私辞苑 Naru's Edition
た行
- ダースヴェイダーのテーマ
- 映画スターウォーズにおいて、敵役であるシスの暗黒卿ことダースヴェイダーの
登場時に流れるBGM。電波少年の番組中に使用されたため、携帯の着メロとして一般化。
上司など、「仕事関係の怖い人」に対する着メロとして設定する人が多い。
正式名称はダースヴェイダーではなく帝国軍のテーマであり、デススターが出てくる
シーンにもよく用いられていた。
[補足]
以下のような歌詞が存在するらしい。
帝国は〜とても強い〜♪
皇帝は〜とても偉い〜♪
戦艦はとてもでかい♪
タイファイター速い♪
ダースヴェイダー黒い〜♪
ストゥームトルーパーは〜白い!♪
ロイヤルガード赤い!♪
デス・スター丸い〜♪
- ダイアログボックス
- 「デン!」という効果音とともに現れてユーザの作業を中断させ、ユーザに
対して偉そうなメッセージを表示するウィンドウ。
以下のメッセージが代表的。
- 不正な処理を行いました(誰が?)
- メモリが足りません(使ってないメモリは解放してよ)
- リソースが極端に不足しています(何に使ってるの?)
- ダウンロードが終了しました(言われなくてもわかるわい)
- これらのファイルをごみ箱へ移してよろしいですか?(とっととやってよ)
- システムに装着したデバイスは動作していません(なんのこっちゃ)
- ファイルシステムのエラーです(データはどうなるの?)
- だいでんキング
- 大相撲横綱の曙太郎関のこと。
彼の巨大な臀部と、臀部の筋肉を大臀筋ということから我が家ではこのように呼称している。
- 多数派の安心
- 巨人ファン(©山本正之「泡沫シンドローム」)
- Microsoft製品のユーザ
- 某自治体首長選の相乗り候補
参考:マイノリティー志向
- タッチタイピング
- 手元を見ないで、画面や資料から目を離さずにタイピングすること。
これができるとなんだか仕事ができそうに見えて格好がいい。
何より文章を書く際には、頭で考えるのとそう変わらない速度でタイピングできるので
非常にはかどるようにもなる。メールを書くのも楽だ。
私はパソコンを始める前からワープロを使っていたので、割とタイピングは得意である。
分速で言えば120字は軽い。
特打、激打、闘打といった大抵のタイピングゲームもクリアしている。
- 田中芳樹
- 小説家。代表作は「銀河英雄伝説」、「タイタニア」、「アルスラーン戦記」、
「創竜伝」、「マヴァール年代記」、「灼熱の竜騎兵」など。
歴史を好むらしく、彼の作品にはやたらと「後世の歴史家による記述」もしくは
「後世の歴史家を意識した言動」が多く現れる。また、主役クラスに毒舌の得意な
キャラを配置することが多いといった特徴もある。
遅筆ぶりと、登場人物の死亡率でも有名で、『皆殺しの田中』とも呼ばれる。
いろいろと問題もあるが、作品が面白いことは間違いない。
早くアルスラーンの続編を書いてほしい。
- 食べ放題
- 一定料金で無制限に食事ができるシステム。バイキングとも言われる。
寿司、焼き肉が有名で、他にお好み焼き、ケーキ、カレー、などがある。
商売が成り立っている以上、店側には利益が発生しているはずで、それを考えると
食べれば食べるほど利益は減り、客側が得をするはずである。
しかし現実問題として、元が取れるほど食べるのはなかなか苦しい。時間制限がある
場合も多い。
寿司の場合はよく回転寿司の料金システムと比較される。1500円で食べ放題の場合、
回転寿司で同じ料金なら15皿30カン食べられるので、それ以上に食べないと損した
気分になるのだ。
しかし考えてみたら回転寿司で15皿も食べるのかという問題もあり、先日塾の近所に
ある回転寿司屋に行ってみた。仕事中ということもあり、やや控えめに食べたら12皿
1200円。まあこれならどっちに行っても大して変わらないと言うところだろう。
また、RZメンバーで新宿のお好み焼き食べ放題に行ったところ、4枚目を注文したら
店の人がすっ飛んできて「あと15分しかありませんけど大丈夫ですか?」と訊いてきた。
「ここが損益分岐点だな」と感じた我々は当然肯定し、時間内に平らげた。あの日は
間違いなく元を取っただろう。しかしきつかった・・・。
- ダメ魔神
- 巨人のクローザー(抑え投手)、槙原投手の異名。
かつて横浜に絶対的リリーフエースとして君臨した佐々木投手をして「ハマの大魔神」と
称したが、槙原は出てくるとピンチを招き、今ひとつしまらないのでこう呼ばれる。
同義語に「石毛劇場」がある。
[補足]
最近は「ヒマジン」とも言われているらしい。これは「非魔神」もしくは「暇人」を
表すようだ。
成績だけ見るとそんなにひどいとも思えないのだが・・・。イメージって怖い。
- だんご
- 現在教えている生徒につけられた、私のあだ名。
どういう由来かというと、
生徒:(だんご3兄弟のキーホルダーを見せて)先生、これ知ってる?
私:ん〜、どれ?
生徒:あ〜、知らないんだ〜。遅れてる〜!
私:知ってるよー。固くなっちゃうんだろ。
生徒:ウソ〜、知ってるー。マニアだ〜!
というやりとりの果てに、だんごというあだ名を拝領したわけです。
知らないと遅れていて、知ってるとマニアというのが実に身勝手な言い様。
あだ名つけるのはいいけど、「だんごぉ〜」と呼ぶのはヤメロ。>マイ生徒
せめて「だんご先生」と呼びなさい。まったくもう。
参考:がんそ、ゆげの
- 探索的データ解析
- データ解析手法の一つで、分布を仮定していないため幅広い分布に対応できる。
分布が未知である場合や不明である場合に用いられることが多い。
順序統計量、箱ひげ図などによってサンプル集団を表現する。
ある分布に従ったデータを解析するときは、探索的データ解析ではなく
その分布を仮定した統計量を用いることが望ましい。
私は卒論、修論のいずれもこれを用いた手法の提案を行っている。
- 着信メロディ
- 携帯電話の着信を知らせる音のうち、ただのビープ音やベル音ではなくメロディを
持った曲またはそのフレーズを指す。通称は着メロだがこの名称は商標登録されている
ので、メロ着と言うこともある。
自分で曲を設定できるので、楽譜があれば楽に好きな曲を設定できる。なくても、曲の
フレーズを楽譜に直せる程度の音楽的センスがあれば設定できる。
最近の機種は和音に対応していたり、FM音源だったりするので非常に音が豪華である。
それはいいのだが、いざ着信したときにその豪華な曲が鳴り響くとかなり恥ずかしい。
- 中央値(メジアン)
- サンプル集団の代表値の一つ。分布の大まかな真ん中を表す。
平均のように計算によって求めるのではなく、サンプルを単純にデータによって
昇順もしくは降順に並べ替えた時の中央の値として定義される。
順序統計量における50%点。平均のように分布を仮定していないので正規分布で
なくてもそれなりに「ど真ん中」の値を表すことができる、外れ値に対して
ロバストであるなどの性質を持つ。
もちろんサンプルが正規分布に近いときには平均ほどの精度はない。
- 中日ドラゴンズ
- プロ野球球団の一つ。セントラルリーグに所属し、本拠地は名古屋ドーム。
かつては恐竜打線とよばれる打線の圧倒的な破壊力を背景に5点とられても6点
取り返す野球を展開し、1988年にはリーグ優勝を果たした。
基本的に守備力と機動力には難があったのだが、なぜか本拠地をそれまでのナゴヤ
球場から広い名古屋ドームへと移転。本塁打は減るし、外野は広いし、いいこと
なんて一つもないと思われた。しかし、監督星野仙一の手腕により、投手力と機動力で
勝負するチームへと生まれ変わりつつある。
1999年度は12球団最強の投手陣を擁して11年ぶりの優勝を果たしたが、守備力は
ざるであることが日本シリーズで露呈。まだまだ課題は多い。
- 調和破壊
- 誰もが安心して見ていられる予定調和的なオチではなく、予定調和を
覆すようなオチで面白さをアピールすること。友人kobの造語。
- 直感
- 山勘とほぼ同義。
いい加減な印象もあるが、自分の持つ知識や経験から無意識のうちに総合的な判断を
下しているという説もあり、意外と侮れない。
- デカスロン
- 十種競技。100m走、走り幅跳び、砲丸投げ、走り高跳び、400m走、110mハードル、
円盤投げ、棒高跳び、槍投げ、1500m走からなる。各競技の記録を得点に換算し、
その合計得点を競う。King of Sportsとも呼ばれる。
もちろん一流選手であっても、各競技の記録はそれぞれの専門選手の記録と比べると
落ちる。しかし、走・跳・投と要素の異なる競技のすべてでハイレベルな記録を出すと
いうことは一つの競技で世界記録を出すことに負けず劣らず大変なことだと思うので、
もっと注目されるべき競技だと思う。日本ではなぜかマイナー。
ゼネラリスト万歳!
なお、トライアスロンはマラソン、自転車、水泳の3種競技だが、近代五種をペンタ
スロンと言ったり、7種競技をセプタスロンと言ったりするのは聞いたことがない。
(英語ではそう言うのだろうが)
ギガスロンは聞いたことがあるが、もちろん10億種競技などではなく、AMDが開発した
1GHzのアスロン(CPU)である。
- 適当
- ある性質・状態や要求にうまく合うことだが、いいかげんなことを表す意味もある。
これだけ対照的な意味を持つ語も珍しい。
- デコピン
- 私が塾講師として行う体罰(笑)の一つ。
中指を親指に引っかけて弾くという形なので、片手で放つことができる。
左右どちらの手でもできるので、速射性にも優れている。
ジャストミートするとかなり痛いらしく、私が構えると生徒はみなよけようとする。
しかし、そうすると当たり所が悪くなってかえって痛くなることが多い。
あまりに痛そうなので本気で放つことはあまりない。かつて「本気でやってみてくれ」
と言われたので「すごく痛いよ」と念を押してからやってみたら、その生徒(高2♀)は
泣き出してしまったほどである。だから言ったのに。
私のいた中学には、デコピンによって子供の額を割ってしまい、数針縫う怪我を
負わせた教師もいたので、私も注意しなければ。
- デスクトップテーマ
- Windowsの機能の一つ。壁紙、スクリーンセーバー、マウスカーソル、
デスクトップアイコン、デスクトップの配色、フォント、サウンドを一括で
保存・変更することができる。カスタマイズには欠かせない機能。
Windows95には標準では搭載されておらず、Plus!の一機能となっている。
Windows98には標準で搭載されているが、Plus!98またはWindows Updateで
さらなる機能を追加することができる。
この機能により、それぞれの設定を一つのテーマに統一することもできる。
例えば、「スターウォーズ」というデスクトップテーマは、壁紙もスクリーン
セーバーもスターウォーズであり、マイコンピュータなどのアイコンは劇中の
登場人物や登場するメカのものになり、サウンドも劇中に使用された効果音や
BGMが使用され、マウスカーソルもライトセーバーなど劇中に登場したメカの
デザインとなる。
- 徹夜
- 夜寝ないで何かを行うこと。途中で寝た場合には半徹、朝まで寝なかった場合
には完徹と呼ばれる。
飲んだり歌ったりして過ごす場合には、オールとも呼ばれる。
一般的には、寝る間も惜しんでやらねばならないことがあるときに行う。
多くの場合、その時に行われるものはゲーム、仕事、宿題、テスト勉強などである。
私の場合、ある程度まとまった時間を作るために徹夜をすることが多い。
納期までに仕事が終わりそうもないから徹夜することもあるが、初めから徹夜を
予定に組み込んでおくこともある。
最近はパソコンのフォーマット&再セットアップをするために行うことが多い。
お約束な展開で恐縮だが、この原稿も徹夜しながら執筆している。
- デフォルト(default)
- 英和辞典を引くと不履行、滞納、怠慢、欠席、欠乏とろくな意味が
ないが、ソフトウェアの世界では「標準状態」といった意味がある。
ソフトウェアには通常様々な設定項目があるが、ユーザが設定を行う
前の状態をデフォルトと呼ぶ。
例えばWindowsのシェルで言えば「新しいウィンドウを次々と開く」
「隠しファイルは表示しない」「登録してあるファイルの拡張子は
表示しない」といった状態になっている。
ユーザがこれらの設定を変更した際に、その変更を保存してデフォルトに
反映させるかどうかは非常に難しい問題であり、現在研究が進められている。
- 天皇
- 日本国の象徴。
日本人にとっては、ある意味おそらく最も禁忌とされる存在。
天皇についてなにがしか発言もしくは執筆すると、右からも左からも
糾弾を受ける。そのためかマンガにも小説にもあまり登場しない。
私は、自宅内では親しみを込めて「○ちゃん」と呼称している。
(何となく怖いので伏せ字)
- トイレ
- ドアの中と外で時間の流れる速さが違う不思議な空間。
- 東京特許許可局
- 存在しない。
特許は地方自治体ではなく、政府が特許庁で扱っている。
- 統計的検定
- データからある結論が導かれるかどうかを、判定するための手順。
ある結論Aが成り立っているかどうかをデータから判断するには、「Aが成り立って
いないと仮定した場合に、そのデータが現れる確率」を求め、その大きさが充分に
小さいときに成り立っていると判断する。
経験的にその基準は0.05(5%)を用いることが多い。つまりこの場合、「本当はAが
成り立っていないのに成り立つことにしてしまう誤り(第1種過誤)」を犯す確率が
5%あるということである。
基準を厳しくする(1%など)とこの確率は減るが、今度は「本当はAが成り立っている
のに成り立っていないことにしてしまう誤り(第2種過誤)」を犯す確率が増える。
通常は第1種過誤を小さくする方が優先され、その結果5%という数値が一般的に用い
られているのである。
- 投稿論文
- 学会誌に投稿する論文。うちの研究室では、研究がある程度の成果をあげた場合に
その集大成として書くことになっており、しばしば卒論や修論より重視される。
例:「修論なんてどうでもいいから投稿論文書いてよ」
- 東西南北
- 日本語。
- 東南西北
- 中国語。
- 逃避
- 大事な仕事があるとしたくなる行動。
- 壁紙の設定
- ブックマークの整理
- メールチェック
- ホームページの更新
- ゲーム
- Webサーフィン
- チャット
- 環境設定
などなど。
- 鳥坂先輩
- ゆうきまさみのコミック「究極超人あ〜る」に登場する人物。私は幼少期に
サンデー誌に連載されていた「あ〜る」を偶然読んで、この人物のキャラクターに
よってその後の人格形成に多大なる影響を受けてしまった。
いつも何かと戦っており、しかもそのすべてに勝利している(本人談)。
実際、大変強い人物であり、馬鹿ばっかりやっているがそれはチャレンジャー
精神の表れのようである。
決めぜりふは「かかってきなさい!」「だ〜いじゃうぶ!ま〜かせて!」
- ドラクエ5
- 正式名称はドラゴンクエスト5、サブタイトルは「天空の花嫁」。
もうずいぶん昔のゲームであるのも関わらず、最近やった。たいへん面白く、
さすがドラクエシリーズだなと思わせる工夫が随所に凝らされていた。
しかし、主人公は目の前で父親を殺されたり(ドラクエ3もそうだったな)、その後
10年間も奴隷をさせられたり(その後「つよさ」でのステータスが「にげたどれい」
になるのが笑える)、結婚して子供ができて王位についたかと思うと妻がさらわれ、
助けにいったら妻もろとも石にされて8年もほったらかしにされたりとなかなかひどい
人生を送る羽目になる。
モンスターを仲間にできるという当時としては画期的なシステムを導入している。
強いモンスターばかりでパーティーを組むと、主人公が回復役をさせられるという
悲しい事態になるので注意が必要。
個人的に一番好きなパーティー編成は、主人公、スライムナイト、キメラ。全員が
攻撃も回復もできるバランスのとれた編成である。
問答無用で強力なパーティーは、主人公、ギガンテス、グレイトドラゴン。打撃も
強力だし、グレイトドラゴンのブレス攻撃は圧巻。まあ最後のほうはどんな編成に
しても強力なのだが。この場合は主人公が回復役である。(笑)
しかし父親がパパス、母親がマーサ、叔父がオジロンというネーミングセンスは笑える。
覚えやすいのは確かだが。