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セプターズカップ2001本選大会

ズト氏のレポート


対戦者は ぽーかーふぇいす氏(以下、ぽ氏)、破壊的セプター氏(以下、破壊氏)、不破さん氏(以下、不破氏)の4人対戦。ぽ氏は手の内もよく知っているが、破壊氏は「宇宙一リーグ」参加者、不破氏に至っては全く知らない。 大会ルール上、「テンペスト」は使用しにくいだろうと判断し、特にテンペスト対策なしのブックを選択した。敗戦した今でもブック相性はよかったと思っている。ただ、頭の中で組んだだけでテストプレイをする時間がとれなかった結果、本選でプレイ選択ミスを繰り返すことになった。

[序盤]
初手に「パーミッション」「リンカネーション」があり、クリーチャーなしの状態。パーミッションを使用し、次ターンにリンカネーションの予定だったが、いきなり「ハウント」を破壊氏から食らう。 「私に撃つと次ターン必ずドレインされますよ。撃たなければリンカネします」と口ハウントしてみたが、無駄だった。コンピュータは破壊氏からドレイン後、「ドリアード」を配置できない風土地に向かい、おまけに「グレムリン」に戦闘を挑む始末。

手札の状態が悪く、リンカネーションも2枚あるが、破壊氏の手札に「スワップスペル」があるために使用できない。2枚目のスワップを引いてきてチャンスと思いきや生贄に利用されて再度1枚になった。そうこうするうちに、ついにリンカネーション3カード完成。 破壊氏が ぽ氏にスワップするのを見てやっとリンカネーションと思いきや、パーミッションを引いてくる。ひとまず使用し、「サンドマン」で東の「アルマジロ」を倒す。

破壊氏の手札には「ドレインマジック」「ヘイスト」「マジックダイス」等。手持ち魔力が100Gしかないため、喉から手が出るほど魔力が欲しいはずであった。しかし、スペルは何も使用せず、私が次ラウンド以後に帰ってくるのを待つことにしたようだ。 そして、次のターンにリンカネ後、城に丁度止まるダイスが出て、水土地のサンドマンを強引に地形変化する。それでも、破壊氏からドレインマジックを食らう。(対策で「バリアー」入れたのにっ)

[中盤]
リンカネ後引いてきたバリアーをかけて護符買いに行こうとすると、不破氏が1歩先の風土地「ドラゴノイド」を「ランドプロテクト」なしでレベル3(通行料192)に上げる。(くっ、全く何て余計なことを)この不破氏の行動だけは最後まで読めず、この1アクションで私の思考が狂わされることになる。 そのまま周ってもよかったのだが、引いてきたのはバリアー。ここで、「あそこで1が出なければ....」というフレーズが頭の中でリフレイン。聖堂までの距離は10歩。フライを使用しても聖堂前で止まるだろうと思いきや出目はなんと14。(おいーっ) 護符を買うのを止めようかとも思ったが、地土地の護符を61購入。(コラプ撃たないで、ぽーかーさん。共存しましょうよ。)しかし、ぽ氏が破壊氏からスワップでもらったコラプションを撃ってきた。(交渉すればよかった)

南の「ミルメコレオ」の土地を手放し、手持ち魔力が少ない状態での周回となる。敵領地に再度止まり、西のアルマジロの土地を手放す。最後の東砦には破壊氏の「ヒドラ」の高額土地が今か今かと待ち構えている。 ここで、手持ち魔力は少なかったが、手札十分の破壊氏にスワップを撃つ。ヒドラの高額土地は何とか回避したが、不破氏に東のサンドマン土地を落とされる。スワップでもらったハウントを破壊氏に撃つと、南のドリアード土地がヒドラに落とされるといった具合で、とうとう土地0の状態になってしまった。(トホホ)

[終盤]
かなり苦しくなった私はさらに護符を買い、ぽ氏のレベル上げで総魔力を上げて2位狙いしかできない。無属性の土地にクリーチャーを配置しては地形変化を繰り返し、地土地は2連鎖。ぽ氏も高額土地を「ワイルドグロース」と協力プレイで地土地の護符が上がり、何とか2位争いをできるところまでは回復。

ぽ氏の総魔力が4000を超えたところでは協力を一時中断してゴールをさせないために、ぽ氏にコラプションを撃つ。ダメージは450Gで、一時凌ぎにすぎない。そして、ぽ氏がヘイストがかかってパーミッション所持の状態。次のターンで終わることがほぼ確定しているところで、私は丁度祠に止まるダイスが出た。 裏切りを期待して祠に止まるも風属性クリーチャーの体力20%回復。(がっくし)

不破氏の手札には「アンサモン」があったが、逆転を狙うためランプロなしで城横のアルマジロをレベル4まで増資。後はマジックダイス状態の破壊氏が6を出し、誘拐に失敗すれば逆転であったが、出目は5。敗者復活の可能性も完全に閉ざされた。


第2回全国大会 ??ラウンド
順位 セプター 魔力 枯渇
1 ぽーかーふぇいす 5955  
2 破壊的セプター 3705  
3 ズト 3601  
4 不破さん 2654  


[感想]
「レベル3の土地にびびってバリアーを解除したこと」と「コラプション所持を承知の上で護符買ったこと」が反省点。 「護符で勝っても負けても自分的には楽しいものではないな」と感じながらも、結局選択してしまった本選ブック。護符中毒から初心に帰ってクリチャー主体のブックで戦いたいものである。決勝で投入予定だったベヒブックが披露できなかったのも残念だった。

しかし、大会に参加できただけでも幸運だったし、全国のセプター達との出会いは楽しかった。大会関係者及びOFF会幹事の方々には深く感謝。



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