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第5回宇宙一リーグ 第9節


25a(2004/11/07)
たにだ氏のレポート


(1)設定
マップ:踊る人形(勝利条件7000G)
参加者:たにだ、松岡、会社員M、いのくち

(2)レポート
これまで堅く沈黙を守っていた被告人はゆっくりと語り始めた。
「途中までは極めて友好的な関係だったんです。そうあのラスト行使までは・・・」

「あの時、北エリアではあなたと松岡氏のミルメコ&ラマ&コーンで暗黙の不戦協定が交わされていたように思えますが、なぜあえて宣戦布告を?」
「ええ確かに仲良くやっていればワン・ツーフィニッシュを狙えたかもしれません。ただ私がツーであることがテッパンに思えたのです。」
「なぜ?」
「序盤のあの時点で800G差。しかもカウンター&グレイル持ち・・・このままだと彼の踏み台になるんじゃないかと恐くて恐くて・・」
「その後、わざわざコーンをガルーダに置き換えましたね・・・あれが決定的な決裂の瞬間でしたね?」
「はい、私としては彼の土地を力で奪い取るしかないとの思いですが、彼は『俺がいったい何をした?』と小声でこぼしていました。」

「さらに決定的だったのが、松岡氏のクイックサンドをメズマした場面・・・あれはやり過ぎだという指摘もありますが?」
「いや、ただもう恐かったんです。権謀術数に長けた彼のこと、クイックなんて持たせようものなら百害あって一利なしです。」
「それで自らのミルメコにクイックをかけて迂回をさせたわけですね?」
「はい、とりあえず彼の手元からクイックがなくなればよかったんです。」
「・・・。その後チャリオットで松岡氏ラマレベル4を倒しましたが、その瞬間どう思いましたか?」
「『これでヤツは死んだな』、そう思いました。ところが・・・」
「ところが?」
「なんといのくちさんが自らの南火レベル4の土地にテレキネで松岡氏のドラゴンフライを引き込み、敗れてしまったのです。」
「・・・。続けてください。」

「南側火属性2連鎖。しかもレベル4にはなぜか属性があっているドラゴンフライ。その瞬間ヤツは生き返ったのです。さらには・・・」
「続けてください。」
「クイックサンドでいのくち氏をレベル4ドラゴンフライに引き込もうとする貪欲さ。結局は直前にMさんのレベル4を踏んで収支トントンでしたが・・・」
「その瞬間あなたはどう思いましたか?」
「天誅だと思いました。ところが・・・」

「ところが?」
「最終局面で彼はXハメでまたもレベル5ドラゴンフライにMさんを引き込もうとしました。恐るべき執念です。ただ悲しいかな30秒タイムオーバーでした。」
「その瞬間あなたはどう思いましたか?」
「天誅だと思いました。」

「原告からはあなたはあまりに執拗に松岡氏を狙っていたという訴えが出ていますが、例えば序盤でM氏のラントラをサプレするという選択肢があったのでは?」
「私の中でこのマップでのラントラは連鎖を失うデメリットが大き過ぎると感じていました。」
「ではなぜリトルグレイやデコイを出し入れし放題している いのくち氏のゴールドアイドルにアシッドレインを使わなかったのですか?」
「その意図があったことを試合後に知りました。」
「・・・。いのくち氏はあなた用にチューニングしたと証言していますが?」
「いえ、私にはレーシィとシルバープロウのことで希望いっぱい夢いっぱいの いつものいのくちさんでした。」

「一部には怨恨説も囁かれていますが?」
「違います。1999年の倉敷予選に始まり、第4回宇宙一の対戦用マップ4、トールの槌、2003年井原予選でのバニシングレイ。先方にこそ恨みはあれ、こちらにはありません。」
「ではなぜ?」
「これまでの3桁を超える対戦とやはり3桁の敗戦のなかで、彼のしぶとさは身に染みて実感しており、その潜在的恐怖が私の精神の平衡を狂わせたのかもしません。」

判決主文。
被告人の行動は甚だしく平衡感覚に欠けているが、過去数年に渡る原告との対戦が精神的外傷として徐々に被告の健全な精神を蝕んできたと推測される。
よって原告側告訴を棄却し、無罪とする。



原告側のコメント
予想外の判決に失望している。判決は被告の恣意的証言を多数採用したばかりか現在のカルド事情を無視した著しくバランスを欠く内容であり、到底受け入れられるものではない。我々たにだ被害者の会はクリーチャー遺族会と協議の上、明日にも控訴手続を取ることになるだろう。カルドセプトの未来のためにも徹底抗戦する覚悟だ。
(写真:「不当判決」の垂れ幕を掲げ、怒りに震える松岡代表)

(3)コメント
たにだ
 徹底松岡さんマーク。これでMさんか いのくちさんに勝たせたら何言われるかわからんと思った。

会社員M
 たにださんの後半、HWX・パーミ引きウソくさかったデス。

松岡
 2001年全国大会の踊る人形から3年、よく分からない妨害でアルマジロを犬死させていた たにださんは今も変わっていないと思った。 たにださんがスルーしまくった二人に差されなかったのは幸運であり、そんな戦い方は他所では通用しないのではないか。

いのくち
 ドラゴンフライのSTは"30"。何で忘れますか?

(4)結果
踊る人形 30ラウンド 1時間11分
順位 セプター 魔力 付記
1 たにだ 7931  
2 会社員M 5447  
3 松岡 4854  
4 いのくち 696 惨敗



25b(2004/11/07)
FOX'氏のレポート


(1)設定
マップ:踊る人形(勝利条件7000G)
参加者:ルマー、マサキ、FOX'、森陽

(2)レポート
踊る人形のマップは実は私は勝ったことがありませんでした。このマップは人をはめた者勝ちみたいな感じなところがあり、基本的に運の要素も強く難しいのですよ。そんななかの対戦相手は

ルマーさん: 恐いですねえ、どんな手口で襲ってくるかわかりませんねえ。本当にまいります。ブックはというと属性は水でクイックサンドが4枚くらい入ってましたねええ。きゃあ恐い。もちろん私もこれに嵌められましたさ。水アムルもたくさんあり殺る気まんまんです。(防御アイテムが少なかったような気がしますが覚えてません)

マサキん: 久々の対戦で感が鈍っているかもしれないが、やはり戦闘力高いですねえ。ダゴンレベル5を叩き落したその攻撃力には参りました。おなじみの風属性を駆使しての参戦で、土地の安定感は一番だったといえるでしょう。また今回の宇宙一にパートナーまで連れてきやがってうらやましいですわ。(また来なさい)

しんようさん: きな臭いですねえ。一番おいしいところを持って行きそうな彼は、最近は一番要注意人物ですよ。安定感抜群で、仕事をせずにスルーして勝利を得てしまうそのプレイスタイルはもはやおなじみといえるでしょう。今回は火属性で戦闘力はあまり目立ちませんが、なぜか土地が安定して取れていました。それこそがしんようマジック。今回もあぶなかったよ。

とまあこんな3人に囲まれて私きつねの属性は地と、今回それぞれ4属性に分かれての対戦でした。私のブックはというと、足多めで、あまり特徴はないかもしれませんね。ドラゴンゾンビを多めにいれ、バジ2、ダーマス1とガーゴ1とまあほとんどバジ頼みといったところですよ。

試合は序盤ダイスが悪く配置できないきつねを尻目にみんながどんどん配置する光景を眺めるのはさみしいものです。それでも1周目の最後に奇跡的な2連鎖が作れたのはラッキーでした。しかし2周目までにはルマーさんは北ですでに4連鎖、しんようさんも北で4連鎖のフレイムロードまで配置済み(すんなり離れ小島にロードちゃっかりかよ)マサキは南エリアで帝国を作りつつあった。(後日談:北エリアで連鎖作るブックなんだけどねえ)

そんな中、土地がないきつねがワッショイと上げたレベル4ガーゴにルマーさんがまっしぐら!土地を手放すこととなり、私の地属性の土地も空きこれで一気に突き放せるかと思いきや、金を使う間もなくマサキとルマーさんにドレイン連発で儲けなし。(がちょーん) しかもグースでお金をためたルマーさんが城周りのリザードマンレベル4にクイックサンドをかけ次のダイスでなんとちゃっかり砦に止まりやがってレベル5になっちゃいました。その3歩まえにいた私は仰天ものです。(1ラウンド前にバジを手放さなければよかったのにルマーさんのレベル1アイスウォールを退治してしまってお馬鹿ですねえ。ミス多い私) しかし次のラウンド私はメズマを引きました。ここで冷静ならばマサキがスピリットウォークを持っていたのでこれで上書きすればよいものを、私はしんようさんのアップヒーバルを奪ってかけてしまいました。おかげで1連鎖レベル5で1024G払うはめになり一気に後退してしまいました。(ヤル気が宇宙のかなたに吹っ飛びました。)

こうして私とルマーさんが魔力のやりとりをしている間にマサキは南エリアの大半を手中に収め3連鎖でほぼ安定し、しんようさんも北エリアで多分HPが50になったランプロ付レベル5ガスクラウドを作りもはや(だれも倒せなかったでしょう)安定モード。 みんながそれぞれレベル4〜5を作る中、場が動いたのが27ラウンド、マサキがルマーさんのダゴンレベル5にソウルコレクターで突撃マッチョマン。みごとに撃退しルマーさんは悶絶するのであった。(つーか防具ないのに無理やり上げたせい?)

しかしここでちゃんと魅せてくれるのがしんようさん。みんなからの妨害をまったく受けずにきました。このあとにもルマーさんのカオスパニックを橋でさらりとかわし、マサキがルマーさんから奪ったダゴン跡地をガスクラウドで横取りし、もう誰にも止められません。(こんなちゃっかりしんようさんをだれか止めてくださいよ。さすがのマサキも唖然です。)もしここで、しんようさんにアップヒーバルがあったらすでに終わっていたところでしたが、そこまでちゃっかりではなかったようです。

どうやってしんようさんを止めようか考えていたさなか、ブックが1周していた きつねが占い館で引いたアイテムがティアリングハローでした。次のダイスでルマーさんのリザードマンレベル5に止まれるダイスが出まして、(たしかカウンターしかもってなかったよねえ・・・にやり)ドラゴンゾンビに退治を頼み、頂ました。(ルマーさんがダンラスになってしまいました。ごめんちょ) そのまま次のラウンド妨害を受けることも無く、ワイルドグロースを打ち込んで終了となりました。ごっつぁんです。

(3)コメント
FOX'
 しんようマジックをすり抜けました。

森陽
 達成まであと200G程のところでもう一周。その間、第三者による土地の攻防で逆転され・・・このような展開で負けた時、場に影響を与えるスペル、または魔力増加カードの重要性を思い知らされます。とりあえず、ドモビー+ピースは最大限活用できたことが2位の理由でしょうか。

マサキ
 北の土地が全く取れず。南を伸ばすもマナ、HWX引き遅し。ブック自体は良かったのですが・・・。

ルマー
 (´A`) Lv5ダゴンです・・・
     アイテムがグースしかない時にコレクター+ボーパルで180出されたとです・・・
 (´A`) Lv5リザードマンです・・・
     アイテムがカウンターしかない時にドラゾン+ティアハロ食らったとです・・・
     4位です・・・
     惨敗です・・・

(4)結果
踊る人形 35ラウンド 1時間20分
順位 セプター 魔力 付記
1 FOX' 7810  
2 森陽 6008 惜敗
3 マサキ 5995  
4 ルマー 1723 惨敗



25c(2004/11/07)
カッパ氏のレポート


(1)設定
マップ:踊る人形(勝利条件7000G)
参加者:TIO、カッパ、NO.001、とやぷぅ

(2)レポート
このマップはDC版では腐るほどプレイしましたが、PS2版になってからは、ほとんどプレイいていないマップなので、どんなブックにしようかかなり悩みました。 DC版全国で使ったような風ブック(セプターズカップ2001用ブックの一番下「たくあん魂」)か、第4回宇宙一で使った戦闘特化ブック(23a カッパ)にしようかとも思いましたが、ブック作るときになんとなく「久々にスリープ使いてぇなぁ」と魔がさしてしまったので、睡眠中心のブックに落ち着きました。我ながら適当です。

他の人のブックはこんな感じ

TIOさん:久々の「首が2本ついてない奴はゴミ」ブック。もちろん嵐を呼ぶ魔剣入り。
とやぷぅさん:かなり戦闘寄りの無ブック。ギア、サイクロプス、サムライが満載。
No.001さん:やや先制寄りのケツァル入り風ブック。相変わらず地雷搭載。

皆さん血の気漲る戦闘重視なブック。攻めっ気0の私とはどエラい違いです。
(以下敬称略)

序盤の時点で、ボージェス配置即瞬殺だの、地雷踏むだの、ことごとくアイテム読みに負けるだの、クリーチャーがリビングシールドしか出ないだので、いきなり とやぷぅが最後方に置いていかれます。 足が速いだけの私は微妙にクリが置けなくて苦戦。配置が順調にいったNo.001とTIOが横一線。TIOは とやぷぅの土地をことごとく踏み潰していきます。全く戦闘好きは困ったもんです。

中盤にうまいことフレイムロードが置けて状態が整った私は、左前腕伸筋群のバ=アルをLv3にします。即、TIOのバインドミストが飛んできます。やな感じです。TIOの直踏み奪取は避けられたので、鬼の物理攻撃野郎どもから逃れるためにガスクラウドにチェンジ。すると吸い込まれるように とやぷぅ、No.001が連続で振り込んでくれます。ここで私は叫びました。
  「ここは風水的に踏みやすい場所だ!」
わけわからん理論を元にとりあえずLv4に。左頬エラ部分のフレイムロードもなんとなく良さそうな場所の予感があった(根拠0)のでLv4に。つーかそこしか上げる場所なかったですけど。ついでに土地が3つしかないくせに、マスグロースをぶっ放します。どうせ土地奪えないし。

するとまたまた、No.001がガスクラウドに、TIOと とやぷぅがフレイムロードに踏み込み。ジャンジャンバリバリ状態です。さらにTIOがLv5に上がったフレイムロードに突っ込んでフィニッシュ。二首嵐剣コンボが揃ってましたが、あいにく風属性の首2本だったため、ST120まで。
  マスグロースのかかった火の王には届きませんから!
  残念!また来週!

そんな感じで超ぶっちぎり。今回は通行料収入が5744Gで、我ながらやり過ぎでした。

ちなみにコンセプトの睡眠ですが、ワイバーンLv4踏み込みに対して、バロウワイト+ファルコンソードで事なきを得るという、素晴らしい活躍を見せてくれました。カード3枚も消費してこのあと生贄のやりくりに困ったのは内緒です。

(3)コメント
カッパ
 バロウワイトがそこそこ活躍しました。風水的にいい土地が取れたのが勝因ですね。

とやぷぅ
 マインつぶしのお仕事完了。序盤のミスで凹んでましたが、ミス×2のおかげで2位。侍ありがとう。

NO.001
 バロウワイトなんか大嫌いです。

TIO
 プッシュプル > バルキリー

(4)結果
踊る人形 35ラウンド 1時間26分
順位 セプター 魔力 付記
1 カッパ 8983  
2 とやぷぅ 4259  
3 NO.001 3327  
4 TIO 460 惨敗



25d(2005/01/02)
Max.M.Mine氏のレポート


(1)設定
マップ:踊る人形(勝利条件7000G)
参加者:Max.M.Mine、世代交TAI、松岡、FOX'

(2)レポート
私は、いつもの攻撃力高めの火ブック。松岡さんはクイックサンド入りの風ブック、きつねさんはブラッドプリン、オドラデク主体のテンペブック・・・ってきつねさん、あんた穴埋めでしょーが、なんちゅうブックもってくるんじゃ。そして、世代さん。地ブックなのだが、オドラデク、ドラゴンゾンビ、ギガンテリウムとテンペ対策バッチリである。これは世代さん有利か?

序盤は、世代さんときつねさんがファインドをメズマで取り合いしたり、バルダンの素敵な変身(ティアリングハローをもって侵略>ボージェスに変身、強打発動せず)など普通(?)に進んだが、きつねさんのテンペスウォーム2発とアースシェイカーでリセットされる。

ここで伸びてきたのが世代さん。パーミッションで北エリアを回りつつテンペで空いた土地を回収、地形変化で次々と地土地に変え連鎖を増やしていく。他3人のメテオや侵略で妨害が入るものの世代さんの勢いはとまらない。そのうちにきつねさんが高額地にはまりまくり枯渇、そして世代さん、光って城まで2マスの位置に。

そのとき私はいうと、世代さんへの妨害でスウォームが北エリアに集中したため南エリアで生き延び、きつねさんのはまりもあって何とか2位につけてはいたが、目標まで300G程足りず。前のラウンド、世代さんを止めようと占い館でスペルを引くもフライで、もはやこれまでかと思われた。 が、私の前の手番のきつねさんが私のLv3の土地にはまり360Gゲット、これで光った私は、フライを使い城に飛び込んで達成、逆転勝利した。

(3)コメント
Max.M.Mine
 FOX'さん ないすトス(笑)

世代交TAI
 テンペ対策が効いたけど、1位逃したのは痛すぎ。

松岡
 FOX'さん、いくら踊る人形が嫌いだからって、そのすげえ投げやりなブックは何なんですか(笑)。私の土地が次々焼かれて全部世代さんのものになっていくんですけど!

FOX'
 ごめんね世代君、ナイストス。

(4)結果
踊る人形 69ラウンド 2時間44分
順位 セプター 魔力 付記
1 Max.M.Mine 7060  
2 世代交TAI 7959 惜敗
3 松岡 4621 穴埋
4 FOX' 1319 穴埋


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26a(2004/11/07)
松岡のレポート


(1)設定
マップ:戦士集う地 クレイトス3(勝利条件8000G)
参加者:松岡、マサキ、とやぷぅ、カッパ

(2)レポート
クレイトス3は様々なアプローチが考えられますが、とりあえず安クリばらまき護符買って天然ランプロ上げボーンな終わり方だけはお断りですよということで、「こんな広いマップでHP30とか通さねえ作戦」で行くことにしました。 まあテンペなんですけど、作戦というかむしろ気分ですか。気分重要。

で、他の皆さんのブックは喜ばしいことに多種多様でした。カッパさんはガルーダ、マサキさんはクイックボガート、とやぷぅさんは火水オーロラシャイン。なんか私も含めて三すくみっぽい構図であり、全く先が読めません。 2R(ラウンド)にカッパさんがマサキさんのパーミをサプレ。マサキさんが配置したクレイアイドルを即座に松岡がアシッドレインで消すなど、早くも各自の立場を明確に示し、皆この試合が長丁場になることを予感し始めます。

ところで、この1周回目でカッパさんは松岡の北地護符たったの3ごときに5合わせ買いしていますが、それってほとんど意味がなく、私の心象を悪くしてるだけだと思いました。その後も粘着ぶりは続き、18に対して25、26に対して27。いいから自分の護符を買いなさい。 28に対して29と買い足されたところでコラプションを撃ってやると、カッパさんは魔力マイナスから護符売り払って松岡へイクリプスを撃ち返し、結局北地護符はほぼ消滅。さらに北エリアの松岡オドラデクにダンピール+チャリオットで繰り返し侵略するカッパさんであった。なんつうか、勝ち負け抜きにただ妨害したいだけなんじゃないのかという気がする。“勝ち負け抜きにただ妨害”って字面はぱっと見「たにだ妨害」に見えますよね。 その後カッパさんは29Rに西風護符20購入、松岡は32Rに東地護符20購入と、護符の仕掛けが遅れることになりました。

13R、最初のテンペスト。マサキさんのジェイドと とやぷぅさんのグラニットを排除しつつ、ケットシー、ボガート、コンジャラーなどの低HPクリーチャーに打撃を与えますが、14Rの祠で赤色の種(火クリHP20回復)が出て、あちこちの火HP30が息を吹き返してしまいます。さらにマサキさんがマスグロース。 15R、カッパさんがサプレッションを引くも、松岡の手札にはテンペと共にリバイバルがあるためテンペを切れず、16Rに2発目のテンペスト発動。しかしマスグロースが効いていて火以外のクリーチャーも生き残ります。それでも松岡はリバイバルしコーングースも決めるなど、焼く態勢を崩しません。

21R、マサキさんはコンジャラーを飛ばし、北にLv2ボガートとフレイムロードを含む火3連鎖。通行料搾取の仕組みが整いつつありました。 するとカッパさんが3連鎖Lv2ボガート(マスグロHP+5)を踏んで手出しコーン+ブーメラン、松岡からはボガートにワイルドグロースと、仕事の嵐が襲います。マサキさんは地ボガートはそのまま放置し、今度は城から2マスのガスクラウドにアップヒーバルしてLv4まで上げ、クイックサンド→とやぷぅピースと予定通りの応手。 さらにマサキさんはこのピースガスクラウドをボガートに差替えますが、そこにまたとやぷぅさんのシンクが飛び、マサキさんがアップヒーバルで戻す。やはりボガートには皆からの風当たりが強いです。

33R、3発目のテンペスト。焼かれて北の連鎖が危うくなったマサキさんはディスビリーフを撃ちつつ(松岡-155G、マサキ-0G、とやぷぅ-275G、カッパ-210G)、ジェイドアイドルをクレイアイドルに差替えます。とやぷぅさんはグラニットを配置。護符は東で水、西で火とほぼ同数を買い分けています。

40R、カッパさん全砦通過状態からボガート1440G直撃のダイスが出て城方面へ進めず半周遅れ。ある意味このゲームにおける最大のボガート被害であり、カッパさんにとっては痛恨でした。

40R終了時点(配置アイドル:マサキクレイ、とやぷぅグラニット)

松岡    マサキ   とやぷぅ  カッパ
 2080     476     866      19
 4410    2926    4146    2049
北地11               北地22
東地40         東水30
            西火35   西風20
41R、松岡がHWXでクレイアイドルへ直踏み侵略(コーン+ブーメラン)、これに対しマサキさんはボガート用に取っておいたなけなしのホーリーグレイルで防御。マサキさんらしい体の張り方です。 42R、カッパさんは上がり気配の出てきた松岡にアースシェイカー撃ちの手持ち魔力を確保すべく北地護符を全売りで備えます。43R、松岡は護符を買い足し連鎖も伸ばして、東地3連鎖、護符60。

44R、カッパさんは城上ちょうどでボーナスを得つつ、城横のダンピールをガルーダに換えて隣のLv4ボガートへ次Rの移動侵略狙い。これに対し45R、マサキさんはリベレーションでボガートをガスクラウドに交換。相変わらずボガート狙われてます。 それならばと次R、カッパさんはインフルと領地コマンドで東エリアを4連鎖と、追撃の仕掛けを準備。

46R、松岡は前Rにホープでアシッドレインをドローしクレイを消す選択肢を得ていましたが、現状形勢十分と見てグラニット支持に回り、コラプションをディスカードし東地護符60→80と買い足し。この周回での上がりを目指します。 これを見た2位の とやぷぅさんは北風3連鎖パイロドレイクをLv1→4に上げ、次Rでトランス→護符買い狙いの一手で追走。 ところがこのRで、カッパさんがアシッドレインをドロー即撃ちします。クレイが消えることでテンペストによる全滅のリスクが生じてしまいますが、それよりもグラニット排除を重視し、松岡・とやぷぅ両者を止めに行こうということでしょう。 同時に聖堂で手持ち魔力を調整して、松岡のLv2を踏みながら4連鎖Lv1→4上げのナチュラルトランスと、自分の手を伸ばすことも抜かりありません。

47R、クレイが無くなった途端に松岡テンペストドロー即撃ち。リバイバルから30Rめでようやく2枚目を引きました。グラニットがあればテンペを保留したでしょうが、何も無いなら元の方針通り進めます。

48R終了時点

松岡    マサキ   とやぷぅ  カッパ
 2369     652    1278    1428
 6039    3667    4953    3005
北地11
東地80         東水54
            西火35   西風26
49R、さらに松岡テンペストドロー即撃ち。クリーチャー14体消滅。そして東エリアにコーンを置き、地3連鎖+1。手札にはインシネレート、ワイルドグロース。もう鮮明に上がりまでの道筋が見えます。 とやぷうさんの手札にアップヒーバルがあるため、撃たれて撃ち戻して、となる予定でしたが、何故かとやぷぅさんがこのRでアップヒーバルを捨ててしまったので、より磐石になりました。あとはカッパさんのアースシェイカーだけです。
49R終了時点(テンペスト後)

松岡    マサキ   とやぷぅ  カッパ
 2239     402    1298    1488
 5969    1952    3889    2740
北地11
東地80         東水54
            西火35   西風26
50R、松岡はドレインマジック引き撃ちでカッパさんから446G吸い、ゆとりが増えます。一応テンペもドレインも4枚入れではありますが、この辺りの一連の引きはかなり都合が良かった。松岡もカッパさんも聖堂目前だっただけに、お互い会心と痛恨の一撃。 松岡は護符を130まで買い足し、地3連鎖オドラデクLv1→4で8455G。2歩前に地3連鎖のLv1自領地がもうひとつあり、そして城まで7歩。このままなら確率1/3でゴールなので、カッパさんがアースシェイカーで止めを入れます。(松岡6254G)

51R、松岡のインシネレートは+740G、ダイス2〜6ならOKの5/9チャンスで4を出し、地3連鎖スチームギアLv1→Lv4で9104G、城まで3歩の再リーチ。今度は妨害カードを引かれることなく、52Rそのままゴールとなりました。

振り返ると、テンペストによるゲーム支配が成功した試合でしたが、その消費魔力を支えたコーンやアルマジロのグース遺産が勝因と言えるでしょう。リバイバルも重要な役割を果たしましたね。

(3)コメント
松岡
 4人全員が狙いのはっきりと異なるブックで見通し立ちにくい試合でしたが、これを制する事ができ、自分的に得たものは大きいです。

とやぷぅ
 地形変化スペルを捨てすぎました。そのせいで松岡さんを止める事ができず、トホホ.....。

カッパ
 テンペで終了ブックだったので普通に終了です。ボガートがつらかったですね。

マサキ
 ボガート+クイックサンドはムリ。ディスビリーフもうちっと打ちたかったなぁ。

(4)結果
戦士集う地 クレイトス3 52ラウンド 2時間02分
順位 セプター 魔力 付記
1 松岡 10203  
2 とやぷぅ 4578  
3 カッパ 1960 惨敗
4 マサキ 1436 惨敗



26b(2004/11/07)
NO.001氏のレポート


(1)設定
マップ:戦士集う地 クレイトス3(勝利条件8000G)
参加者:ルマー、たにだ、いのくち、NO.001

(2)レポート
クレイトス3。そこは、何かできそうで結局何もできないマップ。
例えば、橋だけで繋がった3エリアではラントラ速攻ブックが不利だと思われ、クリーチャー同士の干渉が難しそうなのでアイドルブック有利かと思えば、皆考えることは同じでアシッドレインの雫に飲まれたり。
マップ自体に相当な制限がかかっているためセプターの思考も似たようなポイントに向かいがちで、ブック構築画面を前にした時点では相当ヒネったブックを組んでいたはずでも、結局ごく普通のバジブックに落ち着いてしまいそうなマップです。
そんな訳で、私もごく普通の護符ブックで勝利しました。普通って何だ?

以下プレイ順とブック構成。
ルマーさんは火。他者と比較して安価なクリーチャー構成。サルファバルーンとアイボリーアイドルと“逆走”カオスパニックが素敵っぽいです。
たにださんは風でダンピール入り。ボーパルソード・フュージョン・チャリオットなど、戦闘に特化したブックのようです。ガルーダは他人の仮置きミルメコレオ・コーンフォークを主眼に入れての投入でしょうか。
いのくちさんは水。今対戦において氏のブックワームは終始働き続けました。リコールがちょっと珍しげです。
NO.001はシャインゴール狙い。他人の土地魔力の恩恵に与りながら適度に空いた隙間から目標達成を伺う、非常に浅ましいブック構成です。

他に単数ないしは複数のセプターが、アースシェイカー・メテオ・アシッドレイン・コラプション・ターンウォール・レイオブロウなどの妨害カードを所持。各々、それぞれのカードを横目に見つつプレッシャーを背負いながらの対戦となりました。

以下、本対戦の大局観。
スタンダードなブックを使用されたセプターで主導権を握ったのはルマーさん。他の二人より魔力供給の面で無駄が無く、北エリア火土地に連鎖を組みNO.001の護符ロックと互角に渡り合う程度に護符を購入されていました。
たにださんといのくちさんは、場の制御に尽力されていたように見受けられました。たにださんは序盤でオーロラサプレを敢行。他にもコラプションでNO.001のアンチマを割り、次の手番であるいのくちさんのコラプションに託したり、アーシェメズマでルマーさんのリーチを消したりと多くの仕事を果たしました。更に戦闘向きのブック構成だった事も災いし、終始ルマーさんの後を追う形となっていました。
いのくちさんはNO.001にコラプションを3発被弾させました。計-3750G。これが無ければ私はあと15Rは早くゴールできていたはずで、これにブックワームの特殊能力を含めた妨害の数々は見事でした。ただ砦を全て周回したと思い込んで自分にリコールを使用したり、33R時点まで東の水属性と間違えて地属性の護符を買い続けたりするのはどうかと思いました。
NO.001は、終始スペルブックの定石どおりの護符ロックが決まり続けました。妨害スペルが場に見え始めた頃にアンチマ・バリアーを引いたり、コラプション被弾直後にマナを引き倒したりと、カードの引きにも助けられました。

スペルブックのセプターが対戦相手に存在する場合、平常時の対戦と比較して重要視される点は達成リーチのタイミングです。本対戦の山場もそこにありました。

36R。ルマーさんは北エリア火土地のキメラをLv4まで上昇させ、総魔力を7200Gとします。次ラウンド、NO.001はいのくちさん発コラプションで-1100Gとされながらも同ラウンドでシャインを引き、その足で聖堂へ向かいシャインゴールが可能な程度に護符を買い込みます。総魔力6029Gのうち護符魔力は5386G。
38R。ルマーさんは城一歩手前に着地してピラーフレイムのLvを1から3まで上げ、総魔力7985G。同ラウンドのNO.001はアイボリーアイドルを忌々しげに眺めながら600G消費でアースシェイカーを使用しました。
アーシェを保留して自分が城へ近づいた時にシャインゴール狙い、の選択肢もありましたが、ルマーさんが魔力増幅スペルもしくはパーミッションを引けば終わりでした。案の定、次ラウンドでパーミ鬼引きでしたし。

上述のやりとりも含め、対戦中はアースシェイカーにより二度のリセットが掛かりましたが、それ以外で大局的な部分での妨害は無し。戦闘により高額地が落とされる事もなく高額振込みも皆無。数々の妨害カードも対戦セプターの戦略を崩壊させるには至らず、各々が普通に連鎖を組んで普通に上げる、ピースフルな対戦でした。
まあ、領地確保したりアーシェとメテオが消えるタイミングを見切ってLv上げたり等々の作業全てが対岸の火事だった、スペルブックセプターの主観ですが。

(3)コメント
NO.001
 護符戦なら負けませんが、ダイス信用していませんでした。都合よく行くことを考えてやろうと思います。

ルマー
 中盤〜終盤の「アーシェ、シャイン、バリアー、アンチマ」vs「コラプ2人とシャラザ、アイボリー」の睨み合いを我慢に我慢を重ねてリーチは何度も作るもシャイン→ダイス8の前には負け認めるほかなし。

いのくち
 リコールのミスで三手ほど遅れました。レイオブロウ入れていたのにフルスペルに負けました。

たにだ
 護符戦の駆け引きの脆さを思い切り露呈した結果となりました。

(4)結果
戦士集う地 クレイトス3 51ラウンド 1時間59分
順位 セプター 魔力 付記
1 NO.001 8139  
2 ルマー 9588 惜敗
3 いのくち 5998  
4 たにだ 5046  



26c(2004/11/07)
FOX'氏のレポート


(1)設定
マップ:戦士集う地 クレイトス3(勝利条件8000G)
参加者:会社員M、TIO、森陽、FOX'

(2)レポート
またまた広いマップ。いろんな構成が目に見えており、大変でした。
対戦相手は、

ちゃっかりもののしんようさん。きつねのマーブルに苦戦を察知するや否や私のゴブリンズレアをメズマで奪取し、土地確保へ励むそのプレイ感覚にまいります。基本構成は風属性で、連鎖トランススタイルを貫いておりました。きつねが同じ場所の護符を買い続けても気にせず、上げてトランスとまた一番ちゃっかりもので危険因子でした。上げるタイミングで勝負を決めようとしていたみたいです。ただひとつラスだったMさんのレベル2マルキンをダンピールで撃退し、その怒りをかってしまい、イクリプスなどの妨害がきつねではなく先にしんようさんにいってしまったのはいなめません。

つづきましてそのMさん。きつねとは護符戦ばかし当たってしまい、その戦略がいつも駄目になってしまうのがいなめないとぼやいておりました。基本構成は地属性でこちらも連鎖トランススタイルだったのですが、始めの手札がマルキンオンリーでなかなかおけず、運がなかったとしかいいようがありませんでした。手札にはコラプションやらイクリプスやらラクサスがあり、ものすごく恐かったです。もっとクリを1エリアだけに集中することができれば勝負はわからなかったと思いますが、はじめの置けないモードで運が無くしかたがなかったのかもしれません。

さらにTIOさん。彼もなぜかきつねと当たると運が悪くなるキャラクターのようで私のマーブルにどっぷりとはまってしまい、あまり置けないという状況が多かったようです。基本構成は火でしたが、ラントラはなく、全体的に出遅れ、半分どうしようもなかったようです。戦術のジェイドアイドルもあまり機能する場ではなく、やはり初めのブックじゃんけんで負けていたのがいなめません。TIOさんにはもうすこし時間があれば違っていたでしょう。

このような面子で当たっていたきつねはゴブリンマンセーのデモニックブックでした。序盤からマーブルが効いており、半分やりたい放題で楽な部分もありましたが、しんようさんへのレベル5振込みと(これもまたしんようマジックですかねえ)Mさんからのイクリプス攻撃などで、大変辛い部分もありましたが、デモニックを4回打ったあたりで光り、しんようさんのトランス逃げを微妙にかわすことができ、なんとかぎりぎり達成でした。

まあこんな試合もすべてはブックじゃんけんで対戦する前に半分は決まってしまいます。私も某マインジャーや某陽さんにいつも強打くらっておりますので大変なんですよ。強打をくらっていない某代交TAIさんになんとか初めのじゃんけんで勝てるブックというものをみんな組んでみてはいかがでしょうか?

(3)コメント
FOX'
 たまに使ってみるのもよいかもよ。ゴブリンを!

森陽
 ブック相性的に試合内容が簡単に予想できる試合。で、私のラントラタイミングが悪く、結果予想通りの展開に。テレグノーシスが来れば逃げ切りもありえたのですが、さすがにそう甘くはありませんでした。

TIO
 昇竜拳を破らぬ限り俺に勝ち目はない!!

会社員M
 ブックの始めにクリが出なくて出遅れ、ボロボロ・・・

(4)結果
戦士集う地 クレイトス3 28ラウンド 1時間01分
順位 セプター 魔力 付記
1 FOX' 8013  
2 森陽 7460 惜敗
3 TIO 4842  
4 会社員M 2797 惨敗



26d(2005/01/02)
FOX'氏のレポート


(1)設定
マップ:戦士集う地 クレイトス3(勝利条件8000G)
参加者:FOX'、カッパ、世代交TAI、Max.M.Mine

(2)レポート
世代君とMineさんに対する穴埋めとして入った きつねとカッパさん。トップを走る世代君を止めるため、カッパさんと きつねはMineさんが勝てばいいやあとか試合前は話していたところでした。実際のところ世代君を落とすチャンスでもあったのですが、彼の2位狙いの腕前をまだまだ侮っていたようでした。

それぞれの思惑が交錯する中始まった1ラウンドめ、いきなりMineさんがブックを見て、「ブック間違えたかもしれない。」
  カッパ「・・・・・・」
  きつね「冗談でしょ?やりなおす?」
  世代「・・・・・・(ラッキー)」
と、いきなりやる気がなくなるような発言であった。まったくいつものやりっぱなのかそのまま続けるようであった(*1)。(まったくMineさんをトップにさせる作戦が始まりからだめっぽかった。)
 
(*1) ブック選択間違いによるやり直しを認めると、ブックじゃんけんに悪用出来てしまうため、原則的にゲーム開始後のやり直しはできません。

そんな中始まったこの試合。ブックは
  ・世代君は風のいつもどおりのブック(もはや語らずともよいでしょう)
  ・カッパさんは火
  ・Mineさんは風のガルーダ満載
  ・きつねはデモニック

とまあそんな感じで、やはり世代くんはしらんしらんと護符を買いまくる。きつねが世代くんの買いそうな護符20枚買ったら世代くんは21枚買いやがった。よってすかさずきつねはコラプションを世代君へとプレゼント。
  せだい「うそやろー」
  カッパ・きつね「当然です。」
息もぴったり世代マークというより今までの世代君の対戦相手が甘すぎるといったところです。当然の結果に不満げの世代君。気にせず続けます。

その後カッパさんと きつねが世代君の横暴を阻止すべくプレイする。 カッパさんは世代君のマナをサプレし、きつねはまた世代君が護符を性懲りも無く買うのでコラプションのプレゼント。とそのようなことをやっていると、ブックを間違えたといっていたMineさんからの集中攻撃をうけるきつねであった。なんと橋の反対側にいたガルーダさえチャリオットで攻めてきやがった。(Mineさんをトップにさせるというきつねの作戦を駄目にしようと、っていうかもっとそんなことより自分の魔力を伸ばしてほしかったよ。) おかげできつねのクリは終わった時たったの3体しか残っていなかったけどね。 まあ作戦はMineさんのブック選択間違いによって駄目になったかもしれないが、実は きつねはこのマップでMineさんが確実にデモニックで来ると読んで、自分もデモトレにしたのだった。後から聞いた話によると、Mineさんは次のギルマンで使ったデモトレブックをここで使う予定だったらしい。残念。

その後分岐点が現れた。きつねのバリアーが剥されコラプとサプレを同時に持ち、相手にメズマが見えていた。さあどうしよう。さすがにコラプをメズマされるときつねは護符をたくさんもっているのでやばい。またデモニックも手札にありこれをサプレされるわけにもいかず、苦肉の策として自分の4枚目のコラプをサプレするしかなかった。しょうがないよねえ。

ここからみんなの護符買い合戦が始まった。しかし現金と護符において きつねを凌駕できない世代くんは2位狙いへと方向転換するしかなかったようでした。 その作戦とは、同じところの護符を買っている きつねもろとも魔力アップを図り、きつね1位、世代惜敗2位で1ポイントゲットというものであった。(世代くんは違うと言い張るが) きつねが城に帰る直前に彼はちょうど城ダイスを出し、自分の土地を上げやがった。(これが無ければ試合がもうちょっと伸び、カッパさんやMineさんも土地を上げて肉薄していたと思う) そしてきつねもそのまま達成へと城に帰り、終わってしまいました。 このようにすべて世代の計算どおりの試合結果で きつねはレポートを作るはめとなってしまいました。この試合で出た結論は

  カッパ 「せだいさんはつるせこいです。」
  きつね 「世代君はつるせこいです。」
  Mine 「ブックまちがえました。」
  せだい 「2位ねらいじゃないもん。」
      (↑きつねを城前で達成させといてそれはないと思うが、、、)

たぶんMineさんがデモニックブックならば、すべて きつねの思惑どおりだったとおもいます。ちゃんちゃん。

(3)コメント
FOX'
 難しいが、世代君が2位狙いのため、勝手に1位にさせられました。

世代交TAI
 2位狙いじゃないんだけどなあ。

Max.M.Mine
 護符戦へたすぎ

カッパ
 なんだか、もう、ねぇふぅ〜って感じ。とりあえず世代さんはつるセコい。

(4)結果
戦士集う地 クレイトス3 41ラウンド 1時間22分
順位 セプター 魔力 付記
1 FOX' 8169 穴埋
2 世代交TAI 7311 惜敗
3 Max.M.Mine 4903  
4 カッパ 3643 穴埋


[戻る] [リーグ説明 順位表]
[01 a b c d e] [02 a b c d e] [03 a b c d e] [04 a b c d e] [05 a b c d e] [06 a b c d e]
[07 a b c] [08 a b c] [09 a b c] [10 a b c d] [11 a b c d] [12 a b c d]
[13 a b c d] [14 a b c d] [15 a b c d] [16 a b c d] [17 a b c d e] [18 a b c d e]
[19 a b c d] [20 a b c d] [21 a b c d] [22 a b c d] [23 a b c d] [24 a b c d]
[25 a b c d] [26 a b c d] [27 a b c d] [28 a b c d] [29 a b c d] [30 a b c d]


27a(2004/11/07)
いのくち氏のレポート


(1)設定
マップ:灼熱地獄 ギルマン(勝利条件8000G)
参加者:松岡、FOX'、ルマー、いのくち

(2)レポート
前の2試合はボロボロのだめだめな状態で3戦目ギルマンをやることに、、、。踊る人形では、たにださんと戦う為に作ったギャンブルブックで、リトルグレイ、レイスが1回しか当たらないは、テレキネで、自分のLv4土地を献上したりして惨敗。クレイトス3では、護符を買い間違えて手が遅くなり3位。 ギルマンの対戦者は、松岡氏、きつね氏、ルマー氏、私(プレイ順)。厳しいメンツです。ていうか全国大会出場者3名が相手ですか。きつ。

[各人のブック傾向]
松岡氏は、スタンダートな風ブック。スフィンクス+カウンターアムルでバジリスクは封殺。マスファンタもあります。ブックが1周しなかったので、他にも何かあるかも。

きつね氏は森ラントラブック。ブリンクス、ドリアードの連鎖確保要員とバジリスク、コアティ入りで戦闘も行う。

ルマー氏はオドラテンペブック。トーテム、ヒートインプ有り、そのためかアポーツも投入。

私はスタンダートな火ブック。足は、X、フライ、ヘイスト全てあり。連鎖確保要員のパイロ、コンジャラー、焼き対策のイーフリート、最後の締めのケットシー。Lvダウン系、全体ダメージ系、デモトレ、地変はレイオブロウで破壊。シャッターもあり。破壊対象は主にラントラ。

[序盤]
配置と周回、連鎖確保に私、松岡氏、きつね氏が動くなか、ルマー氏はコーンの配置、アポーツを絡めたトーテムの能力の発動、フェアリーライトの使用で、テンペ、カタスを打ちやすい状態を形成します。 ここで注目なのは、ドレマジの撃ち合いで、まず松岡氏からルマー氏へ(316G)、次にルマー氏からきつね氏へ(238G)、でその直後きつね氏からルマー氏へ(268G)行われました。ここでルマー氏、きつね氏の手持ち魔力の減少、ドレマジが3枚切れたのは大きいと思いました。しかも私は、被害なし。 あと1つ大きかったのは、11Rに引いたレイオブロウで、松岡氏のカウンター、ルマー氏のワイルドグロース、カタス、カウンター、きつね氏のワイルドグロースを破壊できたことです。特に地形変化とカタスは、当初の狙いどおりでした。 その後きつね氏を除く3人は離れ小島に行くも、私は、テレポートを買って脱出(1回ミスったのは内緒)。連鎖も増えて好都合。ルマー氏はフェアリーライト付なので、あまり痛くなさげ。松岡氏はなかなか出れず、手が進みません。

[中盤〜終盤]
本来なら、中盤、終盤と分けて記述するところですが、展開的にはいきなり終わってしまったので。
ルマー氏の全体破壊系スペルによって、松岡氏は、グリフォン、スフィンクス、きつね氏はマミー以外は2ターンでほぼ死亡し、私もイフリート、バ=アル以外はLvを上げれません。耐えられなくなったのか、松岡氏はマスファンタ発動。これによって私のバ=アルが安定し、正直かなり助かりました。

その後聖堂右のバ=アルを上げるも きつね氏はメズマで松岡氏のウェザリングを打ち込み、私がバ=アルを回収したところで きつね氏のバジリスク+カウンターで奪われます。 仕方なく城上で周回ボーナスを得て、右の離れ小島のバ=アルをLv5に。これに松岡氏は即座にウェザリング打ち込み、総魔力は3000Gに。護符価値が大幅に減少したので東火護符をこまめに買った120枚に+50枚買い足し。しかし東火土地は1個しかありません。38Rでインフルエンス、39Rでリベレーションを引き、ここで一撃で達成させるしかないと思いました。 41Rリベレーション使用し右の離れ小島のスケルトンを火に変え、私は城1歩手前。42Rきつね氏がメズマで私のインフルエンスを奪わないでくれと思っていたが、きつね氏はマナ使用。この瞬間心の中で万歳。で同ラウンドインフルエンスを右の離れ小島の風土地Lv5のバ=アルに使用。 総魔力3146Gから8048Gへ。更に周回ボーナス1002Gを加え計9050G。一瞬で達成しました。1ターンで約6000G。きつね氏いわく「ここまで上がるとは思わんかった。」だそうで、迷ってはいたようです。まあこのメンツで勝てたので、良しとしますか。

(3)コメント
いのくち
 一撃5000G UPでサクッと達成。きつねが最後気付いていたら、終わってなかった。

ルマー
 いのくち流の真髄見たり。惨敗覚悟の焼きブックで2着は微妙なとこ。

FOX'
 人生50年。いのくちさん最高!

松岡
 勝負への執着心が足りない。気力だけが取柄のセプターなのに5試合ぐらいで疲れてどうするのか。あと、今日の1試合目で粘着されたこともあり萎縮したプレーをしてしまったが、このメンバーなら闇雲に私が狙われる展開にはならないので、もっと恐れずプレーすべき。ゲームは相手次第だということを忘れてはいけない。

(4)結果
灼熱地獄 ギルマン 42ラウンド 1時間21分
順位 セプター 魔力 付記
1 いのくち 9050  
2 ルマー 5017  
3 FOX' 3930  
4 松岡 2736 惨敗



27b(2004/11/07)


(1)設定
マップ:灼熱地獄 ギルマン(勝利条件8000G)
参加者:カッパ、TIO、NO.001、マサキ

(2)レポート
(近日掲載予定)

(3)コメント
マサキ
 D・ドアで勝ったと言っても過言ではないな。コラプがないのを読むのが遅かったが土地守りきり勝利。

TIO
 放逐マンセー。殺す!

カッパ
 序盤の入りが悪すぎました。コラプをちょっと恐れすぎです。

NO.001
 下界の事など興味が湧きませんね。と、離れ小島から。

(4)結果
灼熱地獄 ギルマン 39ラウンド 1時間35分
順位 セプター 魔力 付記
1 マサキ 8705  
2 TIO 6053  
3 カッパ 4577  
4 NO.001 3230  



27c(2004/11/07)
森陽氏のレポート


(1)設定
マップ:灼熱地獄 ギルマン(勝利条件8000G)
参加者:とやぷぅ、会社員M、森陽、たにだ

(2)レポート
Mさんは転送円に嵌りまくって何もできず、とやぷうさんは連続して特殊地形に止まるダメダイスの末、やっと置けた、身を粉にして育てたパウダーイーターに森陽のターンウォールをくらって何もできず、たにださんはグラニットを配置してのデモニックだったので、何の妨害も受けることなく私がラントラであっさり勝ちました。 え〜っと、これだけなんですが。もう少し詳説したほうがいいですか?
(以下、敬称略)

とやぷう
 バリバリのパウダーイーターブック。クリーチャーは粉とガルーダ様のみ。エリアが分かれたマップでパウダー?と思いきや、離れ島と本島が同エリアで繋がっているために、展開次第では効果的に機能する。フェアリーライト完備・リベレーションのオマケ付きなので、むしろ転送円にはまるが吉。スピリットウォークで粉大増殖&転送円を潜るとそこは粉の楽園だった、というのが狙いのようだ。

会社員M
 オーソドックスな無属性と火属性の混合ブック。ギアの他に、バトルギアβなども入ってます。転送円対策があまり施されていないような……

森陽
 少し攻撃的な火属性ブック。当初はピラリスにスティンクボトルをつけてぶいぶい言わせるつもりだった。オールドウィロウ1枚、ラントラ1枚入り。転送円回避の方向で、HWX、ヘイストの他にHW6 2枚、リコール1枚を投入。

たにだ
 無属性デモトレブック。土地確保のスパルトイ、ドロー支援にブラスアイドルはもちろんのこと、魔力保護にバリアーやアンチマの上、グラニットアイドルまで入っている。リコール潰しも狙いのひとつか。

出だし好調だったのは移動スペルの充実した森陽と、スパルトイを用いて精力的なばら撒きに励む たにだ。森陽が真っ先に聖堂に到着して東の火護符を買ったため、クリーチャーを引けず現金輸送者となりつつある とやぷう、またデモトレブックの たにだは当然相乗り。森陽、たにだが10枚なのに対して とやぷうのみ11枚と、しっかり護符ボーナスをせしめる格好。転送円にはまって出遅れたMは、6Rにドレインマジックで とやぷうから255G略取し、西の火護符を20枚購入。

実は、最初の周回の際に東の火護符を買ったのは森陽の勘違い。西の火土地にピラリスを配置できていたため、そこに投資しようと思っていたのだが……しかし結果、これがいい方向へ働く。 森陽が西の火護符を買った10R、直後のターンでたにだデモニックトレード発動、600Gを得る。12R、13Rと続けざまにデモニックトレードを決め、700G、600Gを手に入れてグラニットアイドルを配置する。そして12Rで、西火護符50枚購入し、森陽をぴったりマーク。このとき、10Rまでに置いたブラスアイドルはゴブリンに化したため、一時デモトレブックのスピードが落ちた。 幸いブラスアイドルのおかげでランドトランスがまわってきた。よし、現金で勝てないならば、ラントラを使って護符価値を操作して相手を疲弊させ、最後は土地で勝負しよう。 ここから二人の静かな戦いが始まる。

16R
 たにだ ブラス配置
17R
 森陽 ターンウォール→ブラスアイドルをスタチューに
18R
 森陽 西火Lv4ピラリス(2連鎖)をラントラ→東火護符50枚購入
19R
 森陽 東火ピラリス(1連鎖)をLv5に
21R
 森陽 マナ→ボガート領地コマンドで火属性に(東火2連鎖)
22R 音楽変化
 たにだ デモトレ4回目 800G 高騰した東火護符50枚購入
23R
 森陽 メズマ→M所有アップヒーバル→ピース付きクロックアウル(東火3連鎖)
24R
 たにだ グラニット配置
25R
 森陽 東火Lv5ピラリス(3連鎖)をラントラ
26R
 森陽 東火護符50枚購入→スチームギア移動侵略 たにだ東火ゴブリン
 侵略成功、東火3連鎖
 たにだ ボージェス配置
27R
 たにだ 周回=城に停止→西火ゴブリンをLv5に
28R
 森陽 砦に停止→東火ボガートをLv5に →☆光る(総魔力8300G台)
 たにだ スパルトイを使用して、総魔力7200G台に
29R
 たにだ スチームギアで森陽の東火スチームギアに侵略
 ボージェスがいるのをうっかり忘れ、森陽カウンター使用
30R
 とやぷうが西火パウダーイーターをLv5に、Mが東火バ=アルをLv4にしたため たにだも光るが、城までかなりの距離がある
 森陽 ダイスを振ってゴール

こうしてみると、24Rに たにだがグラニットを配置したのが森陽の追い風になった。ドレインマジック等を怖れることなく次ラウンドにラントラができ、たにだの周回護符ボーナスを減額させるために、その周回までじっと投資を待つことができたからだ。正に無風状態、凪いだ湖面で舟を漕ぐように、のびのびと試合をすることができた。

特別付録 〜転送円島ギルマン 不幸の軌跡〜
1R
 とやぷう クリーチャーなし
 M 西離れ島へ
3R
 とやぷう フェアリーライト使用
 M HWXで本島へ脱出
6R
 とやぷう M、森陽からドレマジ二連発被弾
8R
 とやぷう プロフェシーでパウダーイーター(粉)ドロー 砦上 粉置けず
 M 東離れ島へ
9R
 とやぷう 森陽所有ピラリス上 粉置けず
10R
 とやぷう 聖堂上 粉置けず
11R
 とやぷう 砦上 粉置けず
12R
 とやぷう 西火に粉配置
13R
 とやぷう ミューテで粉強化
14R
 とやぷう ミューテ(2回目)で粉強化
 M HWXで東離れ島→西離れ島へ
15R
 とやぷう グロースボディで粉強化
 たにだ サラマンダーにバードでつっこみ「あそうか」
16R
 とやぷう 粉にスピリットウォークで増殖準備万端 粉の二歩手前に止まる
 森陽 その粉にターンウォール
数ラウンド後の二人の会話:
 とやぷう「あれっ、ハリケーン移動できんよ」
 M「やっぱ、スピリットウォークがかかってても防御型は動けんねぇ」
17R
 とやぷう 森陽所有ボガート(地2連鎖Lv1)踏み(←この試合の通行料最高額 48G)
18R
 M ショップで買ったHW3で西離れ島→東離れ島へ
 たにだ 東離れ島へ
20R
 M 西離れ島へ
 たにだ テレポートで本島へ脱出
21R
 とやぷう クリーチャー所持するも、粉置けず
 M 本島へ脱出
22R 音楽変化
 とやぷう 城上 粉置けず
23R
 とやぷう フェアリーライト発動 たにだ所有ゴブリン上 粉置けず
24R
 M 城に到着(初周回)
25R
 M 東離れ島へ
27R
 とやぷう 西火ハリケーンを粉に交換
28R
 とやぷう ミューテで粉強化
 M 本島へ脱出

事実上、一対一の試合内容。当初は私もフェアリーライトを考えていたが、周回志向に切り替えてよかった。ギルマンの離れ島の三つの転送円がどこに繋がっているかなんて、とっくに忘れていた(*1)……やはり聖堂利用数、周回数で圧倒的な差が開く。

結論:森陽の勝因は、転送円を踏まなかったこととクリティカルヒットしたターンウォールと嘘みたいな(人の不)運。

(*1) 実は、カルドEX(PS)のギルマンとカルドIIEX(PS2)のギルマンでは転送円の飛び先が異なる。IIEXのギルマンは、本島への脱出路が東西ともにひとつずつ少なくなっているため、離島脱出策がより重要になったと言える。あと、不幸不運とあるが、わざわざスペルを使って反対側の離島に飛ぶことを不運とは言いません。

(3)コメント
森陽
 いっそ沈痛な試合でした。ダイスもアイドルもターンウォールのタイミングも全て出来すぎで、私のやりたい放題。転送円やブックメタが作り出した“凪火山”。

たにだ
 森陽さんがやりたい放題やって3人とも止める手段が無いという展開。無風とはこのこと。

とやぷぅ
 森陽さんやりたい放題だ・・・。手も足も出ず完敗なり。

会社員M
 外でたら音楽変わってました。MAP持ってないとはいえ、ここの転送円の仕組みを理解できてなくてひどい目にあいました。

(4)結果
灼熱地獄 ギルマン 30ラウンド 0時間48分
順位 セプター 魔力 付記
1 森陽 10493  
2 たにだ 8591 惜敗
3 とやぷぅ 6493  
4 会社員M 2320 惨敗



27d(2005/01/02)
松岡のレポート


(1)設定
マップ:灼熱地獄 ギルマン(勝利条件8000G)
参加者:世代交TAI、カッパ、Max.M.Mine、松岡

(2)レポート
「世代さんつるせこ!もうね超ガッカリよ」
「2位狙いじゃないよ」
「スーパースペクタクルな2位ゲッツに全米が泣いた」
「2位狙いじゃないって」
「世代交TAI先生の2位狙いが見られるのは宇宙一リーグだけ!」
「2位狙いじゃないもん!!」

前試合のクレイトス3で魅せた世代さんの超絶プレーに興奮冷めやらぬ中、この日の最終戦ギルマンは始まりました。現在リーグ暫定トップで、本日既にここまで惜敗2位、惜敗2位と、+2pt獲得している世代さん。前の試合は2位狙いじゃないと言いつつ、この試合は始める前から「3試合目は2位の0ptで充分」とかのたまってます。 九州の王になろうかという方がそんなことでいいんでしょうか。いや世代さんはいいかもしれないが、私たちはあまりよくない。FOX'さん、カッパさん、松岡の上位3名は直接対決の成績で世代さんに負けているわけではないだけに、世代さんには王者に相応しい試合を以って納得させていただきたい今日この頃です。 ちなみに前節までの総合順位は以下の通り。

 第8節終了時点
 1. 世代交TAI  27.1pt  9-10- 4- 1 (7-1-1)
 2. FOX'    21.4pt 11- 5- 4- 4 (2-2-4)
試合が始まると、1番手の世代さんは手札がサプレ2枚メズマ1枚と干渉カードだらけで、いきなり初手から誰の手札も見ないうちに当てずっぽうサプレに出ます。根拠も無く手札のアンチマジックを切られたカッパさんもいい気はしませんが、たまたまデモトレでアンチマ含みだったMineさんは堪ったもんではなく、一瞬にして険悪な雰囲気に。 世代さんはバチが当たったかのように素でダイス7を出し、西転送円から西離島へ飛ばされます。続く2番手のカッパさんの手札にはアポーツがあり、世代さんと同じくダイス7で東転送円から東離島へ。そう、ここであることが確定しましたね。松岡は手札にHW6があってやや安心な立場です。

西離島に飛んだ世代さんの2Rめ。ギルマンを分析した方なら分かることですが、このマップの離島はナバトや預言者2に次ぐ厄介さであり、1周回目の今なら尚のこと本島復帰が最優先事項です。よってここはメズマアポーツ一択。しかし世代さんはメズマを使わずダイスを振り、ダイス3で右転送円から東離島へ飛んでいきます。 離島転送円上のカッパさんがアポーツを持っているのでメズマアポーツ以外何をしても無駄とは言え、普通ダイス3なら左の転送円から本島へ脱出なので二重にダメなこの一手、直前まで仕事が忙しく準備に時間が取れなかった(らしい)世代さんですが、まるでギルマンが分かっていないことが序盤にして露呈してしまいました。 「いやぁ、そうねえ・・・」とニヤニヤ生温かく笑うカッパさん。当然カッパさんはアポーツを使い、全員を東離島へ集合させた上で自分は本島へ脱出します。

松岡はHW6で左回りに店に入りテレポート購入。これもアポーツと同様にギルマンの定石であり、もしも世代さんがメズマアポーツしていたら、西離島で右回りに店に入りHW3購入です。世代さんは素ダイス+次RのHWXで脱出、Mineさんは素ダイス×2+テレポートで脱出と、まずは全員スムーズに脱出。

各人のブックは、世代さんはテンペ警戒の地ブック、カッパさんはケツァル先制風ブック、Mineさんはデモトレ、松岡はアレスオプション付き火ブック。 6R、世代さんは2枚目のサプレで松岡の手札に2枚あったアップヒーバルをサプレします。形勢定まらない序盤に属性被りでない地形変化スペルを消して大丈夫なんでしょうか。 仮にこれがどちらかひとり確実に殺す世代さん流の2位狙い術だとしても、手札にウェザリングが1枚のカッパさんと、手札にアップヒーバルがもう2枚来てしまった松岡では、終盤良い形で地形変化スペルを引くことになるのはカッパさんですし、世代さん自身が地ブックならどちらかと言えばウェザリングが邪魔なのではないかと思いました。 もしかして、全員に均等にケンカ売ろうとしてる? 更に世代さんはこの後のダイスで松岡火Lv1キメラを直踏みし、手出しワーボアの削り侵略。1周回目にして妨害だけで-280G使うとは、この試合の世代さんはひと味違う、というよりどこかおかしい!?

1周回目に反対側の転送円にも嵌った世代さんでしたが、西離島の転送円上でD・ドアをカッパさんに撃ち即脱出。カッパさんは運悪く西離島に飛ばされるが、手札のHW1でこちらも即脱出。まだ離島地獄はやってきません。

10R、松岡は東離島へ飛ぶが、11Rケットシーを火土地に配置するなど2つの土地を確保します。ギルマンで主軸エリアの離島に天然ランプロクリーチャー配置、これは非常に大きい一手です。 11R、Mineさんがカッパさんの西風護符30に対し1多く合わせ買いすると、城ボーナス直前のカッパさんは「俺に気安く乗るんじゃねぇ」とすかさずイクリプスで迎撃。いつも通り護符枚数争いでは意地でも譲りません。

12R、世代さんが東離島に飛び、次Rショップでテレポートを購入するが、同じく離島暮らしでメズマ待機中の松岡につまみ食いされ、仕方なく世代さんはMineさんのテレポートをメズマして本島帰還。 次Rカッパさんのワイバーン移動侵略に対して、世代さんはオドラデクにバルダンダースの援護を付けるもケツァルコアトルの応援で普通に死に、「おいおい世代の旦那、勘弁してくれよぉ」とカッパさんの失笑を買います。ここは手札のグースでオドラデクの200Gを取りに行くか否かの判断だけだったのですが、それ以前の問題でした。

デモトレのMineさんは14Rにグラニットアイドル配置。アンチマジックを切られたMineさんにとって命綱のアイドルですが、3R後に松岡の直踏みキメラで潰されてしまいます。 直後世代さんからメズマドレインを食らって-361G、18Rには松岡によってアレスも配置され、いまだ土地取りもままならず手札にデモトレがダブついているMineさんにとっては、極めて絶望的な状況になってしまいました。

この辺りで各人護符戦の段取りを整える中、ワイバーン含みのカッパさんの風連鎖が素早く、護符買いも一歩リード。世代さんはアルマジログースを決め、遅れを取り戻してきた・・・と思ったところでカッパさんからHW2ハメされ西離島へ飛び、24RにHW3で脱出するまでの7ターンをロスすることに。その間もカッパさんとは、
 世代ドレイン → カッパ (-164G)
 カッパコラプ → 世代 (-300G)
 カッパドレイン → 世代 (-270G)
 世代サプレ → カッパ (メズマ切り)
と激しい応酬。また、西離島で土地を3つ確保しながらも松岡にワイルドグロースをシャッターされ地連鎖を伸ばせない等、序盤のしっぺ返しが世代さんを襲います。振り返ってみると、ここでの躓きが世代さんの決定的敗因だったかもしれません。 Mineさんは世代さんの西地護符に40相乗り、カッパさんは西風護符40で風4連鎖ワイバーンLv1→4と仕掛け、松岡は東火護符25でLv3東地デコイをインフルエンスで火に変え5連鎖。世代さんが本島へ帰還した頃にはもう趨勢は決しつつありました。

25R、Mineさんはデモトレを生贄にスパルトイ。21Rにもゴブリンズレアの生贄にデモトレを捧げており、試合の状況からはちょっと考えにくい選択です。続いて聖堂で松岡の東火護符を30合わせ買いしますが、松岡からコラプを当てられ-810Gで手持ちマイナスに。逆に松岡はMineさんを上回る45まで東火護符を買い足し、火4連鎖ガスクラウドLv1→4と仕掛けます。 一方、世代さんはMineさんを上回る45まで西地護符を買い足し追撃をかけようとしたところ、28Rまたも東離島へ飛び2Rの短期バカンス。すっかり島暮らしが板に付いてきました。

29R、Mineさんが世代さんを上回る50まで西地護符を買い足して再びグラニットを配置すると、松岡は砦上で離島のガスクラウドをヒートインプに換えて護符買いを牽制します。

30R終了時点
      世代    カッパ   Mine    松岡
 手持ち    512     345     549     195
 総魔力   1554    4581    2579    4210
 主連鎖  西地2    西風4           東火4
 東護符                火30    火45
 西護符  地45    風47    地50
31R、世代さんはカッパさんの風Lv3ハリケーンにガーゴイルを横付け、次R城ちょうどで即移動侵略。カッパさんは素でST80のガーゴイルをホーリーグレイルで受け止め、 これで防御アイテムが無くなると、ハリケーンをLv3→4として地形効果+HP10を上乗せて、全力で防衛します。 すると直後、3歩先の転送円と4歩先の高額地を嫌ってかMineさんがフライ7・2でそのLv4ハリケーンにヒット(通行料768G)。(*1) カッパさんは6500Gに達し、思わぬ方角から上がりチャンスを得ました。
 
(*1) この局面の検証
(1) 条件
 ・最大ダイス8のマップ(フライは、2-1、1-4、4-3、3-6、7-2、6-5、5-8、8-7の8通りしか出ない)
 ・3歩先が転送円、4歩先と9歩先に通行料同額の高額地

(2) ダイス3(転送円の目)が出る確率
 ・素ダイス: 1/8
 ・フライ使用: 1/8
 →転送円を回避できる確率はどちらも変わらない

(3) ダイス4か9(どちらもLv4高額地の目)が出る確率
 ・素ダイス: ダイス4は1/8、ダイス9は0・・・・・・合計1/8
 ・フライ使用: ダイス4は0、ダイス9は1/4・・・・・・合計1/4
 →フライを使ったときの方が高額地を踏む確率が2倍になる

よってこの局面限定ではフライよりも素ダイスの方が有利だったことになる。
(参照: 最大ダイス8のマップにおけるフライの出目)

これに対し、松岡は4連鎖Lv3→4アップ、Mineさんは最初のデモトレ発動(8体)、と追う動き。2位の松岡から見てカッパさんとは通行料で生じた約1周回分の差があり、それを詰めるためのプレーが必要です。私が用意していたそれは、23Rと27Rに引いて保持し続けているアポーツとリコールでした。即ち、
 (a) 城を通過しボーナス込みの城横ガスクラLvUP → リコールでゴール
 (b) リコールでボーナス込みの土地LvUP → アポーツでゴール
といういずれもミエミエの手ですが、メズマが切れている今なら充分狙える。問題となるのはMineさんのグラニットで、デモトレ発動後からグラニット再配置までの間だけリコールが通るわけです。よってMineさんのデモトレでグラニットがゴブリンになった今がチャンス。現在位置的には、カッパ、松岡両者とも城を通過したばかりで互角と言えます。

35R、世代さんは西地護符を45→80と買い足し、止まったカッパさんの風4連鎖Lv2ケンタウロスをギガンテリウムで攻め落とします。これをカッパさんはグースで受け(+400G)ダメージ軽減を図りますが、Mineさんにドレインを引き撃たれ-580G。 松岡は東火護符45→35と手放して資金確保し、4連鎖ソン=ギョウジャLv1→4と上げて、次の城ボーナス上げによる達成ラインまで到達しました。カッパさんは右周りで聖堂一歩手前、松岡は左周りで聖堂真上、この時点でもまだ城までの距離は互角です。

35R終了時点
      世代    カッパ   Mine    松岡
 手持ち     82    1372    2095     269
 総魔力   2002    5830    4047    6489
 主連鎖  西地4    西風3           東火4
 東護符                火10    火35
 西護符  地80    風47    地50
36R、世代さんがカッパさんの風3連鎖Lv4ワイバーン(691G)にハマり、4位惨敗濃厚に。 カッパさんはシャッターをドロー。これは松岡にとって厄介なカードで、そのままリコールを切られても痛いですが、持ち続けられるだけでも上記(a)(b)の上がり筋を封じられてしまいます。 その上カッパさんは松岡の上がり筋を絞るために、1枚44Gもする東火護符を36枚購入(松岡35枚)。これで松岡の城ボーナス額は低く抑えられ、しかもカッパさんの位置によってはレベル上げ自体も難しくなりました。

対する松岡はHWX引き。単純に足が速まるだけでも大きいですが、それだけでなく10マス先にはカッパさんの風Lv4ワイバーンがあり、高額地を落とせるチャンスです。 松岡の手札にはガスクラウド、ケットシー、ティアリングハロー、カッパさんはノーアイテム。一見ケットシー+ティアハロで万全かと思われる形ですが、L1ボタンで確認したところ、やはりワイバーンのSTが祠効果で35に下がっていました。 ではガスクラ+ティアハロで落とすかというと、手札にHW2とナイトフィーンドを持つカッパさんが松岡の火Lv4ソン=ギョウジャの2マス前にいるため、ここでガスクラウドを消費するわけにはいきません。 結局、30秒ギリギリまでマップ情報を確認してHWX保留。カッパさんが「・・・めざといッスねぇ」と残念そうに呟くのを聞きながら振ったダイスの目は6、内心あらびっくりガッツポーズ。次Rに城までちょうど10マスです。

次R、カッパさんはシャッターでHWXを切ることもなく、素ダイスで松岡の4連鎖Lv4ソン=ギョウジャを踏み、止むを得ずナイトフィーンド(ST120=20×4+ケツァル10+アレス20+支援10)で侵略するも、ソン=ギョウジャ+ガスクラウド+支援で逆に倒され、通行料768G発生。 Mineさんのグラニット再配置で再びリコール使用不可となりましたが、同時にカッパさんのシャッターやコラプションも無力化しました。 松岡はHWXで城真上まで進み、東離島4連鎖火ケットシーをLv1→5と一気上げ。38R、カッパさんがアポーツをドローしたものの、さすがに松岡の高額地上で使うわけにもいかず、松岡の城上アポーツでゲームセットとなりました。

結局、世代さんは得意の護符マップでまさかの惨敗4位。第9節3試合を-1ptで終えたことにより、 ついに2位FOX'さんの逆転を許しました。総合pt差は、残り3試合でわずか-0.4。 宇宙一リーグはかつてない激戦の中、最終節を迎えるのです。

 第9節終了時点
 1. FOX'    26.5pt 13- 5- 5- 4 (2-2-5)
 2. 世代交TAI  26.1pt  9-12- 4- 2 (9-2-1)

(3)コメント
松岡
 今日は正月早々のうえ1試合目が長かったせいで、試合前はあーきつい穴埋めんどくせ腹減った、とだらけまくっていたのですが、開始直前に世代さんが「この試合はカッパさん優勝、俺は2位でいいや」とか言ってるのを聞いて、俄然やる気が出ました。ウフフ、ナメンナヨ(はーと)

カッパ
 先制(ケツァルコアトル)がうまくハマりましたが、アレスまで出て来るのは想定外でした。

Max.M.Mine
 初手アンチマサプレで終了。アレス場で(ゴブリンを)8体置けた自分を誉めたい。

世代交TAI
 外に転送しすぎ。

(4)結果
灼熱地獄 ギルマン 38ラウンド 1時間20分
順位 セプター 魔力 付記
1 松岡 9773 穴埋
2 カッパ 7394 穴埋
3 Max.M.Mine 4184  
4 世代交TAI 1529 惨敗


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