ダイハツ軽自動車の腐蝕修理 



ダイハツ軽自動車は外観はきれいですがリフトに上げてみればリヤの
フレームに腐蝕が見られます。点検ハンマーでたたくと
その3倍くらいの穴が出てきます!この状態では車検が無理
といわれるのもわかります。10年以上経ったダイハツ軽自動車は
構造がほとんど同じなので同じ個所が腐食してまいます。
融雪剤などが原因と思われますが車の使用年数が伸びて車体が
もたなくなっているのが原因でないでしょうか?
一般的に10年以上前の軽自動車は防錆処理(下回りのアンダーコート不足)が
最小限で施工されているように感じます。

おそらく使用年数が10年から15年以上たったものがこんな状態で
ディーラー車検工場で代替等を勧められるのではと思います。


タイヤを外してみるとこんな状態!フレーム部分なので大事な場所!
安い中古車はアルミテープやパテでごまかしてるのもあります!
とんがったハンマーでたたくとすぐばれます!


詳しく見ると結構な腐蝕!見積もりを出してこれから作業開始!
燃料タンクや必要に応じてリヤアクスルなどの外しての修理となります。


腐蝕部分を削っていると穴はどんどん大きくなりこんなになりました!


錆変換材を塗布しながらボンデ鋼板を必要に応じ溶接していきます
場所によって強度を出すため2枚、3枚重ねて溶接します。
重ねた場所の腐蝕を防ぐため変換剤や亜鉛含有塗料をたっぷり塗布します。

この後 必要に応じてESCOやファイバーパテ、シーラーを施し
錆下コート剤(アンダーコートに錆防止剤が入ったもの)を塗布して完了となります。
今回は後部左右同様な作業を実施の上、フレーム内や袋状部位には
ノックスドールを注入する本格的錆止め処理も施工いたしました。
施工工期は4日から6日間で料金は車検代以外に12万円から16万円となります。
ブレーキホースブラケットがぶらぶらしているのも修理いたします。
燃料タンク脱着必要な場合は工賃追加となります。