1.インドネシアのお日様は、西から昇って東へ沈む、ナノダ!
1996/12/29
いよいよ待ちに待ったアンボンツアー!
今回は仕事の都合で私だけ1日遅れの出発となり、他のメンバーとは別行動である。
東京駅から成田エキスプレスで成田空港へ。早速ツアーデスクで荷物を預け、搭乗手続きを済ませ、余裕で待合い室へ直行。ビールを飲みながらこれからの旅行に思いを馳せながらしばし休憩。
成田の売店でキーホルダー型のコンピューターゲームと、小さな鏡餅を売っていたのが印象的。
成田からインドネシアガルーダ航空でバリ島、デンパサール空港へ約8時間。(日本との時差マイナス1時間、実質9時間のフライト。)
ガルーダの良いところは、機内で入国審査を済ませてくれる点である。その為にわざわざ入国審査官を2名搭乗させているのであるが、日本では考えられない様なサービスである。さすが国営の航空会社だ。
バリへ到着すると手続き一切日本語で問いかけてくれてスムーズに終了。さっそく現地ツアースタッフが待っていてくれた。インドネシア人だが、すべて日本語で通じる上、スタッフには一切チップは必要なしとのことで、日本人にはありがたい気配りである。今回は岩手から参加の2名が私と一緒に行動。
以前バリに来た時は、荷物検査の時に私のダイビングカメラ機材が問題だったらしく、わざわざ別室へ連れて行かれ中身を厳重に検査された上、訛った英語で質問責めにされあげくにリベートを取られた苦い経験があるが、久しぶりのバリはずいぶん観光客を大切にするようになったものだと変貌ぶりに感心してしまった。この日はクタのホテルで1泊。 1996/12/30
翌朝早く今度は国内線のメルパチ航空でアンボンへ出発。約5時間(バリとの時差プラス1時間。日本との時差ゼロ。実質4時間のフライト。)でアンボン空港へ到着。
アンボン空港では、サンドラー(アンボン生まれ、奥さんは日本人、アンボンのダイビングガイドNo.1。もちろん日本語OK。)が待っていてくれ、車でホテルまで直行。
アンボンには国立大学があり、のどかでそして活気のある素晴らしい景色を堪能。ホテル到着後、さっそくサンドラーのガイドで2ダイブ。透明度の良い、サンゴの荒らされていない素晴らしい海に感激。
ふと空を見上げてみると、お日様が左側に沈もうとしている所だった。
感覚からして東の方向へ沈んで行く様に見えるが、ここは南半球。お日様は北の方角を回って行くのだから、きちんと西に沈んでいったのである。
コンパスを見れば一目瞭然、なのだがどうもいかん。日本人にとってお日様イコール南の空の図式が頭から離れないため、どう見ても天才バカボンの主題歌「西から昇ったお日様が〜東へ沈む〜!」を目の当たりにしたような不思議な気分になってしまう。「いや、お日様は北の空を通るんだ!」などと口調を強めて言われても、やはりなぜか意固地な気分になってしまう。
日本人には「インドネシアのお日様は、西から昇って東へ沈む!」でいいじゃないか。ツベコベ言わずに、さっさとビール持って来い!などとつい叫びたくなってしまうのだ。
そんな事を考えながらダイビングから戻り、現地の食事を試してみようとサンドラーに勧められた近くのレストランで食事を済ませ戻ってみると、私の師匠である大沼氏がホテルに戻っていた。
他のメンバーがいないのでどうしたのかと聞くと、サパルアのリゾートに泊まっているとの事。翌日は私とサンドラーとでサパルアへ合流し、大沼氏は他のツアー客の手配のためアンボンに残るそうである。大変にご苦労様である。
ダ イ ビ ン グ ロ グ
1 ダ イ ブ |
2 ダ イ ブ |
エントリー |
14:54 |
エントリー |
17:22 |
エキジット |
15:50 |
エキジット |
18:00 |
潜水時間 |
00:46 |
潜水時間 |
00:38 |
最大水深 |
23.9m |
最大水深 |
19.6m |
平均水深 |
16.7m |
平均水深 |
12.9m |
水 温 |
29.3度 |
水 温 |
29.2度 |
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