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The Longest Sprint - Suzuka 8-hours Endurance Race
 
Home > Suzuka 8-hours Endurance Race > 1996 "Coca-Cola" SUZUKA 8-hours Endurance Race

ヤマハ、6年ぶりの優勝!

"Coca-Cola" SUZUKA 8-hours Endurance Race: Suzuka, Japan July 25-28, 1996

 

スライト/岡田組ポール!
前日に行われたスペシャルステージではアタックステージを走った #11 Castrol HONDAのアーロン・スライトがトップタイムをマーク。ジャンプアップステージになっても誰一人スライトを上回ることができず、ポールポジションが確定した。チームメイトの岡田忠之も中間タイムではスライトを上回っており、このチームの優位は誰の目にも明らかだった。

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岡田が速い!
7月28日日曜日午前11時30分、鈴鹿8時間耐久ロードレース決勝のスタート。まずは#11 Castrol HONDAの岡田忠之がポールポジションから絶妙のスタート。これを#7 TRF HONDAの伊藤真一、#3 オリコカワサキレーシングのアンソニー・ゴバート、#4 Castrol HONDAの青木拓磨らが追いかける。しかし岡田は序盤からぐいぐいと他を圧する速さで逃げ、あっというまに2位以下との間に差をつけてしまった。岡田が速い!今年はこのまま決まってしまうのではないか...と、そんな予感さえある岡田の快走であった。

#10 ラッキーストライク・スズキの藤原克昭

スタートでエンジンがかからず後方集団に飲み込まれる

#5 Y.R.T.の藤原儀彦

ヘアピンで転倒しピットイン

#19 NTTモリワキレーシングの和泉美智夫

逆バンクで激しく転倒。白煙を吹きながらコースを周回、ピットへ

#95 ウルトラマンRT桜井ホンダの金安智彦

モリワキのオイルにのったか?デグナーで転倒

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トップ、スライトが転倒!
スタートから1時間を経過しようとするころ最初のライダーチェンジが行われた。ここで伊藤から替わった辻本聡がシケインで転倒。場内沸いたところで今度はトップをいくアーロン・スライトが2コーナーで転倒! 東コースをショートカットしてピットに入り、優勝から遠ざかってしまった。
これでわからなくなったトップ争いはこの時点で#45 Y.R.T.の芳賀紀行、さらに後方には#4 Castrol HONDAのカール・フォガティ、#3 オリコカワサキレーシングのサイモン・クラファーが続いていた。

#17 YESSレーシングチームの本間利彦

スプーンで転倒しピットイン

#5 Y.R.T.の吉川和多留

S字で転倒。マシンは炎上してリタイア

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拓磨vs.エドワーズ
トップを行く芳賀はエドワーズとライダーチェンジしたが、同じくフォガティからチェンジした青木拓磨がこれを激しく追い上げてトップを奪取。3番手にゴバート、4番手に#6 オリコカワサキレーシングの柳川明、その後方で#41 VALKYRIE HODNAの宇川徹と#9 ラッキーストライク・スズキのスコット・ラッセルによる5位争いが白熱していた。

#11 Castrol HONDAの岡田忠之

ピットインの時点でマシンをピット内へしまいリタイア

#19 NTTモリワキレーシングの新井秀也

修復なったマシンでピットアウトするもピット出口で再び白煙を吹く

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芳賀vs.フォガティ
再びライダーチェンジが行われてトップはフォガティ。これを芳賀が激しく追走する。この時間帯−気温33.5度、路面温度は50.5度−と非常に厳しい条件ながら芳賀は素晴らしい走りでフォガティを追いつめ、ついにフォガティはヘアピンで転倒。103周目にして芳賀がトップに立った。

#9 ラッキーストライク・スズキのテリー・ライマー

デグナーでコースアウト。130R先からマシンを押してピットインしそのままリタイア

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ホンダワークス全滅!?
スタートから4時間を経過して順位はトップに#45 エドワーズ/芳賀組、2番手に#3 ゴバート/クラファー組、3番手に#6 柳川/武石組、4番手に#41 デュハメル/宇川組、5番手に#4 フォガティ/青木拓磨組、6番手に#8 塚本/梁組。しかしホンダ勢最上位を走る宇川が逆バンクで転倒を喫し、ホンダワークスの4台はすべて転倒するという結果になってしまった。

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この間プールに行ったため記録がありません

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カワサキ終了直前の波乱
チェッカーまで後1時間。ここまでこれといったトラブルもなく走ってきたカワサキワークス(ホンダは4/4台が転倒、ヤマハは2/3台が転倒、スズキもマシンにマイナートラブルをかかえて上位に顔を出せない)だが、最後のライダーチェンジをした3番手の柳川のマシンにトラブルが発生。一度ピットインして修復するも次の周回でまたピットイン。結局5分弱をかけてフロントブレーキをアッセンブリー交換することになった。この間に4番手のフォガティ、5番手の梁がそれぞれひとつ順位をあげていった。
トップを走る芳賀は終盤も安定した走りで逃げ切り、最後には3番手のフォガティをも周回遅れにして214周の新記録でチェッカーを受けた。

優勝はコーリン・エドワーズ/芳賀紀行組 214周、2位にアンソニー・ゴバート/サイモン・クラファー組 214周、3位にカール・フォガティ/青木拓磨組 213周。

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コーリン・エドワーズ(Colin Edwards II)−1974年2月27日生まれ、22歳

91年AMA/CCS選手権参戦(5勝)
  WERA GNF選手権参戦(8勝)
92年AMAナショナル250ccチャンピオン
93年AMAスーパーバイク・ランキング6位
94年AMAスーパーバイク・ランキング5位
95年スーパーバイク世界選手権・ランキング11位
96年スーパーバイク世界選手権参戦中
95鈴鹿8耐初出場(予選10位/決勝5位入賞 with 永井康友)

芳賀紀行−1975年3月2日生まれ、21歳

92年関東SP250・ランキング2位
93年国際A級昇格
全日本GP250クラス・ランキング13位
94年全日本スーパーバイク・ランキング9位
95年全日本スーパーバイク・ランキング10位
96年全日本スーパーバイク参戦中
93鈴鹿8耐初出場(予選14位/決勝リタイア)

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