のクリを配置できてきたが、断然の4位まっしぐらであった。(今回も負けかのう) Mineさんとはすでに倍以上の魔力差をつけられていた。 12R目ジリ貧のきつねに対して とやぷうさんはまたしてもバーブルを発動。(ちきしょーてめえ、つーかなんもできねえよー) 15R目には総魔力の差が3倍にまで引き離され、半分やる気をなくしていたところ、Mineさんは順調に魔力を伸ばし、いのくちさんは とやぷうさんにハウントを打たれていました・・・(とやぷうさん変なもの入れまくりでこええー) 17R目には いのくちさんは いのへち節パート2を展開し、コラプなんてしらんしらんと言って、護符を70枚まで買っていた。(無論コラプが売っていることは承知の上) 19R目に きつねは とやぷうさんのドルールをコロッサスで攻め、グースをきめさせてしまった。(やべえ失敗だったかなあ) しかし いのくちさんがコラプを引き とやぷうさんに-400G食らわせたので、結果オーライだったかもしれない。 23R目に やっと追いついてきた きつねは、護符を1枚も買っておらずまだ全然いけてない状況だったが、カロンをレベル5に上げてみると、そこへ次のターンに とやぷうさんがナイスダイスではまってくれました。(ラッキーー) さらに追い打ちで25R目にクイックサンドをカロンにかけ、Mineさんがそれにチュドーン!! たった2Rで4000Gもの魔力をもらった きつねは、アッというまに達成しました。 この試合のポイントは、多分とやぷうさんはリリーフやバーブルを余計にブック復帰させすぎたこと、Mineさんはしっかり護符を買わずにちょこちょこレベル上げて遅くなっていたこと、いのくちさんはというと・・・運がわるかったですね。
(3)コメント
いのくち
Max.M.Mine
とやぷぅ |
順位 | セプター | 魔力 | 付記 |
1 | FOX' | 9494 | |
2 | いのくち | 4171 | |
3 | Max.M.Mine | 2682 | 惨敗 |
4 | とやぷぅ | 1353 | 惨敗 |
11c(2004/05/29) 世代交TAI氏のレポート |
(2)レポート 聖堂の位置から言って、地ブックか水ブックになると考えていたのだが、きれいに色は分かれていた。TIOさんがリープを入れているのを見て、「ああ、そんな戦略もあったなあ」と記憶が蘇ってきた。ブック構築時に蘇ってないので全くもって意味無いんですけれど。 エクスプロードを買われる前になんとか勝負をつけなければならない。護符は目標枚数買えていたので、3連鎖でレベル上げ開始。護符を売りつつ上げまくってレベル5、レベル5、レベル1となった。レベル5ハイドにはシニリティがかかっていたものの(本気で自己マヒ化を考えた)かまわず、亀をレベル4に引き上げる。
この達成が見えた瞬間に、場にエクスプロードが2枚揃ってしまった。(かなり前から、会社員Mさんが1枚所持)焼かれまくって空地、空地、レベル4(亀HP10)である。
ここから奇跡が起きた。世代は素ダイスでレベル5を確保。そして、フライでもう一つのレベル5も確保。やはり、フライの信頼は厚いです。亀はイビルブラストで焼かれたものの、レベル5配置前に護符を買いあさっていたので目標魔力は突破していた。最後は、大きなダイスを出して難なく勝利。
(3)コメント
TIO
DARK
会社員M |
順位 | セプター | 魔力 | 付記 |
1 | 世代交TAI | 8467 | |
2 | TIO | 3275 | |
3 | DARK | 2336 | 惨敗 |
4 | 会社員M | 2134 | 惨敗 |
11d(2004/11/06) 松岡のレポート |
(2)レポート カッパさんは前回と同じ水+チョイ地なブック。NO.001さんはシーボンズで通行料を狙える水ブック。ルマーさんは地リープ+アンチマで、私とほぼ同じ。ルマーさんは、抽選でケルダーの穴埋が私になった時点でブック被りを予想していたようでした。ルマーさんとケルダーで対戦するのはPS版カルド時代の関東版宇宙一以来という、ちょっと縁のあるマップです。
こうして好条件の地護符マッチレースをルマーさんに提示してみせた松岡でしたが、ルマーさんはわざわざNO.001さんのヘイストをメズマして松岡のアンチマへぶつける非道の仕打ち。ま・じ・ひ・ど・い。 23R、松岡はワイルドグロースを西水ドワーフに使って3連鎖(護符3up)しつつ、城上丁度のボーナスで西地3連鎖ドワーフLv1→4(護符10up)と、2段目の仕掛けを淡々と進めます。 23R終了時 カッパ NO.001 松岡 ルマー 1352 533 310 843 3146 3197 4634 3634 護符 北水30 東水10 西地52 西地5525R、ルマーさんカッパさんが西エリアに侵入したところで、松岡はフォレストリープで東→西へジャンプし、ルマーさんに連鎖要員を落とされた際のグース遺産を地2連鎖ドワーフに注ぎ込んでLv4→5。ルマーさんも聖堂横の地4連鎖グリマルキンをLv1→4。 目の前に突然高額地が並んだカッパさんは、Lv5を踏む未来が垣間見えたのか、松岡の地2連鎖Lv5ドワーフにシンクすると、まさに予知通りかはたまた罰当たりシステム発動か、踏んで-1024G吐き出します。松岡はその通行料収入を使って先程シンクで下がった地護符を20買い足し、次ラウンドに地1連鎖Lv4ワーボアをLv5に。その後フォーサイトにより、パーミ2発で上がれる形であることを確認します。 28R終了時 カッパ NO.001 松岡 ルマー 698 677 870 1248 1900 4355 5814 5360 護符 北水45 東水10 西地72 西地6131R、松岡はカッパさんの5連鎖Lv4に嵌るものの、直後にルマーさんから1連鎖Lv5の通行料を奪い、城ボーナスを加えて最終周回へ。最後はNO.001さんがシンク撃ち込みで止めることも可能でしたが、護符戦でノーチャンスのNO.001さんは遅延が得策でないと判断し、そのまま5連鎖Lv1→4上げできっちり2位確保。松岡が1/2ダイスをクリアして試合終了となりました。
カッパさんは、その護符被り無しの不利を22Rの水4連鎖Lv4ラントラで埋め合わせることに成功しましたが、高額地の踏み過ぎが致命傷となりました。移動スペル無しの素ダイストライがやや多かったようです。しかし、とことん踏みながらも各種ラントラを駆使して最後まで崩れない粘りのプレーでした。 NO.001さんは早上げによる序盤からの通行料奪取に成功したものの、護符被り無しの不利に加え、護符購入数10と不足していたこともあって、後半の伸びが追い付きませんでした。1エリアあたり土地数10のケルダーにおいて、最大でなんと東水6連鎖Lv4まで伸ばしていただけに、20Rにディスカードしたラントラさえ残っていれば劇的に伸びたことが予想されます。 ルマーさんは31R時に魔力930/5522、西地護符61、西地4連鎖+水Lv4で手札にワイルドグロース2枚、しかもアンチマジック中という、絵に描いたような完璧リーチ状態を実現したにもかかわらず、痛恨の-1024G踏み。その後2位惜敗確保に受けることが可能な局面がありましたが、NO.001さんのシンク止めを期待し、最後まで真直ぐ1位を狙いました。 見た目の総魔力こそ少し離された3位ですが、ルマーさんにとってまさに惜敗と呼ぶべき試合だったと言えるでしょう。
(3)コメント
NO.001
ルマー
カッパ |
順位 | セプター | 魔力 | 付記 |
1 | 松岡 | 9245 | 穴埋 |
2 | NO.001 | 5712 | |
3 | ルマー | 5536 | |
4 | カッパ | 4861 | 穴埋 |
12a(2004/04/17) カッパ氏のレポート |
(2)レポート で、他の方のブックはと言うと、松岡さんはオーソドックスな地ブック。フェイト、ラマ、氷壁などのワンポイントが光ります。バジも光りそうです。森陽さんは、相変わらずボガート入りの火ブックです。何気にF・ジャイアントが入っているあたり、「SINさん亡き(死んでない)あと、彼の遺志(死んでない)を継ぐのは俺だ!」と言わんばかり。 たにださんは、風ブックです。メンツはラマ、ウェンディゴ、マスターモンクなどなど。ガルーダ将軍も入っています。とても嫌な感じです。 で、試合の方ですが、序盤は私と森陽さんが土地で優勢。たにださん、松岡さんはパーミッションで周回はしますが、置けずに苦しそうです。特に松岡さんは序盤全然クリが出ず、緑に置けません。手持ち魔力が300Gもないのに、風Lv1ラマにワイルドグロースをかけてガーゴイル置くなど、「俺頑張ってるよね」感いっぱいで、涙を誘います。 しかし、松岡さん以外が土地の小競り合いをしている間に、何時の間にか4連鎖までこぎつけ、トップに立ちます。この辺の嘘臭い立ち回りはさすがです。見習いたいですね。 中盤、いちはやくLv5を作った松岡さん、一歩抜け出します。遅れて、私を含め他の方もLv4を作り、本島は修羅場状態に。今回、右側の島は全く開拓されませんでした。こんなことなら離島作戦すればよかったと思ったのは秘密です。 ここで事件です。森陽さんが たにださんのLv4ガルーダ or 松岡さんのLv5ガーゴイル の2択に捕まり、やむをえず たにださんのLv4に。さすが たにださん。 ちなみにこの試合、最終的にウィルス、ケツァルコアトル、ダークマスターが置かれて、かなり計算がややこしい状態でしたが、たにだアタックはありませんでした。残念。その代わり、カウンターアムル持ちのLv5ガーゴイルに横付けしたダンピールを、無造作に突っ込ませたりしてました。もちろん返り討ちです。戦闘終了後になぜか時間差で「あ、そうか」が飛び出してましたが、相変わらず深遠なるたにだ戦法はわかりません。 さらに、森陽さんがまたも同じところで今度は松岡&たにだ1843Gの2択に。やむをえずまたも たにださんの土地に。さすが たにださんとしか言いようがありません。これで松岡さんと たにださんが並びます。 森陽さんはLv5F・ジャイアントを売っ払い、脱落。F・ジャイアント使いへの道は遠いようです。 並んだかに思えた たにださん、すぐさま松岡さんのLv4に振り込み。さすがです。これで松岡さんリーチ。このあと たにださんは、森陽さんにメテオをぶっぱなされ脱落。 ちなみに たにださんはドレインで吸われまくってました(3回1200Gぐらい)。某氏は「400G吸われたらLv4踏みか、周回1回分ぐらい無駄」と言っていましたが、確かに たにださんは魔力持ってぶらぶらし過ぎでした。 で、私は何してたかと言いますと、ラスト使いつつ、ナイトフィーンド先生+アイテム5枚を保持り、高額地求めてブラブラ・・・してたら、たにださんの風Lv5マスターモンクにぶちあたり、これを強襲。色が合ってたもんだから、一気に3000G伸びていきなり達成です。その後松岡さんはダイスに嫌われ、私は松岡さんの高額地を一気に飛び越えゴール。相変わらず嘘臭い。 ケルダーでダイスに泣かされた分、ダーハンではダイスに恵まれました。
(3)コメント
松岡
森陽
たにだ |
順位 | セプター | 魔力 | 付記 |
1 | カッパ | 8257 | |
2 | 松岡 | 7979 | 惜敗 |
3 | 森陽 | 3149 | |
4 | たにだ | 2457 | 惨敗 |
12b(2004/04/18) FOX'氏のレポート |
(2)レポート はじめのほうはみんなクリを順調に配置していたが、Mineさんだけ離島に遊びに入り、なかなか出てこれず、一人ダメーズとなっていました。他の3人は連鎖をつくり、順調に魔力をのばしていました。 この時の いのへち節はというと、パウダーイーターにミューテをかけることはなく、グレムリンやケンタウロスにかけ、HPが80となっていた。しかしMineさんのクランプでSTは0となり、うさぎで一撃だったのだが、しらんしらんとやはりLvを上げていた。 きつねはトランスで順調にそして早く魔力を伸ばしていたが、Mineさん等の地震によってなかなか終われない状況であった。(だるーいw)
そんななか きつねのただ1Rの失敗は、とやぷうさんのドラゴン+ボーパルソードで私のクリはなんでも落ちる時、次のラウンドでリビングシールドを回収するからと、カメレオンをLv5に上げてしまいました。すると とやぷうさんは出しましたよぴったりダイス、私と松岡さんはドキドキして見ていましたが、とやぷうさんは反対方向に行ってくれました。(ふううううう たすかったーー)
これを落とされていたら一気に とやぷうさんは光ってしまっていたでしょう。こんなぬるいプレイの きつねをお許しください。(*1) とまあ今回地震を6回も発動されましたが、(きつねも1回うったけどw) めげずにトランスで補填していた きつねがやっとのことで、勝利をおさめることができました。今回はひやひやものの対戦でした。しかし次回はもっと楽しいブックをつくりたいとおもいます。九州は対戦時間の引き延ばしが多いが、まだまだ長時間プレイに慣れてない人が多い気がします。がんばりましょー☆
(3)コメント
とやぷぅ
いのくち
Max.M.Mine |
順位 | セプター | 魔力 | 付記 |
1 | FOX' | 8446 | |
2 | とやぷぅ | 5901 | |
3 | いのくち | 4205 | |
4 | Max.M.Mine | 2120 | 惨敗 |
12c(2004/05/29) DARK氏のレポート |
(2)レポート
4R:TIOさんが世代交TAIさんにラストを撃ち、フュージョン、ヘルブレイズを破壊!(もうですか?もう少しゆっくりでも・・・、)
ならば私もがんばりますよ!!DARKが城の二つ下の土地にパイロドレイクを配置。手札にはもちろん、ミューテーション!DARKらしいでしょう。え?Mさん!な、なにを?MさんがDARKのコンジャラーを倒すべく、アンダインを出動! 5R、6R:TIOさんによる忍者フットワークが続く!(隠密行動の忍者が目立ってる?)忍者フュージョンはまだないと思うのですが?どうなんでしょうか?TIOさん?Mさん? 9R:Mさんが世代交TAIさんのバルダンダースにドルールで挑む。が…、バルダンダースがティラノサウルスに!(なんでや!!)ドルールあえなく、返り討ちで撃沈。 10R:Mさんの仇(笑)を撃つべく、DARKがバルキリーでバルダンダースに挑む!ボーパルソードを片手にいざ勝負! 負けを悟ったバルダンダースは、な、なんとフェイトに変身!そして、遺産は「ホープ」。(流石は、スペシャルカード!)侮りがたし(涙) 11R:DARKインフルエンス失敗。バルキリーの土地を水から火に変えるつもりが水から水に・・・。数を確認していませんでした。 12R:DARKフェアリーライト発動。これが幸か不幸か…? 13R:でTIOさんがレベル3のミューテパイロを踏む。いや踏みにきた!グースフェイトでダブル遺産、400G+ピースドロー+毒18ダメージは、なかなかおいしいですね!! 14R:TIOさんのケンタウロスがDARKのリザードマンに殴りこみ!!(え?武器あったけ?)いざ、弓対決!!そんな小さな弓には負けんぞ!! …が、スパイクシールドを持つケンタウロスには勝てず。(ぐふっ) その後DARKは9R間孤島から帰れず、しかし、フェアリーライトのおかげで400Gの魔力を得、パイロドレイクのおかげで500Gの魔力を得、その他もろもろで手持ち魔力が溢れ、ドレインマジックに脅えることになる。何処か、上げれそうなところはないかなぁー? 20R:TIOさんのテンペとうそ臭いダイス世代交TAIさんのペガサスを消し、自分のケンタウロスを配置!城下パイロ、Mさんのレイスに攻められ、あと4!!!!がんばれパイロ!がしかし、スペクターにより、撃沈。 23R:TIOさんダンピールを出すが、森おらず。 24R:Mさん、DARKがだぶついた手持ち魔力に困って上げたバ=アルを踏み、枯渇。焦りの空気に飲み込まれる!(皆はDARKを早く止めようと、DARKは準備不足のために逃げ切れないこの場をどうするかと…) 26R:スカルプチャー発動!DARKのスタチュー(元ガスクラウド)Mさんのコロッサスにより秒殺! 30R:TIOさんチャリオットで失敗(世代Lv3スタチューがグレイルで防御)。しかし、失敗しても、根性で歩いていくナイト!!(TIOナイトが領地コマンドでスタチューの隣へ移動) 君子の為ならなんでもするんですね!恐るべき、忠誠心。 悪気はなかったのです。Mさん。上げ易そうなクリーチャーを上げただけなんです。ごめんなさい。2回も。さて、今回の目玉はなんと言っても30RのマスターモンクVSスタチュー!(世代HP30モンクが移動侵略) いつも考えている人はいざという時にすごいことをするのですね! Enemy譲りのうそ臭い勝ち方でした。
(3)コメント
世代交TAI
TIO
会社員M |
順位 | セプター | 魔力 | 付記 |
1 | DARK | 9387 | |
2 | 世代交TAI | 3294 | |
3 | TIO | 3171 | |
4 | 会社員M | 525 | 惨敗 |
12d(2004/11/06) 松岡のレポート |
(2)レポート 松岡は2R(ラウンド)、離れ島へ飛んだ着地点にミルメコを配置し、キープしていたHWXでS砦を通過しつつ本島帰還のベストパターン。しかしその点以外は、手札のガルーダを出すための風土地が取れず、素のフェイトを領地コマンドで300Gかけて風土地2つ目を得るなど、苦しい序盤でした。しかもその直後にMさんの4連鎖水Lv3デコイに嵌り、折角のガルーダでグース補填する始末で、Mさんとはトリプルスコアになってしまいます。 配置・魔力の伸び共に好調なMさんでしたが、6Rにシーボンズを配置した直後に松岡にアシッドレインを引き撃たれており、14Rに更にMさんがシーボンズLv1→5と一気に前に出たところで、運悪くまたも松岡がアシッド引き撃ち。これで水Lv5を失ってしまったうえ、同Rルマーさんにニンジャ+ティアリングハローで水Lv3デコイを落とされ、一気に総魔力441Gまで後退します。 だたそんな不幸も束の間で、19Rに水Lv5の回収に成功したMさんはラントラ態勢も整い、元通り以上に持ち直しました。 ルマーさんは欲しい土地に素直にクリーチャー配置すればよいものを、「置くかっての、だ・れ・がっ、置いてやるもんですかっての!」とひたすら連呼し、風クリーチャーの配置を我慢し続けます。お互い風被りなんだから、私とふたりでガルーダ増強万歳でいいじゃないですか、いったい何が不満だというのでしょうか。 その後ルマーさんはガルーダがST100に達したあたりで「もうダメだっ・・・これ以上はいくら増えようが同じだし!」と愚痴ると、ようやく風クリーチャーを置き始めるのでした(笑)。どうやらルマーさんは風ガルーダではなく、普通の風ラントラだったようです。 中盤は、高額地踏みとトランスが激しく入り乱れる展開。ラントラ組3人のうちMさんとルマーさんは順調でしたが、高額通行料収入が無かったNO.001さんは、トランス後2連鎖となったタイミングで松岡風3連鎖Lv4コーンにクイック引き撃ちで捕まり、立て直しが苦しくなります。 35R終了時点 NO.001 会社員M 松岡 ルマー 2347 2152 739 1684 2667 6472 4891 6336Mさんとルマーさんが連鎖状況も含めていい形。 Mさんはもっと積極的に仕掛けていい場面が多数あるのですが、序盤の侵略負けやアシッド被害、ルマーさんが35Rまで引っ張って行使したスカルプチャー等の残像が残っているのかレベル上げに消極的で、クリーチャー交換を繰り返しています。マスグロHP35のボージェスがいるため、スタチューでもそこそこ堅いのですが・・・。 そうしているうちに37R、NO.001さんに641Gドレインを当てられ、Mさんは1497/5817。それでもなお水4連鎖で、手札にニンジャ、ニンジャ、フュージョン、インフルエンス、シンク、マナ、ラントラとあり、マナ→Lv5上げ→Lv5ラントラ→Lv5上げ・・・等と仕掛ければまだまだ上がり切れる形勢です。 しかし、Mさんはここでインフルエンスをディスカードして、更に目の前のLv4スタチューをそのままラントラ(!)。直後S砦真上に止まるダイス目が出るが、ここもトロージャンホースLv2→4(2857/5593)。北側のスタチューLv1→5なら1657/6553で、次Rにトロージャンホース通過時にLv2→5と上げる選択肢を残せるところです。
それでもまだMさんに追い風が吹き続けます。なんとNO.001さんがMさんの水3連鎖Lv5バトルギアβ(-1843G)踏み。で、Mさんはといえば、松岡火1連鎖Lv1ミルメコを手出しニンジャで羽化させたりしてますけど、そんなのほっといていいですから!(笑) そして勝負の39R、Mさんはマナを保留したもののダイスは三叉路真上にピタリ。次Rは城まで3マス、即ちダイス確率4分の3。しかも1Rの間に上がりを阻止された時は通常周回に向かえばOKな場所です。 しかし、Mさんはここでも3連鎖トロージャンホースLv3(ルマーさんのレベラー移動侵略でLv4から下げられた)をLv3→4と、上がりに向かわず(7449G)。もしもLv5まで上げていれば7961Gかつ次Rマナでダイス3/4の達成、しかも39RのドローがHWXだったので、マナ使用→Lv5上げならば次Rに確定ゴールでした。 これでルマーさんや私にも勝利の目が出てきました。松岡はエスケープでMさんのLv5バトルギアβを飛び越え、βの隣にスプライトを配置。8分の1のスーパーリーチを作りつつ、Mさんルマーさんとの足勝負に挑みます。 40R、MさんはN砦方向に進み、今ドローしたアンダインをLv5バトルギアβではなく、隣のLv1スタチューと交換。で、松岡のダイスは出ました1。周回を無視してグリフォン(スプライトの支援付きST60)+グレアムでLv5バトルギアβを落として8000Gを越えます。城までは5マス。 一方、ルマーさんはヘイストで砦を周り終えて城まで11マス。次Rは手札にフライがあり、使えば確定で城ボーナス。しかし1箇所上げてからでないと8000Gに到達しないため、フライ使用も城ではなくS砦側へ迂回してウェンディゴLv1→5として城まで11マスとします。 41R、松岡のダイスは1。42Rもダイス3と、1マス届かず。しかし、ルマーさんもMさんのLv4トロージャンホースに嵌ったため、42Rに城先着しボーナスを得るも7928Gと72G足りず、結局松岡がゴール。松岡牛歩 vs ルマー踏み という両者の得意技による「上がれないリーチ対決」は、松岡が3Rで5マス進む間に26マス走って384G支払ったルマーさんにネタの女神が微笑みました。誠におめでとうございます。
(3)コメント
ルマー
会社員M
NO.001 |
順位 | セプター | 魔力 | 付記 |
1 | 松岡 | 10974 | 穴埋 |
2 | ルマー | 8004 | 惜敗 |
3 | 会社員M | 4011 | 穴埋 |
4 | NO.001 | 3860 |