[戻る] [リーグ説明 順位表]
[01 a b c d e] [02 a b c d e] [03 a b c d e] [04 a b c d e] [05 a b c d e] [06 a b c d e]
[07 a b c] [08 a b c] [09 a b c] [10 a b c d] [11 a b c d] [12 a b c d]
[13 a b c d] [14 a b c d] [15 a b c d] [16 a b c d] [17 a b c d e] [18 a b c d e]
[19 a b c d] [20 a b c d] [21 a b c d] [22 a b c d] [23 a b c d] [24 a b c d]
[25 a b c d] [26 a b c d] [27 a b c d] [28 a b c d] [29 a b c d] [30 a b c d]


第5回宇宙一リーグ 第8節


22a(2004/09/25)
とやぷぅ氏のレポート


(1)設定
マップ:北へ(勝利条件6000G)
参加者:カッパ、とやぷぅ、会社員M、ルマー

(2)レポート
実は、北へはすでにブックがあったのですよ。以前北の国から襲来した方々を迎撃したときに使ったブックです。なもんで、「北へ行こうラン(ry」とかを口ずさみながら、調整するだけに留めました。

・考察
このマップは、広いように見せかけて、実はすごく狭い。移動スペルを使わなくても3Rあれば1周することが可能なので、運さえ良ければすごい勢いで周回を重ねることができる。 ただ、それだけだと、土地無しで周回することになり、実はあんまり美味しくない。なので、土地をとるか、周回をとるかというジレンマに悩ませられる事になる。そして、土地数が各属性6、それも2エリアなので、地形変化を使わなければ3連鎖しかできない。地形変化を行いつつ、土地に投資してゆかなければいけないのだ。

このマップで強いと思われるカードは、こんな感じ。
・スパルトイ:いきなり土地を取れるこのマップでは神スペル。4枚突っ込んどけ。
・リコール:軽視する人もいるが、重要カードの1つ。土地を取る→城で周回+土地投資と必要工程を圧縮できる。
・地形変化:連鎖を増やすためにも必須。
・移動系スペル:HWX,HW6,テレポート。転送円にいかに早く移動するかが鍵。
このスペルを軸に、領地能力を持ったクリーチャーを絡めて行くと良い。

とまぁ、こんな考察を元にブックを組み直した訳ですが、なぜか地形変化が消えちゃったんですよね。これが。よく勝てたなぁと、今さらながらあきれてます。

対戦相手のブック考察
カッパ:火:守り重視の構成。バードが地味にいい仕事。スカージ多すぎ。
ルマー:地:バロメッツが地味にいい仕事を。オドラデクは警戒しすぎかも。
会社員M:風:ケツァル入り先制重視構成。ウィルス、アーチャーが地味にやな感じ。

序盤
序盤は、どれだけスパルトイやダイスで欲しい土地を確保できるかが今後の戦いのキーになってきました。会社員Mさんはダイスのちからで、城側に4つ土地を確保し、地変スペルで一気に4連鎖を構築します。ルマーさんはスパルトイで城横を確保したので、強引に地形を変えた後、交換で磐石を築きました。 この2人が城側の土地を早々に確保してしまったので、出遅れたカッパさん、私は、砦側へ主力を置かなければならなくなりました。

中盤
先行する城側組と追いかける砦側組の集団が形成されてきました。城側組は連鎖を早々に決めて土地に投資をはじめています。3連鎖以上あるので、総魔力の伸びも大きいです。 砦側組は土地を取るのに苦労中。欲しい属性ではない土地でも良いので、取り敢えず確保→地形変化 の流れで、どうしても城側組と差をつけられてしまいます。ただ、序盤に土地をあまり取れなかった砦側組は、周回を多く重ねているので周回ボーナスが若干有利って感じです。 マスグロースでバロメッツをアシッドレインから守ったルマーさんの小技や、ピースの打ちまわしの会社員Mさんのうまさが光ります。「土地確保→ピース→地形変化→投資→交換」という普通の流れなのですが、無理がないのがすごいです。

終盤
誰かが特別凹む訳でもなく、誰かが抜け出す訳でもなかった進行でしたが、じわじわと城側組が到達魔力に近づいてきます。しかし、会社員Mさんのルマーさんへの256Gの支払いから場が動きはじめます。無理な投資をした後だったため、土地を手放した会社員Mさんですが、そこで連鎖が減ってしまい総資産がガクッと落ちます。 一瞬だけトップに立ったルマーさんですが、次のラウンドで会社員Mさんの、アシッドレイン・踏み侵略で一気に地属性の土地を2個失い大幅後退。 この事で、城側組と砦側組との差がなくなり、4000G付近から横一列スタートとなりました。 連鎖を確保しようと果敢に攻めるMさんですが、空き地を確保した、カッパさん、私に退けられて連鎖が伸びない。 会社員Mさんのグラビティによって、発生したルマーバジリスクvsカッパシャラザードは、バジが光ってルマーの勝ち。カッパさんは大きく後退。 そのあいだ、会社員Mさんがリーチをかけるも、ルマーさんの地形変化で連鎖を切られて3位後退。

で、こっそりひっそり隠れていた私がいつのまにやら1位に。手札にあるのは、HW6、HW6、テレポート。これは、周回で稼ぐしかあんめぇ。HW6→ホーリーラマの領地能力(HW6)→HW6→テレポートと一気に叩き込んで4Rで2周回りました。 その間に妨害が一回も入らなかったので、周回ボーナスGetで到達魔力を超えて、終了となりました。連鎖作成と投資で色々あって、ヒヤヒヤの勝利でしたが、ぎりぎりで勝てて嬉しかったです。

感想
到達魔力を見てもらえば判るとおり、誰が勝ってもおかしくなかった勝負でした。このような試合展開になると、いかにステルスが重要かって事が良く判りますねぇ・・・。

(3)コメント
とやぷぅ
 こっそり、ひっそり勝ちました。てへ(はーと)

ルマー
 三度も仕事できるか!
 今日の格言:「ファインド使って惜敗付かず」

会社員M
 ランプロ大事ね

カッパ
 バジのせいで負けました。相変わらずバジ運が悪いです。

(4)結果
北へ 38ラウンド 1時間15分
順位 セプター 魔力 付記
1 とやぷぅ 6330  
2 ルマー 4945  
3 会社員M 4878  
4 カッパ 4542  



22b(2004/09/26)
松岡のレポート


(1)設定
マップ:北へ(勝利条件6000G)
参加者:いのくち、ふぁいと、松岡、世代交TAI

(2)レポート
第8節の私は、現在リーグのトップを独走する世代さんに当たった時のために、只の足勝負にならないようなブックで挑もうと考えました。そこはそれ、やっぱりリーグの盛り上がりを考えてるわけですよ。 で、ちょっと変化球混ぜてみたんですが、そのうちの護符ブックを「ビスティーム」(23b)で当たった森陽さんに、マークされやすいのがどうの、安定性がどうのと、したり顔でレポートに書かれたのが非常にむかついたんですが。 森陽さんがうちのリーグで妨害喰らわんのは別にブックのせいちゃうでしょうと。私が地味なブックで大人しくしてたら、どっちに撃ってもいいようなドレインやコラプやメズマを見逃してくれるんですか?と。迷った時はとりあえず松岡に撃っとけとか言ってる奴等が何ぬかしやがるか、世代を止めてからほざけや、ああん?

あ、いやいや、まあ、それはそれとして。(横からMさんに制止され我に返る)
「北へ」では、焼きで世代さんを揺さぶってみようということで、私は水+無の大型クリーチャー中心のテンペスウォームを選択。世代さんはアマゾンがやや目立つ以外は軽めなごく普通の水、いのくちさんは「トールの槌」(08c)でも見せたケンタクレイモア、ふぁいとさんは兎コイン(かなあ?)でした。

全体的に雑な感じのする試合で、疑問手も多かったように思います。ぶっちゃけ私が一番アレだったんですが。 ふぁいとさんはいつも通り満載の妨害要素に比べてブック内の伸び分が乏しく、要生贄カードも多数で手が進まず。世代さんは苦手とする戦闘や焼きに押されて終始安定せず。いのくちさんは4人中最も有利にゲームを進めましたが、5600Gオーバーしたところで松岡のスウォームにLv5ケンタウロスを焼かれ、惜しくも勝利を逃しました。

私はというと朝一番の起き抜けの試合で低血圧の半眠状態、そのうえ前夜の雑魚寝の影響で体中がバリバリで。 プレーの方は、シンクじゃ世代さんは止まらんし風への撃ち込みは遠慮しとこうとか、コロッサスは全部世代さんの土地に突っ込ませてやろうとか、世代さんのエリアを狙って焼くにはどのタイミングで仕掛けようかとか、世代さんを意識しすぎて手札も手持ち魔力もブラブラさせていたわけですよ。 そんな自分の体調の悪さと無駄だらけのプレーにイライラしていたところに、ふぁいとさんや いのくちさんから手なりでスカージとレイオブロウを喰らってしまい、しかも世代さんはノーダメージときたもんだ。そうかまたいつも通りかと絶望し、かつて喰らった数多の妨害を走馬灯のように思い出すともう何もかもが嫌になって、すっかり自暴自棄な気分になった。

「上等だよ。そんなに邪魔すると、わ、わたし、わたしはぁ!!」

その後はあんまり覚えていませんが、自分のクリーチャー諸共焼き切ったり、無軌道に地変撃ち込んだり、後先考えずに殴りまくったり、フィーリングに忠実かつ出鱈目な暴れプレーをした挙句、いのくちさんのものだった風Lv5へ空き巣に入り、世代さんが素のスケルトンをいつもの調子でLv5に馬鹿上げしたところをスチームギアで殴り倒したら、なんか達成して、目の前に城がありました。 ていうか、リプレイ見てみたらそうなってた。

・・・クリーチャーが多く、STも軒並み高い私のブックが状況にマッチしたと、言えないことも、ないでは、ない(笑) けどこの試合展開は相当ラッキーだ、スマン。

みんな、
クリーチャーが生きてるって素晴らしいね。

(3)コメント
松岡
 試合は手足バラバラな感じで全然ダメでしたが、ストップザ世代が目標だったので勝たれなくてよかったです。

世代交TAI
 なんとなく2位。

いのくち
 アシッドレインが敗因です。グラフが急降下。

ふぁいと
 全てを止めるのは不可能。むしろ松岡さんのみが吉。端的に言うと協調はあり得ないと理解。

(4)結果
北へ 46ラウンド 1時間40分
順位 セプター 魔力 付記
1 松岡 7155  
2 世代交TAI 3066  
3 いのくち 2501  
4 ふぁいと 1833  



22c(2004/09/26)
FOX'氏のレポート


(1)設定
マップ:北へ(勝利条件6000G)
参加者:森陽、NO.001、Max.M.Mine、FOX'

(2)レポート
私の天敵である001さんを交えての対戦であり、波乱の予感大でした。
001さんのブックは、現金貯め貯めのスペルブック。クリは、アイアンアイドル・バロメッツ・アマゾン(おちゃめ)でした。この中でもアイアンはすばらしく、私は感心しました。何とアイアンアイドルがあるだけで、このマップは2ラウンドで周回することが極端に可能となることでした。まさに現金ブックにはうってつけ。(いやはや勉強させられますねえ) しかし、やはり他人が、スペルに固執した現金ブックを使うと、やりにくいですねえ。私なんか対策まったくのゼロでくるしいものですよ。だが、森陽さんやみねさんにアンチマを割ったりバリアーを剥がす手段やマインまであったので、001さんも大変だっただろうと思います。まあいつもいつも私との対戦でピンポイントの対策カードが沢山入っている001さんにとっては、私と同じ気持ちを味わったことでしょう。しかし、終盤それでも2位まで追いつくのだから怖いですねえ。 ただミスがあるとすればバロメッツを配置できる場所はまだまだ沢山あったのですが、ぽいぽい捨てていたことですね。置けていたら危なかったかもしれません。(001さんてきには、2ラウンドで周回することがメインなので、場所によってはもらえないから置かなかったのかもしれませんが)

森陽さんのブックは火のクリがメインで、フェイトとフクロウがポイントのブックでした。フクロウで001さんや私のアンチマを割り、スパルトイで土地をどんどん取り、ピースをかけてもやはお手上げですよ。だれも落とす手段がありません。実は一番有利だったのは森陽さんだったのです。(ランプロ関係がなかったことを除けば) ただ、だめだめなのはみねさんの手札にバルキリー+エグゼクターが見えているのに、カウンターアムルが無い状態でキメラをレベル5にしてはいけません。案の定次のターンでみねさんに取られていました。その後私がメテオを打ち込んであまり関係なかったのかもしれませんが。 森陽さんの勝機は充分にありました。24Rにカウンターがある状態で、手持ち2000G総魔力3600Gほどあった時に私が攻めた地のレベル1土地のスチームギアをカウンターなんかで守らずに、火の土地が5連鎖あるんだから、001さんに地震などがなかったので、さっさとレベル上げてれば終わっていたでしょう。(何かをおそれて躊躇していたとおもいます。慎重ですねえ。)そのせいで次のR私からドレインを2連続でくらったあげくカウンターなしでキメラをレベル5にしちゃってさあ大変です。おしいですねえ。

みねさんは火ブックで、攻撃力高いです。いつもどおり、バルキリーやバンディット+エグゼクター。そして現金ブックを許さないぞというマインやらシャラザード。こわいですねえ。ただ攻撃力は高めですが、相手の防具を崩す手段がスクイーズのみと、殆ど無かったので助かりました。もしたくさんあれば私のケットシーなんて悶絶しております。 プレイングに関してはミスも多かったとおもいます。自分からテレポで城マインを爆発させたり、上に書いたとおり森陽さんが仕掛けていたら終わっていたかもしれない局面でメテオをポイ捨てと、突っ込みを入れたくなりましたねえ。(メズマもサプレされていたし)

私のブックは火が主体(火が3人被りで土地とるのたいへんだったよ)で猫4枚・ミルメコ3枚・コンジャラー2枚・パイロドレイク2枚の計11体と少数精鋭で残りスペルを主体として、猫さえレベル上げればいいやという魂胆でした。こんな3被りの状況で序盤南エリアの火の土地を2連鎖できたのはラッキーでした。 今回一つのポイントだったのは、001さんが私のドレインマジックをマインドシーカーで一本釣りしたことですが、その時はちょうど001さんのバリアーがなくドレインチャンスだったところ、私がフォーサイトをしたばっかしにドレインがあるのがバレてしまいました。私がフォーサイトの次のRでプロフェシーを使用し、001さんはカードがリセットされ場所が変わったとか言っておりましたが、PS2版は全くそのようなことは無く、左から2番目のドレインをポイッと持って行かれました。ちゃんちゃん。 ゲームはというと、みんなのミスもあり、地震もかいくぐった私が漁夫の利を得たという感じです。

(3)コメント
FOX'
 宿敵マインジャーにマインが無かったです。

NO.001
 カードを引く順番が全てでしたが、だったらフォーサイトでも入れとけって話で。

森陽
 土地数にモノを言わせていましたが、勝負どころで上げる土地を誤り、Mineさんのバルキリー+エグゼクターに潰されてしまいました。最終的にメテオやサブサイドをブックに入れていたFOX'さんに有利な形に。

Max.M.Mine
 アイアンアイドル潰せなかった時点で負け。マイン踏ませられなかったなあ。

(4)結果
北へ 35ラウンド 1時間16分
順位 セプター 魔力 付記
1 FOX' 6144  
2 NO.001 4981  
3 森陽 3048  
4 Max.M.Mine 2778  



22d(2004/11/28)
NO.001氏のレポート


(1)設定
マップ:北へ(勝利条件6000G)
参加者:TIO、松岡、NO.001、たにだ

(2)レポート
今試合のプレイ順とブック構成。
TIOさん:火属性。多少攻撃寄りの“らしい”ブック内容ですが、オーソドックスと呼べる範囲内の構成です。バード・シャラザード・ケットシー・バルキリーなど、HP30のクリーチャーが目立ちます。
松岡さん:以前にも使用された焼却ブック。ダゴン・プリンを拠点にして、全滅ではなく敵側のクリーチャーのみ選別して焼き殺す構成のようです。
NO.001:現金ブック。バリアーアンチマ行使で止めスペルはアーシェ。あとマインドシーカー2枚入り。
たにださん:松岡さんと一緒です。

1R。私が水土地に置いたアイアンアイドルを、たにださんがプリン+スチームギアで排除。松岡さんの手札にはスウォームが見えていました。この時点で、各々のブック構成をおおよそ把握。こんな序盤に今後の試合展開が明確に組み立てられる対戦も珍しいです。以下、当時の自分が思い描いた勝利方法と、ついでに相手の勝利条件の概略(私の妄想)。

TIOさんが勝つ方法:松岡さん・たにださんが持つ全体攻撃スペルと拠点を横目に見つつ、テンペ・スウォームに耐え切るHPのクリーチャーをNO.001の通行場所に置き、ハメ狙い。
松岡さんが勝つ方法:TIOさんの持つ土地を適度に焼却し、NO.001の現金をドレインマジックで吸い上げ、たにださんとは土地確保数の差で勝利を目指す。
NO.001が勝つ方法:松岡さん・たにださんの遅延戦略に甘えながら、自身もアーシェで応戦。淡々とマナを打ちながら誰よりも速く周回。
たにださん:松岡さんと一緒です。

対戦セプターのブック構成から遅延が遅延を呼ぶ状況になると容易に想像できましたので、恐らくセプター内で最も消費魔力が少なく手を汚さない私にかなりの勝機があるだろうと、半ば直感的に考えました。

気付いた事1:
今試合、全く同じ戦略であったはずのたにださんと松岡さんはテンペ・スウォームのコンビ撃ちを行っていません。 コンビ撃ちで明らかに両名が得するポイントと思われたのは13ラウンド、TIOさんの南側火土地3連鎖(ケットシー、バード、バルキリー。全てHP30)を松岡さんがテンペストで削った場面です。そこで、同ラウンドのたにださんの行動はライフストリーム使用。これで焼きの準備が整ったと思いきや、手元に残っていたスウォームを15ラウンドに捨ててしまいます。この行動は、たにださんと松岡さんの協調を破棄する信号を場に示す形となりました。 試合中、私はこの部分を たにださんの戦術ミスと思い込んでいましたが、対戦から二週間が経過した今にして思えば、あれは宇宙一リーガー共通の「松岡さんに加担すると、松岡さん自身には絶対に勝てない」という思い込みが起こした反射的な行動では、と推測できます。しかもその当事者は、勝敗に関係ない場面で松岡さんへ執拗な妨害を仕掛けることで有名な たにださん。つまり、これは九州セプター界隈に蔓延る精神的な病、仮に名づけるなら「松岡恐怖症」とも呼べる症状の顕著な例と言えるわけです。「松岡さんのブック構成を参考にしながら、同じ戦略の松岡さんに味方しない」という矛盾が、それを証明しています。

気付いた事2:
焼却ブック2名・現金ブック1名と極端なコンセプトブックが揃い、お互いに干渉する手段に乏しいこともあり、それぞれに干渉・味方する補助クリーチャーは次々と葬られていきました。NO.001のアンチマ・バリアーを消すTIOさんのシャラザードはターンウォールや全体攻撃スペルで消え、NO.001の高速周回補助用アイアンアイドルは撲殺と焼殺を繰り返されてました。

気付いた事3:
現金ブックを操るNO.001は周回数が特に重要となるのですが、今対戦での周回数は13。計算すると3.75ラウンドに1回、周回ボーナスを頂いていることになります。特に駆け込みゴール近辺のラスト4ラウンド(42R〜45R)では、2R周回×2にマナ2連打+ドレインの助けも借りて一気に2208Gを稼ぎました。今回の勝因はこの終盤の高速周回以外にあり得ないと思います。まあドレイン一発被弾で全てが崩れる砂上の楼閣ブックで、偶然の要素が殆ど自分に向いたというだけであって、自分の手柄ではないのですが。 逆に言えば、今対戦では現金ブック対策がシャラザードとドレインマジックしか見えず非常に助かったんですが。ああスカージ無くて本当に良かった。

気付いた事4:
今試合でNO.001はアーシェを一発放ちシャラザードにターンウォールを仕掛けた以外に、妨害らしき行動を起こしていません。数回撃ったドレインマジックは妨害ではなく、現金に頼るしかない自分の魔力増幅手段の一つとして考えていました。冷静に試合を振り返られる現在なら、現金スペル側への妨害スペルがドレインしかない状態だと気付いた時点でサプレ使用、が正着だと考えます。 つまり、そんな私が言うのもアレですが、という前置きなんですけど、今対戦は「最終的に自分が最も得をする妨害とは何か」について考えさせられる試合だったと思います。たにださんがテンペブックを使用しながら全体攻撃を一度も仕掛けなかった理由(理由なんて無い、という言い分はご尤もなんですが)、境遇が完璧でありながら他人の支援を期待できない松岡さんのジレンマ(*1)、プレイ順の都合から結局他人のためにしか働かないTIOさんのシャラザードなど、ブック構築時に想定していた様々な牽制が牽制のまま終わった、やり残した感触の残る試合。 こういう試合を経験して「やはり場の状況を把握するバランス感覚は大事だ」と自らを戒めるのではなく、「やはり自分以外の全てに喧嘩売ってコンセプトのゴリ押しで勝つのが楽だ」と考えるのはダメ人間なんだろうかと、三度のメシよりフルスペルが好きな私は強く思うのです。
 
(*1) プレイ順は、たにだ→TIO→松岡→NO.001(アンチマ)、NO.001以外の全員がドレインマジック持ちでNO.001の手札にバリアーという局面があった。NO.001に最大でドレイン2発を撃ち込める形だが、結局たにだ、TIOによってNO.001のアンチマが割られることはなかった。

(3)コメント
NO.001
 完全なブックじゃんけんの中で、抜け出すことができました。紙一重の現金ブックでしたけど。

TIO
 松岡さんに情けをもらいました。

たにだ
 水テンペみたいな高度なことをしようとしたのが敗因です。

松岡
 途中で気付いた時にはまだ大丈夫と思っていたが、周回とマナの強いマップだけに実は手遅れでしたか。もちろんブック相性もあるのですが、たにださんやTIOさんの性格も含め、最初からこうなることを予測すべきだったかもしれません。

(4)結果
北へ 45ラウンド 2時間03分
順位 セプター 魔力 付記
1 NO.001 6257 穴埋
2 TIO 3074  
3 たにだ 2904  
4 松岡 1880 穴埋


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[01 a b c d e] [02 a b c d e] [03 a b c d e] [04 a b c d e] [05 a b c d e] [06 a b c d e]
[07 a b c] [08 a b c] [09 a b c] [10 a b c d] [11 a b c d] [12 a b c d]
[13 a b c d] [14 a b c d] [15 a b c d] [16 a b c d] [17 a b c d e] [18 a b c d e]
[19 a b c d] [20 a b c d] [21 a b c d] [22 a b c d] [23 a b c d] [24 a b c d]
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23a(2004/09/25)
ルマー氏のレポート


(1)設定
マップ:帰らずの森 ビスティーム(勝利条件8000G)
参加者:カッパ、とやぷぅ、ふぁいと、ルマー

(2)レポート
プレイ順と属性。
カッパ:水+ギア。極めてオーソドックス。
とやぷぅ:地+ギア。援護+ドラゾンやガーゴ拠点。バジ有り、パーミなし。
ふぁいと:風。スカージやらアシッドやらアバランチやらの悶絶構成。
ルマー:風+ブラス。地対策ダンピ2、それ以外にはガルーダ3。地震入り。

誰もデコイやコロ助とか入れておらず単色に近い取っ組み合い。

さて私事ではありますが、地属性滅殺コンセプトを第一にダンピールは当然の一手として、それに加えスフィンクス投入を真剣に考えておりました。バジ対策にカウンタ一丁で事足りる、という防衛時の利点があったので。結局は外したんですが、まさか同じこと考えて投入してる人がいるとは思いませんでした。

さらに私事ではありますが、ダンピールの足跡。まあ相手は全部とやぷぅさんのクリですが。
10R:VS泥 …即死
14R:VS泥 …ガセアス使用さる
15R:VS泥(↑と同じ) …不発
22R:VS泥(↑と同じ) …即死
26R:VSガーゴイル …即死  (ここまで全てLv1)
31R:VSドラゾンLv3(踏んで移動)
   …ガセアス対オーブで勝ち誇るチャンスも不発
35R:とや氏HWX使って回り道してギア移動+グレアム。御苦労様です。
これだけ突っつき回されてたのに中盤以降東地連鎖が4を切ることはありませんでした。連鎖力恐るべし。まあ安直に地を使われ、しかも序盤にパーミメズマされたりした時点で「こいつだけには絶対勝たせん」と決意た賜物ですが。

また私事ではありますが、28R〜45R(アシッド)までブラス場となりました。ゲームでも計9発のコラプ(と2回の日食)が飛び交う荒れムード。地震も撃ったし。
カッパさんは風2人に対してビジョンランプロレベ4とか作って勝ち誇り気味でしたがふぁいとさんのハーピー+ヘルブレであっさり落ちたり。

他人事ですが、ふぁいとさんのスカージ(2発)被弾量一覧。
カッパ:-868G とやぷぅ:-176G ルマー:-72G
カッパさんはHWX使って増資→ラントラの直後で合掌。

またも私事ですが、ガルーダ3のうち1体は東城横の要所に配置、早々にランプロて拠点化。ほかにはカッパレベ4奪取とかした途端ターンウォールされまくりで最終盤までほかに出番はなし。

さて終盤、最初にリーチをかけたのはカッパさん。49R、総魔力7300Gから護符50枚、フライで城へ迂回しつつ4連鎖からグリンデローLv1→5で文句なしの光りっぷり。ただ達成リーチかけるにはLv4で十分ですね? ふぁいとさんがアバランチ2枚持ち歩いてるというのに。しかも とやぷぅさんはメズマ持ち歩き中。

・・かくして1R中にアバランチ2連発という離れ業、しかも次Rふぁいとさんアシッド鬼引き(ちょい前にグレンデルにターンウォール→ブラスも逝ったアシッド)でレベ3氷壁も陥落。9600Gまで上げた魔力が侵略なし2Rで4000G減りました。合掌。 ただ陥落地の隣に自リザードマンいるので移動で再光りはあるか? かなり微妙な数値でありました。カッパさん仕方なく周回達成を目指し北へ進み、件のリザードマンを移動。


・・光ってます。合掌。

そんなこんなで、当方はLv4アンダインVSガルーダという怪獣対決を制したり、マナ引き一瞬光るも店横とや猫Lv4踏んでアチャーと思ってたらふぁいとさんがガルーダLv4を踏み、保険で買ってたHW6使ってゴールという幕切れ。

他人事ではありますが、ふぁいとさんが尋常でない展開を作ったのは認めます。が、収入がパーミ4とコーンの遺産しかない(足もラマ6だけ)というのはいかにもやりすぎだなあと思いました。

結論:スフィンクス置いてくれてありがとうございました。

(3)コメント
ルマー
 ふぁいとさんスフィンクス置いてくれてありがとう。
 今日の格言:「ガルーダはチャリよりランプロで吉」

カッパ
 アバランチ2連発とか、どうなんでしょうか奥さん。とても想定外ですヨ。

とやぷぅ
 ラストで失敗しなかったらもうちょっと上位に行けたのに残念! MAPまちがった切り!

ふぁいと
 ウェザリング引かねー。他に? いや、私は何もしてないですよ?

(4)結果
帰らずの森 ビスティーム 53ラウンド 2時間20分
順位 セプター 魔力 付記
1 ルマー 8152  
2 カッパ 8010 惜敗
3 とやぷぅ 6756  
4 ふぁいと 4551  



23b(2004/09/26)
森陽氏のレポート


(1)設定
マップ:帰らずの森 ビスティーム(勝利条件8000G)
参加者:NO.001、松岡、いのくち、森陽

(2)レポート
懐かしのビスティーム。分岐はあるやらエリア別れてるやら聖堂もショップも祠あるやらの、割と混沌としたマップです。 各人のブックは以下の通り。(プレイ順)
NO.001:マイン装填、アレス入り戦闘火ブック。剣呑なクリーチャー陣に武器・チャリオット完備で殺る気満々。
松岡:護符戦ブック。クリーチャーはグラニットアイドル、コーン・グースにバロメッツやウィッチなど。スペルにはシャインやオーロラが輝く。
森陽:地属性ラントラブック。ストーンウォール、ボーテックス、グーバクイーン同梱。ジェイドアイドル入りで地形変化を削った速攻重視。とにかく足を入れて、周回で魔力を稼ぐ方針。つまり私の得意型。
いのくち:ジェイドアイドル入りのオーソドックスな水属性ブック。ケルピーにピース、サブサイドやカオスパニックとバラエティ豊富。少々コンセプト割れしている面も。

初手で目を引いたのがNO.001さんの超攻撃的手札。アレスにラスト。もう、アレですね。今まで大人しかった優等生に訪れた激しい反抗期を目の当たりにしている気分。「まさか、001さんに限って!?」 そして安定重視の松岡さんは今回も地属性ブックか、と思っていたのですが……予想に反した護符ブック。ハマれば強いのですが、何かと警戒されやすく、またアクシデントに対する修正が効き難い面もあり、博打的な要素が強いタイプのブックだと私は認識しています。とりあえず001さんのアレス、松岡さんのグラニットアイドルとアースシェイカーが試合を握る重要カードとしてマーク。

一方、いのくちさんといえばオーソドックスな水ブックで、サブサイドというレベルダウンスペルがありながら、なぜかジェイドアイドルが入っています。ただでさえ守りが堅い水なのに、なんとG・アメーバ入り。そこを上げられたら森陽も001さんも殴れません。いのくちさんほくほく顔です。

序盤は、トライアンフを用いて現ナマを護符に注ぎ込んだ松岡さん有利の展開。そこを私が追いますが、配置数ではいのくちさん、001さんが優っています。「グラニットをなんとかのけて、松岡さんのシャインを壊せれば……ランドトランスで魔力を稼ぎ、ボーテックスで土地を守れる僕が優位に立てる気がする」 11ラウンド、機を見て松岡さんのグラニットを、回り道してラクサスで破壊。護符ダメージを与えつつ、次ラウンドで持ち歩いていたサプレッションを松岡さんのシャインにぶち当てます。001さんからドレインマジックも食らい、松岡さん大ダメージ。

001さんはコンジャラーで作った城隣バ=アルを早々に上げ、通行料狙いを兼ねた地固めを目指すようです。近くには早々にアレス様が鎮座なさっています。いのくちさんは西と北の水属性にクリーチャーを配置。そして、東の水にはジェイドアイドルを配置。私にとってはおいしい展開です。 そしてショップの先、分岐点になった地属性にケルピースを決め、領地能力で強引に水属性に変えます。これで私の周回速度はスローダウン……しかもなぜかショップに好かれ、周回→ショップ止まり→ケルピース止まり、のパターンが頻発します。 森陽は東エリアに配置したコアティ(いのくちさんのマスグロースでMHP40)にボーテックスをかけ、後にターンウォールをかけて拠点を作ります。

中盤、松岡さんがターンウォールをジェイドアイドルに発動! 森陽はボーテックスをつけたコアティ(後、石壁になります)を「このくらいならいいだろう」とレベル3に上げますが、これに001さんがシビアな対応。この好機にと、森陽にメテオを放ち、インフルエンスで連鎖を増やした001さんが20ラウンドで暫定トップに。土地数の多い いのくちさんもじわじわと順位を上げ、2位につけます。

北護符を100枚も買ったいのくちさん、再びジェイドを配置して上げ体制をつくります。森陽も東の護符を80枚以上持っていたので、周回魔力をストーンウォール・ボーテックスに注ぎ込み、そこで一気に暫定トップへ。音楽が変わります。 ここで、東のマッドマンLv1にいのくちさんのドルールが侵略。アレスも込み込みで、素でST70ってなんですか? アースアムルで事なきを得ますが、とにかく、東の連鎖だけは切られてはなりません。 不安要素を断つため、直後にいのくちさんのカオスパニックをサプレッション。東エリアにちょこんとできたケルピーも心配なのです。ピースをかけて連鎖をキープ。001さんが石壁にギアで攻め込んだりもしますが、鉄壁の拠点はわずか10しか削られません。

キーカードのグーバクイーンが出ずにもたもたやっているうちに、いのくちさんが北に4連鎖作ってしまいます。潜在魔力でいえばかなりのもの。グーバ母さんなんて待ってたらスピード負けすると、慌ててマッドマンをLv4に。 直後、001さんがチャリオットを発動。マッドマンの二歩先にはバルキリーが。やばい、今戦闘をしかけられてアイテムを消費させられたら……。ところが、バルキリーは反対方向へ逃げてゆきます。どうやら味方クリに横付けして支援効果をつけ、連鎖を固める方針のよう。安心した森陽はマッドマンをラントラし、ピース付きドリアードを一気にレベル5に。ここでピカリと光ります。

松岡さんは何もできず。001さんはピース付きドリアードに直止まりでマインを置き、移動侵略で倒そうと東をぐるぐる回っています。……怖いものの、確率的にはそこまで心配することはないでしょう。 ここで最も気になるのはいのくちさんの動向。もしジェイドアイドルを外されたら、一気に態勢がひっくりかえります。もしそうなっても、私がジェイドを引けばなんとかなるだろうと踏んでいましたが……。心配事はそれだけでなく、ダイスや移動スペルの引き次第でいのくちさんに差される可能性もあります。 いのくちさんのターン、ダイス伸びず。それどころか運悪く、001さんのLv4F・ジャイアントにはまります。(*1) 天然ラントラし、次ターンに北の領地をLv5に一気上げしますが、そこを森陽が一気に飛び越す大きいダイス。次ラウンド、HWXを引き、城に滑り込むことができました。

(*1) 正確には、回避可能だったが敢えて踏んだ。この時いのくちは森陽に対して城への歩数でかなり分が悪く、また松岡がアースシェイカーを握っていたため、ここで聖堂トランスと同時にジェイドを外す選択肢があった。仮にジェイドを外した場合、レベル上げ放題だった森陽はアーシェで完全に止まり、その後松岡との上がり勝負では半周以上いのくち有利だったと思われる。

序盤にやや強引な形で松岡さんを止めたことで、護符計算の苦手な私としてはだいぶやりやすくなりました。何より、人のお膳立てしたジェイド場で得をしたのが大きいですね。私にかなり甘い場になったお陰で、順風満帆で上がれた感じ。ごっつぁんです! (※結局、森陽のジェイドアイドルは影も形も見えませんでしたとさ。)

(3)コメント
森陽
 勝った、と言うより、勝たせていただいた試合でした。そうですね、とりあえず・・・ストーンウォール+ボーテックス最強!!

いのくち
 森陽さんと松岡さんのどっちとマッチレースするかの選択を間違えました。ケルピー+ピース大活躍。

松岡
 森陽さんが いのくちさんのジェイドに寄りかかってバンバンレベル上げしていましたが、ああいうジェイドon/offの典型的トラップに向かって(しかもNO.001さんのアレス環境下で)好き放題やりまくるのは、要するにナメてかかっているんですよ。 結局、森陽さんは他人に妨害入れつつ自身は無風状態のままゴール。こんな具合にうまくいってしまうものだから、次も森陽さんは「どうせボクには妨害来ないんでしょ?」っていうプレーをするわけで。

・・・だいいちー、いのくちさんにお得な条件のー、私との取引を蹴ってー、1.5R以上城に近い森陽さんとー、足勝負なんてひどぉいと思うしー。こっちは羊と麦だって付けるしー(;_;)

NO.001
 慣れないアレス場に加えて、完全にブックの相性がアレでして。ピース、多かったなぁ・・・(遠い目)。

(4)結果
帰らずの森 ビスティーム 32ラウンド 1時間08分
順位 セプター 魔力 付記
1 森陽 8823  
2 いのくち 8523 惜敗
3 松岡 6310  
4 NO.001 4883  



23c(2004/09/26)
FOX'氏のレポート


(1)設定
マップ:帰らずの森 ビスティーム(勝利条件8000G)
参加者:Max.M.Mine、会社員M、FOX'、世代交TAI

(2)レポート
やってきました、世代君を倒す直接対決のチャンス。マップは世代君の得意な護符マップでしたが、ここで世代君を4位に叩き落とし、私がトップにならなければ後がない状態で踏ん張りどころです。

みねさんはデモニックブックで、はっきり言ってみねさんのバリアーを剥がす手段は全くなく安定していけるところでした。ただし、1Rのうっかりミスでバリアーが無い時にコラプで1660Gのダメージをくらっていましたが・・・ Mさんは、アシッドレインがたくさんのアイドル許さないぞ地ブックでした。 世代君はというと、いつも通りのブック構成(安いクリと足と金満載ブック)で地属性でした。まあヌンチャク(これも0円)があったことは認めましょう。このブックは何にもなければ超安定なブックでどうも関東寄りですねえ。いつの間に関東で勉強してきたのでしょうか世代君は強くなっておりますよ。 ただし、今回の宇宙一では世代君の思惑を皆さん通させすぎで、いつも漁夫の利を得ているようなのでもっと皆さん警戒しないといけません。もっと世代君のクリを落とさなければ後でいつの間にか上がられているブックなんですから、せめてバニシングレイ4枚ほど入れているだけで、世代君のバルダンなどは4体減り悶絶しますよ。 それか現金や護符がたくさんあるのでコラプやドレイン4枚ずつ入れるのも効果的です。

私のブックはというと、テンペ・カタス・エレメンタルレイジの全滅ブックで、もちろんコラプ4枚・ドレイン3枚でした。世代君と当たったらコラプは全て世代君に放つつもりでした。ゴブリンもあるだろうと入れたエレメンタルもばっちしみねさんに当たっちゃいました。すいません。このマップはライフストリームが売っていますが、そんなものは知らん知らんで切り抜け殆どのクリを焼き殺し、楽しかったです。

ゲームのほうは世代君が護符を知らん知らんと買いまくるもんだから私からのコラプを2回計1900Gのダメージを受け、さらに世代君へドレイン計5回計2882G吸い取ってしまいました。あわせて4782Gマイナスですよ。このくらいしないと彼を4位に落とせませんねえ。 それから世代君はMさんと協力して行かなければならないところをMさんのオドラデクを攻撃し、Mさんから恨みを買っていました。Mさんの非難ゴーゴーで、協力を促しての裏切りプレイといったところでした。プレイングは難しいですねえ。

とまあ私がどんどんクリを焼きながら自分のオドラデクを成長させ、ずいーっと抜けちゃいました。笑ったのが56Rで世代君が手持ち4060Gとクリが無く護符も買えない状況で私がドレインで1218G吸い、みねさんが同ラウンド877G吸い、さらに次のラウンドで私が614G、また次のラウンドで私が454Gと吸い、世代君の手持ちが897Gまで落ち込んだことでした。(笑) のこり6試合で6点つめるのは大変ですが、まあなんとかするしかないです。

(3)コメント
FOX'
 リーグを面白くしましたヨ!

会社員M
 2位ですがどーしよーもない場でした。焼きあるとはねーアーシェも・・・

Max.M.Mine
 バリアーはり忘れが全てでした。

世代交TAI
 ドレイン出過ぎ!

(4)結果
帰らずの森 ビスティーム 60ラウンド 1時間56分
順位 セプター 魔力 付記
1 FOX' 9161  
2 会社員M 7101 惜敗
3 Max.M.Mine 6124  
4 世代交TAI 2100 惨敗



23d(2004/11/28)
会社員M氏のレポート


(1)設定
マップ:帰らずの森 ビスティーム(勝利条件8000G)
参加者:たにだ、TIO、会社員M、カッパ

(2)レポート
各人のブック(敬称略)
たにだ、TIOがデモトレ。TIOの方は地属性クリをばらまきつつデモトレ(グーバクイーンとかフィーストとかもあり)。たにだは以前に使用したブックそのまま? カッパは水。グレアムドルールで略奪も可能な手堅い感じ。で、今回の私は本戦で使用した地ブックを少し手直しして参加しました。 当初デモトレが二人になっているので、デモトレ派がさくさく魔力をあげてあっさり達成するんだろうなと思ってました。しかし予想に反して長丁場になり、土地と護符をそれなりに確保できた自分がいい位置で仕掛けることができ、達成しました。ダイス目次第ではTIOさんの勝ちもありえたのですが。

試合は たにだのばらまきが好調に進み9R目にはもうデモトレを使用、護符はまだ大量購入していないものの、かなーりいい感じです。 同じデモトレのTIOはそれなりに置けるも地土地確保がなかなか思うように行かず、フィースト、デモトレの力になる?グーバクイーンがなかなか置けません。強引な地形変化と交換でやっと置けたのに隣にカッパのスチームギアが。

カッパは東土地を拠点と決めたようで、じりじり育てていってます。私も最初から西土地を拠点に決めていましたが土地確保が思うようにいかず、しょうがないので北にも東にもばら撒いてラントラで稼ぐことにしました。デモトレ派の稼ぎには額も速さも太刀打ちできないのですが、ないよりましです。 ちなみに私とカッパはデモトレ派のやっちょれんマナブーストに対抗するためにやんわり同盟みたいな感じ。(口でいったわけではないです。デモトレに対してフツー配置周回型なんでお互い邪魔なんかして勝てるわけありませんので) デモトレ派は侵略や防御はスペル重視のために薄くなるのでこちらが配置できたクリチャーが安定するのは唯一の強み。あとはラクサスを入れていましたが、護符に対する妨害にけっこう活躍したと思います。

たにだは北エリアを拠点?城から北エリアでは離れているので仕掛けに対して3人とも妨害可能なので、早めに達成してもいろいろとやられるハメにw。 たにだは土地をLv5まで上げていましたが、たにだ自身は地変は入っていないため、妨害で変えられると大金を使わないと戻せないのとTIOにアースシェイカー、サブサイドなどを使用され魔力のロスが結構発生して痛いようでした。 デモトレってバリアーとグラニットにだけ気をつかって土地をまったく上げないのがいいんでしょうね。たにだにもアースシェイカー入っているのを見ると、もともとは上げる気なかったのだけども連鎖と護符効果での速攻終了を狙った結果上げてしまったのでしょうか?

TIOはデモトレで地属性を組み合わせたよさそうなブックでした。自身でグラニット入りなのですが、妨害スペルが多くデモトレ使用でグラニット解除後に使用する構想のようです。ただ土地確保に運がなく、苦労していました。

カッパも東エリアの水護符を大量購入し、水以外の東エリア自土地を先にレベル上げしシンク使用で達成、ゴールを目指すもTIOにメテオを打たれたりシンクをサプレされたりで、もーたいへん。

デモニック一発が1500G近く稼ぐ状況になった頃に私も仕掛けるタイミングが来ました。西エリアに4連鎖で護符は80枚購入済み、リープで移動しUターンできる状況でレベルを上げ、あとはHWXで帰る、という構想なのですが・・・西エリアはTIOも護符を購入しているため、上げるとTIOも達成します。TIOは城まで6。 しかし!ラクサス怖さに自分のクリーチャーを自殺させるような愛のない行為を平然と行えるセプターに6以上なんぞ出るものかーーーと思いこんで構わず上げました。(すいません勝ったから好き放題いわせてくださいw)TIOのダイスは2でした。ほらなぁ。つうわけでコッチはHWX使用、達成です。らっきー。

(3)コメント
会社員M
 デモニが2人であっさり終わると思ってたんですが、何か勝てました。

TIO
 申し訳ない試合をしてしまいました。

たにだ
 敗因が多すぎて何がなんだかよくわかりません。

カッパ
 TIOさんと たにださんが乗っかかり過ぎて動けませんでした。まあ仕事しまくったMさんが勝ったということでいいのでわ。

(4)結果
帰らずの森 ビスティーム 45ラウンド 2時間12分
順位 セプター 魔力 付記
1 会社員M 12003 穴埋
2 TIO 11923 惜敗
3 たにだ 8650 惜敗
4 カッパ 7863 穴埋


[戻る] [リーグ説明 順位表]
[01 a b c d e] [02 a b c d e] [03 a b c d e] [04 a b c d e] [05 a b c d e] [06 a b c d e]
[07 a b c] [08 a b c] [09 a b c] [10 a b c d] [11 a b c d] [12 a b c d]
[13 a b c d] [14 a b c d] [15 a b c d] [16 a b c d] [17 a b c d e] [18 a b c d e]
[19 a b c d] [20 a b c d] [21 a b c d] [22 a b c d] [23 a b c d] [24 a b c d]
[25 a b c d] [26 a b c d] [27 a b c d] [28 a b c d] [29 a b c d] [30 a b c d]


24a(2004/09/25)
とやぷぅ氏のレポート


(1)設定
マップ:燃える町 クアンゼ(勝利条件9000G)
参加者:ふぁいと、松岡、ルマー、とやぷぅ

(2)レポート
このマップは広い。おまけに到達魔力が大きいってことで、一人でやるのには気が遠くなるくらいプレイしないと到達できない。なので、他人の力とかを使わないと勝てない訳ですよ。他人の力を借りながら勝つ方法っていったら・・・
●高額土地を踏ませて、収入で勝つ
●コインを取って、護符で勝つ
おぉ、そういえば、自力で勝つ方法もありましたよ、そういえば。
●ラントラ用の高額地を取られなければ、ラントラで勝つ
ちゅーかですよ、過去の経験から、ラントラがうまく行くはず無いんですよ、九州で。高額領地を作ってはつぶされ、成功しては吸われ・・・(遠い目) ま、そんな事があったので、周回重視の真ん中の土地を取っていっぱい踏ませてみよう(他人任せ)ブックで挑んだ訳ですわ。

ざっくりと対戦相手のブックを解説。
ふぁいと:水風:2枚で発動する攻防のカードが盛りだくさん。波に乗ると怖い。ラントラナッシング。
ルマー:火:攻撃重視のイケイケブック。キラリと光るカオパニは代名詞かと。かなーりラントラ。
松岡:火:HP多めで守り主体のブック。ピンポイントに攻撃力を保持。超ラントラ。

とまぁブック構成を見てもらうと判るとおり、左側(水土地)をぐるぐる回る私・ふぁいとさん vs 右側(火土地)をバチバチ回るルマーさん、松岡さんという色分けに。 最初から飛ばしぎみにドンパチを繰り広げる右側組を横目に、半周ずれてぐるぐると回りつつ土地を増やしてゆく左側組。つーことで、地道に魔力を稼ぐ左側組でした。

城付近の高額地を巡る私vsふぁいとさん。ふぁいとさんが関東思考(※)だったので、難を逃れるも、アバランチを握られて冷戦状態に。 その割を食ったのがルマーさんvs松岡さんの右側組。トランス用の連鎖を作るために戦っているのに、トランスのためにLv5を作ったらアバランチが速攻で飛んでくるのが予想できるため、動くに動けない。なもんで、お互い小康状態のまま、Lv5を作る魔力を持ちつつも、作れないまま、ずるずるとラウンドだけが過ぎていくのでした。

互いに牽制しあう右側組、アバランチを握って手札枚数に制限があるふぁいとさんを尻目に、気軽にプレイを続ける私。踏んでくれなくても、機動力だけは高いブックですから、そのうち達成するだろうって気軽にプレイしてました。 そんなお気楽が崩れたのはルマーさんのスカルプチャーが発動で城横カロンx3が石壁に変えられてから。一生懸命交換を繰り返すわけですが、3人から一斉に狙われる事に。ピンチの時にチャンスあり。踏まれると危ない土地はスルーして、安全な土地を踏んでもらったり、パーミッションを頻繁に引くことで、交換のための周回が普通の周回に変わったりと、すべてプラスに変わりました。

すべての石壁を交換して(ついでに領地も増やして)一息つくと、リーチがかかっていました。地形変化で妨害は入るものの、時間をかけてじわじわと盛り返し、安泰ゴールとなりました。

まぁ、色々ありましたが、ふぁいとさんのアバランチx2握りのおかげで勝てたってのが正直な所でしたね。トランスが動いていたら、松岡さんvsルマーさんの血みどろの戦いが見れそうだったのですが、それも少なく、のんびり平和に終わったって感じででしたとさ。

※注釈
確実に取れると思われる侵略以外は比較的避けるという思考。九州だと、ここで「今アイテム使わせると、次、取れるじゃん」と、思考が動いて侵略が頻発する事に。その次のステップとして、アイテムの削りの読み合いに入るが、ここでは割愛。

(3)コメント
とやぷぅ
 粘り勝ち。アバランチで制限されて試合が長引いたことで運が回ってきました。良かった良かった。

松岡
 またアバランチか・・・。中盤まで快調に飛ばすも、土地全部Lv4まで上げてしまって、もう上げる土地が無ぇ。とか思ってたらルマーさんのカオパニで とやぷぅさんの高額地を連発で踏まされて追い付かれました。 アバランチはまぁそうですねぇ、手札に2枚留め続ければ場も停滞しますし影響力は「強い」ってことでいいんじゃないですか?

ふぁいと
 タイミング悪し

ルマー
 今日の格言:「ファインド料で惨敗!」
 ブックのヘボさに自分でビックリだ。

(4)結果
燃える町 クアンゼ 57ラウンド 2時間07分
順位 セプター 魔力 付記
1 とやぷぅ 10492  
2 松岡 8507 惜敗
3 ふぁいと 5317  
4 ルマー 2988 惨敗



24b(2004/09/26)
森陽氏のレポート


(1)設定
マップ:燃える町 クアンゼ(勝利条件9000G)
参加者:世代交TAI、森陽、いのくち、Max.M.Mine

(2)レポート
(以下敬称略)
――燃える町クアンゼ。その昔、二人組のセプターが焼き払い、凍てつかせたという悲劇の町である。 戦のため、人々を追い立てるばかりか地形までを恣にする……セプターとは何と業の深いものだろう。自らの戦略にその土地属性を合わせるのではなく、その土地属性に沿った戦略を立てればそれで済むのに。この地に足を運ぶたび、夢見がちなセプター・森陽は哀愁を感じるのだ。

ともかくも、爾来、この土地は火属性と水属性の極端に多い、変則的なマップとしてセプター間に広く知られるようになった。セプター・バトルの最高峰、コスモワン・リーグの開催地として此処が撰されたのも当然のことである。キュウシュウの猛者が集うこの大会、無様な戦いはできない。ましてや今日は、遠くムサシノから武士〈もののふ〉がやってきたのだ。
ふぁいと「私のサムライの前に立った方は、どなたにもテンパランスを浴びせますよ?」
気合の入り方も違おうというもの。

ここでどのようなブックを使うか――森陽は考えた。火に働けばイエティ来る。水にしたらば燃やされる。属性スペルが面倒だ。兎角火水はやりにくい。 当初は焼かれることを想定した、火のメフィストブックを組んでいたが、イエティが来るとアイスストームどころの騒ぎではない。拠点が安定しないのである。かといって水にしたところで、同族性戦に必要不可欠なアンダインはファイアーエクスプロージョンで簡単に焼かれてしまうのである。いや、このマップ、テンペストブックもありえる。迷った末、森陽はある結論に辿りついた。
地属性。
ここでは土地数の少ないそれを中央に集中させ、東西の火エリア・水エリアをパーミッションで避けながら、城周辺を固めて通行料を狙う作戦を思いついたのである。 風・地の土地が少なく、人気が火・水、あるいは無属性に集中するであろうこのマップ、地属性の天敵であるダンピールはまず出ない。ここでなら、特にドラゴンゾンビを用いた場合そのHP60という能力値は、スペルにも戦闘にも鉄壁の硬さを誇るはず。また、地属性を選択することで、敵高額地に対してバジリスクで睨みを利かせることができるのだ。

早速、地属性パーミッション4枚、エスケープを入れ、手札を回すためにブラスアイドルを投入する。これにより、森陽の周回はより素早く、火・水を選択したセプターは、互いの属性ダメージスペルに苦しむことになる。そして止めにHW0。一度踏んだが最後、フライでは抜けられないこのワードによって、一気に勝利へと畳み掛ける!
森陽「よし、……いける。中央を地変で森だらけにしてやりますよ、アハハハ!」
この風変わりな戦略に、何ら根拠のない確信を抱いて森陽は対戦に臨んだ。

世代交TAI「バルダンを制する者こそが宇宙を制する。」
目下、コスモワン・リーグの覇道を爆進する護符王・世代。暫定トップの猛者が選択したのは、コンジャラーの他にバードやソーサラーを織り交ぜた火属性単色のラントラブック。フレイムロードがある戦闘系でありながら、HWXは言うまでもなくヘイスト・フライまで入っている、周回速度重視の戦略である。

Max.M.Mine「火だろうが水だろうが、とにかくぶっ潰す!!」
対するパワーファイターのMineは無属性ブック。コロッサスやボージェスはまだしも、スクォンクやウルフ、ワーウルフまで入っている。クリーチャーをばらしているのはマーブルアイドル対策か。安価で属性ダメージを受けない無属性を駆使して配置数で圧倒し、リコールで城に周回するタイプの戦略のようだ。

いのくち「あ、知らん知らん。」
コスモワン・リーグきっての勝負師であるいのくちは、属性ダメージスペル満載のブックを駆使していた。序盤からファイアーエクスプロージョンやらアイスストームやらスウォームが見え、加えてマスファンタズム対策のデザートストームやゴブリンズレア。焼く気満々である。世代、表情が歪む。狙いどおりの展開に、心の中でフィーストの舞を舞う森陽。ところが数ラウンド後。

いのくちドロー、サンダーストーム

森陽「な…なんだってー!」
なぜ。なぜ。なぜゆえに。ここで地属性対策を講ずるのか。心中測り難し。そしてミルメコが来る。属性焼きブックなら復活能力のあるミルメコのつまみ食いはありだ(ドラゴンフライになったらアイスストームで死ねるが)、そう判断しながらも、彼の主属性がよりによって風である可能性も否定できない。
森陽「くっ、なんか嫌な予感がす…は、はわー! ダンピールキターーー!!」
森陽はこの瞬間、敗北を悟った。この予想外の展開にギャラリーも沸く。
Kッパ「おぉー、すげー! なんでここでサンダーストームとか決まるん?」
Mつおか「う〜ん、これはレアケースだなぁ。」
Fぁいと「ふふ……」

テンペストがなかったので、全く予想通りの展開。森陽が西エリアに配置したピース付きブラスアイドルが全く排除されず、世代は焼かれては周回し、ようやくラントラで作りあげたLv5の土地にMineからメテオを食らう。上げては下げられ、下げられては上げてラントラして今度はいのくちに焼かれ……。 いのくちもマーブルアイドルを配置し、ゴブリンズレアやスパルトイ、パウダーイーターで連鎖を稼ぐが、ラントラ故にメテオの脅威からは逃れられない。そのようにして魔力が激しく上下。世代、Mine、森陽のメテオおよびアースシェイカー、そしていのくちの焼きスペル&アーチャー、更には各々が入れたドレインマジックの応酬がリーチ目を作らせない。 更に、場はいのくちのマーブルアイドル(因みにMineも手札に入れていた)の全体能力の支配下。
世代「こんなん、終わんないよ〜!(←ダルネス的絶叫)」
Kッパ「うぉ〜、世代さん超・弱気!(←嬉しそう)」
Mつおか「くふふ、ダメですよ〜九州の王者がこんな簡単に音を上げてはっ!(←嬉しそう)」

森陽はパーミッションを使って必死に中央を回るが、時々飛んでくるサンダーストームに四苦八苦である。それというのも、いのくちが配置したマーブルアイドルがしっかりと効いているため、ドラゴンゾンビを配置交換すらできないからだ。とりあえずメテオやアースシェイカーを用いて、ラウンド数を伸ばし勝機を探る作戦に出る。 いのくちはひっきりなしに引いてくるダメージスペルを使うので、自分の魔力をなかなか伸ばせない。中盤以降に東エリアに配置したパウダーイーターを少しずつ育て、ランドトランスで現金を作るものの急には伸びない。

その中で、最も順調に総魔力を伸ばすセプターがいる。そう、Mineである。世代から中盤にメテオを一発食らうものの、それ以降は天然ランプロクリーチャー・バトルギアαに投資したり、ランプロをかけたりと、メテオを防ぐ屋根を厚くする。 また、世代といのくちが東エリアで連鎖を作り、森陽が中央に引き篭もっているため、西エリアはMineの独壇場である。他の三人に高額の通行料収入が発生しなければ、大方はMineが勝てる試合展開となった。
森陽「……うぅ、このままではヤバイ。でもどうしようもない。」

中央を周回するうち、Mineが支援付きワーウルフのレベルを4まで上げる。
森陽「なぜワーウルフを……? あっ、そうか!」
これは……即死に失敗し、ウルフに変身させられればバジリスクのレベルダウンが発生しないという、これは巧妙な罠――戦々恐々としながらダイスを降り続けるが、中盤ついにワーウルフに止まってしまう。祈りながら、バジリスクにグレアムをつけて送り出す。即死――決まった!
森陽「……(ドキドキドキ)」
Mine「ちっ」
手持ち魔力の余裕がなかったので、即死に失敗すれば土地を手放すしかなく、大きく出遅れることになっただろう。

数ラウンド後、バジリスクにワイルドグロースを打ち込んで連鎖を増やす森陽。もう、中央の過半数が地属性に変えられている。じわじわと総魔力を伸ばし順位を上げるが、しかし、いのくちのサンダーストームとスウォームの連続攻撃で連鎖を一に削られ、落ち込んでしまう。 ここからアースシェイカーを放って全体のレベルを落とし、連鎖再構築に乗り出す。ここまでくると感覚が麻痺してくるのか、森陽の手札にアースシェイカーがあるのにラントラで得た魔力で土地をレベル5にする世代。直後、都合のよいダイスで焼かれたLv5の地属性空き地を確保。

終盤。他三名が魔力を6000G台にのせた時、ラントラとマナを併用してLv5の土地を作ったMineがトップに踊りでる。2位の森陽が大量の手持ち魔力を持ち、屋根なしの2連鎖Lv5のみという状況に対し、Mineは土地が10個近く、拠点には全て屋根がついている。安定度と伸びしろに圧倒的な差があるのだ。 だれの手札にも、彼を止める術はなかった。圧倒的な差が開いているため、砦を回れば、手札のリコールをメズマされても悠々と中央を回って勝てる。いのくちの踏みと世代へのドレインマジックにより、ついに達成まで王手をかけた。
森陽「Mineさんは、あと100Gほどで達成か。くぅ…仕方ない、なんとか2位を狙おう」
ところが。この後、驚愕の展開が!

ダイスを振ったMine、西エリアに向かう足をくるっと転向し、なぜか直接城に向かい出した。そして中央の1連鎖の土地レベルを上げる。目の前には、森陽の地属性レベル5横丁が二つ並んでいるというのに!

森陽「!!」
世代「!!」
いのくち「!!」
Kッパ「!!」
Mつおか「!!」
Fぁいと「!!」

森陽「(ブラス場を利用してのマナ引きゴール狙い? いや、でもこれは大チャンス! Mineさんの手元には移動スペルもないから、Lv5踏んでくれれば逆転勝利だ……!)」
直後、森陽が逆にMineのLv5を踏むものの、一連鎖であるのとバジリスクが手元にあるのとで、レベルを一つ下げ通行料500Gを払うに留まった。
そして。
出ました踏みダイス。Mine、悶絶。3連鎖になった森陽のセージLv5にレイスで仕掛けてくるが、ここはきっちりホーリーグレイルでガード。

がちょ〜ん

一気に2000G以上の収入を得て、森陽が光る! しかもMine、高額地を残しLv1の土地を次々と売ったので、再投資で順位を上げることができない。いのくちは突然の展開に、対応できない。世代は周回したばかり。完全に私有利の態勢となった。 前後して、世代が砦直止まり→ソーサラー横移動でいのくちのLv5パウダーを撃破、マナ使用から連続してLv5を二つ作るなど、達成までの猛ダッシュをかけ総魔力1万を突破するという一幕もあったものの、距離の差は如何ともしがたい。中央を周回していた森陽が悠々と城に戻ってきたのであった。 ありえない状況からの、第三者のトスで勝利を掻っ攫う――所謂ごっつぁんゴールである。
森陽「勝った……勝ったぞー!」
皆が呆然とする中で、一人勝鬨を上げる。勝者は領地4個の状態で、周回数トップの12回。少ない領地を切り盛りした苦労が結実した……。声を失ったクアンゼの町に、ごっつぁんゴールの鐘が鳴る。ここに56ラウンドにわたる長期戦は終結したのだ。

(3)コメント
森陽
 我こそはごっつぁんゴーラー!
 人様の ミスに付け入り するりと達成 (五七調)

世代交TAI
 ああ、もう2位狙いで生きていきます。

Max.M.Mine
 勝てた試合を落としました。計算ぐらいちゃんとやれ馬鹿

いのくち
 焼き切れなかった。あとソーサラーにはまいった

(4)結果
燃える町 クアンゼ 56ラウンド 2時間23分
順位 セプター 魔力 付記
1 森陽 10419  
2 世代交TAI 10313 惜敗
3 Max.M.Mine 5687  
4 いのくち 2013 惨敗



24c(2004/09/26)
カッパ氏のレポート


(1)設定
マップ:燃える町 クアンゼ(勝利条件9000G)
参加者:FOX'、会社員M、NO.001、カッパ

(2)レポート
久々の上位FOX'さんとの直接対決です。FOX'さんにはかなり負け越しているはずなので、たまには勝ちたい。No.001さんがかなり苦手らしいのでここは付入るチャンスですヨ!?

まず各人のブック傾向
私:地マーブル、グーバ女王とラントラ入り。
理由・・・被らないと思うから。いのくちさんがいた場合(パウじゃないの?)を考えて、より被らなさそうな地を選んでみました。アンダインに強いバジがいるのも魅力的です。
Mさん:いつも使ってる無水ブック。ここはまあ予想通りです。
FOX'さん:アレスコイン。抑止力はアーシェ。ここも予想通りといえば予想通りです。今回焼き対策はちょっと薄めだったので、止めがそっちじゃなくてラッキーです。
No.001さん:火ブック。No.001さんことだから、コインとかフルスペルとかとだと思ったんですが、意外と普通です。やっぱりマインは入ってますが。まあ彼はこれ外すと死にますから。

序盤:とりあえず、火方向2人と水方向2人に分かれ、結構順調に配置していきます。No.001さんはFOX'さんに戦闘されまくって大変そうです。しかし絶妙なアイテム読みでコインを取らせるには至りません。この辺が相性の良さでしょうか。 各自3〜5連鎖を築いていて、私の場合水では5連鎖してたんですが地は2連鎖だったので、遅れているといえば遅れています。

中盤:私がMさんの南Lv3アンダインを踏んでから、場がちょっと動き出します。Mさんは南に水4連鎖を築きLv4アンダイン(占い館左上)を作ります。負けじとNo.001さんも占い館右上にケットシーLv3+マイン付を作成。私はまだ連鎖が追いついていない状況なので、必死にサブサイド等で牽制、妨害しますが止まりません。 これ、同時にハマる目が出たらヤバイなぁ、とか思ってたら、FOX'さんがビンゴダイスを出してしまい(2回)、左右をウロウロ。ついにNo.001さんの東側Lv4キメラにつかまります。 FOX'さんはアレス以外の土地、護符すべて売り払い130Gになって脱落。やはり相性悪いんでしょうか。

そんな感じで終盤まで、No.001さん、Mさんリードで進んでいたんですが、ここで私が怒涛の追い上げです。4連鎖Lv5マッドマンをラントラした直後、FOX'さんのアーシェ発動。私以外の2人は資産が半分になってしまいますが、うなる資金(3000G超)を持っている私はビクともしません。そこからラントラとテレグノーシスのフル回転。

Lv5マッドマンラントラ→グリマルキン地変→ガーゴイルLv1>5→ドラゴンゾンビLv1>5→グリマルキンLv1>5→ドラゴンゾンビラントラ→ダークマスターLv1>5→グーバクイーン地変→グーバ飛ばし→マーブル配置→ゴール

どーです、この完璧な流れ。アーシェ発動後からはあっという間でした。この時間帯にFOX'さんのアーシェとドレインが出てこなかったのがラッキーでしたね。

(3)コメント
カッパ
 マーブルは機能しませんでしたが、グーバとラントラが大爆発です。

NO.001
 セプター強打説を信じたくなってきました。

会社員M
 ラントラで押し切られました。

FOX'
 まいりました。

(4)結果
燃える町 クアンゼ 46ラウンド 1時間40分
順位 セプター 魔力 付記
1 カッパ 9515  
2 NO.001 5532  
3 会社員M 5197  
4 FOX' 1830 惨敗


24d(2004/11/28)
会社員M氏のレポート


(1)設定
マップ:燃える町 クアンゼ(勝利条件9000G)
参加者:TIO、会社員M、NO.001、たにだ

(2)レポート
各自のブック(敬称略)
TIO:水属性。ケルピーはめを狙った構成で、カオスパニック、アポーツ入り。
会社員M:水属性。無属性+ドルール+いつものやつ。
NO.001:火属性。本戦使用のブックで、以前戦ってます
たにだ:火属性。パーミッション入り。他は普通。

と、いうように完全に二つ陣営に分かれての試合となりました。たにだのみが本戦となる試合だったのですが、焼きの好きなほうと思われるTIOも たにだもふつーのブック、焼きに対して無策なブックだったので一安心です。

配置状態は
水属性:私のほうが順調、TIOは何故か砦止まりとかが多く今ひとつ
火属性:城周辺は たにだ、東土地はNO.001若干有利
といったところ。

火属性側はNO.001がバード飛ばしがうまく決まった東砦下の4連鎖ラントラを決める、たにだもパーミッションで周回を順調にあげる等により高額地がそこそこ発生していました。しかし、たにだ、NO.001もお互い踏むことがなく対等な進行。

水属性側は私がLv4アンダインを発生させた時期にTIOは連鎖そのものは結構いっていたのですが、妨害スペルやらクリーチャーコマンドでマナ消費があったせいでしょうか?全部Lv1の土地でした。 対してこちらは魔力を増やすドレインマジックの他は自衛よりのスペルばかりなので、スクイーズやらサプレやら食らいましたが殆ど影響なし。後半にメズマでランドトランスをとられたのはまずいかなと思いましたが、本人使うかどうか悩んでました。本戦でここまで配置順調なら即使ったと思いますが、これは穴埋めだったのでマッタリ。

そんな中、23RにTIOは私のLv4アンダインを直踏みしてしまいます。私はその稼いだ資金を城付近の屋根つきアンダインに全部投資、Lv5へ。するとパーミ周回のたにだがそこを直踏み。こんどはその資金で西土地のデコイをLv5まで上げて一気に光らせますが、さすがにそこにはNO.001からのアップヒーバル。 しかしそのLv5デコイをTIOが二度も踏んでしまうなど、水属性側は大きく差がついてしまいました。

城に着いたときに城左隣のβをLv4まで上げ再び光りましたが、たにだがメテオをドローしており、中途半端に城に向かうとランプロのないどこかの高額地に落とされると思っていました。占い館上から出た目は4。城には届きません。しかたがないのでおとなしく周回してから達成しようと西に向かいますが、みなさんここでエーーとか言います。 わ、わしは普通だとおもうぞ!!ランプロドローしたんだから西土地アンダインにかけてLv5にするほうがいいもん!後ろの松岡からは「まーたMさん達成大越えとかねらってるんでしょ」などといわれる始末。最近の松岡はなんか私に対して偏見のある目を向けてるんじゃないかと思います。気のせいでしょうかw

道中NO.001も二度目のラントラを決め光るも距離的にこちらが有利。 コメントにもありましたがリコールが入っているのは確認していましたので、ドローされたら負けだなと思ってました。実際は前半に出尽くしたそうです。 属性変化を打たれても火と水しかいない状況。デコイを火のまま放置していたので連鎖になるからそこまで総魔力は減らないと思われ。カオスパニック入りが二人いましたのでそれが心配でしたがドローされることなく、たにだも結局メテオは使用せず。城に到着、達成です。

終了データを見ると・・・通行料収入総額5944G うひょ。
まだまだ青い恋人とは別れられそうにありません。

(3)コメント
会社員M
 アンダインがかせぐかせぐ。ブック自体は本戦とあまり変わらないのですが勝てましたね。

NO.001
 ラントラでの高速成長により、最後は誰が先に到着するかの勝負になりました。リコールは序盤で全部引き終えました。

たにだ
 レベル5踏んじまったよ。追いつくための決め手がなかった。

TIO
 レポート書かずに済みました。

(4)結果
燃える町 クアンゼ 35ラウンド 1時間19分
順位 セプター 魔力 付記
1 会社員M 12501 穴埋
2 NO.001 10141 穴埋
3 たにだ 6565  
4 TIO 525 惨敗


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