さらにおいしくお茶を頂くために

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更新2008.2.27.


 おいしいお茶は私たちから離れるまで出来ることは、実は半分なのです。みなさまの手で、あとの半分をして頂いています。みなさまとの共同作業ですね。

 以下はいろいろな人からの聞いたお話です。もしご存知のことがありましたら、お聞かせください。
 
お水は?
 ご家庭の水道水で大丈夫です。

 日本のお水は、日本茶に合うお水が多いです。もし塩素を抜くのでしたら、一晩汲み置きをしたり、やかんに沸かして、沸騰してたとえばケトルが「ピー」といってからやや弱火にして、そのまま3分から5分沸騰させ続けると、かなり変わります。

 お茶の消費量の多い静岡市のお水は、お茶にあいますね。私の調べでは、横浜市、東京都の多摩水系の水道水に関しては、当方のお茶をおいしく頂けるようです。以前横浜市の昔からのお付き合いのある方に、当方の水を送ったのですが、あまり変わらないと言われました。
市販のミネラルウオーターは?
 もしミネラルウオーターを使うのでしたら、「南アルプスの・・・」をお薦めします。

 日本茶も紅茶も、良いものは硬度が低い軟水がよいと言われています。「硬度」とは、水とともに、カルシウムイオンやカリウムイオンといったミネラルが含まれている量で決まります。含まれている量が少ないと軟水。多いと硬水となります。お茶にはミネラル分の少ない、ミネラルウオーターがいいということになります。

 一般的に外国産は硬度が高く、向きません。国産でも「六甲の・・・」は、六甲山がカルシウムが多い山なので、硬度が高いようです。

 硬度はミネラルウオーターの裏表記に載っています。ちなみに「南アルプスの・・・」が30くらいです。
硬度の高い水ではどうなるの?
 渋みなど味が抑えられます。

 渋みが強いお茶は逆に硬度の高い水で飲むとまろやかになるかも。
ポットの湯は何度?
ポットの温度 90℃くらいに冷えています。

 沸騰した湯をポットに入れますと、ポット自体を温めるために10度くらい下がっています。
温度を冷ますには?
 茶器に入れると10度以上下がります。

 上のポットの90℃の湯を、冬場は、小さな茶器(100cc)に半分の高さ(30cc)入れると、茶器自体の冷たさのために、お湯が60℃まで下がります。一杯に入れても(80cc)70℃まで下がっています。

 一般的には、茶器に移すごとに10度さがると言われていますが、気温が低いときにはもっと下がりますのでご注意を。
温度の目安は?
 茶碗を持った感じと、湯気で判断できます。

 茶碗の厚さにもありますが、一般に底を触って5秒くらいで熱いと手を離すのが70度
ずっと持っていられるのが50度です。

 湯気がゆらゆらと横になびくのが70度です。

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