こんなに腐れていては車検が取れませんよと言われても困って
   防錆処理をする前に腐蝕が大きくなった場合でも修理可能です!
 最近車の寿命が13、14年以上
延びたせいか外観はきれいでも
 車体の腐食で車検を取れない事態
が多数発生してきております。
 また融雪剤の散布にも大いに関係しており必然的に高速道路を頻繁に使用される、
 降雪地区や山間部等で使用された車に多く見られるようです。
 リフトに上げて下回りを見たら腐食がかなり進んでいて前述のように
 車検が出来ない=代替え となれば思わぬ出費です。
 *弊社では大型SUV、トラックフレームは工場スペース的に作業不可です


車検に合格するにはその箇所を修理しなければダメです。
  そのような車を見てみると前回車検はアルミテープを貼りパテを塗ってアンダーコートを塗布して
  その場限りの作業をした跡が見えるのがほとんどです。あるいは買ったばかりの中古車でも
  同じです。
  外見は錆が一つもなくてもリフトで上げてみて初めて腐蝕度合いが分かるのが実態です!
修理できる工場は限られます! ほとんどの工場では
  ”車検が取れません”という言葉のみが発せられるのみです。
  また修理出来ても金額は結構な作業料金額を提示されるかもしれません。
  (自社で修理できなくて外注作業になる為です)
普通の自動車整備工場ではボディーの腐れは修理できません
   おそらく板金工場の仕事と思っているからです。レストア経験している工場なら大丈夫ですが
 時間と予算が1年位費用は200万から1000万円以上まで天井知らずとなるかもしれません。
 逆に一般の板金塗装工場では時間とリフト等必要となる作業なので
 まず良い顔では受け付けてもらえません。
 大事故修理に慣れている工場でも新品部品に合わせて修理を進めていくので
 メーカーから供給の終了した部品があればそこで作業は出来なくなるためお断りです!
 この道30.40年の職人さんのいるところであれば何とかなるかもしれませんが?
 外観はきれいに出来る工場はいっぱいありますが、部品がないものは修理が出来ないと
 お断りされるのがほとんどです。
 大型整備しているところは溶接など金属加工等はしますが小型車の細かい作業は苦手です。
いつもご利用の工場やディーラーでこれは直せません!という腐蝕した車でも 今後2から6年、定期的なメンテ次第では10年以上も乗ることを 目指して修理してます。
 出来る限りの修理を適正価格で施工し車検がどこでもとれる状態にする作業を致します。

  製造廃止となったボディー部品(鉄製に限ります)も可能な限り作製し錆修理をしておりますのでご相談ください!
 ただしレストアではありませんので現時点で腐蝕の進んだところを修理するものです。  
 
新車のような仕上がりを望む方はレストア工場へお願いいたします!予算はレストアは最低300万円以上がかかります。
 
弊社に全国から結構お問い合わせがあるのも上記の理由からです。
 簡単な錆修理10万円から過腐蝕修理150万円までが限度です。
 以下は実際の作業事例です


  実際の70ランクル修理記録です 完成したVOL5公開!

70ランクル腐蝕修理動画 Vol.1 Vol.2 Vol3 VOL4最終Vol.5で完結!

  E25キャラバンリヤサイドフレーム部分修理 はこちら

よく腐れる軽自動車お助け作業事例!
月に数台の修理があります
  結構多い!ダイハツ軽自動車のフレーム腐蝕修理  外観はまったくきれいですがタイヤを外すと?

        
 作業内容は
 腐食箇所を除去し下地処理(防錆又は錆変換剤塗布)を
 施した後新たに鉄板を溶接する作業です。
 古い車のレストアでは有りませんが必要な部分のみ
 修理したものです。直前に迫った車検を取る為に
 リーズナブルな経費で2年程度以上は安全に
 使用できる様に
腐食部分を治します。
 修理後に次の車をゆっくり選ぶことも出来ます。
 
 
 もちろんもっと長く乗るように修理も出来ますので
 ご相談に応じます
 写真ダイハツムーブ

  車検でタイヤを外したらフレーム側に大きな錆穴が亜鉛鋼板を溶接して修理しました
作業料金は程度にもよりますが約2~18万円です。
突然の大出費にならないようなお見積りをお出しいたします。
この額を超えるようであれば代替も検討しても良いかと思います。
他工場でもうだめですと言われた方は一度弊社にお見せ下さい。   

 腐蝕の修理はこれからの使用年数にもよりますが
 自社ですべての作業が出来る強みで
 価格、時間共に納得出来るかと思います。
 腐蝕部分修理後は修理箇所はもちろんのこと
 近辺で錆が発生しているところも錆変換剤や
 ノックスドールを塗布します。

 また錆びてからでは遅いのですが
 錆から愛車を守る防錆処理の施工を
 2つのコースを設定してお選び出来るように
 しておりますのでご利用ください。

 
 写真スバルプレオ


  こんな感じで亜鉛鋼板を溶接して修理します。
 上記のような大掛かりな修理になる前に防錆処理が大切です。

錆びる前の防錆処理の入り口はこちらです
こんな状態にならない為に錆びる前の処理はこちらで完璧です!


すでに錆がひどい状態の場合は
一般の自動車整備工場では整備(足回りを外したり、エンジンを外したり)はしますがボディーの補修は
外注(板金塗装工場)するのでお客様の要望がよく伝わらなかったり結構な作業料金も発生いたします。
弊社では腐食修理は全て自社で行う為予算に応じた作業を行うことが出来ます。


基本的な錆修理下回りに関して普通の板金パテはあまり使用いたしません。使用しても溶接個所の隙間補正、
            (スポット溶接の見栄えを良くする時にのみ使用)パテはファイバーまたはアルミ入りのパテの使用となります。
            基本的に錆穴部分を研磨し錆変換剤を塗付してから溶接個所のみ塗膜をはがし
            欠損した腐蝕部分を型取りしたボンデ鋼板を当て板として溶接します。
            それから再度錆変換剤を塗付し亜鉛塗付剤又は防錆剤としてESCOを塗布し
            次に板金シーラーを鉄板隙間等に流してから外部保護剤を塗付します。
            もちろん溶接箇所の裏側からはノックスドールを十分に塗付し錆の成長をいくらかでも遅くする
            対策を講じて作業を進めていきます。本格的防錆処理ですとノックスドールをアンダーコートの代わりに塗布します
            錆を100%押さえ込むことは困難ですが後2年から4年くらいは
           愛車を使用したいと思う方はぜひご相談下さい。
ご注意*車体の大きな車種 ランクル(プラド除く)、マイクロバス、1ナンバー車は修理作業受付できません。

           

これまでの実際の作業例のピックアップ
 以下4台の例は大掛かりな腐食修理となりました。
錆びやすいジムニーの修理記録は別ページ
R33GT-Rステップ作製修理 1
ダルマセリカTA22腐蝕修理    
ステージア260RS腐蝕修理 

 これらの作業はあくまで朽ち果てないように乗り続けるための作業で、深部の腐蝕等は
手をかけられないので防錆処理等で何とか持たせる作業となります。
予算限度なしのレストア(復元、新車に近い姿に戻す)とは異なります。


      その他の錆修理

例01
 70ランクル定番!

ジムニーやランクルのウイークポイントです。
フレームとボディーの取り付け部の腐蝕欠損の修理です。
今回は予算の関係上フレームとボディーは分離しないでの修理をやってみました。やや難しい仕事かな?
  
 さすがにこれでは車検に受かりません!
 大多数の整備工場では作業困難と言われます! 
 フレームと車体をいくぶん分離するのが普通です。
 しかし今回は2.3か所だけでなおかつ予算が限られてますので
 通常の状態で作業することになりました。
 けっこうスペースが狭く溶接機のトーチが届かない部分も 
 あり、悩みながら作業を進めました。








 まず周りとベースになる箇所の補修をします。
 基本0.8mmボンデ鋼板を使用してますので
 強度不足を補うため平鉄はリブを入れ使用してます。
 写真右側の錆ている個所は以前他の工場で
 溶接修理した後でしょうか? 防錆材は塗布されてません!
 アンダーコートを溶接個所に噴いているだけです。
 後でここも錆を取り錆変換剤を塗布しておきます。










 0.8mmボンデ鋼板を2枚以上重ねて溶接したものです。
 側面の板はリブを入れ強度を出しております。
 うまく車体とフレームがゴムを介して結合出来ました。
 この後錆変換剤を塗り乾燥したら厚膜の亜鉛塗膜材を塗り
 ノックスドールを塗布して終了です。
 写真の部分は3枚重ねです。










 他の部分で形がなくなっている場所も作製!
 ただ平板を溶接するだけではなく写真のように
 側面の板はリブを入れ強度を
 持たせた鉄板を溶接してます。
 これで約4.5年は大丈夫のはずです









 
   
例02  三菱RV車
ディーラーでは30万円くらいの見積ですが弊社では12万円くらいでした。(自社で全て作業できる強み?)
各フレームの腐食補修と防錆処理のご依頼です。 6から7箇所の腐食(大きな穴、向う側が見えます)の修理
 
サイドフレームがざくざくです                    ある程度錆を取りボンデ鋼板を大きめに溶接します。

   
反対側のサイドフレームです。                  大きめに切リベンダーで曲げ当て板をすることにしました。

  
あっちこっち穴だらけです。              両側からあて板をしたものです。このあとウレタンシーラーで隙間塞ぎ。

基本的にパテは使用しません。穴は鉄板で塞ぎます。この後溶接箇所は錆変換剤(シルバーの部分)を塗布してから
隙間をウレタンシーラーを塗りフロアーアンダーWAXもしくはスリーラスターを塗布します。
これらが塗布できない場所(マフラー関連)は錆透明コートを塗り最後にフレーム袋状内部に
ノックスドール300もしくは700をたっぷり注入塗布して完了です。



例03 スズキカプチーノ
リアフレーム左右の腐れ修理
リヤサスペンション一式サブフレームごと取り外しての作業です


燃料タンクとリヤのサスペンション一式            リヤのサスペンションの取付け部ごと取れてきました


 燃料タンクとリヤサスペンションを
 取り外し
 大きなスペースが現れると
 腐食のすごさがわかります。
 外観はパテやアンダーコートで
 隠していたようで
 それをはがした状態が
 左写真です。
 
 左右の腐れはすごい!
 サスペンションフレームの
 取り付け部分は
 なくなってます。
 よく今まで走っていました?
こうなる前に防錆剤をちょっとでも
塗っておけばと思うのは
ここ2.3年ですが?


サス取付け部腐食であるものがない?鉄板がない?        鉄板に前もってサス取付けナットをつけております


右サイドフレームここも大きい穴!                綺麗にあてる鉄板を作り溶接。


全ての腐れに鉄板を張り終えた後部下側部分
錆変換剤(シルバーのもの)を塗布し
隙間にはシーラーを塗り
亜鉛下塗り剤を塗布した後
アンダーコートを塗っております。
見えないところのフレーム内部には
もちろんノックスドールを塗布したのが
左図となります。
完璧では有りませんが
後2回は車検はOKでしょう!

作業は約10日間かかりました。



例04 トヨタトヨエース 作業時間乾燥を含めると約1.5日 

床に腐食で穴が開きアクセルペダルが無くなりました。
古いトラックによくある腐食です。
防音材をはがし溶接できる範囲まで塗料をはがします。


べダルをつけるために寸法をとり鉄板を加工して床板に溶接します。
大きなリブなども加工します。写真は錆変換材を塗布した状態です。
この後シーリングをしてアンダーコートを塗布し新しいアクセルペダルを
取付けて完了です。

完成です!

例05 日産キャラバンE25 後部サイドフレーム部分腐蝕穴

ディーラーで車検を断られてきた腐蝕修理です。
E25型キャラバンの必ず腐蝕が出る箇所です。

 
後部のタイヤハウス内のフレーム部分が腐蝕して穴が空いてます左右写真

 
錆を削り取りリブを入れたボンデ鋼板を溶接して錆変換剤を塗布したところです

 
錆から守る為ESCOを塗布します                乾燥したらレジン防錆剤を塗布して外側は完成です

 
室内側も錆変換剤を塗布しあとは同色塗装をします。

作業工賃は両側で約7万円ちょっとくらいです!