今月のお便り
1998 12
Keiさまの劇団四季かんげきろく (ユリディス編) こんばんは! 私は、19・20日、東京に行ってきました。 今回は劇団四季の舞台を観劇するためでした。東京の浜松町に四季劇場という専用の劇場がオープンしたんです。 1日目は”秋”・・・小劇場(バウみたいな感じ?)でお芝居「ユリディス」 ユリディスとは、野村玲子さんが演ずる役の名前。旅回りの女優。ユリディスと恋に落ちるバイオリン弾きのオルフェ役には石丸幹二さん。 愛する相手や自分の過去をどう受け止めるか・・・”生”と”死”二人の仲は極めて純愛なんです。ユリディスはオルフェを愛するが故に口に出せない過去があった。人を助ける為に自分自身を汚すこともいとわない彼女は、その事実をオルフェには告げることが出来ず、そして、本当の心を伝えることも出来ずに死を迎えてしまいます。 オルフェのほうはユリディスの死を受け止めることが出来ないでいると、死神アンリ(日下武史さん)によって、チャンスを一度だけ与えられます。 ユリディスを生き返らせる・・・しかし、夜が明けるまでは彼女の目を見てはいけない。 背中あわせで再会する二人ですが、オルフェにはユリディスの過去が許せない。 事実であってもウソは言って欲しくない。ウソか本当かはその瞳を見れば・・・。 目先のことに捕らわれ、約束を守れなかったオルフェはユリディスを永久に失ってしまう。 またも、死神アンリが現れ、この世の人生とは? いつまでも続く純粋な愛はないのだろうか?そして遂にオルフェは・・・。想像の通りだと思いますけど・・・オルフェも”死”を選択していきます。 とても重い芝居でした。しかも最前列で見ていたので、ずっと緊張しっぱなし。いつ呼吸したらいいのかしら?状態で力が入ってました。華やかなミュージカルの傍ら、こういうお芝居が四季の原点なんだと感じます。 あぁぁ、楽しかったぁ!って思える舞台もあれば、いろいろと考えさせられ、自分自身の解釈を見つけさせるものもあります。終わってからも、その余韻の中でいろいろなことを考える・・・私はそういう時間が一番好きです。 次回は、「ライオン・キング」初日のお話をしましょう。では、また!kei | |
(ライオンキング編) 四季観劇報告の第2弾です。 今日は「ライオン・キング」のことをお話しますね。 「ライオン・キング」は、1998年のトニー賞に選ばれたミュージカル!それが初めて日本で上演されるとあって、かなり話題を呼んでいましたね。私は、その劇団四季公演の初日に行って来ました。 今までにない新しいミュージカルという感じを受けました。 一言でいうと、すべてにおいて”美しい”のです。セット、装置、衣裳、俳優の姿、etc・・・ 私は、もうオープニングからノックダウン。のっけから動物達が登場するんですよね。その動物達の姿が現れる度に、場内では拍手がわき起こり、それにつられて鳥肌は立つはウルウルしてくるは、困ってしまうほどでした。 内容は、ディズニーのアニメのとおりです。子供ライオン”シンバ”の成長物語。ほかにもさまざまな動物のキャラクターが場を盛り上げます。 とにかくビックリしたのは、登場する動物のキャラクターが違和感なく表現されていることです。考えたらとても不思議。言葉をしゃべる動物を人間が演じる・・・まぁ、動物同士は会話してるんでしょう。でも、私達はその言葉は理解出来ないんですもの。 この日、私の目を一番引きつけたのは、3頭のハイエナとティモンです。いい味、出してましたから。 あと子供シンバとナラ・・・「美女と野獣」のチップ役から思ってもちょっと大人?(笑)になったみたいで、大人顔負けの演技力、歌、ダンスとも驚かされました。 テーマは「サークル・オブ・ライフ」 世代は変わっても、生命は受け継がれ、めぐっていくんですよね。 ”アフリカ旅行をすると人生かわるよ”ってよく聞きませんか?そんなイメージかもしれません。是非、機会があれば一度、足を運んでみて下さいね。kei p.s.劇場には慣れているはずの私が、極度の緊張で正気を失うほどでした。 こんなスゴイ厳戒態勢を目にしたら誰でも・・・。まさか、皇太子御夫妻をお迎えするなんてこと思ってもいませんでした。 しかも、同じ2階席だったんですよ。 にこやかに微笑んでいらっしゃるお姿はあのままですね。 | |
12/21 | やうこ MXテレビ収録レポート 古くからの友人から声がかかって、MXテレビの収録を見学させていただける事になりました。もちろん轟さんの収録の日に!持つべきものは良い友だ。 新橋からゆりかもめに乗って、レインボーブリッジの近く「テレコムセンター」駅に接続しているビルのロビーで知人と待ち合わせでした。広いロビーにオープンカフェがあり、座ろうとしたらなんと轟さんが。思わずそこを立ち去って遠くで待つことにしました。ドキドキ。 カフェテリアのテーブルで何か書きものをなさっていらっしゃったようですが、本当に絵のようにそこの空間が輝いて、素敵な雰囲気でした。 前の収録がかなり延長になっていて予定より一時間以上遅くなって「これで6時公演に間に合うかしら?」と心配になったころ、ようやくスタジオに案内していただきました。(轟さんはその前にうち合わせをなさりに行かれたご様子) 入室チェックの後、大道具などが置いてある通路の途中に打ち合わせのお部屋があって、そこでお話なさってるお姿をちらっと拝見して、私は録音室(モニタールームっていうのかな)を見学しました。 大型のコンピューターや何やら分からない機械がずらっと並んで、スタッフさんが10人位働いてました。映画で見たとおり、薄暗いけど活気に満ちた空間でした。 スタジオでは、オープニングの時のアコーディオンの方が二人 テーマソングの練習をされ、司会のお二人が入られた頃、録音室に轟さんがわざわざ立ち寄られ「よろしくお願いします」とさわやか笑顔でご挨拶されました。お時間がないし、すぐスタジオに入られると思ったのだけど、やっぱり礼儀正しい方なのです。 そして、アコーディオンの方や、スタッフ(プロデューサーさんやお衣装をチェックされる方々)に、にこやかにご挨拶し、話かけられていました。 録音室の方々は、モニターでカメラチェック。そのうちのお一人(男)が「立ってる姿がきれいだわ〜」と感嘆のお声。「トップスターだもんな」(そうでしょう。そうなの!) 轟さんは黒の薄手のロングコート風のお衣装で、とってもシック。 今回はサンケイリビングで募集された三人の方々がいらっしゃって、その方達とお写真を撮られて(いいな〜)、いよいよ始まりです。 私もはじめはスタジオで見学していたのだけど、録音室でこのレポートをしたいので、と言いつつ轟さんが良く見える位置に陣取りました。 簡単にリハーサルがあって、「本番30秒前」のアナウンスがあって始まりです。 詳しい内容は木曜日放映までのお楽しみにしますね。 途中で、「浅茅が宿」のVTRが出て「あー タータン死んじゃった」とかおっしゃって可愛いの。 次のVTRは「ラヴィール」でプロローグの黒いお衣装から変身する場面ではモニター室の皆が一斉に「お〜っ」っと歓声があがり、次のベサメでは口をあんぐり開けて見とれてる方も。 主にスタジオに指示を与えるのは女性の方で、「ラヴィール」のフィナーレ場面を切り上げようとするのを「もうちょっと延ばして」等、なかなかのセンスです。分かってるのね! その方は、メインカメラは轟さんを撮ってるのだけど、もう一台のカメラさんにお顔のアップ(そう、長いマツゲや瞳の奥も撮って!)や、お膝の上で組まれた長い指など撮るように指示していらっしゃいました。 五組トップのお写真が紹介され、エピソードなど楽しそうにお話なさる轟さんを見ながら、ほとんどのスタッフさんが話に引き込まれそうにうなずいたり笑ったり、とってもなごやかな収録でした。 収録が終わるとやはり録音室にご挨拶に来られました。ステキ! あっという間だったけど3時半になっていて、早々に帰られました。(道路は混んでいるので、間に合ったかしら) 家に帰ってからもボワ〜ンとしてると「轟さんとお話出来た?」なんて友人が聞いてきました。 「とーんでもない!そんなおそれ多いこと!!間近で同じ空気を吸ったってだけでシアワセなんだもん」と言ったら 「こりゃ重症だ」とあきれられました。そんなものよね。 MXテレビは アンテナさえ付ければ無料で見られるので、東京にお住まいの方は是非ご覧くださいね。 |
12/19 | CHIKAさま やうこさま、こんにちは。 今日は12月18日。私にとっては大切な記念日となった日なんですよ。何の記念日かって? そう、昨年、私がWITH YUに初めてお便りを出した日。 昨年の12月19日は「春櫻賦」の初日でしたね。ムラに観劇に行かれたやうこさま、お忙しかったのにすぐお返事をくださって私は大感激。あの時、主人にどうやってメールを送るか聞きながら「一度だけだから。」と言っていたのが・・・(笑)。 あの時のメールのやり取りが私のその後に大きく影響しました。もちろん良い影響ですよ。 楽しい時間をやうこさまやWITH YUの皆様からいただきました。これからもどうぞ宜しくお願いします。 |
そうでしたね。もう一年がたったという気持ちもあるけれど、CHIKAさまはじめ皆様とは、もっとずっと前からのお友達っていう気がします。まだお会いしたことのない方でも、きっとお目にかかったら そう思うのでしょうネ。 不思議、でも当然。様々な人生を歩いてきて、宝塚、轟さんという接点で結ばれたご縁なのですね。 落ち込んだり舞い上がったりの私ですが、皆様からのあったかメールにずいぶん励ましていただきました。こちらこそ宜しくお願いします。 | |
やうこ 「タカラヅカ狂想曲」について タカラヅカ狂想曲”ノンちゃんにお熱!”の好評完売に気をよくした我がニコルの姉さまが、第二弾を出版することになりました。 詳しい内容については、教えていただいていませんが、なんと「トップ&準トップ」のファンのページで、轟さんへの熱き想いを この私が書かせていただく事になりました。 書くに際して「読者のニーズにお応えしよう」などと気負うとほとんど何も言えなくて、モンモンと過ぎる日々に焦ってしまったり、書き終えて「あんなアホな事を書いて、ファンの恥だって言われちゃうんじゃないかしら」とか、悩ましい日々を過ごして参りました。 インターネットのこと、特にこのページで出会えた素敵な方々のことも書きたかったのですが、少し個人的過ぎるかしらと思って遠慮しちゃったのが少し心残りです。 轟さんの舞台に心を奪われてから、それ以前の自分では考えられない行動の数々を経験した、それら事も個人的すぎる気がしてやめちゃったのだけど、まあ それに関しては、万一、ウチの親の目に入ったらオオゴトなので、抑えて良かったとおもっています。 とにかく、轟ファンの先輩達や、見識あふれるヅカファンのみなさまには、お叱りを受けそうなつたない文ではありますが、今の私の気持ちを 少しでもお伝え出来たら嬉しいです。 | |
12.1 | 百町森さま いよいよ東京公演が始まりましたね。時計を見ては、今頃はきっとあの場面かしら..なんてことばっかり考えてしまいます。 あの真夏の公演からもう、3ヶ月が経ってしまったのですね。 12月とはいっても静岡はまだまだ暖かく、今年は紅葉も見ることができないままです。 もちろん、お口から雲がでることはありません。(この表現本当にかわいいですよね) 先日、一足早く幼稚園の大掃除に行って来ました。窓ガラスを拭いたり、園庭を掃いたり、今年も無事に過ごせたことを感謝しながら帰ってきました。 今日は、今から娘と一緒にクリスマスツリ−を飾ります。 サンタクロ−スの代理(?)としては、内緒でプレゼントも用意しなくちゃいけないし..。でも、クリスマスの準備ってとっても楽しくて大好きなんです。 どうか、皆様もすてきな12月でありますように..。 |
そうですね。サンタさんは大忙しのこの季節。忘年会も、パーティも、大掃除も年賀状も・・と、身体がいくつあっても足りません。 でも、1000daysで、ふと現実を忘れて夢に遊ぶのも、この一年を頑張った自分へのクリスマスプレゼントとしていいですね。 | |
11.13 | CHIKAさま やうこさま、WITH YUの皆様お元気ですか。掲示板ではすっかりご無沙汰しておりますが、いつも読ませていただいて元気をいただいてます。 9月は運動会、10月は音楽会、11月は焼き芋大会(?)なんだかんだと子供たち中心の生活を送っております。 今日、松本は霜が降りました。北の国からは本格的な雪の便りが届いてますが今年の秋は暖かかったのですね。家は昨日こたつを出したんですよ。庭に咲く夏のなごりのサルビア、随分長く楽しみました。今朝ウチのおチビさんは「お口から雲が出てるよ。」と言ってスクールバスに乗り込みました。 先日、幼稚園のPTAで企画されたフルートのコンサートに行きました。演奏者は桂綾子・聡子という双子の姉妹です。お二人のお話と息のぴったり合ったフルートデュオを楽しみました。そこでのお二人が毎年8月に行う北アルプス槍ヶ岳でのコンサートの話、標高3000mの高所でのフルート演奏、麓から登山道を何時間もかけて登り、夜 山小屋の外でコンサートをするそうです。空気が薄いので本番前の昼間、小屋からちょっと離れた外で練習するそうですが 山々にフルートの音が響き渡りとても気持ちが良いこと、アルプスの他の山々を縦走する登山者の耳にもその音が届くことを話してくださいました。 聞いていて私もそんな場所で聴いてみた〜いとつくづく想いました。(車で頂上近くまで行ける山にしか行っていない私には夢かしら) さて1000days劇場公演も近づいてきましたね。私も12月13日東京に参ります。再び勝四郎様に会えること、そしてWITH YUの皆様にもお会いできるととても楽しみにしております。 その日をめざして健康に気を付け頑張りますね。皆様もどうぞ御身体大切に、東京公演に備えましょう。 |
や | 松本からの季節のお便り、いつも楽しみです。ありがとうございます。 まだ東京ではお口から雲は出てきません(こんな可愛い表現 誰かに言ってみたい)が、街にはクリスマスのデコレーションが見られるようになりました。 山頂のフルートコンサート、来年の夏もなさるのでしょうか。神秘的な夜のアルプスを流れる調べは きっと感動的なのでしょうね。 13日、お目にかかれるのを心待ちにしています。 |
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