新 台湾大感謝祭4日間(基本ホテルプラン)〔2017年5月17日~5月20日〕

 HA社の台湾おひとり様参加限定ツアー〔総勢28名、現地ガイドのみ〕に参加した。関西空港集合。13時10分出発。約1830Km、機内で入国申請書を書き、約三時間後、特攻隊が出撃したという台北国際(松山)空港ターミナル2へ到着、現地ガイドさんと合流してほっとしたヽ(^o^)丿。一日目は16時過ぎより、台北市内観光開始。まず、中国国民党政府の故蒋介石(89歳没)を記念して建てられた『中正記念堂』や総統府等を見学した。夕食は上海料理(ディンタイフン)で「たれと生姜で味わう小籠包」を堪能。その後、『士林観光夜市』を散策する。二日目は奇岩景観『クレオパトラの横顔等…』で有名な野柳風景区へ、昼食は海鮮料理、午後『淡水老街観光(何と、30分間防空演習に参加…)』『北投温泉観光』を終え、夜はオプションの『台湾料理の夕食と台北101展望台入場観光』に参加。三日目、午前は世界四大博物館のひとつ『国立故宮博物館』『忠列祠』を見学。昼食はタンツー麺を食べて、午後は天燈上げで有名な『十分観光』、平渓線に乗車し千と千尋で有名になっている『九份観光』。四日目は午前中自由時間。私は台湾で最も有名な寺院『龍山寺』と『青山宮』を参拝する。午後は宋代清水祖師を祀っている『清水祖師廟』や日本統治時代の面影が残る『三角涌老街』を見学して、陶磁器の里『鶯歌老街』を散策して空港へ。三泊四日の短い台湾観光でしたが、見所一杯の充実した内容でした。

*誤記、記載事項や不都合写真や内容などございましたら修正、削除しますので、ご連絡の程、宜しくお願いします。

中華民国(台湾=民主共和国)について
 
面積は約3600㎢(日本の九州位)、時差は1時間遅れです。人口は日本の約1╱5=約2400万…)、首都は台北(日本政府は中国に配慮して国家として認めていない)で、宗教は仏教・道教・キリスト教等だそうです。日清戦争(1895年4月下関条約)以降、約半世紀にわたり日本とのご縁(統治)により、日本の面影の残る施設が多く目に留まりました。また、年配者は日本語が喋れる人が多いそうです。通貨は台湾元(ユェン)、ニューワンドル圓でも表記されています。為替レイトは1元=約4円、表示額の約4倍が日本円となります。


表:出発前 裏:BR-131

表:台北空港?裏:荷受

表:テント?裏:女学校?

表:101 裏:?

ワンテルホテル

   各画像にマウスを当てるともう一枚画像が見れます。

日程

 朝、11時10分関西国際空港第一ターミナル4階出発ロビーでHA社担当者よりeチケットを受領。HA社とはこれで終り。エバー航空カウンターでチックイン。北出発口より入り保安検査を受けて出国審査を受けて北ウイングシャトルで中間駅下車。飛行機を待つ間、関空内の無料WiFiを利用する(今回はホテルと台北空港で無料でスマホを使ったが、台北空港で手続きをすれば台湾国内何処でも無料で使える…と、帰る時に同行者より聞きました…(-_-;)…)。エバー航空BR-0131便に搭乗し、15時55分入国審査を終えて荷物を受取り出口で現地ガイドさんの出迎えを受けました!(^^)!。

平成29年5月17日(水)晴れ→台北市内観光:総督府→中正記念堂→夕食(ディンタイフン)→士林夜市散策
 
1)台北市内観光
  16時過ぎからの観光、現地ガイドのカーさん?より台湾での注意事項(市内全域禁煙等)を聞きながら市内観光。そして、中国国民党政府の故蒋介石を記念し1980年に建てられた、高さ70mの青い8角形瓦屋根が目立つ中正記念堂を見学。正面基台の階段は89段で故蒋介石の享年だそうです。蒋介石座像の前で衛兵の交代式が行われているそうですが見ることは出来ませんでした。夕食は、たれと生姜で味わう、小籠包を頂き、ほろ酔い気分で士林夜市市場を散策した。飛行機で隣り合わせとなった『Iさん』とご一緒させて頂き、仏道(西本願寺)のご縁を感じました。


総統府
(車窓撮影)
統治時代建設
バロック様式5階建。 


中正記念堂
西側

内部

表:中正記念堂 裏:西側面より庭園を写す(結婚写真撮影スポット)

表:中正記念堂西側上部 裏:内部(衛兵の交代式実施場所)

表:大忠門 裏:記念堂内
蒋介石は、孫文(*)の後継者として三民主義を唱えた。

『民族による団結を主張する民族主義』『人民が共同の権利を有し、政治を管理する民主主義』『人民の経堂財源の所有を約束する民主主義』
(*)
神戸舞子明石大橋のふもとに『孫文記念館=移情閣(重要文化財)』があります。孫文は日本を重要な足場にして革命を進め、日本を第二の故郷とまで言っていたそうです。

表:蒋介石座像 裏:天場

 上海料理(夕食)
←士林夜市市場
  表:市場入口 裏:フライドチキン(豪大大拝骨=人気店)

平成29年5月18日(木)晴れ→野柳風景区→淡水観光→北投温泉観光

 
朝7時50分ホテルを出発、波の浸食で出来た奇岩海岸、野柳風景区を見学後、早めの海鮮料理の昼食をいただく。その後、台湾のヴェネチアと言われる淡水湖畔へ。何と、サイレンが鳴り『防空演習=13時半~14時』に参加する。観光客は対象外~とガイドさんの曖昧なお話もあり14時集合で淡水老街散策を始めた。試食をしながら老街店を見て、道教寺院を参拝。その後、駅前広場で車椅子の方が演奏する草笛に誘われ、淡水駅構内に入ったら14時まで構内に立ち止まるよう指示を受ける。パスポートを見せたが駄目だった(>_<)。電車も車も停止…。しかし、構内で中国のミニチァパンダ電車を見つけてゲット(90元╱台)。孫の喜ぶ顔が浮かんできた!(^^)!。

2)野柳風景区、淡水観光


クレオパトラの横顔

奇岩

野柳風景区散策中

表:淡水駅 裏:構内改札口

表:規制中 裏:パンダ電車
 
表:構内から写す 裏:寺院

表:美観園 裏:海鮮料理 

淡水老街店 

淡水老街散策(台湾のヴェネチア…)

3)北投温泉観光〔地熱谷→北投温泉博物館→足浴公園〕

 
清代末期にドイツ人によって発見された『新北投温泉』を観光した。日本統治時代温泉好きな日本人がここに温泉旅館を建設して発展したそうです。今では日本の『加賀屋』ホテルもありました。
 何と近くには、防空壕入口もありました。
 

   北投温泉博物館・地熱谷・足浴温泉←左の文字をクリックして下さい。

4)台湾料理の夕食と台北101展望台入場観光(オプション)。

  参加者は半数以下の一テーブル分だけでしたが、皆さん和やかにうちとけて、写真を撮り合い愉しい食事となりました。台湾料理は美味しかったですが、量が多くて食べきれませんでした(-_-;)。台北101ビルは、耐震設計構造(風力17、風速60m╱秒以上の強風にも耐えられる)であり、東芝製の展望台専用超高速(1,010m╱分速)エレベーターも乗り心地は良かったです。方向は間違っているかも知れませんが展望台からの夜景は素晴らしかったです。91Fの屋外展望台(不定期解放)にも上がれましたので写真を撮りました。びっくりしたのは、展望台チケット入口で写真を撮られ、89Fで写真が購入出来るようになっていますが、何と、その私の画像がスクリーンに映し出されていました。今回の台湾旅行、故宮博物館館内も寺院内も全て(軍事施設とフラッシュ撮影は不可)写真撮影はOKでした。最近のカメラはVサインの手から指紋を抜き取ることが出来る…とか。Vサインは爪側をカメラに向けてする必要があるようです。注意しましょう!。


外観
総高:508m 

顔写真
何と、入口で撮影された
写真が台湾国土を作り
リアルタイムで表示。 

表:台湾料理店(阿実飯店?)裏:料理写真
 
表:展望台チケット売場 裏:89F室内展望台
 
表:耐震構造物 裏:5F? 
 
高価装飾ショッピング品…

表:北方向夜景 裏:西方向夜景 

表:東方向夜景 裏:南西方向夜景 

南方向夜景?

平成29年5月19日(金)曇り一時雨→午前中は忠列祠・故宮博物館→午後は十分観光・九份観光

   故宮博物院・忠列祠・十分観光・九份観光←左の文字をクリックして下さい。

平成29年5月20日(土)晴れ→午前中は龍山寺、青山宮を参拝→午後は山峡観光→鶯歌観光→台北空港。

 朝、早く目が覚めた。台湾のテレビは110チャンネルある様で75チャンネルが日本語放送をしていた。仏教チャンネルがありびっくりしました。午前中は自由行動。ホテルでのんびりする人もいたが、私は早めに朝食を頂き、一人で台湾で最も有名な『龍山寺=本尊は聖観世音菩薩』と近くの『青山宮=霊安尊王』を参拝した。ホテルから歩いて行けるところに、MRT阪南線(ブルー車両)の『西門』が有ったので乗車し次駅の『龍山寺』(20元)で下車。初めての地下鉄乗車、切符売り場はポタンを押せば日本語表示に切り替わり助かりました。切符(円いコインの様なプラスチック製)は再利用で改札口で接触させ、出るときは投入する。西門は日本の渋谷・原宿みたいなところだそうです。駅前横に日本の統治時代初期に建てられた『紅楼』がありましたが素通りした(>_<)。龍山寺駅より徒歩3分のところに『龍山寺』はありました。行く途中、中国将棋を楽しんでいる人々を見た。急いで、参拝して汗びっしょり!。ホテルに帰り、シャワーを浴びて着替えて、チックアウト。午後の観光に向かう。行く途中、1895年6月7日早朝、日本軍は日清戦争の結果日本に割譲された台湾を接収する為、この北門(承恩門)より無血入場したようですが、たまたま車窓より見ることが出来ました。


    表:大乗仏教の教え? 裏:朝食

表:西門 裏:西門紅楼 

 表:券売機 裏:改札口

 表:電車 裏:電車内

表:北門 裏:将棋指し


   龍山寺・青山宮・清水祖師廟・民権老街、鶯歌老街左の文字をクリックして下さい。


旅行後記
1)台湾各地で実施日が違うようですが、1回╱年『防空演習』を実施しているそうです。5月18日、13時半から30分間、淡水駅近くで遭遇、交通機関は全てストップして各建物内に避難。私達観光客も足止めされました。自国防衛意識が高く、台湾も韓国同様、一年間の徴兵制があり身体検査を受け軍隊入隊、これを終えてから市民になれるのだとか…。びっくりしました。
2)日本文化の面影に触れて、台湾が好きになりました。同伴者の方は、既に数回訪問されている方が多く、台湾に魅せられておられるようでした。私も、近くですし、是非、もう一度行きたいと思っています。
3)高齢女性
同伴者の想い出に残るお話…。
  ・お元気なMさん(82歳?)に長寿の秘訣をお聞きした。
   ①野菜から食べる。 ②規則正しい生活をする。 ③外から帰ったら手を洗いうがいをする。 ④周りと関係を持ち続ける。⑤リンパの流れを良くする・・・。
   12年後も海外旅行出来るように私も頑張ろう!。
  ・台湾に魅せられ何回も観光している神戸灘区の『O さん』、もう写真撮っても見る者も少ないし処分に困るから撮らないことにする…(>_<)。
   何と、パソコンは操作出来るので、帰る便の飛行機を見て、『こんな飛行機初めて乗る、珍しいので写真撮っといて・・・HP見るので…』と。
   依頼を受けパチリ↓。



定年退職後の変化の少ない日々を過ごしていますが、台湾の名勝や同伴者の皆さんよりパワーを頂き、お陰様で愉しい台湾旅行を終えることが出来ました。感謝・感謝です。


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