渡辺さん!はじめまして!!
ここのページの音楽談義が面白くて、週に1〜2回はロムらせて頂いてます。レコメンド等もほぼ読み尽くしたと思います。娘がラルクに、はまってから7年…ラル音堪能してきました。「38才〜」に充分該当する♀です(世間ではおばさんともいう)
実は先日ラジオの「hydeアコースティックライブ」に娘が当たり連れて行ってもらいました。ラルクのライブにも行った事ないのに〜〜若い「ハイド命」のお嬢さんたちがハズレて(当選確率1/200)打ちひしがれて泣いているのに私みたいな者が〜〜と悩みつつも「ROENTGEN」聴いてたら「生声聴きて〜!」ってことで…。
場所は神戸のフロインドリーブ《老舗のパン屋さんが震災後、古い教会を買い取ってカフェにした》で、会場の大きさは教室をひと回り大きくしたくらい。天井は高いもののパイプオルガンがあるわけでもなく、壁も厚いようにも見えないし音響という点ではどうだったのでしょう。ただ、雰囲気は抜群でしたよ。観衆はスタッフ含めても150人ほど。
で、どうだったかと言うと「hydeさん、いい人でした〜」…って音楽的見地で語れよ!とブーイング来そうですが、間近で芸能人見たのは、フィンガー5(空港で)以来なのでちょっとおつき合い下さい。
劇的に登場するのかと思ったら、あっさりスタスタ出てきましたね。小柄な方で、ノーメイクで普段着、ノーサングラスでした。チョコンと椅子に座ってDJのお姉さんと対談。それが、ほんわかムードで誠実な語り口、何とも優しい感じ。「ラルクのハイド」と言えばステージで「オラオラ」言ってるイメージが強かったので意外でしたね。しかもただ座っているだけなのにオーラみたいなもの発してましたよ!
一曲目は「evergreen」、いよいよだと思うと耳が緊張してうまく聴き取れない(^_^;) ウィスパーヴォイスなのか、hydeさんも緊張しているのか、最初はやたらピアノの音ばかり…ピアノといえば富樫さん。富樫さんは伴奏者ではありませんでした。hydeさんの呼吸を見つつもグイグイと自分の音楽を奏でてました(笑) チェロの富永さん?もタンタンと無表情に弾いていて、これまた曲者!(hydeさんの周りは金子先生といい、曲者が多くて楽しいですね)漸く甘い空気が頬を掠めたかと思ったらオシマイ〜アララ〜
二曲目は「angel's tale」、日本語のジャスver. 富樫さんのピアノも素晴らしかったけど、hydeさんの低音が響いて心地よい。「Wind of Gold」でラルクの虜になった私としては、たまらない曲です。でもこの曲、歌うにはとても難しいだろうな〜とか思いつつも音に身を委ねていく。イメージとしては、「風の谷のナウシカ」で「オーム」の触角が伸びてきて包まれる感じかしら〜
「人前で歌えることが最近ホントに幸せだと感じます」とか、曲間毎に「楽しんでますか?」と心配げに聞くhydeさん。みんな放心状態で反応鈍いからね(^o^)
三曲目は「THE CAPE OF STORMS」、hydeさんの声は核の部分に熱いものがあるんだけど、それが放射線状に波紋のように広がって、ちょうど心地よい暖かさで私たちに届きますね。押し寄せる波ですっかり空気の色や温度まで変化してしまっている。
四曲目は「SHALLOW SLEEP」、この曲シングルで聴いた時はそれほどでもなかったけど、アルバムとして聴くと違和感があります。何故ってドラムが歌ってない(ーー;)。これ偏見でしょうか? でも今回はドラムないし…最後の曲ということもあり圧巻でした。鳥肌もの!! hydeさんの集中力がすごいのかオーラがさっきの10倍位にUP。
たった四曲だったけど、しっかりhyde's worldを堪能できました。でも、そこに居たのは「ラルクのハイド」ではなくて「ROENTGEN」をつくった素に近いhydeさんでした。いずれにせよ、凄いヴォーカリストには違いないですね。だけど、この後遺症でCD暫く聴けませんでした(こんなんじゃねぇ〜!)
初めてなのにこんなにダラダラとすみません。