カルドセプトFAQ
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カルドセプトセカンドで登場したリプレイ機能は、試合分析やレポート作成など、競技としてのカルドセプトを行う上で非常に便利な機能です。ネット対戦やリプレイ機能の功績により、個人の対戦環境に依存したセプター間の経験差は限りなく埋まり、全国のセプターレベルの飛躍的な伸長をも果たしました。 しかし、この大変重宝な存在にも困った点があります。ひとつは周知の通り、護符絡みのバグ問題(サポートの「リプレイデータの再生における異常について」を参照のこと)。そしてもうひとつはデータ保管上の諸問題でしょう。
1. コストの問題
2. データ破損の問題
3. ファイルネームの問題 つまり、多くのセプターのメモリ内には CULDCEPT2S00 付近の名前が高確率で存在することになり、例えば CULDCEPT2S01 と名前のついたリプレイデータAが存在するメモリに対して、同じ CULDCEPT2S01 と名前のついた別のリプレイデータBをコピーするためには、
(1) カルドセプトセカンドのスタートメニューから「ホームページ」を選択。 という手順を踏まねばならず、複数のファイルを渡したい場合などは時間がかかる上、手順(4)で誤って「はい」を選んで上書きコピーしてしまう危険性もあり、非常に不便です。 このように、何かと扱いが難しいリプレイデータでありますが、ここでひとつの解決策を紹介したいと思います。
Nexus 4meg (DCネクサス4M) Nexus 4meg は秋葉原と福岡のツールショップ「GAMES'ARK」で購入できます(通信販売も可)。価格は3,480円(税別)で、パソコン接続用ケーブルとソフト付き。 このソフト(DC Linker)は日本語対応されていないため、使うのが難しそうであれば、神野遊夢氏のWebページ「VMS Tools」で公開されているフリーウェア「VMS Linker」(Nexus 16meg は非対応)を試してみると良いでしょう。ここではVMS Linkerを使ったリプレイデータの整理方法を説明いたします。
1. VMS Linker のインストール (2)インストール完了後、プログラム本体のVmsLink.exeを実行して起動することを確認します。
2. 機器の接続 (2)Nexus上部に付属ケーブルを接続します。接続口が小さくしかも緩いため、端子ピンを折らないよう注意。 (3)付属ケーブルのもう一方をWindowsパソコンのプリンタポートに接続します。
3. データコピー (通常のメモリ→Nexus 4meg) (2)ゲームディスク無しでドリームキャストを立ち上げるか、ゲーム起動後コントローラのA+B+X+Y+スタートボタンを同時に押してシステム画面を呼び出し、画面右上の「ファイル」を選択します。 (3)リネームやエクスポートしたいデータを通常のメモリからNexus 4meg へコピーします。Nexus 4meg は純正の4Xメモリと異なり、側面にページ切替スイッチがついているので、誤ってコピー中にページを切り替えないよう注意してください。 注1: Nexus 4meg は自身の電源を持たないため、パソコン側からNexus 4meg を操作する時も 「パソコン〜Nexus〜コントローラ〜ドリームキャスト」と繋がった状態でドリームキャストの電源を入れたままにしておく必要があります。
4. リネーム (2)「ファイル(F)−開く(O)−Nexus(N)」で、Nexus内のファイルがページ0〜ページ3のページ毎に表示されます。 注2: ここでNexus 4meg への接続がうまく行かなかった場合は、もう一度readme.htmをよく読んだ上で VMS Linker の「ツール(T)−オプション(O)」からパラレルポートのI/Oアドレスや通信ディレイの変更などを試行してみましょう。 (3)ファイルを選択した状態からファイル名を右クリックし、名前の変更(N)。ファイル名の変更可能状態になるので、12文字のファイル名の末尾2桁を任意の英数2文字に変更します。この際、複数のファイル名がそれぞれ重複しないようにします。 また、頭10桁の"CULDCEPT2S"を書き換えるとカルドセプトセカンドのソフトからリプレイデータとして認識できなくなるため、末尾2桁以外を変更してはいけません。 リネームの一例: CULDCEPTS00 → CULDCEPTS1a
5. エクスポート (Nexus 4meg→パソコン) (2)「ファイル(F)−開く(O)−Nexus(N)」で、Nexus内のファイルがページ0〜ページ3のページ毎に表示されます。 (3)Nexus 4meg のエクスポートしたいファイルを選択して、「ファイル(F)−エクスポート(E)−DCIファイル(I)」でファイルを保存する場所を指定し、Nexus 4meg からパソコンのHDDにコピーします。
6. インポート (パソコン→Nexus 4meg) (2)「ファイル(F)−開く(O)−Nexus(N)」で、Nexus内のファイルがページ0〜ページ3のページ毎に表示されます。 (3)Nexus 4meg のインポート先のページを選択して、「ファイル(F)−インポート(I)−DCIファイル(I)」でインポートしたいファイルを指定し、パソコンのHDDからNexus 4meg にコピーします。
7. データコピー (Nexus 4meg→通常のメモリ)
8. リプレイの動作確認
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