春野のお茶の特徴

更新:2004.2.7.

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春野といえば、おいしいお茶の産地。私たちの作るお茶をご紹介いたします。


目次

  1. お茶の環境 : 山の中腹でお茶をつくっています。
  2. お茶の種類 : 普通煎茶をつくっています。そのわけは?
  3. おいしいお話: 春野の煎茶のおいしい味わい方。
  4. お茶の生産 : 茶園の様子です。茶摘みの様子もご覧ください。
  5. お茶の製造 : お茶はこうしてつくられる。手揉みと機械揉みと比べてみました。
  6. お茶の販売 : 産地直送。地方発送承ります。
  7. お茶の効能 : 毎日6gのお茶を食べるといいですよ。
  8. お茶の未来 : 御意見いただけるとうれしいです。

    1.お茶の環境 :

    森林・・・新鮮な空気 

    山と虹 ちょうど雨上がりでにじがかかっていました。
    標高420m。自宅から東の写真です。ご覧のとおり山の中腹にあります。

     森林は清浄な空気を生み出します。これは無数にある木々の葉のおかげです。また、木や草の放出するフィトンチッドも浄化に役立っています。フィトンチッドとは植物や動物から放出され、他の生き物の生活に影響を洗える物質の総称です。森林では香りの成分として林内を浮遊しています。例えば、ヒノキの適度 な香りは、人間の疲労回復を早めます。
     こうした清浄な空気が春野のお茶を育みます。また、お茶は大量の空気で乾かしてつくります。空気が清浄なところのお茶が大事なのです。


    水・・・伏流水

    清流 煎茶を作るとき、1000gにつき300gの水を必要とします。私たちは山の恵みで生まれたての水でお茶を作っています。
     また、こうした水の源となる森林を守るのも私たちの仕事です。


    地形・・・朝霧と気温格差

    雲海(20k) 昔から朝霧のたつところは良質茶が出来るといわれてます。
     また、昼と夜、夏と冬の寒暖の差が味と香りのもとになります。
     特に冬の寒さは重要です。冬の間お茶の木の芽は、寒さに対抗して硬い冬芽をつくます。これを”休眠”と呼んでます。この眠りが深いほど良質のお茶になるのです。年中暖かいと”休眠”の期間がなく、良質な一番茶ができないのです。

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    2.お茶の種類

     普通煎茶をつくっています。日本茶には玉露、抹茶、煎茶、番茶、ほうじ茶などたくさんありますが、薬効が高く、甘みとコクがある、香り高い、なによりこの春野の大自然を一番取り込んでいるのは、普通煎茶です。

     親父の代は玉露もつくったこともあり、全国品評会で入賞したこともあります。その経験を生かして、最高級のお茶については煎茶ながら遮光して育てています。煎茶のよさを保ちつつ玉露に近い味になります。

     ここのお茶の特徴は、味が濃く、それでいてすっきりとした味わいであることです。ちまたでは味も香りもないお茶が一時期はやりました。それに比べて渋みと旨みのはっきりある、玄人好みのお茶といわれます。最近では味がある上にすっきりと飲めるということで、若い人にも親しまれてきたことが、たいへんうれしいことです。

     蒸しは中蒸しです。お茶は蒸し方で味が変わってきます。今の山のお茶を一番引き出すのは60〜80秒くらいだと考えています。これ以上蒸しますと、山のよさがなくなってしまうからです。

     ただし、もっとよさを引き出す方法があると思います。毎年毎年、いろいろ工夫してますので、見守っていただけると幸いです。

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    3.おいしいお話

     お茶は入れ方が命。みなさまのお力があってはじめておいしいお茶になります。

     お湯はなるべく良い水を沸騰させ、さらに2〜3分沸騰させた後、数分間そのままにしておくかあるいはマホービンにいれて、少々間をおきます。人数分の湯飲み茶碗に8分目ほどお湯を入れて冷まします。

     お茶の葉を急須に入れます。一人から三人までは大さじ1杯(5g)くらい。五人で大さじ2杯くらいが目安です。

     冷ましたお湯を急須に入れます。以下は湯温と待つ時間の目安です。

    種類

    特上のお茶

    上等なお茶

    普通のお茶

    湯温

    60℃

    70℃

    80℃

    お湯を急須に注いで待つ時間

    (茶葉が開くまで)

    60秒

    40秒

    30秒

     湯飲み茶碗に均等に濃淡のないようにまわし継ぎし、最後の一滴までお湯を絞り切りましょう。

     二煎目は一煎目よりやや熱いお湯を入れてから、くるっと急須を回してすぐ注ぎます。

     お茶の化学成分やうまみ成分・香りは、一煎目で70%以上、二煎目で90%前後溶け出します。話題のカテキンは三煎目でもかなりでてきます。あとは色付き水です。


     さらにおいしいおちゃの入れ方のコツ>>Go

     高級煎茶の玉露風味わい方

     一煎目・・急須に茶葉を入れ(一人から三人までは一律15g)、ぬるめ(50℃)のお湯を茶はひたひたに入れふたをし、約30秒くらいで最後の一滴まで注いでください。口を閉じるとそこに広がる、香りと甘みを静かにお楽しみください。

     二煎目・・一煎目と同じ分量のお湯を注ぎ、急須を手のひらにのせて、一回ほど軽く回してすぐに注いでください。香りと渋味をお楽しみください。

     ここで甘いものなど。

     三煎目・・少し熱め(70℃)のお湯をたっぷりと入れてすぐに注いでください。苦みをお楽しみあれ。

     甘・渋・苦、煎茶のもつ神秘な変化をぜひ一度お試しください。

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    4.お茶の生産

    お茶 お茶は、自然の中で育つために、天候や気候に左右されます。私たちはそのリズムに出来る限り合わせて、お手伝いできるとことはサポートしながらお茶を育てています。そこがまた難しくもあり楽しいところです。

     第一に、「飲んでおいしい」というお茶をめざしています。
    その上で、無農薬有機栽培を行っております。(逆ではありません)

     安全安心を常に気をつかっています。しかも春野の自然の空気の中で育ち、湧き水で製茶したお茶ですから、安心してお飲みください。

     私はさらに、無農薬有機栽培もめざしています。茶園は9年目になります。無農薬栽培は技術的には全く問題がないのですが、まだまだ課題がありまして、試行錯誤の毎年です。この試行錯誤は別のページで順次公開していきますね。

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    5.お茶の製造

     私は手揉みこそが製茶の基礎と考えます。というのも機械は手揉みの技を真似たに過ぎません。FAという全自動に近い工場がありますが、とはいっても温度と湿度と水分量しかセンサーがないのです。あとは計算でこうなってるんじゃないかと予測するだけです。したがって機械任せの工場などそれなりのお茶にしかなりません。

     手揉みをしますとお茶をはじめからおわりまで、その感触を覚えながら、一対一の対話が出来ます。その感触を覚えて、機械にさせると機械でもいいお茶が揉めるのです。

     手揉みと機械揉みと比べてみました

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    6.お茶の販売

     私の親父が、産直を始めて32年になります。当時は、通販ということさえ始まったばかりでした。

     産地直送。地方発送承ります

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    7.お茶の効能

     老化や病気の原因はいろいろありますが、主な原因の一つは活性酸素にあるでしょう。活性酸素は体内で何にでもくっついたり、腐らせたりするため、細胞を傷付けたり老化させたりします。お茶にはこれに対抗する物質(抗酸化物質という)である、ビタミンやカテキンが多く含まれています。今風の食事やストレスを感じやすい生活スタイルは、活性酸素を生み出しやすい環境です。体はそれに対抗するため、余計なエネルギーを使っているのです。そうした、正常に維持しようという体の機能が、オーバー・フローすると過剰反応やら異常反応やらで、アレルギーやら病気になるのです。お茶の成分はそうした体の機能の代わりに戦ってくれます。さらに、老化のスピードより再生のスピードが速くなれば、つまりは若返るという事。若い体を保ってください。

     でも、お茶を飲んでるからって、酸化した油の食品(乾き物とか)をばんばん食べていけば、ばんばん相殺されますからね。

     暑い季節こそ熱いお茶を。お茶はさっぱりしていて、頭すっきり、体は癒され、体を冷やすので涼しいし、ノンカロリーで、たくさん飲まないので水太りしない。さらに、食中毒予防とビタミンやミネラル補給にもなる。だから夏こそ熱い緑茶を。

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    8.お茶の未来

     これからの課題は。

    ・香り高い茶−−−>最近アロマセラピーといって香りで心身をリフレッシュしたり、香りを楽しんだりする人が増えています。香水もほのかに香る自然な香りに人気があるとか。一方、お茶の香りも昔より品種や肥料のかげんでしょうか、減っているといわれています。そこで、香りのよいお茶作りを目指します。

    ・薬効の高いお茶−−−>お茶は昔から仙薬として珍重されてきました。しかし、今の栽培体系は収量と飲んだときの不自然な甘さ(アミノ酸含量)の追求にあります。そのために切り捨てられてきた部分が、硝酸塩や地下水や農薬の問題になって現れています。年々膨れ上がる医療費に比べても、お茶は重要なポジションにあるでしょう。副作用の問題や予防医学の観点からも(本来病人を出さないのが医者の役目ですよね)、お茶は優れているのですから、それに対応したお茶作りを目指します。

    ・ほっと一息−−−>最近では面倒だから、茶殻が出るからと敬遠されがちなお茶です。しかし、お茶本来の味と香りを楽しむなら、急須で出すのが一番ですね。私たちはそうした時間的ぜいたく、心の余裕を提案いたします。そこでたとえ時間がかかっても飲みたくなるようなお茶を目指します。

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