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500cc - 500cc変貌の予兆!? 予選の始まる前にいったい誰がこのフロント・ローの4人を予想できただろう? ホンダのVツイン投入を契機として始まった500ccクラスの変貌はより明らかな形となってその姿を現した。 序盤、ワイルドカードの青木拓磨、岡田忠之、スコット・ラッセル、阿部典史といったあたりが予選を引っ張るが、ミック・ドゥーハンが9秒台にいれてリード、さらにこのタイムを岡田がぬりかえた。ここまでは誰もが予想していた展開だろう。予想以上の走りを見せたのがワイルドカードの藤原克昭である。藤原は26分にRGV-Γを9秒台にいれて一気にトップに立ち、スタンドから大きな拍手が沸き起こった。そして問題の36分、真っ先に8秒台のタイムを出したのはドゥーハンでもカダローラでもなく、アプリリアVツインを駆るドリアノ・ロンボニであった。さらにこのタイムをぬりかえたNSRはドゥーハンではなく、アレックス・クリヴィーレだったのである。 予選順位はポールが2分8秒652のクリヴィーレ、2番手にロンボニ、3番手にジャン・ミッシェル・バイル、4番手に藤原、5番手に青木、6番手にロリス・カピロッシ、ドゥーハンは7番手、以下、岡田、ラッセル、バロス、阿部と続いている。伊藤は14番手、新垣は15番手。 250cc - 原田、予定通りのポール
原田は25分に12秒フラットを出した後ワイルドカードの加藤大治郎、マックス・ビアッジに11秒台で先行されるが、38分にクリアラップをとると猛然とアタック、2分10秒676で一気にトップに躍り出た。この原田のタイムを確認したビアッジがピットアウトし、タイムアタックにはいるが130Rから先のつながりが悪く僅かに及ばなかった。さらに終了間際にワイルドカードの沼田憲保も10秒台にいれて3番手のグリッドを獲得した。 順位は10秒台の3人の後に、ジャック、加藤、難波恭司(ワイルドカード)、ワルドマン、宇川、青木宣篤、芳賀健輔(ワイルドカード)、畠山泰昌の7人が11秒台で続いている。 125cc - ノビー、スーパーラップ!
10分に青木治親が19秒台にいれると、17分には徳留真紀、20分には斎藤明が19秒台でトップタイムをぬりかえる。22分にはけがの坂田和人(彼はホントにいいライダーだね)が気迫の走りで18秒台に突入、しかしすぐに斎藤、青木が18秒台でタイムを更新していく。そしてチェッカーが降られた後、最後の周回を帰ってきた上田昇が2分17秒788を出してトップを奪いにスタンドから拍手が沸く。上田と同一周回で帰ってきた青木、徳留も17秒台にいれるが僅かに及ばなかった。 順位はポールが上田、2番手に青木、3番手に徳留、4番手に坂田、5番手に斎藤、マルチネスをはさんで7番手にワイルドカードで出場の東雅雄が入った。 |
1996 SUZUKA Grand Prix in Japan |
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