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第5回宇宙一リーグ 第10節


28a(2005/01/29)
松岡のレポート


(1)設定
マップ:錬金術師の館(勝利条件8000G)
参加者:たにだ、カッパ、ルマー、松岡

(2)レポート
錬金術師の館の序盤は、カルドの基本がつまっています。なんとなく自属性の土地に配置することで無意識のうちに上手くいく他のマップと異なり、土地は全て無属性という、通常マップの“ひとつ前の段階”からゲームが始まるため、連鎖の手順を明確に意識しなければなりません。 配置、地形変化、レベルアップ、それらの優先順位。付随するカード使用やディスカードの判断。一見大した違いに見えない微差の選択を間違い続けた末、必然的に事故は起こります。ダイスが悪かった。ドローが悪かった。確かにそうかもしれないが、それらはプレー次第で緩和できた事故かもしれないのです。

例えば、今回序盤で大きく躓いたカッパさんの場合。
6Rにカッパさんは、手札イフリート、ガスクラウド、サルファバルーン、パイロドレイク、バルキリー、ホーリーグレイル、アシッドレインの7枚からガスクラウドをディスカードしましたが、序盤まだひとつも土地を確保できていない状況では、配置条件のないパイロドレイクとガスクラウドは最重要カードであり、サルファバルーンあたりを捨てた方が良かったでしょう。 通常のマップならば、パイロを火土地に配置した直後から他のクリーチャーが配置可能になるため目立った問題になりませんが、錬金術師の館の場合、パイロを火土地に変えるまで配置条件付クリーチャーを出すことができず、その配置機会のロスが致命傷となります。

さらに7R、ひとつも土地を確保できていないことを重く見たカッパさんは、転送円上から周回と反対方向へ4マス進みパイロドレイクを配置。しかしこれは10マス損の選択であり、序盤の貴重な魔力収入が3R遅れることを意味します。 続く8Rでそのパイロにアップヒーバルを撃ち、ひとつめの火土地を確保しますが、これも手順的には正しいものの(*1)、残り手持ち魔力が78Gではホーリーグレイル使用さえままならず、結局このパイロは、9Rに2体目となるバルキリーを配置した直後(←これは不幸中の幸い)、松岡の直踏みアンダイン+ウォーターアムルで陥落しました。 クリが置けないうえ直踏み侵略されたことがとてもアンラッキーに見えますが、
 (1) 6Rにガスクラウドを捨てた
 (2) 6Rのアシッドレイン即撃ち(-70G)
 (3) 7Rに10マス損のパイロ配置
これら3点がなければ、果たしてどうだったでしょうか。
 
(*1) ひとつめの土地を無属性から地形変化する際、領地コマンドによる地形変化(100G)との50G差を惜しんで地形変化スペル使用を躊躇うのは、大抵その-50Gよりも手順のロスの方が大きい。

次に、たにださんの場合。
問題となる部分を書き出してみたところ、あまりに膨大な量になってしまい、分析するこちらが鬱になりそうです。さしずめプレー全てが敗因といったところであり、さすがにこれを全部掲載することは控えさせていただきます。 まず何から切り出したらよいのか分かりませんが、たにださんは「とりあえず走っとけ」みたいな、PS時代の栄光に囚われたプレーはいい加減卒業すべきではないでしょうか。

例えば、13Rの空地4つ跨ぎヘイストはどう考えても素ダイスでコーンフォーク配置を狙った方がいいですし、23Rのヘイスト使用でカッパさんの火Lv3イフリート(通行料288G)に飛び込み、バンディット+サイクロプス+支援ST10 vs イフリート+プリズムワンドという、両者損をするだけの究極無駄プレーに至っては、暫し言葉を失いました。 せめてこれで1R前のラストが松岡へでなくカッパさんへ放たれていたなら、まだ行動の整合性だけは取れていたのですが・・・(ラストは必ず松岡に撃つという脳内決め事でもあるのか?) 走ること以外行き当たりばったりのたにださんには、カルドの総魔力増幅の手順を勉強し直すことをお勧めします。マップBoomUp!で20R台の早上がり練習などいかがでしょう。妨害スペルを入れるのはそれからでも遅くありません。

ちなみにルマーさんも、初手に配置可能クリ無しという事態に陥っていますが、フォーサイトで6枚目にあったケンタウロスを引っ張ってきて事なきを得ました。ルマーさんはこのフォーサイトとフェイトでヘイストフライやラマフライを決めまくる高速周回コンセプトが見事に機能し、序盤から中盤にかけて大きくリードを拡げます。

このままルマーさんのペースで進むかと思われましたが、祠の解呪でランプロやピースが剥げ、Lv5レベラーにカッパさんのローカストを食らったあたりからケチがつき始めます。 それでも松岡にジャッジメントを当て、カッパさんとのアシッドレイン合わせ撃ちで松岡のアイスウォールを一掃するなどして優勢を保とうとしましたが、序盤から走りが上手くいきすぎた反動か、肝心なところで足スペルを引けず、29Rに松岡の2連鎖Lv5アンダイン(通行料1920G)へ痛恨の振込み。結局これが決まり手となりました。

(3)コメント
松岡
 ゲームの立ち上がりでロスしないことを重視しました。カッパさんのアシッド連発には苦しめられましたが、そんなにアレが有効だと分かっているなら素直に自分が使う側に回ればいいのにな、とオモイマシタ。

カッパ
 序盤の入りが最悪だった不利が最後まで響きました。まあ80%ぐらい松岡さんのせいですが。

たにだ
 北側(ホーム)で増資できないまま、南側(アウェイ)の風にあたってしまった。分散投資は大事ってこと。

ルマー
 典型的竜頭蛇尾、加 普遍的高額地踏惨敗。

(4)結果
錬金術師の館 33ラウンド 1時間08分
順位 セプター 魔力 付記
1 松岡 11171  
2 カッパ 4493  
3 たにだ 3580  
4 ルマー 2428 惨敗



28b(2005/01/30)
いのくち氏のレポート


(1)設定
マップ:錬金術師の館(勝利条件8000G)
参加者:FOX'、いのくち、会社員M、TIO

(2)レポート
長かったこのリーグもついに最終節です。が、この日は風邪をひいてしまったみたいで朝から頭痛が、、、3試合位ならドーピングすればなんとかなると思い、風邪薬とリポビタンを飲んでみたものの、2試合目の後半位から思考能力がほとんどなくなりました。なんとかは、風邪をひかないはずなんですが。

各人のブック
私は水。領地能力(ブックワームとフェイト)と領地コマンドによる地形変化を多用するためリベレーションを多めにし、代わりにシンクを思い切ってはずしました。実はシンク2枚しかストックないんです。まじで。

Mさんは、水+無。トレードマークのアンダインあり。ドルールもあり。土地全て無なのにさすがです。

きつねさんは、地ブック。というかDCの時と同じく北ひきこもり狙い。アポーツ、どこでもドアもといD・ドアあり。前回とほぼ同じブックだと思います。

TIOさんは、風ブック。ガルーダ、ベールゼブブが、ちと重そう。ミルメコ、ケンタあり。2つ首のあれは、いなかったみたいです。あとスパイクシールドが、渋いっす。

試合の展開と言っても、中盤まで南エリアはMさんの独壇場となっており、しかもHP70プリンまでいる有様。誰も妨害系がなく(せいぜいドレイン、地変程度)、Mさんを止められません。きつねさんとTIOさんは、なかなか配置できず分が悪そうです。

私は北エリアに3つ土地があり、シーボンズがほぼ鉄壁だと気がついたので、上げたところきつねさんがHIT! 高額地を売ったところを更に私がドレインで吸い+周回ボーナスで知らん知らん上げ。(北エリアリザードマンLv5) するとTIOさんが、そこにHITし達成。最後はMさんのLv4ふたつをフライで抜け終了。

この試合はMさんのワンサイドゲームだと思いました。ただ、あれだけあった高額地に誰もはまらなかったのは不思議でした。通行料収入が勝負の決め手になった様です。

(3)コメント
いのくち
 下にあれだけ高額地があったのに踏まなかったのはラッキーでした。

会社員M
 態勢は十分だったのですが、振り込み料金差で負けました。

FOX'
 お父さんは地球を守ったんだーー。

TIO
 いいんだ・・・俺なんか(TT)

(4)結果
錬金術師の館 27ラウンド 0時間50分
順位 セプター 魔力 付記
1 いのくち 9028  
2 会社員M 6029  
3 FOX' 2154 惨敗
4 TIO 1044 惨敗



28c(2005/01/30)
カッパ氏のレポート


(1)設定
マップ:錬金術師の館(勝利条件8000G)
参加者:Max.M.Mine、NO.001、森陽、カッパ

(2)レポート
穴埋めなので前日と同じ火ブックで対戦です。相変わらず手抜きですが、性分なので仕方ありません。私、Mineさん、森陽さんが火ブック、No.001さんが水ブックです。火3被りなので、早めに上に逃げなければ。Mineさんはリコール、リベレーション入りで完全に下で勝負するブックのようです。 私は早々に上に逃げ、アポーツで上での周回を維持しつつ、連鎖、周回重視、通行料無視で上がる形。森陽さん、No.001さんはその辺の移動についてはあまり考えてないみたいです。出たとこ勝負でしょうか。

Mineさんは作戦通り、下で速攻周回、あっという間に5連鎖です。アイテム握りっぱなしで誰も落とせません。私は開幕ダイス4で上に即移動。一度も下に行くことなく周回を重ねますが、足スペルの出が悪く、また連鎖が思うように組めないNo.001さんが、MineさんのLv4踏んだりしたこともあって、かなり置いていかれます。 森陽さんも下で連鎖を組みますが、上に移動して領地コマンドが使えなかったりと、移動対策している私、Mineさんより効率が悪く、ドレインで吸われるのが目立ちました。

終盤、私が4700G、Mineさんがあと1周でゴールというところで、森陽さんが私のLv4パイロに踏み込み、リトルグレイ特攻。こないだのケルダーの悪夢が頭をよぎった、つーかこの流れなら絶対飛ぶ、むしろ飛ばないはずはないと睨んでいたんですが、なぜか飛ばずに1000Gゲットだぜ!な感じです。この資金+マナでLv上げ。Mineさんが周回するも60Gほど足らず、私が先に達成でした。

Mineさんは私のマナをシャッターで壊すか、もっと豪快にLvを上げるか、最後にエスケープで空き地を確保するかしていれば勝っていたと思いましたが、かなり際どかったので気付かないのも無理ないかもしれません。 あと森陽さんはLv3ごときに、したり顔でクイックサンド撃たないで下さい。もったいないです。

(3)コメント
カッパ
 火3で被りまくりでしたが、上でうまいこと連鎖が作れました。

Max.M.Mine
 ごめんなさい。目の前のエサは食らいつかずにおけない性格なんです。

NO.001
 転送円対策の移動スペルを入れ忘れていたのが、最大のミスでした。タナボタの1ラウンドで惨敗から逃れるのが精一杯。

森陽
 ミスもありましたが、まず運が悪かったと思いますリトルグレイ。あとカッパさん操作ミス・・・リトルグ・・・レ・・・(ガクリ)

(4)結果
錬金術師の館 28ラウンド 1時間01分
順位 セプター 魔力 付記
1 カッパ 8597 穴埋
2 Max.M.Mine 10274 惜敗
3 NO.001 3955  
4 森陽 637 惨敗



28d(2005/02/12)
たにだ氏のレポート


(1)設定
マップ:錬金術師の館(勝利条件8000G)
参加者:カッパ、会社員M、世代交TAI、たにだ

(2)レポート
まず各々のブック構成は以下の通り。

カッパ:火属性。アイテム充分で土地奪取力高し。
会社員M:いつもの水属性中心ブック。
世代交TAI:火属性。低コストクリと移動系スペル中心の効率重視の先行逃げ切り型。

対して私は風属性+スカルプチャー。スカルプチャーについては前回同じマップで松岡氏にアンダインの威力をみせつけられたことから投入。まさか松岡氏が同じブックで臨むことはないと思うが、予想される面子には本家アンダインマスター会社員M氏やバルダン他安クリポイポイ&レベルアップの人がいるので充分効果ありと判断。

序盤は意識的に北エリアに移動した世代氏が着実に版図を広げる一方、南エリアではカッパ氏が徐々に勢力拡大。この2人は移動系スペルの使い方に配慮し、終盤までは他エリアに飛ばされることはなかった。会社員M氏は北と南を行き来していたが、潤沢なクリーチャー構成から両エリアそれぞれに3連鎖以上の土地を確保しており、どちらでも勝負がかけられる状態。 対して私は北に飛ばされ南に流れ、満足に地形変化もできないまま、ドレインで吸われるという最悪のパターン。このテの土地数の少ない特殊マップの「とにかく序盤は土地確保と連鎖構築」というセオリーを無視し、手なりプレイで自ら苦しい展開を余儀なくされる。

中盤私の手札にスカルプチャーが見えているにもかかわらず、世代氏はバルキリーをレベル3に上げる。北側の世代氏クリーチャー6体のうち5体までが石化対象だというのに。そこまであからさまに眼前を素通りされちゃあいくら私だって撃ちます。たとえこれまで幾度となく目の前の勝利をスルーし続けた私だって撃ちます。相手が松岡氏でなくたって撃ちます。 そしてその直後にカッパ氏バニシングレイ。

ゲームが動き出したのは28ラウンド。展開的にはカッパ氏頭一つリードの局面。

 カッパ 会社員M   世代  たにだ
   524   1808   1063   1404
  7224   4808   5568   3154
私がほこらで岩なだれ(レベル4の土地のクリーチャーにHP10ダメージ)を出した直後に会社員M氏のダイスがカッパ氏のレベル4パイロドレイク(HP30)にピタリ。この時点で会社員M氏とカッパ氏の手札は以下の通り。(会社員M氏の水土地保有数は5)

会社員M:ドルール、ウォーターアムル、スティンクボトル
カッパ:プリズムワンド、ホーリーグレイル

この場面、会社員M氏のスティンクボトル使用は最もオーソドックスな一手。これに対してカッパ氏はホーリーグレイルで受けるも先の岩なだれの影響もあり、ぎりぎり陥落。ここは裏をかいてプリズムワンドという選択もありえたが、カッパ氏は岩なだれのアクシデントで既に平静さを失っており、普段であればほぼ確実に読み勝つであろう得意のアイテム駆け引きで痛恨のミス。 逆に今度は世代氏がもうワンアクションで達成の状態。
 カッパ 会社員M   世代  たにだ
  1265    443    398    238
  7425   4893   7623   4688
ここで世代氏はD・ドア使用。確かに素でダイスを振ってもレベル4とレベル5が眼前に1つずつ。しかも北エリアはほぼ世代氏が押さえているので確率的にも十分蓋然性のある決断。しかし彼が降りていった先はなんと会社員M氏所有の南エリア、アンダインレベル5。はっきりいってこれ以上ない最悪の飛び先にピンポイントで着地。さすがは確率王のなせる業だ。

これで今度は会社員M氏が一歩抜けた状態。しかしここで私の微かなる希望の星3連鎖グリフォンレベル5にはまってしまう。あとはカッパ氏との足勝負となるが、たまたま引いてきたウェザリングをカッパ氏レベル5ミルメコに撃ち込んで棚ぼたの勝利をもぎとった。

なんだか終始蚊帳の外だった私のもとに上位陣3人の乱戦のこぼれ球が転がってきて、たまたま目の前がゴールで蹴ったら入ったというカンジ。「勝因の無い勝利はあっても敗因の無い敗北はない」とは前回の第4回宇宙一リーグ「錬金術師の館」での私の感想だが、今回は勝因がないのに勝ってしまった。

(3)コメント
たにだ
 完全に負け戦の展開でしたが、棚からぼたもちが落ちてきた。

カッパ
 岩なだれであわてて、2択に負けました。精神面で脆いので反省。

会社員M
 たにださんに貢ぎますた。天から世代さんが降りてきたLv5の稼ぎもそれへ流れ〜。

世代交TAI
 D・ドアの神がある意味降りてきました。

(4)結果
錬金術師の館 38ラウンド 1時間17分
順位 セプター 魔力 付記
1 たにだ 8585 穴埋
2 カッパ 7709 穴埋
3 会社員M 5288 穴埋
4 世代交TAI 5117  


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29a(2005/01/29)
松岡のレポート


(1)設定
マップ:ヒューマンガス(勝利条件8000G)
参加者:ルマー、松岡、会社員M、たにだ

(2)レポート
ヒューマンガスは2エリア土地数44の巨大なマップ。北エリアは土地数28かつ格子状なのでラントラが有効と言えなくもないですが、それ以前にデモトレと全滅オドラが圧倒的に強く、パーミッションが機能しやすいマップ形状もアーシェや焼き有利に拍車をかけています。 デモトレと全滅はどちらも作戦が他者と被って更に強くなるため、ブック構築時にデモトレか全滅かの二択を迫られることになるでしょう。デモトレ2人ならデモトレの勝ち、全滅2人なら全滅の勝ち、もしもデモトレ2人 vs 全滅2人ならばプレー順や序盤の入り次第となりますが、いずれにしても多数派となり作戦がはまった陣営の圧勝になるのは想像に難くありません。 よって、デモトレと全滅の両ブックを用意し、当日の対戦相手によってどちらで行くか決めるという、サッカーのPK戦のような読み合いになるわけです。

この日の対戦相手を見ると、まず会社員Mさんはどちらも使わないと予想される例外的なセプター。ルマーさんはアンチで派手好きな性格のため、デモトレよりは全滅で来る可能性がやや高い。問題はたにださんで、デモトレ本命なのは間違いないが、時折妙な焼きをかましてくることもあり、判断が難しいところです。 ただ、勝負度外視で私の足を引っ張ることに血道を上げるたにださんのことですから、いかに松岡を害するかを選択の根拠にしているはずで、松岡にデモトレ被りで楽させるくらいならいっそ焼き殺してやると考えているのではないか。 私にしてみても、まるで協力する気ゼロのたにださんとデモトレで被っても大して嬉しくなく、それどころか、自分がデモトレなのにわざと手札にデモトレブラブラさせてルマーさんやMさんにサプレさせるとか、フツーはあり得ないけど、たにださんならやりかねない。

そんなわけでかなりデモトレに消極的だったところに加えて、たにださんが「たにひゅー2」というブックを選択するのを見て、「ああ、なんだやっぱり全滅かよ」と確信した私は、焼かれてもまあOKな第3の選択、護符ブックで行くことにしました。 全滅ブック2名が想定されるこの状況でなぜ自分も全滅ブックを選択しなかったかというと、焼きブックでたにださんと被った場合、絶対たにださんは協調しないため被りのメリットが出ることはなく、むしろリスクが大きくなるだけだからです。

果たして、ゲームが始まってみると予想通り、ルマーさんとたにださんが全滅オドラ、Mさんが普通の火ブックでした。せっかくの焼きブック被りにもかかわらず、たにださんがテンペストやスウォームをどんどん捨てて全く焼こうとしないところまで予想通り。 やはりというかなんというか、ルマーさんひとりに焼かせようという魂胆らしい。そのくせ、ターンウォールをルマーさんのゴールドトーテムに撃って、資金繰りを邪魔する始末。あんた何様ですか。

その間、ただひとりスタンダード型のMさんは着々とクリーチャー配置を進め、マスグロース、ミューテーションに続いてマスファンタズムまで引き当てて北エリアに行使。焼き耐性が増してきました。ルマーさんはつい先程デザートストームを捨てたばかりで、これは困った・・・と思っているところにたにださんがデザートストームを引いてきます。 焼き陣営を救うカードの登場にホッとしたルマーさんでしたが、なんとたにださんは撃たずにディスカード。これには流石にルマーさんも「エエッー!・・・そうですかッ・・・そうなんですかッ」と怒りや動揺を隠せず。 デザストすら自分で撃つのが不満なのか? ていうかなんで捨てる?それとも、他所のブックをそのままパクって来たから、デザストの意味が分かってないのか。いやもしかするとマスファンタの意味が分か(略)

「(いつも松岡が)言ってることがようやくわかりましたよ」と呟くルマーさんの表情はあまりに苦々しげでした。

そんなわけで全滅ブック被りとも思えないほど静かにゲームが進行する中、17Rに突然たにださんが動きます。手札のドレイン2枚ダブリが邪魔になったかどうかは知らないが、そのドレインで発作的に松岡のアンチマを叩き割り、同じくドレイン保留中のルマーさんに456G吸わせたのです。 以前「北へ」でNO.001さんが現金輸送車戦法をやった時、

 状態                      アンチマ
 プレー順  たにだ   TIO     松岡    NO.001
 手札    ドレイン  ドレイン  ドレイン  バリアー
たにださんは↑の形から1位のNO.001さんのアンチマを割ることなく、結局6000Gもの手持ちを許して勝たせてしまいました。それほど仕事嫌いなお方が今回は、
 状態    アンチマ  アンチマ
 プレー順  ルマー   松岡    会社員M  たにだ
 手持ち    1005    1520      19     266
 総魔力    1946    2056    2131     973
 手札    ドレイン  アンチマ  ドレイン  ドレイン
       コラプ               ドレイン
↑このダントツ最下位かつ自分は全く得しないケースで、松岡のアンチマを叩き割ってルマーさんのトップを熱烈プッシュ☆ですよ。な ん だ そ れ 。ルマーさんが割るならともかく、たにださんが割ることの意味が分からない。 そもそも同じバリアー現金持ちでも、オドラデクをレベル上げできるルマーさんと、最後まで現金輸送車の松岡では、構造的に有利さが全然違うんですけど。直後ルマーさんは聖堂にちょうど止まって護符を買い、次Rアポーツで周回遅延と護符買い阻止。とてつもなく大きなアドバンテージができてしまいました。

これで準備万端、もう決まったとさえ思える展開でしたが、その後ルマーさんは仕掛ける前にMさんのボガート(通行料512G)を踏み、さらに松岡にドレインによるアンチマ割りからコラプを叩き込まれて-720G。振り出しに戻ってしまいました。 一方、松岡はMさんのシャラザードでアンチマを消され、ドレインでたにださんに594G、ルマーさんに409G吸われ、ついでにMさんのボガート512Gまで踏んで後退。依然として低空飛行のたにださんは2枚目のデザートストームを引き、意味は分からずとも今度はさすがに空気を感じたのか北エリアに行使し、マスファンタズムを上書きします。 Mさんは相次ぐ通行料収入でランプロ付きHP55ボガートをLv5まで上げ、総魔力6142Gのトップ。この焼き被りの中、スタンダードなMさんが2位にダブルスコアの差を付ける展開になろうとは。

で、クリーチャー達が明日をもしれない命のMさんにとって、このレベル上げは たにださんの通行料を狙ったピンポイントな勝ち筋なのですが、当のたにださんはカタストロフィ持ちのルマーさんと連携するわけでもなく、相変わらずのんきにダイス振るだけ。 ようやくLv5ボガートの1マス前まで来たところでハッと思い出したように慌ててこの試合初めての焼きスペルを撃ちますが、1が出て通行料4096G支払の枯渇。たにださん曰く「BASが発動した」(*1) ・・・ってアンタそれ、全然そういうアレじゃありませんから! もっと前からテンペポイポイ捨てずにルマーさんと合わせ撃っていれば、ボガートなんかとっくに死んでるでしょ!(涙)
 
(*1)BAS:「バチ当たりシステム」の略で、東北発のカルド界におけるオカルトのひとつ。例えば、Aの高額地が目の前にあるとき、Aにドレインするとバチが当たって踏んでしまうというもの。

28R終了時点(たにだ枯渇直後)
 プレー順  ルマー   松岡    会社員M  たにだ
 手持ち     765     713    4770     450
 総魔力    2268    1769    10378     450
これでMさんは目標魔力を突破しますが、ルマーさんがカタス、松岡がアースシェイカーを撃ってとりあえず達成回避。もしもMさんのプレー順がたにださんの直後だったら、リコール使って即終了となるところでした・・・ホント、勘弁してくださいよ。 MさんはなおもラルバLv1→5と上げてリーチを維持しますが、もう失うものが何も無くなったたにださんにカタスを撃たれて地上はほぼ壊滅、おまけにルマーさんと松岡のドレイン連続引き撃ちで1068G、747Gと持っていかれて、ゲームは完全にリセットがかかりました。

ここからは通常の焼き被りゲーム。 Mさんはコンジャラーのバ=アル飛ばしやマウンテンリープ、高HPのコロッサスなどで空き高額地を次々と回収しますが、焼き陣営のカタス、スウォーム、エレメンタルレイジなどで一掃されてしまいます。 ルマーさんの北エリア地Lv1→3上げで、北地護符を相乗りしていたMさんが一瞬だけ8023Gとなりヒヤリとしますが、すぐさま松岡がコラプで緊急達成回避し、続いて焼き全滅でまたもリセット。

この時点で既にルマーさん、たにださん、松岡の3名は南エリアに侵入せず、北エリアをグルグル回りながら上がりのタイミングを計っていました。ルマーさんはクリーチャーとワイルドグロースで連鎖を整えながら、松岡はオーロラとバロメッツを連打しながら。 たにださんは達成の見込みがあるわけではないのですが、南エリアに何か嫌な思い出でもあったのでしょう。

そして、ルマーさんが一気上げの手持ち魔力が貯まったところで、北地3連鎖コーンフォークLv1→5と勝負。松岡がルマーさんのアンチマを割ると、今まで再三リーチを消されてきたMさんがとっておきのリコールをルマーさんに使って城への帰還を遅らせ、たにださんがルマーさんのLv5コーンを焼き払います。 ルマーさんは再びコーンを置き、領地コマンド2回で2マス先の地Lv5空地までコーンを歩かせて確保。今度は城まで2マスのかなり確度の高いリーチでした。が、

またもこの男の登場です。前Rの占い館でアルマジロを引いていた たにださんがテンペを放ち、確率1/9ダイスはピタリ6でLv5コーンフォークを直踏み侵略。素のアルマジロがLv5を落としてしまいました。これが、異様な程アルマジロに信頼を置く たにださんとアルの友情マジックなのか。

そうなると今度は、ルマーさんと達成競争していた松岡が、オーロラ使用で城まで2マスのリーチ。 ルマーさんは、松岡のアンチマを割らない たにださんに歯噛みしながら手札のコラプションをアンチマに叩きつけると、迷わず祠に進み、「乾季」(地護符10%ダウン)を引き出す執念でリーチ消しに成功しますが、最後は松岡がマナを引き撃ってゴールしました。

このゲームで得られた共通認識: たにださんはカルド界のマハラジャボンビー

(3)コメント
松岡
 試合前に空気を察知できたことが大きかった。すべての鍵は たにださんが握っていた。

ルマー
 谷田氏協調全滅本 対 松岡氏護符本路線。 完 全 壊 滅 !

会社員M
 テンペ場にしてはえらく頑張った方だと思う・・・。

たにだ
 バチ当たりシステムが発動してしまった。

(4)結果
ヒューマンガス 46ラウンド 1時間34分
順位 セプター 魔力 付記
1 松岡 8173  
2 ルマー 6406  
3 会社員M 4110  
4 たにだ 2801 惨敗



29b(2005/01/30)
Max.M.Mine氏のレポート


(1)設定
マップ:ヒューマンガス(勝利条件8000G)
参加者:Max.M.Mine、カッパ、NO.001、TIO

(2)レポート
今回、長大マップということで、私はデモトレブックを選択、さらにパーミッション、オーロラ、シャイン入りとかなり欲張りな構成にしています。で、なぜかマーブルアイドルも入ってます。普通にグラニットアイドル入れてればあんなことにはならなかったものを(嘆息)
他の人のブックは、(敬称略)
カッパ:無+地ブック、デモトレ入り。ただしデモトレ完全依存ではなく、自分で使うもよし、ぶらつかせて他人にサプレさせるもよしの両構えのブック
NO.001:お得意の護符ブック
TIO:普通の風ブック
でした。

 序盤、私とカッパはゴブリンズレアとスパルトイでクリーチャーを置きまくります。さらに私は、NO.001とともにTIOの風護符に相乗りしていきます。フライとオーロラの引きがよかったこともあり、私が風護符TOPをキープ、そろそろデモトレの使い時かなというところで、またまた私やらかしてしまいましたorz。 城通過後パーミッションを使用、ダイスを振ったところほこらに止まる目が出てしまいます。回避もできたのですが、大丈夫だろとたかをくくった私(アホです)はそのまま移動・・・ええ、しっかりバリアー消えました(泣)。もちろんデモトレはTIOのサプレの餌食にorz。 普通なら、このまま終了なわけですが、それを救ってくれたのがNO.001のファウンテンでした。2度使用されたそれを、私がなぜか全部ゲットw。おかげで風護符は私がTOPを維持することができました。

 が、私ら3人が風護符で争ってる間に、カッパは着々と地土地&護符を確保、一旦は達成までもっていきます。しかしこれは私とNO.001の地震でリセット、それでもカッパさん優位でゲームは終盤に入ります。 ブックが一周、私は再度デモトレを引いてきますが、同じくデモトレを引いてきたカッパは、すでに不要と手札でぶらつかせTIOにサプレさせます。 しかし今度はシャインをドロー、城側の砦に止まり手持ち魔力で風土地のマーブルアイドルをLvUPしシャインゴールの形を作ります。しかしこれも、カッパがシャッターでアンチマ割り→TIOシャインサプレであっさり消されます。

 結局私は達成できずに城通過、その後カッパは地土地LvUPで目標達成し、城までもうちょっと。私の手札に地震があるので1Rは遅らせる事はできますが。その場合でもラントラ→LvUPで再達成と完璧な布陣。このままカッパの勝ちだと思われました。 しかし、ここまで護符ロックをかけられじっと我慢しつつ城に近づいていたTIOは城横の風土地を一気にLvUP、リーチまで持っていきます(当然私も光ります)。私とカッパが牛歩なら逆転勝利も可能です。が、私はずっと手札にフライを握っており、当然のごとく使用。そのまま城に駆け込みゴールしました。

 勝ちはしましたが、はっきりいってタナボタゴール。今回の宇宙一はこんな形でしか勝利できず、技術不足をさらけ出した回でした。次回こそは、自力で勝利をもぎ取れるよう精進したいものです。

(3)コメント
Max.M.Mine
 001さんと、TIOさんを踏み台にして勝ちました。ありがとう

カッパ
 敗因はファウンテンです。

TIO
 ダメすぎにも程がありますね。最後で大ポカしました。死ね俺。

NO.001
 護符ブックでデモトレ二人に当たりました。いや敗因は他にも山ほどあるんですが。

(4)結果
ヒューマンガス 40ラウンド 1時間44分
順位 セプター 魔力 付記
1 Max.M.Mine 8254  
2 カッパ 8299 惜敗
3 TIO 7504 惜敗
4 NO.001 6553  



29c(2005/01/30)
森陽氏のレポート


(1)設定
マップ:ヒューマンガス(勝利条件8000G)
参加者:FOX'、森陽、松岡、いのくち

(2)レポート
ここヒューマンガスは土地数が多く、北エリアに二つの砦を中心としたロータリーも配されている護符マップ。達成魔力が8000Gと高く、パーミッションによる周回が有効で、高額地踏みが発生しにくいここほど、デモニックトレードに向いているマップは無いでしょう。 何よりもそういう共通認識がある以上、デモトレ被りという現象が非常に起こりやすいということを戦略選択の筆頭に考えなければなりません。取り残されれば、確実に負けてしまう。デモるべきか、デモらざるべきか。それが問題です。
私は悩みます。安易にデモトレってなんか釈然としないなぁ、ラクサスとかいるかもしれないし、それにデモトレ使ってスタンダードブックに勝たれるとアレだし、あーもうどうしようかなー…….oO

Kッパ「デモトレでしょふつー。デモトレでちょっちょっちょーってやれば終わるって」
M岡「また森陽さんは変なブック作って〜。普通にデモトレにすりゃぁいいのに。」
S代「バルd…」
◇OX’「ほら森陽さん、ここはデモトレでよかったい。デモトレ祭りでワッショイワッショイよ」

これは宇宙一上位者のプレッシャー?!
く、くっそぉぉぅこの森陽様がそんな普通のブックを使ってたまるかよぉ!!

Iのくち「そうだ森陽よ。『しらんしらん』だ。」
▽IO「忘れるな……首二つついとらんやつはゴミ」
□ine「しゃーおらー! ぶっ潰せ!!」
あぁ。どこからか、とても力強い声が聞こえる。そうだ。ぼくはアレでいこう。

.oO――ハッ?!なんだ夢か……いつの間にか寝てたみたいだ。

でも、おかげでブックの方向性が決まってきたぞ。要するに、相手に呑まれちゃいけないんだ。全国大会のときのように、デモトレを意識しすぎると足元をすくわれるんだ。デモトレ対策は施しつつも、しっかりと自分の勝ち型を見定めないといけないんだ。自分らしく闘って勝つという夢を忘れちゃいけないんだ!
私はすぐさまブック編集にとりかかりました。属性は火、ケットシーやペリでスペル攻撃を防ぎつつ、マーブルアイドル対策にクリーチャーは散らして入れる。基本戦術はばら撒き&ラントラ、ワンポイントにシャラザード+コラプション、奥の手に2枚のオールドウィロウ。もしも相手がデモトレでくるなら、こっちは足止めでウハウハだ! ……でも、スタンダードタイプなら大人しく引っ込めないとね。

試合当日。
1.FOX'さん 初手クリーチャー:グラニットアイドル、ルナティックヘア スペル:オーロラ
2.森陽     初手クリーチャー、スペル混在する普通の手札
3.松岡さん   初手クリーチャーなし スペル:シャイン
4.いのくちさん 初手クリーチャーなし スペル:ゴブリンズレア

み、みなさん護符ブック……ウサギ入りのFOX'さんですら普通のクリを置く気配がしない……やっぱりデモトレか、デモトレなのか……これはもうやるしかない……柳じいさんにお願いするしかない……ッ!

開幕からFOX'さんといのくちさんがゴブリンズレアでばらまきを開始。松岡さんはパーミッションを使用して周回しますが、一向にクリーチャー・アイテムを引かないことから、ノンクリーチャーのオーロラ+シャインブックだろうと見当をつけます。となると、ゴブリンズレア二人組みはデモトレブックか……侵略要素がほとんど見当たらないので、逆に足止めチャンスかもしれません。 問題は、どの時点で柳を置けるか。そこに試合の勝敗がかかってきそうです。
狙いはもちろん、城三マス先の火・風土地三叉路。理想はその両方にコンジャラー→バ=アルを飛ばして柳と交換することですが、どちらか片方を抑えるだけでもかなりのプレッシャーをかけられるでしょう。

早々3Rにマーブルアイドルを設置したFOX'さんは4R、いちはやく護符を買い付けます。当然、北エリアの火属性――私がこれから上げるところを15枚。しかも、手持ち魔力に少し余裕をもたせて次ラウンドにオーロラを打つところが抜け目ない。後続のいのくちさん、パーミッションで周回した松岡さんに対しアドバンテージを作ります。 森陽は2枚のパーミッションをタイミングよく引いて6Rまでに2周しますが、松岡さん、いのくちさんの手札にワイルドグロースが見えます。これは要注意。松岡さんがFOX'さんのグラニットアイドルをバニシングレイで消してドレインマジックが使えるようになったので、周回分の余剰魔力は領地能力での属性変化に費やします。風土地のシャラザードを火属性へ。 やることがないので砦に入ったら、FOX'さんに行動不可の呪いがかかってしまいました。みんな奇数ダイス出してFOX'さん1Rぼったち。うふ。同ラウンド、いのくちさんはストーンウォールにワイルドグロースを打って地堅め。デモトレブックではないのか……? 疑念がよぎります。 いのくちさん、FOX'さんはゴブリンズレアで領地量産体勢、松岡さんはアンチマをはり、バロメッツを置きつつ11Rには北エリア火護符29枚買い付けます。私も同ラウンドに5枚だけ購入。他三人に護符・土地数では勝てませんが、全員パーミッション入りなので、三叉路に柳を置けたらなんとかなるはず……

16R、ついにFOX'さんが一発目のデモトレ。1000G入手して一気にトップへ躍り出ます。森陽は前ラウンド、狙っていた城右方火土地の三叉路にバ=アルを飛ばしており、このラウンドで一気にレベル4へ。周回もからめて、4位から2位に浮上します。 松岡さんはバロメッツを使いながらゆったり周回、4位。いのくちさんはドリアードやらスピットコブラを精力的に配置して3位……どうやらデモトレブックではなさそうです。この時点でFOX'さんへの徹底マークを決定。土地はできた。あとは柳を待つだけだ。

そして18R、森陽オールドウィロウをドロー! 20Rにバ=アルと交換。その時点の各人の魔力はおよそ以下の通り。

     所持魔力/総魔力(G)
 FOX'    2000/3200
 森陽     600/3000
 松岡    1100/2500
 いのくち   800/2200
FOX'、松岡両氏によるオーロラ合戦で護符はかなり高騰しています。いのくちさんは護符を捨て、土地数と連鎖で勝負に出るようです。

21Rに北火護符を40枚買い足したFOX'さん、翌22Rに二発目のデモトレで900G入手。そして23Rにはもう後半戦の音楽が始まります。そうはさせじと森陽、松岡さんが連続でFOX'さんにドレマジアタック。合計600G吸い取りました。少しは出足を止められたか……と思ったのも束の間、ここでいのくちさん、メテオをドロー! 柳じいさんがあぶな〜い

24RにはFOX'さんデモトレ引き打ちで1000G入手。周回目前ですが、城の向こう側には森陽のオールドウィロウレベル4が立ちはだかっています。当然、ここは迂回。森陽はピラリスにアップヒーバルを打って連鎖を増やします。松岡さんはワイルドグロースを捨て(穴埋めだから大人しプレイですね)、いのくちさんはなんとメテオの二枚目をドロー。……柳が絶望的に……。そしてゴブリンとグーバクイーンを配置交換します。まだまだ連鎖を作りたいようです。 次25R、森陽はFOX'さんにコラプションを当てて550Gのダメージを与えます。気になるのはいのくちさんの存在。もう柳目前ですが……メテオを打ちこまずに、ロータリーで迂回してグーバを出産。ん〜、なぜでしょう。すぐ後ろに松岡さんがついてきているからでしょうか?

このメテオをどうにかできないものかと思っていた矢先の26R、森陽はファインドをドロー。使用すると、なんとこのタイミングでサプレッションを引いてきます。オイオイちょっとは空気読んでくれよ……きっといのくちさんはサプレ回避のため、メテオを生贄にしてメテオを打つだろう、そう思いました。案の定メテオを発動、ところが生贄カードにはゴブリンを選択。 いのくちさんにとっては、メテオをここで生贄にしてもサプレで切られても同じこと、ということでしょうか。ということはきっとブックにメテオは二枚しかなく、もうこれでいのくちさんの持つメテオは打ち止めということでしょう。 ……が、しかし。27Rになんとアンチマジックを張っていたFOX'さんがメテオを引いてきます。FOX'さんは「ほら、あそこでメテオ生贄にせんかったから……」とぼやきながら北火護符10枚買い足し。私はすかさずいのくちさんの手札に残っていたメテオをサプレで切ります。これが勝利に繋がる一回目の幸運でした。

そして同ラウンド、森陽は二枚目の柳をドロー。周回して城一歩手前のいのくちさんのゴブリンをピラリスで倒し、連鎖を増やしつつ柳まであと二歩と迫ります。メテオ直撃後、柳がレベル1になった今のうちにそこに止まってしまいたい松岡、いのくち両氏は、共に牛歩。松岡さんは砦からの3ダイスで柳一歩手前に停止。ロータリーをぐるぐる回っていたいのくちさんも、フライを使ったのにもかかわらず柳の手前で停止といった体たらく。 ――これはチャンス! 28R、森陽HWXドロー。引き打ちし、柳をレベル4に。ここを守りきることこそ勝利に繋がると思い、ロータリーを砦経由で回り柳の真上へ舞い戻ります。これは、序盤に二枚引いたっきりのパーミッションがそろそろ出るだろうという勘も働いた上でのプレイでした。松岡さんはしぶしぶ柳にピースをかけ、通行料を免れます。これはこれでヨシ。狙いのFOX'さんが通過するまでに立て直せば……!

翌29R、勘どおりにパーミッションをドローした私は周回。配置していたドモボーイの能力を使って柳のピースを上書きします。松岡さんはコラプションでFOX'さんのアンチマを破壊。 そう、柳の高額地が立ったといっても、むこうは半被り(いのくちさんのゴブリンズレア)のデモトレブック。デモニックトレードの一発で、簡単に魔力喪失分を回復してしまえます。しかも土地を上げれば上げるだけ、護符を持つFOX'さんが有利な態勢に。通行料が入ったからといって何も考えずに投資してたら、いつものようにFOX'さんを勝たせてしまう――ここは投資を我慢し、ドレインマジックのリスクを冒しても、早く柳をレベル5にしてFOX'さんを踏ませなければ! ……と思ってたら、未だロータリーでグーバの出産を続けていたいのくちさんがこのタイミングでワイルドグロースを柳に打ち込み。なにやってんスか、すぐ後ろにFOX'さんがつけてるんですよー! 打つんならもっと早く打つか、ピースついてた時に抜けちゃってくださいよー! と心の中で叫ぶ私。

30R。するっと周回するかと思われたFOX'さん、なんと地属性になった柳を直踏みします。地属性レベル4オールドウィロウは地味に二連鎖。ボージェスで攻めるものの、私はダイヤアーマーでがっちりガードし、通行料691Gをもぎとります。これが二回目の幸運。

31R、いのくちさんはついにキーカード・ランドトランスをドローし、5連鎖ドリアードレベル3を手放して追撃態勢に入ります。グーバ母さんが北エリア右方砦脇に控えているので、手放しても手放してもジャンジャンバリバリ連鎖が増える寸法です。32R、城周辺をうろうろしていた森陽、パーミッションドロー。
   「うわ〜、嘘くせー」
 森陽「いえ、ちゃんと計算してましたよ? 残りブック枚数を見ながらね」
そろそろもう一枚引くだろうという勘…もとい計算通りの展開。すかさずパーミ即打ち→周回し、柳を領地能力で強引に火に戻します。なんだかんだで、5連鎖レベル4オールドウィロウ誕生。しかも、周回のおかげでまだ余剰魔力があります。さらにさらに、松岡さん、いのくちさんが城を通過して柳に接近中という絶好のタイミング。三回目の幸運。周回方向を図にするとこんな感じです。

 森陽→
   □□□
城□□柳 ←Lv4オールドウィロウ
□  □□□
□↑松岡さん
□↑いのくちさん
同ラウンド、松岡さんアースシェイカー発動。ダメージを軽減……したものの、牛歩で柳に止まれません! なんだかいつもの松岡さんです。これが私にとっての四回目の幸運。そしていのくちさんは柳を踏み、バジリスクで侵略。私はファイアーシールドで守ります。

33R、私は一気にレベル2へダウンした柳を前に、勝負の風を感じました。今ここで! 8以上のダイスを出せば、ロータリーを回りこんで柳に再投資でき、松岡さんから高額通行料をせしめることができる!脳内に響き渡るまじないの歌。
 うっ、うっ、うっ、うっ、8、8、8、8、
 ハァ〜ッ、ウッ!
出ました、8! ドンピシャリ! 五回目の、最大の幸運。森陽、柳の真上に止まって、レベルを最大へ引き上げます。ホーリーグレイル使用分あるかないかの、ぎりぎりの投資でした。この思い切った上げができたのは、このタイミングで通行料が入れば一気に逃げ切れることも然ることながら、松岡さんのブックにクリーチャーが入っていないことが影響していました。 次ターン。松岡さん、オーロラ→ハマリ→−2252G→護符売り。ごっつぁんです。

勝負は加速します。護符価値は高騰しますが、このときFOX'さんは西側から周回軌道に入っており、足差で不利。例え地形変化などの妨害が入ったとしても、私が別の土地に投資して逃げ切れる圧倒的有利な展開です。 34R、私の手順。ここでダイスを刻めればベストだったのですが、中途半端に大きな目を出して城真上に止まってしまいました。城右隣火土地ピラリスをレベル5にして、光ります。

しかしまだ他の人の勝機も死んではいません。いのくちさん、5連鎖地属性グーバクイーンをレベル5に上げ、総魔力5000Gオーバーとくらいついてきます。翌35R、FOX'さんは価値が上がりきった護符を売り払い、手持ちを1700Gにします。これを北エリアの火属性の土地、FOX'さん所有のゴブリンに投資し、なおかつデモトレを引いてくれば2000G払っても達成できる計算。この状況でも的確に勝利への道筋を算出するとは流石、宇宙一暫定首位は伊達じゃありません。 36R、FOX'さんデモトレドロー! これを保留しつつ北火土地ゴブリンを一気にレベル5に上げ、光ります。デモトレがあと一枚きたら、達成までのトライを許してしまう……こんな状況なのに、森陽のダイスは牛歩。 そこへ颯爽と、いのくちさんがレイオブロウを引き打ち! FOX'さんのデモトレ、ついでにカウンターアムルが破壊。土壇場で威力を発揮するいのくち流。そこに惹かれる憧れるゥ♪……だけど私のメズマライズとアップヒーバルも併せて始末……まさしくクリティカルヒットな一手です。ゲフゥ いのくちさんは前ラウンドにレベル5グーバクイーンをラントラ→5連鎖マミーをレベル5に上げていましたが、ここで更にグーバをレベル5にして5連鎖レベル5×2と資産を伸ばします。

37R、なんとFOX'さんデモトレドロー! なんとも勝負強い。即打ちして+1100G→柳へ特攻。総資産が9400Gから7200Gへと削られます。森陽はこのときコラプションを所持していましたが、保留。 松岡さんはバロメッツを使って地味に蓄えていた魔力を、南エリア地属性護符の買い付けに用います。護符価値だけで約5000G。これでもし森陽の牛歩が続き、松岡さんのダイスが走れば、シャインゴールも不可能ではなくなりました。総資産7900Gにまで急成長したいのくちさんは柳を避け、南エリアに迂回しての周回を目指します。

38R、FOX'さん周回、7700G(ちょっと危なかった……)。森陽は城左方向にある三叉路、火属性に変化させた領地に二枚目の柳を配置交換。時間稼ぎを狙います。城まであと目と鼻の先……牛歩さえなければ次ラウンドにも上がれる距離。 翌39R、FOX'さん大きいダイスでロータリーを回り、今しがた置いた柳の真上に止まります(時間稼ぎになってねぇぇぇ)。そして、水土地2連鎖ゴブリンを一気にレベル5にして、光りました。森陽の次のダイス次第では、逆転もありえる。うぉぉ、ダイスよ唸れ〜〜〜
 うっ、うっ、うっ、うっ、3以上、3以上、3以上、3以上……
 ハァ〜ッ、ウッ!
 出ました、4!

こうして幾度もの幸運に恵まれた私は、オールドウィロウを目論みどおり二つの三叉路に配置して、なんとか逃げ切り勝利を手にしたのでありました。なんだか前回ヒューマンガス戦のような都合のいい足止め勝利。本当に、夢を諦めなくてよかった……完

(3)コメント
森陽
 うそくさいダイスと思い切った戦術転換のおかげで達成。−−伝説の木の下で、私は思い人に会えました。夢を信じてよかった・・・了

FOX'
 スペースデブリは危険な存在です。

いのくち
 やなぎがー

松岡
 これは穴埋としての私の妥協的決着。通常のわたくし理論ではあんなにポイポイ捨てず全弾即撃ちしてますよ。相手が森陽さんならなおのこと(笑)

(4)結果
ヒューマンガス 39ラウンド 1時間20分
順位 セプター 魔力 付記
1 森陽 10925  
2 FOX' 8316 惜敗
3 いのくち 8216 惜敗
4 松岡 5583 穴埋



29d(2005/02/12)
松岡のレポート


(1)設定
マップ:ヒューマンガス(勝利条件8000G)
参加者:たにだ、松岡、カッパ、世代交TAI

(2)レポート
今回私は世代さんのための穴埋参加であり、前回のヒューマンガスで焼きを警戒して使わなかったデモトレブックをそのまま使用することにしました。アンチマとバリアーを厚くした非グラニット型でドレインフル装填。クリーチャー配置はゴブリンズレア重視。ドローはホープ4のみでブラスはありません。

ところで、デモトレは一般に言われているほど単純ではなく、ブック・プレイング共に細かなバリエーションがあります。注意しなければならない約束事も多く、状況によって臨機応変に対応しなければならないのは、他の大技と同じ。 多少グダグダのプレーでも爆発的に伸びるため「簡単」という印象を持たれるのも無理ないことながら、実際に勝ち切るとなるとそう簡単なことではありません。 当リーグでも「安易にデモトレ」などと軽く言い切ってしまうセプターがいますが、デモトレに限らず、他人のブックの定番カードに否定的な見方をする方は、まず自分がそれを使いこなせるか試してみてはいかがでしょう? 強い(とされる)ブックを使う以上、負けをブックのせいにできません。(逆に言うと、反主流のブックには好むと好まざるとに関わらず言い訳が用意されている。) 王道に真正面から取り組むこと、それは強さを追い求める潔さだと思います。

さて、プレー1番手のたにださんは、ブラス、グラニット入りのデモトレ。手堅いデモトレですが、被った時はちょっと面白くありません。2番手がわたくし松岡で、3番手カッパさんは、ティラノサウルスやスチームギアをLvアップすることも視野に入れた、バリアー無しの引き篭らないデモトレ。要するに、世代さんを除くデモトレ3人被りでした。 デモトレは単純ではないとはいったものの、さすがにこれではデモトレパワーが圧倒的過ぎて、うっかりごく普通の汎用ブックを持ち込んでしまった世代さんにとっては、デモトレをサプレしない限り完全にノーチャンス。しかもすぐさま たにださんにブラス、松岡にボージェスを置かれてしまい、試合開始直後から「だめだこりゃ」感が漂います。

バリアー無しのカッパさんは、早過ぎるデモトレドローを慎重にディスカードし、リバイバルする気配りプレー。 たにださんは3人被りなのにスパルトイよりフライを優先させる謎プレー(*1)を見せるものの、それでもクリーチャー比率が高いブックのため、配置順調。松岡も無事バロメッツとゴブリンズレアを引き、何の問題もないスタート。
 
(*1) デモトレ3人被りの場合、デモトレの準備さえ出来てしまえば残りの1人に負ける心配はなくなるので、早々に3人対戦の構図を確定させるために序盤はクリーチャー配置を優先したい。

対する世代さんは、地道にクリーチャーを配置し、連鎖を整え、グースを決め、涙ぐましく頑張りますが、すごい勢いでマップを覆い尽くしてゆくゴブリンやスケルトンやボージェスを目の当たりにして、今にも心が折れそうな面持ち。そしてついに、世界を飲み込む大きな津波が、世代さんの小舟に襲い掛かります。以下、世代さんの破滅へのカウンドダウン。

 13R たにだ  +900G (1100G-200G)
世代 「ついに、始まってしまった」
 19R 松岡  +1100G
 20R たにだ +1500G
 20R 松岡  +1500G
 21R たにだ +1600G
 21R 松岡  +1600G
世代 「だめだ・・・まるで追い付かねぇ」
 22R 松岡  アースシェイカー
 22R カッパ +2300G
 23R 松岡  +2100G
 24R たにだ アースシェイカー
 24R カッパ +2000G
世代 「あああああぁ」

以上25Rまで。世代さんおつ。

ちなみに、終盤のデモトレ組の上がり勝負は、まずは城まで5マスとなった たにださんがゴブリンをLv5に上げてリーチに取りますが、これは松岡手札のアースシェイカーで消されます。次に松岡がフライを残した上がり形に受け、次Rゴールを狙ったもののダイス2つでもしっかり牛歩し、その隙に世代さんはパーミッションによる城ボーナス+土地Max上げで間一髪の惨敗回避。(世代さん頑張った!) 最後はLv上げリーチを仕掛けるカッパさんとたにださんをアーシェで睨みつつ、松岡が何とか城に先着しました。

試合後、世代さんは「安易過ぎた。もっと他にやりようがあった」と敗因を認めていました。まあ、このマップを無難な汎用ブックの「連鎖作って護符買って上げボーン」で勝てると思ったのなら、それはリーグメンバーを舐めすぎでしょう。 個人的には、世代さんがこの大一番でガッツ溢れるバクチを打ってくるかも、と予想していたのですが、世代さんなりの己が道に殉じたようです。それもアリですかね。

(3)コメント
松岡
 ううむ、なんか世代さんは普通のマップの普通のブックでした。ヒューマンガスで普通のブックと言えばデモトレだと思うのですが・・・

カッパ
 デモトレ3人被りで世代さんが死んでました。

たにだ
 実戦でデモトレ3人というのは初めての経験です。

世代交TAI
 あ゛ー。

(4)結果
ヒューマンガス 25ラウンド 1時間01分
順位 セプター 魔力 付記
1 松岡 10499 穴埋
2 カッパ 8867 穴埋
3 たにだ 8736 穴埋
4 世代交TAI 3845  


[戻る] [リーグ説明 順位表]
[01 a b c d e] [02 a b c d e] [03 a b c d e] [04 a b c d e] [05 a b c d e] [06 a b c d e]
[07 a b c] [08 a b c] [09 a b c] [10 a b c d] [11 a b c d] [12 a b c d]
[13 a b c d] [14 a b c d] [15 a b c d] [16 a b c d] [17 a b c d e] [18 a b c d e]
[19 a b c d] [20 a b c d] [21 a b c d] [22 a b c d] [23 a b c d] [24 a b c d]
[25 a b c d] [26 a b c d] [27 a b c d] [28 a b c d] [29 a b c d] [30 a b c d]


30a(2005/01/29)
カッパ氏のレポート


(1)設定
マップ:手裏剣(勝利条件7000G)
参加者:たにだ、会社員M、ルマー、カッパ

(2)レポート
手裏剣は戦闘マップなので、いつも通りどっちかの先生(アレス先生とナイトフィーンド先生)で行こうと思いましたが、やはり今までお世話になった回数の多い風の先生ブックで行こうと決めました。 んなもんで、相変わらずの先制ケツァルブックです。今回はデコイとレインフォースも入れてみました。我ながらやヴぁいです。

各人のブックをみてみると、たにださんは普通の地ブックでした。この普遍性がたにださんらしいといえばたにださんらしいですね。いつもマイペース。Mさんは水+無だろーと思いきや、ミルメコ+無でした。アンダラヴのMさんにしては珍しい選択だと思います。 でもって、ルマーさんが水でした。アーシェ+アヌビ+プリンという、いかにも「俺は50R以上やるぜ!」なブックです。ついでにイクリプスも入ってました。つーかむしろあなたが警戒される方なのでわ。

そんな感じで試合の方は序中終盤でたにださんが飛ばしていきます。はっきり言って最終盤まで超ぶっちぎりでした。ルマーさんがアーシェをぶっ放すも、全然とまらない たにださん。全員4000G以下で、たにださんだけ6500G前後をうろちょろ、土地数が多いので地変撃っても止まりません。 「こりゃたにださんが勝つなあ」と全員が思ってたら、たにださんが引いてきたあるカードの使用をスルー! その刹那、稲妻が走った! 多分走った! 後ろで見てた松岡さんのため息も同時に発生!(*1) とにかくルマーさんがそれをメズマでたにださんにブチ当てます。 するとアラ不思議。なぜかたにださんのホリグレ、グレアム、ティアハロが忽然と姿を消します。これはチャンス! とたんに大富豪の革命が起こったがごとく、たにださんの転落人生と私の成り上がり人生の始まりです。

たにださんの風Lv4ガーゴイルがMさんのデコイで陥落
たにださんの風Lv5ドラゴンゾンビが私の某先生で撃沈
Mさんのデコイが私のケンタウロス+カウンターアムルで轟沈
Mさんが私のLv3ケツァルを踏む
私が周回ボーナスで軽やかにゴール

2300Gから2ラウンドで一気に超長距離ゴール。やはり先生は頼りになります。あとラスト入れておけば良かったと思いました。

(*1) この時カッパさんは、ブラックオーブ、カウンターアムルを握っており、 ナイトフィーンドさえ回収できれば たにださんの土地が落ちるのは時間の問題でした。たまたまカッパさんに良いダイスが出ないだけで、 ゲームは非常に緊迫していたのだが・・・たにださんは上がりを目指さず何となくプレー。 そこへたにださんのラスト引きなわけですよ、んなもんカッパさんへ即撃ち一択ですよ、あっさり勝利確定ですよ。

それなのに、たにださんはラスト使わず。
ラスト撃ってこれほど利益が出る局面でスルーですか。
相手が松岡だったら状況無視で即撃ちするのに、ここはスルーですか。
納 得 い か ね え 。
あと、ラスト被弾後も真直ぐ上がりに向かえばまだ勝機ありました。

(3)コメント
カッパ
 ナイトフィーンドが頑張り過ぎて涙が出そうでした。たにださんが詰めでグダグダだったので間に合いました。

ルマー
 「復活」事故的最終戦。

たにだ
 試合後の説教が長かったです。

会社員M
 最後のマップでしたが、ボージェス置けたら少しは安定したかもしれないです。

(4)結果
手裏剣 48ラウンド 2時間05分
順位 セプター 魔力 付記
1 カッパ 7055  
2 ルマー 5083  
3 たにだ 3065  
4 会社員M 1089 惨敗



30b(2005/01/30)
松岡のレポート


(1)設定
マップ:手裏剣(勝利条件7000G)
参加者:NO.001、松岡、FOX'、Max.M.Mine

(2)レポート
遂に第5回宇宙一リーグも残すところ1試合となりました。 第9節終了時点でFOX'さんと私の差は10.2pt。最終節で11pt差を付け、かつ別日程で世代さんがコケれば優勝という(笑)、およそ私しか想定しない、森陽さんも真っ青のドリーメスト条件ですが、錬金術師の館は事故や踏みによる惨敗もあるし、ヒューマンガスは大荒れもしくは僅差の足勝負だろうということで、私が3連勝してFOX'さんが-2pt以下で終えるドラマの可能性が1%くらいあってもいんじゃね? と思っていました。

で、最後のマップ「手裏剣」は、妙な誘惑に駆られる構造のマップで、前回のDC版宇宙一ではついうっかりトランプルアーシェなどという頭悪そうなブックを持ち込み、えらい長丁場で死にそうになったりした私でしたが、実は今回もクランプウサギとかだったりして、実際に総合優勝圏内まで到達してしまった今、改めてこのブックを考えてみると、なんか非常にダメなオチがつきそうな予感がする試合前の私であります。 いや、4つも占い館があるもんだからつい・・・

それはともかく確実に言えるのは、この場にいる全員がFOX'さんと世代さんの優勝争いの行方を見守っていて、私のくだらない妄想に気付く人は誰一人居ないということ。まさに俺専用ドラマの開幕です。

シナリオ達成条件: FOX'さんを3位以下に沈めて勝利せよ

試合が始まるや否や、私の手札を確認した観戦者のカッパさんが「松岡さんの手札にボージェスとヌエがあるから(中略)そのうち引いてくるウサギにみんな要注意!」などと大声で解説を始めやがりました。 これまでも私との順位争いを意識し、余計な口出しで試合を妨害し続けてきたカッパさんですが、順位が確定する最終戦とあって、いつにも増して力のこもった足の引っ張りよう。ルール違反も辞さずって感じ? そこのボク、黙って観られないんだったら、向こうの部屋行ってファミコンやってなさい。

各セプターのブックは、FOX'さんが風ガルーダ、NO.001さんが風ケツァル先制コイン、Mineさんが水。 まずは城横S砦側へのミルメコレオ配置に成功したFOX'さんが12Rには2連鎖Lv4とし、即通りすがりのMineさんに踏ませて枯渇させます。この通行料収入でFOX'さんが一気に飛び抜けますが、魔力を注ぎ込む土地が少なく、「いったい何枚入ってんだ」とボヤくほど次々とドレインを撃ち込まれてあっという間にイーブンに。 コインのNO.001さんは6Rに早くも風護符10枚を得ますが、15RにFOX'さんがイクリプスを引いたことで動きが取れなくなりました。 松岡は、7Rまでにボージェス2体ヌエ1体配置、10Rまでに3箇所全てにピース、そしてウサギは引かないという理想的な展開。ニンジャやバトルギアβ等も含めて4人中最多の土地を確保し、押し出されるようにジワジワとトップに。先程の違反行為を厳しく注意されたカッパさんは、不満そうになにやらモゴモゴ言いながら観戦しています。向こうでファミコンでもしてれば?(笑)

ただ、Mineさんがコケてしまったため、私が1位、NO.001さんが2位で終えなければならず、仕掛け的にNO.001さんと私がケツァルとヌエで対立しているのがよくありません。いっそスクイーズ引いてきたらFOX'さんのイクリプスを絞りたいくらいです。

17RにそのイクリプスをFOX'さんが行使したことで、NO.001さんはコイン集めを再開し、18Rに早速風10枚ゲット。22Rには移動侵略デコイ+フュージョンでMineさんの水Lv4リザードマンを落とし、25Rにウェザリング。トップさえ見えてきました。 FOX'さんはたった2つの土地をどちらもミルメコに置き換えてランプロと手堅く運用。22Rには2連鎖Lv5ランプロミルメコが完成し、2箇所とも場所が良いだけに、通行料による一発逆転が充分期待できます。

25R終了時点
 NO.001  松岡   FOX'   Mine
   314    224    461    411
  3694   3864   2501    491
27R、松岡はNO.001さんの3連鎖Lv3(通行料256G)を踏みつつ3連鎖Lv4をナチュラルトランスと、NO.001さん&松岡のWinWinな一手。直前にNO.001さんのマジックボルトでデコイが倒されていなければ4連鎖Lv4でしたが、贅沢は言ってられません。

29R、松岡は遂にウサギを引き、クランプ連発でSTが下がり切ったNO.001さんのLv1ケンタウロスを倒して風3連鎖。以降、ウサギやヘルブレイズをザクザク引いてきます。しかしこの好ドローが予期せぬ不都合な事態を招くことに。土地は全てミルメコに差替え済みのFOX'さんと異なり、どの土地もウサギやヘルブレイズで落ちてしまうNO.001さんが、周回無視も厭わず高額地のクリーチャーを交換し始めたのです。 まずい・・・総魔力は5000Gで達成まではまだ間があり、ここでNO.001さんに守りに入られて失速されては、FOX'さんに2位浮上のチャンスを与えてしまう。逆に、ここまで所有土地2つのFOX'さんは、松岡のウサギやリビングシールドを落とす事に成功。 ああ、本来ならマスターモンクなんぞに落とされやしないのに、NO.001さんのピース付きケツァルコアトルが、激しく邪魔!

FOX'さんは土地奪取、ミルメコに交換、ウェザリングと相変わらず手堅く、33Rにはもうひとつのランプロ付きミルメコをLv4に上げます。37R、ここにNO.001さんがヒットし、やむをえずニンジャを召喚。アイテム駆け引きでNO.001さんはフュージョンを選択したのに対し、FOX'さんはホーリーグレイルの使用を保留したため、ミルメコはドラゴンフライに羽化しました。 FOX'さんにしてみれば、NO.001さんがフュージョンを使って来ないケースも考えると、アイテムを使わずに守れるのがミルメコの強みであるし、ホーリーグレイルをとっておいて、最終盤の弱クリ無理上げができる選択肢を残した方が得策と考えたのでしょう。それにもしドラゴンフライになったとしても、後で他のクリーチャーに差し替えれば済む、と。

しかし外野から「FOX'さん、NO.001さんの殺る気を疑っちゃあダメッスよ!」と、もの凄く必死なカッパさん。そう、例によってとことん松岡警戒視点でゲームを観ているこの男は“ある可能性”を恐れているのです。 それは当然FOX'さんだって分かっているわけですが、それくらいのリスクに立ち止まるはずがありません。どうせ一回きりの1/8じゃあないか、大丈夫に決まってるよ、と。実際、強いカルドとはそういうもので、その選択はまったくもって正しい。

NO.001さんの次の手番、松岡のダイスは7。
ぁ・・・出ちまったか・・・FOX'さんとカッパさんが気まずく押し黙る中、松岡は周回を無視してFOX'さんの風Lv4ドラゴンフライへと真直ぐ向かい、デコイを召喚しました。松岡の風3連鎖Lv5,4,1にLv4がひとつ加わり、一気に7000G突破。「そりゃあ、光るよなあ・・・うん」とFOX'さん以上にうなだれるカッパさん。松岡、城まで13マス。何事も無ければあと3Rです。

NO.001さんは通行料691Gと侵略コスト210Gを失い、FOX'さんは通行料691Gを得ながらも3連鎖Lv4を失った。結果、2人の2位3位争いは際どい勝負になってきました。 ダイス1、2、1と松岡恒例の達成牛歩を尻目に、FOX'さんは手札のHWXで無難に城ボーナスを得ることをせず、Mineさんのマナをメズマ。高額地を落とされた直後でありながら、FOX'さんのなんという集中力、なんという執念。 そういえばFOX'さんはこの日の初戦でも、惨敗4位の位置からラストRでTIOさんのHWXをメズマし、城ちょうどのボーナス+レベル馬鹿上げで辛くも3位を拾っていました。

このままではFOX'さんの2位が確定してしまう。自分が勝つだけでは意味が無い松岡は、FOX'さんのHWXをスクイーズ。この試合が優勝争いの直接対決だとは露ほども思っていないFOX'さんでしたが、ただ城に着きさえすればいいはずの松岡が、普段ならあり得ない妨害をしてきたことで、FOX'さんは何かを本能的に感じとったようでした。 FOX'さんはここで超ベストダイスの7を出してS砦真上、Mineさんばりの力のこもったコントローラ捌きでミルメコLv1→5と一気に上げ、「どうだ!」と言わんばかりにキッとメンチを切ります。

更にHWX引き撃ちでE砦へと強気の周回に向かうFOX'さん。NO.001さんはFOX'さんの鼻先のケンタウロスをLv3→4に上げ、通行料を狙います。NO.001さんが2位に上がるためにはもうそれしかないな・・・と松岡が固唾を飲んで見守るFOX'さんのダイスは、踏みダイスの2。 768G直撃でNO.001さんが追い上げますが、踏んだFOX'さんも、取れるあての無いガルーダ+グースを強引に決め(*1)、ダメージ軽減に成功。これも執念としか言いようがない。
 
(*1) NO.001さんのケンタはノーアイテムで生き残れるが、相手がガルーダだけにNO.001さんは念を入れてカウンターで守るだろう、よって反射+支援でガルーダは死ねる、というFOX'さんの読み。これが決まっていなければ、FOX'さんは3つしかない土地を手放さなければならず、2位確保は絶望的だった。

41R、NO.001さんのターン。既に4つの砦を回っているうえパーミまであるので、2回の城ボーナスを得ればFOX'さんを楽々突き放せますが、なんと運悪く松岡Lv5デコイを踏むダイスが出て城方向へ進めず。(松岡にとっても痛恨のNO.001さんの周回遅延・・・) そしてFOX'さんからの通行料収入に加え、マナを使っていたNO.001さんは、ピース付きLv3ケツァルコアトルとLv4ケンタウロスのふたつを跨いで、どちらをどう上げるべきか迷っています。

(どちらを上げるにしても、総魔力でFOX'さんを上回るにはLv5までいくしかない。
それにマナを使った以上、Lv3→5の上げ幅じゃないと意味が無い。
Lv3ケツを5まで上げてください、NO.001さん!)

無言のまま歯を食いしばって念波を送る松岡、
ケンタとケツと交互にカーソルを合わせ、悩み続けるNO.001さん。
30秒の時間いっぱいまで、悩んで、悩んで、悩み抜いて、選択したのは、

ケツLv3→4。

・・・そうなのか。いやいやまだ、次にNO.001さんが1箇所でも上げれば楽々ひっくり返る差。松岡はダイス4で城まで残り5マス、次の1Rが勝負です。

41R (松岡のターン終了時)
     NO.001  松岡   FOX'    Mine
       769    300    134    354
      4769   7196   4886   1794
通過砦   WNSE   WNE    E     WN
手札    パーミ            シンク
ここでFOX'さんのドローはあろうことかパーミ、しかもダイス7で城ボーナスゲット!・・・なんなんだ、その引きとダイスの都合良さは。 いやしかし、次のNO.001さんのダイス次第でLv4→5とできれば2位浮上はある。まだ可能性は、 と考えていたらMineさんがNO.001さんのLv4ケンタにシンク。Mineさんの侵略手段はリザードマン+フュージョンなので 侵略奪取そのものは地形変化しなくてもできますが、Mineさんは多分、ゲームがあと2Rないと考え、奪うことを前提に水連鎖のため先撃ちしたのでしょう・・・嗚呼

松岡 「(・・・終わった。)」

Mineさんは直踏みできず。 NO.001さんはプロフェシーでウェザリングを引きます、が、またもや最悪のダイス1。城まで9マス残してしまい、 これでは次Rに素ダイスで城ボーナスを得られないため、ウェザを撃つとLv4→5と上げる魔力が残りません。 そして、NO.001さんがダイス1で踏んだ土地は、FOX'さんの風3連鎖Lv1マスターモンク。 ニンジャ+ブーメランで侵略すればFOX'さんとしてはホーリーグレイルで守るしかなく、 そうすれば次RにFOX'さんの連鎖切れの可能性を残せたのですが、スルー。

松岡は残り5マスでダイス7と大きく、無駄に動いて残り3マスのリーチに受け直すこともできましたが、 残り1Rで2位3位が入れ替るパターンはゼロに近いと判断し、城へゴールしました。 勝利にもかかわらず身悶え悔しがる松岡を見て、周囲は何のことか分からず不思議がるばかりでした。


が。
FOX'さんが次にダイス6なら分岐両ハマリで、どちらの高額地を踏んでも2位3位の逆転があったことに試合後こっそり気付きました。 確率1/8なら、もう1Rだけ粘る意味は十分あったじゃないか。この判断の差が、FOX'さんと私の差だというのか・・・ いや判断というよりむしろ、これは勝負に対する執念の差。FOX'さんがガルーダ+グースの博打に出たように、 私も細かい計算などせず、「何か起こるかもしれない」とだけ考えて1R待てばよかった、 たにださんのように理屈抜きで「ひょっとしたら」と思えばよかったのだ。

私もまだまだ全然足りません。次を目指して修練します。

(3)コメント
松岡
 最終フレーム、パンチアウトで玉座に迫るも、あと半歩及ばず。王者FOX'の執念を見た。

FOX'
 「カルドは楽しいよ」 by 九州のへたれより。

NO.001
 勝ち方が上手く見えませんでした。コインブックが機能したりしなかったり。

Max.M.Mine
 デコイ殺せない、ピース剥がせない、アイテム壊せない!・・・ブックからダメダメ

(4)結果
手裏剣 42ラウンド 1時間46分
順位 セプター 魔力 付記
1 松岡 7196  
2 FOX' 5234  
3 NO.001 3789  
4 Max.M.Mine 1644 惨敗



30c(2005/01/30)
会社員M氏のレポート


(1)設定
マップ:手裏剣(勝利条件7000G)
参加者:いのくち、森陽、会社員M、TIO

(2)レポート
各人のブック(敬称略)
いのくちはアレスコインの火属性。森陽は水、ウォーターアムル多め、チャリオットで侵略を考慮された構成。TIOも侵略重視の風ブック。ケンタウロスも多めでアイテム何度も使いまわしますよーみたいな構成。こちらもチャリオット入り。 私も水ですが、ウォーターアムルが2枚入っているだけで防御重視な構成。なんかマスファンタが3枚も入ってますがコレはなんでしょうね。たぶん前の試合でテンペとかやられてボロ負けした後遺症でしょう。いらんですなこんなもん。まあお守りということで・・・。

試合開始、いのくちの手札にはコイン。アレスコインのようですがクリーチャー配置が順調に進み、6ラウンドにはアレス様降臨。侵略を考慮したブックが多そうな手裏剣ですので荒れそうです。コイン成功次第ではかなり優位につけそうな いのくちでしたが、TIOのドローにイクリプス。これは痛い。風護符は順調に拾ってましたが自属性の火護符は拾えず、決定打にはならなかったようです。 森陽はウォーターアムルが絶えず手札にあるような感じのブックでしたが、高額地侵略のチャンスがこなかった上に、高額地を発生させても場の予想以上の巻物の多さに、殴りに備えていたウォーターシールドが役にたたず奪われ、苦しい展開のようでした。 TIOは巻物を厚めに入れケンタウロスで再利用、隙あらばチャリオットで侵略、といった感じのブックで結構うまく回っていたと思います。しかし達成点滅になったときに地変スペルが手になかったために いのくちからLv5土地にアップヒーバルを打たれ、しかもその土地を城止まりな森陽にさくっと移動侵略で取られる(森陽ごっつあんヒデーとおもた)あたり、不幸としかいいようがありません。

私の場合、今回はアイスウォールに頼りました。幸いアシッドレインがなかったのでアレス場でも簡単には落ちません。地変後に殴られるのが怖いのでランプロを付け、マナの金庫にしてました。他はいつものように確保した土地をピースで守り、そこが水でないなら無理矢理水へ。で水土地が4連鎖くらいになったら・・・

アイツの出番です。
アレス場もニンジャフュージョンもきこえんなぁーーー。

屋根もつけて安泰アンダイン。なんの迷いもなくLv5まで。いいのかそれで。

手裏剣での水属性ですが、城左上2連鎖を確保できて達成の仕掛けが楽になったと思います。最後はアンダイン上側のピース付きバトルギアβを達成まで上げ、エスケープで城までダイスひと振りで届く範囲に位置取り、次回に運良く城までたどりつけました。そんなに位置取りが気になるなら普通に風属性でやりゃいいと言われそうですが、穴埋めですしね。シムルグいないしw

(3)コメント
会社員M
 アレス場だったんですが、例によって水ばらまきのHP高々Book、攻撃ほぼ放置な私がさくーといったので・・・穴埋なんでのんびりやってるわりに安定してました。

いのくち
 体調が良い時にやりたかった。自分でも何やってるかわからなかった。

TIO
 TIOです・・・眠ろうとしている いのくちさんが、全然大丈夫なのにヒーバルかますとです。俺じゃなくて違うとこなかったですか?

森陽
 巻物多すぎ! どこも上げられないの巻! 私の虎の子のティアハロは序盤に引いてしまいましたとさ。巻物で落とせない土地を持つMさんがスルスルと抜けていきました。

(4)結果
手裏剣 48ラウンド 1時間46分
順位 セプター 魔力 付記
1 会社員M 7036 穴埋
2 いのくち 5666  
3 TIO 4752  
4 森陽 4358  



30d(2005/02/12)
会社員M氏のレポート


(1)設定
マップ:手裏剣(勝利条件7000G)
参加者:松岡、会社員M、たにだ、世代交TAI

(2)レポート
各自のブック(以下敬称略)
松岡:ウサギ本。30bのブックに手を加えたもの。
会社員M:30cとおんなじ。
たにだ:地。アイスウォール入り。他は普通。
世代交TAI:水。唯一穴埋めじゃないけど普通の水。いいんすか水で。

松岡がウサギ本であること以外、特に変わったところもない3人。淡々と配置、レベル上げで中盤まで進みました。ここまでに たにだのLv3ガーゴイルをデコイ+ヘルブレで奪った松岡がトップになりましたが、各自そこまで差があるわけでもなく、小競り合いを繰り返す試合。 しかし無属性+ヌエブックの松岡が配置を済ませている影響で、土地は高STクリチャーか巻物、うさぎ、デコイくらいでしか落ちることがありませんでした。

そういう感じで結構松岡が試合の流れを操っているように見えましたが、たにだのいつもの松岡妨害に加えて世代まで松岡Lv4ピースヌエをテレキネシスで動かして奪うなどで松岡は後退。(たまたま奪えましたけど、あれダイス目次第じゃ私がネコババする可能性も。世代ダイスうそ臭いです) その土地を松岡がコロッサスで奪い返すと今度はたにだがデコイで襲撃、するもコロッサスでもリビングシールドは使えることを考慮していなかったため侵略失敗。このとき直踏みで痛そうでしたが、執拗に移動侵略し最終的には奪ってました。

そういうのを横目で見ながらも自分はマイペース。途中世代がテレキネを使いアイテムを浪費させに来ましたが、そんなんはシャッターでやってください。テレキネはもっと有効な使い道があるでしょうにw。 たにだも松岡のピースボージェスをイビルブラストで焼く場面がありましたが、カーソルが右上に向かったときに自分のアンダインだと思いました。あの時点で自分トップでしたし。それでも松岡のボージェス。 確かにうさぎ本はボージェス抜きではきつくなるし、無属性中心なので判る気もしますが。あの時点の松岡は放置して暴れさせとくのが面白いと自分なら考えるでしょうねw。 こんな感じで特に目立った妨害を受けるわけでもなかったので、するりと抜けてしまうわけで。

最後は西砦下のLv3ボジャノーイを松岡、たにだと踏み、たにだがナチュラルトランスした資金を直後ドローしたドレインマジックで吸い上げ、その資金を同ボジャノーイにLv5投資して点滅。 城へ向かう途中、たにだが連鎖を落とすためにバトルギアβにバジリスクで挑むも失敗、βの土地レベルは下がるものの点滅は解除されず達成しました。

・・・本戦では惨敗してるのに穴埋めでレポート2本って憂鬱です。しくしく。

(3)コメント
会社員M
 最後の試合は勝率いいのでしょうかね。ブックは前のと同じで手順も同じ、でも穴埋〜。

たにだ
 いつも通りミス満載でした。

世代交TAI
 やはり、本家の壁は厚かった。しかし、次こそは負けねえぞ!!

松岡
 言うなれば私は、世代さんとたにだサンの妨害コラボの被害者だったわけですけど。あの局面でトップを止めずに私を壊滅させる意味が分かりませんが、穴埋同士ですら私を執拗につけ狙うたにだサンにとっては、私に妨害さえできればゲームの勝敗なんてどうでもいいことなのかもね。

(4)結果
手裏剣 42ラウンド 1時間56分
順位 セプター 魔力 付記
1 会社員M 7066 穴埋
2 たにだ 4935 穴埋
3 世代交TAI 3968  
4 松岡 839 穴埋


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