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セプターズカップ用ブック


松岡(セプター名: マヅポカ)

日付 区分 大会名 結果
07/25 店舗大会 わんぱくこぞう門司店 準優勝
08/01 店舗大会 ベスト電器福岡店 準優勝
08/08 地方予選 セプターズカップ福岡大会 一回戦敗退
08/14 店舗大会 ラオックス入間店 優勝
08/15 店舗大会 ベスト電器倉敷店 優勝
08/29 地方予選 セプターズカップ大阪大会B 二回戦敗退
09/04 地方予選 セプターズカップ東京大会B 準優勝
09/15 全国大会 セプターズカップ本選大会 一回戦敗退

予選用ブック: Arena0 (1999/09/04時点)

「Arena0」のコンセプトは、「手数」と「選択肢」の多さをベースにした「高い安定性」です。 具体的には、相手の戦術や妨害に左右されることなく、30ラウンド直前には必ずトップ争いができるブック構成ということです。

予選大会における「目指せ王国」は、
(1)土地の数が多い
(2)明確にエリア分けされ、相互に移動する経路が少ない
(3)分岐が少ない
(4)30ラウンド終了である

というように戦闘機会は殆どなく、意図的な侵略は非常に難しいマップです。よって、必然的に土地運用が戦術の中心となります。また一方で、

(5)周回距離が長い
(6)城周辺にショートカットあり
(7)30ラウンド終了である

という理由から、いかに速く周回してボーナスを稼ぐかが勝負の分かれ目となります。 最良の展開において30ラウンドで6周ないし7周、6000Gオーバーが可能なブック構成になっていなければ勝つのは難しいでしょう。

東京予選(1999/09/04)出場時点の私の「Arena0」ブックは以下の通り。


Creature 19 Item 04 Spell 27
アンシーン 1 カウンターアムル 2 イビルブラスト 1
シーフ 4 グレムリンアムル 2 シャッター 2
ボージェス 3     テレキネシス 2
ミスティエッグ 2     パーミッション 3
リトルグレイ 3     ヘイスト 3
ルナティックヘア 1     ホーリーブライト 1
マッドクラウン 1     マナ 4
ミルメコレオ 4     ライフフォース 2
        ランドプロテクト 3
        リコール 3
        リンカネーション 3

クリーチャー(19)
無属性ブックを選択したのは、
(1)低コスト
・・・(手数の多さ)
(2)相手セプターの作戦や自分の土地獲得状況によって、連鎖の土地属性を決定できる
・・・(選択肢の多さ、柔軟性)
(3)攻撃・守備共に強い個性を持ち、クリーチャー単体で決定力を持っている
・・・(ブック圧縮)

という理由からです。どんな相手に当たるか分からない上、一回負ければ終り、の大会で勝ち残る確率が高いのはこの選択だと思っています。

ミスティエッグ・リトルグレイ・ルナティックヘアなどの攻撃要員を備えていますが、クリーチャー比率では守備にウェイトが置かれています。

アイテム(4)
アイテムによる侵略・防御はほとんど期待していませんが、上記の両アミュレットは侵略・防御双方に使用することを想定しており、一種のブック圧縮になっています。

スペル(27)
高速周回による魔力稼ぎを大前提とし、その上で手軽に使える妨害スペルを組み込んでいます。 手数と効率を重視する「Arena0」のコンセプトでは、相手への牽制で強力なカードを持ち続けることはせず、カードは出来る限り引いてすぐに使うことを念頭に置いています。

30ラウンドの間にとれる作戦行動は最大でおよそ60手。これに近づくよう、ブックをきっちり回してカードを確実に使い切ることで、どのような相手に対しても予定通りの数字を出そうとする作戦です。

この戦法で問題になるのは、「スペルブック使い」を含む妨害系セプターであり、シャッターとライフフォースが彼らを抑える役割を果します。


本選用ブック: Arena7 (1999/09/15時点)

「Arena7」は「Arena0」の特性を残しつつ、戦闘能力を高めたブックです。
本選大会における「開拓者たち」を「目指せ王国」と比較してみると、


  目指せ王国 開拓者たち
土地数 5属性*4個*2エリア=40個 5属性*3個*2エリア=30個
特殊地形 ショップ、転送円 聖堂、ほこら
分岐 三叉路*4 三叉路*6、交差点*1
周回距離 32 24
目標額 7000G 5000G

となっており、「王国」より更に高速な周回と護符による稼ぎで一気に目標額を達成することが可能ですが、マップ上の任意の場所へすぐに移動できる構造と少ない土地数のために、戦闘チャンスが増加するという側面も持っています。

どちらを中心に考えても良いのですが、予選に続いて本選までもが双六ゲームでは面白味に欠けるので、私は戦闘重視の布陣を敷くことにしました。

本選出場時(1999/09/15)の私の「Arena7」ブックは以下の通り。


Creature 18 Item 09 Spell 23
シーフ 4 カウンターアムル 2 シャッター 3
ニンジャ 3 グレムリンアムル 3 テレキネシス 2
ボージェス 3 ブーメラン 2 ヘイスト 3
ミスティエッグ 2 フュージョン 2 マナ 3
リトルグレイ 3     ライフフォース 2
ルナティックヘア 2     ランドプロテクト 3
マッドクラウン 1     リコール 3
        リンカネーション 4

クリーチャー(18)
侵略に決め手の無いミルメコレオを4枚全て外し、ニンジャを3枚入れました。

アイテム(9)
フュージョンを2枚入れることにより、本来は防御・応援要員のシーフやマッドクラウンにまで決定力を持たせました。 ブーメランは、大会直前までスペルのホーリーワードXとどちらを残すか悩んだのですが、戦闘重視コンセプトをより鮮明に打ち出すため、こちらにしました。

スペル(23)
アイテムを増やすためにパーミッションを外しました。直接戦闘で勝つことを主眼にしたかったので、攻撃スペルも外しました。 また、必要なアイテムやクリーチャーをすぐに準備できるように、リンカネーションを増やしています。 予定通りにカードを使い切って勝つ「Arena0」とは異なり、多少のカードロスは気にせずブックを回す戦法です。

機動力は大幅に落ちましたが、1枚増のシャッターによる防御アイテム破壊と合わせると、大抵の土地は奪えるブック構成になっています。



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