ブック名: 当局公認本

このブックを手にしたあなた。ご愁傷様いやこんにちは。

ブックコンセプトは「バルダンに頼らざるを得ないブック」です。こういうと何か情けない感じですが、あの御方は充分拠点になりうる素晴らしいクリーチャーである、ということを再認識することになるでしょう。

まず、クリーチャーはどこかしら楽しげな12人しか入っていません。よって、慢性的なクリ不足になりがちですが、そんな時にはプロフェシーです。また、バルダンを4人引き終わったら、すぐにリバイバルダンしましょう。これでクリ不足は解決ですね。

戦略としては、パウダーイーターをばらまき、主な拠点はスペクターに任せ、バルダンで敵の高額領地をガシガシ落としましょう。えっ、始めと言ってることが違う？気にしない気にしない。バルダンの攻めパワーを実感させる武器として(武器がないとただの虫なので)、まずプリズムワンドを入れてあります。変身後の属性など誰も予想できないので、相手が何色で染めてようとも対処できます。守りにも使えるし。さらに、コロッサスやエグゼクターになった日には、STは110にもなります。スペクターでST110もあり得ますね。これは素晴らしい。それと、ティアリングハローです。無属性にならない確率は約4／5と高く、かなり強打が期待できます。さらに相手を倒すことを確実にするためにテンパランスも入っています。素のバルダンがST30以上になる確率も108／224とまあまああるので、強敵はこれで何とかしましょう。地形効果？そんなものは関係ない！

守りに関しては、カモフラージュが4枚入っていますし、シールドやプリズムワンドが(おそらく)機能するので、風の土地でなくとも意外に硬い(はず)です。マップ兵器(テンペストやマジックボルトなど)を撃たれた場合も、バルダンやスペクターはマップHPが多少減っても大勢に影響はないので、心おきなく放置しましょう。そのあとどこかに移動侵略し、再生っぽさをアピールすると悦に入れます。とにかく、素早くLv5スペクター(かLv5カモフラバルダン)を風の土地に作り、相手に恐怖と屈辱を与えつつバルダンで土地を奪っていきましょう。あとは、愛です。僕はこのブックでゼネス・ナジャランに快勝しました(トールの槌、40Ｒ、6209G／1150G／844G)ので、戦えないことはないと思います。では、ご健闘を祈ります。

バニシングレイ？知らんな。